JP6202814B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザープリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用する画像形成装置に関し、特に、像担持体のクリーニングに関する。
例えば、画像形成装置として、各感光体に異なる色のトナー像を形成して、像担持体である中間転写体に一次転写し、その後、記録材に二次転写するものがある。この様な画像形成装置では、中間転写体から記録材に転写されず、中間転写体に残った残留トナーを除去するためにクリーニング部を設けたものがある。クリーニング部を構成するクリーニングブレードは、ポリウレタン等のゴム製であり、ブレードのエッジにトナーが侵入することによって潤滑効果が発揮され、好ましいクリーニング性能を得ることができる。
しかしながら、クリーニングブレードのエッジに侵入するトナー量が少ない状態が継続すると、クリーニングブレードと中間転写体との摩擦が高くなり、スティック−スリップ現象が発生する。スティック−スリップ現象とは、クリーニングブレードを中間転写体に圧接させた状態で、中間転写体が移動したときに生じる現象である。具体的には、クリーニングブレードと中間転写体との間の摩擦力により、クリーニングブレードのエッジが、中間転写体の移動方向に変形(ずり変形、圧縮変形)する。この変形によりエッジに蓄積されたエネルギーが復元力(反発弾性力)として働き、元の状態に戻る。この変形と、元の状態に戻ることを繰り返す現象がスティック−スリップ現象である。この現象が進行すると、クリーニングブレードのエッジが跳ね上がり、トナーがすり抜け、クリーニング不良が発生する。さらには、クリーニングブレードのエッジや中間転写体の表面が破損することがある。さらには、クリーニングブレードのエッジが、中間転写体によって巻込まれ、クリーニングブレードのめくれが発生する可能性もある。
そのため、特許文献1は、潤滑剤としても機能するトナーをクリーニングブレードに供給することで、クリーニング不良の発生を防止する構成を開示している。クリーニングブレードにトナーを供給する場合、中間転写体に形成したトナー像は、記録材にトナー像を転写するための二次転写ローラに接触し、よって、二次転写ローラにトナーが付着する。二次転写ローラに付着したトナーは、次に印刷する記録材が中間転写体と二次転写ローラの間を通過する際に、当該記録材の画像形成面の裏側の面に移り、所謂、裏汚れが発生する。
特許文献1は、二次転写ローラにトナーが付着することを防止・抑制するため、二次転写ローラを中間転写体から離間する構成や、トナー像が二次転写ローラと接触する際に、二次転写ローラから転写時とは逆極性のバイアスを印加する構成を開示している。
特開2011-064741号公報
しかしながら、二次転写ローラを中間転写体から離間させる構成はコストがかかる。また、連続して画像形成を行う場合には、二次転写ローラの当接及び離間を実行することによりスループットに影響が生じる。さらに、当接時のショックにより画像不良が発生する可能性がある。また、二次転写ローラから転写時とは逆極性のバイアスを印加しても、トナー量によっては、記録材へトナーが付着することを十分に抑制できず、裏汚れが発生する可能性がある。
本発明は、像担持体に対するクリーニング性能を維持しつつ、裏汚れを低減できる画像形成装置を提供するものである。
本発明の一態様によると、画像形成装置は、現像剤により像担持体に現像剤像を形成する画像形成手段と、前記像担持体に形成した現像剤像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写されずに前記像担持体に残留した現像剤を除去する除去手段と、前記除去手段に現像剤を供給するため、前記記録材に転写する現像剤像の間の前記像担持体の領域に、前記記録材に転写しない供給現像剤像を形成する様に前記画像形成手段を制御する制御手段と、を備えており、前記画像形成手段は、前記供給現像剤像として、少なくとも第1の供給現像剤像と、副走査方向の長さが前記第1の供給現像剤像より長く、かつ、単位面積当たりの現像剤量が前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量以下である少なくとも1つの第2の供給現像剤像を形成可能であり、前記制御手段は、予め定めた前記記録材の種別と供給現像剤像との関係に基づき、前記記録材に転写する現像剤像の前又は後に前記画像形成手段に形成させる供給現像剤像を選択し、前記記録材の種別に基づき、前記記録材に転写する現像剤像の前又は後ろに副走査方向の長さを変化させた前記供給現像剤像を前記画像形成手段に形成させることを特徴とする。
像担持体に対するクリーニング性能を維持しつつ、裏汚れを低減することができる。
一実施形態による、画像形成時とトナー供給モード時の二次転写バイアスを示す図。 一実施形態による画像形成装置の概略的な構成図。 一実施形態によるクリーニングブレードの拡大図。 クリーニングブレードよるクリーニングの説明図。 一実施形態による記録材種別に対する設定を示す図。 一実施形態による単位面積当たりのトナー量と裏汚れ量との関係を示す図。 一実施形態による単位面積当たりのトナー量と、クリーニング性能及び裏汚れ量との関係を示す図。 一実施形態による供給トナー像を示す図。 一実施形態による単位面積当たりのトナー量と、クリーニング性能及び裏汚れ量との関係を示す図。 一実施形態による記録材に対して使用する供給トナー像を示す図。 図10の設定を使用する場合の例示的な記録材と供給トナー像を示す図。 一実施形態によるモード及び記録材種別と、供給トナー像との関係を示す図。 中間転写体の走行距離に対する必要トナー積算量と供給トナー積算量の関係を示す図。 一実施形態によるモード及び記録材種別と、供給トナー像との関係を示す図。 供給モード選択処理のフローチャート。 一実施形態による例示的な記録材と供給トナー像を示す図。 一実施形態によるモード及び記録材種別と、供給トナー像との関係を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図2は、本実施形態による画像形成装置の概略的な構成図である。制御部26は、画像形成装置全体の制御を行うものであり、CPUや、メモリ等の保存部を含んでいる。帯電部2aは、矢印の方向に回転駆動される感光体1aの表面を帯電し、図示しない露光部は、感光体1aの表面を光12aにより露光して静電潜像を形成する。現像部8aは、イエローのトナー(現像剤)を保持しており、トナーにより感光体1の静電潜像を現像してトナー像(現像剤像)とする。感光体1aのトナー像は、一次転写ローラ10aが印加する一次転写バイアスにより中間転写体13に転写される。また、クリーニング部3aは、中間転写体13に転写されず、感光体1aに残ったトナーを除去する。本実施形態において、感光体1a、帯電部2a、クリーニング部3a、現像部8aは、一体型のプロセスカートリッジ9aを構成している。なお、プロセスカートリッジ9b、9c、9d及び一次転写ローラ10b、10c、10dは、それぞれマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を、中間転写体13に形成するものである。なお、プロセスカートリッジ9b、9c、9d及び一次転写ローラ10b、10c、10dの動作はプロセスカートリッジ9a及び一次転写ローラ10aと同様であり、その説明は省略する。
像担持体である中間転写体13は、支持ローラ24、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより、中間転写体13は図中の矢印aの方向に回転移動し、中間転写体13には感光体1a〜1dのトナー像が転写される。このとき、例えば、感光体1a〜1dのトナー像を重ねて中間転写体13に転写することでカラー画像が形成される。
ローラ18により搬送される記録材は、中間転写体13と二次転写ローラ25とのニップ部に搬送され、二次転写ローラ25は、トナーと逆極性の二次転写バイアスを印加して、中間転写体13のトナー像を記録材に転写する。トナー像が転写された記録材は、定着部19においてそのトナー像の定着が行われる。中間転写体13から記録材に転写されず、中間転写体13に残留した転写残トナーは、中間転写体13に当接配置されたクリーニング部27により、その表面から除去・回収される。クリーニング部27としては、例えば、ウレタンゴムで形成した弾性を有するクリーニングブレードを用いることができる。図3に、本実施形態のクリーニング部27と、中間転写体13が接触する部分の状態を示す。クリーニング部27は、金属板金27bと、金属板金27bの先端に取り付けた、自由長が8.0mmで、厚み2.0mmで、ウォーレス硬度が69度のポリウレタンゴムで形成された先端部27aを備えている。
先端部27aは、中間転写体13を張架するテンションローラ15に対して所定の設定角α、侵入量βを満たすように固定されている。なお、設定角αは、先端部27aが変形せず、テンションローラ15に侵入したと仮定したときの先端部27aとテンションローラ15との交点における接線Lと、先端部27aの底面とがなす角度である。一方、侵入量βは、先端部27aと、テンションローラ15との交点と、先端部27aのテンションローラ15への侵入側の縁部との距離である。一例として、設定角度αは22°であり、侵入量βは0.2mmにできる。
図4は、クリーニング部27が、トナーを掻き取る様子を示している。中間転写体13の回転方向aに従って、中間転写体13上のトナーは先端部27aにより掻き取られ、先端部27aと中間転写体13との接触部分に溜まる様になっている。この、接触部分に溜まったトナーは、その後、矢印cで示す方向に落下して回収容器に回収されるようになっている。先端部27aと中間転写体13との接触部分に溜まったトナーは、先端部27aが中間転写体13の表面に対して潤滑性を得るための潤滑剤としての役割を果たしている。
以上のように、先端部27aと中間転写体13との接触部分にトナーが溜まっている場合は、クリーニング部27と中間転写体13との間で、潤滑性を保つことができる。一方、転写残トナー量が少ない状況が継続すると、先端部27aと中間転写体13との接触部分のトナー量が少なくなり、中間転写体13とクリーニング部27との良好な潤滑性を維持できなくなる。本実施形態では、後述するトナー供給モードを実行することで、クリーニング部27と中間転写体13との接触部分にトナーを供給して良好な潤滑性を維持する。
例えば、トナーとしては、重合法により製造され、被帯電性能安定化と潤滑性付与のために外添剤を添加した、粒径が5〜8μmのほぼ球形である一成分非磁性トナーを使用することができる。しかしながら、二成分のトナーであっても、磁性トナーであっても良い。
続いて、図1を用いて、本実施形態におけるトナー供給モードでの動作について説明する。以下、トナー供給モードで中間転写体13に形成するトナー像を、供給トナー像(供給現像剤像)と呼ぶ。図1において、形成領域とは、中間転写体13において印刷対象のトナー像を形成する領域であり、非形成領域とは、中間転写体13の形成領域の間の領域である。図1は、3枚の画像を連続して印刷する際の、供給トナー像100と、二次転写ローラ25が印加する二次転写バイアスの関係を示している。本実施形態では、画像形成装置の生産性を低下させないために、形成領域間の非形成領域において、トナー供給モードを実行して供給トナー像を形成する。
図5は、本実施形態における、記録材種別及び坪量に対する、プロセス速度、生産性、非形成領域長の関係を示している。なお、プロセス速度とは、中間転写体13の表面の移動速度であり、生産性とは、単位時間(本例では1分)当たりの印刷枚数である。また、非形成領域長は、中間転写体13の表面の移動方向、つまり、副走査方向の長さである。なお、以後、特に断りのない限り、長さとは副走査方向の長さを示すものとする。図5に示す様に、本実施形態では、坪量が大きい程、非形成領域の長さを長くしている。本実施形態では、非形成領域においてトナー供給モードを実行するが、トナー供給モードのために非形成領域の大きさを変えず、よって、トナー供給モードを実行することによる画像形成装置の生産性の低下はない。なお、供給トナー像100の主走査方向の長さは、形成可能な最大長とする。なお、主走査方向とは、中間転写体13の表面の移動方向とは直交する方向である。これは、クリーニング部27と中間転写体13との接触部分の全体に均一にトナーを供給するためである。
図1に示す様に、形成領域と供給トナー像100が形成されない非形成領域において、二次転写ローラ25は、二次転写バイアスVtrを印加する。一方、供給トナー像100が形成された非形成領域が、二次転写ローラ25と接触する際、二次転写ローラ25は、トナーと同極性の二次転写バイアスVtmを印加することで、供給トナー像100のトナーが二次転写ローラ25に付着することを抑制する。しかしながら、二次転写ローラ25がトナーと同極性のバイアスを印加しても、ある量のトナーが二次転写ローラ25に付着し、二次転写ローラ25に付着したトナーが、その後、記録材に付着することで裏汚れが発生する。
図6は、供給トナー像100の階調を変えた時の、単位面積当たりのトナー量と、裏汚れ量との関係を示している。なお、本実施形態において、裏汚れ量を、記録材の反射光量の低下率と見做し、下記の式(1)で定義している。
裏汚れ量(%)=((RC−RD)*100)/RC (1)
ここで、RCは、記録材の裏汚れが発生していない部分の反射光量であり、RDは、記録材の裏汚れが発生している部分の反射光量である。なお、反射光量の測定には(有)東京電色製の白色光度計TC−6DS/Aを使用し、記録材としてキヤノン株式会社のCS−814を用いた。図6のR2は2%であり、R1は1%である。図6において、裏汚れ量がR2以下ではほとんど汚れを確認できず、R1以下では目視では汚れを確認できなかった。中間転写体13に形成したトナー像の単位面積当たりのトナー量(現像剤量)と裏汚れ量には相関があり、単位面積当たりのトナー量がA2以上では、裏汚れ量がR2以上となる。これは、ハーフトーン画像の階調を上げると、中間転写体13上の単位面積当たりのトナー被覆率が増え、二次転写ローラ25と接触するトナー量が多くなるからである。
次に、供給トナー量とクリーニング性との関係について説明する。図7は、供給トナー像100の単位面積当たりのトナー量を変えて、クリーニング性能と、裏汚れ量を評価した結果である。なお、評価は、温度30℃、相対湿度80%の高温高湿環境下にて行った。使用した記録材は、キヤノン株式会社製のCS−814で、印刷率1%の二枚間欠印刷で、10万枚を通紙し、クリーニング不良の発生有無と、裏汚れ量を測定した。なお、印刷率は、記録材に形成可能なトナー像の最大面積に対する、実際に形成したトナー像の面積の割合である。なお、供給トナー像100は、総ての非形成領域で形成し、供給トナー像100の副走査方向の長さは8mmとし、ハーフトーン画像の階調を変えて供給トナー量の調整を行った。図8(A)に、供給トナー像を示す。供給トナー像は、図8(B−1)〜(B−3)に示すように、4×4のディザマトリクスによるハーフトーン処理により単位面積当たりのトナー量を調整した。なお、図8(C−1)〜(C−3)に示すような、パルス幅変調(PWM)処理により、走査ビームの照射時間を変えてトナー量を調整することもできる。
図7の条件#1は、単位面積当たりのトナー量が0、つまり、実質的にトナー供給モードを行わない場合であり、通紙1万枚で、クリーニング部27の先端部27aに捲れが発生した。これは潤滑剤として働くトナーがほとんど供給されず、クリーニング部27と中間転写体13との摩擦力が高くなったためである。なお、裏汚れ量は0.2%と、図6のR1以下であり、裏汚れを確認することができなかった。
図7の条件#2では、通紙3万枚でクリーニング不良が発生した。クリーニング部27の先端部27aは、所々で欠けており、その箇所でクリーニング不良が発生していた。先端部27aが欠けたのは、供給トナー量が不十分だったため、中間転写体13表面の微細な凸部との摩擦力が高くなったためである。なお、裏汚れ量は0.6%と、図6のR1以下であり、裏汚れを確認することができなかった。
図7の条件3では、通紙10万枚でクリーニング不良は発生せず、良好なクリーニング性能が得られた。これは供給トナー量が、潤滑効果が得るのに十分な量であり、摩擦力を低減させる効果が発揮され続けたためである。なお、裏汚れ量は1.2%と、図6のR2以下であり、ほとんど確認できないレベルであった。
図7の条件4では、通紙10万枚でクリーニング不良は発生せず、良好なクリーニング性能が得られた。なお、裏汚れ量は2.0%と、図6のR2以下であり、ほとんど確認できないレベルであった。
図7の条件5では、通紙10万枚でクリーニング不良は発生せず、良好なクリーニング性能が得られた。しかし、裏汚れ量は2.5%と、図6のR2以上であり、視認できるレベルとなった。
以上の実験結果から、例えば、本実施形態の画像形成装置においてトナー供給モードで良好なクリーニング性能を得るためには、単位面積当たり0.04mg/cm以上の供給トナー量が必要であることが分かる。一方、供給トナー像のトナーが二次転写ローラ25経由で記録材に付着することで生じる裏汚れを抑制するためには、単位面積当たりのトナー量が0.08mg/cm以下でなければならないことが分かる。この様に、クリーニング性能を維持しつつ、裏汚れを防ぐためには、供給トナー像のトナー量を所定の範囲とする必要があることが分かる。なお、図7に示す数値は、ある特定の画像形成装置についてのものであり、本発明は、図7に示す数値に限定されるものではない。
次に、良好なクリーニング性を確保し、かつ、裏汚れを低減させる方法について説明する。供給トナー像の副走査方向の長さは、非形成領域の副走査方向の長さ以内との制限を受ける。非形成領域の副走査方向の長さが短いからといって、単位面積当たりのトナー量を増やすと、二次転写ローラ25へのトナーの付着量が増加し、裏汚れ量が増加する。一方、非形成領域の副走査方向の長さが大きい場合には、供給トナー像100の副走査方向の長さも大きくすることができ、よって、単位面積当たりのトナー量を減らしても、十分な量のトナーをクリーニング部27に供給できる。
図9は、供給トナー像100の副走査方向の長さと、単位面積当たりのトナー量を変えた場合の裏汚れ量を評価した結果である。なお、その他の条件は、図7の測定時と同じとした。
条件6と、条件6と比較して供給トナー像100の副走査方向の長さを2倍にした条件7での裏汚れ量は同じ1.2%であった。一方、条件8は、供給トナー像の副走査方向の長さを条件7と同じとし、単位面積当たりのトナー量を条件6及び7の半分にしたものであり、裏汚れ量は0.6%となった。また、条件9は、供給トナー像の副走査方向の長さを条件#6の3倍とし、単位面積当たりのトナー量を条件#6の3分の1に減らしたものであり、裏汚れ量は0.5%となった。なお、条件#6〜条件#9において、クリーニング部のクリーニング性能は良好であった。
このように、トナー供給モードにおける供給トナー像100の単位面積当たりのトナー量を減らすことで、裏汚れを認識できないレベルまで抑制することが可能となる。なお、グロス紙のように光沢度の高い記録材はトナー汚れが目立ちやすいため、付着するトナー量を極力減らすことが求められる。汚れの無い高画質な画像形成を行うためには、トナー供給モードを実行しながら、単位面積当たりのトナー量を極力減らすことが重要である。図10は、各種記録材に対する非形成領域の長さと、供給トナー像の副走査方向の長さと、単位面積当たりのトナー量を示している。図10においては、供給トナー量が等しくなる様に単位面積当たりのトナー量を調整している。なお、図10は例示であり、本発明を限定するものではない。
本実施形態では、供給トナー像の副走査方向の最大長は、二次転写ローラ25の周長未満とする。これは、二次転写ローラ25の表面に、供給トナー像からのトナーが付着する機会を1回に抑えるためである。本実施形態の二次転写ローラ25の外径は20mmであるため、供給トナー像の副走査方向の長さは、62.8mm未満としている。
なお、図10の、非形成領域の長さ、当該非形成領域に形成する供給トナー像の長さ及び単位面積当たりのトナー量は、対応する記録材の、中間転写体13の進行方向の上流側のものである。つまり、次に印刷する記録材のためのトナー像に先立ち、次に印刷する記録材に応じた供給トナー像を形成する。したがって、図10の設定において、図11に示す記録材に印刷を行う場合、非形成領域の副走査方向の長さや、当該非形成領域に形成する供給トナー像100の副走査方向の長さは図11に示す通りとなる。本実施形態は、記録材に転写するトナー像の前に、当該記録材に応じた供給トナー像を形成するものであるが、記録材に転写するトナー像の後に、当該記録材に応じた供給トナー像を形成することもできる。
本実施形態及び以下に説明する各実施形態においては、記録材が普通紙である場合を基準とし、記録材が普通紙である場合に形成される供給トナー像を第1の供給トナー像(第1の供給現像剤像)と呼ぶものとする。また、記録材が普通紙以外の場合に形成される供給トナー像を第2の供給トナー像(第2の供給現像剤像)と呼ぶものとする。図10に示す様に、本実施形態では、第2の供給トナー像の副走査方向の長さは、いずれも、第1の供給トナー像より長い。また、第2の供給トナー像の単位面積当たりのトナー量は、第1の供給トナー像の単位面積当たりのトナー量以下(現像剤量以下)である。なお、本実施形態において、第2の供給トナー像での供給トナー量は、第1の供給トナー像での供給トナー量と等しい。さらに、総ての供給トナー像の単位面積当たりのトナー量は、裏汚れを防止できる所定量以下、本例では、0.04mg/mm以下である。
以上、本実施形態では、印刷に使用する記録材で決定される非形成領域の副走査方向の長さに応じて、供給トナー像の副走査方向の長さと、単位面積当たりのトナー量を変化させることで、クリーニング性能を維持しつつ、裏汚れの発生を抑制することができる。なお、本実施形態においては、トナー供給モードでトナーを供給する現像部は、任意の基準で選択することができる。つまり、制御部26は、現像部8a〜8dの1つ又は複数を、任意の基準で選択し、選択した現像部を使用して供給トナー像100を中間転写体13に形成する。例えば、制御部26は、現像部8a〜8dのトナーの残量に基づき1つ又は複数の現像部を選択できる。また、制御部26は、直前の記録材への印刷に使用した現像部や、使用しなかった現像部を選択することもできる。さらに、常に、総ての現像部8a〜8dを選択する構成とすることもできる。また、中間転写体13のクリーニング部27ではなく、各カートリッジのクリーニング部3への潤滑剤としてのトナーの供給にも本発明を適用できる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。本実施形態においては、トナー供給モードは、図12に示す様に第1モードから第3モードの3つのモードを有している。ここで、第1モードは、第一実施形態における普通紙の場合と同じであり、第1モードにおける供給トナー像は、第1の供給トナー像である。また、第2モードは、記録材が普通紙以外の時に選択され、第1モードより供給トナー像の副走査方向の長さは長いが、単位面積当たりのトナー量が少ないモードである。なお、第2モードでの供給トナー量は、第1モードでの供給トナー量より多い。第2モードは、第一実施形態における普通紙以外の場合を1つにまとめたものであり、第2モードにおける供給トナー像は、第2の供給トナー像である。しかしながら、本実施形態では、第一実施形態と異なり、第2の供給トナー像での供給トナー量は、第1の供給トナー像での供給トナー量以上(現像剤量以上)である。第3モードは、第1モードと供給トナー像100のサイズは同じであるが、第1モードより単位面積当たりのトナー量が少ないモードである。よって、第3モードでの供給トナー量は、第1モードでの供給トナー量より少なくなる。
続いて、トナー供給モードの制御方法について、図13を用いて説明する。なお、画像形成時に選択されるトナー供給モードや、中間転写体の走行距離と、必要なトナー供給積算量との関係や、現時点までにおいて供給したトナーの積算量は、画像形成装置の制御部26に記憶されている。なお、図13において、点線は中間転写体13の走行距離と、クリーニング部27に供給が必要なトナーの積算量との関係を示し、実線は、中間転写体13の走行距離と実際に供給したトナーの積算量との関係を示している。
まず、印刷において普通紙が選択された場合、トナー供給モードとして第1モードが選択されるものとする。この時、第一実施形態にて説明した様に、裏汚れ量は1.2%となる。第1モードが選択されたことから、領域Aでは実際に供給したトナーの積算量は、供給が必要なトナーの積算量に一致している。続いて、印刷においてグロス紙、厚紙、小サイズ紙等の非形成領域の長さが長い記録材が選択された場合、トナー供給モードとして第2モードが選択される。第2モードでは供給トナー像の副走査方向の長さ及び単位面積当たりのトナー量は、それぞれ、第1モードの2.5倍及び0.5倍となるため、第2モードでの供給トナー量は第1モードでの通常モード時に比べて増加する。しかしながら、第2モードでは、単位面積当たりのトナー量が第1モードより少なくなるため、裏汚れ量は、0.2%と、第1モードより低くなる。また、第2モードを選択することで、領域Bでは実際に供給したトナーの積算量が、供給が必要なトナーの積算量より多くなる。
続いて、印刷において、再び普通紙が選択された場合、制御部26は、現時点で供給したトナーの積算量と、供給が必要なトナーの積算量を比較する。図13に示す様に、第2モード終了時点、つまり、再び普通紙が選択された時点では、供給したトナーの積算量が、必要なトナーの積算量を上回っているため、制御部26は、第1モードではなく第3モードを選択する。上述した様に第3モードでは、第1モードより単位面積当たりのトナー量が少ないため、裏汚れ量を0.2%に低減することができる。このときのトナー供給量は基準より少なくなるが、領域Bにおいて十分に供給されたトナーがクリーニング部27の近傍にあるため、クリーニング性能が劣化することもない。制御部26は、第3モードを選択している間、供給したトナーの積算量と、供給が必要なトナーの積算量を比較し、両者が一致すると、第1モードに切り替えを行う(領域D)。第1モードを選択している領域Dにおいては、供給したトナーの積算量と、供給が必要なトナーの積算量が等しくなる。
以上、使用する記録材の種別に応じて非形成領域の長さを長くしたときに、トナー供給量を基準より多くする。これにより、非形成領域を狭くしなければならないときの供給トナー像の単位面積当たりのトナー量を抑えることができ、よって、トナーの過剰消費を抑制して裏汚れを抑えることができる。
<第三実施形態>
続いて、第三実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。図14は、本実施形態における記録材の種別に対する各種条件を示している。第一実施形態との相違点は、供給増モードを追加したことである。プロセスカートリッジ9a〜9dの寿命末期時には、トナーの潤滑性が失われている場合がある。このような場合、カートリッジの使用開始時と同じ量のトナーをクリーニング部27に供給しても潤滑効果は得られにくくなる。そこで、プロセスカートリッジ9a〜9dのトナー残量が閾値より少ないと、カートリッジの寿命に近いと判定し、供給増モードを選択する。図14に示す様に、供給増モードでは、印刷対象の記録材の種別に拘らず非形成領域を広げ、供給トナー量を強制的に増やすように制御する。これにより、例えば、普通紙での生産性は落ちるものの、クリーニング部27に十分な量のトナーを供給して潤滑効果を維持することができる。なお、供給増モードで形成する供給トナー像は、第2の供給トナー像である。
本実施形態によるトナー供給モードの制御処理のフローチャートを図15に示す。制御部26は、供給トナー像100の形成に使用するプロセスカートリッジ9a〜9dの現像部のトナー残量が第1閾値未満であるかをS10で判定し、第1閾値未満ではないと、S12において、使用する記録材の種別に応じたトナー供給モードを実行する。一方、S10で、トナー残量が第1閾値未満であると、制御部26は、S11において、使用する記録材の種別に拘らず、トナー供給モードとして供給増モードを選択する。そして、制御部26は、S14において、供給トナー像の形成と、印刷する画像の形成を行う。なお、供給トナー像100の形成に使用する現像部は第一実施形態と同様に任意の基準を使用できる。なお、供給トナー像100の形成に複数の色を使用する場合、例えば、使用する色1つでも第1閾値未満であると、供給増モードを選択する構成とすることができる。また、使用する総ての色が第1閾値未満であると、供給増モードを選択する構成とすることができる。さらに、使用する色の所定数以上が第1閾未満や、使用する色の過半数が第1閾未満であると、供給増モードを選択する構成とすることができる。
図10に示す例において、プロセスカートリッジの最初のトナー残量が10%未満の時に、普通紙モードを実行し続けると、クリーニング不良が発生する可能性が高くなるものとする。例えば、図15のS10での閾値を10%とし、供給増モードにおけるトナー供給量を図14に示す様に0.70mgに増やすことで、良好なクリーニング性能を維持することができる。なお、図10や図14の数値は一例であり、本発明は図10や図14の数値に限定されない。また、カートリッジの寿命が近いことをトナー残量で判定したが、現像スリーブの回転数や回転時間等、現像部8a〜8dの使用に応じて変化する他の値により判定することもできる。さらに、供給増モードにおいて、非形成領域の長さ及び供給トナー像の長さを一定にしていた。つまり、図14の例に従い供給増モードにおいて普通紙に印刷する場合、非形成領域の長さ及び供給トナー像の長さは図16(A)の様になる。しかしながら、記録材の種別に応じた非形成領域の長さ及び供給トナー像の長さを使用しつつ、供給増モードの非形成領域の長さ及び供給トナー像100の長さへと周期的に変更する形態とすることもできる。この場合、例えば、供給増モードにおいて普通紙に印刷すると、図16(B)の様になる。
以上、本実施形態では、プロセスカートリッジ9a〜9dの使用期間に拘らずクリーニング性の向上と裏汚れの低減を達成することができる。
<第四実施形態>
続いて、第四実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。図17は、本実施形態における記録材の種別に対する各種条件を示している。第一実施形態との相違点は、普通紙について、少量モードを追加したことである。なお、本実施形態の普通紙の通常モードは、第一実施形態の普通紙モードと同じであり、少量モードは単位面積当たりのトナー量を通常モード(通常値)より減少させたものである。なお、本実施形態では、少量モードにおける単位面積当たりのトナー量を通常値の半分としている。本実施形態では、制御部26は、クリーニング部27に供給が必要なトナーの積算量と、現時点で供給したトナーの積算量を保存している。なお、積算の開始は、例えば、プロセスカートリッジの使用開始時等とできる。本実施形態においては、印刷する記録材の種別が普通紙である場合、現時点で供給したトナーの積算量から供給が必要なトナーの積算量を減じた値が第2閾値以上であるかを判定する。第2閾値以上である場合、クリーニング部27の近傍には十分なトナーが供給されていると判定して、少量モードを選択する。
このように、制御することで、クリーニング性を維持しつつ、非形成領域が狭い普通紙においても裏汚れを低減させることができる。なお、図17に示す数値も例示である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (16)

  1. 現像剤により像担持体に現像剤像を形成する画像形成手段と、
    前記像担持体に形成した現像剤像を記録材に転写する転写手段と、
    前記記録材に転写されずに前記像担持体に残留した現像剤を除去する除去手段と、
    前記除去手段に現像剤を供給するため、前記記録材に転写する現像剤像の間の前記像担持体の領域に、前記記録材に転写しない供給現像剤像を形成する様に前記画像形成手段を制御する制御手段と、
    を備えており、
    前記画像形成手段は、前記供給現像剤像として、少なくとも第1の供給現像剤像と、副走査方向の長さが前記第1の供給現像剤像より長く、かつ、単位面積当たりの現像剤量が前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量以下である少なくとも1つの第2の供給現像剤像を形成可能であり、
    前記制御手段は、予め定めた前記記録材の種別と供給現像剤像との関係に基づき、前記記録材に転写する現像剤像の前又は後に前記画像形成手段に形成させる供給現像剤像を選択し、前記記録材の種別に基づき、前記記録材に転写する現像剤像の前又は後ろに副走査方向の長さを変化させた前記供給現像剤像を前記画像形成手段に形成させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量は、前記転写手段を経由して記録材に付着する前記供給現像剤像の現像剤が所定量以下となる様に決定したものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2の供給現像剤像により前記除去手段に供給する現像剤量は、前記第1の供給現像剤像により前記除去手段に供給する現像剤量以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記供給現像剤像を形成するために使用する前記画像形成手段の現像剤の残量が第1閾値未満となるものが所定数以上あると、前記記録材の種別に拘らず前記第2の供給現像剤像を形成することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の供給現像剤像を形成する場合、前記除去手段に供給することが必要な現像剤の積算量と、前記除去手段に供給した現像剤の積算量とを比較し、前記必要な現像剤の積算量より前記供給した現像剤の積算量が多い場合、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記必要な現像剤の積算量と、前記供給した現像剤の積算量との差が第2閾値より大きい場合に、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させた場合、前記供給した現像剤の積算量が前記必要な現像剤の積算量になると、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を前記通常値に戻すことを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記副走査方向の長さが長くなるほど単位面積当たりの現像剤量が少なくなるように前記供給現像剤像を形成させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 現像剤により像担持体に現像剤像を形成する画像形成手段と、
    前記像担持体に形成した現像剤像を記録材に転写する転写手段と、
    前記記録材に転写されずに前記像担持体に残留した現像剤を除去する除去手段と、
    前記除去手段に現像剤を供給するため、前記記録材に転写する現像剤像の間の前記像担持体の領域に、前記記録材に転写しない供給現像剤像を形成する様に前記画像形成手段を制御する制御手段と、
    を備えており、
    前記制御手段は、前記記録材に転写する現像剤像の間の前記像担持体の非形成領域の前記像担持体の回転方向における長さに応じて、単位面積当たりの現像剤量が所定量以下となるように前記供給現像剤像の前記像担持体の回転方向における長さを制御し、
    前記像担持体の前記非形成領域の前記長さが第1の長さである場合、前記供給現像剤像としての第1の供給現像剤像の長さは前記第1の長さより短い第2の長さであり、且つ、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量は第1の量であり、前記像担持体の前記非形成領域の前記長さが前記第1の長さより長い第3の長さである場合、前記供給現像剤像としての第2の供給現像剤像の長さは前記第3の長さより短く前記第2の長さより長い第4の長さであり、且つ、前記第2の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量は前記第1の量より少ない第2の量であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記供給現像剤像の長さが長くなるほど単位面積当たりの現像剤量が少なくなるように前記供給現像剤像を形成させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量は、前記転写手段を経由して記録材に付着する前記供給現像剤像の現像剤が所定量以下となる様に決定したものであることを特徴とする請求項又は10に記載の画像形成装置。
  12. 記第2の供給現像剤像により前記除去手段に供給する現像剤量は、前記第1の供給現像剤像により前記除去手段に供給する現像剤量以上であることを特徴とする請求項から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 記制御手段は、前記供給現像剤像を形成するために使用する前記画像形成手段の現像剤の残量が第1閾値未満となるものが所定数以上あると、前記記録材の種別に拘らず前記第2の供給現像剤像を形成することを特徴とする請求項から12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 記制御手段は、前記第1の供給現像剤像を形成する場合、前記除去手段に供給することが必要な現像剤の積算量と、前記除去手段に供給した現像剤の積算量とを比較し、前記必要な現像剤の積算量より前記供給した現像剤の積算量が多い場合、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させることを特徴とする請求項から13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御手段は、前記必要な現像剤の積算量と、前記供給した現像剤の積算量との差が第2閾値より大きい場合に、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段は、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を通常値より減少させた場合、前記供給した現像剤の積算量が前記必要な現像剤の積算量になると、前記第1の供給現像剤像の単位面積当たりの現像剤量を前記通常値に戻すことを特徴とする請求項14又は15に記載の画像形成装置。
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