JP6229413B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
上記の問題は、走行操作レバーと副変速操作レバーの操作により解消することができるが、走行操作レバーの操作と同時に副変速レバーを走行中立に移動させ、一株分を植え付けると同時に副変速操作レバーを植付走行に移動させる必要があり、操縦者に煩雑な操作を要求せざるを得ず操作性が低下する問題がある。
請求項1記載の発明は、圃場を走行する走行車体(3)と、圃場に苗を植え付ける植付装置(55)を有する苗植付部(5)と、前記走行車体(3)の走行状態を「路上(走行のみ)」、「植付(走行低速+植付駆動)」及び「中立(植付のみ)」の何れかに切り替える副変速操作レバー(10)と、前記苗植付部(5)を上昇させる「植付上」、苗植付部(5)を苗植付姿勢に下降させる「植付下」、苗植付部(5)の昇降を行わない「中立」及び副変速操作レバー(10)を「中立」位置に移動させつつ苗植付部(5)の植付駆動力を入状態とする「その場植付」及び苗植付部(5)の植付駆動力を入状態としながら走行車体(3)を走行させる「植付入」のいずれかの位置に切り替える植付操作レバー(6)と、該植付操作レバー(6)を「その場植付」位置に操作すると、副変速操作レバー(10)を「中立」位置に移動させる連動機構(R)とを備え、前記連動機構(R)は、植付操作レバー(6)の基部に設けた植付操作レバー(6)の操作に連動して回動し、走行車体(3)側に支持される取付ステー(78)と、該取付ステー(78)に取り付けた連動ロッド(79)と、前記取付ステー(78)を、その回動中心(78c)を中心として回動させると、連動ロッド(79)により押されて、取付ステー(78)とは独立に、走行車体(3)側に支持される回動中心(80c)を中心として回動する切替カム(80)と、該切替カム(80)に設けたケーブル受部(80a)と副変速操作レバー(10)を連結する連動ケーブル(82)から構成し、前記連動機構(R)は、植付操作レバー(6)を「その場植付」位置に移動させると連動ケーブル(82)が副変速操作レバー(10)を苗植付を切状態とする「中立」位置に移動させる構成を備えたことを特徴とする苗移植機である。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、苗がある状態で走行車体3が前進走行するときは、レバーアクチュエータ91が自動的に植付操作レバー6を「植付入」位置に移動させることにより、植付操作レバー6を「その場植付」位置に移動させた際にすぐにその場に苗を植え付けることができるので、旋回終了後の植付開始位置に確実に苗が植えられ、苗の植付開始位置と終了位置が揃えられ、苗の植付精度が向上する。
図1と図2には、本実施例の苗移植機の側面図と平面図を示す。前輪16と後輪17を配置して、操縦座席2の下側に搭載したエンジン1によって連動駆動して走行する乗用四輪走行形態の車体3の後部に、昇降シリンダ18の伸縮によって、リヤフレーム19に対して昇降回動される平行リンク形態の昇降リンク機構4が設けられて、この昇降リンク機構4後端部のヒッチリンク20にローリング軸21を介して苗植付部5の植付部フレーム22がローリング自在に連結される。
前記車体3は、操縦座席2の前方にステアリングポスト23や、この上端部のハンドル24及びボンネット25等を構成し、このハンドル24によって前輪16を操作して走行運転する。これら座席2、センタフロア26、及びボンネット25等の左右両側部には広幅のサイドフロア27を配置して、操縦者が車体3上を前後方向へ移動し易くしている。
また本実施例には、油圧式無段変速装置(HST)29の出力と出力方向を検知する出力検出センサ(ポテンショメータ)93と苗の残量が所定量以上か未満かを検知する苗検知センサ84を苗植付部5に設け、また、植付操作レバー6を移動操作するレバーアクチュエータ91を設けておき、苗検知センサ84が苗植付部5の苗タンク51に載置されている苗を検知している状態で、出力検出センサ93が検知する無段変速装置29の出力方向が「前進」であるときは、前記レバーアクチュエータ91を作動させて植付操作レバー6を「植付入」位置に移動させる制御装置200を設けている。
こうして「その場植付」を行った後に後進走行する場合には、苗の植付を行わない。
線引きマーカ89の根元部に凹形状の脆弱部89bを設ける。図9(A)に線引きマーカ89の根元部の正面図を示し、図9(B)に図9(A)の丸枠T部分の拡大図、図9(C)に線引きマーカ89の根元部の断面図を示す。図9(A)に示すように線引きマーカ89の根元部のガード部材94を設け、線引きマーカ89の根元部に図9(C)に示すように凹形状の脆弱部89bを設けることにより、線引きマーカ89が強い力で変形する場合にも、その根元部から破損するので、交換が容易に行える。
5 苗植付部
6 植付操作レバー
10 副変速操作レバー
13 走行操作レバー
29 油圧無段変速装置
55 植付装置
78 取付ステー
79 連結ロッド
80 切替カム
82 連動ケーブル
84 苗検知センサ
85 苗タンク端部検知センサ
88 スプリング
91 植付操作レバーアクチュエータ
93 出力検知センサ
200 制御装置
Claims (4)
- 圃場を走行する走行車体(3)と、
圃場に苗を植え付ける植付装置(55)を有する苗植付部(5)と、
前記走行車体(3)の走行状態を「路上」、「植付」及び「中立」の何れかに切り替える副変速操作レバー(10)と、
前記苗植付部(5)を上昇させる「植付上」、苗植付部(5)を苗植付姿勢に下降させる「植付下」、苗植付部(5)の昇降を行わない「中立」及び副変速操作レバー(10)を「中立」位置に移動させつつ苗植付部(5)の植付駆動力を入状態とする「その場植付」及び苗植付部(5)の植付駆動力を入状態としながら走行車体(3)を走行させる「植付入」のいずれかの位置に切り替える植付操作レバー(6)と、
該植付操作レバー(6)を「その場植付」位置に操作すると、副変速操作レバー(10)を「中立」位置に移動させる連動機構(R)と、
を備え、
前記連動機構(R)は、植付操作レバー(6)の基部に設けた植付操作レバー(6)の操作に連動して回動し、走行車体(3)側に支持される取付ステー(78)と、該取付ステー(78)に取り付けた連動ロッド(79)と、前記取付ステー(78)を、その回動中心(78c)を中心として回動させると、連動ロッド(79)により押されて、取付ステー(78)とは独立に、走行車体(3)側に支持される回動中心(80c)を中心として回動する切替カム(80)と、該切替カム(80)に設けたケーブル受部(80a)と副変速操作レバー(10)を連結する連動ケーブル(82)から構成し、
前記連動機構(R)は、植付操作レバー(6)を「その場植付」位置に移動させると連動ケーブル(82)が副変速操作レバー(10)を苗植付を切状態とする「中立」位置に移動させる構成を備えた
ことを特徴とする苗移植機。 - 植付操作レバー(6)の操作位置である「その場植付」位置は、「植付入」位置の機体左右側方のどちらかとし、
植付操作レバー(6)から手を離すと、植付操作レバー(6)を「その場植付」位置から「植付入」位置に移動させる弾性部材(88)を植付操作レバー(6)と走行車体(3)の間に取り付け、
連動ケーブル(82)は、副変速操作レバー(10)が「植付」位置にあるときに張り、「中立」位置と「路上」位置にあるときには緩む構成とした
ことを特徴とする請求項1記載の苗移植機。 - 走行車体(3)の走行速度及び進行方向を変更する無段変速装置(29)を設け、
該無段変速装置(29)を操作する走行操作レバー(13)と、
無段変速装置(29)の出力と出力方向を検知する出力検知センサ(93)と、
苗植付部(5)に設けた苗の残量が所定量以上か未満かを検知する苗検知センサ(84)と、
植付操作レバー(6)を移動操作するレバーアクチュエータ(91)とを設け、
苗検知センサ(84)が苗を検知している状態で、出力検知センサ(93)が検知する無段変速装置(29)の出力方向が「前進」であるときは、レバーアクチュエータ(91)を作動させて植付操作レバー(6)を「植付入」位置に移動させる制御装置(200)を備えた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の苗移植機。 - 苗植付部(5)は、機体左右方向に往復移動可能に構成し、
苗植付部(5)が左右端部に移動したことを検知する左右の端部検知センサ(85)を設け、
制御装置(200)は、苗検知センサ(84)が非検知状態であるときに出力検知センサ(93)が無段変速装置(29)の前進出力を検知しているときは、苗植付部(5)の左右の端部検知センサ(85)のどちらか一方が検知状態になるまで苗植付部(5)を移動させ、
端部検知センサ(85)が検知状態になると、レバーアクチュエータ(91)を作動させて植付操作レバー(6)を「植付切=中立」位置に移動させる制御構成を備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の苗移植機。
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