JP6228563B2 - ハンドルグリップ、ハンドルグリップの温度制御装置、およびハンドルグリップを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、オートバイやスノーモービル等に設けられるハンドルのグリップに関するものである。
二輪車等において人が握るハンドルのハンドルグリップでは、握る手を温めるためにヒータを内蔵したものがある。また、そのようなハンドルグリップでは、ヒータの発熱量などを制御するために温度センサを備えたものも知られている。さらに、二輪車などの場合に、走行中に風でグリップが設定温度より低い温度となるのを回避するため、車速センサを設け、車両の走行速度に応じてヒータに供給される電力を可変し、被加熱部の温度を一定に保つよう制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−255078号公報
上記のように車速センサを備えた車両では、車両の走行速度に応じた被加熱部の温度制御は可能であるものの、実際には、必ずしも運転者にとって快適な加熱状態が得られるとは限らず、運転者が頻繁に温度設定の変更操作をすることがあるという問題点を有していた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、運転者等がより快適と感じられるようにハンドルグリップを加熱可能にすることを目的としている。
第1の発明は、
ハンドルグリップであって、
上記ハンドルグリップを加熱する発熱体と、
上記発熱体によって加熱されるハンドルグリップの温度を検出する第1の温度センサと、
外気温を検出する第2の温度センサと、
を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、
第1の発明のハンドルグリップであって、
上記第1の温度センサは、ハンドルグリップにおける握り部に設けられ、
上記第2の温度センサは、ハンドルグリップの端部に設けられていることを特徴とする。
また、第3の発明は、
第1の発明または第2の発明のハンドルグリップの発熱体による加熱を制御するハンドルグリップの温度制御装置であって、
上記第1、および第2の温度センサによる検出温度に応じて、第1の温度センサによって検出される温度の方が、第2の温度センサによって検出される温度よりも高い寄与率で、上記発熱体による加熱が行われるように制御する制御部を備えたことを特徴とする。
また、第4の発明は、
ハンドルグリップを備えた車両であって、
第1の発明または第2の発明のハンドルグリップと、第3の発明のハンドルグリップの温度制御装置とを備えたことを特徴とする。
これらにより、例えば第1の温度センサによって検出されるハンドルグリップの温度に応じた発熱量を基準として、第2の温度センサによって検出される外気温が低いほど発熱体による発熱量を大きくするなど、発熱量をシフトさせるよう制御することができる。そこで、例えば、ハンドルグリップの温度が同じでも、外気温が低いほど、発熱体による発熱量を大きくして、運転者が、手のひら側で感じるハンドルグリップの温度と、手の甲側で感じる外気温との兼ね合いで、快適な加熱程度と感じるようにすることができる。
本発明によれば、運転者等がより快適と感じられるようにハンドルグリップを加熱することが容易に可能になる。
実施形態のハンドルグリップ100の要部の構成を示す斜視図である。 実施形態の要部の回路構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態として、オートバイ等の車両のハンドルに用いられるハンドルグリップ、およびハンドルグリップの温度制御装置の例を図面に基づいて詳細に説明する。
ハンドルグリップ100は、図1に示すように、筒状の内部筐体101の外周に、螺旋状の発熱体102が巻き付けられ、合成ゴム等から成る被覆部材103によりモールドされて構成されている。上記内部筐体101は、例えば可撓性のゴムや樹脂から形成されている。また、発熱体102は、例えばステンレス箔や銅箔等で形成された細幅帯状の金属箔で所定の抵抗値を有するように構成されている。被覆部材103における基端部には、鍔部103aが形成されている。
内部筐体101には、また、ハンドルグリップ100が握られる部分における、発熱体102に近接する位置に、第1の温度センサ111が設けられている。一方、被覆部材103の鍔部103aには、第2の温度センサ112が設けられている。上記第1の温度センサ111は、発熱体102によって加熱されるハンドルグリップ100の温度を検出するようになっている。また、第2の温度センサ112は、外気温を検出するようになっている。ここで、第1の温度センサ111は、外気温の変化の影響に比べて発熱体102による加熱の影響が大きければよく、外気温の影響を受けることを全く排除するものではなくてよい。同様に、第2の温度センサ112は、発熱体102による加熱の影響に比べて、外気温の変化の影響が大きければよい。なお、そのような温度検出が行われるのであれば、第1および第2の温度センサ111・112の取り付け位置は上記に限らず、例えば第2の温度センサ112をハンドルグリップ100の先端部や、ハンドルグリップ100が取り付けられる車両の車体に取り付けるなどしてもよい。
上記第1および第2の温度センサ111・112による検出結果に応じて発熱体102によるハンドルグリップ100の加熱を制御する制御装置120は、例えば図2に示すように、アンプ121・122と、制御部123と、駆動部124とを備えて構成されている。上記制御装置120の設置位置は特に限定されないが、例えばハンドルグリップが用いられる車両の車体などに設けられる。
上記アンプ121・122は、それぞれ第1および第2の温度センサ111・112から出力される検出信号を増幅するものである。
制御部123は、第1および第2の温度センサ111・112による検出結果に応じて、発熱体102による加熱を制御する制御信号を出力するようになっている。より詳しくは、例えば(表1)に模式的に示すように、第1の温度センサ111による検出温度が所定だけ異なるごとに、2ずつ異なる値に応じた制御信号を出力する一方、第2の温度センサ112による検出温度が所定だけ異なるごとに、1ずつ異なる値に応じた制御信号を出力するようになっている。すなわち、第1の温度センサ111によって検出される温度のほうが、第2の温度センサ112によって検出される温度よりも高い寄与率で加熱制御が行われるようになっている。
Figure 0006228563
ここで、上記のような値は模式的な一例であり、線形な制御に限らず、非線形な制御が行われるなどしてもよい。また、演算方法も特に限定されず、第1および第2の温度センサ111・112の検出結果にそれぞれ所定の係数を乗算して和を求めたり、種々の2変数関数を用いたり、また、上記(表1)のようなルックアップテーブルが用いられるなどしてもよい。
駆動部124は、上記制御部123から出力される制御信号に応じた電圧を発熱体102の駆動電圧として出力するようになっている。なお、具体的な駆動電圧の発生方法は種々適用することができ、例えばパルスのデューティ比や密度によって制御したりしてもよい。また、電圧を制御するのに限らず、電流を制御するなどしてもよい。
上記のようなハンドルグリップ100および制御装置120では、第1の温度センサ111によって検出されるハンドルグリップ100の温度に応じた発熱量を規準として、例えばハンドルグリップ100の温度を一定に保つように制御される場合などと異なり、第2の温度センサ112によって検出される外気温が低いほど、発熱体102による発熱量が大きくなるように、発熱体102による発熱量がシフトする。また、第2の温度センサ112によって検出される外気温が高いほど、発熱体102による発熱量は小さくなるように、発熱体102による発熱量がシフトする。すなわち、運転者は、手のひら側でハンドルグリップ100の温度を感じ、手の甲側で外気温を感じるので、例えば外気温が低いほど、発熱体102による発熱量を大きくすることによって、運転者が快適な加熱程度と感じるようにすることができる。
なお、上記の例では第1および第2の温度センサ111・112の検出温度だけに応じて発熱体102の発熱量が制御され、運転者が制御操作をしなくても環境に応じた自動温度調節がなされる例を示したが、これに限らず、さらに、運転者の温度調節操作に応じた制御も行われるなどしてもよい。
また、発熱体102は、上記のように帯状の金属箔が螺旋状に巻き付けられるものに限らず、種々の形態の発熱体を用いることができ、例えば可撓性の樹脂から成る絶縁フィルムに発熱体パターンが形成されたものが用いられてもよい。
100 ハンドルグリップ
101 内部筐体
102 発熱体
103 被覆部材
103a 鍔部
111 第1の温度センサ
112 第2の温度センサ
120 制御装置
121 アンプ
122 アンプ
123 制御部
124 駆動部

Claims (3)

  1. ハンドルグリップを加熱する発熱体と、
    上記発熱体によって加熱されるハンドルグリップの温度を検出する第1の温度センサと、
    外気温を検出する第2の温度センサと、
    を備えたハンドルグリップにおける上記発熱体による加熱を制御するハンドルグリップの温度制御装置であって、
    上記第1、および第2の温度センサによる検出温度に応じて、第1の温度センサによって検出される温度の方が、第2の温度センサによって検出される温度よりも高い寄与率で、上記発熱体による加熱が行われるように制御する制御部を備えたことを特徴とするハンドルグリップの温度制御装置。
  2. 請求項1のハンドルグリップの温度制御装置であって、
    上記第1の温度センサは、ハンドルグリップにおける握り部に設けられ、
    上記第2の温度センサは、ハンドルグリップの端部に設けられたものであることを特徴とするハンドルグリップの温度制御装置。
  3. 請求項1または請求項2のハンドルグリップの温度制御装置を備えたことを特徴とするハンドルグリップを備えた車両。
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