JP6213704B1 - エレベーターの戸閉機構点検装置および戸閉機構点検システム - Google Patents

エレベーターの戸閉機構点検装置および戸閉機構点検システム Download PDF

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Abstract

戸閉機構の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができるエレベーターの戸閉機構点検装置を提供する。エレベーターの戸閉機構点検装置は、外郭をなし、エレベーターのかごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して着脱自在に設けられた筐体部と、前記筐体部に設けられ、撮影指令に基づいて撮影するカメラ部と、前記筐体部に設けられ、前記カメラ部により撮影された画像の情報を記憶する記憶部と、前記筐体部に設けられ、前記筐体部が前記かごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して取り付けられている状態において前記エレベーターの戸閉機構が前記カメラ部により撮影された画像に収まるタイミングで前記カメラ部に対して撮影指令を送信する制御部と、を備えた。

Description

この発明は、エレベーターの戸閉機構点検装置および戸閉機構点検システムに関する。
特許文献1は、エレベーターの戸閉機構点検装置を開示する。当該戸閉機構点検装置によれば、戸閉機構の機械的寸法を点検するための画像を取得することができる。
日本特開2014−76871号公報
しかしながら、特許文献1に記載の戸閉機構点検装置においては、取り付けおよび取り外しが煩わしいこともある。このため、戸閉機構の点検に時間がかかることもある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、戸閉機構の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができるエレベーターの戸閉機構点検装置および戸閉機構点検システムを提供することである。
この発明に係るエレベーターの戸閉機構点検装置は、外郭をなし、エレベーターのかごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して着脱自在に設けられた筐体部と、前記筐体部に設けられ、撮影指令に基づいて撮影するカメラ部と、前記筐体部に設けられ、前記カメラ部により撮影された画像の情報を記憶する記憶部と、前記筐体部に設けられ、加速度を検出する加速度センサ部と、前記筐体部に設けられ、前記加速度センサ部による鉛直方向の加速度の検出値に基づいて前記エレベーターのかごが停止中であるか否かを判定し、加速度センサ部による水平方向の加速度の検出値に基づいて前記エレベーターの乗場ドアが開き始めたか否かを判定し、前記筐体部が前記かごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して取り付けられている状態において前記エレベーターの戸閉機構が前記カメラ部により撮影された画像に収まるタイミングで前記カメラ部に対して撮影指令を送信する制御部と、を備えた。
この発明に係るエレベーターの戸閉機構点検システムは、前記戸閉機構点検装置と、前記戸閉機構点検装置が取り付けられたかごドアを備えたかごを前記エレベーターが設けられた建築物の各階の乗場に停止させて前記かごドアを開くことにより前記エレベーターの乗場ドアを開いて前記戸閉機構を動作させる制御装置と、を備えた。
これらの発明によれば、戸閉機構点検装置の筐体部は、エレベーターのかごドアにおいてエレベーターの乗場の側に対して着脱自在に設けられる。このため、戸閉機構の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの構成図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの戸閉機構の正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置による戸閉機構の点検内容を説明するための図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターのかごドアの正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置のブロック図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの制御装置のハードウェア構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの構成図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベーターの戸閉機構点検装置のブロック図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの構成図である。
図1において、建築物は、複数の階を備える。建築物は、エレベーターを備える。
エレベーターにおいて、昇降路1は、建築物の各階を貫く。複数の乗場2の各々は、建築物の各階に設けられる。複数の乗場2の各々は、昇降路1に対向する。巻上機3は、昇降路1の上部に設けられる。返し車4は、昇降路1の上部に設けられる。主ロープ5は、巻上機3と返し車4とに巻き掛けられる。かご6は、昇降路1の内部に設けられる。かご6は、主ロープ5の一側に支持される。釣合オモリ7は、昇降路1の内部に設けられる。釣合オモリ7は、主ロープ5の他側に支持される。
複数の乗場ドア8の各々は、エレベーターのドアとして各階の乗場2の出入口に設けられる。かごドア9は、エレベーターのドアとしてかご6の出入口に設けられる。複数の戸閉機構10の各々は、各階の乗場2の側に設けられる。複数の戸閉機構10の各々は、インターロックと呼ばれることもある。
かご上ステーション11は、かご6の上部に設けられる。制御装置12は、昇降路1の上部に設けられる。制御ケーブル13は、かご上ステーション11と制御装置12とを電気的に接続する。
戸閉機構点検装置14は、かごドア9においてエレベーターの乗場2の側に対して着脱自在に設けられる。
戸閉機構10の機械的寸法の点検時において、戸閉機構点検装置14は、かごドア9においてエレベーターの乗場2の側に取り付けられる。この状態で、制御装置12は、かご6を各階の乗場2に停止させてかごドア9を開くことにより乗場ドア8を開いて戸閉機構10を動作させる。この際、戸閉機構点検装置14は、各階の戸閉機構10を撮影する。
次に、図2を用いて、戸閉機構10を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの戸閉機構の正面図である。
図2に示されるように、戸閉機構10は、ラッチ10aと掛け金10bとばね10cとローラ10dを備える。
ラッチ10aは、図2においては図示されない乗場2の出入口の上縁部に設けられる。図2においては図示されないが、ラッチ10aは、昇降路1の壁面に設けられる。掛け金10bは、乗場ドア8の上縁部に設けられる。ばね10cは、乗場ドア8の上縁部において掛け金10bの上方に設けられる。ばね10cは、掛け金10bに対して下方への荷重を与える。ローラ10dは、掛け金10bの後部に連結される。
図2においては図示されないが、かごドア9が開く際、ローラ10dは、かご6に設けられた板体によりかごドア9が開く方向に押される。この際、掛け金10bは、後部の側を軸として回転する。その結果、掛け金10bの前部は、ラッチ10aから外れる。
次に、図3を用いて、戸閉機構10の点検内容を説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置による戸閉機構の点検内容を説明するための図である。
図3の左側に示されるように、掛け金10bの前部がラッチ10aに掛かっている場合については、ラッチ10aと掛け金10bとの水平隙間寸法Aが点検対象となる。ラッチ10aと掛け金10bとの第1鉛直隙間寸法Bが点検対象となる。図3の右側に示されるように、掛け金10bの前部がラッチ10aから外れている場合においては、ラッチ10aと掛け金10bとの第2鉛直隙間寸法Cが点検対象となる。
次に、図4を用いて、戸閉機構点検装置14の取り付け位置を説明する。
図4この発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターのかごドアの正面図である。
図4に示されるように、戸閉機構点検装置14は、かごドア9において乗場2の側に取り付けられる。例えば、戸閉機構点検装置14は、図示されない磁石の磁力によりかごドア9において乗場2の側に取り付けられる。図4においては図示されないが、戸閉機構点検装置14の撮影方向は、かご6の床面の高さが乗場2の床面の高さと一致した状態で戸閉機構点検装置14が撮影した画像に戸閉機構10が収まるように設定される。
次に、図5を用いて、戸閉機構点検装置14の構成を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置のブロック図である。
図5に示されるように、戸閉機構点検装置14は、筐体部14aと電源部14bとカメラ部14cと照明部14dと記憶部14eと加速度センサ部14fと制御部14gとを備える。
筐体部14aは、戸閉機構点検装置14の外郭をなす。筐体部14aは、かごドア9において乗場2の側に対して着脱自在に設けられる。電源部14bは、筐体部14aに設けられる。電源部14bは、戸閉機構点検装置14の各部に電力を供給する。カメラ部14cは、筐体部14aに設けられる。カメラ部14cは、撮影指令に基づいて撮影する。照明部14dは、筐体部14aに設けられる。照明部14dは、カメラ部14cの撮影方向に光を発する。記憶部14eは、筐体部14aに設けられる。記憶部14eは、カメラ部14cにより撮影された画像の情報を記憶する。加速度センサ部14fは、筐体部14aに設けられる。加速度センサ部14fは、加速度を検出する。制御部14gは、筐体部14aに設けられる。制御部14gは、戸閉機構10がカメラ部14cにより撮影された画像に収まるタイミングでカメラ部14cに対して撮影指令を送信する。具体的には、制御部14gは、加速度センサ部14fが検出した加速度に基づいてカメラ部14cに対して撮影指令を送信するタイミングを決定する。
次に、図6を用いて、戸閉機構点検装置14の動作を説明する。
図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図6に示されるように、ステップS1では、制御部14gは、加速度センサ部14fによる鉛直方向の加速度の検出値に基づいてかご6が停止中であるか否かを判定する。ステップS1でかご6が停止中でない場合、制御部14gは、ステップS1の動作を行う。ステップS1でかご6が停止中である場合、制御部14gは、ステップS2の動作を行う。
ステップS2では、制御部14gは、カメラ部14cに対して撮影指令を送信する。この際、カメラ部14cは、掛け金10bの前部がラッチ10aに掛かっている状態を撮影する。その後、制御部14gは、ステップS3の動作を行う。
ステップS3では、制御部14gは、加速度センサ部14fによる水平方向の加速度の検出値に基づいて乗場ドア8が開き始めたか否かを判定する。ステップS3で乗場ドア8が開き始めてない場合、制御部14gは、ステップS3の動作を行う。ステップS3で乗場ドア8が開き始めた場合、制御部14gは、ステップS4の動作を行う。
ステップS4では、制御部14gは、カメラ部14cに対して撮影指令を送信する。この際、カメラ部14cは、掛け金10bの前部がラッチ10aから外れている状態を撮影する。その後、制御部14gは、ステップS5の動作を行う。
ステップS5では、制御部14gは、加速度センサ部14fによる鉛直方向の加速度の検出値に基づいてかご6が移動を開始したか否かを判定する。ステップS1でかご6が移動を開始していない場合、制御部14gは、ステップS5の動作を行う。ステップS5でかご6が移動を開始した場合、制御部14gは、ステップS1の動作を行う。
以上で説明した実施の形態1によれば、戸閉機構点検装置14の筐体部14aは、かごドア9において乗場2の側に対して着脱自在に設けられる。このため、戸閉機構10の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができる。
この際、かご6の天井に乗っての作業およびかご6の内部での作業は不要である。このため、特に、最上階の乗場2の戸閉機構10を点検する場合でもかご6の天井に乗っての作業が不要となる。
また、特別な配線は不要である。さらに、かご6を高速運転して点検することができる。このため、戸閉機構10の機械的寸法を点検するための画像を取得する際の作業時間を短くすることができる。
また、戸閉機構点検装置14の筐体部14aは、かごドア9において乗場2の側に対して磁力により取り付けられる。このため、かごドア9に対して戸閉機構点検装置14を簡単に取り付けることができる。
また、制御部14gは、加速度センサ部14fが検出した加速度に基づいてカメラ部14cに対して撮影指令を送信するタイミングを決定する。この際、制御装置12による制御は不要である。このため、エレベーターの機種に依存せずに、戸閉機構10の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができる。例えば、既存のエレベーターにおいても、戸閉機構10の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができる。
この際、制御装置12は、かご6を建築物の各階の乗場2に停止させてかごドア9を開くことにより乗場ドア8を開いて戸閉機構10を動作させる。このため、戸閉機構点検装置14と制御装置12とを備えた戸閉機構点検システムによれば、複数の戸閉機構10の各々について、水平隙間寸法Aと第1鉛直隙間寸法Bと第2鉛直隙間寸法Cとを点検するための画像を確実に取得することができる。作業員は、戸閉機構点検装置14をかごドア9から取り外した後に当該画像を表示装置等で表示して水平隙間寸法Aと第1鉛直隙間寸法Bと第2鉛直隙間寸法Cとを点検すればよい。
次に、図7を用いて、制御装置12の例を説明する。
図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置12の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ15aと少なくとも1つのメモリ15bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア16を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ15aと少なくとも1つのメモリ15bとを備える場合、制御装置12の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ15bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ15aは、少なくとも1つのメモリ15bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置12の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ15aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ15bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア16を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、制御装置12の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、制御装置12の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
制御装置12の各機能について、一部を専用のハードウェア16で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、かご6の動作を制御する機能については専用のハードウェア16としての処理回路で実現し、かご6の動作を制御する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ15aが少なくとも1つのメモリ15bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア16、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで制御装置12の各機能を実現する。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの戸閉機構点検装置が適用されるエレベーターの構成図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には、同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
図8に示されるように、通信装置17は、かご6の上部に設けられる。通信装置17は、かご上ステーション11に電気的に接続される。
次に、図9を用いて、戸閉機構点検装置14の構成を説明する。
図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベーターの戸閉機構点検装置のブロック図である。
図8に示されるように、戸閉機構点検装置14は、加速度センサ部14fを備えない。戸閉機構点検装置14は、通信部14hを備える。
通信部14hは、エレベーターからの信号をかご上ステーション11と通信装置17とを介して無線で受信する。制御部14gは、当該信号に基づいてカメラ部14cに対して撮影指令を送信するタイミングを決定する。
以上で説明した実施の形態2によれば、制御部14gは、通信部14hがかご上ステーション11と通信装置17とを介して制御装置12から受信した信号に基づいてカメラ部14cに対して撮影指令を送信するタイミングを決定する。この際、制御装置12は、かご6を建築物の各階の乗場2に停止させてかごドア9を開くことにより乗場ドア8を開いて戸閉機構10を動作させるタイミングでかご上ステーション11に対応した信号を送信すればよい。この場合、加速度センサ部14fを必要とせずに、戸閉機構10の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得することができる。
以上のように、この発明に係るエレベーターの戸閉機構点検装置および戸閉機構点検システムは、戸閉機構の機械的寸法を点検するための画像を短時間で取得するシステムに利用できる。
1 昇降路、 2 乗場、 3 巻上機、 4 返し車、 5 主ロープ、 6 かご、 7 釣合オモリ、 8 乗場ドア、 9 かごドア、 10 戸閉機構、 10a ラッチ、 10b 掛け金、 10c ばね、 10d ローラ、 11 かご上ステーション、 12 制御装置、 13 制御ケーブル、 14 戸閉機構点検装置、 14a 筐体部、 14b 電源部、 14c カメラ部、 14d 照明部、 14e 記憶部、 14f 加速度センサ部、 14g 制御部、 14h 通信部、 15a プロセッサ、 15b メモリ、 16 ハードウェア、 17 通信装置

Claims (3)

  1. 外郭をなし、エレベーターのかごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して着脱自在に設けられた筐体部と、
    前記筐体部に設けられ、撮影指令に基づいて撮影するカメラ部と、
    前記筐体部に設けられ、前記カメラ部により撮影された画像の情報を記憶する記憶部と、
    前記筐体部に設けられ、加速度を検出する加速度センサ部と、
    前記筐体部に設けられ、前記加速度センサ部による鉛直方向の加速度の検出値に基づいて前記エレベーターのかごが停止中であるか否かを判定し、加速度センサ部による水平方向の加速度の検出値に基づいて前記エレベーターの乗場ドアが開き始めたか否かを判定し、前記筐体部が前記かごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して取り付けられている状態において前記エレベーターの戸閉機構が前記カメラ部により撮影された画像に収まるタイミングで前記カメラ部に対して撮影指令を送信する制御部と、
    を備えたエレベーターの戸閉機構点検装置。
  2. 前記筐体部は、前記かごドアにおいて前記エレベーターの乗場の側に対して磁力により取り付けられる請求項1に記載のエレベーターの戸閉機構点検装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の戸閉機構点検装置と、
    前記戸閉機構点検装置が取り付けられたかごドアを備えたかごを前記エレベーターが設けられた建築物の各階の乗場に停止させて前記かごドアを開くことにより前記エレベーターの乗場ドアを開いて前記戸閉機構を動作させる制御装置と、
    を備えたエレベーターの戸閉機構点検システム。
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