JP6212349B2 - スパークプラグの主体金具成形品の製造方法、スパークプラグの主体金具の製造方法、及びスパークプラグの製造方法 - Google Patents
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Description
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程において、
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程と、前記胴部を成形する工程とを含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部と前記第2内側段部の少なくとも一方を押え付け可能である環状先端向き面を有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、前記環状先端向き面にて、前記第1内側段部と前記第2内側段部の少なくとも一方を押え込むことによって前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における前記フランジ形状部の先端向き面と、該先端向き面に対向する前記金型における面との間で間隔を設けた状態の下で、該仕掛り成形体における先端部を前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とする。
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程において、
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程を含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部と前記第2内側段部の両方を押え付け可能である環状先端向き面を有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、前記環状先端向き面にて、前記第1内側段部と前記第2内側段部の両方を押え込むことによって前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における先端部を、前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とする。
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程の後において、
前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程と、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えることを特徴とする。
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に暫定テーパー部を成形する工程を含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部を押え付け可能である環状先端向き面と、前記暫定テーパー部とを押さえ付け可能である小径孔成形面とを有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、
前記環状先端向き面にて前記第1内側段部を押え込むこと、そして、前記小径孔成形面にて前記暫定テーパー部を押え込むことの、少なくとも一方の押え込みによって、前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における先端部を、前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形するとともに、前記小径孔成形面を前記暫定テーパー部に押付けることによって前記第2内側段部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とする請求項3に記載のスパークプラグの主体金具成形品の製造方法である。
請求項7に記載の発明は、前記絶縁体を請求項6に記載の前記主体金具の内側に収納する工程を備えることを特徴とする、スパークプラグの製造方法である。
B:2つには、押込まれる前記パンチにおける前後いずれの前記環状先端向き面とも、第1内側段部又は第2内側段部に接触する前に、該パンチと前記仕掛り成形体が一体となって金型に押付けられて、前記先端側環状部を成形が開始され、その成形途中で、押込まれる前記パンチにおける少なくとも前後いずれかの前記環状先端向き面が、第1内側段部又は第2内側段部に接触して、前記先端側環状部を成形するパターンである。
B:2つには、押込まれる前記パンチにおける前記環状先端向き面が第1内側段部に接触する前に、該パンチと前記仕掛り成形体が一体となって金型に押付けられる場合である。 この場合には、前記パンチにおける前記小径孔成形面が前記暫定テーパ部に接触してこの暫定テーパ部を押さえ込み、前記先端側環状部を成形するパターンと、前記パンチにおける前記小径孔成形面が前記暫定テーパ部に接触してこの暫定テーパ部を押さえ込み、前記先端側環状部を成形すると共に、前記第2内側段部を成形するのを途中まで行い、その途中からパンチにおける前記環状先端向き面が第1内側段部に接触してこの第1内側段部を押えながら、前記先端側環状部の残りの成形を行うか、前記先端側環状部を成形すると共に、前記パンチにおける前記小径孔成形面が前記暫定テーパ部に接触して前記第2内側段部を成形するパターンとがある。
これら成形パターンの違いは、仕掛り成形体における第1内側段部と第2内側段部となるべき部位相互の先後間寸法等の相違等が要因となって生じるものであり、最終的に成形(冷間鍛造)される主体金具成形品、及び、その冷間鍛造に用いる金型の型閉じ状態は同じであることから、本質的な相違ではない。
図2に示したように、第1工程用の金型(ダイ)200aに設けられた、図示下方が小径で、上方が大径の異径円形穴(空孔)203a内に、その上方から完成品に対応して材料取、切断された円柱状の素材(円柱体)Sを装填する(図2の中心縦線(中心線ともいう)の左側参照)。ここで、下方の小径の円形穴205aの内径は、図13に示した主体金具成形品30fの中間筒状部35の外径より若干小さめであり、大径の円形穴203aの内径は、図13に示した主体金具成形品30fの薄肉のカシメ用円環状部38の外径と略同じである。この装填後、小径の円形穴205aに下から内挿配置された支持用円柱パンチ(ピン)220aと、スリーブ240aと、素材Sの上から打ち込まれる円軸状のパンチ250aで、その素材Sを両端面間で圧縮する。こうすることで、図2の中心線の右側に示したように、後端側が大径部39aをなし、その先方に、先細りテーパ部を介して小径部35aが押出し成形された、第1工程成形体(異径円柱状成形体)30aが成形される(図1−A,図2参照)。この第1工程成形体30aは、先後の各端面の中央に凹部が形成されたものとされている。なお、この成形後はパンチ250aを抜き、支持用円柱パンチ(ピン)220aを連動してノックアウトして第1工程成形体30aを取り出す。以下、各工程において、金型を同軸で上下動することや、素材(仕掛品)を支持する支持用パンチやノックアウトピン(又はノックアウト用スリーブ)の駆動(上下動)や、成形体の取り出し等は従来公知の事項であるため、その説明を省略する。
第2工程について図3に基づいて説明する。第2工程において、図示下方の金型200bは、第1工程成形体30aにおけるその小径部35aの外周面を拘束可能の円形穴203bを有する第1下型201bと、この円形穴と同心の円形穴を有して、この第1下型の上に配置固定された第2下型202bとから組立構成されている。第2下型202bの円形穴207bは、図13に示した主体金具成形品30fのフランジ36における外周面の円形と略同一の内径を内周面として形成されている。そして、この金型200bにおける円形穴203bには、下から支持用円柱ピン220b,及び円形スリーブ270bが内挿配置されている。
第3工程について図4に基づいて説明する。第3工程においては、第2工程成形体30bとして成形された円筒部(小径部35a、大径部39a)を伸長させる工程である。第3工程において使用する金型は、図4に示したように、下型をなす金型、及び穴あけ用パンチ等である。すなわち、図示下方の金型(下型)200cは、第2工程成形体30bにおけるその小径部35aの外周面を拘束可能の円形穴203cを有する第1下型201cと、この円形穴と同心の円形穴207cを有して、この第1下型の上に配置固定された第2下型202cとから組立構成されている。第2下型の円形穴207cは、第2工程成形体30bにおけるその大径部39aの外周面を拘束可能のものである。また、この金型200cにおける円形穴203cには、下から支持用円柱ピン220c,及び円形スリーブ270cが第2工程におけるものと同様にして内挿配置されている。したがって、下型200cは、第2工程に用いたもの類似の構造のものである。ただし、第2下型202cの高さ(先後長)は、第2工程に用いたものより大きく設定されている。
第4工程について図5に基づいて説明する。第4工程においては、第3工程成形体30cの胴部39の外周面に、主体金具成形品30fにおける多角形部37を成形する工程である。この第4工程において使用する金型(下型)は、図5に示したように、中間筒状部35となるべき、筒状部35cを微小の隙間嵌めで内挿し得る内周面の円形穴203dを有すると共に、この円形穴203dに、第3工程成形体30cにおける筒状部35cを内挿したとき、第3工程成形体30cにおける筒状部35cの後端において先端を向く環状面を、上端である前端において支持可能の支持面205dを有する円筒状支持体200dと、この円筒状支持体200dの内周面において、筒状部35cの先端(図示下端)を、上端(前端)で支持可能に配置された円柱体220dとからなっている。
第5工程は、図6に示すように、第4工程成形体30dにおいて残存する深穴底の底壁Kを打抜きパンチで打抜く工程である。すなわち、その筒状部35dを挿入可能の円形穴203eを有する金型200e、及び、この円形穴内に、筒状部35dの先端を、支持可能の円柱体220eを同軸で挿入配置しておく。そして、図6の左図に示したように、その円形穴203e内に、第4工程成形体30dの筒状部35dを挿入し、この状態の下で、図6の右図に示したように、上から円柱状をなす、底壁打抜きパンチ240eでその底壁Kを打抜く。かくして、先後に貫通した第5工程成形体30eを得ることができる(図1−E参照)。この打抜きにより、底壁Kがせん断された内周面が、小径孔43aにおける内周面43となるが、この小径孔43aより先端側の内径は、この小径孔43aの内径より大きい第2中径孔41bとなる。これにより、小径孔43aにおける内周面43は、内向きに突出する内向突出環状部となり、第1中径孔41aと小径孔43aとの間に第2内側段部44が形成されると共に、小径孔43aと第2中径孔41bとの間には、先端側を向く環状の段部45が形成される。このように打抜かれ、中間筒状部35となるべき筒状部35eが成形されることにより第5工程成形体(本発明の「仕掛り成形体」に相当)30eとなり、これに、次工程(第6工程)において先端側環状部32が成形されることにより、主体金具成形品30fとなる。
第6工程(最終冷間鍛造工程)において用いる金型について図7に基づいて説明する。上記もしたように、下型200fは、上下2つの金型201f,202fからなる。このうち、下方の第1下型201fには、第5工程成形体30eの筒状部35eを、隙間嵌めで装填可能の円筒内周面203fを有する円形穴が設けられている。そして、その下方には、これと同心で、内周面が先端側環状部32の外周面を成形するように、この円筒内周面203fにおいて、先すぼまりのテーパー内周面205fを介して、内径が、先端側環状部32の外径に縮径されてなる縮径円筒内周面206fとを有している。この円筒内周面203f、テーパー内周面205f、及び縮径円筒内周面206fにより、先端側環状部成形面を形成している。また、この第1下型201fの円形穴には、同軸で下から、筒状部35eの内周面41のうち、小径孔43aより先端側の第2中径孔41bに隙間なく挿入され、その内周面を外周面で拘束すると共に、上端が小径孔43aの先端側を向く段部45に当接する円柱体220fが装填、配置されている。そして、この円柱体220fを包囲し、第6工程において、先端側環状部32を押出し成形した後で、これをキックアウトするためのスリーブ270fが配置されている。なお、下方の第1下型201fの上面210fには、第5工程成形体30eにおけるフランジ36を隙間嵌めで受け入れ得る円形穴207fを、円筒内周面203fをなす円形穴と同心で有する第2下型202fが配置されている。
21 スパークプラグの絶縁体
30 スパークプラグの主体金具
30f 主体金具成形品
30e 仕掛り成形体(先端側環状部の成形前の仕掛り成形体)
32 先端側環状部
34 ネジ(ネジ部)
35 中間筒状部
39 胴部
41 中間筒状部の内周面
41a 第1中径孔
41b 第2中径孔
43 小径孔の内周面
43a 小径孔
44 第2内側段部
46 第1内側段部
48a 大径孔
200f 仕掛り成形体を装填する金型
201f 仕掛り成形体を装填する金型先端側環状部成形部を有する金型
203f 仕掛り成形体を装填する金型の円筒内周面
205f 仕掛り成形体を装填する金型のテーパ内周面
206f 仕掛り成形体を装填する金型の縮径円筒内周面
240f パンチ(先端側環状部形成用パンチ)
243f、246f 環状先端向き面
Claims (7)
- 内側に絶縁体を収容可能な軸孔と、径方向外向きに突出するフランジ形状部を有する胴部と、該胴部の先端側に配置された中間筒状部と、該中間筒状部の先端側に形成されて前記中間筒状部よりも外径が小さい先端側環状部と、を有するスパークプラグの主体金具成形品の製造方法であって、
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程において、
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程と、前記胴部を成形する工程とを含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部と前記第2内側段部の少なくとも一方を押え付け可能である環状先端向き面を有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、前記環状先端向き面にて、前記第1内側段部と前記第2内側段部の少なくとも一方を押え込むことによって前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における前記フランジ形状部の先端向き面と、該先端向き面に対向する前記金型における面との間で間隔を設けた状態の下で、該仕掛り成形体における先端部を前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とするスパークプラグの主体金具成形品の製造方法。 - 内側に絶縁体を収容可能な軸孔と、径方向外向きに突出するフランジ形状部を有する胴部と、該胴部の先端側に配置された中間筒状部と、該中間筒状部の先端側に形成されて前記中間筒状部よりも外径が小さい先端側環状部と、を有するスパークプラグの主体金具成形品の製造方法であって、
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程において、
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程を含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部と前記第2内側段部の両方を押え付け可能である環状先端向き面を有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、前記環状先端向き面にて、前記第1内側段部と前記第2内側段部の両方を押え込むことによって前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における先端部を、前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とする、スパークプラグの主体金具成形品の製造方法。 - 内側に絶縁体を収容可能な軸孔と、径方向外向きに突出するフランジ形状部を有する胴部と、該胴部の先端側に配置された中間筒状部と、該中間筒状部の先端側に形成されて前記中間筒状部よりも外径が小さい先端側環状部と、を有するスパークプラグの主体金具成形品の製造方法であって、
(a)金属製の部材を、軸心を貫き、後端側から先端側に向かって、大径孔と、該大径孔より径小となる第1中径孔と、該第1中径孔より径小となる小径孔と、該小径孔より径大となる第2中径孔と、を有する仕掛り成形体を成形する、仕掛り成形体成形工程と、
(b)前記仕掛り成形体成形工程の後において、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えており、
前記仕掛り成形体成形工程の後において、
前記第1中径孔と前記小径孔との間に第2内側段部を成形する工程と、前記先端側環状部を形成する先端側環状部形成工程と、
を備えることを特徴とするスパークプラグの主体金具成形品の製造方法。 - 前記仕掛り成形体成形工程において、
前記大径孔と前記第1中径孔との間に第1内側段部を成形し、前記第1中径孔と前記小径孔との間に暫定テーパー部を成形する工程を含んでおり、
前記先端側環状部形成工程において、
前記中間筒状部が隙間嵌めで装填可能な円筒内周面と、該円筒内周面よりも内径が小さい縮径円筒内周面と、前記円筒内周面と前記縮径円筒内周面との間のテーパー内周面とを有する金型に、前記仕掛り成形体を自身の先端側から装填し、
該仕掛り成形体のうち、前記第1内側段部を押え付け可能である環状先端向き面と、前記暫定テーパー部とを押さえ付け可能である小径孔成形面とを有するパンチを、前記仕掛り成形体の内側に後端側から押込んで、
前記環状先端向き面にて前記第1内側段部を押え込むこと、そして、前記小径孔成形面にて前記暫定テーパー部を押え込むことの、少なくとも一方の押え込みによって、前記仕掛り成形体を先端側に押し、
該仕掛り成形体における先端部を、前記金型における前記縮径円筒内周面と前記テーパー内周面に押付けることによって前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形するとともに、前記小径孔成形面を前記暫定テーパー部に押付けることによって前記第2内側段部を冷間鍛造によって成形する工程を含んでいることを特徴とする請求項3に記載のスパークプラグの主体金具成形品の製造方法。 - 前記仕掛り成形体は、前記小径孔における先後方向の寸法が前記主体金具成形品における設計上の寸法より大きく、かつ、前記第1内側段部から前記第2内側段部までの先後方向の寸法が前記主体金具成形品における設計上の寸法より小さいものであり、該両寸法とも、前記先端側環状部を冷間鍛造によって成形する工程において同時に、設計上の寸法に成形することを特徴とする、請求項2又は4のいずれか1項に記載のスパークプラグの主体金具成形品の製造方法。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の前記中間筒状部の少なくとも一部に、ネジ部を成形する工程を備えることを特徴とする、スパークプラグの主体金具の製造方法。
- 前記絶縁体を請求項6に記載の前記主体金具の内側に収納する工程を備えることを特徴とする、スパークプラグの製造方法。
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