JP6228381B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードウェアの構成を変更することができるプログラマブルロジックデバイスを有する、半導体装置に関する。
PDAやスマートフォンなどのモバイル情報端末は、小型化、軽量化に対するユーザーニーズが強いため、筐体内の限られた容積の中に内蔵できるハードウェアの規模に限りがある。しかし、動画の再生、オンラインゲーム、音声認識、小型カメラによる画像の取り込みなど、モバイル情報端末には多くの機能が要求されているため、上記ハードウェアを用いて複数のアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションと呼ぶ)を実行する必要がある。実行するアプリケーションの数が多いほど、また、ハードウェアの規模が小さいほど、緩衝記憶装置に十分な記憶領域を確保することができなくなるため、データの転送速度が律速となり、スレッドの実行、延いてはアプリケーションの実行に要する時間を、短縮化することが困難になる。
そこで、一つの解決策として、ハードウェアの一部をプログラマブルロジックデバイス(PLD:Programmable Logic Device)とし、アプリケーションで実行される複数のスレッドの一部を、上記PLDにてハードウェア的に実行する技術が提案されている。PLDは、適当な規模のロジックエレメント(基本ブロック)の機能や、ロジックエレメント間の接続構造を、製造後において変更することで、所望の論理回路を構成できることを特徴とする。上記技術を用いることで、アプリケーションで実行されるスレッドの数を減らし、ハードウェアの規模に限りがある場合においても、アプリケーションの処理速度を高めることが可能となる。
下記の特許文献1では、同一の処理を実現する複数のハードウェアモジュールを蓄積手段に格納し、部分的書き換えを行うときに、プログラマブル論理回路の構成可能領域に適合するハードウェアモジュールを優先的に使用することで、処理時間を短縮化する、情報処理システムについて記載されている。
特開2000−252814号公報
PLDは、各ロジックエレメントの機能やロジックエレメント間の接続構造についてのデータ(コンフィギュレーションデータ)を格納するための記憶装置(メモリエレメント)を、有する。そして、PLDを一部に有するハードウェアでは、アプリケーションで使用するPLDのコンフィギュレーションデータを、アプリケーションの実行の際に、アプリケーションと共に、メインメモリ、キャッシュ、または外部記憶装置などから、上記メモリエレメントに転送する必要がある。
コンフィギュレーションデータの転送は、ハードウェアが有する、動的な再構成が行われずに回路構成が固定であるプロセッサによって実行されるか、DMAC(Direct Memory Access Controller)により実行される。しかし、プロセッサによりコンフィギュレーションデータを転送する場合、プロセッサにおいて実行される各種の処理を中断せざるを得ない。また、DMACによりコンフィギュレーションデータを転送する場合も、プロセッサの処理に必要な他のデータの転送に対して割り込みを行うことになるので、プロセッサの処理が遅延する。
また、メモリエレメントには、SRAM、DRAM、EEPROMなどの記憶装置が一般的に用いられている。しかし、SRAMは、トランジスタのオフ電流により、動作時のみならず非動作時にも少なからず電力が消費され、DRAMはリフレッシュにより電力が消費されるため、メモリエレメントにおける消費電力を小さく抑えることが難しい。そして、SRAMやDRAMは電源電圧が途絶えるとデータが保持できないため、例えばノーマリオフコンピューティングのような低消費電力化を目的とした駆動には対応できない。また、EEPROMは不揮発性であるが、データの書き込み速度が遅いためにPLDのコンフィギュレーションに要する時間を短縮化することが難しく、そのことが、アプリケーションの高速処理を阻む一因となる。
上述したような技術的背景のもと、本発明の一態様は、アプリケーションの処理速度を高めることができる、PLDを用いた半導体装置の提供を、課題の一つとする。また、本発明の一態様は、アプリケーションの処理速度を高めることができ、低消費電力化を実現することができる、PLDを用いた半導体装置の提供を、課題の一つとする。
本発明の一態様では、メモリエレメントにおいて、各メモリセルが、記憶素子と、上記記憶素子にコンフィギュレーションデータによって定められた量の電荷を、供給、保持、放出するためのスイッチとを有することを特徴とする。さらに、本発明の一態様では、オフ電流の小さいトランジスタで、上記スイッチを構成する。上記トランジスタは、シリコンよりもバンドギャップが広く、真性キャリア密度がシリコンよりも低い半導体を、チャネル形成領域に含んでいる。このような半導体としては、例えば、シリコンの2倍以上の大きなバンドギャップを有する、酸化物半導体、炭化シリコン、窒化ガリウム、酸化ガリウムなどが挙げられる。上記半導体を有するトランジスタは、通常のシリコンやゲルマニウムなどの半導体で形成されたトランジスタに比べて、オフ電流を極めて小さくすることができる。よって、上記構成を有するトランジスタを、記憶素子に流入した電荷を保持するためのスイッチとして用いることで、記憶素子からの電荷のリークを防ぐことができる。
よって、上記構成を有するメモリエレメントは、SRAMのようにトランジスタのオフ電流により電力が消費されることがなく、DRAMよりもリフレッシュの頻度を削減することで、リフレッシュによる消費電力を大幅に削減することができる。また、データの書き込みに要する時間をEEPROMよりも短くすることができるので、PLDのコンフィギュレーションに要する時間を短縮化し、アプリケーションの高速処理を実現することができる。
また、本発明の一態様に係る半導体装置は、プログラマブルロジックデバイス(PLD)に加えて、動的な再構成(リコンフィギュレーション)が行われないプロセッサを有する。そして、アプリケーションが有する複数のスレッドのうち、少なくとも一つのスレッドをPLDで構成された論理回路において実行し、残りのスレッドを、プロセッサを用いて実行するものとする。
そして、本発明の一態様では、メモリエレメントが複数のコンフィギュレーションデータを格納することができる記憶領域を有し、当該記憶領域へのコンフィギュレーションデータの書き込みは、PLDが有するメモリモジュールにより管理される。具体的に、メモリモジュールは、メモリエレメントに格納されたコンフィギュレーションデータの識別を行う機能と、識別されたコンフィギュレーションデータごとに、当該コンフィギュレーションデータがロジックエレメントに書き込まれた回数をカウントする機能とを、有する。また、PLDは、コンフィギュレーションデータの識別子と、識別子ごとにカウントされた書き込み回数とを記憶するための記憶装置を有する。
上記構成を有するメモリモジュールにより、ロジックエレメントに書き込まれた回数が多いコンフィギュレーションデータを、優先的にメモリエレメントに記憶させることができる。よって、本発明の一態様では、使用頻度が高いと見込まれるコンフィギュレーションデータをメモリエレメントに格納させておくことで、使用頻度の高いアプリケーションの実行に要する時間を短くすることができる。また、メインメモリ、緩衝記憶装置、外部記憶装置などからメモリエレメントに転送するデータ量を抑えることができ、それにより、複数のアプリケーションを実行させても、データ転送が律速となってプロセッサの処理が遅延するのを、防ぐことができる。
具体的に、本発明の一態様に係る半導体装置は、複数のアプリケーションプログラム、及び複数の上記アプリケーションプログラムにそれぞれ関連づけられた複数のコンフィギュレーションデータが記憶された記憶装置と、複数の上記アプリケーションプログラムがそれぞれ有する第1スレッドを実行する機能を有するプロセッサと、プログラマブルロジックデバイスと、を有し、上記プログラマブルロジックデバイスは、メモリモジュールと、複数の上記コンフィギュレーションデータのうち、上記メモリモジュールにより選択された複数のコンフィギュレーションデータを格納できるメモリエレメントと、上記メモリエレメントに格納された複数の上記コンフィギュレーションデータに従って論理回路の定義が行われ、なおかつ、上記複数の上記アプリケーションプログラムがそれぞれ有する第2スレッドを上記論理回路おいて実行する複数のロジックエレメントと、を有し、上記メモリモジュールは、上記ロジックエレメントにおいて上記論理回路の定義が行われるのに用いられた回数を、上記コンフィギュレーションデータごとにカウントする機能と、上記回数を用いて、複数の上記コンフィギュレーションデータの選択を行う機能と、を有し、上記メモリエレメントは、記憶素子と、格納された複数の上記コンフィギュレーションデータによって定められた量の電荷を上記記憶素子に供給、保持、放出するためのスイッチとを、複数のメモリセルにそれぞれ有する。
本発明の一態様により、アプリケーションの処理速度を高めることができる、PLDを用いた半導体装置を提供することができる。また、本発明の一態様により、アプリケーションの処理速度を高めることができ、低消費電力化を実現することができる、PLDを用いた半導体装置を提供することができる。
半導体装置の構成を示す図。 半導体装置の動作を示すフローチャート。 メモリモジュールの構成を示す図。 記憶装置のデータ構造を示す図。 複数のスレッドと、プロセッサまたはPLDとの関係を模式的に示す図。 メモリセルの構造と、トランジスタの構造を示す図。 メモリセルの回路図。 メモリエレメントの構成を示すブロック図。 メモリセル、センスアンプ、プリチャージ回路、スイッチ回路、及びメインアンプの接続構造を示す図。 プロセッサの構成を示す図。 ロジックエレメントの構成を示す図。 ルックアップテーブルの回路図。 ロジックアレイとスイッチの構成を示す図。 電子機器の図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、本発明の半導体装置は、マイクロプロセッサ、画像処理回路、半導体表示装置用のコントローラ、DSP(Digital Signal Processor)、マイクロコントローラなどの、半導体素子を用いた各種半導体集積回路をその範疇に含む。また、本発明の半導体装置は、上記半導体集積回路を用いたRFタグ、半導体表示装置などの各種装置も、その範疇に含む。半導体表示装置には、液晶表示装置、有機発光素子(OLED)に代表される発光素子を各画素に備えた発光装置、電子ペーパー、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(Plasma Display Panel)、FED(Field Emission Display)等や、半導体素子を駆動回路に有しているその他の半導体表示装置が、その範疇に含まれる。
(実施の形態1)
図1に、本発明の一態様に係る半導体装置100の構成を、ブロック図で例示する。なお、本明細書のブロック図では、回路を機能ごとに分類し、互いに独立したブロックとして示しているが、実際の回路は機能ごとに完全に切り分けることが難しく、一つの回路が複数の機能に係わることもあり得る。
図1に示す半導体装置100は、プロセッサ101と、PLD102と、記憶装置103とを有する。プロセッサ101は、その回路構成が固定されており、動的な再構成は行われない。PLD102は、その回路構成が固定されておらず、動的な再構成が行われうる。
また、記憶装置103は、不揮発性であり、プロセッサ101で実行される複数のアプリケーション104と、複数のアプリケーション104にそれぞれ関連づけられた、複数のコンフィギュレーションデータ105とが記憶されている。記憶装置103として、例えばフラッシュメモリ、ハードディスクなどの外部記憶装置(補助記憶装置とも呼ばれる)を用いることができる。
プロセッサ101は、記憶装置103に記憶されているアプリケーション104を読み込み、当該アプリケーション104を実行する。具体的に、アプリケーション104には単数または複数のスレッドが含まれており、プロセッサ101は、上記スレッドに含まれる命令をデコードして実行することで、アプリケーション104を実行する。そして、プロセッサ101は、アプリケーション104に含まれる単数または複数のスレッドのうち、いずれか一つまたは複数のスレッドの実行を、PLD102に要求することができる。
PLD102は、複数のLE(ロジックエレメント)106を有するロジックアレイ107と、メモリエレメント108と、メモリモジュール109とを有する。メモリエレメント108は、記憶装置103に記憶されている複数のコンフィギュレーションデータ105のうち、メモリモジュール109により選択された複数のコンフィギュレーションデータ105を、格納することができる。
ロジックアレイ107が有する各LE106は、メモリエレメント108に格納されたコンフィギュレーションデータ105に従って、論理回路の定義が行われる論理素子である。すなわち、各LE106は、コンフィギュレーションデータ105に従って、実行される論理演算、すなわち入力値に対する出力値の組み合わせが定義される論理素子であるといえる。コンフィギュレーションデータ105により、各LE106で行われる論理演算が定義されることで、ロジックアレイ107において構成される論理回路の定義(コンフィギュレーションとも呼ばれる)がなされる。
PLD102にプロセッサ101からスレッドの実行が要求されると、ロジックアレイ107では、メモリエレメント108に格納されている、当該スレッドに対応したコンフィギュレーションデータ105に従って、論理回路の定義が行われる。スレッドに対応したコンフィギュレーションデータ105がメモリエレメント108に格納されていない場合、DMA転送を用いて、或いはプロセッサ101を介して、記憶装置103からコンフィギュレーションデータ105をメモリエレメント108に転送しておく。なお、メインメモリや緩衝記憶装置などのプロセッサ101が有する記憶装置に、スレッドに対応したコンフィギュレーションデータ105が格納されている場合、プロセッサ101が有する上記記憶装置から、コンフィギュレーションデータ105をメモリエレメント108に転送しておく。プロセッサ101は、PLD102において当該スレッドが実行されることで得られたデータを用い、アプリケーション104の実行を行うことができる。
メモリモジュール109は、メモリエレメント108が有する記憶領域への、コンフィギュレーションデータ105の書き込みを管理する機能を有する。具体的に、メモリモジュール109は、メモリエレメント108に格納されたコンフィギュレーションデータ105の識別を行う機能と、識別されたコンフィギュレーションデータ105ごとに、当該コンフィギュレーションデータ105がロジックアレイ107に書き込まれた回数をカウントする機能とを、有する。
コンフィギュレーションデータ105の識別は、コンフィギュレーションデータ105に含まれる識別子を用いて行うことができる。そして、PLD102は、コンフィギュレーションデータ105の識別子と、識別子ごとに調べたコンフィギュレーションデータ105の使用状況に関する情報とを、管理情報として記憶する機能を有する。使用状況に関する情報として、例えば、カウントされた書き込み回数、最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間などのデータを用いることができる。さらに、コンフィギュレーションデータのデータ量などを、管理情報として用いても良い。
例えば、ロジックアレイ107に書き込まれた回数が多いコンフィギュレーションデータ105は、使用頻度が高いと見込まれるため、次にロジックアレイ107に書き込まれるまでの期間が短いと予測される。そこで、本発明の一態様では、上記構成を有するメモリモジュール109により、使用頻度が高いと見込まれるコンフィギュレーションデータ105を、優先的にメモリエレメント108に記憶させる。使用頻度が高いと見込まれるコンフィギュレーションデータ105をメモリエレメント108に格納させておくことで、使用頻度の高いアプリケーション104の実行に要する時間を短くすることができる。また、記憶装置103から、DMA転送を用いて、或いはプロセッサ101を介して、メモリエレメント108に転送するコンフィギュレーションデータ105のデータ量を、抑えることができる。それにより、複数のアプリケーション104を実行させても、データ転送が律速となってプロセッサ101の処理が遅延するのを、防ぐことができる。
次いで、図1に示したメモリモジュール109の具体的な構成を、図3にブロック図として例示する。図3に示すメモリモジュール109は、カウンタ110と、記憶装置111と、DMAC112とを有する。カウンタ110は、コンフィギュレーションデータ105がロジックアレイ107に書き込まれた回数を、コンフィギュレーションデータ105の識別子ごとにカウントする機能を有する。記憶装置111は、コンフィギュレーションデータ105の識別子と、識別子ごとにカウントされたロジックアレイ107への書き込み回数とを含む管理情報を、記憶する機能を有する。上述したように、最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間や、コンフィギュレーションデータのデータ量などが、管理情報として記憶装置111に記憶させることも可能である。なお、最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間を管理情報として取得する場合、プロセッサ101において時間を計測し、その時間のデータをメモリモジュール109の記憶装置111に記憶させておけば良い。
次いで、図2に示すフローチャートを用いて、PLD102にプロセッサ101からスレッドの実行が要求されてから、当該スレッドの実行が終了するまでの、PLD102の動作例について説明する。
図2に示すフローチャートでは、まず、プロセッサ101からPLD102に、スレッドAの実行を要求する命令が送られる(A01:スレッドA実行の要求)。PLD102では、メモリモジュール109が、スレッドAに関連づけられたコンフィギュレーションデータAの識別子と、コンフィギュレーションデータAの使用状況のデータとを含む管理情報Aを有するか否かが、判断される(A02:メモリモジュール109が管理情報Aを有する)。
メモリモジュール109が管理情報Aを有する場合、過去にコンフィギュレーションデータAが少なくとも一回はメモリエレメント108に書き込まれたことがある、ということを意味する。この場合、PLD102では、メモリエレメント108に、コンフィギュレーションデータAが格納されているか否かが、判断される(A03:メモリエレメント108にコンフィギュレーションデータAが格納されている)。
メモリエレメント108に、コンフィギュレーションデータAが格納されている場合、当該コンフィギュレーションデータAに従って、ロジックアレイ107において構成される論理回路の定義がなされる(A04:コンフィギュレーションAの実行)。
一方、メモリモジュール109が管理情報Aを有さない場合、過去にコンフィギュレーションデータAがメモリエレメント108に書き込まれたことがない、ということを意味する。この場合、メモリモジュール109に格納されている管理情報に、管理情報Aを追加する(A05:メモリモジュール109への管理情報Aの追加)。そして、管理情報Aがメモリモジュール109に追加されたら、メモリエレメント108に、コンフィギュレーションデータAが格納できるだけの、空いている記憶領域があるか否かが、メモリモジュール109において判断される(A06:メモリエレメント108に空いている記憶領域がある)。
空いている記憶領域がある場合、コンフィギュレーションデータAをメモリエレメント108に格納する(A07:コンフィギュレーションデータAのメモリエレメント108への格納)。
空いている記憶領域がない場合、メモリモジュール109は、格納されている全ての管理情報を用いて、既にメモリエレメント108に格納されているコンフィギュレーションデータのうち、ロジックアレイ107に書き込まれた回数が少ない、すなわち上記回数の多さで並べたときの順位が下位であるコンフィギュレーションデータBを、選択する。そして、メモリエレメント108において、下位のコンフィギュレーションデータBが格納されている記憶領域を特定する(A08:下位のコンフィギュレーションデータBの記憶領域の特定)。
なお、使用頻度が低いと見込まれるコンフィギュレーションデータBの選択に、いずれの管理情報を用いるか、そして管理情報をどのように用いるのかは、設計者が適宜選ぶことができる。例えば、ロジックアレイ107への書き込み回数が少ないコンフィギュレーションデータほど、そして、ロジックアレイ107に書き込まれた時間が古いコンフィギュレーションデータほど、使用頻度が低いと見込まれるため、次にロジックアレイ107に書き込まれるまでの期間が長いと予測される。よって、ロジックアレイ107への書き込み回数が最も少ないコンフィギュレーションデータを、コンフィギュレーションデータBとして選択することができる。或いは、最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間が最も古いコンフィギュレーションデータを、コンフィギュレーションデータBとして選択することができる。或いは、ロジックアレイ107への書き込み回数が上位M番以降(Mは、2以上の自然数)であり、なおかつ最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間が最も古いコンフィギュレーションデータを、コンフィギュレーションデータBとして選択することができる。
なお、データ量が小さいコンフィギュレーションデータであれば、再度メモリエレメント108に転送する必要が生じても、転送するデータ量を抑えることができる。よって、ロジックアレイ107への書き込み回数が上位M番以降であり、なおかつデータ量が最も小さいコンフィギュレーションデータを、コンフィギュレーションデータBとして選択することで、転送するデータ量を抑えることができる。
下位のコンフィギュレーションデータBが格納されている記憶領域を特定(A08:下位のコンフィギュレーションデータBの記憶領域の特定)したら、コンフィギュレーションデータAをメモリエレメント108の上記記憶領域に格納する(A07:コンフィギュレーションデータAのメモリエレメント108への格納)。そして、当該コンフィギュレーションデータAに従って、ロジックアレイ107において構成される論理回路の定義がなされる(A04:コンフィギュレーションAの実行)。そして、定義された論理回路において、演算処理が行われることで、スレッドAが実行される。
なお、ロジックアレイ107において構成される論理回路の定義がなされたら(A04:コンフィギュレーションAの実行)、メモリモジュール109において、管理情報Aを更新する(A09:メモリモジュール109における管理情報Aの更新)。例えば、管理情報Aに、ロジックアレイ107へ書き込み回数が含まれている場合は、回数を1回増やすように管理情報Aを更新する。或いは、管理情報Aに、最後にロジックアレイ107に書き込まれた時間が含まれている場合、上記時間が最新の時間になるように管理情報Aを更新する。
管理情報Aを更新したら(A09:メモリモジュール109における管理情報Aの更新)、PLD102において行われる処理が終了する(A10:終了)。
なお、図2に示すフローチャートでは、管理情報Aの更新(A09:メモリモジュール109における管理情報Aの更新)を、ロジックアレイ107において構成される論理回路の定義(A04:コンフィギュレーションAの実行)が終了した後に行われているが、管理情報Aの更新は、スレッドAの実行を要求する命令をPLD102が受け取った後(A01:スレッドA実行の要求)であれば、いつでも可能である。
次いで、図1に示した記憶装置103に格納されている、アプリケーション104とコンフィギュレーションデータ105のデータ構造の模式図を、図4に示す。図4(A)に示す記憶装置103では、1つのアプリケーション104に対し、2つのコンフィギュレーションデータ105が関連づけられている場合を例示している。なお、1つのアプリケーション104に関連づけられているコンフィギュレーションデータ105の数は、3つ以上であっても良い。
また、図4(B)に示す記憶装置103では、コンフィギュレーションデータ105が関連づけられていないアプリケーション104と、1つのコンフィギュレーションデータ105が関連づけられているアプリケーション104と、2つのコンフィギュレーションデータ105が関連づけられているアプリケーション104とが、混在している。
また、図4(C)に示す記憶装置103では、2つのアプリケーション104に対し、1つのコンフィギュレーションデータ105が共有するように関連づけられている場合を例示している。なお、1つのコンフィギュレーションデータ105を共有するように関連づけられているアプリケーション104の数は、3つ以上であっても良い。
次いで、アプリケーション104を構成する複数のスレッドと、各スレッドを実行するプロセッサ101またはPLD102との関係を、図5(A)及び図5(B)に模式的に例示する。図5(A)及び図5(B)では、アプリケーション104が、スレッド120A、スレッド120B、スレッド120C、及びスレッド120Dを有している場合を例示している。そして、図5(A)及び図5(B)では、スレッド120A、スレッド120B、スレッド120C、スレッド120B、スレッド120Dの順番に、各スレッドを実行することで、アプリケーション104が実行される場合を、例示している。
そして、図5(A)では、スレッド120A、スレッド120C、及びスレッド120Dを、プロセッサ101においてソフトウェア的に実行し、スレッド120Bを、PLD102においてハードウェア的に実行する場合を示している。図5(A)に示したアプリケーション104を実行する場合、スレッド120BをPLD102において実行するのに必要なコンフィギュレーションデータ105が、アプリケーション104に関連づけられて、図1に示した記憶装置103に格納されていればよい。
また、図5(B)では、スレッド120A及びスレッド120Bを、プロセッサ101においてソフトウェア的に実行し、スレッド120C及びスレッド120Dを、PLD102においてハードウェア的に実行する場合を示している。図5(B)に示したアプリケーション104を実行する場合、スレッド120CをPLD102において実行するのに必要なコンフィギュレーションデータ105と、スレッド120DをPLD102において実行するのに必要なコンフィギュレーションデータ105とが、アプリケーション104に関連づけられて、図1に示した記憶装置103に格納されていればよい。
次いで、メモリエレメント108が有するメモリセルの構成例について、図6を用いて説明する。図6(A)に、メモリセル120の回路図を一例として示す。メモリエレメント108には、メモリセル120が複数設けられており、各メモリセル120は、記憶素子121と、スイッチ122とを有する。
記憶素子121には、容量素子、トランジスタなどの半導体素子を用いることができる。そして、記憶素子121は、容量素子、或いは、トランジスタのゲート電極と活性層の間に形成されるゲート容量に、電荷を蓄積させることで、データを記憶する。また、記憶素子121への電荷の供給と、当該記憶素子121からの電荷の放出と、当該記憶素子121における電荷の保持とは、スイッチ122により制御する。
スイッチ122は、シリコンよりもバンドギャップが広く、真性キャリア密度がシリコンよりも低い半導体を、チャネル形成領域に含むトランジスタを用いる。このような半導体としては、例えば、シリコンの2倍以上の大きなバンドギャップを有する、酸化物半導体、炭化シリコン、窒化ガリウム、酸化ガリウムなどが挙げられる。上記半導体を有するトランジスタは、通常のシリコンやゲルマニウムなどの半導体で形成されたトランジスタに比べて、オフ電流を極めて小さくすることができる。よって、上記構成を有するトランジスタを、記憶素子121に流入した電荷を保持するためのスイッチ122として用いることで、記憶素子121からの電荷のリークを防ぐことができるので、データの保持期間を長く確保することができる。
なお、メモリセル120は、必要に応じて、トランジスタ、ダイオード、抵抗素子、インダクタンスなどのその他の回路素子を、さらに有していても良い。
なお、特に断りがない限り、本明細書でオフ電流とは、nチャネル型トランジスタにおいては、ドレイン端子をソース端子とゲート電極よりも高い電位とした状態において、ソース端子の電位を基準としたときのゲート電極の電位が0以下であるときに、ソース端子とドレイン端子の間に流れる電流のことを意味する。或いは、本明細書でオフ電流とは、pチャネル型トランジスタにおいては、ドレイン端子をソース端子とゲート電極よりも低い電位とした状態において、ソース端子の電位を基準としたときのゲート電極の電位が0以上であるときに、ソース端子とドレイン端子の間に流れる電流のことを意味する。
なお、スイッチ122は、一のトランジスタで構成されていても良いし、複数のトランジスタで構成されていても良い。例えば、複数の直列に接続されたトランジスタを用いることで、よりオフ電流の小さなスイッチ122を形成することができ、よって、記憶素子121からの電荷のリークをより防ぐことができる。
なお、本明細書において、トランジスタが直列に接続されている状態とは、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方のみが、第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方のみに接続されている状態を意味する。また、トランジスタが並列に接続されている状態とは、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方が、第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子のいずれか一方に接続され、第1のトランジスタのソース端子とドレイン端子の他方が第2のトランジスタのソース端子とドレイン端子の他方に接続されている状態を意味する。
図6(B)に、スイッチ122に用いられるトランジスタ122aの断面構造を、一例として示す。ただし、図6(B)では、活性層として酸化物半導体を用いたトランジスタ122aを例示している。
トランジスタ122aは、絶縁表面上に形成されたゲート電極130と、ゲート電極130上のゲート絶縁膜131と、ゲート絶縁膜131上の導電膜132、導電膜133と、ゲート絶縁膜131上においてゲート電極130と重なっており、なおかつ導電膜132、導電膜133上に形成された、活性層として機能する酸化物半導体膜134とを有する。さらに、トランジスタ122aは、導電膜132、導電膜133、及び酸化物半導体膜134上に形成された絶縁膜135を、その構成要素に含めても良い。
なお、電子供与体(ドナー)となる水分または水素などの不純物が低減され、なおかつ酸素欠損が低減されることにより高純度化された酸化物半導体(purified OS)は、i型(真性半導体)又はi型に限りなく近い。そのため、水分または水素などの不純物濃度が十分に低減され、なおかつ酸素欠損が低減されることにより高純度化された酸化物半導体膜を用いることにより、トランジスタのオフ電流を小さくすることができる。よって、高純度化された酸化物半導体膜を用いたトランジスタを、スイッチ122に用いることで、記憶素子121からの電荷のリークを防ぎ、データの保持期間を長く確保するという効果を高めることができる。
具体的に、高純度化された酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタのオフ電流が小さいことは、いろいろな実験により証明できる。例えば、チャネル幅が1×10μmでチャネル長が10μmの素子であっても、ソース電極とドレイン電極間の電圧(ドレイン電圧)が1Vから10Vの範囲において、オフ電流が、半導体パラメータアナライザの測定限界以下、すなわち1×10−13A以下という特性を得ることができる。この場合、オフ電流をトランジスタのチャネル幅で規格化したオフ電流は、100zA/μm以下であることが分かる。また、容量素子とトランジスタとを接続して、容量素子に流入または容量素子から流出する電荷を当該トランジスタで制御する回路を用いて、オフ電流の測定を行った。当該測定では、高純度化された酸化物半導体膜を上記トランジスタのチャネル形成領域に用い、容量素子の単位時間あたりの電荷量の推移から当該トランジスタのオフ電流を測定した。その結果、トランジスタのソース電極とドレイン電極間の電圧が3Vの場合に、数十yA/μmという、さらに小さいオフ電流が得られることが分かった。従って、高純度化された酸化物半導体膜をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、オフ電流が、結晶性を有するシリコンを用いたトランジスタに比べて著しく小さい。
また、酸化物半導体の中でもIn−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物などは、炭化シリコン、窒化ガリウム、または酸化ガリウムとは異なり、スパッタリング法や湿式法により電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能であり、量産性に優れるといった利点がある。また、炭化シリコン、窒化ガリウム、または酸化ガリウムとは異なり、上記酸化物半導体であるIn−Ga−Zn系酸化物は室温でも成膜が可能なため、ガラス基板上への成膜、或いはシリコンを用いた集積回路上に電気的特性の優れたトランジスタを作製することが可能である。また、基板の大型化にも対応が可能である。
なお、酸化物半導体としては、少なくともインジウム(In)あるいは亜鉛(Zn)を含むことが好ましい。また、該酸化物半導体を用いたトランジスタの電気的特性のばらつきを減らすためのスタビライザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてスズ(Sn)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてハフニウム(Hf)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてアルミニウム(Al)を有することが好ましい。また、スタビライザーとしてジルコニウム(Zr)を含むことが好ましい。
また、他のスタビライザーとして、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)のいずれか一種または複数種を含んでいてもよい。
例えば、酸化物半導体として、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化スズ、酸化亜鉛、二元系金属の酸化物であるIn−Zn系酸化物、Sn−Zn系酸化物、Al−Zn系酸化物、Zn−Mg系酸化物、Sn−Mg系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Zn系酸化物、Al−Ga−Zn系酸化物、Sn−Al−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物を用いることができる。
なお、例えば、In−Ga−Zn系酸化物とは、InとGaとZnを含む酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとGaとZn以外の金属元素を含んでいてもよい。In−Ga−Zn系酸化物は、無電界時の抵抗が十分に高くオフ電流を十分に小さくすることが可能であり、また、移動度も高い。
例えば、In:Ga:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)あるいはIn:Ga:Zn=2:2:1(=2/5:2/5:1/5)の原子比のIn−Ga−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いることができる。あるいは、In:Sn:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)、In:Sn:Zn=2:1:3(=1/3:1/6:1/2)あるいはIn:Sn:Zn=2:1:5(=1/4:1/8:5/8)の原子比のIn−Sn−Zn系酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いるとよい。
例えば、In−Sn−Zn系酸化物では比較的容易に高い移動度が得られる。しかしながら、In−Ga−Zn系酸化物でも、バルク内欠陥密度を低減することにより移動度を上げることができる。
以下では、酸化物半導体膜の構造について説明する。
酸化物半導体膜は、単結晶酸化物半導体膜と非単結晶酸化物半導体膜とに大別される。非単結晶酸化物半導体膜とは、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、多結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)膜などをいう。
非晶質酸化物半導体膜は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸化物半導体膜である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造の酸化物半導体膜が典型である。
微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体膜の一つであり、ほとんどの結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体膜よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
なお、本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有していることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属されることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−plane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化物半導体膜であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAAC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、CAAC−OS膜中の一部に、c軸配向性を有さない結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気的特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜は、例えば、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、CAAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
CAAC−OS膜は、例えば、多結晶である金属酸化物ターゲットを用い、スパッタリング法によって成膜する。当該ターゲットにイオンが衝突すると、ターゲットに含まれる結晶領域がa−b面から劈開し、a−b面に平行な面を有する平板状またはペレット状のスパッタリング粒子として剥離することがある。この場合、当該平板状のスパッタリング粒子が、結晶状態を維持したまま基板に到達することで、CAAC−OS膜を成膜することができる。
また、CAAC−OS膜を成膜するために、以下の条件を適用することが好ましい。
成膜時の不純物混入を低減することで、不純物によって結晶状態が崩れることを抑制できる。例えば、処理室内に存在する不純物濃度(水素、水、二酸化炭素および窒素など)を低減すればよい。また、成膜ガス中の不純物濃度を低減すればよい。具体的には、露点が−80℃以下、好ましくは−100℃以下である成膜ガスを用いる。
また、成膜時の基板加熱温度を高めることで、基板到達後にスパッタリング粒子のマイグレーションが起こる。具体的には、基板加熱温度を100℃以上740℃以下、好ましくは200℃以上500℃以下として成膜する。成膜時の基板加熱温度を高めることで、平板状のスパッタリング粒子が基板に到達した場合、基板上でマイグレーションが起こり、スパッタリング粒子の平らな面が基板に付着する。
また、成膜ガス中の酸素割合を高め、電力を最適化することで成膜時のプラズマダメージを軽減すると好ましい。成膜ガス中の酸素割合は、30体積%以上、好ましくは100体積%とする。
ターゲットの一例として、In−Ga−Zn系酸化物ターゲットについて以下に示す。
InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末を所定のmol数比で混合し、加圧処理後、1000℃以上1500℃以下の温度で加熱処理をすることで多結晶であるIn−Ga−Zn系酸化物ターゲットとする。なお、X、YおよびZは任意の正数である。ここで、所定のmol数比は、例えば、InO粉末、GaO粉末およびZnO粉末が、2:2:1、8:4:3、3:1:1、1:1:1、4:2:3または3:1:2である。なお、粉末の種類、およびその混合するmol数比は、作製するターゲットによって適宜変更すればよい。
また、図6(B)では、トランジスタ122aが、一のゲート電極130に対応した一のチャネル形成領域を有する、シングルゲート構造である場合を例示している。しかし、トランジスタ122aは、電気的に接続された複数のゲート電極を有することで、一の活性層にチャネル形成領域を複数有する、マルチゲート構造であっても良い。
また、トランジスタ122aは、ゲート電極を活性層の片側において少なくとも有していれば良いが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有していても良い。トランジスタが、活性層を間に挟んで存在する一対のゲート電極を有している場合、一方のゲート電極にはスイッチングを制御するための信号が与えられ、他方のゲート電極は、電気的に絶縁されたフローティングの状態であっても良いし、電位が他から与えられている状態であっても良い。後者の場合、一対の電極に、同じ高さの電位が与えられていても良いし、他方のゲート電極にのみ接地電位などの固定の電位が与えられていても良い。他方のゲート電極に与える電位の高さを制御することで、トランジスタ122aの閾値電圧を制御することができる。
なお、本明細書において接続とは電気的な接続を意味しており、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能な状態に相当する。従って、接続している状態とは、直接接続している状態を必ずしも指すわけではなく、電流、電圧または電位が、供給可能、或いは伝送可能であるように、抵抗素子、ダイオード、トランジスタ、容量素子などの回路素子を介して間接的に接続している状態も、その範疇に含む。
なお、図6(B)では、トランジスタ122aとしてMOSFETを例示しているが、スイッチ122に用いることができるトランジスタは、MESFET(Metal Semiconductor Field Effect Transistor)であっても良い。
メモリエレメント108が上記構成のメモリセルを複数有することで、本発明の一態様に係る半導体装置100では、PLD102の有するメモリエレメント108において、SRAMのようにトランジスタのオフ電流により電力が消費されることがない。また、上記構成を有するメモリエレメント108は、DRAMよりもリフレッシュの頻度を低減することができるので、リフレッシュによる消費電力を大幅に削減することができる。また、データの書き込みに要する時間をEEPROMよりも短くすることができるので、PLD102のコンフィギュレーションに要する時間を短縮化し、アプリケーション104の高速処理を実現することができる。
次いで、メモリセルのより具体的な構成例について、図7を用いて説明する。なお、本明細書において、トランジスタのソース端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるソース領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたソース電極を意味する。同様に、トランジスタのドレイン端子とは、活性層としての機能を有する半導体膜の一部であるドレイン領域、或いは活性層としての機能を有する半導体膜に接続されたドレイン電極を意味する。
また、トランジスタが有するソース端子とドレイン端子は、トランジスタのチャネル型及びソース端子とドレイン端子に与えられる電位の高低によって、その呼び方が入れ替わる。一般的に、nチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれる。また、pチャネル型のトランジスタでは、ソース端子とドレイン端子のうち、低い電位が与えられる方がドレイン端子と呼ばれ、高い電位が与えられる方がソース端子と呼ばれる。本明細書では、便宜上、ソース端子とドレイン端子とが固定されているものと仮定して、トランジスタの接続関係を説明する場合があるが、実際には上記電位の関係に従ってソース端子とドレイン端子の呼び方が入れ替わる。
図7(A)に示すメモリセル150は、スイッチ122として機能するトランジスタ151と、記憶素子121として機能する容量素子152とを有する。トランジスタ151のゲート電極は、ワード線WLに接続されている。また、トランジスタ151は、そのソース端子及びドレイン端子の一方がデータ線DLに接続されており、そのソース端子及びドレイン端子の他方が容量素子152の一方の電極に接続されている。容量素子152の他方の電極は、接地電位などの固定電位が与えられているノードに、接続されている。
図7(A)に示すメモリセル150では、データの書き込み時にトランジスタ151がオンになり、データ線DLからデータを含む信号の電位が、トランジスタ151を介して容量素子152の一方の電極に与えられる。そして、上記信号の電位に従って、容量素子152に蓄積されている電荷量が制御されることで、容量素子152へのデータの書き込みが行われる。
次いで、データの保持時には、トランジスタ151がオフになり、容量素子152において電荷が保持される。上述したように、トランジスタ151はオフ電流が極めて小さいという特性を有している。そのため、容量素子152に蓄積された電荷はリークしづらく、トランジスタ151にシリコンなどの半導体材料を用いた場合に比べ、長い期間に渡ってデータの保持を行うことができる。
データの読み出し時には、トランジスタ151がオンになり、データ線DLを介して容量素子152に蓄積された電荷が取り出される。そして、上記電荷量の違いを読み取ることにより、データを読み出すことができる。
図7(B)に示すメモリセル153は、スイッチ122として機能するトランジスタ154と、記憶素子121として機能するトランジスタ155及び容量素子156とを有する。トランジスタ154のゲート電極は、第1ワード線WLaに接続されている。また、トランジスタ154は、そのソース端子及びドレイン端子の一方が第1データ線DLaに接続されており、そのソース端子及びドレイン端子の他方がトランジスタ155のゲート電極に接続されている。トランジスタ155は、そのソース端子及びドレイン端子の一方が、第2データ線DLbに接続されており、そのソース端子及びドレイン端子の他方が、所定の電位が与えられているノードに接続されている。容量素子156が有する一対の電極は、一方がトランジスタ155のゲート電極に接続され、他方が第2ワード線WLbに接続されている。
図7(B)に示すメモリセル153では、データの書き込み時にトランジスタ154がオンになり、第1データ線DLaからデータを含む信号の電位が、トランジスタ154を介してトランジスタ155のゲート電極に与えられる。そして、上記信号の電位に従って、トランジスタ155のゲート容量、及び容量素子156に蓄積される電荷量が制御されることで、トランジスタ155及び容量素子156へのデータの書き込みが行われる。
次いで、データの保持時には、トランジスタ154がオフになり、トランジスタ155のゲート容量、及び容量素子156に蓄積された電荷が保持される。上述したように、トランジスタ154はオフ電流が極めて小さいという特性を有している。そのため、蓄積された上記電荷はリークしづらく、トランジスタ154にシリコンなどの半導体材料を用いた場合に比べ、長い期間に渡ってデータの保持を行うことができる。
データの読み出し時には、第2ワード線WLbの電位を変化させる。容量素子156が有する一対の電極の電位差は、電荷保存則により維持されたままなので、第2ワード線WLbの電位の変化は、トランジスタ155のゲート電極に与えられる。トランジスタ155は、そのゲート容量に蓄積されている電荷量によって閾値電圧が変化している。よって、トランジスタ155のゲート電極の電位が変化することで得られるトランジスタ155のドレイン電流の大きさから、蓄積されている電荷量の違いを読み取ることにより、データを読み出すことができる。
なお、記憶素子121として機能するトランジスタ155は、その活性層に、酸化物半導体膜が用いられていても良い。或いは、トランジスタ155の活性層に、酸化物半導体以外の、非晶質、微結晶、多結晶、または単結晶の、シリコン、またはゲルマニウムなどの半導体が用いられていても良い。メモリセル153内の全てのトランジスタの活性層に、酸化物半導体膜を用いることで、プロセスを簡略化することができる。また、記憶素子121として機能するトランジスタ155の活性層に、例えば、多結晶または単結晶のシリコンなどのように、酸化物半導体よりも高い移動度が得られる半導体材料を用いることで、メモリセル153からのデータの読み出しを高速で行うことができる。
図7(C)に示すメモリセル157は、一つのデータ線DLが、第1データ線DLaと第2データ線DLbの機能を併せ持っている点において、図7(B)に示すメモリセル153と異なっている。具体的に、図7(C)に示すメモリセル157は、スイッチ122として機能するトランジスタ158と、記憶素子121として機能するトランジスタ159及び容量素子160とを有する。トランジスタ158のゲート電極は、第1ワード線WLaに接続されている。また、トランジスタ158は、そのソース端子及びドレイン端子の一方がデータ線DLに接続されており、そのソース端子及びドレイン端子の他方がトランジスタ159のゲート電極に接続されている。トランジスタ159は、そのソース端子及びドレイン端子の一方がデータ線DLに接続されており、そのソース端子及びドレイン端子の他方が、所定の電位が与えられているノードに接続されている。容量素子160が有する一対の電極は、一方がトランジスタ159のゲート電極に接続され、他方が第2ワード線WLbに接続されている。
図7(C)に示すメモリセル157は、データの書き込み、保持、読み出しなどの動作は、図7(B)に示すメモリセル157と同様に行うことができる。
次いで、図1に示すメモリエレメント108の構成例について、説明する。図8に、メモリエレメント108の構成を、ブロック図で一例として示す。
図8に示すメモリエレメント108は、メモリセル170を複数有するセルアレイ175と、駆動回路161とを有する。そして、駆動回路161は、入出力バッファ162と、メインアンプ163と、カラムデコーダ164と、ローデコーダ165と、スイッチ回路166と、プリチャージ回路167と、センスアンプ168と、書き込み回路169とを有する。
入出力バッファ162は、駆動回路161またはセルアレイ175の駆動に用いる各種信号、及び、セルアレイ175に書き込まれるコンフィギュレーションデータの、メモリエレメント108への入力を制御する機能を有する。また、入出力バッファ162は、セルアレイ175からコンフィギュレーションデータを読み出す場合、当該読み出されたコンフィギュレーションデータの、メモリエレメント108からの出力を制御する機能を有する。
ローデコーダ165は、例えばメモリセル170が、図7(A)に示したメモリセル150と同じ構成を有している場合、ワード線WLに与える電位を制御することで、セルアレイ175においてメモリセル170を、指定されたアドレスに従って行ごとに選択する機能を有する。カラムデコーダ164は、スイッチ回路166の動作を制御することで、コンフィギュレーションデータの書き込み時、または読み出し時の、列方向におけるメモリセル170の選択を、指定されたアドレスに従って行う機能を有する。
スイッチ回路166は、例えばメモリセル170が、図7(A)に示したメモリセル150と同じ構成を有している場合、データ線DLとメインアンプ163の間の接続と、データ線DLと書き込み回路169の間の接続とを行う機能を有する。書き込み回路169は、指定されたアドレスのメモリセル170に、スイッチ回路166を介してコンフィギュレーションデータを書き込む機能を有する。
センスアンプ168は、メモリセル170からコンフィギュレーションデータを読み出すときに、データ線DLの電位の変化を増幅させる機能を有する。また、センスアンプ168は、メモリセル170に書き込まれたコンフィギュレーションデータ、或いはメモリセル170から読み出されたコンフィギュレーションデータを、一時的に記憶する機能を有する。
メインアンプ163は、センスアンプ168により増幅されたデータ線DLの電位を用いて、コンフィギュレーションデータを読み出す機能を有する。プリチャージ回路167は、コンフィギュレーションデータの読み出し前に、データ線DLの電位をリセットする機能を有する。
なお、メモリエレメント108は、指定されたメモリセル170のアドレスを、一時的に記憶することができるアドレスバッファを、有していても良い。
次いで、図9に、一列のメモリセル170に対応した、センスアンプ168、プリチャージ回路167、スイッチ回路166、及びメインアンプ163の接続構造を例示する。なお、図9では、メモリセル170が、図7(A)に示したメモリセル150と同じ構成を有している場合を、例示している。
メモリセル170はトランジスタ151と容量素子152とを有している。そして、メモリセル170は、データ線DLaに接続されている。また、センスアンプ168、プリチャージ回路167、及びスイッチ回路166は、データ線DLa及びデータ線DLbに接続されている。データ線DLa及びデータ線DLbは、複数のメモリセル170にそれぞれ接続された複数のデータ線DLの一つに、それぞれ相当するものとする。ただし、データ線DLa及びデータ線DLbに接続された全てのメモリセル170は、互いに異なるワード線WLに接続されているものとする。
具体的に、図9では、センスアンプ168がラッチ型である場合を例示している。センスアンプ168は、pチャネル型のトランジスタ515及びトランジスタ516と、nチャネル型のトランジスタ517及びトランジスタ518とを有している。トランジスタ515は、ソース端子及びドレイン端子の一方が端子SPに接続され、他方がトランジスタ516及びトランジスタ518のゲート電極と、データ線DLaとに接続されている。トランジスタ517は、ソース端子及びドレイン端子の一方がトランジスタ516及びトランジスタ518のゲート電極と、データ線DLaとに接続され、他方が端子SNに接続されている。トランジスタ516は、ソース端子及びドレイン端子の一方が端子SPに接続され、他方がトランジスタ515及びトランジスタ517のゲート電極と、データ線DLbとに接続されている。トランジスタ518は、ソース端子及びレイン端子の一方がトランジスタ515及びトランジスタ517のゲート電極と、データ線DLbとに接続され、他方が端子SNに接続されている。
また、プリチャージ回路167は、nチャネル型のトランジスタ519乃至トランジスタ521を有している。トランジスタ519乃至トランジスタ521は、pチャネル型であっても良い。トランジスタ519のソース端子及びドレイン端子は、一方がデータ線DLaに接続され、他方が端子Preに接続されている。トランジスタ520のソース端子及びドレイン端子は、一方がデータ線DLbに接続され、他方が端子Preに接続されている。トランジスタ521のソース端子及びドレイン端子は、一方がデータ線DLaに接続され、他方がデータ線DLbに接続されている。そして、トランジスタ519乃至トランジスタ521は、それぞれのゲート電極が配線PLに接続されている。
スイッチ回路166は、nチャネル型のトランジスタ522及びトランジスタ523を有している。トランジスタ522及びトランジスタ523は、pチャネル型トランジスタであっても良い。トランジスタ522のソース端子及びドレイン端子は、一方がデータ線DLaに接続され、他方が配線IOaに接続されている。トランジスタ523のソース端子及びドレイン端子は、一方がデータ線DLbに接続され、他方が配線IObに接続されている。そして、トランジスタ522及びトランジスタ523は、それぞれのゲート電極が端子CSLに接続されている。端子CSLの電位は、カラムデコーダ164によって制御される。
配線IOa及び配線IObは、メインアンプ163に接続されている。また、書き込み回路169は、コンフィギュレーションデータに従って、配線IOa及び配線IObへの電位の供給を行う機能を有する。
なお、センスアンプ168は上述したようなラッチ型に限定されず、カレントミラー型やシングルエンド型であっても良い。シングルエンド型のセンスアンプ168を用いる場合、データ線DLbの電位をリセットする必要がないので、プリチャージ回路167においてトランジスタ520及びトランジスタ521を省略することができる。
また、データ線DLa及びデータ線DLbの組み合わせは、アレイ方式によって適宜決めることができる。本発明の一態様では、折り返し方式、クロスポイント方式、開放方式などのアレイ方式を用いることができ、これらのアレイ方式に合わせて、複数のメモリセル170にそれぞれ接続された複数のデータ線DLのうち、いずれか2つのデータ線DLと、メインアンプ163とを、スイッチ回路166により接続すれば良い。ただし、上述したように、データ線DLa及びデータ線DLbに接続された全てのメモリセル170は、互いに異なるワード線WLに接続されているものとする。
書き込み回路169からコンフィギュレーションデータをメモリセル170に書き込む場合、まず、端子SPにハイレベルの電位VH_SPを与え、端子SNにローレベルの電位VL_SPを与えることで、センスアンプ168をオンの状態とする。そして、書き込み回路169によって、配線IOa及び配線IObの電位を、コンフィギュレーションデータに従った高さに制御し、スイッチ回路166においてトランジスタ522及びトランジスタ523をオンにする。上記構成により、データ線DLaに配線IOaの電位が与えられ、データ線DLbに配線IObの電位が与えられる。次いで、ワード線WLを選択し、トランジスタ151をオンにすることで、データ線DLaと容量素子152を接続する。そして、データ線DLaの電位に従い容量素子152に電荷が蓄積されることで、メモリセル170にコンフィギュレーションデータが書き込まれる。
なお、データ線DLaに配線IOaの電位が与えられ、データ線DLbに配線IObの電位が与えられた後は、スイッチ回路166においてトランジスタ522及びトランジスタ523をオフにしても、センスアンプ168がオンの状態にあるならば、データ線DLaの電位とデータ線DLbの電位の高低の関係は、センスアンプ168により保持される。よって、スイッチ回路166においてトランジスタ522及びトランジスタ523をオンからオフに変更するタイミングは、ワード線WLを選択する前であっても、後であっても、どちらでも良い。
次いで、図1に示したプロセッサ101の、具体的な構成例について説明する。図10に、プロセッサ101の構成をブロック図で一例として示す。
図10に示すプロセッサ101は、制御装置601と、演算装置602と、メインメモリ603と、入力装置604と、出力装置605、IF(インターフェース)606と、緩衝記憶装置607とを有する。
制御装置601は、プロセッサ101が有する演算装置602、メインメモリ603、入力装置604、出力装置605、IF606、緩衝記憶装置607の動作を統括的に制御することで、入力されたアプリケーションなどのプログラムに含まれる命令をデコードし、実行する機能を有する。演算装置602は、四則演算、論理演算などの各種演算処理を行う機能を有する。
なお、図10では、制御装置601と演算装置602とを独立したブロックとしてそれぞれ図示しているが、プロセッサ101は、制御装置601の機能と、演算装置602の機能とを併せ持った中央演算処理装置を、制御装置601及び演算装置602の代わりに有していても良い。
メインメモリ603には、制御装置601において実行される、複数の命令で構成されるアプリケーションなどのプログラムと、演算装置602における演算処理に用いられるデータとを、記憶する機能を有する。
緩衝記憶装置607は、演算装置602の演算処理の途中で得られたデータ、或いは演算装置602の演算処理の結果得られたデータなどを記憶する機能を有する。また、アプリケーションなどのプログラムを一時的に記憶する機能を有していても良い。
入力装置604は、半導体装置の外部から入力される命令を、プロセッサ101に送る機能を有する。入力装置604として、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどを用いることができる。
出力装置605は、プロセッサ101の動作状態、アプリケーションなどのプログラムの実行により得られた結果などを、情報として出力する機能を有する。出力装置605として、例えば、ディスプレイ、プロジェクタ、プリンター、プロッター、音声出力装置などを用いることができる。
IF606は、図1に示した記憶装置103及びPLD102とプロセッサ101との間におけるデータの経路に相当する。記憶装置103に格納されているアプリケーション104及びコンフィギュレーションデータ105は、IF606を介してプロセッサ101に入力される。また、PLD102におけるスレッドの実行により得られたデータは、PLD102からIF606を介してプロセッサ101に入力される。また、プロセッサ101から出力される各種の命令やデータは、IF606を介して記憶装置103またはPLD102に送られる。
なお、プロセッサ101は、PLD102が有するDMACとは別に、DMACを有していても良い。
制御装置601において命令の実行が繰り返されることで、プログラムが実行される。
次いで、図1に示したLE106の、具体的な構成例について説明する。
図11(A)に、LE106の一形態を例示する。図11(A)に示すLE106は、LUT(ルックアップテーブル)180と、レジスタ181とを有する。LUT180は、コンフィギュレーションデータ105の内容によって、実行される論理演算が異なる。そして、コンフィギュレーションデータ105が確定すると、LUT180は、複数の入力値に対する一の出力値が定まる。そして、LUT180からは、上記出力値を含む出力信号が出力される。レジスタ181は、LUT180からの出力信号を保持し、クロック信号CLKに同期して当該出力信号に対応した信号を出力する。
なお、LE106がさらにマルチプレクサ回路を有し、当該マルチプレクサ回路によって、LUT180からの出力信号がレジスタ181を経由するか否かを選択できるようにしても良い。
また、コンフィギュレーションデータ105によって、レジスタ181の種類を定義できる構成にしても良い。具体的には、コンフィギュレーションデータ105によって、レジスタ181がD型レジスタ、T型レジスタ、JK型レジスタ、またはRS型レジスタのいずれかの機能を有するようにしても良い。
また、LE106が、図1に示したメモリエレメント108から送られてきたコンフィギュレーションデータ105を、LE106内において記憶するための記憶装置(コンフィギュレーションメモリ)を、有していても良い。図11(B)に示すLE106は、図11(A)に示したLE106に、コンフィギュレーションメモリ182をさらに追加した構成を有する。コンフィギュレーションメモリ182を設けることで、同一のコンフィギュレーションデータ105に従って、LE106にて実行される論理演算を再度定める動作を、メモリエレメント108から直接送られてきたコンフィギュレーションデータ105を用いる場合よりも、より高速で行うことができる。
次いで、LE106が有するLUT180の構成例について説明する。LUT180は複数のマルチプレクサを用いて構成することができる。そして、複数のマルチプレクサの入力端子及び制御端子のうちのいずれかに、コンフィギュレーションデータ105が入力される構成とすることができる。
図12(A)に、LE106が有するLUT180の一態様を示す。図12(A)において、LUT180は、2入力のマルチプレクサを7つ(マルチプレクサ31、マルチプレクサ32、マルチプレクサ33、マルチプレクサ34、マルチプレクサ35、マルチプレクサ36、マルチプレクサ37)用いて構成されている。マルチプレクサ31乃至マルチプレクサ34の各入力端子が、LUT180の入力端子M1乃至M8に相当する。
マルチプレクサ31乃至マルチプレクサ34の各制御端子は電気的に接続されており、上記制御端子が、LUT180の入力端子IN3に相当する。マルチプレクサ31の出力端子、及びマルチプレクサ32の出力端子は、マルチプレクサ35の2つの入力端子と電気的に接続され、マルチプレクサ33の出力端子、及びマルチプレクサ34の出力端子は、マルチプレクサ36の2つの入力端子と電気的に接続されている。マルチプレクサ35及びマルチプレクサ36の各制御端子は電気的に接続されており、上記制御端子が、LUT180の入力端子IN2に相当する。マルチプレクサ35の出力端子、及びマルチプレクサ36の出力端子は、マルチプレクサ37の2つの入力端子と電気的に接続されている。マルチプレクサ37の制御端子は、LUT180の入力端子IN1に相当する。マルチプレクサ37の出力端子がLUT180の出力端子OUTに相当する。
入力端子M1乃至入力端子M8、及び入力端子IN1乃至入力端子IN3のいずれかに、メモリセル170からコンフィギュレーションデータ105の電位を入力することによって、LUT180によって行われる論理演算の種類を定めることができる。
例えば、図12(A)のLUT180において、入力端子M1乃至入力端子M8に、デジタル値が”0”、”1”、”0”、”1”、”0”、”1”、”1”、”1”であるコンフィギュレーションデータ105をそれぞれ入力した場合、図12(C)に示す等価回路の機能を実現することができる。
図12(B)において、LUT180は、2入力のマルチプレクサを3つ(マルチプレクサ41、マルチプレクサ42、マルチプレクサ43)と、2入力のOR回路44とを用いて構成されている。
マルチプレクサ41の出力端子、及びマルチプレクサ42の出力端子は、マルチプレクサ43の2つの入力端子と電気的に接続されている。OR回路44の出力端子はマルチプレクサ43の制御端子に電気的に接続されている。マルチプレクサ43の出力端子がLUT180の出力端子OUTに相当する。
そして、マルチプレクサ41の制御端子A1、入力端子A2及び入力端子A3、マルチプレクサ42の制御端子A6、入力端子A4及び入力端子A5、OR回路44の入力端子A7及び入力端子A8のいずれかに、コンフィギュレーションメモリから、当該コンフィギュレーションメモリに格納されたコンフィギュレーションデータに対応した出力信号を入力することによって、LUT180によって行われる論理演算の種類を定めることができる。
例えば、図12(B)のLUT180において、入力端子A2、入力端子A4、入力端子A5、制御端子A6、入力端子A8に、コンフィギュレーションメモリから、デジタル値が”0”、”1”、”0”、”0”、”0”である当該コンフィギュレーションメモリに格納されたコンフィギュレーションデータに対応した出力信号をそれぞれ入力した場合、図12(C)に示す等価回路の機能を実現することができる。なお、上記構成の場合、制御端子A1、入力端子A3、入力端子A7がそれぞれ入力端子IN1、入力端子IN2、入力端子IN3に相当する。
なお、図12(A)及び図12(B)では、2入力のマルチプレクサを用いて構成したLUT180の例を示したが、より多くの入力のマルチプレクサを用いて構成したLUT180であっても良い。
また、LUT180は、マルチプレクサの他に、ダイオード、抵抗素子、論理回路(或いは論理素子)、スイッチのいずれかまたは全てを更に有していても良い。論理回路(或いは論理素子)としては、バッファ、インバータ、NAND回路、NOR回路、スリーステートバッファ、クロックドインバータ等を用いることができる。スイッチとしては、例えばアナログスイッチ、トランジスタ等を用いることができる。
また、図12(A)や図12(B)に示したLUT180を用いて、図12(C)の様な3入力1出力の論理演算を行う場合について示したがこれに限定されない。入力するコンフィギュレーションデータ105を適宜定めることによって、より多くの入力、多くの出力の論理演算を実現することができる。
なお、コンフィギュレーションデータ105によって定められるのは、LE106で実行される論理演算だけではない。LE106どうしの接続構造も、コンフィギュレーションデータ105によって定められる。具体的に、LE106どうしの接続は、ロジックアレイ107に設けられた配線エレメントによって行われる。配線エレメントは、複数の配線で構成される配線群と、配線群を構成する配線どうしの接続を制御するスイッチとを有する。
図13(A)にロジックアレイ107の構造の一部を、一例として模式的に示す。図13(A)に示すロジックアレイ107は、複数のLE106と、複数のLE106のいずれかに接続された配線群321と、配線群321を構成する配線どうしの接続を制御するスイッチ322とを有する。配線群321及びスイッチ322が、配線エレメント323に相当する。スイッチ322によって制御される配線どうしの接続構造は、コンフィギュレーションデータ105によって定められる。
図13(B)に、スイッチ322の構成例を示す。図13(B)に示すスイッチ322は、配線群321に含まれる配線325と配線326の接続構造を制御する機能を有する。具体的に、スイッチ322は、トランジスタ327乃至トランジスタ332を有する。トランジスタ327は、配線325におけるPointAと、配線326におけるPointCの電気的な接続を制御する機能を有する。トランジスタ328は、配線325におけるPointBと、配線326におけるPointCの電気的な接続を制御する機能を有する。トランジスタ329は、配線325におけるPointAと、配線326におけるPointDの電気的な接続を制御する機能を有する。トランジスタ330は、配線325におけるPointBと、配線326におけるPointDの電気的な接続を制御する機能を有する。トランジスタ331は、配線325におけるPointAとPointBの電気的な接続を制御する機能を有する。トランジスタ332は、配線326におけるPointCとPointDの電気的な接続を制御する機能を有する。
そして、トランジスタ327乃至トランジスタ332のオンまたはオフの選択(スイッチング)は、トランジスタ327乃至トランジスタ332のゲート電極310に与えられる、コンフィギュレーションデータ105の電位により行われる。
また、スイッチ322は、配線群321と、ロジックアレイ107の出力端子324の、電気的な接続を制御する機能を有する。
(実施の形態2)
本発明の一態様に係る半導体装置は、表示機器、パーソナルコンピュータ、記録媒体を備えた画像再生装置(代表的にはDVD:Digital Versatile Disc等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを有する装置)に用いることができる。その他に、本発明の一態様に係る半導体装置を用いることができる電子機器として、携帯電話、携帯型を含むゲーム機、携帯情報端末、電子書籍、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー等)、複写機、ファクシミリ、プリンター、プリンター複合機、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機などが挙げられる。これら電子機器の具体例を図14に示す。
図14(A)は携帯型ゲーム機であり、筐体5001、筐体5002、表示部5003、表示部5004、マイクロホン5005、スピーカー5006、操作キー5007、スタイラス5008等を有する。なお、図14(A)に示した携帯型ゲーム機は、2つの表示部5003と表示部5004とを有しているが、携帯型ゲーム機が有する表示部の数は、これに限定されない。
図14(B)は携帯情報端末であり、第1筐体5601、第2筐体5602、第1表示部5603、第2表示部5604、接続部5605、操作キー5606等を有する。第1表示部5603は第1筐体5601に設けられており、第2表示部5604は第2筐体5602に設けられている。そして、第1筐体5601と第2筐体5602とは、接続部5605により接続されており、第1筐体5601と第2筐体5602の間の角度は、接続部5605により変更が可能となっている。第1表示部5603における映像の切り替えを、接続部5605における第1筐体5601と第2筐体5602との間の角度に従って、行う構成としても良い。また、第1表示部5603及び第2表示部5604の少なくとも一方に、位置入力装置としての機能が付加された表示装置を用いるようにしても良い。なお、位置入力装置としての機能は、表示装置にタッチパネルを設けることで付加することができる。或いは、位置入力装置としての機能は、フォトセンサとも呼ばれる光電変換素子を表示装置の画素部に設けることでも、付加することができる。
図14(C)はノート型パーソナルコンピュータであり、筐体5401、表示部5402、キーボード5403、ポインティングデバイス5404等を有する。
図14(D)はビデオカメラであり、第1筐体5801、第2筐体5802、表示部5803、操作キー5804、レンズ5805、接続部5806等を有する。操作キー5804及びレンズ5805は第1筐体5801に設けられており、表示部5803は第2筐体5802に設けられている。そして、第1筐体5801と第2筐体5802とは、接続部5806により接続されており、第1筐体5801と第2筐体5802の間の角度は、接続部5806により変更が可能となっている。表示部5803における映像の切り替えを、接続部5806における第1筐体5801と第2筐体5802との間の角度に従って行う構成としても良い。
本実施の形態は、他の実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。
31 マルチプレクサ
32 マルチプレクサ
33 マルチプレクサ
34 マルチプレクサ
35 マルチプレクサ
36 マルチプレクサ
37 マルチプレクサ
41 マルチプレクサ
42 マルチプレクサ
43 マルチプレクサ
44 OR回路
100 半導体装置
101 プロセッサ
102 PLD
103 記憶装置
104 アプリケーション
105 コンフィギュレーションデータ
106 LE
107 ロジックアレイ
108 メモリエレメント
109 メモリモジュール
110 カウンタ
111 記憶装置
112 DMAC
120 メモリセル
120A スレッド
120B スレッド
120C スレッド
120D スレッド
121 記憶素子
122 スイッチ
122a トランジスタ
130 ゲート電極
131 ゲート絶縁膜
132 導電膜
133 導電膜
134 酸化物半導体膜
135 絶縁膜
150 メモリセル
151 トランジスタ
152 容量素子
153 メモリセル
154 トランジスタ
155 トランジスタ
156 容量素子
157 メモリセル
158 トランジスタ
159 トランジスタ
160 容量素子
161 駆動回路
162 入出力バッファ
163 メインアンプ
164 カラムデコーダ
165 ローデコーダ
166 スイッチ回路
167 プリチャージ回路
168 センスアンプ
169 回路
170 メモリセル
175 セルアレイ
180 LUT
181 レジスタ
182 コンフィギュレーションメモリ
310 ゲート電極
321 配線群
322 スイッチ
323 配線エレメント
324 出力端子
325 配線
326 配線
327 トランジスタ
328 トランジスタ
329 トランジスタ
330 トランジスタ
331 トランジスタ
332 トランジスタ
515 トランジスタ
516 トランジスタ
517 トランジスタ
518 トランジスタ
519 トランジスタ
520 トランジスタ
521 トランジスタ
522 トランジスタ
523 トランジスタ
601 制御装置
602 演算装置
603 メインメモリ
604 入力装置
605 出力装置
606 IF
607 緩衝記憶装置
5001 筐体
5002 筐体
5003 表示部
5004 表示部
5005 マイクロホン
5006 スピーカー
5007 操作キー
5008 スタイラス
5401 筐体
5402 表示部
5403 キーボード
5404 ポインティングデバイス
5601 筐体
5602 筐体
5603 表示部
5604 表示部
5605 接続部
5606 操作キー
5801 筐体
5802 筐体
5803 表示部
5804 操作キー
5805 レンズ
5806 接続部

Claims (7)

  1. 複数のアプリケーションプログラムと、前記複数のアプリケーションプログラムの各々に関連づけられた複数のコンフィギュレーションデータとが記憶された記憶装置と、
    前記複数のアプリケーションプログラムの各々が有する第1スレッドを実行する機能を有するプロセッサと、
    プログラマブルロジックデバイスと、を有し、
    前記プログラマブルロジックデバイスは、メモリモジュールと、モリエレメントと、数のロジックエレメントと、を有し、
    前記メモリエレメントは、前記複数のコンフィギュレーションデータのうち、前記メモリモジュールにより選択された複数のコンフィギュレーションデータを格納する機能を有し、
    前記複数のロジックエレメントは、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータに従って論理回路の定義を行う機能と、前記複数のアプリケーションプログラムの各々が有する第2スレッドを前記論理回路おいて実行する機能と、を有し、
    前記メモリモジュールは、前記複数のロジックエレメントにおいて前記論理回路の定義が行われるのに用いられた回数を、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータごとにカウントする機能と、前記回数のデータを用いて、使用頻度が高いと見込まれるコンフィギュレーションデータの選択を行う機能と、を有し、
    前記メモリエレメントは、記憶素子と、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータによって定められた量の電荷を前記記憶素子に供給、保持、又は放出するためのスイッチとを、複数のメモリセルそれぞれ有する半導体装置。
  2. 複数のアプリケーションプログラムと、前記複数のアプリケーションプログラムの各々に関連づけられた複数のコンフィギュレーションデータとが記憶された記憶装置と、
    前記複数のアプリケーションプログラムの各々が有する第1スレッドを実行する機能を有するプロセッサと、
    プログラマブルロジックデバイスと、を有し、
    前記プログラマブルロジックデバイスは、メモリモジュールと、モリエレメントと、数のロジックエレメントと、を有し、
    前記メモリエレメントは、前記複数のコンフィギュレーションデータのうち、前記メモリモジュールにより選択された複数のコンフィギュレーションデータを格納する機能を有し、
    前記複数のロジックエレメントは、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータに従って論理回路の定義を行う機能と、前記複数のアプリケーションプログラムの各々が有する第2スレッドを前記論理回路おいて実行する機能と、を有し、
    前記メモリモジュールは、前記複数のロジックエレメントにおいて前記論理回路の定義が行われた時間のデータを取得する機能と、前記時間のデータを用いて、使用頻度が低いと見込まれるコンフィギュレーションデータの選択を行う機能と、を有し、
    前記メモリエレメントは、記憶素子と、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータによって定められた量の電荷を前記記憶素子に供給、保持、又は放出するためのスイッチとを、複数のメモリセルそれぞれ有する半導体装置。
  3. 請求項2において、
    前記時間のデータは、格納された前記複数のコンフィギュレーションデータの各々が、前記複数のロジックエレメントに書き込まれたときの時間を示すデータである半導体装置。
  4. 請求項2又は3において、
    前記メモリモジュールは、前記使用頻度が低いと見込まれるコンフィギュレーションデータが格納されている記憶領域を特定し、別のコンフィギュレーションデータで上書きする機能を有する半導体装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一において、
    前記記憶素子は、トランジスタまたは容量素子である半導体装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記スイッチは、チャネル形成領域に酸化物半導体を含むトランジスタを有する半導体装置。
  7. 請求項において、
    前記酸化物半導体は、In、Ga、及びZnを含む半導体装置。
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