JP5332591B2 - 苗移植機 - Google Patents
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Description
すなわち、請求項1記載の本発明は、機体の前後進制御を司る前後進操作手段(24)と苗植付部(10)の昇降制御を司る植付昇降操作手段(28U,28D)を備え、植付昇降操作手段(28U,28D)により苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させ、走行停止状態で苗植付部(10)の駆動により1株分の苗を植え付けた後、前後進操作手段(24)を前進域に操作すると、機体が発進するよう制御する制御装置を設けた苗移植機とする。
請求項3記載の本発明は、制御装置は、植付クラッチ(16)が入り状態で、且つ前後進操作手段(24)が後進操作位置であると、植付クラッチ(16)を切りにすると共に苗植付部(10)を上昇させ、その後、植付昇降操作手段(28U,28D)により苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させると、走行停止状態で苗植付部(10)の駆動により1株分の苗を植え付ける構成とした請求項1又は請求項2に記載の苗移植機とする。
請求項4記載の本発明は、左右両側に施肥装置(68)の施肥ホッパ(69)を設け、左右の施肥ホッパ(69)の間で且つ運転席(6)の後方に空間を形成し、該空間には前後に回動可能な肥料補給ガイド杆(70)を設け、肥料補給ガイド杆(70)は、リヤステップ(67)から上方に延び屈曲部を介して後方へ屈曲した構成とし、屈曲部が運転席(6)の背凭れ部(6a)に接当する位置まで前方へ回動し得る構成とし、植付杆へ伝動する伝動チェン(55)を設け、伝動チェン(55)の弛み側に板バネ(54)を対向させて設け、板バネ(54)は、伝動チェン(55)側に凸状に湾曲する複数の山部(54a,54b)を備え、任意の山部(54a)に伝動チェン(55)の任意のチェンリンク(56)が対向する状態で、別の山部(54b)にはチェンリンク(56)どうしの連結部(57)が対向するべく、山部(54a,54b)の配列ピッチとチェンリンク(56)の配列ピッチを異ならせ、整地ロータ(58)を駆動する駆動ケース(59)の下方には、上下方向に弾性変位可能な弾性支持杆(64)を介してレーキ(63)を設け、弾性支持杆(64)を係止する複数段の横溝を上下に配列して設け、上段の横溝(X1)に弾性支持杆(64)を係止するとレーキ(63)が収納位置となり、中段の横溝(X2)及び下段の横溝(X3)の何れかに弾性支持杆(64)を係止させてレーキ(63)の上下位置を調節する構成とし、下段の横溝(X3)に繋がる上下方向の縦溝(Y)によりレーキ(63)の上下動を融通する構成とし、レーキ(63)を収納位置に収納した状態では、ロータ駆動用入力軸(61)の左右にレーキ(63)の二又状の接地部(63a)が位置する高さまで上昇する構成とした請求項1から請求項3の何れか1項に記載の苗移植機とする。
請求項3に記載の本発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の本発明の効果に加えて、機体を後進させた後、植付昇降操作手段(28U,28D)により苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させると、走行停止状態で苗植付部(10)の駆動により1株分の苗を植え付けるので、畔際の植え付けを可能にしながら操作性の向上並びに作業能率の向上を図ることができる。
請求項4に記載の本発明によれば、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の本発明の効果に加えて、屈曲部が運転席(6)の背凭れ部(6a)に接当する位置まで肥料補給ガイド杆(70)を前方へ回動した状態では、肥料補給ガイド杆(70)と背凭れ部(6a)とにわたって肥料袋を載置しながら施肥ホッパ(69)へ容易に肥料を補給することができ、肥料補給ガイド杆(70)を後方へ回動した状態では、リヤステップ(67)上の空間を肥料置き場として確保できる。また、複数の山部(54a,54b)を備えた板バネ(54)により伝動チェン(55)に張力を与えると共に、山部(54a,54b)の配列ピッチとチェンリンク(56)の配列ピッチを異ならせているので、植付杆をスムーズに作動させることができる。また、下段の横溝(X3)に弾性支持杆(64)を係止させた状態では、下段の横溝(X3)に繋がる上下方向の縦溝(Y)によりレーキ(63)の上下動を融通するので、圃場面に対するレーキ(63)の順応性が高まる。また、レーキ(63)を収納位置に収納した状態では、ロータ駆動用入力軸(61)の左右にレーキ(63)の二又状の接地部(63a)が位置する高さまで上昇するので、レーキ(63)を高い位置へ収納できる。
図1及び図2は、苗移植機の一例として施肥装置を装備した乗用型田植機を示すものであり、この車体1の略中央に駆動源であるエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケ−ス2内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前輪4及び後輪5とに伝えるようにしている。エンジンEの上方に運転席6が設置され、運転席6の前方には、各種操作機構を内蔵するフロントカバー3や前輪4,4を操舵するステアリングハンドル7が装備され、更に、車体1の後部には苗植付部10が昇降リンク機構9を介して装着され、この苗植付部10と車体1との間には苗植付部を上下に昇降する油圧昇降シリンダ11が装備されている。
HST18は、運転席6の右側に設置される変速レバー24によって変速操作される。この変速レバー24を中立位置から前側へ操作することによって前進高速状態とし、中立位置から後側へ操作することによって後進高速状態とし、変速レバー24の傾斜角度に応じて変速操作モータ26の作動によりトラニオン軸を駆動して、前後進速度を増減速制御することができる。
10 苗植付部
15 植付伝動軸
16 植付クラッチ
18 HST
19 走行クラッチ
22 植付クラッチモータ
23 走行クラッチモータ
24 変速レバー
25 変速レバーセンサ
26 変速操作モータ
28U 上昇操作スイッチ
28D 下降操作スイッチ
30 昇降用電磁油圧バルブ
31 フロートセンサ
32 植付回転軸位置センサ
Claims (4)
- 機体の前後進制御を司る前後進操作手段(24)と苗植付部(10)の昇降制御を司る植付昇降操作手段(28U,28D)を備え、植付昇降操作手段(28U,28D)により苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させ、走行停止状態で苗植付部(10)の駆動により1株分の苗を植え付けた後、前後進操作手段(24)を前進域に操作すると、機体が発進するよう制御する制御装置を設けた苗移植機。
- 制御装置は、植付昇降操作手段(28U,28D)の操作で苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させると、苗植付位置検出手段(31)の検出結果に基づき、走行停止状態で苗植付部(10)を駆動して1株分の苗を植え付ける構成とした請求項1記載の苗移植機。
- 制御装置は、植付クラッチ(16)が入り状態で、且つ前後進操作手段(24)が後進操作位置であると、植付クラッチ(16)を切りにすると共に苗植付部(10)を上昇させ、その後、植付昇降操作手段(28U,28D)により苗植付部(10)を苗植付位置まで下降させると、走行停止状態で苗植付部(10)の駆動により1株分の苗を植え付ける構成とした請求項1又は請求項2に記載の苗移植機。
- 左右両側に施肥装置(68)の施肥ホッパ(69)を設け、左右の施肥ホッパ(69)の間で且つ運転席(6)の後方に空間を形成し、該空間には前後に回動可能な肥料補給ガイド杆(70)を設け、肥料補給ガイド杆(70)は、リヤステップ(67)から上方に延び屈曲部を介して後方へ屈曲した構成とし、屈曲部が運転席(6)の背凭れ部(6a)に接当する位置まで前方へ回動し得る構成とし、植付杆へ伝動する伝動チェン(55)を設け、伝動チェン(55)の弛み側に板バネ(54)を対向させて設け、板バネ(54)は、伝動チェン(55)側に凸状に湾曲する複数の山部(54a,54b)を備え、任意の山部(54a)に伝動チェン(55)の任意のチェンリンク(56)が対向する状態で、別の山部(54b)にはチェンリンク(56)どうしの連結部(57)が対向するべく、山部(54a,54b)の配列ピッチとチェンリンク(56)の配列ピッチを異ならせ、整地ロータ(58)を駆動する駆動ケース(59)の下方には、上下方向に弾性変位可能な弾性支持杆(64)を介してレーキ(63)を設け、弾性支持杆(64)を係止する複数段の横溝を上下に配列して設け、上段の横溝(X1)に弾性支持杆(64)を係止するとレーキ(63)が収納位置となり、中段の横溝(X2)及び下段の横溝(X3)の何れかに弾性支持杆(64)を係止させてレーキ(63)の上下位置を調節する構成とし、下段の横溝(X3)に繋がる上下方向の縦溝(Y)によりレーキ(63)の上下動を融通する構成とし、レーキ(63)を収納位置に収納した状態では、ロータ駆動用入力軸(61)の左右にレーキ(63)の二又状の接地部(63a)が位置する高さまで上昇する構成とした請求項1から請求項3の何れか1項に記載の苗移植機。
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JP2008327732A JP5332591B2 (ja) | 2008-12-24 | 2008-12-24 | 苗移植機 |
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