JP6200171B2 - 放射線検出装置及び撮像システム - Google Patents
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Description
図1及び図2を参照しながら、第1実施形態の放射線検出装置11を説明する。図1(a)は、放射線検出装置11の上面からみた構造を模式的に示している。放射線検出装置11は、例えば、フレキシブルプリント基板110を介して、信号を読み出すための回路基板111や放射線検出装置11を駆動するための回路基板112に接続される。放射線検出装置11は、図1(a)に示した画素アレイ113において放射線を検出する。放射線の検出によって得られた信号は、回路基板112から入力された駆動信号にしたがって、回路基板111に出力される。
図3を参照しながら、第2実施形態の放射線検出装置12を説明する。本実施形態は、保護層103に代替して、粉末状の無機粒子74と接着樹脂72とを含む反射層103aを設ける点で第1実施形態と異なる。反射層103aは、シンチレータ層104を形成した後に、例えば、接着樹脂72を用いつつ同様の方法によって形成される。無機粒子74は粒径がシンチレータ粒子71より小さく、これにより、無機粒子74はシンチレータ粒子71の間隙に入り込むことができる。よって、反射層103aとシンチレータ層104とは、無機粒子74とシンチレータ粒子71とが接触する面積が大きいため、高い接着性を有する。これにより、粘着層102は、反射層103aとシンチレータ層104とを固定するという目的において設ける必要がない。
前述のとおり、シンチレータ層104は、シンチレータ粒子71と接着樹脂72とを含み、さらに、空気73(間隙)を含みうる。空気73は周囲の部材に対して屈折率が低いため、シンチレータ層104で生じた光が反射層103を通過したり、反射層103の内部で散乱されたりすることによる光の損失が低減されうる。また、空気73により、放射線検出装置の製造における加熱、冷却、加湿等の環境の変化により生じる線熱膨張係数差による圧縮応力が緩和されうる。このことは、特に、シンチレータ層104と反射層103との間における線熱膨張係数差による圧縮応力がシンチレータ層104に及ぼす影響を低減しうる。
第3実施形態では、シンチレータ層104と反射層103との間に空気層73Lを設けた構成を例示した。しかし、シンチレータ層104と反射層103との間に空気層73Lが存在すれば、放射線検出装置の感度、MTFおよび信頼性を向上させることができ、シンチレータ層104と反射層103とが部分的に接触する領域が存在してもよい。
図4は、以上の4つの実施形態にかかる放射線検出装置(11〜14)を適用した撮像システム20を模式的に示している。撮像システム20は、例えば、放射線検出装置11を備えた筐体200と、イメージプロセッサ等を含む信号処理部230と、ディスプレイ等を含む表示部240と、放射線を発生させるための放射線源210と、を備える。放射線源210から発せられた放射線(代表例としては、X線)は被験者220を透過し、被験者220の体内の情報を含む放射線が、筐体200が備える放射線検出装置11により検出される。これにより得られた放射線画像を用いて、例えば、信号処理部230は、所定の信号処理を行い、画像データを生成する。この画像データは、表示部240に表示される。
各実施形態にしたがう実施例を示すに先立って、参考例として、センサパネルとシンチレータ層との間に接着層を有する放射線検出装置D(不図示)について述べる。まず、550mm×445mm×0.7tの無アルカリガラス基板の上に、アモルファスシリコン(非晶質シリコン)を用いた半導体薄膜を形成した。その後、その上に、光を検出する複数のセンサ部が配されたセンサアレイと、これらを駆動するための複数の配線とを形成した。センサ部は、光電変換素子と薄膜トランジスタ(TFT)とを備える。画素アレイ113は、ここでは、2800×3408の画素から構成されている。その後、センサ保護層106として、SiNx層及びポリイミド樹脂層を形成し、センサパネルを得た。
実施例(1−1)乃至(1−6)では、接着樹脂72の引張弾性率について、0.7GPaから3.5GPaの範囲でパラメータをふって上述の実施形態を実施した。前述の参考例と同様の手順でシンチレータのペーストを取得したが、その際、シンチレータ粒子71に対する接着樹脂72の体積比が2.5%になるように樹脂を添加した。また、必要に応じてブチルカルビトールアセテートを添加し、温度25℃、回毎分0.3rpmにおける回転粘度が150〜300Pa・sとなるように調整した。調製後のペーストは、3本ロールミルを用いて分散させた後、粒ゲージを用いたところ、分散度は25μmであった。ここで、接着樹脂72には、重合度が異なるエチルセルロース(EC)、ポリビニルブチラール(PVB)及びポリメチルメタアクリレート(PMMA)を用いた。これらの引張弾性率は、予め、膜厚と重量の測定された小片の短冊膜を作成し、セイコー電子工業(株)製の動的粘弾性測定装置(DMS210)を用いて測定している。引張弾性率は、実施例(1−1)では0.7GPa、実施例(1−2)では0.8GPa、実施例(1−3)では1.0GPa、実施例(1−4)では1.4GPa、実施例(1−5)では3.4GPa、実施例(1−6)では3.5GPaであった。また、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比は2.5%であった。
実施例(2−1)乃至(2−6)では、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比について、0.9%から5.1%の範囲でパラメータをふって、実施例1と同様の手順で実施した。接着樹脂72には、エチルセルロース(EC)を用い、前述の体積比を調整した。実施例(2−1)では0.9%、実施例(2−2)では1.0%、実施例(2−3)では2.5%、実施例(2−4)では3.5%、実施例(2−5)では5.0%、実施例(2−6)では5.1%であった。また、接着樹脂72の引張弾性率は2.0GPaであった。その後、前述と同様にして放射線検出装置が得られた。
実施例(3−1)乃至(3−7)では、シンチレータ層104のシンチレータ粒子71について、粒径及びメディアン径のパラメータをふって、前述の各実施例と同様の手順で実施した。接着樹脂72には、エチルセルロース(EC)を用い、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比を調整した。実施例(3−1)ではメディアン径6.2μm、粒径26μm、実施例(3−2)ではメディアン径1.9μm、粒径12μm、実施例(3−3)ではメディアン径2μm、粒径14μm、実施例(3−4)ではメディアン径4μm、粒径25μmであった。また、実施例(3−5)ではメディアン径8μm、粒径25μm、実施例(3−6)ではメディアン径12μm、粒径25μm、実施例(3−7)ではメディアン径13μm、粒径25μmであった。また、接着樹脂72の引張弾性率は2.0GPaであり、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比は2.5%であった。その後、前述と同様にして放射線検出装置が得られた。
実施例(4−1)及び(4−2)では、シンチレータ層104が、空気及び流動性の材料のうち少なくとも流動性の材料をさらに含む場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。ここでは、センサパネル150の上にシンチレータ層104を形成した後、これを再びスクリーン印刷機にセットし、ソノコム(株)製のスクリーン版(線径23μm、400メッシュ)を用い、2.2mmのクリアランスで、シリコーンオイルのスクリーン印刷を行った。印刷の後は、乾燥しないで、シリコーンオイルの液面がシンチレータ層104の上端に達するまで連続して行った。ここで、シリコーンオイルには、実施例(4−1)では、信越シリコーン製のKF−96−3000CS(屈折率1.4)を用い、実施例(4−2)では、HIVAC F(屈折率1.6)を用いた。
実施例(5−1)では、センサパネル150に、センサパネル150とシンチレータ層104とが接触している領域を取り囲むように突出した部分90を設けた場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。ここでは、図6に例示されるように、横352.75mm×縦428.75mmのラインを中心に幅0.5mmの開口部122が形成された325メッシュのスクリーン版を用いた。図6において、領域121は乳剤が塗布される領域を示し、枠123はスクリーン版の枠を示している。
実施例(6−1)では、センサパネル150とシンチレータ層104とが接触しているセンサパネル150の面が凹凸形状を有している場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。
実施例(7−1)乃至(7−3)では、シンチレータ層104において、接着樹脂72の引張弾性率が、厚さ方向に不均一な分布を有する場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。これは、3回為されるスクリーン印刷の各回において、接着樹脂72の引張弾性率が異なるものになるようにして為された。1回目の印刷(第1領域R1に対応)では、実施例(7−1)乃至(7−3)のいずれについても、接着樹脂72の引張弾性率は2.0GPaであった。2回目および3回目の印刷(第2領域R2及び第3領域R3に対応)では、実施例(7−1)ついては引張弾性率1.5GPaであり、実施例(7−2)ついては2.0GPaであり、実施例(7−3)ついては2.1GPaであった。また、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比は2.5%であった。その後、前述と同様にして放射線検出装置が得られた。
実施例(8−1)乃至(8−3)では、シンチレータ層104において、接着樹脂72の引張弾性率が、厚さ方向に不均一な分布を有する場合について、実施例7と同様の手順で実施した。1回目の印刷(第1領域R1に対応)では、実施例(8−1)乃至(8−3)のいずれについても、接着樹脂72の引張弾性率は2.0GPaであった。2回目の印刷(第2領域R2に対応)では、実施例(8−1)ついては引張弾性率1.0GPaであり、実施例(8−2)ついては1.5GPaであり、実施例(8−3)ついては2.0GPaであった。3回目の印刷(第3領域R3に対応)では、実施例(8−1)ついては引張弾性率1.5GPaであり、実施例(8−2)ついては2.0GPaであり、実施例(8−3)ついては1.5GPaであった。また、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比は2.5%であった。その後、前述と同様にして放射線検出装置が得られた。
実施例(9−1)乃至(9−3)では、シンチレータ層104において、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比Vr/Vsが、厚さ方向に不均一な分布を有する場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。これは、3回為されるスクリーン印刷の各回において、体積比Vr/Vsが異なるものになるようにして為された。1回目の印刷(第1領域R1に対応)では、実施例(9−1)乃至(9−3)のいずれについても、体積比Vr/Vsは2.5%であった。2回目および3回目の印刷(第2領域R2及び第3領域R3に対応)では、実施例(9−1)ついては体積比Vr/Vsは3.0%であり、実施例(9−2)ついては2.5%であり、実施例(9−3)ついては2.0%であった。また、接着樹脂72の引張弾性率は2.0GPaであった。その後、前述と同様にして放射線検出装置が得られた。
実施例(10−1)乃至(10−5)では、シンチレータ層104において、接着樹脂72のシンチレータ粒子71に対する体積比Vr/Vsが、厚さ方向に不均一な分布を有する場合について、実施例9と同様の手順で実施した。1回目の印刷(第1領域R1に対応)では、実施例(10−1)乃至(10−5)のいずれについても、体積比Vr/Vsは2.5%であった。2回目の印刷(第2領域R2に対応)では、実施例(10−1)ついては体積比Vr/Vsは1.5%であり、実施例(10−2)ついては1.5%であった。また、実施例(10−3)ついては体積比Vr/Vsは1.5%であり、実施例(10−4)ついては2.0%であり、実施例(10−5)ついては2.0%であった。3回目の印刷(第3領域R3に対応)では、実施例(10−1)ついては体積比Vr/Vsは2.0%であり、実施例(10−2)ついては1.5%であった。また、実施例(10−3)ついては体積比Vr/Vsは1.0%であり、実施例(10−4)ついては2.5%であり、実施例(10−5)ついては2.0%であった。
実施例(11−1)及び(11−2)では、粉末状の無機粒子74と接着樹脂72とを含む反射層103aを設けた場合について、前述の各実施例と同様の手順で実施した。
Claims (18)
- 光を検出する複数のセンサ部が配されたセンサパネルと、入射した放射線を光に変換するシンチレータ粒子及び接着性を有して前記シンチレータ粒子を結合する接着樹脂を含むシンチレータ層と、を備え、
前記シンチレータ層は前記接着樹脂によって前記センサパネルに接着されており、前記接着樹脂の引張弾性率が0.7GPaより大きく且つ3.5GPaより小さく、前記接着樹脂の前記シンチレータ粒子に対する体積比が1%以上且つ5%以下である
ことを特徴とする放射線検出装置。 - 光を検出する複数のセンサ部が配されたセンサパネルと、入射した放射線を光に変換するシンチレータ粒子及び接着性を有して前記シンチレータ粒子を結合する接着樹脂を含むシンチレータ層と、前記センサパネルと前記シンチレータ層とが接着している側の前記シンチレータ層の面とは反対側の面において、前記シンチレータ層と接着するように配された基材と、を備え、
前記シンチレータ層は前記接着樹脂によって前記センサパネルに接着されており、前記接着樹脂の引張弾性率が0.7GPaより大きく且つ3.5GPaより小さく、
前記シンチレータ層は、前記センサパネルの側から前記基材の側に向かって、第1領域、第2領域及び第3領域を有し、
前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域のそれぞれにおける前記接着樹脂の引張弾性率を、それぞれER1、ER2及びER3としたときに、ER1>ER3>ER2の関係が成り立つ、
ことを特徴とする放射線検出装置。 - 光を検出する複数のセンサ部が配されたセンサパネルと、入射した放射線を光に変換するシンチレータ粒子及び接着性を有して前記シンチレータ粒子を結合する接着樹脂を含むシンチレータ層と、前記センサパネルと前記シンチレータ層とが接着している側の前記シンチレータ層の面とは反対側の面において、前記シンチレータ層と接着するように配された基材と、を備え、
前記シンチレータ層は前記接着樹脂によって前記センサパネルに接着されており、前記接着樹脂の引張弾性率が0.7GPaより大きく且つ3.5GPaより小さく、
前記シンチレータ層は、前記センサパネルの側から前記基材の側に向かって、第1領域、第2領域及び第3領域を有し、
前記第1領域、前記第2領域及び前記第3領域のそれぞれにおける前記接着樹脂の前記シンチレータ粒子に対する体積比を、それぞれ(Vr/Vs)R1、(Vr/Vs)R2及び(Vr/Vs)R3としたときに、(Vr/Vs)R1>(Vr/Vs)R3>(Vr/Vs)R2の関係が成り立つ、
ことを特徴とする放射線検出装置。 - 前記接着樹脂の前記シンチレータ粒子に対する体積比が1%以上且つ5%以下である
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の放射線検出装置。 - 前記シンチレータ粒子は、粒径が25μm以下であり、メディアン径が2μm以上且つ12μm以下である、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記センサパネルは、前記センサパネルと前記シンチレータ層とが接触している領域を取り囲むように突出した部分を有する、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記突出した部分の高さは、前記シンチレータ層の厚さの半分以上且つ前記シンチレータ層の厚さ以下である、
ことを特徴とする請求項6に記載の放射線検出装置。 - 前記シンチレータ層は流動性の材料をさらに含み、
前記流動性の材料は、屈折率が1以上且つ前記シンチレータ粒子の屈折率の値以下である、
ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記センサパネルと前記シンチレータ層とが接着している前記シンチレータ層の面とは反対側の面に配され、前記シンチレータ層を保護するための保護層をさらに備え、
前記保護層は、粉末状の無機粒子と前記接着樹脂とを含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記無機粒子は、粒径が190nm以上且つ380nm以下である、
ことを特徴とする請求項9に記載の放射線検出装置。 - 前記センサパネルと前記シンチレータ層とが接着している前記シンチレータ層の面とは反対側に設けられ、前記シンチレータ層で生じた光を反射する反射層をさらに備え、
前記反射層は、前記シンチレータ層との間に間隙が形成されるように設けられている、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記間隙は、前記シンチレータ層および前記反射層の一方が、前記シンチレータ層と前記反射層とが対向する面において凸形状を有することによって形成されている、
ことを特徴とする請求項11に記載の放射線検出装置。 - 前記凸形状は、前記センサパネルの前記複数のセンサ部に対応して形成されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の放射線検出装置。 - 前記凸形状は、前記シンチレータ層および前記反射層の前記一方における周辺領域の一部に形成されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の放射線検出装置。 - 前記凸形状は、前記シンチレータ層および前記反射層の前記一方における中央領域の一部および周辺領域の一部に形成されている、
ことを特徴とする請求項12に記載の放射線検出装置。 - 前記接着樹脂は、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂及びポリビニルアセタール系樹脂のうち少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 前記シンチレータ層は、前記シンチレータ粒子同士を接着するコロイダルシリカをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の放射線検出装置。 - 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の放射線検出装置と、
前記放射線検出装置からの信号を処理する信号処理部と、
前記信号処理部からの信号を表示するための表示部と、
前記放射線を発生させるための放射線源と、
を備えることを特徴とする撮像システム。
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