JP2010244861A - シートヒータ - Google Patents
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Abstract
【課題】立上がり時間が速く、温度安定時の温度変化を感じない快適なシートヒータにおける制御装置を提供すること。
【解決手段】ヒータ温度検出部2と、温度設定部3と、コントロール部4と、電圧可変部5と、電源オン/オフ部6と、雰囲気温度検出部7とを備え、コントロール部4は供給電源電圧を検出し、ヒータ温度検出部2で検出したヒータ温度と温度設定部3の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御することにより、供給電源電圧に依存することなくヒータ電圧を昇圧して立上がり時間が速くでき、ヒータ電圧を可変制御して立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑え、温度安定時の温度変化を感じないシートヒータを提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】ヒータ温度検出部2と、温度設定部3と、コントロール部4と、電圧可変部5と、電源オン/オフ部6と、雰囲気温度検出部7とを備え、コントロール部4は供給電源電圧を検出し、ヒータ温度検出部2で検出したヒータ温度と温度設定部3の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御することにより、供給電源電圧に依存することなくヒータ電圧を昇圧して立上がり時間が速くでき、ヒータ電圧を可変制御して立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑え、温度安定時の温度変化を感じないシートヒータを提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は自動車用座席装置の暖房熱源などとして用いられるシートヒータに関するものである。
従来、この種のシートヒータにおいて、その制御装置は、供給電圧のオン/オフのみによりヒータ温度を制御している。
すなわち、図5において、ヒータ101の温度検出部102と、温度設定部103と、温度設定とヒータ温度を比較し、通電のオン/オフを制御するコントロール部104と、電源オン/オフ部105から構成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の構成では、供給電圧の通電オン/オフのみによりヒータ温度を制御しているので、供給電圧に依存した立上がり時間となり、立上がり時間を速くできないだけでなく、通電オフ時に温度が下降しているのを感知するために、例えば自動車用の座席装置に装着した場合には着座感が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、立上がり時間が速く、温度安定時の温度変化を感じない快適なシートヒータの制御装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のシートヒータは、ヒータの近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部と、前記ヒータの温度設定を行う温度設定部と、ヒータ温度を制御するコントロール部と、ヒータ電圧を可変する電圧可変部と、ヒータ電圧を入/切する電源オン/オフ部と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部とを備え、前記コントロール部は供給電源電圧を検出し、前記ヒータ温度検出部で検出したヒータ温度と前記温度設定部の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御するようにしたものである。
これによって、供給電源電圧に依存することなくヒータ電圧を昇圧して立上がり時間が速くでき、ヒータ電圧を可変制御して立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑え、温度安定時の温度変化を感じない快適感を提供できる。
本発明のシートヒータ制御装置は、立上がり時間が速く、温度安定時の温度変化を感じない快適感を提供できる。
第1の発明は、ヒータの近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部と、前記ヒータの温度設定を行う温度設定部と、ヒータ温度を制御するコントロール部と、ヒータ電圧を可変する電圧可変部と、ヒータ電圧を入/切する電源オン/オフ部と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部とを備え、前記コントロール部は供給電源電圧を検出し、前記ヒータ温度検出部で検出したヒータ温度と前記温度設定部の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御するようにしたものである。
これによって、供給電源電圧に依存することなくヒータ電圧を昇圧して立上がり時間が速くでき、ヒータ電圧を可変制御して立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑え、温度安定時の温度変化を感じない快適感を提供できる。
第2の発明は、特に、第1の発明のコントロール部は、雰囲気温度検出部で検出した雰囲気温度に応じて温度設定値を自動補正することにより、快適性を維持しつつ省エネできる。
第3の発明は、第1または第2の発明シートヒータを自動車用座席装置の暖房熱源として装着したものである。
第4の発明は、第3の発明において、コントロール部が使用者の体型と立上がり速度および安定温度の相関データを有し、通電開始時のヒータ温度と通電して所定時間経過後のヒータ温度より求めた温度上昇カーブから算出した着座者の体型に応じて温度設定値を自動補正することにより、着座者による安定温度のばらつきを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1において、シート状のヒータ1の近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部2と、抵抗ボリューム、切換えスイッチなどからの信号により前記ヒータ1の温度設定を行う温度設定部3と、ヒータ温度を制御するコントロール部4と、ヒータ1に供給する電圧を可変する電圧可変部5と、ヒータに供給する電圧を入/切する電源オン/オフ部6と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部7とを備えている。
図1において、シート状のヒータ1の近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部2と、抵抗ボリューム、切換えスイッチなどからの信号により前記ヒータ1の温度設定を行う温度設定部3と、ヒータ温度を制御するコントロール部4と、ヒータ1に供給する電圧を可変する電圧可変部5と、ヒータに供給する電圧を入/切する電源オン/オフ部6と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部7とを備えている。
そして、本実施の形態では前記ヒータ1を自動車用座席装置の暖房用熱源に使用した。
以上のように構成されたシートヒータ制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
図2において、座席暖房スイッチ8を入れると、コントロール部4は電源オン/オフ部6をオンし、供給電源電圧をヒータ1に印加する。
その後、コントロール部4は、供給電源電圧を検出し、ヒータ温度検出部2にて検出した通電開始時のヒータ温度T1と温度設定部3の温度設定との偏差を演算し、偏差に応じてヒータ温度立上がりが最速となるよう電圧可変部5を制御してヒータ電圧を昇圧する。
その後、コントロール部4は、一定間隔でヒータ温度T2を検出し、ヒータ温度にオーバーシュートがない限界のしきい値を検出するとヒータ電圧を降圧し、その後ヒータ電圧を可変制御してヒータ温度を安定制御する。
また、図3において、コントロール部4は、雰囲気温度検出部7で検出した室温T3に応じて温度設定値を自動補正する。
さらに、図4において、コントロール部4は、通電開始時のヒータ温度T1と通電して所定時間経過後のヒータ温度T4より求めた温度上昇カーブと、体型と立上がり速度の相関データから着座者の体型を算出し、体型と安定温度の相関データから温度設定値を自動補正する。
以上のように、本実施の形態においては、ヒータの近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部と、前記ヒータの温度設定を行う温度設定部と、ヒータ温度を制御するコントロール部と、ヒータ電圧を可変する電圧可変部と、ヒータ電圧を入/切する電源オン/オフ部と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部とを備え、前記コントロール部は供給電源電圧を検出し、前記ヒータ温度検出部で検出したヒータ温度と前記温度設定部の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御することにより、供給電源電圧に依存することなくヒータ電圧を昇圧して立上がり時間が速くでき、ヒータ電圧を可変制御して立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑え、温度安定時の温度変化を感じない快適感を提供できる。
なお、雰囲気温度検出部7は本シートヒータ制御装置以外に設けて接続してもよいものとする。
また、本実施の形態では、コントロール部は雰囲気温度検出部で検出した室温に応じて温度設定値を自動補正することにより、快適性を維持しつつ省エネできる。
また、本実施の形態では、コントロール部は体型と立上がり速度および安定温度の相関データを有し、通電開始時のヒータ温度と通電して所定時間経過後のヒータ温度より求めた温度上昇カーブから算出した着座者の体型に応じて温度設定値を自動補正することにより、着座者による安定温度のばらつきを抑えることができる。
以上のように、本発明のシートヒータは、立上がり時間が速く、温度安定時の温度変化を感じない快適感を提供できるので、主に自動車用座席装置に用いられる暖房熱源などのの用途に適用できる。
1 ヒータ
2 ヒータ温度検出部
3 温度設定部
4 コントロール部
5 電圧可変部
6 電源オン/オフ部
7 雰囲気温度検出部
2 ヒータ温度検出部
3 温度設定部
4 コントロール部
5 電圧可変部
6 電源オン/オフ部
7 雰囲気温度検出部
Claims (4)
- ヒータの近傍に配置されたサーミスタからの温度信号を検出するヒータ温度検出部と、前記ヒータの温度設定を行う温度設定部と、ヒータ温度を制御するコントロール部と、ヒータ電圧を可変する電圧可変部と、ヒータ電圧を入/切する電源オン/オフ部と、雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出部とを備え、前記コントロール部は供給電源電圧を検出し、前記ヒータ温度検出部で検出したヒータ温度と前記温度設定部の温度設定との偏差を演算し、立上がり時のヒータ温度のオーバーシュートを抑えつつ立上がりが最速となるようヒータ電圧を可変制御するようにしたシートヒータ。
- コントロール部は雰囲気温度検出部で検出した温度に応じて温度設定値を自動補正するようにした請求項1に記載のシートヒータ。
- 請求項1または2記載のシートヒータを装着した自動車用座席装置。
- コントロール部は使用者の体型と立上がり速度および安定温度の相関データを有し、通電開始時のヒータ温度と通電して所定時間経過後のヒータ温度より求めた温度上昇カーブから算出した着座者の体型に応じて温度設定値を自動補正する請求項3記載の自動車用座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009092627A JP2010244861A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | シートヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009092627A JP2010244861A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | シートヒータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010244861A true JP2010244861A (ja) | 2010-10-28 |
Family
ID=43097656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009092627A Pending JP2010244861A (ja) | 2009-04-07 | 2009-04-07 | シートヒータ |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015001756A1 (ja) * | 2013-07-02 | 2015-01-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 乗物用暖房システム |
JP2016185775A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-27 | 株式会社ファルテック | ハンドルグリップ、ハンドルグリップの温度制御装置、およびハンドルグリップを備えた車両 |
WO2023047792A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヒータ制御システム |
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2009
- 2009-04-07 JP JP2009092627A patent/JP2010244861A/ja active Pending
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CN105324272A (zh) * | 2013-07-02 | 2016-02-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 交通工具用制热系统 |
JP5906502B2 (ja) * | 2013-07-02 | 2016-04-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 乗物用暖房システム |
EP3017998A4 (en) * | 2013-07-02 | 2016-07-06 | Panasonic Ip Man Co Ltd | VEHICLE HEATING SYSTEM |
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WO2023047792A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ヒータ制御システム |
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