JPH0738185Y2 - キャリアテープ - Google Patents

キャリアテープ

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JPH0738185Y2
JPH0738185Y2 JP1990018703U JP1870390U JPH0738185Y2 JP H0738185 Y2 JPH0738185 Y2 JP H0738185Y2 JP 1990018703 U JP1990018703 U JP 1990018703U JP 1870390 U JP1870390 U JP 1870390U JP H0738185 Y2 JPH0738185 Y2 JP H0738185Y2
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JP
Japan
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cylindrical chip
carrier tape
recessed hole
recessed
hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1990018703U
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JPH03111970U (ja
Inventor
博幸 下津
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、円筒状のチップ部品を収納するくぼみ穴を多
数備えたキャリアテープに関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来例におけるキャリアテープ説明図である。
第2図を参照しつつ従来例を説明する。
第2図において、キャリアテープ21は、プラスチック製
テープで、くぼみ穴22と送り孔23とを多数備えている。
キャリアテープ21を製作する場合、先ず、キャリアテー
プ21に送り孔23を穿設した後、冷間あるいは熱間で金型
を使用してエンボス加工を行なうと、キャリアテープの
進行方向と直角に円筒状チップ部品25の長手方向となる
ようなくぼみ穴22が形成される。
円筒状チップ部品25は、キャリアテープ21のくぼみ穴22
に収納された後、その上から図示されていないカバーテ
ープが貼られる。このようにして円筒状チップ部品25が
くぼみ穴22に収納されたキャリアテープ21は、巻回され
て部品メーカーからセットメーカーに出荷される。
セットメーカーにおいて、前記キャリアテープ21のカバ
ーテープが剥がされた後、自動マウンタの吸着ヘッドに
より、円筒状チップ部品25は、キャリアテープ21のくぼ
み穴22から取り出され、図示されていない印刷配線板の
所定位置に載置される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、円筒状チップ部品25の大きさは、一つの形状を
とってみても多少の大きさのバラツキがあり、このよう
な円筒状チップ部品25をくぼみ穴22に収納する場合、円
筒状チップ部品25の大きさより大きいくぼみ穴22が必要
となる。そのため、第2図図示のごとく、円筒状チップ
部品25とくぼみ穴22との間、すなわち、円筒状チップ部
品25の前後左右には、m、nのクリアランスを設けてお
くのが普通である。
円筒状チップ部品25がくぼみ穴22一杯に収納されていな
い限り、前記クリアランスm、nのため、円筒状チップ
部品25は、くぼみ穴22の中を自由に動き、一定の位置に
保持されていない。したがって、図示されていない自動
マウンタの吸着ヘッドは、円筒状チップ部品25の中心位
置を吸着するとは限らない。
そのために、円筒状チップ部品25は、吸着ヘッドで吸着
し損なわれたり、搬送途中に吸着ヘッドから落下し、あ
るいは印刷配線板の所望個所からズレた位置に取り付け
られる。
特に、チップ部品の高密度実装が要求されるようになっ
てきたため、チップ部品を印刷配線板等の所望の位置に
精度良く配置する自動マウンタが要求されている。しか
し、円筒状チップ部品25がキャリアテープ21のくぼみ穴
22内で一定位置に位置決めされていない場合には、自動
マウンタの吸着ヘッドの吸着位置もズレる恐れがある。
特に、角チップ部品により円筒状チップ部品25の場合
は、中心位置からズレると吸着ヘッドが吸着ミスを犯
す。
特に、くぼみ穴22は、その底部形状が平面であると、円
筒状チップ部品25の位置が一定にならない。また、くぼ
み穴22に対して小さめの円筒状チップ部品25は、くぼみ
穴22の底部形状が半円形であっても、多少平面に近い状
態になり、一定の位置に止まらない場合がある。
さらに、近年、円筒状チップ部品は、その種類が増加し
ているため、大きさの種類だけキャリアテープの種類を
準備することが不可能になってきた。その結果、必ず円
筒状チップ部品とくぼみ穴との間に余分な空間が存在
し、円筒状チップ部品は、くぼみ穴の中心位置に配置さ
れない場合が多くなっている。
以上のような問題を解決するために、本考案は、円筒状
チップ部品の進行方向に対する位置をくぼみ穴の中心位
置に配置するためのキャリアテープを提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本考案のキャリアテープ
は、円筒状チップ部品を収納するくぼみ穴と送り孔とを
多数備えており、くぼみ穴の底部に、円筒状チップ部品
の長手方向で、くぼみ穴の一端面から他端面に渡って開
口された開口部と、当該開口部によって形成された円筒
状チップ部品の長手方向を線接触状態で支持する支持部
とを備えている。
本考案のキャリアテープは、円筒状チップ部品を収納す
るくぼみ穴と送り孔とを多数備えており、くぼみ穴の底
部に、円筒状チップ部品の長手方向で、くぼみ穴の一端
面から他端面に渡って形成された凹部と、当該凹部とく
ぼみ穴の底部とで形成される稜線部が円筒状チップ部品
を線接触状態で支持する支持部とを備えている。
〔作用〕
キャリアテープのくぼみ穴に収納された円筒状チップ部
品は、くぼみ穴の底部に、円筒状チップ部品の長手方向
で、くぼみ穴の一端面から他端面に渡って開口された開
口部によって形成される支持部によって線接触状態に支
持される。
また、キャリアテープのくぼみ穴に収納された円筒状チ
ップ部品は、くぼみ穴の底部に、円筒状チップ部品の長
手方向で、くぼみ穴の一端面から他端面に渡って設けら
れた凹部とくぼみ穴とで形成される2本の稜線部によっ
て線接触状態に支持されている。
したがって、円筒状チップ部品は、キャリアテープの輸
送中に、くぼみ穴内を自由に移動するが、キャリアテー
プが停止すると、前記開口部または凹部に落ち込むこと
により、円筒状チップ部品の長手方向に沿って線接触状
態で支持される。以上のように円筒状チップ部品は、常
にキャリアテープのくぼみ穴の中心位置に収納されるの
で、自動マウンタの吸着ヘッドによって、中心部を正確
に吸着することができるため装着ミスが発生しない。
円筒状チップ部品は、輸送中に開口部または凹部によっ
て、くぼみ穴との接触面積が少なくなっているため、接
触摩擦による静電気が帯電しない。そのため、円筒状チ
ップ部品は、不所望の静電気による障害が発生すること
がない。
〔実施例〕
第1図(イ)ないし(ニ)は本考案の一実施例で、キャ
リアテープを説明するための平面図およびくぼみ穴の断
面図である。第1図を参照しつつ本考案の実施例を説明
する。
第1図において、キャリアテープ1は、プラスチック・
テープでくぼみ穴2と送り孔3とを多数備えている。
キャリアテープ1を製作する場合、キャリアテープ1に
送り孔3を穿設した後、第1図(ロ)図示のごとく、凹
部6′を形成する金型を使用して、冷間あるいは熱間に
よりエンボス加工を行う。また、キャリアテープ1に送
り孔3を穿設すると同時に、第1図(ハ)および(ニ)
図示のごとく、開口部7および9を穿設する。その後、
図示されていない金型を使用して、冷間あるいは熱間で
くぼみ穴2に対応する位置をエンボス加工して、くぼみ
穴2が形成される。
そして、くぼみ穴2に設けられた凹部6′の開口部6、
あるいは開口部7および9は、くぼみ穴2の一端面12か
ら他端面12′まで開口されている。
円筒状チップ部品10は、キャリアテープ1のくぼみ穴2
に収納された後、その上から図示されていないカバーテ
ープが貼られる。このようにして円筒状チップ部品10が
くぼみ穴2に収納されたキャリアテープ1は、巻回され
て部品メーカーからセットメーカーに出荷される。
部品メーカーからセットメーカーに輸送される際に、円
筒状チップ部品10は、振動のためくぼみ穴2の中で移動
する。しかし、第1図(ロ)ないし(ニ)図示のごと
く、くぼみ穴2に設けられた開口部6、7、9に形成さ
れている直線状の支持部4および4′(端縁部)が、円
筒状チップ部品10をその長手方向に沿って線接触状態で
支持しているので、円筒状チップ部品10は、くぼみ穴2
との間にクリアランスtが存在していてもくぼみ穴2の
中心位置に位置決めされた状態で収納されている。
第1図(ニ)図示のごとく、傾斜部8を有するくぼみ穴
2においても前記と同様に円筒状チップ部品10は、くぼ
み穴2の中心位置に位置決めされた状態で収納される。
このようなキャリアテープ1は、セットメーカーにおい
て、図示されていないカバーテープが剥がされた後、マ
ウンタの吸着ヘッドにより、円筒状チップ部品10は、キ
ャリアテープ1のくぼみ穴2から取り出されて、図示さ
れていない印刷配線板の所定位置に載置される。
以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、実用新案登録
請求の範囲に記載された本考案を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、くぼみ穴の底部に設けた凹部の大きさ、くぼ
み穴の底部に設けた開口部の間隔、あるいは傾斜部の傾
斜角度は、円筒状チップ部品の大きさ等により任意に決
定できることは言うまでもない。しかし、円筒状チップ
部品が上記部分に嵌まり込まない大きさが望ましい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、くぼみ穴の長手方向に設けられた開口
部によって形成された円筒状チップ部品の長手方向を線
接触状態で支持する支持部により円筒状チップ部品が支
持されているので、円筒状チップ部品が輸送中にくぼみ
穴内で移動しても、最終的にくぼみ穴の決められた中心
位置に収納される。
したがって、円筒状チップ部品は、くぼみ穴内で決めら
れた位置に配置されて、マウンタの実装中の障害が発生
しない。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)ないし(ニ)は本考案の一実施例で、キャ
リアテープを説明するための平面図およびくぼみ穴の断
面図である。 第2図は従来例におけるキャリアテープ説明図である。 1……キャリアテープ 2……くぼみ穴 3……送り孔 4……直線状支持部(端縁部または稜線部) 5……底部 6′……凹部 6……開口部 7……開口部 8……傾斜部 9……開口部 10……円筒状チップ部品 11……くぼみ穴の側面 12……くぼみ穴の端面 12′……くぼみ穴の端面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状チップ部品を収納するくぼみ穴と送
    り孔とを多数備えたキャリアテープにおいて、 くぼみ穴2の底部5に、円筒状チップ部品10の長手方向
    で、くぼみ穴2の一端面12から他端面12′に渡って開口
    された開口部6、7、9と、 当該開口部6、7、9によって形成された円筒状チップ
    部品10の長手方向を線接触状態で支持する支持部4、
    4′と、 を備えていることを特徴とするキャリアテープ。
  2. 【請求項2】円筒状チップ部品を収納するくぼみ穴と送
    り孔とを多数備えたキャリアテープにおいて、 くぼみ穴2の底部5に、円筒状チップ部品10の長手方向
    で、くぼみ穴2の一端面12から他端面12′に渡って形成
    された凹部6′と、 当該凹部6′とくぼみ穴2の底部5とで形成される稜線
    部が円筒状チップ部品10を線接触状態で支持する支持部
    4、4′と、 を備えていることを特徴とするキャリアテープ。
JP1990018703U 1990-02-28 1990-02-28 キャリアテープ Expired - Lifetime JPH0738185Y2 (ja)

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JP1990018703U JPH0738185Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 キャリアテープ

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JP1990018703U JPH0738185Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 キャリアテープ

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JPH03111970U JPH03111970U (ja) 1991-11-15
JPH0738185Y2 true JPH0738185Y2 (ja) 1995-08-30

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ID=31521854

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990018703U Expired - Lifetime JPH0738185Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 キャリアテープ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146034A (ja) * 1974-10-18 1976-04-20 Fujitsu Ltd
JPS60119798U (ja) * 1984-01-20 1985-08-13 ロ−ム株式会社 リ−ドレス電子部品のテ−ピング用マガジン
JPS6132079U (ja) * 1984-07-31 1986-02-26 凸版印刷株式会社 遮光アンプルベツト
JPS63281969A (ja) * 1987-05-15 1988-11-18 Shinei Tsushin Kogyo Kk 電子部品の収納帯

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JPH03111970U (ja) 1991-11-15

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