JP6232579B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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本発明は、電流フィードバック制御機能を有するモータ駆動装置に関する。
一般に、電流制御では、モータの3相電流を検出し、それを電流指令値に追従させるように3相の電圧指令を作成し、複数個の半導体スイッチからなるインバータに出力し、インバータでは供給される直流電圧を複数個の半導体スイッチのON/OFFの組み合わせにより、所望の3相交流電圧をモータに印加している。
複数個の半導体スイッチにより直流電圧から3相交流電圧を生み出す方式であるPWM制御は、キャリア信号と電圧指令値により半導体スイッチのON/OFF信号を出力し、モータの線間にパルス状の電圧を印加するものである。そのパルス幅を半導体スイッチのON/OFFで制御することで、モータに印加する実効電圧値を正弦波状にすることができる。
このPWM方式を用いた電流制御では、半導体スイッチのスイッチングノイズが電流に重畳すること、また、モータの線間にパルス状の電圧を印加するため、モータの電気的時定数に対してキャリア周波数が十分に高くないと電流リプルが発生することにより、正確な電流検出値が得られず、電流制御に悪影響を与えることが課題である。
そこで、一定区間の平均電流値を検出するΣΔ方式の電流検出器などを用い、前記区間とキャリア信号の半周期である山谷の時間とを一致させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法は、電流リプル周期であるキャリア信号の半周期の区間の平均電流値を検出することで、電流検出値における電流リプル成分を小さくすることができるとしている。
特開2010−252595号公報
しかしながら、上述した技術では、スイッチングノイズが電流に重畳した際の影響を完全に除去できず、正確な電流検出値が得られないという問題がある。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、電流リプル成分が小さく、スイッチングノイズの影響を受けない電流検出値が得られ、振動の発生を抑制できるモータ駆動装置を提供することを目的とする。
本願発明に記載のモータ駆動装置は、モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有し、キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの各相におけるスイッチングおよびスイッチングノイズ残存期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とする。
また、本願発明に記載のモータ駆動装置は、モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有し、キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの何れか2相におけるスイッチングおよびスイッチングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とする。
さらに、本願発明に記載のモータ駆動装置は、モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有するモータ駆動装置において、キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの3相全てのスイッチングおよびスイッチングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とすることを特徴としたモータ駆動装置。
本願発明に記載のモータ駆動装置によれば、電流リプル成分が小さく、スイッチングノイズの影響を受けない電流検出値が得られ、振動の発生を抑制できる。
また、本願発明に記載のモータ駆動装置によれば、電流リプル成分がより小さく、より分解能の高い電流検出値が得られ、振動の発生を抑制できる。
本発明の実施の形態1〜3におけるモータ駆動装置の主要部ブロック図 本発明の実施の形態1における電流検出と電流制御のタイミング図 本発明の実施の形態2における電流検出と電流制御のタイミング図 本発明の実施の形態3における電流検出と電流制御のタイミング図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本願発明に記載のモータ駆動装置の主要部ブロック図であり、キャリア信号11を出力するキャリア信号発生器1と、キャリア信号11から電流検出トリガ信号12を出力する電流検出タイミング発生器2と、電流検出トリガ信号12が入力されたときの電流サンプリング値13を出力する電流検出器3と、キャリア信号11から電流制御トリガ信号14を出力する電流制御タイミング発生器4と、電流制御トリガ信号14が入力されたときに電流サンプリング値13から電圧指令15を出力する電流制御器5と、キャリア信号11と電圧指令15からPWM信号16を出力するPWM制御器6を備えている。
まず、本願発明における電流検出と電流制御のタイミングについて図2を用いて説明する。電流制御トリガ信号14は、キャリア信号11の半周期に1回、一定間隔で出力する。電流検出トリガ信号12は、キャリア信号11の半周期をN(Nは正の整数)で割った周期で出力する。この図ではN=8としている。電流検出区間は、電流検出トリガ信号12の間隔となるように設定し、電流検出区間の電流の平均値を電流サンプリング値13として出力する。
次に、電流制御器5で使用される電流検出値の計算方法について図2を用いて説明する。電流制御トリガ信号14間の電流検出区間をT1〜T8とし、各電流検出区間から得られる電流サンプリング値をI1〜I8とする。ここで、電流検出区間T1〜T8におけるU相、V相、W相のスイッチングタイミングは、過去に電流制御器5から出力された電圧指令15から明らかであり、前記スイッチングタイミングにスイッチングノイズの残存時間を加味した期間が含まれる電流検出区間はT4、T6、T8であることが分かる。そこで、電流検出区間T1、T2、T3、T5、T7の電流サンプリング値13であるI1、I2、I3、I5、I7の平均値を電流検出値とし、電流制御で使用する。これにより、スイッチングノイズの影響を受けない電流検出が可能となり、電流検出区間も長くとれることから、電流リプルの影響を小さくでき、電流検出分解能も高くできる。
(実施の形態2)
次に、本願発明における電流検出と電流制御のタイミングについて図3を用いて説明する。電流制御トリガ信号と電流検出トリガ信号、および電流検出区間の設定は実施の形態1と同様であり、実施の形態1と異なる点のみ説明する。実施の形態1と異なるのは、電流制御器5で使用される電流検出値の計算方法のみである。実施の形態1ではU相、V相、W相の各相の何れか1相でもスイッチングが発生すれば、そのスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が含まれる電流検出区間の電流サンプリング値を除外して電流検出値を計算している。これに対し、実施の形態2では、U相、V相、W相の何れか2相のスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算する。図3の電流検出区間T1〜T8においては、V相とW相のスイッチングおよびスイッチングノイズの残存時間が電流検出区間T5で重なっている。そこで、電流検出区間T1、T2、T3、T4、T6、T7、T8の電流サンプリング値13であるI1、I2、I3、I4、I6、I7、I8の平均値を電流検出値とし、電流制御で使用する。2相のスイッチングが重なった場合、1相のスイッチングに対してより大きなエネルギーを持つノイズが電流に重畳することになる。1相のスイッチングによる電流検出誤差では電流制御にほとんど影響のないレベルであっても、2相のスイッチングによる電流検出誤差は電流制御に影響が発生する場合に有効である。これにより、電流検出区間を長くとることが可能となり、電流リプルの影響をさらに小さくでき、電流検出分解能をさらに高くできる。
(実施の形態3)
次に、本願発明における電流検出と電流制御のタイミングについて図4を用いて説明する。電流制御トリガ信号と電流検出トリガ信号、および電流検出区間の設定は実施の形態1および実施の形態2と同様であり、実施の形態2と異なる点のみ説明する。実施の形態2と異なるのは、電流制御器5で使用される電流検出値の計算方法のみである。実施の形態2ではU相、V相、W相の何れか2相のスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算している。これに対し、実施の形態3では、U相、V相、W相の3相全てのスイッチングもしくはスイッチングノイズの残存時間が重なった期間が含まれる電流検出区間を除外して電流検出値を計算する。図4の電流検出区間T1〜T8においては、U相とV相およびW相のスイッチングおよびスイッチングノイズの残存時間が電流検出区間T6で重なっている。そこで、電流検出区間T1、T2、T3、T4、T5、T7、T8の電流サンプリング値13であるI1、I2、I3、I4、I5、I7、I8の平均値を電流検出値とし、電流制御で使用する。
本発明のモータ駆動装置は、高速応答性と低振動が要求される用途などにも有用である。
1 :キャリア信号発生器
2 :電流検出タイミング発生器
3 :電流検出器
4 :電流制御タイミング発生器
5 :電流制御器
6 :PWM制御器
11 :キャリア信号
12 :電流検出トリガ信号
13 :電流サンプリング値
14 :電流制御トリガ信号
15 :電圧指令
16 :PWM信号

Claims (2)

  1. モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有するモータ駆動装置において、
    キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、
    前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、
    一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、
    前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、
    前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、
    前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、
    電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの何れか2相におけるスイッチングおよびスイッチングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とすることを特徴としたモータ駆動装置。
  2. モータ電流を検出する電流検出器を用い、PWM制御による電流フィードバック制御を有するモータ駆動装置において、
    キャリア信号を出力するキャリア信号発生器と、
    前記キャリア信号を基準にして電流検出トリガ信号を出力する電流検出タイミング発生器と、
    一定区間の平均電流値を検出して電流サンプリング値を出力する電流検出器と、
    前記キャリア信号を基準にして電流制御トリガ信号を発生する電流制御タイミング発生器と、
    前記電流検出器で検出した電流サンプリング値から電流検出値を算出して電流指令値に追従させるように電流制御を行い、電圧指令を出力する電流制御器と、
    前記キャリア信号と前記電圧指令からPWM信号をインバータ部に出力するPWM制御器とを備え、
    電流制御処理間を複数の区間に分割し、モータの3相全てのスイッチングおよびスイッチ
    ングノイズ残存期間が重なる期間を含む区間のみを除いた区間の電流サンプリング値の平均値を電流検出値とすることを特徴としたモータ駆動装置。
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