JP6195656B1 - パレット交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パレット交換作業時、フォークリフトにより交換すべきパレットを取りに行ったり、所定位置に定位させたりする必要がないパレット交換装置を提供する。【解決手段】パレット交換装置200は、荷が積まれたパレットAが作業部P1に搬入され、パレット供給機構8により供給されたパレットBが第1テーブル40により作業部P1に導入されてパレットの交換が行われる。パレット供給機構8は、第1テーブル40の待機位置の上方のパレット保持空間S40にパレットBを複数段に保持し最下段のパレットB1を分離するパレット保持機構80と、パレット保持空間S40と第1テーブル40の待機位置との間に設けられるガイドレール16と、最下段の第1のパレットB1を下方より支持し基端部822がガイドレール16にスライド自在に支持されるパレット支持体82と、パレット支持体82をガイドレール16に沿って昇降動作させる昇降機構83とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、工場や倉庫などにおいて、荷が積まれたパレットを積荷から抜き取って他のパレットに交換するのに用いられるパレット交換装置に関する。
工場や倉庫では荷を運搬したり保管したりするのにパレットが幅広く用いられている。荷が積まれたパレット(以下、「荷積みパレット」とも言う)はフォークリフトにより運ばれ、トラックやコンテナなどに積載されたり倉庫に保管されたりする。パレットは業者毎に保有されており、荷が製造業者から卸売業者へ手渡されたり、卸売業者から小売業者へ手渡されたりすると、手渡された側ではその荷を自社のパレットに積み替えて他社のパレットを返還する。また、パレットには木製、合成樹脂製など、種々の材質や形態のものがあり、例えば、食品を保管するような場合、衛生上の観点から木製のパレットから合成樹脂製のパレットに積み替えられることもある。
上記したパレットの交換は、従来、手作業で行われていたが、その種の作業は多大の労力と時間とを要し、非能率的である。そこで、出願人は先般、荷が積まれたパレットを積荷から抜き取ったり他のパレットに交換したりする作業を機械的に行えるパレット抜取装置を提案した(例えば、特許文献1参照)。
このパレット抜取装置は、図8(1)〜(3)に示すように、パレットA上に荷が積まれた状態のもの(以下、これを「荷積みパレットL」という。)を載せることが可能なテーブル300をパレットの交換作業が行われる作業部P1とパレットAを回収するパレット回収部P2との間で往復動させるテーブル移動機構301と、前記作業部P1とパレット回収部P2との間に設置されテーブル300が作業部P1からパレット回収部P2へ移動するときに積荷Cが突き当たって積荷Cのみを作業部P1に置き去りにさせる第2のストッパー302と、作業部P1に置き去りにされる積荷Cを下方より受けて支持する荷支持板303を前記テーブル300の移動に追随させて待機部Qから作業部P1へ移動させた後、作業部P1から待機部Qへ復帰動作させる支持機構304と、作業部P1と待機部Qとの間に設置され前記荷支持板303が作業部P1から待機部Qへ復帰動作するときに積荷Cが突き当たって積荷Cを作業部P1に置き去りにさせる第1のストッパー305とを備えたものである。
上記したパレット抜取装置によりパレットAの交換を行うには、まず作業部P1に定位しているテーブル300上に荷積みパレットLを載せる(図8(1))。つぎに、テーブル300を作業部P1からパレット回収部P2まで移動させる。このテーブル300の移動時、積荷Cは第2のストッパー302に突き当たって作業部P1に置き去りにされるが、荷支持板303がテーブル300の移動に追随して待機部Qから作業部P1へ移動するので、置き去りにされる積荷Cは荷支持板303により下方より支持される(図8(2))。
次に荷支持板303は作業部P1から待機部Qへ復帰動作させるが、この復帰動作時、積荷Cは第1のストッパー305に突き当たって作業部P1に置き去りにされる。この置き去りにされる積荷Cは、フォークリフトのフォーク307により支持された他のパレットB上に支持されることによりパレットの交換が完了する(図8(3))。なお、荷積みパレットLより抜き取られたパレットAは、同図に示すように、パレット回収機構306に回収されて保持される。
特許第3582834号公報
しかしながら、上記した構成のパレット抜取装置によるパレット交換では、パレット交換の都度、交換すべきパレットBをその保管場所まで取り行く必要があるため、フォークリフトをパレットの保管場所との間で繰り返し往復運転させる必要がある。また、パレットBはフォークリフトのフォークによって水平な姿勢に保って作業部P1の決められた位置に定位させる必要があり、その種の作業は熟練を要する。もし、パレットBが適正位置になければ、荷支持板103からパレットBへの積荷Cの乗り移りがうまく行かず、荷崩れを引き起こしてしまう。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、交換すべきパレットを上下に積層した状態で保持し、最下段のパレットを順次供給してパレット交換を行うことにより、フォークリフトの往復運転により交換すべきパレットを取りに行ったり、パレット交換作業時、フォークリフトによってパレットを水平な姿勢に保って決められた位置に定位させたりする必要がないパレット交換装置を提供することを目的とする。また、この発明が他に目的とするところは、パレットの供給を効率良く行うことにより、パレットの交換作業の高速化を実現することにある。
本発明によるパレット交換装置は、荷が積まれた第2のパレットを作業部において積荷から抜き取り、パレット供給部において供給された第1のパレットに交換するものであって、前記パレット供給部の所定の待機位置に定位する移動可能な第1テーブル上へ、交換すべき前記第1のパレットを供給するパレット供給機構と、前記作業部で抜き取られた前記第2のパレットを回収するパレット回収機構と、荷が積まれた前記第2のパレットを前記作業部に搬入し前記パレット供給機構により供給された前記第1のパレットを前記第1テーブルにより前記作業部に導入してパレットの交換を行うパレット交換機構とを備える。前記パレット供給機構は、前記第1テーブルの待機位置の上方に設定されたパレット保持空間に前記第1のパレットを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能であるとともに最下段の第1のパレットをその上段の第1のパレットから分離して保持状態を解放することが可能なパレット保持機構と、少なくとも前記パレット保持空間と前記第1テーブルの待機位置との間であって前記作業部と反対側の端部に設けられるガイドレールと、前記最下段の第1のパレットを下方より支持することが可能であり基端部が前記ガイドレールにスライド自在に支持されるパレット支持体と、前記パレット支持体をガイドレールに沿って昇降動作させる昇降機構とを備えている。
上記した構成のパレット交換装置において、第1テーブルは待機位置に定位しており、パレット供給機構のパレット支持体は、パレット保持空間における最下段の第1のパレットを下方から支持し、パレット保持空間と第1テーブルの待機位置との間に待機している。パレットの交換を行うには、まず、荷が積まれた第2のパレットが作業部に搬入されると、パレット支持体をガイドレールに沿って下降させ第1のパレットを第1テーブルの上に載置する。そして、第1のパレットを第1テーブルにより作業部に導入し、パレット交換機構により第2のパレットを第1のパレットに交換する。作業部で積荷から抜き取られた第2のパレットはパレット回収機構により回収される。
この発明の好ましい実施形態によると、前記パレット支持体は、前記第1のパレットを支持することが可能な長さを有し、前記第1のパレットを支持することが可能な間隔を隔てて設けられる一対のアームにより構成されているが、アームの本数は3本以上であってもよく、またアームの形態も必ずしも直線状である必要はない。
この発明の好ましい実施形態によると、前記昇降機構は、一端が前記パレット支持体に接続され他端にバランスウェートが取り付けられたチェンと、前記チェンを上下各方向に走行させることが可能な駆動装置とを含んでいる。前記駆動装置は、位置制御が可能なモータを駆動源とし、チェンに噛み合う複数のスプロケットホイールを含むものである。
上記の構成によれば、パレット支持体の重量とバランスウェートの重量とを調整することで、駆動装置にかかる負荷が軽減されモータの容量を小さくすることが可能となる。
好ましい実施形態においては、前記パレット交換機構は、前記第2のパレットを支持することが可能な第2テーブルを前記作業部とパレット回収部との間で往復動させる第2テーブル移動機構と、積み荷を支持することが可能な荷支持板を前記パレット供給部から前記作業部へ前記第2テーブルの前記作業部から前記パレット回収部への移動に追随させて移動させた後、前記作業部から前記パレット供給部へ復帰動作させる荷受け機構と、前記荷支持板の前記パレット供給部から前記作業部への移動に追従させて前記パレット供給機構より供給された前記第1のパレットが載置された前記第1テーブルを前記パレット供給部から前記作業部の前記荷支持板の下方へ移動させる第1テーブル移動機構とを備えている。
上記の構成を備えたパレット交換装置によりパレットの交換を行うには、まず、待機状態において作業部に位置する第2テーブル上に荷が積まれた第2のパレットを搬入する。次に、積荷を作業部に置き去りにして第2テーブルのみを作業部からパレット回収部に移動させる。第2テーブルの移動に荷支持板が追随してパレット供給部から作業部へ移動するので、置き去りにされた積荷は第2テーブル上から荷支持板上へ乗り移る。
パレット供給部では、第1テーブル上にパレット供給機構により第1のパレットが供給されており、第1のパレットを支持した第1テーブルは、パレット供給部から作業部に位置する荷支持板の下方へ移動する。
次に、荷支持板が作業部からパレット供給部へ復帰動作する。この復帰動作時、積荷は作業部に置き去りにされて荷支持板が移動するが、荷支持板の下方に第1テーブルが定位しているので、置き去りにされた積荷は荷支持板上から第1テーブル上に支持された第1のパレット上に乗り移る。第2のパレットから第1のパレットに積み換えられた積荷は作業部から搬出される。
パレット供給部において、第1テーブルの待機位置の上方に荷支持板の待機位置を設定し、荷支持板の待機位置の上方にパレット保持空間を設定し、パレット支持体をガイドレールに沿って昇降させて第1のパレットの保持空間と荷支持板との間にパレット支持体を位置させることが可能であり、この場合、荷支持板の作業部への移動の前に、パレット支持体が最下段の第1のパレットを支持して予め荷支持板の近傍まで下降し、その位置で定位させることが可能になる。
この実施形態によると、パレット支持体は、随時、最下段の第1のパレットを支持した待機状態に設定できるので、荷支持板が作業部へ移動した直後に第1のパレットを第1テーブル上に載置することができる。第1のパレットの第1テーブル上への供給動作が効率良く行えるので、パレット交換作業の高速化を図ることができる。
好ましい実施形態においては、前記作業部には、荷が積まれた前記第2のパレットを前記作業部へ搬入するための搬入コンベアと、荷が積まれた前記第1のパレットを前記作業部から搬出するための搬出コンベアとが連通するとともに、前記第1テーブルの上面には前記搬出コンベアと連動するコンベア、前記第2テーブルの上面には前記搬入コンベアと連動するコンベアがそれぞれ設けられている。
上記の構成によれば、搬入コンベア及び搬出コンベアにより荷積みパレットを作業部に搬入及び搬出することができるため、フォークリフトなどを用いることなくパレット交換作業を荷の搬送経路上で自動化することができる。
この発明によれば、交換すべきパレットがパレット供給機構により供給されるので、フォークリフトを往復運転して交換すべきパレットをその保管場所まで取りに行く必要がなく、作業性が大幅に向上する。また、パレット交換作業時、フォークリフトによりパレットを水平姿勢に保って決められた位置に定位させる必要がないから、パレットの位置決めに熟練を必要とせず、位置決め不良による荷崩れの発生を防止できる。さらに、パレット供給機構のパレット支持体を、随時、パレット保持空間と第1テーブルの待機位置との間にガイドレールに沿って昇降動作させて、パレットを支持した待機状態に設定できるので、パレットの供給を効率良く行うことができ、パレットの交換作業の高速化が図られる。
この発明の一実施例であるパレット交換装置の側面図である。 パレット交換装置の平面図である。 パレット交換装置をパレット回収部より見た図である。 パレット交換装置をパレット供給部より見た図である。 パレット供給機構の構成と動作とを示す断面図である。 パレット回収機構の構成と動作とを示す断面図である。 パレット交換作業の手順を示す側面図である。 図7−1のパレット交換作業の手順の続きを示す側面図である。 図7−2のパレット交換作業の手順の続きを示す側面図である。 従来のパレット抜取装置によるパレット交換作業の手順を示す側面図である。
図1〜図4は、この発明の一実施例であるパレット交換装置200の構成を示している。なお、図1にはパレット交換装置200を側面から見たときの外観が、図2には上方から見たときの外観が、図3には後述するパレット回収部P2の側から見たときの外観が、図4には後述するパレット供給部P3の側から見たときの外観が、それぞれ示してある。また、図1〜図4は、荷積みパレットの導入に待機している状態を示すものではなく、説明の都合上、後述する第1、第2テーブル40、20および荷支持板30を別個の位置に位置させた状態を示している。また、図1において、搬出コンベア110、保持爪71、81が取り付けられる側壁の記載は省略している。
図示例のパレット交換装置200は、例えば、工場、倉庫、配送センターなどに設置されるもので、荷積が積まれたパレット(例えば、工場内で用いられるパレット)を積荷から抜き取って他のパレット(例えば、流通のために用いられるパレット)に交換するのに用いられる。なお、抜き取って回収したパレットが他社のものであれば、そのパレットはその所有者へ返却される。
なお、この発明のパレット交換装置200は、他社のパレットと自社のパレットとの交換のみならず、種類の異なるパレットの交換、新旧パレットの交換など、あらゆるパレットの交換作業に適用できる。
また、ここでいう「パレット」は、荷を載せて運搬や保管などを行うのに用いられる板状のものを広く指しており、その形状や材質は問わない。この実施例では、一般に広く用いられているパレット、すなわち、上下に対向する上板と下板との間にフォークリフトのフォークを差し込むことが可能な空間を有するものを用いている。
図示例のパレット交換装置200は、複数のフレームなどにより成る機台1に、第2テーブル移動機構2、荷受け機構3、第1テーブル移動機構4、第2ストッパー5、第1ストッパー6等からなるパレット交換機構9、パレット回収機構7、パレット供給機構8などが組み込まれたものである。
前記機台1の中央部分は、パレットの交換作業が行われる作業部P1であり、図2に示すように、作業部P1には、荷が積まれた他社のパレット(第2のパレット)Aを搬入するための搬入コンベア100と、パレット交換作業が完了し荷が積まれた自社のパレット(第1のパレット)Bを搬出するための搬出コンベア110が連通している。
搬入コンベア100は、サイドフレーム101、101間に複数のローラ102をパレットの搬送方向(図2における上から下に向かう方向)に所定間隔に配して回転可能に軸支したものである。また、搬出コンベア110は、サイドフレーム111、111間に複数のローラ112をパレットの搬送方向に所定間隔に配して回転可能に軸支したものである。
この作業部P1を挟んで一方(図1の左側)に、交換すべき自社のパレット(第1のパレット)Bが供給されるパレット供給部P3が、他方(図1の右側)に、抜き取った他社のパレット(第2のパレット)Aを回収するパレット回収部P2が、それぞれ設けられている。
第2テーブル移動機構2は、荷積みパレットが載せられる第2テーブル20を有している。この第2テーブル20は待機状態では作業部P1に位置し、パレット交換作業に際して作業部P1とパレット回収部P2との間を左右のガイドレール11、11に沿って往復移動する。第2テーブル20は枠材を矩形状に枠組みして形成されており、第2テーブル20の上面には、枠材間に複数のローラ22がパレットの搬送方向に所定間隔に配して回転可能に軸支されることによりコンベア21が形成されている。コンベア21の搬送方向の前後端部には、ローラ21の配置間隔を大きくすることにより、後述するパレット支持体72の一対のアーム721、721が入り込むことが可能な空間S20が形成されている。このコンベア21は搬入コンベア100と連動させ、これにより搬入コンベア100上を搬送されてくる荷積みパレットがコンベア21により第2テーブル20上に搬入される。
第2テーブル20の下部の四隅位置には各ガイドレール11上を転動するローラ23が設けられている。第2テーブル20は駆動機構25に連繋され、ガイドレール11に沿って往復動する。前記駆動機構25は、駆動源としてのモータ26、このモータ26によって駆動される左右の駆動スプロケット27、各駆動スプロケット27と左右の従動スプロケット28との間にそれぞれ張設される2本のチェン29、29などを含んでいる。各チェン29は左右のガイドレール11、11に沿って張設され、各チェン29の両端が第2テーブル20の前後面にそれぞれ接続されている。第2テーブル20を駆動機構25によって作業部P1からパレット回収部P2へ移動させるとき積荷からパレットAが抜き取られる。
このパレットAの抜き取りに際して、第2テーブル20を作業部P1からパレット回収部P2へ移動させるとき、パレットA上の積荷が突き当たって作業部P1に置き去りにされるように第2ストッパー5が設けられている。この第2ストッパー5は、作業部P1とパレット回収部P2との間であって機台1上の積荷の高さ位置に設置されている。積荷は第2ストッパー5に突き当たるが、パレットAは第2ストッパー5の下方を通過して第2テーブル20とともに作業部P1からパレット回収部P2へ移行する。
なお、図示していないが、第2テーブル20には、パレットAの抜き取り時にパレットAを第2テーブル20と一体に移動させるためのパレット保持手段を設けるのが望ましい。このパレット保持手段として、例えば、パレットAの適所に引っ掛かる爪状のものを第2テーブル20に設けたものなど、種々の態様のものが考えられる。
荷受け機構3は、作業部P1に置き去りにされる積荷を下方より受けて支持するための荷支持板30を有している。この荷支持板30は待機状態ではパレット供給部P3に位置し、パレット交換作業に際してパレット供給部P3と作業部P1との間を往復動する。図示例の荷支持板30は、薄板材の両側縁を下方へ屈曲して形成された対向壁31、31を備えている。各対向壁31は、この荷支持板30の下方へ後述する第1テーブル40を移動させたとき、第1テーブル40上に支持されたパレットが対向壁31、31間に入り込むようにその間隔が設定されている。
この対向壁31、31の前後位置には左右のガイドレール12、12上を転動するローラ32がそれぞれ設けられている。なお、前記ガイドレール12、12は、第1、第2の各テーブル40、20を移動させるガイドレール11、11より上方に位置している。
前記荷支持板30は駆動機構33に連繋され、ガイドレール12に沿って往復動する。前記駆動機構33は、駆動源としてのモータ34、このモータ34によって駆動される左右の駆動スプロケット35、各駆動スプロケット35と左右の従動スプロケット36との間にそれぞれ張設される2本のチェン37などを含んでいる。各チェン37は左右のガイドレール12、12に沿って張設され、各チェン37の両端は荷支持板30の前後面にそれぞれ接続されている。
前記荷支持板30を駆動機構33によってパレット供給部P3から作業部P1へ移動させるとき、荷受け機構3のモータ34と前記第2テーブル移動機構2のモータ26とを同期運転させて荷支持板30を第2テーブル20に追随させる。このときにパレットAが積荷から抜き取られ、積荷はパレットA上から荷支持板30上へ乗り移って支持される。また、荷支持板30を作業部P1からパレット供給部P3へ復帰動作させるときは、荷受け機構3のモータ34の回転方向を逆にして駆動させ、このとき積荷から荷支持板30が抜かれる。
荷支持板30を作業部P1からパレット供給部P3へ復帰動作させるとき、荷支持板30上の積荷が突き当たって作業部P1に置き去りにされるように第1ストッパー6が設けられている。この第1ストッパー6は、作業部P1とパレット供給部P3との間であって機台1上の積荷の高さ位置に設置される。積荷は第1ストッパー6に突き当たるが、荷支持板30は第1ストッパー6の下方を通過する。
前記第1テーブル移動機構4は、パレット供給機構8より供給されたパレットBが載置される第1テーブル40を有している。この第1テーブル40は待機状態ではパレット供給部P3に位置し、パレット交換作業に際してパレット供給部P3と作業部P1との間を左右のガイドレール11、11に沿って往復移動する。第1テーブル40は枠材を矩形状に枠組みして形成され、第1テーブル40の上面には、搬出コンベア110と連動するコンベア41が設けられている。コンベア41は複数のローラ42を備えており、枠材間に複数のローラ42をパレットの搬送方向に所定間隔に配して回転可能に軸支したものである。コンベア41の搬送方向の前後端部には、ローラ42の配置間隔を大きくすることにより、後述するパレット支持体82の一対のアーム821、821が入り込むことが可能な空間S40が形成されている。このコンベア41は搬出コンベア110と連動させており、コンベア41により第1テーブル40上の荷積みパレットが搬出コンベア110上に搬出され、その後、荷積みパレットは搬出コンベア110により搬送される。
第1テーブル40の下部の四隅位置には各ガイドレール11上を転動するローラ43が設けられている。第1テーブル40は駆動機構45に連繋され、ガイドレール11に沿って往復動する。前記駆動機構45は、駆動源としてのモータ46、このモータ46によって駆動される左右の駆動スプロケット47、各駆動スプロケット47と左右の従動スプロケット48との間にそれぞれ張設される2本のチェン49、49などを含んでいる。各チェン49は左右のガイドレール11、11に沿って張設され、各チェン49の両端が第1テーブル40の前後部にそれぞれ接続されている。
第1テーブル40の上面にパレットBを支持した状態で駆動機構45を駆動して第1テーブル40をパレット供給部P3から作業部P1に定位する荷支持板30の下方へ移動させた後、荷支持板30が作業部P1からパレット供給部P3へ復帰動作することにより荷支持板30上の積荷が第1テーブル40上のパレットB上へ乗り移る。
パレット回収機構7は、パレット回収部P2に設けられ、作業部P1からパレット回収部P2へ第2テーブル20により運ばれてきたパレットAを回収して保持するものである。
この実施例のパレット回収機構7は、パレット保持機構70と、ガイドレール16と、パレット支持体72と、昇降機構73とを備えている。パレット保持機構70は、パレット回収部P2の第2テーブル20の上方に設定されたパレット保持空間S2にパレットAを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な構成であるとともに、保持されたパレットAの最下段に運ばれてきたパレットA1を追加して保持状態とすることが可能な構成のものである。パレット支持体72は、パレットA1を下方より支持することが可能であり、待機状態においてパレット保持空間S2と第2テーブル20の待機位置との間に昇降可能に位置する。昇降機構73は、後述する固定フレーム161に設けられたガイドレール16に沿ってパレット支持体72を昇降動作させるものである。
パレット保持機構70は、パレット保持空間S2にパレットAを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な複数(本実施形態では4個)の保持爪71と、各保持爪71を閉じる方向へ付勢するばね(図示せず)とを備えている。保持爪71は、パレットAの四隅位置を支持するように、第2テーブル20の移動方向に沿って機台1に設けられた側壁17に取り付けられている。各保持爪71は、パレット支持体72が押し上げたパレットAによって押し開かれた後にばね力で閉成するもので、それによってパレットAに各保持爪71が係合してパレットAが保持される。
なお、保持爪71は自重で閉成するものであってもよく、この場合、パレット保持機構70に保持爪71を付勢するばねを備える必要がない。
また、後述する図6(1)〜(6)に示すように、本実施形態では保持爪71をばねにより上下方向に回動させているが、保持爪71を駆動機構により水平方向に回動させてもよい。
ガイドレール16は、少なくともパレット保持空間S2と第2テーブル20との待機位置との間であって、機台1の長さ方向の端部に設けられた固定フレーム161に上下方向に沿って左右に2本設けられている。パレット支持体72は、第2テーブル20の幅方向に沿って延び第2テーブル20の幅とほぼ同じ長さの基端部722と、基端部722の両端部から第2テーブル20の移動方向に沿って延びる一対のアーム721、721とを備えている。一対のアーム721、721はパレットAを支持することが可能な長さを有し、パレットAを支持することが可能な間隔を隔てて設けられている。ガイドレール16と対向するパレット支持体72の基端部722の後面にはスライド部材723が取り付けられており、スライド部材723には断面形状がT字状の溝が形成されている。このスライド部材723の溝が、溝に対応する形状を有するガイドレール16のレール部分に係入されることで、ガイドレール16に沿ってパレット支持体72が上下方向に摺動可能となっている。
昇降機構73は、チェン74と、前記チェン74を上下各方向に走行させることが可能な駆動装置76とを含んでいる。チェン74の一端はパレット支持体72の基端部722に取り付けられ、他端にはバランスウェート75が取り付けられている。バランスウェート75は、固定フレーム161に上下方向に沿って設けられたガイドレール15にスライド自由に支持されている。この昇降機構73により、パレット支持体72を水平な姿勢を保持したまま昇降動作させる。図1に示すように、パレット支持体72は、待機状態のとき、第2テーブル20の上面より下方まで下降し、第2テーブル20の上面に設けられたコンベア21のローラ22の間の空間S20に入り込む。
パレット供給機構8は、パレット供給部P3に設けられ、第1テーブル40の上面にパレットAと交換するパレットBを供給するものである。
この実施例のパレット供給機構8は、パレット保持機構80と、ガイドレール13と、パレット支持体82と、昇降機構83とを備えている。パレット保持機構80は、第1テーブル40の待機位置の上方に設定されたパレット保持空間S3にパレットBを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な構成であるとともに、最下段のパレットB1をその上段のパレットBから分離して保持状態を解放することが可能な構成のものである。パレット支持体82は、パレットBを下方より支持することが可能であり、待機状態においてパレット保持空間S3と第1テーブル40の待機位置との間に昇降可能に位置する。昇降機構83は後述する固定フレーム131に設けられたガイドレール13に沿ってパレット支持体82を昇降動作させるものである。
パレット保持機構80は、パレット保持空間S3にパレットBを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な複数(本実施形態では4個)の保持爪81と、各保持爪81を開閉動作させる駆動機構(図示せず)とからなる。保持爪81は、パレットBの四隅位置を支持するように、第1テーブル40の移動方向に沿って機台1に設けられた側壁18に取り付けられている。各保持爪81は、押し上げられたパレット支持体82によって押し開かれ、それによって最下段のパレットB1から各保持爪81の係合が解除されるとともに、その上段のパレットBに各保持爪81が係合してパレットBが保持される。
なお、後述する図5(1)〜(6)に示すように、本実施形態では保持爪81を上下方向に回動させているが、駆動機構により水平方向に回動させてもよい。
ガイドレール13は、少なくともパレット保持空間S3と第1テーブル40との待機位置との間であって、機台1の長さ方向の端部に設けられた固定フレーム131に上下方向に沿って左右に2本設けられている。パレット支持体82は、第1テーブル40の幅方向に沿って延び第1テーブル40の幅とほぼ同じ長さの基端部822と、基端部822の両端部から第1テーブル40の移動方向に沿って延びる一対のアーム821、821とを備えている。一対のアーム821、821はパレットBを支持することが可能な長さを有し、パレットBを支持することが可能な間隔を隔てて設けられている。ガイドレール13と対向するパレット支持体82の基端部822の後面にはスライド部材823が取り付けられており、スライド部材823には断面形状がT字状の溝が形成されている。このスライド部材823の溝が、溝に対応する形状を有するガイドレール13のレール部分に係入されることで、ガイドレール13に沿ってパレット支持体82が上下方向に摺動可能となっている。
昇降機構83は、チェン84と、前記チェン84を上下各方向に走行させることが可能な駆動装置86とを含んでいる。チェン84の一端はパレット支持体82の基端部822に取り付けられ、他端にはバランスウェート85が取り付けられている。バランスウェート85は、固定フレーム131に上下方向に沿って設けられたガイドレール13にスライド自由に支持されている。この昇降機構83により、パレット支持体82を水平な姿勢を保持したまま昇降動作させる。図1に示すように、パレット支持体82は、下降時には第1テーブル40の上面より下方まで下降し、第1テーブル40の上面に設けられたコンベア41のローラ42の間の空間S40に入り込む。
図5(1)〜(6)は、パレット供給部P3のパレット供給機構8の構成とその動作を示している。
交換すべきパレットBを第1テーブル40上に供給するには、まず、パレット支持体82をパレット保持機構80の高さまで上昇させて、パレットBの積層体を支持する(図5(1))。このとき保持爪81は最下段のパレットB1の上板を保持している。次に、パレット支持体82をわずかに上昇させて、保持爪81を回動可能な状態に設定する(図5(2))。
次に、駆動機構により保持爪81を開動作させた後(図5(3))、パレット支持体82をパレットB1の厚み分程度降下させる(図5(4))。この状態で保持爪81を閉動作させると、保持爪81により下から2段目のパレットB2が保持可能な状態となる(図5(5))。次に、パレット支持体82を下降させると、最下段のパレットB1のみがパレット支持体82上に支持され、残りのパレットBの積層体は保持爪81により保持される(図5(6))。パレット支持体82を第1テーブル40のローラ42の間の空間S40に入り込む位置まで降下させることでパレットB1は第1テーブル40上に載せられる。
図6(1)〜(6)は、パレット回収部P2のパレット回収機構7の構成とその動作を示している。
パレットの回収に待機している状態においては、パレット支持体72は最も下降した位置にあり、第2テーブル20が作業部P1からパレット回収部P2へ移動するに伴い、パレット支持体72は第2テーブル20の上面に設けられたコンベア21のローラ22の間の空間S20に入り込む。
パレット回収部P2へ移動する第2テーブル20上にはパレットA1が載置されている。パレット支持体72を上昇させると、パレットA1はパレット支持体72に支持されて上昇し(図6(1))、パレットAの積層体を支持する。このとき、保持爪71は積層体の最下段のパレットA2の上板を保持している。次に、パレット支持体72をわずかに上昇させ、保持爪71を回動可能な状態に設定する(図6(2))。次に、保持爪71を開動作させた後(図6(3))、パレット支持体72及びパレットA1をパレットA1の厚み分上昇させる(図6(4))。この状態で保持爪71を閉動作させると、保持爪71によりパレットA1が保持可能な状態となる(図6(5))。次に、パレット支持体72を下降させると、パレットAの積層体は最下段に追加されたパレットA1が保持爪71により保持される(図6(6))。
また、図6では、パレットAの積層体の最下段にパレットA1を追加しているが、パレット回収部P2にパレットAの積層体がない場合は、運ばれたパレットA1を保持爪71に保持させる。その場合、保持爪71を開動作させた後、パレット支持体72を上昇させ、保持爪71を閉動作させることにより、保持爪71によりパレットA1が保持可能な状態となる。
上記した構成のパレット交換装置200を用いて荷積みパレットより他社のパレットAを抜き取り、自社のパレットBに交換する作業の手順を図7−1(1)〜図7−3(9)により説明する。
まず、第2テーブル移動機構2の第2テーブル20は作業部P1に、荷受け機構3の荷支持板30および第1テーブル移動機構4の第1テーブル40はパレット供給部P3に、それぞれ待機させておく(図7−1(1))。このとき、パレット供給部P3のパレット保持空間S3には複数のパレットBがパレット供給機構8のパレット保持機構80によって積層状態で保持されており、さらに、パレットBの積層体の最下段のパレットB1が切り離されてパレット支持体82に支持され、荷支持板30のすぐ上方に位置している。この待機状態において、搬入コンベア100が、パレットA1の上に積荷Cが載置された荷積みパレットLを搬送し、作業部P1の第2テーブル20上にこれを搬入する(図7−1(2))。
次に、第2テーブル移動機構2の駆動機構25を駆動して第2テーブル20を作業部P1からパレット回収部P2に向けて移動させるとともに、荷受け機構3の駆動機構33を駆動して荷支持板30を第2テーブル20に追随させ、パレット供給部P3から作業部P1に向けて移動させる。この移動時、第2テーブル20上の積荷Cは第2ストッパー5に突き当たって置き去りにされ、パレットA1は第2テーブル20とともにパレット回収部P2へ移動する(図7−1(3))。前記荷支持板30は第2テーブル20の移動に追随しているので、置き去りにされる積荷CはパレットA1上から荷支持板30上に乗り移って下方より支持される。
第2テーブル20がパレット回収部P2に至り、荷支持板30が作業部P1に至ったとき、図示しない位置センサがこれを検知し、各駆動機構25、33は駆動を停止し、第2テーブル20および荷支持板30が移動を停止する。また、パレット供給部P3において、パレット支持体82が下降して第1テーブル40のコンベア41のローラ42の間の空間S40に入り込むことにより、パレットB1が第1テーブル40の上面に載置される(図7−2(4))。
次に、第1テーブル移動機構4の駆動機構45を駆動して第1テーブル40をパレット供給部P3から作業部P1に向けて移動させ、作業部P1に定位している荷支持板30の下方に位置させる(図7−2(5))。
次に、荷受け機構3の駆動機構33が駆動し、荷支持板30は作業部P1よりパレット供給部P3に向けて復帰動作する。この復帰動作時、荷支持板30上の積荷Cは第1ストッパー6に突き当たって作業部P1に置き去りにされるが、荷支持板30の下方に第1テーブル40およびパレットB1が位置しているので、置き去りにされる積荷Cは荷支持板30上からパレットB1上に乗り移って支持される(図7−2(6))。
一方、図7−2(5)において第1テーブル40がパレット供給部P3から作業部P1に向けて移動した後、パレット供給機構8のパレット支持体82は、前記した図5(1)〜(6)の動作を順次経ることにより、パレット保持機構80により複数段にわたって上下に積層した状態で保持されたパレットBの積層体を支持し(図7−2(5))、パレットBから最下段のパレットB2を支持して下降して、荷支持板30のすぐ上方に位置して待機状態となる(図7−2(6))。
また、図7−2(4)において、第2テーブル20がパレット回収部P2に至った後、パレット回収機構7のパレット支持体72は、前記した図6(1)〜(6)の動作を順次経ることにより、パレットA1を支持して上昇し、パレット保持機構70における各保持爪71によりパレットAの積層体の最下段にパレットA1を追加する(図7−2(5))。そして、パレット支持体72は第2テーブル20の上面に設けられたコンベア21のローラ22の間の空間S20に入り込んで待機状態となる(図7−2(6))。
荷支持板30がパレット供給部P3に達したとき、図示しない位置センサがこれを検知し、駆動機構33は駆動を停止し、荷支持板30は復帰動作を停止する(図7−3(7))。
これにより荷積みパレットLにおける他社のパレットA1を自社のパレットB1に交換する作業が完了する。
荷支持板30がパレット供給部P3に復帰した(図7−3(7))後、荷積みパレットLを搬出コンベア110により搬出する(図7−3(8))。その後、第1、第2の各テーブル移動機構4、2の駆動機構45、25が駆動して第2テーブル20はパレット回収部P2から作業部P1へ、第1テーブル40は作業部P1からパレット供給部P3へ、それぞれ移動する。各テーブル20、40が作業部P1およびパレット供給部P3にそれぞれ達したとき、図示しない位置センサがこれを検知し、各駆動機構25、45は駆動を停止し、第1、第2の各テーブル20、40は移動を停止する(図7−3(9))。この状態で次のパレット交換作業に待機する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
13、16 ガイドレール
2 第2のテーブル移動機構
20 第2テーブル
21 コンベア
3 荷受け機構
30 荷支持板
4 第1テーブル移動機構
40 第1テーブル
41 コンベア
5 第2ストッパー
6 第1ストッパー
7 パレット回収機構
8 パレット供給機構
70、80 パレット保持機構
72、82 パレット支持体
721、721、821、821 一対のアーム
73、83 昇降機構
74、84 チェン
75、85 バランスウェート
76、86 駆動装置
9 パレット交換機構
100 搬入コンベア
110 搬出コンベア
200 パレット交換装置
A パレット(第2のパレット)
A1 追加されるパレット
B パレット(第1のパレット)
B1 最下段のパレット
P1 作業部
P2 パレット回収部
P3 パレット供給部
S2 回収部のパレット保持空間
S3 供給部のパレット保持空間
S20 ローラ間の空間
S40 ローラ間の空間

Claims (4)

  1. 荷が積まれた第2のパレットを作業部において積荷から抜き取り、パレット供給部において供給された第1のパレットに交換するパレット交換装置において、
    前記パレット供給部の所定の待機位置に定位する移動可能な第1テーブル上へ、交換すべき前記第1のパレットを供給するパレット供給機構と、
    前記作業部で抜き取られた前記第2のパレットを回収するパレット回収機構と、
    荷が積まれた前記第2のパレットを前記作業部に搬入し前記パレット供給機構により供給された前記第1のパレットを前記第1テーブルにより前記作業部に導入してパレットの交換を行うパレット交換機構とを備え、
    前記パレット交換機構は、
    前記第2のパレットを支持することが可能な第2テーブルを前記作業部とパレット回収部との間で往復動させる第2テーブル移動機構と、
    前記パレット供給部の前記第1テーブルの待機位置の上方に設定された待機位置に定位し積み荷を支持することが可能な荷支持板を前記パレット供給部から前記作業部へ前記第2テーブルの前記作業部から前記パレット回収部への移動に追随させて移動させた後、前記作業部から前記パレット供給部へ復帰動作させる荷受け機構と、
    前記荷支持板の前記パレット供給部から前記作業部への移動に追従させて前記パレット供給機構より供給された前記第1のパレットが載置された前記第1テーブルを前記パレット供給部から前記作業部の前記荷支持板の下方へ移動させる第1テーブル移動機構とを備え、
    前記パレット供給機構は、
    前記第1テーブルの待機位置の上方に設定されたパレット保持空間に前記第1のパレットを複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能であるとともに最下段の第1のパレットをその上段の第1のパレットから分離して保持状態を解放することが可能なパレット保持機構と、
    少なくとも前記パレット保持空間と前記第1テーブルの待機位置との間であって前記作業部と反対側の端部に設けられるガイドレールと、
    前記最下段の第1のパレットを下方より支持することが可能であり基端部が前記ガイドレールにスライド自由に支持されるパレット支持体と、
    前記パレット支持体を前記ガイドレールに沿って前記パレット保持空間と前記第1テーブルの待機位置との間で昇降動作させる昇降機構とを備え
    前記昇降機構は、前記荷支持板の作業部への移動の前に、前記最下段の第1のパレットを支持したパレット支持体を前記荷支持板の上方位置に待機させるパレット交換装置。
  2. 前記パレット支持体は、前記第1のパレットを支持することが可能な長さを有し、前記第1のパレットを支持することが可能な間隔を隔てて設けられる一対のアームにより構成されている請求項1に記載のパレット交換装置。
  3. 前記昇降機構は、
    一端が前記パレット支持体に接続され他端にバランスウェートが取り付けられたチェンと、
    前記チェンを上下各方向に走行させることが可能な駆動装置とを含んでいる請求項1または2に記載のパレット交換装置。
  4. 前記作業部には、荷が積まれた前記第2のパレットを前記作業部へ搬入するための搬入コンベアと、荷が積まれた前記第1のパレットを前記作業部から搬出するための搬出コンベアとが連通するとともに、前記第1テーブルの上面には前記搬出コンベアと連動するコンベア、前記第2テーブルの上面には前記搬入コンベアと連動するコンベアがそれぞれ設けられている請求項に記載のパレット交換装置。
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