JP6232579B2 - モータ駆動装置 - Google Patents
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そこで、一定区間の平均電流値を検出するΣΔ方式の電流検出器などを用い、前記区間とキャリア信号の半周期である山谷の時間とを一致させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図1は、本願発明に記載のモータ駆動装置の主要部ブロック図であり、キャリア信号11を出力するキャリア信号発生器1と、キャリア信号11から電流検出トリガ信号12を出力する電流検出タイミング発生器2と、電流検出トリガ信号12が入力されたときの電流サンプリング値13を出力する電流検出器3と、キャリア信号11から電流制御トリガ信号14を出力する電流制御タイミング発生器4と、電流制御トリガ信号14が入力されたときに電流サンプリング値13から電圧指令15を出力する電流制御器5と、キャリア信号11と電圧指令15からPWM信号16を出力するPWM制御器6を備えている。
次に、本願発明における電流検出と電流制御のタイミングについて図3を用いて説明する。電流制御トリガ信号と電流検出トリガ信号、および電流検出区間の設定は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と異なる点のみ説明する。実施の形態1と異なるのは、電流制御器5で使用される電流検出値の計算方法のみである。実施の形態1ではU相、V相、W相の各相の何れか1相でもスイッチングが発生すれば、そのスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が含まれる電流検出区間の電流サンプリング値を除外して電流検出値を計算している。これに対し、実施の形態2では、U相、V相、W相の何れか2相のスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算する。図3の電流検出区間T1〜T8においては、V相とW相のスイッチングおよびスイッチングノイズの残存時間が電流検出区間T5で重なっている。そこで、電流検出区間T1、T2、T3、T4、T6、T7、T8の電流サンプリング値13であるI1、I2、I3、I4、I6、I7、I8の平均値を電流検出値とし、電流制御で使用する。2相のスイッチングが重なった場合、1相のスイッチングに対してより大きなエネルギーを持つノイズが電流に重畳することになる。1相のスイッチングによる電流検出誤差では電流制御にほとんど影響のないレベルであっても、2相のスイッチングによる電流検出誤差は電流制御に影響が発生する場合に有効である。これにより、電流検出区間を長くとることが可能となり、電流リプルの影響をさらに小さくでき、電流検出分解能をさらに高くできる。
次に、本願発明における電流検出と電流制御のタイミングについて図4を用いて説明する。電流制御トリガ信号と電流検出トリガ信号、および電流検出区間の設定は実施の形態1および実施の形態2と同様であり、実施の形態2と異なる点のみ説明する。実施の形態2と異なるのは、電流制御器5で使用される電流検出値の計算方法のみである。実施の形態2ではU相、V相、W相の何れか2相のスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算している。これに対し、実施の形態3では、U相、V相、W相の3相全てのスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算する。図4の電流検出区間T1〜T8においては、U相とV相およびW相のスイッチングおよびスイッチングノイズの残存時間が電流検出区間T6で重なっている。そこで、電流検出区間T1、T2、T3、T4、T5、T7、T8の電流サンプリング値13であるI1、I2、I3、I4、I5、I7、I8の平均値を電流検出値とし、電流制御で使用する。
2 :電流検出タイミング発生器
3 :電流検出器
4 :電流制御タイミング発生器
5 :電流制御器
6 :PWM制御器
11 :キャリア信号
12 :電流検出トリガ信号
13 :電流サンプリング値
14 :電流制御トリガ信号
15 :電圧指令
16 :PWM信号
Claims (2)
- モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有するモータ駆動装置において、
キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、
前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、
一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、
前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、
前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、
前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、
電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの何れか2相におけるスイッチングおよびスイッチングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とすることを特徴としたモータ駆動装置。 - モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有するモータ駆動装置において、
キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、
前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、
一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、
前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、
前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、
前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、
電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの3相全てのスイッチングおよびスイッチ
ングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とすることを特徴としたモータ駆動装置。
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JP2013131362A JP6232579B2 (ja) | 2013-06-24 | 2013-06-24 | モータ駆動装置 |
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JP2013131362A JP6232579B2 (ja) | 2013-06-24 | 2013-06-24 | モータ駆動装置 |
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- 2013-06-24 JP JP2013131362A patent/JP6232579B2/ja active Active
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