JP2015015564A - 電流検出回路、電力供給制御装置、および電流検出方法 - Google Patents

電流検出回路、電力供給制御装置、および電流検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PWM駆動される負荷に流れる負荷電流のサンプリング周期にかかわらず、負荷電流を好適に検出できる技術を提供すること。【解決手段】電流検出回路の電流検出部は、サンプリングタイミング信号Stに応じて負荷電流Irをサンプリングし、サンプリングされたサンプリング電流値Isに基づいて負荷電流を検出する。その際、電流検出部は、サンプリングしたサンプリング電流値Isを閾値Ithと比較し、サンプリング電流値が閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値(Is2、Is5)をサンプリング電流値として取得し、サンプリング電流値が閾値以上の場合、今回サンプリングしたサンプリング電流値(Is1、Is2、Is5、Is6)をサンプリング電流値として取得し、取得されたサンプリング電流値にPWM信号Scnのデューティ比を乗算した電流値を負荷電流として検出する。【選択図】図3

Description

本発明は、電流検出回路、当該電流検出回路を備えた電力供給制御装置、および電流検出方法に関し、特に、PWM駆動される負荷に流れる負荷電流を検出する技術に関する。
従来、PWM駆動される負荷に流れる負荷電流を検出する技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。その従来技術文献においては、負荷を駆動するスイッチング素子に印加するPWMスイッチング信号(以下、「PWM信号」と記す)におけるON(オン)期間の中間タイミングで取り込んだ負荷電流と、PWM信号におけるOFF(オフ)期間の中間タイミングで取り込んだ負荷電流と、PWM信号のデューティ比(PWM信号のオン・オフ比)とによってPWM信号の周期毎の平均負荷電流を検出する技術が開示されている。
特開平3−164093号公報
しかしながら、上記従来技術では、負荷電流のサンプリング分解能を上げて負荷電流を検出し、サンプリング毎に、検出した負荷電流による電力量に基づく制御を行いたい場合に、適正な制御に対応できないことが考えられる。例えば、上記従来技術では、サンプリング間隔をPWM信号の周期より大きく縮めて負荷電流を検出し、サンプリング毎に、検出した負荷電流を用いて電線温度を算出し、算出された電線温度に基づいて電線保護制御を行う場合に、適正な電線保護制御を行えないことが考えられる。すなわち、サンプリング分解能を上げて負荷電流を一定間隔でサンプリングする際、負荷によっては、例えば、負荷が抵抗負荷である場合、PWM信号のOFF期間において負荷電流がほぼゼロとなるタイミングが存在する。このとき、負荷電流はほぼゼロであると検出され、例えば、このタイミングにおいて負荷電流をゼロとして電線温度算出を行うと、実際の電線温度との誤差が増大し、適正な電線保護制御を行うことができない虞がある。
本発明は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、PWM駆動される負荷に流れる負荷電流のサンプリング周期にかかわらず、負荷電流を好適に検出できる技術を提供する。
本明細書によって開示される電流検出装置は、PWM信号によって駆動されるスイッチング素子を介して電源から負荷に流れる負荷電流を検出する電流検出装置であって、前記負荷電流を所定のサンプリング周期でサンプリングするサンプリング部と、サンプリングされたサンプリング電流値に基づいて前記負荷電流を検出する電流検出部と、を備え、前記電流検出部は、前記サンプリング電流値を閾値と比較し、前記サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、前記今回サンプリングされたサンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算した電流値を前記負荷電流として検出する。
本構成によれば、サンプリングされたサンプリング電流値が閾値と比較され、サンプリング電流値が閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得したサンプリング電流値が今回のサンプリング電流値として取得される。一方、サンプリング電流値が閾値以上の場合、今回サンプリングされたサンプリング電流値がサンプリング電流値として取得される。すなわち、サンプリング電流値は、サンプリング時期にかかわらず閾値以上の値とされる。そのため、PWM信号のオフ期間において負荷電流がサンプリングされた場合であっても、サンプリング電流値は、閾値以上の値とされる。PWM駆動される負荷に流れる負荷電流のサンプリング周期にかかわらず、負荷電流を好適に検出できる。
また、本明細書によって開示される電力供給制御装置は、電源から負荷へ電力を供給する通電路に接続され、前記電源から前記負荷へ電力供給を制御する電力供給制御装置であって、前記電源と前記通電路との間に設けられ、前記電源から前記負荷への通電および非通電を切替えるスイッチ回路と、前記通電路および前記スイッチ回路を介して前記負荷に流れる負荷電流を所定のサンプリング周期毎に検出する電流検出回路と、環境温度を検出する温度検出手段と、前記通電路の前記環境温度からの上昇温度を、検出された前記負荷電流による前記通電路の発熱と、前記通電路の放熱との差に基づいて算出し、前記通電路の温度を、前記環境温度に前記通電路の前記上昇温度を加算して算出する電線温度演算回路と、前記スイッチ回路の通電および非通電をPWM信号によって制御するとともに、前記通電路の温度が所定の上限値に達した場合、前記スイッチ回路の通電を禁止する通電判断制御回路と、を備え、前記電流検出回路は、前記負荷電流を前記所定のサンプリング周期でサンプリングするサンプリング部と、サンプリングされたサンプリング電流値に基づいて前記負荷電流を検出する電流検出部であって、今回サンプリングした今回サンプリング電流値を閾値と比較し、前記今回サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記今回サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、前記今回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算した電流値を前記負荷電流として検出する、電流検出回部とを含む。
本構成によれば、PWM駆動される負荷に流れる負荷電流のサンプリング周期にかかわらず、負荷電流を好適に検出できるため、負荷電流を用いて算出される電線温度の精度が向上する。それによって、より信頼性の高い回路保護を行える。
上記電流検出装置あるいは電力供給制御装置において、前記サンプリング部は、前記サンプリング電流値を前記PWM信号のオン期間内に複数回取得できるタイミングで、前記サンプリングタイミング信号を生成し、前記電流検出部は、前記前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得する際、前記PWM信号の前回のオン期間内の前記サンプリング電流値のうち最大のものを前記サンプリング電流値として取得するようにしてもよい。
本構成によれば、PWM信号のオン期間中に負荷電流が変化する場合、前回サンプリング電流値をサンプリング電流値として取得する際のサンプリング電流値が、PWM信号のオン期間中のサンプリング電流値の最大値とされる。それによって、負荷電流が大きく見積もられる。そのため、例えば、負荷電流の過電流を、所定の閾値を用いて検出する際に、より早期に負荷電流が閾値に達したことを検知できる。あるいは負荷電流を用いて電線温度を推定する場合に、電線温度が所定の上限温度に到達することを早期に検出できる。
また、上記電流検出装置あるいは電力供給制御装置において、前記サンプリング部は、前記負荷電流のサンプリング開始時刻が前記PWM信号のオン期間内において前記オン期間の開始時刻の所定時間後となるように、前記サンプリングタイミング信号を生成するようにしてもよい。
本構成によれば、サンプリング開始時刻をPWM信号のオン期間の開始時刻の所定時間後とすることにより、PWM信号のオンに伴う負荷電流立ち上がり時の電流リップルの検出を回避できる。それによって、負荷電流の検出精度を向上させることができる。
また、本明細書によって開示される電流検出方法は、PWM信号によって駆動されるスイッチング素子を介して電源から負荷に流れる負荷電流を検出する電流検出方法であって、前記負荷電流を所定のサンプリング周期でサンプリングするサンプリング工程と、今回サンプリングした今回サンプリング電流値を閾値と比較する比較工程と、前記今回サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記今回サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、前記今回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得する取得工程と、取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算した電流値を前記負荷電流として検出する取得工程と、を含む。
本発明の電力供給制御装置によれば、PWM駆動される負荷に流れる負荷電流のサンプリング周期にかかわらず、負荷電流を好適に検出できる。
本発明の一実施形態に係る電力供給制御装置の概略的なブロック図 負荷電流検出に係る処理を概略的に示すフローチャート PWM信号とサンプリング電流との関係を概略的に示すタイムチャート
<実施形態>
本発明の一実施形態について図1から図3を参照して説明する。
1.回路構成
電力供給制御装置10は、図1に示されるように、電源Baと負荷50との間において、電源Baから負荷50へ電力を供給する通電路51に接続され、電源Baから負荷50へ電力供給を制御する。
電力供給制御装置10は、大きくは、SW(スイッチ)入力検出回路40、スイッチ回路30、および通電路保護回路20とを含む。電力供給制御装置10はプリント基板11上に形成され、通電路51は、プリント基板上11に形成される配線部51Aと、配線部51Aと負荷50とを接続する電線部(以下、単に「電線」という)51Bとを含む。
なお、本実施形態においては、電力供給制御装置10は、自動車のエンジンルーム内に配置される例を示す。電源Baはバッテリであり、負荷50は例えばヘッドランプとされる。図1において、スイッチ回路30にはバッテリ電圧Vbが直接印加されるが、通電路保護回路20およびSW入力検出回路40には、電圧変換器(図示せず)を介して、バッテリ電圧Vbが、所定の電圧に変換されて印加される。
また、本発明の電力供給制御装置は、本実施形態に限られず、負荷への電力供給を制御するとともに給電路を保護するために用いられる、あらゆる電力供給制御装置に適用可能である。負荷もヘッドランプに限られない。
SW入力検出回路40は入力スイッチSWに接続される。SW入力検出回路40は、入力スイッチSWがオンされると、負荷50への通電の開始を指示する入力信号(通電指示信号)Sinを受け取って出力指示信号(通電指示信号)Stnを生成する。すなわち、本実施形態においては、負荷50への通電開始の指示は、入力スイッチSWがオンされることによって行われる。
また、SW入力検出回路40は、入力スイッチSWがオフされた場合、負荷50への通電の終了を指示する入力信号Sinを受け取る。
スイッチ回路30は、バッテリBaと通電路51との間に設けられ、バッテリBaから負荷50への通電および非通電を、通電路保護回路20からの通電制御信号Scnに応じて切替える。通電制御信号Scnは、PWM(パルス幅変調)信号である。ここで、スイッチ回路30は半導体スイッチとして構成され、負荷50に電力を供給するメインスイッチ31と、負荷電流Irを検出するためのセンストランジスタ(電流検出部の一例)32とを含む。メインスイッチ31およびセンストランジスタ32は、例えば、図1に示されるように、NチャネルFET(電界効果トランジスタ)によって構成される。
通電路保護回路20は、通電判断制御回路21、電線温度演算回路22、電流検出回路23、および環境温度センサ(温度検出部の一例)24を含み、通電指示信号Stnにしたがってスイッチ回路30の通電を許可するとともに、通電路51の温度(以下「電線温度」という)Twが所定の上限値に達した場合、スイッチ回路30の通電を禁止して通電路51を保護する。
なお、通電路保護回路20は、配線部51Aおよび電線51Bの少なくとも一方の保護を行う。本実施形態では、電線51Bの保護を行う例が示されるが、これに限定されない。例えば、通電路保護回路20によって配線部51Aの保護が行われるようにしてもよいし、配線部51Aおよび電線51Bの両方の保護が行われるようにしてもよい。
また、通電路保護回路20は、スイッチ回路30の通電を禁止(遮断)した場合において、電線温度Twが所定のしきい値温度まで低下した場合に、スイッチ回路30の通電の禁止を解除する。すなわち、本実施形態においては、電力供給遮断後の電力供給の復帰は、電線温度Twに基づいて行われる。
電流検出回路(電流検出回路の一例)23は、電流検出部25およびサンプリング部26を含み、PWM信号Scnによって駆動されるスイッチング素子(メインスイッチ31)を介して電源Baから負荷50に流れる負荷電流Irを検出する。なお、本実施形態では、センストランジスタ32も電流検出回路23に含まれる。電流検出回路23は、センストランジスタ32を除き、例えば、ASIC(特定用途向け集積回路)によって構成される。すなわち、電流検出部25およびサンプリング部26はASICによって構成される。なお、これに限られず、電流検出回路23は、例えば、CPUと個別の回路とによって構成されてもよい。その際、例えば、電流検出部25がCPUによって構成され、サンプリング部26が個別の回路によって構成されてもよい。
サンプリング部26は、負荷電流Irを所定のサンプリング周期Tsでサンプリングするためのサンプリングタイミング信号Stを生成する。
電流検出部25は、サンプリングタイミング信号Stに応じて負荷電流Irをサンプリングし、サンプリングされたサンプリング電流値Isに基づいて負荷電流Irを検出する。その際、電流検出部25は、センストランジスタ32によって検出されるセンス電流を所定倍してサンプリング電流値Isに換算する。負荷電流Irの情報は、電線温度演算回路22に提供される。なお、本実施形態による負荷電流Irの検出の詳細は、後述する。
環境温度センサ24は、例えば、電線温度演算回路22の近傍に設けられ、ここでは、例えば、自動車のエンジンルーム内の環境温度Taを検出する。検出された環境温度Taの情報は、電線温度演算回路22に提供される。なお、環境温度Taは、エンジンルーム内の温度に限られない。
電線温度演算回路22は、負荷電流Irによる電線51Bの発熱と、電線51Bの放熱との差に基づいて、環境温度Taからの電線上昇温度ΔTwを算出して、推定する。そして、電線温度演算回路22は、環境温度Taに、算出された電線上昇温度ΔTwを加算して、電線温度Twを算出する。電線温度演算回路22は、算出した電線上昇温度ΔTwおよび電線温度Twの情報を通電判断制御回路21に提供する。
ここで、電線温度演算回路22は、電流検出回路23によって所定のサンプリング周期Ts毎に検出された負荷電流Irの値を下式(1)に代入して、電線上昇温度ΔTwを算出する。
ΔTw(n)=ΔTw(n−1)×exp(−Δt/τw)+Rthw
×Rw(n−1)×Ir(n−1)×(1−exp(−Δt/τw)) ……式(1)
ここで、Ir(n):検出n(nは1以上の整数)回目の検出通電電流値(A)
ΔTw(n):検出n回時での電線上昇温度(℃)
Rw(n)=Rw(0)×(1+κw×(Tw−To))
:検出n回時の電線抵抗(Ω)
Rw(0):所定基準温度Toでの電線抵抗(Ω)
Rthw:電線熱抵抗(℃/W)
τw:電線放熱時定数(s)
κw:電線抵抗温度係数(/℃)
なお、式(1)において、負荷電流Irが含まれない第1項が電線51Bの放熱を示し、負荷電流Irを含む第2項が負荷電流Irによる電線51Bの発熱を示している。すなわち、負荷50への通電が遮断されて負荷電流Irが無い場合は、電線51Bの放熱によって、電線温度Twが決定される。
通電判断制御回路21は、SW入力検出回路40からの通電指示信号Stnにしたがってスイッチ回路30の通電および非通電を制御するとともに、電線温度Twが所定の上限値に達した場合、スイッチ回路30の通電を禁止する。なお、ここで電線温度Twの上限値は、電線発煙温度とされる。すなわち、通電判断制御回路21は、電線温度Twが電線発煙温度に達した場合、電線51Bを保護するために、スイッチ回路30のメインスイッチ31をオフして、負荷50への通電を禁止する。そのため、電線51Bの発煙を好適に防止できるとともに、発煙温度近辺まで通電を許容できる。
また、通電判断制御回路21は、スイッチ回路30をオフして通電を遮断した場合において、電線温度Twが所定のしきい値温度まで低下した場合に、スイッチ回路30の通電の禁止を解除する。
2.負荷電流検出処理
次に、図2および図3を参照して、本実施形態における負荷電流検出処理を説明する。負荷電流検出処理は、電流検出回路23によって行われる。なお、本実施形態では、PWM信号Scnの周期Tpは、例えば、20ms(ミリ秒)とされ、サンプリングタイミング信号Stの周期Ts、すなわち、負荷電流Irのサンプリング周期Tsは、例えば、5msとされる。そのため、本実施形態では、PWM信号Scnの1周期Tpにおいて、負荷電流Irは4回、サンプリングされる例が示される。すなわち、サンプリング部26は、サンプリング電流値IsをPWM信号Scnのオン期間内に複数回(本実施形態では2回)取得できるタイミングで、サンプリングタイミング信号Stを生成する。
図3の時刻t0において、メインスイッチ31を駆動するPWM信号Scnが立ち上がり、PWM信号Scnのオン期間が開始されるとする。すると、サンプリング部26は、時刻t0から所定期間K1経過した、例えば1.5ms経過した時刻t1に最初のサンプリングタイミング信号St1を生成する。すなわち、サンプリング部26は、負荷電流Irのサンプリング開始時刻t1がPWM信号Scnのオン期間内においてオン期間の開始時刻t0の所定時間K1後となるように、最初のサンプリングタイミング信号St1を生成する。すると、電流検出部25は、サンプリングタイミング信号St1に応じて負荷電流Irをサンプリングする(ステップS110)。具体的には、電流検出部25は、センストランジスタ32によって検出されるセンス電流をサンプリングする。
次いで、電流検出部25は、サンプリングしたサンプリング電流値Isを閾値Ithと比較し、サンプリング電流値Isが閾値Ith以上か否かを判断する(ステップS120)。サンプリング電流値Isが閾値Ith以上であると判断した場合(ステップS120:YES)、今回サンプリングしたサンプリング電流値Isをサンプリング電流値Isとして取得する(ステップS130)。この場合は、図3において、サンプリングタイミングが、St1、St2、St5、およびSt6の場合に相当する。各サンプリングタイミングに対応するサンプリング電流値Isは、Is1、Is2、Is5、Is6となる。なお、サンプリング電流値Is1とIs2の間には、例えば、IsI<Is2の関係があり、サンプリング電流値Is5とIs6の間には、例えば、Is5>Is6の関係がある。
ここで、閾値Ithは、例えば、電流検出誤差±ΔIs(例えば、AD変換の誤差、電線・負荷のバラツキ、部品のバラツキ等)を考慮した値として設定される。サンプリング電流値Isの標準値をIs(typ)とすると、閾値Ithは、
Ith=Is(typ)−ΔIs ……式(2)
として設定される。
例えば、検出サンプリング電流値Isが標準値Is(typ)から±10mAの範囲の誤差を有する場合、誤差を考慮した下限値、つまり、Is(typ)−10mAが閾値Ithとされる。
次いで、電流検出部25は、取得したサンプリング電流値IsにPWM信号Scnのデューティ比を掛けて、負荷電流Irを算出する、すなわち、電流検出部25は、取得されたサンプリング電流値IsにPWM信号のデューティ比を乗算した電流値を負荷電流Irとして検出する(ステップS150)。次いで、処理はステップS110に戻り、ステップS110からS150までの処理が繰り返される。
一方、ステップS120において、サンプリング電流値Isが閾値Ith以上でないと判断した場合(ステップS120:NO)、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値をサンプリング電流値Isとして取得する(ステップS140)。この場合は、図3において、サンプリングタイミングが、St3、St4、St7、およびSt8の場合に相当する。そして、この場合、電流検出部25は、PWM信号Scnの前回のオン期間(時刻t0〜t2、およびt3〜t4)内のサンプリング電流値(Is1,Is2、およびIs5,Is6)のうち最大のものをサンプリング電流値として取得する。すなわち、電流検出部25は、前回サンプリング電流値をサンプリング電流値として取得する際、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものをサンプリング電流値として取得する。
そのため、サンプリングタイミング(信号)St3,St4に対応するサンプリング電流値Isは、Is3、Is4となり、Is3=Is4=Is2となる。すなわち、サンプリングタイミングSt3における、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものは、Is2となり、サンプリングタイミングSt4における、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものは、同様にIs2となる。
また、サンプリングタイミング(信号)St7,St8に対応するサンプリング電流値Isは、Is7、Is8となり、Is7=Is8=Is5となる。すなわち、サンプリングタイミングSt7における、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものは、Is5となり、サンプリングタイミングSt8における、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものは、同様にIs5となる。
次いで、電流検出部25は、取得されたサンプリング電流値IsにPWM信号のデューティ比を乗算した電流値を負荷電流Irとして検出する(ステップS150)。次いで、処理はステップS110に戻り、ステップS110からS150までの処理が繰り返される。
検出された負荷電流Irは、電線温度演算回路22に供給され、電線温度演算回路22は、負荷電流Irおよび式(1)に基づいて、電線温度Twを算出する。
3.本実施形態の効果
上記したように、本実施形態においては、サンプリングされたサンプリング電流値Isが閾値Ithと比較され、サンプリング電流値Isが閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得したサンプリング電流値Isが今回のサンプリング電流値Isとして取得される。一方、サンプリング電流値Isが閾値Ith以上の場合、今回サンプリングされたサンプリング電流値Isがサンプリング電流値Isとして取得される。すなわち、サンプリング電流値Isは、サンプリング時期にかかわらず閾値Ith以上の値とされる。そのため、PWM信号Scnのオフ期間において負荷電流Irがサンプリングされた場合であっても、サンプリング電流値Isは、閾値Ith以上の値とされる。すなわち、PWM駆動される負荷50に流れる負荷電流Irのサンプリング周期Tsの長短にかかわらず、負荷電流Irを好適に検出できる。
また、上記サンプリングによって検出された負荷電流Irを用いて、電線温度演算回路22によって電線温度Twが算出されるため、電線温度Twの精度が向上する。それによって、通電判断制御回路21による、より信頼性の高い回路保護を行える。
また、サンプリング部26は、サンプリング電流値IsをPWM信号のオン期間内に複数回取得できるタイミングで、サンプリングタイミング信号Stを生成する。また、電流検出部25は、前回サンプリング電流値(Is1、Is2、Is5、Is6)をサンプリング電流値Isとして取得する際、すなわち、サンプリングタイミング(St3、St4)時、または(St7、St8)時に、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のもの(Is2またはIs5)をサンプリング電流値Isとして取得する。それによって、PWM信号のオフ期間内の負荷電流Irが実際よりも大きく見積ることができる。そのため、負荷電流Irを用いて電線温度Twを推定する場合に、電線温度Twが所定の上限温度に到達することを早期に検出できる。それによって、通電判断制御回路21は、より早期に回路保護を行える。
また、サンプリング部26は、負荷電流Irのサンプリング開始時刻t1がPWM信号Scnのオン期間(時刻t0〜t2)内においてオン期間の開始時刻t0の所定時間K1後となるように、サンプリングタイミング信号St1を生成する。そのため、PWM信号Scnのオンに伴う負荷電流Irの立ち上がり時(時刻t0)の電流リップルの検出を回避できる。それによって、負荷電流Irの検出精度を向上させることができる。
なお、サンプリング開始時刻t1を負荷電流Irの立ち上がり時(時刻t0)の所定時間K1後とした場合であっても、PWM信号Scnとサンプリングタイミング信号St1とが非同期であったり、PWM信号Scnのデューティ比をリニアに変更する場合等においては、サンプリングタイミングと、PWM信号Scn(負荷電流Ir)の立上りタイミングあるいは立下りタイミングとが重なる可能性がある。その場合、サンプリング電流値Isは、その値が閾値Ith以上である場合、負荷電流Irの立上り途中、あるいは立下り途中の任意の値となる。サンプリング電流値Isが上記のような任意値となる場合、サンプリング電流値Isと実際の負荷電流Irとに誤差が生じる。しかしながら、閾値Ithを、負荷電流Irの検出用途に応じて、適宜、設定することによって、そのような誤差による影響を低減することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、サンプリング電流値IsをPWM信号のオン期間内に複数回取得し、前回サンプリング電流値をサンプリング電流値Isとして取得する際、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最大のものをサンプリング電流値Isとして取得する例を示したが、これに限られない。例えば、前回サンプリング電流値をサンプリング電流値Isとして取得する際、PWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値の平均値をサンプリング電流値Isとして取得するようにしてもよいし、あるいはPWM信号の前回のオン期間内のサンプリング電流値のうち最後のサンプリング電流値をサンプリング電流値Isとして取得するようにしてもよい。
あるいは、サンプリング電流値IsのサンプリングがPWM信号のオン期間内に取得される回数を1回とし、PWM信号のオフ期間内のサンプリング電流値Isが閾値Ith以下の場合、サンプリング電流値IsをPWM信号のオン期間内において取得されたサンプリング電流値Isとするようにしてもよい。
(2)本実施形態においては、サンプリング開始時刻t1をPWM信号Scn(負荷電流Ir)の立ち上がり時(時刻t0)の所定時間K1後とする例を示したが、これに限られない。PWM信号Scnとサンプリングタイミング信号St1とを同期させるとともに、PWM信号Scnの立上り時刻とサンプリング開始時刻とを同時刻としてもよい。また、サンプリング開始時刻t1後のサンプリングタイミング信号St1は、PWM信号Scnと非同期としてもよい。
(3)本実施形態においては、負荷50をヘッドライト(抵抗負荷)とする例を示したがこれに限られず、本発明は、負荷50がワイパーモータ等の誘導負荷である場合にも適用できる。また、本発明の電流検出回路を、車両の電力供給制御装置10における電線温度Twを算出する際に負荷電流検出に適用する例を示したが、これに限られない。本発明の電流検出回路は、PWM信号によって駆動されるスイッチング素子を介して電源から負荷に流れる負荷電流を検出する、あらゆる場合に適用できる。
10…電力供給制御装置、20…通電路保護回路、21…通電判断制御回路、22…電線温度演算回路、23…電流検出回路、24…環境温度センサ、25…電流検出部、26…サンプリング部、30…スイッチ回路、31…メインスイッチ、32…センストランジスタ、50…ヘッドランプ(負荷)、51…通電路、Ir…負荷電流、Is…サンプリング電流値、Ith…閾値、Scn…PWM信号、St…サンプリングタイミング信号、Ta…環境温度、Tw…電線温度、ΔTw…電線上昇温度

Claims (7)

  1. PWM信号によって駆動されるスイッチング素子を介して電源から負荷に流れる負荷電流を検出する電流検出回路であって、
    前記負荷電流を所定のサンプリング周期でサンプリングするためのサンプリングタイミング信号を生成するサンプリング部と、
    前記サンプリングタイミング信号に応じて前記負荷電流をサンプリングし、サンプリングされたサンプリング電流値に基づいて前記負荷電流を検出する電流検出部と、を備え、
    前記電流検出部は、サンプリングしたサンプリング電流値を閾値と比較し、前記サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、今回サンプリングしたサンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算した電流値を前記負荷電流として検出する、電流検出回路。
  2. 前記サンプリング部は、前記サンプリング電流値を前記PWM信号のオン期間内に複数回取得できるタイミングで、前記サンプリングタイミング信号を生成し、
    前記電流検出部は、前記前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得する際、前記PWM信号の前回のオン期間内の前記サンプリング電流値のうち最大のものを前記サンプリング電流値として取得する、請求項1に記載の電流検出回路。
  3. 前記サンプリング部は、前記負荷電流のサンプリング開始時刻が前記PWM信号のオン期間内において前記オン期間の開始時刻の所定時間後となるように、前記サンプリングタイミング信号を生成する、請求項1または請求項2に記載の電流検出回路。
  4. 電源から負荷へ電力を供給する通電路に接続され、前記電源から前記負荷へ電力供給を制御する電力供給制御装置であって、
    前記電源と前記通電路との間に設けられ、前記電源から前記負荷への通電および非通電を切替えるスイッチ回路と、
    前記通電路および前記スイッチ回路を介して前記負荷に流れる負荷電流を所定のサンプリング周期毎に検出する電流検出装置と、
    環境温度を検出する温度検出部と、
    前記通電路の前記環境温度からの上昇温度を、検出された前記負荷電流による前記通電路の発熱と、前記通電路の放熱との差に基づいて算出し、前記通電路の温度を、前記環境温度に前記通電路の前記上昇温度を加算して算出する電線温度演算回路と、
    前記スイッチ回路の通電および非通電をPWM信号によって制御するとともに、前記通電路の温度が所定の上限値に達した場合、前記スイッチ回路の通電を禁止する通電判断制御回路と、を備え、
    前記電流検出回路は、
    前記負荷電流を所定のサンプリング周期でサンプリングするためのサンプリングタイミング信号を生成するサンプリング部と、
    前記サンプリングタイミング信号に応じて前記負荷電流をサンプリングし、サンプリングされたサンプリング電流値に基づいて前記負荷電流を検出する電流検出部であって、サンプリングしたサンプリング電流値を閾値と比較し、前記サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、今回サンプリングしたサンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算した電流値を前記負荷電流として検出する、電流検出部とを含む、電力供給制御装置。
  5. 前記サンプリング部は、前記サンプリング電流値を前記PWM信号のオン期間内に複数回取得できるタイミングで、前記サンプリングタイミング信号を生成し、
    前記電流検出部は、前記前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得する際、前記PWM信号の前回のオン期間内の前記サンプリング電流値のうち最大のものを前記サンプリング電流値として取得する、請求項4に記載の電力供給制御装置。
  6. 前記サンプリング部は、前記負荷電流のサンプリング開始時刻が前記PWM信号のオン期間内において前記オン期間の開始時刻の所定時間後となるように、前記サンプリングタイミング信号を生成する、請求項4または請求項5に記載の電力供給制御装置。
  7. PWM信号によって駆動されるスイッチング素子を介して電源から負荷に流れる負荷電流を検出する電流検出方法であって、
    前記負荷電流を所定のサンプリング周期でサンプリングするサンプリング工程と、
    サンプリングしたサンプリング電流値を閾値と比較する比較工程と、
    前記サンプリング電流値が前記閾値より小さい場合、前回のサンプリング時に取得した前回サンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得し、前記サンプリング電流値が前記閾値以上の場合、今回サンプリングしたサンプリング電流値を前記サンプリング電流値として取得する取得工程と、
    取得された前記サンプリング電流値に前記PWM信号のデューティ比を乗算し、乗算値を前記負荷電流として検出する検出工程と、
    を含む、電流検出方法。
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