JP2987221B2 - 車両のステアリングロック装置 - Google Patents

車両のステアリングロック装置

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JP2987221B2
JP2987221B2 JP1794191A JP1794191A JP2987221B2 JP 2987221 B2 JP2987221 B2 JP 2987221B2 JP 1794191 A JP1794191 A JP 1794191A JP 1794191 A JP1794191 A JP 1794191A JP 2987221 B2 JP2987221 B2 JP 2987221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動二輪車等の
車両において、そのフロントフォークを最大かじ取り角
度に回動した状態にロックし、このフロントフォークの
操向を不能にして盗難を防止するためのステアリングロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車では、フロントフォークの上
端のアッパブラケットに、盗難防止用のステアリングロ
ック装置が取り付けられている。従来のステアリングロ
ック装置は、電装系のメインスイッチと一体化されてい
ることが多く、上記アッパブラケットに固定された金属
製のロック装置本体を備えている。ロック装置本体の内
部には、ロック錠を構成するシリンダが軸回り方向に回
動可能に組み込まれている。このシリンダには、メイン
スイッチを開閉する鍵が差し込まれる鍵穴が設けられて
いるとともに、シリンダの径方向外側に突没可能に突出
する複数のタンブラーが組み込まれている。タンブラー
の先端は、ロック装置本体に係合されて、シリンダの回
り止めをなしており、上記鍵を鍵穴に差し込むと、タン
ブラーがシリンダの外周面から引っ込み、ロック装置本
体との係合が解除されるようになっている。このため、
シリンダは、鍵によってOFF位置とON位置およびロ
ック位置との間に亘って回動操作される。
【0003】また、ロック装置本体の内部には、このロ
ック装置本体の外方に突没可能に突出するロックバーが
設けられている。ロックバーは、クランク状に折れ曲が
った回動軸を介してシリンダに連結されている。このた
め、フロントフォークを最大かじ取り角度にまで回動し
た状態において、上記シリンダをロック位置に回動させ
ると、ロックバーがロック装置本体から突出してステア
リングヘッドパイプのストッパ部に引っ掛かり、このフ
ロントフォークを最大かじ取り角度に回動したままの状
態にロックするようになっている。したがって、ハンド
ル操作によるフロントフォークの操向が不能となり、自
動二輪車の盗難が防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成の場合、フロントフォークのロック解除は、鍵穴に
鍵を差し込んでタンブラーとロック装置本体との係合を
外し、シリンダをOFF位置の方向に回すことによりな
されるので、例えば鍵穴にドライバー等の鍵以外のもの
を強引に差し込んで、シリンダを無理やり回すと、タン
ブラーが破壊されて、シリンダが自由に動き得る状態と
なることがある。このため、回動軸を介してロックバー
が動かされてしまい、フロントフォークのロックが不所
望に解除されてしまう虞れがあった。
【0005】なお、タンブラーやロック装置本体の材質
をより硬質のものに変更したり、タンブラーの枚数を増
やすことにより、シリンダが鍵以外のもので回されない
ようにすることも考えられるが、このようにすると、ロ
ック装置本体が大形化するとともに、タンブラーやロッ
ク装置本体の素材が高価なものとなり、コスト高となる
といった問題が残る。本発明はこのような事情にもとづ
いてなされたもので、シリンダが鍵以外のもので無理に
回されたとしても、ロックバーによる操向機構の回り止
め状態を維持することができ、盗難を確実に防止できる
車両のステアリングロック装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る車両のステアリングロック装置は、
ック装置本体と; このロック装置本体の内部に設置され、鍵が差し込まれ
る鍵穴を有するとともに、この鍵によってロック位置と
ロック解除位置とに亘って軸回り方向に回動される円筒
状のシリンダと;このシリンダに設置され、鍵穴から鍵を引き抜いた時に
シリンダの径方向外側に突出されて上記ロック装置本体
に引っ掛かり、鍵穴に鍵を差し込んだ時にシリンダ内に
引っ込んで上記ロック装置本体に対するシリンダの回動
を可能とするタンブラーと; 上記ロック装置本体の内部に収容され、上記シリンダを
上記鍵を介してロック位置に回動させた時に、このシリ
ンダの回動に追従して上記ロック装置本体の外方に突没
可能に突出されて前輪の操向機構の回動を阻止するロッ
クバーと; 上記ロック装置本体の内部に収容され、このロック装置
本体の外方に突出された状態にある上記ロックバーに引
っ掛かる係合位置と、上記ロックバーから離脱される待
機位置とに亘って移動可能で、しかも、常に上記係合位
置に向けて付勢された施錠片と; 上記シリンダの外周に軸回り方向に相対的に回動可能に
設置され、上記施錠片に離脱可能に引っ掛かってこの施
錠片を上記待機位置に保持するための係止片を有するス
トッパと; 上記シリンダに設置され、上記鍵穴から鍵を引き抜いた
時に上記シリンダの径方向外側に突出されて上記ストッ
パに引っ掛かり、このストッパと上記シリンダとを一体
的に結合するとともに、上記鍵穴に鍵を差し込んだ時に
シリンダ内に引っ込んで上記ストッパと上記シリンダと
の結合を解除するストッパ用タンブラーと;を備えてい
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】この構成によれば、シリンダの鍵穴に鍵を差し
込むと、ストッパ用タンブラがシリンダ内に引っ込み、
ストッパとシリンダとの結合が解除される。そのため、
ストッパとシリンダとは相対的に回動可能な状態に保た
れ、このシリンダがストッパに対し空回りするので、シ
リンダを回動させてもストッパの係止片は施錠片に引っ
掛かったままの状態を維持し、これにより施錠片が待機
位置に保持される。一方、シリンダがロック位置に回動
され、ロックバーがロック装置本体の外方に突出されて
いる状態において、シリンダの鍵穴に鍵以外のものを強
引に差し込んで、このシリンダを無理に回そうとした場
合、このシリンダはストッパ用タンブラーを介してスト
ッパと結合されているため、このシリンダの回動がスト
ッパ用タンブラーを介してストッパに伝わり、これらシ
リンダとストッパとが一体的い回動する。この回動によ
り、ストッパの係止片が施錠片から離脱し、この施錠片
待機位置から係合位置に向けて強制的に押し出され
る。この結果、施錠片がロック装置本体から突出されて
いるロックバーに引っ掛かり、このロックバーを突出状
態に保持するので、たとえシリンダが無理に回されたと
しても、ロックバーがロック装置本体内に引っ込むこと
はない。
【0008】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図1
2にもとづいて説明する。
【0009】図12は、自動二輪車のフロント回りを示
すもので、図中符号1はフレームである。フレーム1の
前端には、ステアリングヘッドパイプ2が設けられてお
り、このステアリングヘッドパイプ2には、操向機構と
してのフロントフォーク3が回動可能に枢支されてい
る。フロントフォーク3は、左右一対のフォークチュー
ブ4を備えており、これらフォークチューブ4の下端部
間に、前輪5が支持されている。そして、このフロント
フォーク3は、フォークチューブ4の上端部に取り付け
たバーハンドル6によって操向操作される。
【0010】図11に示すように、フロントフォーク3
の上端部には、左右のフォークチューブ4の間を連結す
るアッパブラケット7が設けられている。アッパブラケ
ット7の前端部には、前方に張り出すパネル部8が一体
に形成されている。パネル部8は、ステアリングヘッド
パイプ2の前方であり、かつ左右のフォークチューブ4
の間に位置されており、この支持部8にステアリングロ
ック装置10が固定されている。ステアリングロック装
置10は、図11に示すように、フロントフォーク3を
最大かじ取り角度に回動させた状態にロックするための
もので、本実施例の場合は、自動二輪車のメインスイッ
チと一体化されている。
【0011】図1に示すように、ステアリングロック装
置10は、金属製のロック装置本体11を備えている。
ロック装置本体11は、略円筒状をなすハウジング12
と、このハウジング12の下端開口部を閉塞する底板1
3とで構成され、ハウジング12の上端部の外周面に
は、図11に示すように、取り付け用のフランジ部14
が一体に形成されている。ロック装置本体11は、フラ
ンジ部14をアッパブラケット7のパネル部8の裏面に
ボルト15によって締め付けることで固定され、このロ
ック装置本体11の下半分がステアリングヘッドパイプ
2の前方に位置している。
【0012】ロック装置本体11のハウジング12の上
部は、パネル部8に開けた通孔16内に挿入されてお
り、このハウジング12の上面がアッパブラケット7の
上面に露出している。ハウジング12の上部には、シリ
ンダ装着孔18が形成されている。シリンダ装着孔18
は、ハウジング12の軸方向に延びており、このシリン
ダ装着孔18の上端は、ハウジング12の上面に開口さ
れている。
【0013】シリンダ装着孔18内には、金属製のシリ
ンダ20が軸回り方向に回動可能に収容されている。シ
リンダ20の軸線上には、メインスイッチを開閉する鍵
21が差し込まれる鍵穴22が設けられている。この鍵
孔22は、シリンダ20の上面に開口されて、上記パネ
ル部8の上面に露出されている。また、シリンダ20の
内部には、複数の第1のガイド孔23が軸方向に間隔を
存して設けられている。第1のガイド孔23は、鍵穴2
2と直交する方向に延びて、この鍵穴22を貫通してい
る。そして、図6に示すように、第1のガイド孔23の
両端部は、シリンダ20の外周面の径方向に対向し合う
二箇所に開口されており、これら第1のガイド孔23内
には、平板状をなす金属製のタンブラー24が挿入され
ている。
【0014】タンブラー24は、鍵穴22と直交する方
向にスライド可能となっており、各タンブラー24の両
端縁部は、シリンダ20の外周面に沿うような円弧状を
なしている。タンブラー24は、スプリング25によっ
てシリンダ20の径方向に沿う一方側に向って付勢され
ており、その一端がシリンダ20の外周面から突出され
ている。タンブラー24の中央部には、上記鍵21のブ
レード21aが貫通する貫通孔26が形成されている。
貫通孔26の開口形状は、タンブラー24毎に異なって
おり、この貫通孔26を貫通するブレード21aには、
貫通孔26の開口形状に応じた深さの刻み27が設けら
れている。このため、図3に示すように、鍵21のブレ
ード21aを鍵穴22に差し込むと、ブレード21aの
刻み27がタンブラー24の貫通孔26の開口縁部に当
接して、このタンブラー24をスプリング25の付勢方
向とは逆向きに押圧するようになっており、このことに
よりタンブラー24がシリンダ20の内部に没入され
る。
【0015】シリンダ20は、図6に示すように、メイ
ンスイッチをOFFするOFF位置、メインスイッチを
ONするON位置およびフロントフォーク3を最大かじ
取り角度にロックするロック位置の三つの回動ポジショ
ンを有している。そして、OFF位置は、フロントフォ
ーク3のロックを解除するロック解除位置を兼ねてい
る。シリンダ20を収容するシリンダ装着孔18の内面
には、上記OFF位置とロック位置に対応して、シリン
ダ20の軸方向に延びる第1の嵌合凹部30と第2の嵌
合凹部31が形成されている。これら嵌合凹部30,3
1は、シリンダ20がOFF位置又はロック位置に回動
されている時に、タンブラー24の先端と対向するよう
になっており、この状態で鍵穴22から鍵21を引き抜
くと、タンブラー24がスプリング25の付勢力によっ
てシリンダ20の外周面から突出し、上記いずれかの嵌
合凹部30,31に嵌合するようになっている。したが
って、この嵌合により、シリンダ20の回動が阻止さ
れ、このシリンダ20がOFF位置又はロック位置に保
持される。
【0016】ハウジング12の内部には、シリンダ20
と一体に回動する回動軸33が収容されている。回動軸
33は、クランク状に折れ曲がっており、このクランク
部34の両端に連なるジャーナル部35a,35bが、
シリンダ20と同軸状をなしている。そして、回動軸3
3の上側のジャーナル部35aは、シリンダ20の底面
の受け凹部36に同軸状に嵌合されている。この場合、
ジャーナル部35aおよび受け凹部36は、互いに平行
な二つの平坦面37,38を備えている。これら平坦面
37,38は、ジャーナル部35aとシリンダ20との
軸回り方向への相対的な回動を阻止しており、これら両
者が一体に回動するように連結している。回動軸33の
下側のジャーナル部35bは、軸受部材39を介してロ
ック装置本体11の底板13に支持されている。軸受部
材39は、底板13上に回転自在に載置されており、そ
の上面のボス部40にジャーナル部35bを嵌合させる
ことで、このジャーナル部35bと一体に回動するよう
になっている。
【0017】軸受部材39の上側には、端子板41が設
けられている。端子板41は、底板13とハウジング1
2内の支持板42との間で挾持されており、この端子板
41の下面には、図示しない配線パターンが形成されて
いる。また、軸受部材39と端子板41との間には、軸
受部材39と一体に回動する端子ベース43が設けられ
ている。端子ベース43は、配線パターンに摺接する接
触子44を備えている。このため、上記シリンダ20を
ON位置に回動させると、このシリンダ20の回動が回
動軸33から軸受部材39を介して端子ベース43に伝
わるので、その接触子44を介して端子板41の配線パ
ターンが導通され、メインスイッチがONするようにな
っている。
【0018】軸受部材39の底板13との接触面には、
ボール45が保持されている。ボール45は、スプリン
グ46により底板13に向けて付勢されており、このボ
ール45は、シリンダ20をON位置、OFF位置およ
びロック位置に回動させた時に、底板13上の三つの凹
部47に係合し、シリンダ20の回動操作に節度感を付
与するようになっている。
【0019】回動軸33のクランク部34には、ホルダ
50が取り付けられている。ホルダ50は、図5に示す
ように、上記支持板42の上面に載置されているととも
に、ハウジング12の合い対向する内面12aによって
ハウジング12の径方向にスライド可能に挾み込まれて
いる。そして、ホルダ50には、回動軸33のクランク
部34が貫通する長孔51が形成されており、この長孔
51は、ホルダ50のスライド方向とは直交する方向に
延びている。このため、シリンダ20に連動して回動軸
33が回動すると、そのクランク部34が円弧状の軌跡
を描いて移動するので、このクランク部34の回
動が直線運動に変換されてホルダ50に伝わり、このホ
ルダ50が、シリンダ20の回動位置に応じてハウジン
グ12の径方向にスライドするようになっている。
【0020】ホルダ50には、ロックバー52が連結さ
れている。ロックバー52の先端部は、ハウジング12
の側面に開口する開口部53内に挿入されている。そし
て、図5の(a)に示すように、ロックバー52は、シ
リンダ20がロック位置に回動されている状態におい
て、開口部53を通じてハウジング12の外方に突出さ
れ、図5の(b)(c)に示すように、シリンダ20が
ON位置又はOFF位置に回動されている状態において
は、開口部53内に没入される。ハウジング12の開口
部53は、ステアリングヘッドパイプ2の前面に溶接し
たストッパ金具54と対向しており、フロントフォーク
3を最大かじ取り角度に回動させた状態では、ハウジン
グ12の開口部53がストッパ金具54の係止孔55と
対向し合うようになっている。このことから、フロント
フォーク3を最大かじ取り角度に回動させた状態でシリ
ンダ20をロック位置に回動させると、ロックバー52
の先端が係止孔55に入り込み、フロントフォーク3を
操向不能にロックする。
【0021】ところで、ハウジング12のステアリング
ヘッドパイプ2と対向し合う後部には、ステアリングヘ
ッドパイプ2に向って張り出す膨出部56が形成されて
いる。膨出部56は、ステアリングヘッドパイプ2やア
ッパブラケット7の前面に近接しており、この膨出部5
6の内部には、上下方向に延びる縦穴57が形成されて
いる。縦穴57の下端部は、上記ハウジング12の開口
部53に開口されている。縦穴57の内部には、棒状を
なす施錠片60が上下動可能に収容されている。施錠片
60の下端部は、開口部53を経てロックバー52の外
周面と対向している。このロックバー52の外周面に
は、施錠片60の下端部が差し込まれる窪み52aが形
成されており、この窪み52aは、ロックバー52がハ
ウジング12の外方に突出している状態において、開口
部53を介して施錠片60の下端と対向するようになっ
ている。このため、施錠片60は、その下端が窪み52
aに嵌まり込んでロックバー52に引っ掛かる係合位置
と、下端が窪み52aから上方に引き抜かれる待機位置
とに亘って移動可能となっている。そして、この施錠片
60は、スプリング61によって常に係合位置に向けて
下方に押圧されている。
【0022】施錠片60の上端部は、シリンダ20の後
方に位置しており、このシリンダ20の外周には、施錠
片60をロックバー52から離脱した待機位置に保持す
る金属製のストッパ62が設けられている。ストッパ6
2は、図4に示すように、シリンダ20の外周に軸回り
方向に回転自在に支持されたリング部63と、このリン
グ部63から径方向外側に向って突出する係止片64と
を備えている。係止片64の先端は、上記縦穴57の上
部に導出されて、施錠片60の上部の切り欠き60aに
引っ掛かっており、この施錠片60をスプリング61の
付勢力に抗して上記ロックバー52から離脱した待機位
置に保持している。
【0023】シリンダ20には、第2のガイド孔65が
形成されている。第2のガイド孔65は、上記タンブラ
ー24を収容した第1のガイド孔23の下方、つまり、
鍵穴22の底部側に位置しており、このガイド孔23と
同様に、鍵穴22と直交する方向に延びて、この鍵穴2
2を貫通している。そして、第2のガイド孔65の両端
部は、シリンダ20の外周面に開口されており、このガ
イド孔65の開口部分は、上記ストッパ62のリング部
63の内側に位置されている。第2のガイド孔65内に
は、平板状をなす金属製のストッパ用タンブラー66が
挿入されている。ストッパ用タンブラー66は、上記タ
ンブラー24よりも肉厚に形成されている。このストッ
パ用タンブラー66は、鍵穴22と直交する方向にスラ
イド可能となっており、その両端縁部は、シリンダ20
の外周面に沿うような円弧状をなしている。また、スト
ッパ用タンブラー66は、スプリング67により常時シ
リンダ20の径方向に沿う一方側に向って付勢されてお
り、その一端がシリンダ20の外周面から突出されて、
上記リング部63の内周面に形成した係合凹部68に引
っ掛かっている。したがって、シリンダ20とストッパ
62とは、軸回り方向への相対的な回動を規制された状
態で連結されている。
【0024】ストッパ用タンブラー66の中央部には、
上記鍵21のブレード21aが貫通する貫通孔70が形
成されている。貫通孔70は、上記タンブラー24の貫
通孔26と同様に、鍵穴22にブレード21aを差し込
んだ時に、このブレード21の先端の刻み27によって
スプリング67の付勢方向とは逆向きに押圧されるよう
になっている。このため、鍵穴22に鍵21を差し込む
と、ストッパ用タンブラー66がシリンダ20の内部に
没入され、上記ストッパ62との係合が解除される。
【0025】なお、ハウジング12の内部には、ストッ
パ62の係止片64に接するボール72が収容されてい
る。ボール72はスプリング73の付勢力により係止片
64の位置決め孔74に引っ掛かっており、ハウジング
12とストッパ62との位置決めをなしている。
【0026】このような構成のステアリングロック装置
10において、シリンダ20がOFF位置に回動され、
しかも、鍵穴22から鍵21が引き抜かれている状態で
は、複数のタンブラー24の一端がハウジング21の第
1の嵌合凹部30に引っ掛かっているので、シリンダ2
0の回り止めがなされている。また、この時、ロックバ
ー52は、図5の(b)に示すように、ハウジング12
の開口部53内に没入されており、ロックバー52の窪
み52aが施錠片60の下端からずれている。それとと
もに、鍵穴22から鍵21が引き抜かれていると、図4
の(a)に示すように、ストッパ用タンブラー66の一
端がストッパ62のリング部63に引っ掛かっているの
で、シリンダ20とストッパ62とは一体的に連結され
た状態にある。そして、このストッパ62の係止片64
は、施錠片60の切り欠き60aに引っ掛かっており、
施錠片60をロックバー52から離脱した待機位置に保
持している。
【0027】シリンダ20がOFF位置にある時に、鍵
穴22に鍵21を差し込むと、図4の(c)に示すよう
に、タンブラー24とストッパ用タンブラー66がシリ
ンダ20内に没入され、シリンダ20とハウジング12
およびストッパ62との結合が解除される。このため、
シリンダ20がハウジング12やストッパ62に対し回
動可能な状態となり、図7および図8に示すように、シ
リンダ20をOFF位置からON位置又はロック位置に
回動させることができる。そして、この場合、ストッパ
62は、ボール72によってハウジング12に位置決め
されているので、ストッパ62と施錠片60の係合が解
除されることはなく、この施錠片60は待機位置に保持
される。
【0028】一方、自動二輪車の盗難を防止するため、
フロントフォーク3をロックするには、まず、図11に
示すようにフロントフォーク3を直進状態から最大かじ
取り角度に回動させ、ハウジング12の開口部53をス
テアリングヘッドパイプ2の係止孔55に対向させる。
この状態で鍵穴22に鍵21を差し込み、シリンダ20
をOFF位置からロック位置に向けて回動させる。する
と、シリンダ20の回動が回動軸33に伝わるととも
に、そのクランク部34とホルダ50との連結部分で直
線運動に変換されてロックバー52に伝わるので、図3
に示すように、ロックバー52がハウジング12から突
出し、ストッパ金具54の係止孔55に引っ掛かる。そ
して、シリンダ20をロック位置に回動させた状態で
は、タンブラー24の先端が第2の嵌合凹部31に対向
するので、鍵穴22から鍵21を引き抜くと、タンブラ
ー24とストッパ用タンブラー66がシリンダ20の外
周面から突出し、タンブラー24が嵌合凹部31に引っ
掛かるとともに、ストッパ用タンブラー66がストッパ
62の係合凹部68に引っ掛かる。したがって、シリン
ダ20はロック位置に保持され、フロントフォーク3が
ロック状態に維持される。
【0029】このようにフロントフォーク3がロックバ
ー52によってロックされている状態において、鍵穴2
2にドライバー等の鍵以外のものを強引に差し込んで、
シリンダ20を無理に回そうとした場合、このシリンダ
20は、鍵穴22に鍵21を差し込まない限り、鍵穴2
2の底部のストッパ用タンブラー66を介してストッパ
62に結合されているので、シリンダ20の回動がスト
ッパ62に伝わり、このストッパ62がシリンダ20と
共に回動する。すると、図4の(b)に示すように、ス
トッパ62の係止片64が施錠片60の切り欠き60a
から外れるので、この施錠片60がスプリング61の付
勢力によって待機位置から係合位置に向けて強制的に押
し出される。このため、施錠片60の先端がロックバー
52の窪み52aに入り込み、このロックバー52をハ
ウジング12から突出した状態にロックする。
【0030】したがって、シリンダ20が無理に回され
たとしても、ロックバー52がハウジング12内に引っ
込むことはなく、ステアリングヘッドパイプ2との係合
状態を維持するので、フロントフォーク3を回動させる
ことはできなくなり、自動二輪車の盗難を確実に防止す
ることができる。
【0031】また、上記構成の場合、ストッパ用タンブ
ラー66は、複数のタンブラー24よりも下方の鍵穴2
2の底部に位置しているので、鍵穴22にドライバーを
差し込んだ時に、このドライバーの先端がストッパ用タ
ンブラー66に届き難くなる。このため、ストッパ用タ
ンブラー66が破壊される可能性が少なくなる。
【0032】それとともに、施錠片60は、ハウジング
12の後面から張り出す膨出部56内に収容され、この
施錠片60とロックバー52との係合部が、ステアリン
グヘッドパイプ2の直後に位置するので、施錠片60と
ロックバー52との係合部を、ステアリングヘッドパイ
プ2を利用して保護することができる。したがって、ス
トッパ用タンブラー66が破壊される可能性が少なくな
ることと合わせて、ロックバー52をハウジング12か
ら突出した状態に確実に保持することができ、盗難防止
効果をより高めることができる。なお、本発明は、上記
第1実施例に特定されるものではなく、図13に本発明
の第2実施例を示す。
【0033】この第2実施例では、シリンダ20の上部
にキャップ81が設けられている。キャップ81は、ド
リルやドライバーでシリンダ20を回そうとした場合
に、その回転トルクがシリンダ20に伝わるのを防止す
るためのもので、硬質な金属材料にて円盤状に形成され
ている。キャップ81には、鍵穴22に連なるスリット
状の差し込み孔82が形成されており、このキャップ8
1は、シリンダ20を収容するハウジング12に、金属
製のカバー83を介して回転自在に支持されている。カ
バー83は、ハウジング12の外周面に被さるフランジ
部84を備えており、このフランジ部84の下縁部をか
しめて内側に折り曲げ、この折り曲げ部85をハウジン
グ12の外周面の溝86に嵌め込むことで固定されてい
る。そして、ハウジング12の上部は、フロントフォー
ク3のアッパブラケット7の通孔16内に挿入されてお
り、この通孔16の上端開口部には、径方向内側に張り
出す遮蔽壁88が一体に形成されている。遮蔽壁88
は、カバー83の上面やフランジ部84に近接してお
り、このカバー83やその折り曲げ部85を外方から覆
い隠している。
【0034】なお、キャップ81とシリンダ20との合
面には、互いに嵌合し合う半球状の凸部89と凹部90
が形成されている。これら凸部89と凹部90は、差し
込み孔82の向きが鍵穴22に沿うように、シリンダ2
0に対するキャップ81の位置決めをなすものであり、
通常、凸部89と凹部90は互いに嵌合状態に保たれて
いる。
【0035】このような構成の第2実施例によると、シ
リンダ20の上面に、回転自在なキャップ81を取り付
けたので、このキャップ81の差し込み孔82にドライ
バーを差し込んだり、ドリルの刃を差し込んでシリンダ
20を回転させようとしても、キャップ81がシリンダ
20の上面を空回りし、シリンダ20に回転トルクが伝
わらなくなる。このため、シリンダ20の回転を阻止す
ることができ、フロントフォーク3のロックを維持する
ことができる。
【0036】しかも、キャップ81を支持するカバー8
3や、そのハウジング12へのかしめ部である折り曲げ
部85は、アッパブラケット7の通孔16内に挿入さ
れ、この通孔16の遮蔽壁88により覆い隠されている
ので、カバー83をドライバーやパイプレンチ等の工具
類によって無理やり取り外そうとしても、この工具類を
カバー83に突き当てることができない。
【0037】しかも、遮蔽壁88は、キャップ81に近
接しており、これらの間に充分なクリアランスが存在し
ないために、万一、カバー83が破壊されることがあっ
ても、キャップ81を取り外すことができなくなる。し
たがって、自動二輪車の盗難防止効果がより向上する。
また、図14には、本発明の第3実施例が開示されてい
る。
【0038】この第3実施例は、ロック装置本体11の
ハウジング12の上部が、アッパブラケット7から上方
に突出している場合を示し、この実施例では、ハウジン
グ12の下部のフランジ部14がアッパブラケット7の
座部100にボルト15で締め付け固定されている。そ
して、ハウジング12の外周は、筒状をなすアルミダイ
キャスト等のケース101で覆われている。ケース10
1の上面には、キャップ81を露出させる開口部102
が設けられており、この開口部102の上端開口部に
は、径方向内側に張り出す遮蔽壁103が一体に形成さ
れている。遮蔽壁103は、上記第2実施例と同様に、
カバー83の上面やフランジ部84に近接しており、こ
のカバー83やその折り曲げ部85を外方から覆い隠し
ている。
【0039】また、ケース101の開口部102とは反
対側の端部には、径方向外側に張り出す支持片104が
一体に形成されている。支持片104は、ハウジング1
2のフランジ部14とアッパブラケット7の座部100
との間に挾み込まれており、上記ボルト15を利用して
共締めされている。
【0040】このような構成の第3実施例においても、
キャップ81を支持するカバー83や、そのハウジング
12へのかしめ部である折り曲げ部85は、金属製のケ
ース101により覆い隠されているので、カバー83を
ドライバーやパイプレンチ等の工具類によって無理やり
取り外そうとしても、この工具類をカバー83に突き当
てることができない。したがって、上記第2実施例と同
様に、シリンダ20を容易に回すことができなくなり、
盗難防止効果が向上する。
【0041】なお、本発明に係るステアリングロック装
置は、自動二輪車用に特定されないとともに、必ずしも
メインスイッチと一体化する必要はなく、ステアリング
ロック装置をメインスイッチと独立させても良い。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、シリンダ
がロック位置に回動されている状態において、シリンダ
を鍵以外のもので無理に回そうとすると、このシリンダ
の回動がストッパ用タンブラーを介してストッパに伝わ
り、このストッパの係止片が施錠片から外れる。このた
め、施錠片が待機位置から係合位置に向けて強制的に
し出され、このロックバーをロック装置本体から突出さ
れたままの状態に保持する。したがって、たとえシリン
ダが無理に回されたとしても、ロックバーは前輪の操向
機構の回動を阻止したままの状態を維持するので、前輪
の操向操作が妨げられ、車両の盗難を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるステアリングロッ
ク装置の断面図。
【図2】シリンダがロック位置に回動され、ロックバー
がステアリングヘッドパイプに係止している状態を示す
断面図。
【図3】シリンダがロック位置に回動されている時、鍵
穴に鍵を差し込んだ状態を示す断面図。
【図4】(a)は、シリンダがロック位置に回動されて
いる時、ストッパ用タンブラーがストッパに係止してい
る状態を示す断面図。 (b)は、シリンダがロック位置に回動されている時、
シリンダが鍵以外のもので回動された状態を示す断面
図。 (c)は、シリンダがロック位置に回動されている時、
鍵穴に鍵を差し込んだ状態を示す断面図。
【図5】(a)は、シリンダがロック位置に回動され、
ロックバーがハウジングから突出した状態を示す断面
図。 (b)は、シリンダがOFF位置に回動され、ロックバ
ーがハウジング内に没入した状態を示す断面図。 (c)は、シリンダがON位置に回動され、ロックバー
がハウジング内に没入した状態を示す断面図。
【図6】(a)は、シリンダがOFF位置に回動されて
いる時、タンブラーがハウジングに引っ掛かっている状
態を示す断面図。 (b)は、シリンダがOFF位置に回動されている時、
鍵穴に鍵を差し込んだ状態を示す断面図。
【図7】シリンダがON位置に回動された状態を示す断
面図。
【図8】(a)は、シリンダがロック位置に回動された
状態を示す断面図。 (b)は、シリンダがロック位置に回動され、しかも、
鍵が鍵穴から抜かれてタンブラーがハウジングに引っ掛
かっている状態を示す断面図。
【図9】図1のA−A線に沿う断面図。
【図10】ステアリングヘッドパイプとステアリングロ
ック装置との位置関係を、一部断面で示す側面図。
【図11】フロントフォークのアッパブラケットとステ
アリングロック装置との位置関係を示す平面図。
【図12】自動二輪車のフロント回りを示す側面図。
【図13】本発明の第2実施例を示す断面図。
【図14】本発明の第3実施例を示す断面図。
【符号の説明】
3…操向機構(フロントフォーク) 5…前輪 11…ロック装置本体 20…シリンダ 21…鍵 22…鍵穴 24…タンブラー 52…ロックバー 60…施錠片 62…ストッパ64…係止片 66…ストッパ用タンブラー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック装置本体と; このロック装置本体の内部に設置され、鍵が差し込まれ
    る鍵穴を有するとともに、この鍵によってロック位置と
    ロック解除位置とに亘って軸回り方向に回動される円筒
    状のシリンダと;このシリンダに設置され、鍵穴から鍵を引き抜いた時に
    シリンダの径方向外側に突出されて上記ロック装置本体
    に引っ掛かり、鍵穴に鍵を差し込んだ時にシリンダ内に
    引っ込んで上記ロック装置本体に対するシリンダの回動
    を可能とするタンブラーと; 上記ロック装置本体の内部に収容され、上記シリンダを
    上記鍵を介してロック位置に回動させた時に、このシリ
    ンダの回動に追従して上記ロック装置本体の外方に突没
    可能に突出されて前輪の操向機構の回動を阻止するロッ
    クバーと; 上記ロック装置本体の内部に収容され、このロック装置
    本体の外方に突出された状態にある上記ロックバーに引
    っ掛かる係合位置と、上記ロックバーから離脱される待
    機位置とに亘って移動可能で、しかも、常に上記係合位
    置に向けて付勢された施錠片と; 上記シリンダの外周に軸回り方向に相対的に回動可能に
    設置され、上記施錠片に離脱可能に引っ掛かってこの施
    錠片を上記待機位置に保持するための係止片を有するス
    トッパと; 上記シリンダに設置され、上記鍵穴から鍵を引き抜いた
    時に上記シリンダの径方向外側に突出されて上記ストッ
    パに引っ掛かり、このストッパと上記シリンダとを一体
    的に結合するとともに、上記鍵穴に鍵を差し込んだ時に
    シリンダ内に引っ込んで上記ストッパと上記シリンダと
    の結合を解除するストッパ用タンブラーと;を備えてい
    ことを特徴とする車両のステアリングロック装置。
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