JPH06298276A - ワークの収納トレー - Google Patents

ワークの収納トレー

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JPH06298276A
JPH06298276A JP5109740A JP10974093A JPH06298276A JP H06298276 A JPH06298276 A JP H06298276A JP 5109740 A JP5109740 A JP 5109740A JP 10974093 A JP10974093 A JP 10974093A JP H06298276 A JPH06298276 A JP H06298276A
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Japan
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work
tray
tray plate
holder
work holder
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JP5109740A
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Hitoshi Kawaguchi
倫 川口
Toshihisa Miyanaga
稔久 宮永
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Nikko Kogyo KK
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Nikko Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価なワークの収納トレーを提供すること。 【構成】 複数のワーク2を収納するように構成された
ワークの収納トレー1において、トレー板3と、該トレ
ー板3と別体に形成されたワーク保持具4とを有し、こ
のワーク保持具4に段部7を形成し、複数のワーク保持
具4の段部7間にワーク2を収容できるようにワーク保
持具4をトレー板3に固定してなることを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板等のワー
クを保管・搬送するために使用されるワークの収納トレ
ーに係り、特に、その収納構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワークでは、特に実装基板にお
いて、実装部品の保護のため、所定のトレーに収納保護
されて保管ないし運搬等が行われていた。このようなト
レーは、樹脂成形品で作られ、プリント基板の収納枚数
に応じて複数の凹部を有し、プリント基板はこの凹部内
でリブによって端部を支持されている。一般にこの種の
トレーを製造するためには、トレー製造用の金型に前記
凹部に相当するパターンを複数形成する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的にワークの収納
枚数を多くするとトレーが大きくなり、結果としてトレ
ー製造用の金型が大型化し、それに伴い金型加工コスト
も増大するため、トレーを製造するための初期投資金額
が多額になる問題があった。そして、ワークの種類が異
なると、その大きさが変わるため、これらのワークを収
容できるようにトレーの凹部の大きさ、配置等を設計す
る必要があり、これに合わせて金型を新たに用意しなけ
ればならない。プリント基板等のワークは多品種少量生
産の傾向が年々強くなり、前記問題がより顕著になって
いた。本発明は、上記のような問題点を解消するために
なされたもので、初期投資金額が少なくてすむワークの
収納用トレーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、その目的を達
成するため次のような構成を採用している。つまり、複
数のワークを収納するように構成されたワークの収納ト
レーにおいて、トレー板と、該トレー板と別体に形成さ
れたワーク保持具とを有し、このワーク保持具の上部に
段部を形成し、複数のワーク保持具の段部間にワークを
収容できるようにワーク保持具をトレー板に固定したも
のである。
【0005】また、前記トレー板にワークの大きさに応
じて複数の切欠穴を形成し、この切欠穴の4角にワーク
保持具固定用穴を形成するような構成であることが望ま
しい。
【0006】
【作用】この発明によれば、従来のようにワークの収納
トレーが収納体とトレーとを一体化した構成では、トレ
ー製造用の金型にワークを収納する凹部に対応したパタ
ーンを複数形成する必要があるが、ワークの保持具とこ
の保持具が装着されるトレー板とを別体にした構成で
は、ワーク保持具を用意して、トレー板を抜きや切削加
工等の機械加工により形成すれば、収納トレー製造用の
金型そのものを不要にできる。大きさが異なるワークが
新たに生じることになっても、トレー本体のみの製作で
すむため、収納体とトレーとを一体化した構成と比較し
て、初期投資金額を少なくすることができる。
【0007】
【実 施 例】次に本発明に係わるワークの収納トレー
の実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はワーク
2を収納するトレーの平面図を示すものであり、図2は
図1のA−A断面図であり、図3は分解斜視図である。
この収納トレー1は、トレー板3と、このトレー板3と
は別体に形成された、樹脂性のワーク保持具4とから構
成されている。このトレー板3は金属、好適には軽量の
アルミニウムによって形成され、ワーク2の実装部品が
当たらないように矩形状の複数の切欠穴5が等間隔で格
子状に形成されている。図3に示したように各切欠穴5
の4角には、ワーク保持具固定用穴6が、丸穴で、各角
に2箇所ずつ形成されている。各切欠穴5及びワーク保
持具用固定穴6は、同一な大きさになるように、抜き、
または切削加工により形成される。
【0008】ワーク保持具4は、上部にワーク2の一角
がはまりこむ段部7が形成され、下面には、前記ワーク
保持具固定用穴6に挿入されるスナップ部8が設けられ
ている。この実施例では、トレー板3の固定穴6を2箇
所形成し、それに対応してワーク保持具4にスナップ部
8を2箇所形成しているが、2箇所形成しているのは、
回り止めのためであり、スナップ部8を1箇所だけにし
てもう1箇所のスナップにかえて固定穴6に嵌合するボ
スとしても良い。また固定穴6を角穴で形成する場合に
はスナップ部8は1箇所でも良い。このスナップ部8は
例えば図4に示したような一対の弾性係合片9によるも
のや図5に示したような錨型の弾性係合片10によるも
のなど公知の手段が用いられる。
【0009】前記ワーク保持具4をトレー板3の固定用
穴6に装着する場合は、図3に示したように、ワーク保
持具4を固定用穴6と対向させた後これを押し込む。前
記スナップ部8は内側に向けて弾性変形しながら固定用
穴6に押し込まれ、やがて図2に示すように弾性復元し
て、ワーク保持具4がトレー板3に固定される。ワーク
保持具4を切欠穴5の4角に装着完了させた後、ワーク
2を上方から保持具4の段部7に置くことにより段部7
間でワークを支持することができる。前記ワーク保持具
4間に種々のワーク2を収容できるように、ワーク2の
種類の違いに応じてトレー板3の切欠穴5の大きさ、ト
レー板3の大きさが変更される。
【0010】前記実施例によれば、トレー板3には、切
欠穴5及びワーク保持具固定用穴6を抜き、または切削
加工によって形成しているため、トレー板3を形成する
製造用金型を不要にできる。そして、ワーク2の種類が
異なっても、これに対応するトレー板3を抜き、または
切削加工により容易に形成することができる。この場
合、トレーを樹脂で一体で真空成形で形成する場合に較
べて、樹脂の熱収縮が無い分だけ寸法精度を上げること
ができる。従って、本実施例のワークの収納トレーは寸
法精度が必要な自動機の搬送ラインに使用する場合に好
適である。
【0011】次に第2実施例について説明する。断面図
として図6に示したように、この実施例が第1実施例と
異なる点は、ワーク下面の実装部品が当たらないように
形成した矩形状の切欠穴5が無いことである。この実施
例において、実装部品11の高さだけワーク保持具4の
高さを充分に確保して、第1実施例の矩形状の切欠穴5
を省略している。この場合は、トレー板3にはワーク保
持具固定用穴だけを形成すれば良い。
【0012】なお、ワーク保持具4は、上記実施例にお
いては角部にはまる段部7を形成していたが、ワークの
形状や設計上の都合などにより図7に示したようにワー
ク2の端部を支持するように段部12を形成しても良
い。
【0013】上記実施例のワーク保持具の材料としては
ポリアミド等の熱可塑性樹脂を使用することができる。
ワークが実装基板の場合、静電気対策上導電性の材料が
好ましい。なお、前記実施例においてワーク保持具を樹
脂ばかりでなく、金属によって形成することもできる。
また、トレー板としては、アルミニウムばかりでなく、
鉄等の他の金属を使用することもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の発明によれ
ば、トレー板と、該トレー板と別体に形成したワーク保
持具とを有し、このワーク保持具の上部に段部を形成
し、複数のワーク保持具の段部間にワークを収容できる
ようにワーク保持具をワーク板に固定した構成であるた
め、ワーク保持具を用意しておけば、ワークの種類が変
っても、トレー板を抜きまたは切削加工により、成形金
型を製造することなく形成することができるから、低コ
ストなワークの収納トレーを提供することができる。
【0015】請求項2の発明によれば、ワークの下面に
部品が実装されている場合に部品がトレー板に当って破
損する心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図4】本発明のワーク保持具のスナップ部の一実施例
を示す説明図である。
【図5】本発明のワーク保持具のスナップ部の別の実施
例を示す説明図である。
【図6】本発明の別の実施例を示す断面図である。
【図7】本発明のワーク保持具の別の実施例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 収納トレー 2 ワーク 3 トレー板 4 ワーク保持具 6 ワーク保持具固定用穴 7 段部 8 スナップ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のワークを収納するように構成され
    たワークの収納トレーにおいて、トレー板と、該トレー
    板と別体に形成されたワーク保持具とを有し、このワー
    ク保持具の上部に段部を形成し、複数のワーク保持具の
    段部間にワークを収容できるようにワーク保持具をトレ
    ー板に固定したワーク収納トレー。
  2. 【請求項2】 前記トレー板にワークの大きさと収納枚
    数に応じて複数の切欠穴を形成し、この切欠穴の4角に
    ワーク保持具固定用穴を形成してなる、請求項1記載の
    ワーク収納用トレー。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201416A (ja) * 2005-12-28 2007-08-09 Fuji Mach Mfg Co Ltd 部品装着システム
KR101351256B1 (ko) * 2012-05-09 2014-01-16 희성전자 주식회사 백라이트 수납용 트레이 어셈블리
CN105246253A (zh) * 2015-10-08 2016-01-13 梁信宏 改良型阻滑块套件
CN105478585A (zh) * 2014-10-10 2016-04-13 苏州市三生电子有限公司 一种咪头pcb板的冲压下模
CN105478586A (zh) * 2014-10-10 2016-04-13 苏州市三生电子有限公司 一种高利用率的咪头pcb板及其冲压下模结构

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