JP5836240B2 - 乗用型田植機 - Google Patents
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Description
操作レバーを中立位置から設定位置に操作すると共に、この設定位置に設定時間を超えて継続的に操作した場合に、停止制御手段が停止制御を行うことになり、苗植付装置の上昇操作を行う際に、他の操作具を操作しなくとも苗載台を作動端まで移動させて停止することが可能となる。
つまり、作業者が意識して、操作レバーを操作した場合にのみ、苗載台を作動端まで移動させて停止することが可能になるため、専用の操作具やスイッチ類を備えずに済む。更に、例えば、畦際で走行機体を旋回させるために苗植付装置を上昇させた場合でも、苗載台を作動端まで移動させる不都合を招くことがない。
従って、作業者が必要とする場合に、苗載台を移動領域の端部に移動させることが可能な乗用型田植機が構成された。
〔田植機の全体構成〕
図1及び図2に示すように、左右一対の前車輪1と左右一対の後車輪2とを有する走行機体Aの中央部に運転座席3を備え、走行機体Aの後端に油圧シリンダ4の伸縮作動により昇降作動するリンク機構Lを介して昇降自在に苗植付装置Bを備え、この苗植付装置Bの後部位置に薬剤散布装置Dを備えて乗用型の田植機が構成されている。
苗植付装置Bの苗載台20は、下端部を後方上方に引き上げる形態で開閉する開放姿勢に切り換え自在な開閉機構Fを備えると共に、図6に示す伸長姿勢と、図7に示す短縮姿勢とに切換自在な端部収納機構Gとを備えている。この端部収納機構Gは、苗載台20の端部位置の2条分を分離し、中央側の苗載台に重ね合わせるように折り畳むことにより苗載台の横幅の寸法を、1条分の寸法だけ短縮する操作を実現する。
図3、図4、図8に示すように、苗載台20の上部位置で裏面側(苗載置面20Sと反対側)には下方に開放するように、断面形状がチャンネル形で横長姿勢のガイドフレーム30が備えられている。苗載台20の裏面側には左右一対の支柱状フレーム31を備え、この支柱状フレーム31の上端には横長姿勢のローラ支持フレーム32が連結し、このローラ支持フレーム32に対してガイドローラ33が回転自在に支承されている。
図3及び図4に示すように、苗載台は6条分の主苗載台20Aと、左側の端部の2条の副苗載台20Bとで構成され、主苗載台20Aと副苗載台20Bとを連結する部位に端部収納機構Gが配置され、主苗載台20Aと副苗載台20Bとの境界部位に上部ロック機構L1と、下部ロック機構L2とを備えている。
図10及び図11に示すように、苗載台20の裏面側には、主フレーム16に固設されるブラケット61に対してセンサ軸62を介して揺動自在にセンサアーム63が支持され、このセンサアーム63の揺動端の長孔63Aに対して苗載台20(主苗載台20A)の裏面に立設した係合ピン64が係合している。また、ブラケット61にはポテンショメータ65が支持され、このポテンショメータ65の作動軸に対して、センサ軸62を同軸芯で連結している。
本発明の田植機では、図12に示す制御装置71を備えており、この制御装置71は制御弁4Vの電磁操作により油圧シリンダ4を作動させて苗植付装置Bの昇降を制御し、切換モータMの電気的な制御により植付クラッチCを制御し、薬剤散布装置Dを制御する散布制御装置として機能するように構成されている。
苗植付装置Bでは、マット状苗Wの下端から苗を切り出して圃場面に移植するため、苗載台20に最初に供給されるマット状苗Wの下端の左右の一方の端部から植付機構の植付爪が苗を切り出して移植を行う必要がある。また、端部収納機構Gにより苗載台20の副苗載台20Bを折り畳む場合にも、苗載台20を左側の端部まで移動させて停止させる操作が必要となる。
このような構成から、苗植付装置Bの支柱状フレーム31のロック部材35を取り外することで、苗載台20の下端部を摺動レールRから離間する方向に引き上げることが可能となる。これにより、支柱状フレーム31の基端部31Aに対して上端部31Bが折れ曲がる形態となり、苗載台20の下側を開放して駆動ケース17等のメンテナンスを容易にする。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い。
15 駆動機構(フィードケース)
18 植付機構
20 苗載台
71 散布制御装置(制御装置)
74 強制上昇手段(強制昇降制御手段)
75 停止制御手段
85 アクチュエータ(繰出機構)
86 アクチュエータ(拡散機構)
A 走行機体
B 苗植付装置
C クラッチ機構(植付クラッチ)
D 薬剤散布装置
LS 上昇位置判別手段(リンクセンサ)
S 作動端センサ・カウントセンサ
W マット状苗
N 中立位置
UP 設定位置(上昇位置)
Claims (3)
- 走行機体に昇降自在に備えた苗植付装置が、マット状苗を載置する苗載台と、この苗載台に載置したマット状苗の下端から苗を切り出して圃場面に移植する植付機構と、前記苗載台を横方向に往復作動させ、かつ、この往復作動に同期して植付機構を作動させる駆動機構とを備えて構成されると共に、
苗の移植が可能な作業レベルにある前記苗植付装置を、予め設定された上昇レベルまで強制的に上昇させる強制上昇制御手段と、中立位置から上昇位置に操作されることで、前記強制上昇制御手段による前記苗植付装置の上昇制御を行わせる操作レバーと、前記苗載台が往復作動領域の作動端に達したことを検出する作動端センサと、前記駆動機構に対する駆動力の断続を行うクラッチ機構と、前記操作レバーが前記上昇位置に設定時間を越えて操作されたことを判別した場合、前記クラッチ機構を入り状態に維持して前記苗載台を作動端まで移動させ、前記作動端センサが検出状態に達した際に前記クラッチ機構を遮断操作する停止制御手段と、を備えている乗用型田植機。 - 前記苗植付装置が上昇位置にあることを判別する上昇位置判別手段を備え、
前記停止制御手段は、前記上昇位置判別手段により前記苗植付装置が上昇位置にあることを判別した場合に前記クラッチ機構の遮断操作を許容する請求項1記載の乗用型田植機。 - 前記苗載台の往復作動回数が予め設定された回数に達した際に薬剤を散布する薬剤散布装置を備え、この薬剤散布装置が、前記苗載台が作動端に達する毎に検出信号を出力するカウントセンサと、薬剤を散布するアクチュエータと、前記カウントセンサの検出信号の積算値が予め設定された値に達した際に前記アクチュエータを作動させて薬剤散布を行う散布制御装置とを備えて構成され、
前記停止制御手段は、前記カウントセンサを、前記作動端センサとして用いる請求項1又は2に記載の乗用型田植機。
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