JP6222590B1 - 共鳴体型容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】打つと音が響き、その音を楽しむ容器の提供を目的とする。【解決手段】音を鳴らして楽しむ容器であって、共鳴体と、当該共鳴体のスイートスポットに持ち手部を有することを特徴とする。【選択図】 図1
Description
りん、ベル等のように打つと音が響くとともに、容器としての機能を有する共鳴体型容器に関する。
音が鳴る容器としては、例えば特許文献1に呼び鈴付グラスが開示されている。
しかし、同公報に開示するグラスはグラスを単に呼び鈴に嵌合しただけのものであり、グラス等の容器と共鳴体が一体化されたものではない。
しかし、同公報に開示するグラスはグラスを単に呼び鈴に嵌合しただけのものであり、グラス等の容器と共鳴体が一体化されたものではない。
本発明は、打つと音が響き、その音を楽しむ容器の提供を目的とする。
本発明に係る共鳴体型容器は、音を鳴らして楽しむ容器であって、共鳴体と、当該共鳴体のスイートスポットに持ち手部を有することを特徴とする。
ここでスイートスポットとは、共鳴体が共振する際に振動の節となる部分をいい、この部分に持ち手部を取り付けることで、手で持っても共鳴体の振動にあまり影響を与えないことに着目した。
スイートスポットは、加振試験を行い振動モード解析を行うことで、その部位に存在することが容易に分かる。
ここでスイートスポットとは、共鳴体が共振する際に振動の節となる部分をいい、この部分に持ち手部を取り付けることで、手で持っても共鳴体の振動にあまり影響を与えないことに着目した。
スイートスポットは、加振試験を行い振動モード解析を行うことで、その部位に存在することが容易に分かる。
また本発明は、音を鳴らして楽しむ容器であって、共鳴体と、当該共鳴体のスイートスポットに容器を連結したものでもよい。
連結方法としては一体的に連結してあってもよく、容器を共鳴体に着脱自在に連結してあってもよい。
連結方法としては一体的に連結してあってもよく、容器を共鳴体に着脱自在に連結してあってもよい。
ここで、容器である共鳴体及び共鳴体に連結した容器の代表例はコップである。
本発明に係る共鳴体型容器は、持ち手部を手で持っても共鳴体の共振節部に、この持ち手があるので共鳴音がよく響く容器となる。
従来は、グラスを振ると音が鳴る呼び鈴を付けたものであったが、本発明は祝宴等における乾杯等に際し、お互いに軽く打ち合うことで共鳴音がなり、その音を楽しむことができる。
従来は、グラスを振ると音が鳴る呼び鈴を付けたものであったが、本発明は祝宴等における乾杯等に際し、お互いに軽く打ち合うことで共鳴音がなり、その音を楽しむことができる。
本発明に係る共鳴体型の容器の構造例を以下、図面に基づいて説明する。
本発明に係る容器に制限はないが、本実施例はコップに適用した例である。
本発明に係る容器に制限はないが、本実施例はコップに適用した例である。
図1は、コップ形状の容器10である。
図1は、その断面図を示す。
容器10は共鳴体である本体部11の側部のスイートスポット13となる位置に持ち手部12を連結した例である。
スイートスポットは、容器の側部又は底部に存在する場合が多く、図1は側部の上下中央部付近のスイートスポットに持ち手部を設けた。
図2は、共鳴体からなる本体部11aの共振時に節となるスイートスポット13を底部に形成することで、この底部から持ち手部12を形成した例である。
共鳴体の本体部11aを円錐形状としたので、底部にスイートスポットがある。
図3は、共鳴体の本体部11bの側部スイートスポット13に持ち手部12aを形成するとともに、内側にコップを形成した例である。
図4は、共鳴体である本体部11cの内側にグラス14を取り付けた例であり、本体部11cの側部にスリット111cを形成することで、このスリット111cからグラス14の持ち手を突設した。
図4(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
これによりグラスに飲料を入れた状態で取手15を持っても、共鳴体からなる本体部のスイートスポット13と、このグラスが連結されているので共鳴体を軽く打つと音が鳴り響く。
図5は、共鳴体である本体部11dの底部から持ち手部12bを形成するとともに、両側の側部に切り欠き部111dを形成することで内側のグラス16に口をつけやすくした例である。
図5(a)は平面図、(b)は外観斜視図、(c)は断面図を示す。
本実施例で内側のグラスはガラス製でもよく、樹脂製のコップでもよい。
共鳴体は、SUS,スズ,アルミ,黄銅等の金属製が好ましい。
本実施例は、コップ形状の容器で説明したが、各種容器に展開できる。
図1は、その断面図を示す。
容器10は共鳴体である本体部11の側部のスイートスポット13となる位置に持ち手部12を連結した例である。
スイートスポットは、容器の側部又は底部に存在する場合が多く、図1は側部の上下中央部付近のスイートスポットに持ち手部を設けた。
図2は、共鳴体からなる本体部11aの共振時に節となるスイートスポット13を底部に形成することで、この底部から持ち手部12を形成した例である。
共鳴体の本体部11aを円錐形状としたので、底部にスイートスポットがある。
図3は、共鳴体の本体部11bの側部スイートスポット13に持ち手部12aを形成するとともに、内側にコップを形成した例である。
図4は、共鳴体である本体部11cの内側にグラス14を取り付けた例であり、本体部11cの側部にスリット111cを形成することで、このスリット111cからグラス14の持ち手を突設した。
図4(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。
これによりグラスに飲料を入れた状態で取手15を持っても、共鳴体からなる本体部のスイートスポット13と、このグラスが連結されているので共鳴体を軽く打つと音が鳴り響く。
図5は、共鳴体である本体部11dの底部から持ち手部12bを形成するとともに、両側の側部に切り欠き部111dを形成することで内側のグラス16に口をつけやすくした例である。
図5(a)は平面図、(b)は外観斜視図、(c)は断面図を示す。
本実施例で内側のグラスはガラス製でもよく、樹脂製のコップでもよい。
共鳴体は、SUS,スズ,アルミ,黄銅等の金属製が好ましい。
本実施例は、コップ形状の容器で説明したが、各種容器に展開できる。
10 容器
11 本体部
12 持ち手部
13 スイートスポット
11 本体部
12 持ち手部
13 スイートスポット
Claims (4)
- 音を鳴らして楽しむ容器であって、
共鳴体と、当該共鳴体が共振する際に振動の節となる位置に持ち手部を有することを特徴とする共鳴体型容器。 - 音を鳴らして楽しむ容器であって、
共鳴体と、当該共鳴体が共振する際に振動の節となる位置に容器を連結したことを特徴とする共鳴体型容器。 - 前記共鳴体は、コップ形状であることを特徴とする請求項1記載の共鳴体型容器。
- 前記容器は、前記共鳴体と着脱自在に連結してあることを特徴とする請求項2記載の共鳴体型容器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016214635 | 2016-11-01 | ||
JP2016214635 | 2016-11-01 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2018075345A JP2018075345A (ja) | 2018-05-17 |
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JP2017123249A Active JP6877036B2 (ja) | 2016-11-01 | 2017-06-23 | 容器型のベル及びその楽しみ方 |
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JP2017123249A Active JP6877036B2 (ja) | 2016-11-01 | 2017-06-23 | 容器型のベル及びその楽しみ方 |
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2016
- 2016-12-15 JP JP2016243005A patent/JP6222590B1/ja active Active
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2017
- 2017-06-23 JP JP2017123249A patent/JP6877036B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP6877036B2 (ja) | 2021-05-26 |
JP2018077451A (ja) | 2018-05-17 |
JP2018075352A (ja) | 2018-05-17 |
JP7376056B2 (ja) | 2023-11-08 |
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