JPH0639789U - 電子部品用収納具 - Google Patents

電子部品用収納具

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Publication number
JPH0639789U
JPH0639789U JP8167192U JP8167192U JPH0639789U JP H0639789 U JPH0639789 U JP H0639789U JP 8167192 U JP8167192 U JP 8167192U JP 8167192 U JP8167192 U JP 8167192U JP H0639789 U JPH0639789 U JP H0639789U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillator
conductive sponge
electronic parts
lead wire
holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP8167192U
Other languages
English (en)
Inventor
利市 榎本
豊 野口
潔 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Priority to JP8167192U priority Critical patent/JPH0639789U/ja
Publication of JPH0639789U publication Critical patent/JPH0639789U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電を防止し、確実に収納して自動化にも適
用可能とし、さらには環境に優しい電子部品用収納具を
提供する。 【構成】 容器底面からリード線の導出した圧電装置の
梱包具において、平板状とした導電スポンジの両主面
に、孔の位置が対向して設けられたダンボール紙を貼付
して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子部品用の収納具を利用分野とし、特に帯電を防止した水晶発振器 用の収納具に関する。
【0002】
【考案の背景】
水晶発振器は発振特性に優れることから、時間あるいは周波数の基準源として 種々の電子機器に多用されている。近年では、内外国問わずに、品質の安定化等 が求められ、その一つに、特に海外において、輸送中の帯電による事故防止を求 められている。
【0003】
【従来技術】
第4図は従来技術を説明する図で、同図(a)は水晶発振器の断面図、同図( b)は収納具の図である。 水晶発振器1は、発振としての水晶振動子2や、例えばインバータ発振回路を 形成するCーMOS集積回路3等の各素子を基板4上に配設し、金属容器5内に 収容してなる。金属容器5は、外部端子となる4本のリード線6の導出したベー ス7とカバー8とからなり、ベース7上に基板4を保持して収容する。 そして、例えば発振器1の容器底面から延出したリード線を、平板状の発砲ス チロール9に突き刺して並べる。そして、エアパッキン10とともにダンボール 紙等の上下蓋からなるケース11(ab)内に収容して、これを海外等へ輸送し ていた。
【0004】
【従来技術の問題点】
しかしながら、上記構成の収納具では、平板状の発砲スチロール樹脂に、単に 発振器1のリード線6を突き刺していたので、例えば乾燥地等においては、リー ド線6に静電気が帯電する。そして、リード線6間に電位差を生じて発振回路に 流入し、特にCーMOS集積回路等の回路素子を電気的に損傷するおそれがあっ た。 また、ユーザは、例えば自動化等の場合には、ケース11から発振器を取り出 し、これを自動装着用のトレイに移し変える必要があった。すなわち、単に平板 状の発砲スチロールでは、その強度も弱く破損を生じて適用しにくい問題があっ た。 さらに、発砲スチロールやエアパッキンは、地球的規模で進行する環境公害 問題の一要因であり、これらを増長する問題もあり、これらのものは特に欧州向 けではその基準を満たさない場合もある。
【0005】
【考案の目的】
本考案は帯電を防止し、確実に収納して自動化にも適用可能とし、さらには環 境に優しい電子部品用収納具を提供することを目的とする。
【0006】
【解決手段】
本考案は、平板状とした導電スポンジの両面に孔部の設けられたダンボール紙 を、その孔が対向するように貼付して一体化したことを解決手段とする。以下、 本考案の一実施例により作用とともに詳細する。
【0007】
【実施例】
第1図は本考案の一実施例を説明する収納具の図で、同図(a)は分解斜視図 、同図(b)は断面図である。なお、前従来例図と同一部分には同番号を付与し てその説明は省略する。 収納具12は平板状の導電スポンジ13とダンボール紙14(ab)とを一体 化してなる。導電スポンジ13は、スポンジ状の樹脂にカーボンを混入してなり 、例えば商品名ICフォームとする。ダンボール紙14(ab)は複数個の孔1 5を整列して形成される。そして、導電スポンジ13の両主面に、その孔15を 対向させて貼付される。なお、ダンボール紙14(ab)は、それぞれの波状部 (未図示)を直交するようにする。そして、一体化後のダンボール紙14(ab )の孔15を保持部とする。 第2図は、このような収納具を使用して梱包する具体例である。 先ず、複数個の収納具12を容易する。そして、第1収納具12aの一方の主 面の各保持部15に、それぞれの発振器1の底面を対応させ、その底面から導出 したリード線6を導電スポンジ13中に突き刺す。次に、第2収納具12bの他 方の主面の各保持部15を、発振器1の頭部に対応させてそのまま嵌装する。そ して、第2収納具12bの一方の主面の各保持部15に、更に他の発振器1のリ ード線6を突き刺し、その頭部に図示しない第3収納具の保持部を嵌装させる。 以下、発振器の数量に応じて順次積層する。そして、このように積層された収納 具を、ダンボール箱内に収容して梱包し(未図示)、輸送する。
【0008】 このようなものでは、発振器1のリード線6は、導電スポンジ13中に突き刺 してあるので、リード線6に静電気が生じても、両者間では同電位なり、発振回 路中に電流を生ずることがない。したがって、帯電による発振回路の損傷を防止 できる。また、導電スポンジ13の弾性により、輸送中の衝撃を緩和するともに 、ダンボール紙14(ab)によりその強度を維持できる。この例ではダンボー ル紙14(ab)の波状部を両主面間にて直交するようにしたので、折れ曲がり の強度を大きくする。そして、発振器はその底面と頭部とが、収納具12の保持 部により位置決めされるので、輸送中におけるガタツキ等を防止安全な輸送を行 うことができる。さらに、例えば収納具12の周辺に図示しない搬送孔を形成し ておくことにより、ユーザはそのままトレイとして利用でき、自動化に役立つこ とができる。そして、収納具12は無公害とした導電スポンジとダンボールから なるので、環境破壊を起こすことなく安心して使用できる。
【0009】
【他の事項】
上記実施例では、導電スポンジ13の両主面に設けたダンボール紙14(ab )の孔の大きさは同一としたが、例えば第3図の断面図に示したように、一方の 主面の孔15を発振器1のリード線6を囲む大きさとし、位置決めを容易にする ようにしてもよい。 また、ダンボール紙14(ab)の厚さをリード線の長さより大きくして、同 様に位置決めが容易になるようにしてもよく、その趣旨を逸脱しない範囲内で適 宜変更可能とし、要は帯電を防止するために導電スポンジ13を使用し、さらに その補強のために孔の設けられたダンボール紙14(ab)を両主面に設けて自 動化用のトレリとしても利用可能にしたものは本考案の技術的範囲に属する。そ して、水晶発振器用としたが、必要に応じて他の電子部品にも適用できることは いうまでもない。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、平板状とした導電スポンジの両面に孔部の設けられたダンボール紙 を、その孔が対向するように貼付して一体化し、これを収納具としたので、帯電 を防止して、確実に発振器を収納するとともに、自動化にも適用可能として環境 に優しい電子部品用収納具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本考案の一実施例を説明する収納具の図で、
同図(a)は分解図、同図(b)は断面図である。
【第2図】本考案の収納具を用いて発振器を収納した断
面図である。
【第3図】本考案の他の実施例を説明する収納具の断面
図である。
【第4図】従来例を説明する図で、同図(a)は発振器
の断面図、同図(b)は収納具を説明する分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 水晶発振器、2 水晶振動子、3 CーMOS集積
回路、4 基板、5金属容器、6 リード線、7 ベー
ス、8 カバー、9 発砲スチロール、10エアパッキ
ン、11 ケース、12 収納具、13 導電スポン
ジ、14 ダンボール紙、15 孔.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器底面からリード線の導出した圧電装
    置の梱包具において、平板状とした導電スポンジの両主
    面に、孔の位置が対向して設けられたダンボール紙を貼
    付して一体化してなる電子部品用収納具。
JP8167192U 1992-10-30 1992-10-30 電子部品用収納具 Pending JPH0639789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8167192U JPH0639789U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 電子部品用収納具

Applications Claiming Priority (1)

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JP8167192U JPH0639789U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 電子部品用収納具

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Publication Number Publication Date
JPH0639789U true JPH0639789U (ja) 1994-05-27

Family

ID=13752811

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8167192U Pending JPH0639789U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 電子部品用収納具

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JP (1) JPH0639789U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015044613A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 富士機械製造株式会社 部品トレー

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02152680A (ja) * 1988-11-25 1990-06-12 Hitachi Ltd 半導体デバイス用梱包容器

Patent Citations (1)

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