JPH05337576A - 管端末の成形方法 - Google Patents

管端末の成形方法

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JPH05337576A
JPH05337576A JP14299292A JP14299292A JPH05337576A JP H05337576 A JPH05337576 A JP H05337576A JP 14299292 A JP14299292 A JP 14299292A JP 14299292 A JP14299292 A JP 14299292A JP H05337576 A JPH05337576 A JP H05337576A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質が良く,製造が容易で,量産でき,更
に,少ない設備で製造することができる管端末の成形方
法とそれに用いるプレス成形用パンチとを提供するこ
と。 【構成】 管端末1は,一端部に管外径よりも外径の大
きなフランジ部13と,このフランジ部よりも径の狭い
第1及び第3筒部11,18と,この第1及び第3筒部
11,17よりも外径の狭い第2筒部16とを備えてい
る。この管端末継手を製造する方法において,素管10
をクランプにて固定する。次に,素管10の軸方向一端
及びその近傍部分に素管10の軸心に沿って素管10に
対し相対的に可動な複数種のパンチにより複数回の塑性
加工を施す。この加工動作によって,フランジ部13,
第1筒部11,第2筒部16,及び第3筒部18を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,管端末継手に用いる管
端末の成形方法に関し,詳しくは,主として自動車冷房
装置の冷媒配管に用いる管端末の成形方法及びそれに用
いるプレス成形用パンチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,自動車冷房装置の冷媒配管に用い
られる管端末継手の製造には,継手部分を別部品として
予め切削加工し,それと管とをろう付け等にて一体化す
る方法が用いられていた。また,一方,管の端末を一体
に成形する方法もあるが,加工される管の軸方向の塑性
加工と回転塑性加工とを組み合わせて成形が行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の製造方
法によると,切削品との組み合わせによるろう付け加工
では,加工工数が多く,夫々の工程を複数の加工機械に
分担して行わなければならないので,生産性が悪く,ま
た設備も大きくなるので,製品の価格が高くなるという
問題があり,量産には不向きであった。
【0004】また,前述した製造方法において,軸方向
と回転との加工を組み合わせた塑性加工においても前者
に比べて生産性は遥かに向上するものの成形工程が分離
されるため,例えば,芯ずれや回転塑性加工におけるワ
ークの剥離等を生じ,品質を維持するための加工条件等
の安定化が難しく管理が困難であるという欠点を有し
た。
【0005】そこで,本発明の技術的課題は,品質が良
く,製造が容易で,量産でき,更に,少ない設備で製造
することができる管端末の成形方法とそれに用いるプレ
ス成形用パンチとを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば,管素材
の軸方向一端から離れた位置に該管素材よりも大きな外
径をもって形成されたフランジ部と,前記フランジ部の
前記軸方向一端側に隣接した位置に前記フランジ部より
も小さな外径をもって形成された第1筒部と,前記第1
筒部の前記軸方向一端側に隣接した位置に前記第1筒部
よりも小さな外径をもって形成された第2筒部と,前記
第2筒部の前記軸方向一端側に隣接した位置に前記フラ
ンジ部よりも小さくかつ前記第2筒部よりも大きい外径
をもって形成された第3筒部とを有する管端末を成形す
る方法において,前記管素材をクランプにて固定し,前
記管素材の軸方向一端及びその近傍部分に前記管素材の
軸心に沿って前記管素材に対し相対的に可動な複数種の
パンチにより複数回の塑性加工を施すことによって,前
記フランジ部,前記第1筒部,前記第2筒部,及び前記
第3筒部を形成することを特徴とする管端末の成形方法
が得られる。
【0007】本発明によれば,前記管素材に塑性加工を
施し,前記フランジ部を形成するとともに前記フランジ
部よりも前記軸方向一端側の部分を比較的大径筒状部と
なすフランジ部成形工程,前記比較的大径筒状部に塑性
加工を施し,前記第1筒部を成形するとともに前記第1
筒部よりも前記軸方向一端側の部分を前記第1筒部より
も小径の比較的小径筒状部となす第1筒部成形工程,及
び前記比較的小径筒状部に塑性加工を施し,前記第2筒
部及び前記第3筒部を成形する第2筒部成形工程を含む
ことを特徴とする管端末の成形方法が得られる。
【0008】本発明によれば,前記フランジ部成形工程
は,前記管素材の軸方向一端及びその近傍部分を拡張し
て前記比較的大径筒状部を形成する拡張工程,及び前記
比較的大径筒状部と前記管素材の状態にある部分との間
に据え込み加工を施して前記フランジ部を形成する据え
込み工程を含むことを特徴とする管端末の成形方法が得
られる。
【0009】本発明によれば,前記第1筒部成形工程
は,前記比較的大径筒状部のうちの前記一端寄りの部分
を絞り込んで前記比較的小径筒状部を形成するとともに
前記第1筒部と前記比較的小径筒状部との間に錐体筒状
部を形成する第1予備成形工程,及び前記錐体筒状部に
塑性加工を施し,前記第1筒部と前記比較的小径筒状部
とを前記管素材の軸方向で互いに隣接させる第1整形工
程を含むことを特徴とする管端末の成形方法が得られ
る。
【0010】本発明によれば,前記第2筒部成形工程
は,前記比較的小径筒状部のうちの前記一端寄りの部分
を拡張して前記第3筒部を形成するとともに前記第2筒
部と前記第3筒部との間に錐体筒状部を形成する第2予
備成形工程,及び前記錐体筒状部に塑性加工を施し,前
記第2筒部と前記第3筒部とを前記管素材の軸方向で互
いに隣接させる第2整形工程を含むことを特徴とする管
端末の成形方法が得られる。
【0011】本発明によれば,前記第2予備成形工程に
先立ち,前記比較的小径筒状部の外側に最終形状に対応
した型部材を対向させる工程を含むことを特徴とする管
端末の成形方法が得られる。
【0012】本発明によれば,前記のうちのいずれか一
つの管端末の成形方法に使用されるプレス成形用パンチ
が得られる。
【0013】
【作用】本発明においては,ワークの脱着をせず,複数
のパンチによる軸方向からの連続塑性加工で成形するこ
とにより,生産性,品質を飛躍的に向上させ,しかも廉
価な管端末を成形することができる。
【0014】
【実施例】以下,本発明の実施例について,図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の実施例によって製造される
管端末継手を示す図である。図1で示すように,管端末
継手7は,管端末1と,管端末1に接続する相手側の管
2を一端部に収容したハーフユニオン3と,管端末1と
ハーフユニオン3とを結合した状態で固定するナット5
とを備えている。
【0016】管端末1は,一端部に,素管10の外径よ
りも外径が広いフランジ部13と,このフランジ部13
よりも外径が狭く且つ素管10の外径より広い第1筒部
11と,この第1筒部11よりも外径が小であって,素
管10よりも外径が小さい第2筒部16を底部とする0
リング収容溝と,管の先端で第2筒部16とともに収容
溝の一壁部を形成する第3筒部18とを備えている。
【0017】一方,ハーフユニオン3は,円筒形状を有
し,一端部外周面にフランジ3a及び他端部には面3f
取りが施され,フランジ3aと面3fとの間の外周に
は,捩子3gが設けられている。また,このハーフユニ
オン3の一端のフランジ3aの内側は,相手側管2の外
径と略内径が等しい管収容部3bを有し,一方,ハーフ
ユニオン3の他端部で管収容部3bの反対側は,管端末
1の外径と略等しい管端末収容部3cを有し,管収容部
3bと管端末収容部3cとの間に径が狭くなるように段
をなした段部3dを有している。この管収容部3bに
は,相手側の管2の一端が挿入され段部の端面に当接し
て,ろう付け等によってハーフユニオン3の一端に固定
されている。
【0018】この管端末継手7は次のように組み立てら
れる。管端末1の第2筒部16を底部とする溝にOリン
グ4を装着し,また素管10に,一端の内側に小径部5
aを備えたナット5のこの小径部5aを装着した後,相
手側の管2を一端に有するハーフユニオン3の管端末収
容部3c内に,管端末1を挿入して,次にハーフユニオ
ン3の周囲に設けられた捩子3gに,ナット5の内側の
捩子5bを捩じ込むことによって固定する。
【0019】図2乃至図10は図1の管端末の成形方法
を示す図である。この成形加工はパンチのプレスによる
もので,以下成形工程順にその成形プロセスを説明す
る。
【0020】図2(a)は,管端末1を形成する素管を
示す図である。図2(b)は,図2(a)の素管10を
固定するためのクランプ機構を示す図である。図2
(a)及び図2(b)において,クランプ機構は,重合
して軸方向に円形の溝23を成す,第1のクランプ部2
1と第2のクランプ部22とを備えている。夫々のクラ
ンプ部21,22は,端面で円形の溝23の周囲に沿っ
て設けられた溝21a及び22bを有する。素管10
は,図2(b)で示すように,上下から第1及び第2の
クランプ21及び22によって挟み込んで,固定され
る。まず,素管のワークをクランプ部21,22で固定
し,これ以降の工程においては,加工が終了するまで,
クランプ21,22は外さない。
【0021】図3(a)及び(b)は,第1成形工程を
示す図で,図3(a)は,加工品及び図3(b)は第1
成形工程に用いられるパンチの形状を示す図である。素
管10を,クランプ21及び22で挟みこんで,第1パ
ンチで,図では右方から素管10の開口部に押あてて素
管10を半径方向外方に拡管すると,図3(a)で示す
形状となる。
【0022】図4(a)及び(b)は,第2成形工程を
示す図で,図4(a)は,加工品及び図4(b)はパン
チの形状を示す図である。第1成形工程で外径D1に拡
管した素管10の端部を,第2パンチ40で押し付け
る。第2パンチ40は,外部パンチ42の内径D1の孔
部43と,内部パンチ44とで厚みyを有する溝を形成
している。この溝を拡管した素管10の端部に押し付け
てフランジ部13が張り出すように,据え込み成形加工
する。拡張工程である第1成形工程と据え込み工程であ
る第2成形工程によって,フランジ部成形工程が構成さ
れる。
【0023】図5(a)及び(b)は,第3成形工程を
示す図で,図5(a)は加工品及び図5(b)は第3成
形工程に用いられるパンチの形状を示す図である。第2
成形工程で外径D1に形成された端部に,第3パンチ5
0を押し付ける。第3パンチは,開口部53がD1,内
径部54がD2及びこれらを連絡するテーパ面55を有
する孔部を備えた構造を有する。図4で示した素管の端
部11は,外径D1の第1筒部11とD1より小なる外
径D2の第2筒部16とこれらを連絡するテーパ面15
とを備えた形状に成形される。これは,次の工程の形状
出しのための予備成形工程である。
【0024】図6(a)及び(b)は,第4成形工程を
示す図で,図6(a)は加工品及び図6(b)はパンチ
の形状を示す図である。第3成形工程で外径D2とテー
パ面と外径D1を有する端部に,第4パンチ60を押し
付ける。第4パンチ60は,内径D2を有する孔を備え
ている。図5(a)で示した管の端部は,図6(a)で
示すように,テーパ面15から軸方向に垂直な段部17
に形成され,この段部17から先端部まで外径D2の第
2筒部16が形成される。予備成形形状を再度成形する
ことで,Oリング装着溝の略半分を形成する。第1予備
成形工程である第3成形工程と第1整形工程である第4
成形工程によって,第1筒部成形工程が構成される。
【0025】図7(a)及び(b)は第5成形工程を示
す図で,図7(a)は加工品及び図7(b)は第5成形
工程に用いられるパンチの形状を示す図である。第4成
形工程で外径D2,段部17,および外径D1を有する
端部に,第5パンチ70を押し付ける。第5パンチ70
は,丸い先端面76を有する円柱状の先端部73と,こ
の先端部73よりも外径の太い大径部74と,これらを
連結するテーパ面75とを備えている。図6(a)で示
す形状の先端部は,図7(a)で示すように,段部17
からの外径D2を有する第2筒部16,この第2筒部よ
りも径の広い外径D3を有する第3筒部18と,第2筒
部16及び第3筒部18に連続するテーパ面19を有す
る形状に変形される。この工程は,第3成形工程と同様
にOリング嵌着溝形成の為の予備成形である。
【0026】図8(a)及び(b)は,第6成形工程を
示す図で,図8(a)は加工品及び図8(b)は第6成
形工程に用いられるパンチの形状を示す図である。第5
成形工程で,段部17からの外径D2を有する第2筒部
16,この第2筒部16よりも径の広い外径D3を有す
る第3筒部18と,第2筒部16及び第3筒部18に連
続するテーパ面19を有する端部に,第6パンチ80を
押し付ける。第6パンチ80は,先端面83が丸い小径
部84とこれよりも広い大径部85を有する形状を備え
ている。図7(a)で示される先端部においては,図8
(a)で示すように,テーパ面19が中心軸方向に垂直
な段部20に形成され,更に第3筒部18が規定され,
段部17及び20によって第2筒部16が規定される。
第2予備成形工程である第5成形工程及び第2整形工程
である第6成形工程によって,第2筒部成形工程及び第
3筒部成形工程が構成される。
【0027】図9は,第4成形工程に連続して行われる
第5成形工程及び第6成形工程の補助として用いる中間
クランプを示す図である。図9で示すように,図6の第
4成形工程で形成されたフランジ部13が挿入される一
端側に形成された第1内径面91と,径D1を有する第
2内径面92と,径D2を有する第3内径面93と,他
端側の径D3を有する第4内径面94とからなる孔部を
備えている。第4成形工程に連続して,第5及び第6成
形工程の際に,管の端部に図9に示すところの中間クラ
ンプ9を装着して,図7(b)で示す第5パンチ70を
押し付け,更に図8(b)で示す第6パンチ80を押し
付けることで,図8(a)と同様の形状の管端末継手1
が得られ,中間クランプを用いない第5及び第6パンチ
のみによる成形工程によるものよりも精度の高い管端末
継手が成形可能である。
【0028】
【発明の効果】以上,説明したように,本発明によれ
ば,品質が良く,製造が容易で,量産でき,更に,少な
い設備で製造することができる管端末継手に用いる管端
末の成形方法とそれに用いる成形用パンチとを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって製造される管端末継手を示す図
である。
【図2】(a)は図1(a)の管端末の素材を示す図,
(b)は(a)の素材を固定するためのクランプを示す
図である。
【図3】図1の管端末の第1成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第1成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図4】図1の管端末の第2成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第2成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図5】図1の管端末の第3成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第3成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図6】図1の管端末の第4成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第4成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図7】図1の管端末の第5成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第5成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図8】図1の管端末の第6成形工程を示す図で,
(a)は加工品,(b)は第6成形工程に用いられるパ
ンチの形状を夫々示している。
【図9】図1の管端末の図6で示す第5及び第6成形工
程で補助的に用いられる中間クランプを示す図である。
【符号の説明】
1 管端末 2 相手側の管 3 ハーフユニオン 3a フランジ 3b 管収容部 3c 管端末収容部 3f 面 3g 捩子 4 Oリング 5 ナット 7 管端末継手 10 素管 11 第1筒部 13 フランジ部 15 テーパ面 16 第2筒部 17 段部 19 テーパ面 20 段部 21 第1のクランプ部 22 第2のクランプ部 23 溝 30 第1パンチ 40 第2パンチ 44 内部パンチ 50 第3パンチ 53 開口部 54 内径部 55 テーパ面 60 第4パンチ 70 第5パンチ 73 先端部 74 大径部 75 テーパ面 80 第6パンチ 83 先端面 84 小径部 91 第1内径面 92 第2内径面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管素材の軸方向一端から離れた位置に該
    管素材よりも大きな外径をもって形成されたフランジ部
    と,前記フランジ部の前記軸方向一端側に隣接した位置
    に前記フランジ部よりも小さな外径をもって形成された
    第1筒部と,前記第1筒部の前記軸方向一端側に隣接し
    た位置に前記第1筒部よりも小さな外径をもって形成さ
    れた第2筒部と,前記第2筒部の前記軸方向一端側に隣
    接した位置に前記フランジ部よりも小さくかつ前記第2
    筒部よりも大きい外径をもって形成された第3筒部とを
    有する管端末を成形する方法において,前記管素材をク
    ランプにて固定し,前記管素材の軸方向一端及びその近
    傍部分に前記管素材の軸心に沿って前記管素材に対し相
    対的に可動な複数種のパンチにより複数回の塑性加工を
    施すことによって,前記フランジ部,前記第1筒部,前
    記第2筒部,及び前記第3筒部を形成することを特徴と
    する管端末の成形方法。
  2. 【請求項2】 前記管素材に塑性加工を施し,前記フラ
    ンジ部を形成するとともに前記フランジ部よりも前記軸
    方向一端側の部分を比較的大径筒状部となすフランジ部
    成形工程,前記比較的大径筒状部に塑性加工を施し,前
    記第1筒部を成形するとともに前記第1筒部よりも前記
    軸方向一端側の部分を前記第1筒部よりも小径の比較的
    小径筒状部となす第1筒部成形工程,及び前記比較的小
    径筒状部に塑性加工を施し,前記第2筒部及び前記第3
    筒部を成形する第2筒部成形工程を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の管端末の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記フランジ部成形工程は,前記管素材
    の軸方向一端及びその近傍部分を拡張して前記比較的大
    径筒状部を形成する拡張工程,及び前記比較的大径筒状
    部と前記管素材の状態にある部分との間に据え込み加工
    を施して前記フランジ部を形成する据え込み工程を含む
    ことを特徴とする請求項2記載の管端末の成形方法。
  4. 【請求項4】 前記第1筒部成形工程は,前記比較的大
    径筒状部のうちの前記一端寄りの部分を絞り込んで前記
    比較的小径筒状部を形成するとともに前記第1筒部と前
    記比較的小径筒状部との間に錐体筒状部を形成する第1
    予備成形工程,及び前記錐体筒状部に塑性加工を施し,
    前記第1筒部と前記比較的小径筒状部とを前記管素材の
    軸方向で互いに隣接させる第1整形工程を含むことを特
    徴とする請求項2記載の管端末の成形方法。
  5. 【請求項5】 前記第2筒部成形工程は,前記比較的小
    径筒状部のうちの前記一端寄りの部分を拡張して前記第
    3筒部を形成するとともに前記第2筒部と前記第3筒部
    との間に錐体筒状部を形成する第2予備成形工程,及び
    前記錐体筒状部に塑性加工を施し,前記第2筒部と前記
    第3筒部とを前記管素材の軸方向で互いに隣接させる第
    2整形工程を含むことを特徴とする請求項2記載の管端
    末の成形方法。
  6. 【請求項6】 前記第2予備成形工程に先立ち,前記比
    較的小径筒状部の外側に最終形状に対応した型部材を対
    向させる工程を含むことを特徴とする請求項5記載の管
    端末の成形方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちのいずれか一つに記
    載の管端末の成形方法に使用されるプレス成形用パン
    チ。
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