JP6212330B2 - 部品トレー - Google Patents

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本発明は、下方に突出するリード、ピン等の端子のある部品を載置する部品トレーに関する発明である。
部品実装機に部品を供給する部品供給装置としては、テープフィーダの他に、トレーフィーダがある。トレーフィーダは、複数の部品を整列して載置した部品トレーをマガジン内に複数段に収容し、部品実装機は、マガジンから部品トレーを順次引き出して、該部品トレーに載置された部品を吸着ノズルで吸着して回路基板に実装するようにしている。
この場合、部品トレーは、部品を収容する凹部が該部品の形状やサイズに合わせて形成されているため、形状やサイズの異なる部品毎に、該部品の形状やサイズに合った凹部が形成された専用の部品トレーが用いられる。一般に、部品トレーは、樹脂の真空成形や金属の切削加工により形成されているが、樹脂の真空成形では、高価な金型を必要とするため、1つの金型で真空成形する部品トレーの数が少ない場合は、部品トレー1個当たりのコストが高くなる欠点がある。一方、金属の切削加工で部品トレーを形成する場合は、切削加工に手間がかかり、部品トレー1個当たりのコストが高くなる欠点がある。
そこで、特許文献1(特開平10−118854号公報)に記載された部品トレーは、ベース板(トレー底板)の上側に2枚のカバー板(保持プレート)を上下に重ね合わせて配置し、下側のカバー板に小開口(小さい貫通穴)を形成すると共に、上側のカバー板に、下側のカバー板の複数の小開口と重なる大開口(大きい貫通穴)を形成して、小開口と大開口が重なる部分を部品収容スペースとして使用し、上側のカバー板をX方向にスライド可能とすると共に、下側のカバー板をY方向にスライド可能とし、2枚のカバー板をそれぞれX方向とY方向にずらすことで、上側のカバー板の大開口と下側のカバー板の小開口と重なる部分(部品収容スペース)の形状やサイズを、収容する部品の形状やサイズに合わせて調整して、各カバー板をそれぞれねじでベース板側に固定するようにしている。
特開平10−118854号公報
ところで、回路基板に実装する部品の中には、下方に突出するリード、ピン等の端子のある部品が存在する。部品実装機の吸着ノズルを下降させて部品を吸着する際に、吸着ノズルの下端が部品の上面に押しつけられることになるが、上記特許文献1の部品トレーは、部品を載置するベース板の上面が平坦面になっているため、下方に突出する端子のある部品を載置する場合は、該部品を端子でベース板上に浮き上がらせて載置することなる。このため、吸着ノズルを下降させて部品を吸着する際に、吸着ノズルの下端から部品に加わる押圧荷重が端子に作用して、端子が曲がってしまう可能性がある。
このような部品吸着動作による端子の曲りを防止するために、従来の部品トレーは、部品収容凹部の底面に端子を差し込む端子挿入孔を切削加工等により形成して、部品の下面を部品収容凹部の底面で受け支えることで、部品吸着動作による荷重が端子に作用しないようにしている。しかし、端子挿入孔を形成する切削加工等に手間がかかり、部品トレー1個当たりのコストが高くなる欠点がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、下方に突出する端子のある部品を部品トレーに載置する場合に部品吸着動作による端子の曲りを防止する機能と、載置する部品の形状やサイズに合わせて部品収容スペースの形状やサイズを調整する機能とを備えた部品トレーを低コストで製造できるようにすることである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、下方に突出する端子のある部品を載置する部品トレーにおいて、トレー底板と、前記トレー底板上に配置され、前記部品の端子を差し込んで該部品を載置するクッション部材と、前記クッション部材上に載置する前記部品よりも大きい貫通穴が形成された2枚の保持プレートと、前記クッション部材の上方で前記2枚の保持プレートの前記貫通穴を上下に重ね合わせて該貫通穴内に前記部品を収容する部品収容スペースを形成した状態で前記2枚の保持プレートを前記トレー底板側に固定する固定手段とを備え、前記2枚の保持プレートの少なくとも一方の保持プレートをずらして前記部品収容スペースの形状やサイズを前記部品の形状やサイズに合わせて調整した状態で前記保持プレートを前記固定手段により前記トレー底板側に固定するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の部品トレーは、トレー底板上に配置したクッション部材に部品の端子を差し込んで該部品を載置するようにしているため、トレー底板に端子挿入孔を切削加工等により形成する必要がなく、部品吸着動作による端子の曲りを防止する機能をクッション部材によって低コストで実現できる。しかも、クッション部材の上方に、載置する部品よりも大きい貫通穴が形成された2枚の保持プレートを上下に重ねて配置し、少なくとも一方の保持プレートをずらして2枚の保持プレートの貫通穴の重なる部分(部品収容スペース)の形状やサイズを、載置する部品の形状やサイズに合わせて調整するようにしているため、形状やサイズの異なる部品を載置する部品トレーを共通化できると共に、上述した端子挿入孔の切削加工等が不要になることと相俟って、部品吸着動作による端子の曲りを防止する機能と載置する部品の形状やサイズに合わせて部品収容スペースの形状やサイズを調整する機能とを備えた部品トレーを低コストで製造できる。
本発明は、請求項2のように、2枚の保持プレートには、それぞれ同一のサイズの複数の貫通穴を同一の配置パターンで形成し、前記2枚の保持プレートのうちの一方の保持プレートには、X方向に延びる複数のX方向長孔を形成し、他方の保持プレートには、前記X方向と直交する方向であるY方向に延びる複数のY方向長孔を前記複数のX方向長孔と交差するように形成し、前記固定手段は、前記複数のX方向長孔と前記複数のY方向長孔との交差部分にそれぞれ挿通される複数のボルト(雄ねじ)とナット(雌ねじ)で構成され、前記2枚の保持プレートの両方又はいずれか一方を前記X方向長孔又は前記Y方向長孔に沿ってずらして前記部品収容スペースのXY方向の寸法を前記部品のXY方向の寸法に合わせて調整した状態で前記2枚の保持プレートを前記複数のボルトとナットの締め付けにより前記トレー底板側に固定するようにしても良い。この構成では、2枚の保持プレートを共通のボルトとナットで共締めできるため、2枚の保持プレートをトレー底板の上方に固定する作業が簡単である。
この場合、請求項3のように、前記トレー底板には、前記2枚の保持プレートを載置する複数のスペーサを設け、前記複数のスペーサには、それぞれ前記ボルト(雄ねじ)又は前記ナット(雌ねじ)を設けた構成とすれば良い。このようにすれば、2枚の保持プレートとトレー底板との間隔をスペーサによって容易且つ確実に一定間隔に保持できる。
図1は本発明の実施例1の部品トレーを示す斜視図である。 図2は部品トレーから2枚の保持プレートを取り外した状態を示す斜視図である。 図3(a)は大きい部品を載置するときの2枚の保持プレートの貫通穴の重なり状態を示す平面図、同図(b)は小さい部品を載置するときの2枚の保持プレートの貫通穴の重なり状態を示す平面図である。 図4は下側の保持プレートの平面図である。 図5は上側の保持プレートの平面図である。 図6は2枚の保持プレートの固定状態と部品の載置状態を示す縦断面図である。 図7は2枚の保持プレートの固定状態を示す平面図である。 図8は本発明に関連する参考例としての実施例2の部品トレーを示す斜視図である。 図9(a)は大きい部品用の保持プレートの平面図、同図(b)は小さい部品用の保持プレートの平面図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した実施例1と参考例としての実施例2を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図7に基づいて説明する。
本実施例1の部品トレー11は、矩形状(四角形状)のトレー底板12上に、部品13の下方に突出するリード、ピン等の端子14(図7参照)を差し込んで該部品13を載置するクッション部材15(図2参照)が配置されている。クッション部材15は、部品トレー11に載置する様々な部品13の端子14を差し込み可能な発泡性緩衝材(例えば発泡プラスチック等)により板状に形成され、トレー底板12上に接着等により固定されている。図2に示すように、クッション部材15は、トレー底板12の上面の部品載置スペースの全体をカバーする大きさに形成され、且つ、部品トレー11に載置する様々な部品13の下方に突出する端子14の最大長さのものよりもクッション部材15の厚みが厚くなるように形成されている。
尚、本発明は、載置する部品13の端子14の長さや曲げ強さに応じてトレー底板12上のクッション部材15を貼り替えるようにしても良く、要は、載置する部品13の端子14全体をクッション部材15に差し込めるように、クッション部材15の厚みを、載置する部品13の端子14の長さよりも厚くし、且つ、端子14が曲らずに真っ直ぐに差し込まれる材質の発泡性緩衝材をクッション部材15として用いれば良い。
クッション部材15の上方には、2枚の保持プレート21,22(図3乃至図4参照)が上下に重ねて配置されている。各保持プレート21,22は、樹脂板又は金属板によりトレー底板12上の部品載置スペースの全体をカバーする大きさに形成され、各保持プレート21,22には、それぞれ、同一のサイズの複数の貫通穴23,24が同一の配置パターンで形成されている(図4、図5参照)。各貫通穴23,24は、クッション部材15上に載置する部品13の最大サイズのものよりも大きい矩形状に形成されている。2枚の保持プレート21,22の各貫通穴23,24が重なる部分がそれぞれ部品13を収容する部品収容スペースとなる。
図4に示すように、下側の保持プレート21のX方向(横方向)の両辺部には、それぞれ、X方向に延びる複数のX方向長孔25が形成され、図5に示すように、上側の保持プレート22の左右両辺部には、それぞれ、X方向と直交する方向であるY方向(縦方向)に延びる複数のY方向長孔26が下側の保持プレート21の複数のX方向長孔25と交差するように形成されている。尚、本発明は、上側の保持プレート22にX方向長孔25を形成し、下側の保持プレート21にY方向長孔26を形成しても良い。
一方、トレー底板12のX方向の両辺部には、X方向長孔25とY方向長孔26との交差部分に対応する位置に、2枚の保持プレート21,22とトレー底板12との間隔を一定に保持する複数のスペーサ28がねじ止め等により固定されている。各スペーサ28には、それぞれボルト29(固定手段)が各スペーサ28の上端面の中心部から上方に突出するように設けられている。
2枚の保持プレート21,22のX方向長孔25とY方向長孔26をスペーサ28上のボルト29に挿通して、2枚の保持プレート21,22をスペーサ28上に載置した状態で、2枚の保持プレート21,22のX方向長孔25とY方向長孔26との交差部分から上方に突出するボルト29にナット30(固定手段)を締め付けることで、2枚の保持プレート21,22をスペーサ28上に固定するようにしている。
ナット30を緩めた状態では、スペーサ28上のボルト29の軸部は、各保持プレート21,22をそれぞれX方向長孔25とY方向長孔26に沿ってX方向とY方向にスライド可能に支持するガイド軸として機能する。部品トレー11を使用する場合は、作業者が2枚の保持プレート21,22を固定する複数のナット30を緩めて2枚の保持プレート21,22をスライド可能にした状態で、2枚の保持プレート21,22の両方又はいずれか一方をX方向長孔25又はY方向長孔26に沿ってずらして(スライドさせて)、2枚の保持プレート21,22の各貫通穴23,24の重なる部分(部品収容スペース)のXY方向の寸法を、載置する部品13のXY方向の寸法に合わせて調整した状態で、複数のナット30をトレー底板12上の複数のスペーサ28のボルト29に締め付けて(図6、図7参照)、2枚の保持プレート21,22をトレー底板12側に固定する。
この後、図6に示すように、2枚の保持プレート21,22の各貫通穴23,24の重なる部分(部品収容スペース)にそれぞれ部品13を収容して、部品13の端子14をトレー底板12上のクッション部材15に差し込んで、部品13をクッション部材15上に載置する。このようにして部品13を載置した部品トレー11は、トレーフィーダ(図示せず)のマガジン内に複数段に収容される。このトレーフィーダは、部品実装機(図示せず)にセットされ、部品実装機は、マガジンから部品トレー11を順次引き出して、該部品トレー11に載置された部品13を吸着ノズル(図示せず)で吸着して回路基板に実装する。
以上説明した本実施例1の部品トレー11は、トレー底板12上に配置したクッション部材15に部品13の端子14を差し込んで該部品13を載置するようにしているため、トレー底板12に端子挿入孔を切削加工等により形成する必要がなく、部品吸着動作による端子14の曲りを防止する機能をクッション部材15によって低コストで実現できる。しかも、クッション部材15の上方に、載置する部品13よりも大きい貫通穴23,24が形成された2枚の保持プレート21,22を上下に重ねて配置し、2枚の保持プレート21,22の少なくとも一方をX方向又はY方向にずらして2枚の保持プレート21,22の貫通穴23,24の重なる部分(部品収容スペース)の形状やサイズを、載置する部品13の形状やサイズに合わせて調整するようにしているため、形状やサイズの異なる部品13を載置する部品トレー11を共通化できると共に、上述した端子挿入孔の切削加工等が不要になることと相俟って、部品吸着動作による端子14の曲りを防止する機能と載置する部品13の形状やサイズに合わせて部品収容スペースの形状やサイズを調整する機能とを備えた部品トレー11を低コストで製造できる。
しかも、2枚の保持プレート21,22に形成した複数のX方向長孔25と複数のY方向長孔26との各々の交差部分にボルト29を挿通してナット30で締め付けて2枚の保持プレート21,22をスペーサ28上に固定するようにしたので、2枚の保持プレート21,22を共通のボルト29とナット30で共締めすることができ、2枚の保持プレート21,22をトレー底板12の上方に固定する作業が容易である。
尚、予め、貫通穴23,24の形状やサイズの異なる複数組の保持プレート21,22を用意しておき、複数組の保持プレート21,22の中から、クッション部材15上に載置する部品13の形状やサイズに対応した貫通穴23,24が形成された1組の保持プレート21,22を選択して、その保持プレート21,22をボルト29とナット30の締め付けによりトレー底板12上のスペーサ28に固定するようにしても良い。この場合も、2枚の保持プレート21,22の少なくとも一方をX方向又はY方向にずらして2枚の保持プレート21,22の貫通穴23,24の重なる部分(部品収容スペース)の形状やサイズを、載置する部品13の形状やサイズに合わせて調整するようにすれば、載置する部品13毎に保持プレート21,22を取り替える必要がなく、形状やサイズの異なる複数種の部品13に対して部品トレー11を共通化できる。
また、上記実施例1では、スペーサ28にボルト29を上向きに設けたが、これに代えて、スペーサ28に雌ねじ(ナット)を形成して、2枚の保持プレート21,22のX方向長孔25とY方向長孔26との交差部分に上方からボルト(雄ねじ)を挿通して該ボルトをスペーサ28の雌ねじ(ナット)に締め付けることで、スペーサ28上に2枚の保持プレート21,22を固定するようにしても良い。
また、2枚の保持プレート21,22の貫通穴23,24の形状は、矩形(四角形)に限定されず、それ以外の形状であっても良く、更には、2枚の保持プレート21,22の貫通穴23,24は、互いに形状やサイズが異なっていても良い。
次に、図8及び図9を用いて本発明に関連する参考例としての実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同じ部分については同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として異なる部分について説明する。
本実施例2の部品トレー40でも、前記実施例1と同様に、トレー底板12上に部品13の端子14を差し込んで該部品13を載置するクッション部材15を配置しているが、本実施例2では、トレー底板12のスペーサ28上にボルト29とナット30の締め付けにより保持プレート41を1枚のみ固定するようにしている。保持プレート41には、クッション部材15上に載置する部品13の形状やサイズに合った複数の部品収容穴42が所定の配置パターンで形成されている。保持プレート41の両辺部には、ボルト29を挿通する円形の挿通孔43(図9参照)が形成されている(長孔25,26は形成されていない)。
本実施例2では、図9(a)、(b)に示すように、予め、部品収容穴42の形状やサイズの異なる複数の保持プレート41を用意して、前記複数の保持プレート41の中から、クッション部材15上に載置する部品13の形状やサイズに合った部品収容穴42が形成された保持プレート41を選択して、該保持プレート41をボルト29とナット30の締め付けによりトレー底板12上のスペーサ28に固定するようにしている。
以上説明した本実施例2でも、部品吸着動作による端子14の曲りを防止する機能をクッション部材15によって低コストで実現できる。しかも、予め、部品収容穴42の形状やサイズの異なる複数の保持プレート41を用意しておき、複数の保持プレート41の中から、クッション部材15上に載置する部品13の形状やサイズに合った部品収容穴42が形成された保持プレート41を選択して、該保持プレート41をボルト29とナット30の締め付けによりトレー底板12上のスペーサ28に固定するようにしているため、載置する部品13の形状やサイズに応じて保持プレート41を取り替えるだけで良く、それ以外のトレー底板12、クッション部材15、スペーサ28、ボルト29及びナット30は、載置する部品13の形状やサイズが異なっても、共通して使用でき、部品トレー40の低コスト化の要求を満たすことができる。
尚、上記実施例2では、スペーサ28にボルト29を上向きに設けたが、これに代えて、スペーサ28に雌ねじ(ナット)を形成して、保持プレート41の挿通孔43に上方からボルト(雄ねじ)を挿通して該ボルトをスペーサ28の雌ねじに締め付けることで、スペーサ28上に保持プレート41を固定するようにしても良い。
その他、本発明は、トレー底板12にスペーサ28として機能する突起部を一体に形成しても良く、また、保持プレート21,22を固定する固定手段として係合手段を用いても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…部品トレー、12…トレー底板、13…部品、14…端子、15…クッション部材、21,22…保持プレート、23,24…貫通穴、25…X方向長孔、26…Y方向長孔、28…スペーサ、29…ボルト(固定手段)、30…ナット(固定手段)、40…部品トレー、41…保持プレート、42…部品収容穴

Claims (3)

  1. 下方に突出する端子のある部品を載置する部品トレーにおいて、
    トレー底板と、
    前記トレー底板上に配置され、前記部品の端子を差し込んで該部品を載置するクッション部材と、
    前記クッション部材上に載置する前記部品よりも大きい貫通穴が形成された2枚の保持プレートと、
    前記クッション部材の上方で前記2枚の保持プレートの前記貫通穴を上下に重ね合わせて該貫通穴内に前記部品を収容する部品収容スペースを形成した状態で前記2枚の保持プレートを前記トレー底板側に固定する固定手段とを備え、
    前記2枚の保持プレートの少なくとも一方の保持プレートをずらして前記部品収容スペースの形状やサイズを前記部品の形状やサイズに合わせて調整した状態で前記保持プレートを前記固定手段により前記トレー底板側に固定するように構成されていることを特徴とする部品トレー。
  2. 前記2枚の保持プレートには、それぞれ同一のサイズの複数の貫通穴が同一の配置パターンで形成され、
    前記2枚の保持プレートのうちの一方の保持プレートには、X方向に延びる複数のX方向長孔が形成され、他方の保持プレートには、前記X方向と直交する方向であるY方向に延びる複数のY方向長孔が前記複数のX方向長孔と交差するように形成され、
    前記固定手段は、前記複数のX方向長孔と前記複数のY方向長孔との交差部分にそれぞれ挿通される複数のボルトとナットで構成され、
    前記2枚の保持プレートの両方又はいずれか一方を前記X方向長孔又は前記Y方向長孔に沿ってずらして前記部品収容スペースのXY方向の寸法を前記部品のXY方向の寸法に合わせて調整した状態で前記2枚の保持プレートを前記複数のボルトとナットの締め付けにより前記トレー底板側に固定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の部品トレー。
  3. 前記トレー底板には、前記2枚の保持プレートを載置する複数のスペーサが設けられ、前記複数のスペーサには、それぞれ前記ボルト又は前記ナットが設けられていることを特徴とする請求項2に記載の部品トレー。
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