JP6209092B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6209092B2
JP6209092B2 JP2014010124A JP2014010124A JP6209092B2 JP 6209092 B2 JP6209092 B2 JP 6209092B2 JP 2014010124 A JP2014010124 A JP 2014010124A JP 2014010124 A JP2014010124 A JP 2014010124A JP 6209092 B2 JP6209092 B2 JP 6209092B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap member
housing
lock device
steering lock
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014010124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015137026A (ja
Inventor
寿和 木曽
寿和 木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP2014010124A priority Critical patent/JP6209092B2/ja
Publication of JP2015137026A publication Critical patent/JP2015137026A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6209092B2 publication Critical patent/JP6209092B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、ステアリングロック装置に関するものである。
前方に開放されたハウジングと、開放端からハウジング内に挿入されるプラグと、ハウジングの開放端を閉塞し、ハウジング開放端からのプラグの抜去を規制するキャップ部材を備えたステアリングロック装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
しかし、上述した従来例において、キャップ部材の外周は円筒形状に形成されるために、外周部をパイプレンチ等で挟み付けて回転トルクを加えることによる不正な破壊行為を防止することができないという問題がある。
かかる問題を解決するために、図4に示すように、キャップ部材2の前端にテーパ面2aを施す等することによりパイプレンチのつかみ代をなくし、キャップ部材2に破断に十分な回転トルクを与えることができないようにすることも可能であるが、この場合、図4(b)に示すように、ステアリングロック装置を車両に装着した状態で、コラムカバー6内周部との隙間7が大きくなり、見栄えが悪くなるという問題が発生する。
実開平5-24833号公報
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、不正破壊操作に対する耐性が高く、かつ、車両への装着時に見栄えの劣化も起こすことのないステアリングロック装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
ハウジング1の前端開口から挿入されるとともに、ハウジング1の前端に固定されるキャップ部材2により前方への離脱が規制されて該ハウジング1内に収容されるプラグ3を真正な解錠キーにより回転操作して車両のステアリングシャフトをロック、アンロックするステアリングロック装置であって、
前記キャップ部材2の前端部には、前方に行くに従って漸次縮径する縮径部4が形成されるとともに、
キャップ部材2の前端面には、縮径部4の始端部とほぼ同一径で薄肉のフランジ部5が設けられるステアリングロック装置を提供することにより達成される。
本発明において、キャップ部材2の前端部にはアール面取り、テーパ面等の縮径部4が設けられているために、径方向に挟み付ける力が負荷されると縮径部4を滑り落ちる分力が発生する。この結果、パイプレンチによりキャップ部材2を十分な力で把持することができないために、キャップ部材2に不正破壊に必要な回転トルクを加えることができず、不正破壊に対する対する耐性を高めることができる。
また、キャップ部材2の前端面にはフランジ部5が設けられているために、キャップ部材2の先端に縮径した結果の小径部が現れないために、車両に設置した状態でコラムカバー6の内周壁との間に隙間が発生することがなく、美観を損なうことがない。
さらに、フランジ部5は薄肉に形成されているために、フランジ部5の外周をパイプレンチで把持して回転トルクを与えようとした場合には、破断、あるいは変形するために、パイプレンチによる不正破壊を行うための押さえ代が提供されることはなく、不正破壊操作に対する耐性を低下させることはない。
フランジ部5はキャップ部材2の先端に別部材を適宜手段で連結して形成することもできるが、キャップ部材2を射出成形等により形成する場合には、フランジ部5を成形時に一体形成すると製造効率を高めることが可能になる。また、キャップ部材2に一体成型されるフランジ部5はパイプレンチにより挟み付けた際には外周部が押し潰されて外見上はパイプレンチの押さえ代を提供代となるが、キャップ部材2の本体部とは、フランジ部5の基端部においてのみ肉続きとなっているために、図3(c)、(d)に示すように、回転トルクを加えた際には、フランジ部5の変形部は基端部から破断してしまうために、キャップ部材2に十分な回転トルクを与えることはできない。
縮径部4はアール面取り等により形成することが可能であるが、円錐面により形成すると、先端部に長い範囲にわたって縮径部4を形成することが可能になる上に、縮径部4の先端、すなわち、フランジ部5の基端部における径寸法を大きくすることができ、フランジ部5の張り出し寸法を小さくすることができる。この結果、薄肉平板状のフランジ部5をキャップ部材2の外周に広範囲に成形する際の成形不良の発生を防止することが可能になる。
本発明によれば、不正破壊操作に対する耐性を高め、かつ、車両への装着時に見栄えの劣化も防止することができる。
本発明を示す断面図である。 ステアリングロック装置を示す図で、(a)は (b)の2A方向矢視図、(b)は(a)の2B-2B線断面図である。 本発明の作用を示す図で、(a)はキャップ部材をパイプレンチで挟み付けた状態示す図、(b)は(a)の側面図、(c)はパイプレンチを締め付けた状態を示す図、(d)は(c)から回転トルクを加えた状態を示す図である。 従来の問題を示す図で、(a)は側面図、(b)は正面図である。
図1、2に示すように、ステアリングロックは、車両のステアリングカラムに固定されるハウジング1、ハウジング1内に収容されるプラグ3、プラグ3への回転操作によりステアリングカラム内を挿通するステアリングシャフト(図示せず)に係脱してステリングの操作を禁止、解除するロックピース8、およびハウジング1に連結されるイグニッションスイッチ9を有する。
プラグ3は真正な解錠キーによる回転操作が可能であり、プラグ3への回転操作はプラグ3に後端に連結されるカム部材10を介してイグニッションスイッチ9に伝達され、エンジン始動スイッチ等の操作が行われる。
ロックピース8はカム部材10の軸長方向に対して直交方向に移動自在であり、スプリング11によりハウジング1からステアリングカラム内部に突出してステアリングシャフトを係止するロック位置方向に付勢される。図1に示すロック状態からプラグ3を解錠キーにより回転操作すると、ロックピース8はカム部材10によりスプリング11の付勢力に抗して引き上げられてステアリングカラムから離脱し、ロック状態が解除される。
上記プラグ3のハウジング1への装着は、ハウジング1に開設された前方開口からプラグ3を挿入した後、ハウジング1の前方開口をキャップ部材2により閉塞して行われる。キャップ部材2は、中心部にプラグ3のキー挿入口3aを露出させるための開口2bを備えて円板状に形成され、裏面対向位置から後方に向けて突設される固定片2cに連結ピン12を打ち込んでハウジング1に固定される。
キャップ部材2の前端外周は面取りされて前方に行くに従って漸次縮径する円錐状の縮径部4が形成されるとともに、キャップ部材2の最前端には縮径部4の開始端(後端)とほぼ等径の円板状のフランジ部5が突設される。フランジ部5は、縮径部4の前端外周面から外方に向けて肉質部を張り出させることにより形成され、キャップ部材2の前端面には、図示しないが、”LOCK”、”ACC”、”START”等、解錠キーの回転角度に対応する機能を表示したポジションマークが表示される。
したがってこの実施の形態において、図1に示すように、車両に取り付けた状態で、コラムカバー6の内径にフランジ部5の外径を合わせると、コラムカバーとの間に見苦しい隙間が発生することがない。
また、キャップ部材2をパイプレンチ(P)により不正に回転させてプラグ3を引き抜き、ロックピース8のロック状態を解除するために、図3(a)、(b)に示すように、キャップ部材2を挟み付けると、図3(c)に示すように、パイプレンチ(P)は縮径部4の傾斜面に圧接する状態となる。この状態から強い回転トルクを与えるために挟み付け力を大きくすると、前方、すなわちパイプレンチ(P)が傾斜面を滑り落ちる方向の分力も大きくなるために、キャップ部材2に十分な回転トルクを与えることが不可能となる。
さらに、図3(b)の状態からパイプレンチ(P)の挟み付け力を大きくすると、図3(c)に示すように、フランジ部5が押し潰されてパイプレンチ(P)の把持面が形成されるが、この状態で大きな回転トルクを加えると、図3(d)に示すように、変形したフランジ部5は基端部から破断し、キャップ部材2に十分な回転トルクを与えることができないために、キャップ部材2をハウジング1から不正に取り外すことができない。
1 ハウジング
2 キャップ部材
3 プラグ
4 縮径部
5 フランジ部

Claims (3)

  1. ハウジングの前端開口から挿入されるとともに、ハウジングの前端に固定されるキャップ部材により前方への離脱が規制されて該ハウジング内に収容されるプラグを真正な解錠キーにより回転操作して車両のステアリングシャフトをロック、アンロックするステアリングロック装置であって、
    前記キャップ部材の前端部には、前方に行くに従って漸次縮径する縮径部が形成されるとともに、
    キャップ部材の前端面には、縮径部の始端部とほぼ同一径で薄肉のフランジ部が設けられるステアリングロック装置。
  2. 前記フランジ部がキャップ部材の成形時に一体形成される請求項1記載のステアリングロック装置。
  3. 前記縮径部は、前端に行くに従って漸次縮径する円錐面により形成される請求項1または2記載のステアリングロック装置。
JP2014010124A 2014-01-23 2014-01-23 ステアリングロック装置 Expired - Fee Related JP6209092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014010124A JP6209092B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 ステアリングロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014010124A JP6209092B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 ステアリングロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015137026A JP2015137026A (ja) 2015-07-30
JP6209092B2 true JP6209092B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=53768331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014010124A Expired - Fee Related JP6209092B2 (ja) 2014-01-23 2014-01-23 ステアリングロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6209092B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2019806A1 (ja) * 1968-10-03 1970-07-10 Voss Kg J
JP2987221B2 (ja) * 1991-02-08 1999-12-06 ヤマハ発動機株式会社 車両のステアリングロック装置
JPH0748910Y2 (ja) * 1991-09-10 1995-11-08 株式会社本田ロック キースイッチ
JPH09296636A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Clover:Kk
JPH108797A (ja) * 1996-06-21 1998-01-13 Takigen Mfg Co Ltd ドリル破壊防止型錠装置
JP3688494B2 (ja) * 1999-02-02 2005-08-31 株式会社東海理化電機製作所 ステアリングロック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015137026A (ja) 2015-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5749280B2 (ja) 切削工具締め付け機構、およびそれを組み立てる方法
WO2010140690A1 (ja) リテーナ構造
JPS63155697A (ja) ケースの不法な開放を防止する安全装置
JP6209092B2 (ja) ステアリングロック装置
JP4912782B2 (ja) ステアリングロック装置の取付構造
JPH0626267A (ja) 警備シール
JP3859652B2 (ja) 締結部取外し防止具の解除装置
JP2007046419A (ja) ポップアウト型扉用ロックハンドル装置
JP4378002B2 (ja) シリンダー錠保護機構
JP3882171B2 (ja) 蓋体着脱工具
JP2017096001A (ja) キーシリンダの取付構造
MY176983A (en) A cylinder lock with core idling when incorrect key is inserted and turned
JP4589668B2 (ja)
JP2007046347A (ja) シリンダ錠
JP5112988B2 (ja) ステアリングロック装置
JP3059563U (ja) ドリル破壊防止型錠装置
JP6537449B2 (ja) 調節ボルト付き機器
JP5007177B2 (ja) シリンダ錠
US500746A (en) James h
JPH108797A (ja) ドリル破壊防止型錠装置
KR20090062679A (ko) 차량 도난 방지장치
JP3314051B2 (ja) 防護キャップ付き錠装置
JP6577025B2 (ja) 自動車用盗難防止装置
JP2005169584A (ja) ネジ保持具
JP2016053244A (ja) ドア用のハンドル座

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170908

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6209092

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees