JP5054575B2 - 田植機 - Google Patents
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Description
なお、苗植付け装置を手動で作動させて苗のせ台をゆっくり横移動させると、苗のせ台をストロークエンドで正しく停止させることが可能であるが、多大な労力を必要とするために実用上には難点がある。
従って、第1の発明によると、煩わしい操作を要することなく苗のせ台を適正な苗装填位置で停止させて、苗装填作業を速やかに行うことができる。
スイッチ操作によって苗のせ台を横移動開始させるとともに、横移動停止手段を起動させるよう構成してあるものである。
苗のせ台および植付け機構を備えた苗植付け装置を走行機体に駆動昇降自在に連結し、苗植付け装置の上昇操作指令に基づいて苗のせ台を横移動開始させるとともに、横移動停止手段を起動させるよう構成してあるものである。
第4の発明は上記第1〜第3の発明において、前記横移動停止手段の作動により前記苗のせ台がストロークエンドで自動停止した後に前記横移動停止手段の作動が許容されないモードに復帰する際に、全ての少数条クラッチが入り状態であることが、前記横移動停止手段の作動が許容されないモードに復帰するための要件である点にある。
えるようになっている。このセンターマスコット16のポール16aには、運転作業者に向かうモニター18が備えられており、苗植付け装置4における各植付け条ごとの苗消費状態、苗植付け装置4の左右に備えられた走行指標形成用のマーカ15の出し忘れ、施肥装置8における肥料消費状態、などをモニター画像における対応部位のランプ点灯で報知し、運転作業者が報知内容や部位を容易に認識して適切な処理を速やかに行えるよう構成されている。
ンドに到達するたびに、所定方向に連続回動している左右いずれかの駆動アーム41の回動軌跡内に受動レバー42が侵入し、駆動アーム41に押圧接当されて受動レバー42が所定角度だけ所定方向に回動され、この受動レバー42の回動によって、苗のせ台31における各条の苗載置部に備えられた苗送りベルト43が所定量だけ下方に向けて回動され、載置した苗を下方に送るよう構成されている。
「上昇」
制御弁54が上昇位置に切換えられ、油圧シリンダ5が短縮駆動されて、苗植付け装置4は上昇する。苗植付け装置4が上限高さまで上昇されるとこれが上限スイッチS0で検知されて制御弁54が中立に切換えられ上昇が自動的に停止するとともに、上限まで移動した昇降リンク機構6によって植付けレバー51が強制的に「中立」に復帰される。
「中立」
制御弁54が中立に切換えられ苗植付け装置4の昇降が停止する。
苗植付け装置4がセンサフロートSFの上下変位に基づいて自動昇降される昇降制御モードであり、苗植付け装置4が田面Tより上方にある状態から「下降」位置に切り換えると、センサフロートSFのぶら下がりがポテンショメータ53で検知されて制御弁54が下降に切換えられ、苗植付け装置4が下降する。苗植付け装置4が田面Tに到達してセンサフロートSFが所定の接地圧を受ける基準姿勢になると、制御弁54が中立に切換えられ下降が停止する。以後、センサフロートSFが接地圧の増大に基づいて基準姿勢から上方変位すると上昇制御がなされるとともに、接地圧の減少に基づいて基準姿勢から下方変位すると下降制御がなされ、所定の接地圧が維持されるように昇降制御が行われる。ただし、この「下降」位置では、植付けクラッチ29は切り状態に維持され、苗植付け装置4の自動昇降だけが行われる。
上記「下降」位置と同様に苗植付け装置4の自動昇降が行われるとともに、電動モータ56を介しての植付けクラッチ29の入り操作が行われるものであり、植付け走行を行う時に選択利用される。
上記「植付」位置と同様のセンサフロートSFに基づく苗植付け装置4の自動昇降制御の機能をもたらすとともに、優先昇降用レバー57による任意の昇降制御(優先昇降制御)と、主変速レバー24の後進位置への切り換え検知に基づく苗植付け装置4の自動上昇制御(バックアップ制御)とが以下のように実行される。
植付け装置4が所定の接地圧を維持するよう昇降制御される状態での一行程の植付け走行が終了して畦際に到達すると、優先昇降用レバー57を上げ位置「U」に1回操作することで、苗植付け装置4は上限まで上昇制御されるとともに植付けクラッチ29が切り制御される。畦際での機体方向転換を終えると、優先昇降用レバー57を下げ位置「D」に1回操作することで元の自動昇降制御モードに復帰して、苗植付け装置4は接地するまで下降制御される。但し、この下降において植付けクラッチ29は切り状態に維持される。苗植付け装置4を下降作動させた後、優先昇降用レバー57を下げ位置「D」に再度1回操作することで、植付けクラッチ29が入り制御されて植付けを再開することができる。
畦際などで植付け装置4が下降している状態のまま、主変速レバー24を後進に切り換えると、これが後進検出スイッチSbで検出されて苗植付け装置4は上限まで自動的に上昇する。このとき、植付けクラッチ29が入り操作されていれば上昇作動とともに切り制御され、後進によって苗植付け装置4の後部が畦などにぶつかることが未然に回避される。
(1)図11に示すように、主変速レバー24の中立での左右移動によって前記副変速機構23を操作するよう構成するとともに、副変速機構23が「低速」に切換えられた状態での前進変速域F(L)と、副変速機構23が「高速」に切換えられた状態での前進変速域F(H)とを並列して設け、主変速レバー24を右側の前進変速域F(L)で操作することで、植付け走行速度を任意に選択することができ、主変速レバー24を左側の前進変速域F(H)で操作することで、移動用の走行速度を任意に選択することができるように構成して先の実施例における副変速レバー26を省略することもできる。この場合、作業前の苗装填を行うために走行を停止した状態で苗植付け装置4を低速で駆動する状態を得るために、植付け用の前進変速域F(L)と移動用の前進変速域F(H)との間に、副変速機構23を中立にした状態での前進変速域F(N)を備え、かつ、この前進変速域F(N)に操作されていることを前記中立スイッチS2で検知するように構成しておくことで、上記した苗装填制御モードを現出することができる。
4 苗植付け装置
21 主変速装置
31 苗のせ台
32 植付け機構
Claims (4)
- 一定ストローク往復横移動する苗のせ台に載置した苗を、苗のせ台下端部において植付け機構によって一株ずつ切り出して植付けるよう構成した田植機において、
横移動開始された前記苗のせ台をストロークエンドにおいて自動停止させる横移動停止手段を備え、
主変速装置からの動力を走行伝動系と植付け伝動系とに分岐伝動するよう構成するとともに、分岐された前記走行伝動系に伝動遮断手段を備え、前記走行伝動系が伝動遮断状態にある時に前記横移動停止手段の作動が許容されるとともに、走行伝動系が伝動状態にある時には前記横移動停止手段の作動が許容されないよう構成してある田植機。 - スイッチ操作によって前記苗のせ台を横移動開始させるとともに、前記横移動停止手段を起動させるよう構成してある請求項1記載の田植機。
- 前記苗のせ台および植付け機構を備えた苗植付け装置を走行機体に駆動昇降自在に連結し、前記苗植付け装置の上昇操作指令に基づいて前記苗のせ台を横移動開始させるとともに、前記横移動停止手段を起動させるよう構成してある請求項1記載の田植機。
- 前記横移動停止手段の作動により前記苗のせ台がストロークエンドで自動停止した後に前記横移動停止手段の作動が許容されないモードに復帰する際に、全ての少数条クラッチが入り状態であることが、前記横移動停止手段の作動が許容されないモードに復帰するための要件である請求項1〜3の何れか一項記載の田植機。
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