JP2004518170A - 楽器並びに楽器を製造する方法 - Google Patents

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シモンズ、リチャード
クロル、アンドルゼイ
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Latin Percussion Inc
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Abstract

【課題】
【解決手段】本発明に係る楽器は、演奏時に打たれるのとは反対の側面に単一の溶接された継ぎ目を有する体壁を有している。これを製造する方法によって、調和を連続させる振動面が非常に明晰な音を生じ、上音の良好なバランスを維持することが可能となる。更に、本発明に係る楽器を製造する際のコストの節減が図れる。また、本発明に係る楽器は丈夫である。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、楽器、特に、カウベルのような打楽器と、更に、このような打楽器を製造する方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】
カウベル及び同様の楽器は、典型的には、係合する側面に沿って互いに溶接された2つのセグメントを有するクラムシェルデザインに作られる。例えば、Staccato Cowbellに対して1982年12月7日にDeArmasへ特許された米国特許4、362、080号がある。この特許は、音響チャンバが、必要に応じて、単一片の材料から作られたり、構造を容易にするために、チャンバの側面が半円形のセグメントから構成されたりすることが可能であることを、述べている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構造は、幾つかの欠点を有する。例えば、溶接された継ぎ目は、時間が経つと亀裂を生じる傾向がある。かくして、溶接部が少ないカウベルの方が、より耐久性がある。また、溶接は、比較的時間がかかり、高価な技術である。比較的溶接部が少ないカウベルは、より製造が安価である。
【0004】
更に重要なのは、側面に沿った溶接部が、カウベル全体の音響に深刻な影響を及ぼすことである。例えば、タック溶接されたカウベルは、音の特徴が乾いたものになる。もう一方で、十分に溶接された継ぎ目を有するカウベルは、上音が豊かだが、明晰度に欠けた音を作り出す。
【0005】
本発明の目的は、音質が改良されたカウベルもしくは他の同様の器具を提供することである。
【0006】
本発明の更なる目的は、丈夫で製造が安価な楽器を提供することである。
【0007】
本発明の更なる目的は、長手方向に単一の継ぎ目を有する体壁を有する楽器を提供することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、カウベル及び他の同様の器具を製造する方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のこれらの目的及び他の目的は、打ち鳴らされる即ち演奏される側面とは反対側の裏面に溶接された単一の継ぎ目を有する体壁を具備する、本発明に係る楽器によって果される。この楽器は、連続した調和を有して非常に明晰な音を作り出すが上音の良好なバランスを維持できる振動面を実現する。更に、本発明に係る楽器の製造では製造が安価である。本発明の楽器はまた、比較的丈夫である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図面、特に図2を参照すると、全体が参照符号1で示された、本発明に係る楽器が提供されている。示されているように、楽器1はカウベルである。しかしながら、本発明は、説明されるような特徴を有する打楽器を提供する。
【0011】
図1を参照すると、従来のカウベル100が、これの閉端でポスト110に取着されている。このカウベルは、基本的に4つの側面から成る構造を成すように折ることのできる材料でできた2つのピース104、106である。これら2つのピースは、2つの継ぎ目線120に沿って互いに取着されている。これら継ぎ目線は、カウベルの短い側面に沿って位置されている。
【0012】
本発明に係る楽器1は、図2、3に示されている。楽器1は、開口端12と好ましくはこの開口端に対向した端壁18とを有する体壁10を具備する。端壁18は、体壁10と一体的に形成され得るが、あるいは、これとは別に形成されたピースであってもよく、この場合は、体壁10に取着並びに/もしくは溶接される。
【0013】
特に端壁18を有する体壁10は、音響チャンバ11を規定する。体壁10は、いくつかの壁セグメントを有する。各々に隣接する対になった2つのセグメントは、折り目(seam)即ち折り線によって互いに接続されている。これら壁セグメントの数は、好ましくは等しい。また好ましくは、体壁10は、少なくとも4つの壁セグメント13乃至16を有する。各壁セグメント13乃至16は、好ましくは、台形の形状である。更に、対向する側セグメント14及び15が、上セグメント13及び対向した底セグメント16よりも小さな領域を有することが好ましい。また、セグメント13と16とは、セグメント14及び15と同様に、同じ形状即ち構成を有することが好ましい。
【0014】
従って、楽器1は、好ましくは、概ね矩形の断面形状と、端部のセグメント18から開口端12へ向かって徐々に大きさを増す断面領域とを有する。
【0015】
本発明に係れば、楽器1は、体壁10内に底セグメント16に沿って単一の継ぎ目30を有する。この継ぎ目30は、好ましくは、セグメント16の中心に沿って位置されている。また、継ぎ目30は、適当な技術を利用してシールされ得る。好ましくは、体壁10が金属で形成されるときには、継ぎ目30は溶接される。あるいは、継ぎ目30は、楽器1に望まれる音と美しさとに応じて、全長に沿って複数のポイントで鋲留め(tack)されるか、全長にわたって完全にシールされ得る。
【0016】
上述されたように底セグメントに沿った単一継ぎ目を有する楽器は、図1の従来技術に示されているように側面に沿って2つ以上の継ぎ目を有するような楽器と比較して音質を改良し得ることが分かっている。特に、本発明によって提供されているような、底壁の中心線に沿って単一の溶接された継ぎ目を有するカウベルは、連続した調和を有する振動面を可能にすることができる。この振動面は、非常に明晰な音を作り出し、その上、上音の望ましいバランスを維持するものである。これは、継ぎ目が溶接されている場合に特に実現される。本発明に係る楽器が、従来のデザインより自由な方法で振動することが確信される。更に、本発明に係る楽器1は、側面に沿って2つ以上の継ぎ目を有する同様の楽器と比較して経済的であり、その上、丈夫である。
【0017】
任意で、音響チャンバ11は、複数のセグメント(示されず)に分割されてもよい。また、任意で、楽器1は、楽器をスタンド、ハンドル、もしくは同様の装置に取着するための接続部材(示されず)を有してもよい。
【0018】
楽器1の様々の部品は、任意の適当な材料を用いて形成され得る。楽器1は、演奏時に変形しないような適当な堅い材料で形成される。しかし、もう一方では、楽器1を形成するために使用される材料は、楽器1として成形されうるように、予測される環境において打ち延ばし可能にもしくは成形しやすくなるものでなくてはならない。楽器1を形成するために有用な材料には、例えば、金属、木、プラスチック、もしくはこれらを任意に組み合わせたものが含まれる。体壁10は、より好ましくは、真鍮のような金属、鋼、並びに/もしくはアルミニウムで形成される。
【0019】
図3を参照すると、楽器1は、単一ブランク20から形成されている。このブランク20は、5つの隣接したセグメント13’乃至15’、16a’及び16b’を有する。これら5つのセグメントは、4つの境界線25乃至28によって夫々区切られている。境界線25乃至28は、体壁10を形成するように折られる。ブランク20が境界線25乃至28に沿って折られると、中央のセグメント13’が上壁13になる。セグメント14’、15’は、対向する側壁14、15となる。底壁16を形成するために、セグメント16a’、16b’の各々の端縁22、24は、互いに近くなるように位置され(例えば並ぶか重なるように)、好ましくは溶接によって互いに取着される。後方セグメント18’は、ブランク20を形成するように境界線29で一体的に接続され得る。この場合、境界線29は、後方セグメント18’が後壁18となるように折られる。代わりの実施形態では、後方セグメント18’が、端縁22、24が互いに取着された後に後壁18を形成するように体壁10に個別に取着されることもできる。
【0020】
楽器1は、体壁10のセグメントを打ち鳴らすことによって演奏される。楽器1を演奏するために、より好ましくは上セグメント13、あまり好ましくないがセグメント14、15が打たれる。
【0021】
前述された説明は、カウベルのような、4つの側面から成るベルの形状を有する楽器についてである。しかしながら、本発明に係る楽器は、3つのみの側面もしくは3つ以上の側面を有してもよい。しかしながら、楽器1は、偶数の側面即ち面を有することが好ましい。更に、楽器1の折られたセグメントの曲げ径と辺角度とは、望ましい全体的な形状及びサイズに応じる。
【0022】
本発明は特定の好ましい形状を参照しながら説明されているが、様々の改良及び変形が本発明の範囲を逸脱することなく成され得ることが明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のカウベルである。
【図2】本発明に係る楽器である。
【図3】図2の楽器を形成するように折られるブランクである。

Claims (20)

  1. 体壁を具備し、この体壁は、これが音を作り出すように打たれ得る第1の面と、この第1の面に対向した、体壁内で唯一の継ぎ目である単一の閉じられた継ぎ目を有する第2の面とを有し、前記体壁は、開口端とこの開口端に対向した端壁とを有し、音響チャンバを規定しており、明晰な音を出し、打たれたときに上音の望ましいバランスを維持する楽器。
  2. 前記継ぎ目は、前記第2の面の中心に位置されている請求項1の楽器。
  3. 前記継ぎ目は、溶接された継ぎ目である請求項2の楽器。
  4. 前記体壁は、第3の面と第4の面とを更に有する請求項1の楽器。
  5. 前記第3の面と第4の面とは、互いに対向している請求項4の楽器。
  6. 前記第3の面と第4の面とは、互いに対向し、第1並びに第2の面に実質的に直交している請求項4の楽器。
  7. 前記体壁は、金属で形成されている請求項1の楽器。
  8. 前記継ぎ目は溶接された継ぎ目である請求項1の楽器。
  9. カウベルである請求項1の楽器。
  10. 前記端壁は、体壁に溶接されている請求項1の楽器。
  11. 前記体壁は、金属、木材、プラスチック及びこれらの任意の組み合わせから成るグループより選択された材料でできている、請求項1の楽器。
  12. 2つの端縁縁と複数のセグメントとを有するブランクを、2つの端縁縁が互いに近づくように折り線によって折る工程と、
    1つのみの継ぎ目を有する体壁を形成するように前記2つの端縁縁を接続する工程と、
    閉塞端縁を規定するように前記端部セグメントを体壁に接続する工程とを具備し、
    このように完成された楽器が、体壁を有し、この体壁は、これが音を作り出すように打たれ得る第1の面と、第1の面に対向した、体壁内の唯一の継ぎ目である単一の継ぎ目を有する第2の面とを有しており、明晰な音を出し、打たれたときに上音の望ましいバランスを維持する、楽器を製造する方法。
  13. 前記2つの端縁を接続する工程は、溶接によって果される請求項12の方法。
  14. 前記2つの端縁を接続する工程は、鋲留めによって果される請求項12の方法。
  15. 前記2つの端縁を接続する工程は、これら2つの端縁を、これら2つの端縁に沿った複数のポイントで鋲留めすることによって果される請求項12の方法。
  16. 前記取付ける工程は、溶接によって果される請求項12の方法。
  17. 前記体壁は、第3の面と第4の面とを更に有する請求項12の方法。
  18. 前記第3の面と第4の面とは、互いに対向している請求項17の方法。
  19. 前記第3の面と第4の面とは、互いに対向しており、第1並びに第2の面と実質的に直交している請求項17の方法。
  20. 前記体壁は、金属で形成されている請求項12の方法。
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