JP6416997B1 - パレット交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パレット交換作業において荷の下面を擦らないようにする。【解決手段】パレット交換装置1は、第1パレットP1を支持するパレット支持テーブル22とパレット支持テーブル22を昇降動作させる昇降機構23を備える第1可動台2と、第1可動台2をパレットの交換作業領域とパレットの回収作業領域との間で往復移動させる第1移動機構3と、第2パレットP2を支持するパレット支持テーブル22とパレット支持テーブル22を昇降動作させる昇降機構23を備える第2可動台20と、第2可動台20を交換作業領域とパレットの供給作業領域との間で往復移動させる第2移動機構30と、交換作業領域の上方位置に対向配置される一対の挟持板40と各挟持板40を往復動させて接近、離間させる往復動機構41を備える荷拘束機構4とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、工場や倉庫などにおいて、荷を載せたパレットを他のパレットに交換するためのパレット交換装置に関する。
工場や倉庫などでは、荷を搬送したりストックしたりする作業にパレットが広く用いられている。荷を載せたパレットは、フォークリフトやローラコンベヤなどで搬送され、トラックやコンテナなどに積載されたり、倉庫にストックされたりする。パレットは業者毎に保有しており、荷が製造業者から卸売業者へ手渡されたり、卸売業者から小売業者へ手渡されたりするとき、手渡された側では、その荷を自社のパレットに積み替えて他社のパレットを返還する。また、パレットには木製、合成樹脂製など、種々の材質や形態のものがあり、例えば、食品をストックするような場合、衛生上の観点から木製のパレットから合成樹脂製のパレットに積み替えられることもある。
上記したパレットの交換は、従来、手作業で行われていたが、その種の作業は多大の労力と時間とを必要とし、非効率的である。そこで、出願人は先般、荷を載せたパレット(以下「第1パレット」という。)を他のパレット(以下「第2パレット」という。)に交換する作業を機械的に行えるパレット交換装置を提案した(例えば、特許文献1参照)。
図11(1)(2)は、このパレット交換装置によるパレット交換作業の工程の一部を示している。まず、パレット交換するための交換作業領域S1に第1のテーブル9を待機させ、第1のテーブル9上に荷Cが積まれた第1パレットP1が搬入される(図11(1)参照)。第1のテーブル9が交換作業領域S1から第1パレットP1を回収するための回収作業領域S2に向けて移動するとき、荷支持板91が第1のテーブル9に追随し、第2パレットP2を供給するための供給作業領域S3から交換作業領域S1へ移動する。この移動時、第1のテーブル9上の荷Cは第1ストッパー92に突き当たって交換作業領域S1に置き去りにされ、第1パレットP1は第1のテーブル9とともに回収作業領域S2へ移動する。荷支持板91は第1のテーブル9の移動に追随するので、置き去りにされる荷Cは第1パレットP1から荷支持板91上に乗り移って下方より支持される。
つぎに、第2パレットP2を載せた第2のテーブル90を供給作業領域S3から交換作業領域S1に向けて移動させ、交換作業領域S1に定位している荷支持板91の下方に位置させる(図11(2)参照)。荷支持板91を交換作業領域S1から供給作業領域S3に向けて復帰動作させるとき、荷支持板91上の荷Cは第2ストッパー93に突き当たって交換作業領域S1に置き去りにされるが、荷支持板91の下方に第2パレットP2を載せた第2のテーブル90が位置しているので、置き去りにされる荷Cは荷支持板91上から第2パレットP2に乗り移って支持される。上記の一連の動作によってパレットの交換が完了する。
特許第3723819号公報
上記したパレット交換装置では、荷Cから第1パレットP1が抜き取られて荷Cが荷支持板91上に乗り移るときに、荷Cの下面が第1パレットP1および荷支持板91によって擦られる。さらに、荷支持板91が荷Cから抜き取られて荷Cが第2パレットP2上に乗り移るとき、同様に、荷Cの下面が荷支持板91によって擦られる。この場合、荷Cが布袋のような柔軟な材質のものであれば、荷Cの下面が損傷したり汚されたりするおそれがある。
この発明は、上記の問題に着目してなされたもので、パレット交換作業において、荷の下面が擦られて損傷したり汚されたりするおそれのないパレット交換装置を提供することを目的とする。
この発明は、荷を載せた第1パレットを第2パレットに交換するためのパレット交換方法を実施するのに用いられる。パレット交換方法は、荷を載せた第1パレットをパレット交換のための作業領域に搬入する工程と、前記作業領域において荷を載せた第1パレットを上方へ変位させる工程と、第1パレット上の荷を拘束してその拘束した高さ位置に荷を定位させる工程と、第1パレットを下方へ変位させて荷から第1パレットを引き離す工程と、第1パレットを作業領域から搬出するとともに第2パレットを前記作業領域へ搬入する工程と、第2パレットを荷を拘束した高さ位置まで変位させる工程と、荷の拘束を解いて荷を第2パレット上に載せる工程と、荷を載せた第2パレットを下方へ変位させた後、前記作業領域から搬出させる工程とを順次実行してパレットを交換するものである。
上記のパレット交換方法によると、第1パレット上の荷を拘束した状態で第1パレットを下方へ変位させることで、荷から第1パレットを引き離すので、荷の下面が擦られて損傷したり汚されたりすることはない。また、荷を拘束した高さ位置まで第2パレットを変位させた後、荷の拘束を解いて荷を第2パレット上に載せることで、第2パレットに置き換えるので、荷の下面が擦られて損傷したり汚されたりすることはない。
この発明によるパレット交換装置は、荷を載せた第1パレットを第2パレットに交換するための装置であって、第1パレットを支持するパレット支持テーブルおよびパレット支持テーブルを昇降動作させる昇降機構を備える第1可動台と、第1可動台をパレット交換のための交換作業領域と第1パレットを回収するための回収作業領域との間で往復移動させる第1移動機構と、第2パレットを支持するパレット支持テーブルおよびパレット支持テーブルを昇降動作させる昇降機構を備える第2可動台と、第2可動台を前記交換作業領域と第2パレットを供給するための供給作業領域との間で往復移動させる第2移動機構と、前記交換作業領域の上方位置に対向させて配置される一対の挟持部材および少なくとも一方の挟持部材を往復動させて他方の挟持部材に対して接近、離間させる往復動機構を備える荷拘束機構とを備えている。
上記した構成のパレット交換装置において、交換作業領域に第1可動台を待機させ、荷を載せた第1パレットを第1可動台のパレット支持テーブル上に搬入する。第1可動台の昇降機構を駆動し、荷を載せた第1パレットをパレット支持テーブルとともに上方へ変位させた後、荷拘束機構の往復動機構を駆動して一対の挟持部材を接近させ、荷を挟持して拘束する。荷は拘束された高さ位置に定位する。第1可動台の昇降機構を駆動し、第1パレットをパレット支持テーブルとともに下方へ変位させると、荷から第1パレットが引き離される。このとき、荷と第1パレットとの間に摩擦力は作用せず、荷の下面が擦られることはない。
つぎに、第1移動機構を駆動し、パレット支持テーブル上に第1パレットが支持された第1可動台を交換作業領域から回収作業領域へ移動させるとともに、第2移動機構を駆動し、パレット支持テーブル上に第2パレットが支持された第2可動台を供給作業領域から交換作業領域に移動させる。
つぎに、第2可動台の昇降機構を駆動し、第2パレットをパレット支持テーブルとともに荷が拘束されている高さ位置まで変位させた後、荷拘束機構の往復動機構を駆動して一対の挟持部材を離間させ、荷の拘束を解くと、荷は第2パレット上に載せられる。荷を載せた第2パレットをパレット支持テーブルとともに下方へ変位させた後、荷を載せた第2パレットを第2可動台のパレット支持テーブル上より搬出させる。
この発明の上記した構成において、挟持部材は、1枚の板材で構成したもの、複数の枠材を組んで構成したものなど、種々の態様のものが考えられるが、好ましい態様のものは、金属製または合成樹脂製の板材であって、垂直板部と、垂直板部の下端に連続し斜め下方へ延びる傾斜板部とを一体に備えた挟持板である。なお、挟持板は、垂直板部のみからなるものであってもよく、外形も正方形状、長方形状など、任意の形態のものを採用できる。また、一対の挟持板は、対向する面が平坦なもの、凹凸を有するものなど、種々の態様のものを用いることができる他、荷との摩擦力を高めるために表面にゴム層などを設けることも可能である。
上記した好ましい実施態様によると、挟持部材の垂直板部により荷の側面が挟持され、傾斜板部により荷の下面が支えられるので、荷は安定して支持され拘束される。
好ましい実施態様においては、前記第1、第2の各可動台は、パレット支持テーブルに設けられるパレット搬送用のローラコンベヤと、ローラコンベヤを正逆両方向へ駆動させるローラ駆動機構とを含んでいる。
この実施態様によると、ローラ駆動機構によりローラコンベヤを駆動することにより、荷を載せた第1パレットを第1可動台のパレット支持テーブル上に導入することができ、また、荷を載せた第2パレットを第2可動台のパレット支持テーブル上より導出することができる。
なお、パレット支持テーブルには、ローラコンベヤおよびローラ駆動機構に代えて、ベルトコンベヤおよびベルト駆動機構、さらには、チェンコンベヤおよびチェン駆動機構を用いることもできる。
この発明によるパレット交換装置は、前記回収作業領域において第1可動台のパレット支持テーブル上より第1パレットを回収するパレット回収機構と、前記供給作業領域において第2可動台のパレット支持テーブル上へ第2パレットを供給するパレット供給機構とをさらに備えている。
この実施態様によると、回収作業領域においてパレット回収機構により第1可動台のパレット支持テーブル上より第1パレットを人手によらずに自動回収することができる。また、供給作業領域においてパレット供給機構により第2可動台のパレット支持テーブル上に第2パレットを人手によらずに自動供給することができる。
この発明によるパレット交換装置は、荷を載せた第1パレットを前記交換作業領域に搬入するパレット搬入機構と、荷を載せた第2パレットを前記交換作業領域より搬出させるパレット搬出機構とをさらに備えている。
この実施態様によると、パレット搬入機構を駆動することにより荷を載せた第1パレットを、交換作業領域に待機する第1可動台のパレット支持テーブル上に搬入することができる。また、パレット搬出機構を駆動することにより荷を載せた第2パレットを、交換作業領域に位置する第2可動台のパレット支持テーブル上より搬出することができる。
この発明によれば、パレットの交換作業において、荷の下面が擦られて損傷したり汚されたりするおそれがない。
この発明の一実施例であるパレット交換装置の主要部の平面図である。 パレット交換装置の主要部の正面図である。 パレット交換装置の主要部の側面図である。 パレット交換装置のパレット回収機構およびパレット供給機構の正面図である。 パレット回収機構の側面図である。 パレット供給機構の側面図である。 パレット回収機構の動作を示す説明図である。 パレット供給機構の動作を示す説明図である。 パレット交換の作業工程を示す説明図である。 パレット交換の作業工程を示す説明図である。 パレット交換の作業工程を示す説明図である。 パレット交換の作業工程を示す説明図である。 パレット交換方法の原理説明図である。 従来のパレット交換装置によるパレット交換の作業工程を示す説明図である。
図1〜図3は、一実施形態のパレット交換装置1の主要部の構成、具体的には、パレット交換のための交換作業領域S1において、パレット交換作業に関わる構成を示している。図1はパレット交換装置1の主要部を上方から見たときの平面図、図2は主要部を正面から見たときの正面図、図3は主要部を側方から見たときの側面図である。なお、図3は、パレット交換と直接関係しない構成については図示を省略している。また、後述する図4〜図6は、パレット交換装置1の主要部以外の構成、具体的には、パレットを回収するための回収作業領域S2において、パレット回収作業に関わる構成、およびパレットを供給するための供給作業領域S3において、パレット供給作業に関わる構成を示している。
なお、図1〜図6において、xは「横方向」、yは「前後方向」、zは「上下方向」をそれぞれ示している。
図示例のパレット交換装置1は、例えば、工場、倉庫、配送センターなどに設置されるもので、図10に模式的に示したパレット交換方法を実施するのに用いられる。図中、Cは荷、P1,P2は荷Cを載せるパレットを示しており、図10(1)〜(6)に示す手順によって、荷Cを載せた第1パレットP1が荷Cから抜き去られて他の第2パレットP2に交換される。
例えば、第1パレットP1は工場内で用いられるパレットであり、第2パレットP2は流通のために用いられるパレットである。パレット交換装置1は、種々のパレット交換に用いられるもので、パレット交換により回収した第1パレットP1は、それが他社のものであれば、その所有者へ返却される。
ここで、「パレット」とは、上面に荷Cを載せて運搬やストックなどを行うもので、形状、大きさ、材質等は問わない。この実施形態のパレットは、一般に広く用いられている典型的なパレット、すなわち、平行な上板と下板との間にフォークリフトのフォークを差し込むことが可能な空間を有する構造のものである。
パレットに載せられる荷Cは、単一のものであってもよく、段ボール箱を複数段積み上げたものであってもよい。この実施形態での荷Cは、柔軟な筒状の布袋に粉体や粒体を装填したものであり、この発明のパレット交換方法およびパレット交換装置1によれば、パレット交換作業時に荷Cの下面が擦られて損傷したり汚されたりすることがない。
図10(1)〜(6)は、荷Cを載せた第1パレットP1を第2パレットP2に交換する方法の作業手順を示している。
図10(1)に示すステップでは、荷Cを載せた第1パレットP1をパレット交換のための交換作業領域S1に搬入している。
図10(2)に示すステップでは、交換作業領域S1において荷Cを載せた第1パレットP1を上方の決められた高さ位置hまで変位させている。
図10(3)に示すステップでは、第1パレットP1上の荷Cを把持などの方法で拘束してその拘束した高さ位置hに荷Cを定位させ、その後、第1パレットP1のみを下方へ変位させて荷Cから第1パレットP1を引き離している。
図10(4)に示すステップでは、第1パレットP1を交換作業領域S1から搬出するとともに、第2パレットP2を交換作業領域S1へ搬入している。
図10(5)に示す手順では、第2パレットP2を荷Cを拘束した高さ位置hまで変位させた後、荷Cの拘束を解いて荷Cを第2パレットP2上に載せている。
図10(6)に示す手順では、荷Cを載せた第2パレットP2を下方へ変位させている。その後、荷Cを載せた第2パレットP2は交換作業領域S1から搬出される。
図1〜図3に戻って、この実施形態のパレット交換装置1は、複数のフレームよりなる機台10上に、第1可動台2、第2可動台20、第1移動機構3、第2移動機構30、および荷拘束機構4を組み付けたものであり、これらの主要部の構成に、さらに図4〜図6に示されるパレット回収機構7およびパレット供給機構8が組み付けられている。
機台10は横方向xに長く、その中央部分が交換作業領域S1になっている。パレット交換に際しては、この交換作業領域S1に第1可動台2が定位し、荷Cを載せた第1パレットP1の搬入に待機している。交換作業領域S1に第1可動台2が待機するとき、供給作業領域S3に第2可動台20が待機している。交換作業領域S1で第1パレットP1の抜取が行われている間、供給作業領域S3において第2パレットP2が第2可動台20上に供給される。第1可動台2と第2可動台20とは同じ構成であるので、以下、第1可動台2の構成について説明し、第2可動台20については、第1可動台2の構成と対応する構成に同じ符号を付することで説明を省略する。
交換作業領域S1の第1可動台2が待機する位置に、パレット搬入機構6およびパレット搬出機構60が接続されている。パレット搬入機構6は、荷Cを載せた第1パレットP1を交換作業領域S1に待機する第1可動台2上に搬入するためのものである。パレット搬出機構60は、荷Cを載せた第2パレットP2を交換作業領域S1に位置する第2可動台20上より搬出するためのものである。
パレット搬入機構6およびパレット搬出機構60として、この実施形態では、ローラコンベヤ61を用いているが、ベルトコンベヤやチェンコンベヤを用いることも可能である。ローラコンベヤ61は、複数本のローラ62が荷搬送方向に沿って等間隔に配列されたものであり、図示しないローラ駆動機構により駆動される。ローラ駆動機構は、駆動源のモータと、モータの回転を各ローラ62に伝達する動力伝達機構とを含む。パレット搬入機構6とパレット搬出機構60とは交換作業領域S1を挟んで一直線状に配置されているが、これに限られない。また、この実施形態では、パレット搬入機構6とパレット搬出機構60とを個別に設けているが、1台のパレット搬出入機構をもって構成することもできる。さらに、第1可動台2上への第1パレットP1の搬入と、第2可動台20上からの第2パレットP2の搬出は、フォークリフトを用いて行うこともできる。
第1可動台2は、ベース21上にパレット支持テーブル22と昇降機構23とが搭載されたものである。ベース21とパレット支持テーブル22は縦横のフレームにより矩形状に形成されている。ベース21の両端部に車軸(図示せず)が架設され、各車軸の両端にローラ24が設けられている。各ローラ24は、機台1の全長にわたって平行に設けられた一対の第1レール11に移動自由に支持されている。一方の車軸はモータを駆動源とする第1移動機構3により駆動されるもので、これにより第1可動台2は第1レール11に沿って交換作業領域S1と回収作業領域S2との間を往復移動する。
なお、第2可動台20は同じ第1レール11に沿って交換作業領域S1と供給作業領域S3との間を往復移動する。第2可動台20を移動させる第2移動機構30は第1移動機構3と同様の構成であり、ここでは説明を省略する。
パレット支持テーブル22は、ベース21上に前後一対のパンタグラフ式の拡縮機構25を介して昇降可能に水平に支持されている。ベース21の前後面の中央部には、拡縮機構25とともに昇降機構23を構成するカム機構26がそれぞれ設けられている。
カム機構26は、ベース21の前後各面にそれぞれ軸支されるカム27と、パレット支持テーブル22の前後各面にそれぞれ軸支され外周面に各カム27の外周面が当接するローラ29とを含んでいる。カム27は偏心した位置が駆動軸27aに支えられており、モータ28が駆動軸27aを駆動することにより各カム27が回動し、パレット支持テーブル22が昇降動作する。なお、昇降機構23は、パレット支持テーブル22を水平を保った姿勢で昇降させることが可能なものであれば、上記した構成のものに限定されない。
パレット支持テーブル22上にはパレット搬送用のローラコンベヤ5と、ローラコンベヤ5を正逆両方向へ駆動させるためのローラ駆動機構50とが設けられている。ローラコンベヤ5を構成する各ローラ51は、パレット搬入機構6から荷Cを載せた第1パレットP1を搬入しかつパレット搬出機構60へ荷Cを載せた第2パレットP2を搬出することが可能な方向に並べられている。ローラコンベヤ5の長さは、第1パレットP1の前後端がローラコンベヤ5よりはみ出すように第1パレットP1より短く設定されており、このはみ出し部分が後述するパレット回収機構7のアーム72bおよびパレット供給機構8のアーム82bにより支持可能となっている。ローラ駆動機構50は、モータ52を駆動源とし、モータ52の回転をチェンやスプロケットホイールなどの動力伝達機構を介して各ローラ51に伝達する。
第1可動台2が交換作業領域S1に待機している状態において、パレット搬送用のローラコンベヤ5とパレット搬入機構6のローラコンベヤ61とを同期させて駆動することにより第1可動台2のパレット支持テーブル22上に荷Cを載せた第1パレットP1を自動搬入することができる。
また、第2可動台20が交換作業領域S1に位置する状態において、パレット搬送用のローラコンベヤ5とパレット搬出機構60のローラコンベヤ61とを搬入時と同じ方向に同期させて駆動することにより第2可動台20のパレット支持テーブル22上から荷Cを載せた第2パレットP2を自動搬出することができる。
交換作業領域S1には、パレット交換作業において荷Cを拘束するための荷拘束機構4が設けられている。荷拘束機構4は、交換作業領域S1の上方位置に対向させて配置され一対の挟持部材としての挟持板40,40と、各挟持板40を往復動させて互いに接近、離間させる往復動機構41とを備えている。この実施例では、各挟持板40を往復動させているが、一方の挟持板40のみを往復動させるようにしてもよい。各挟持板40は、鉄板の表裏両面に錆止め塗装が施されたもので、ほぼ正方形状をなす垂直板部40aと、垂直板部40aの下端に屈曲形成され他方の挟持板40の方向に斜め下方へ延びる傾斜板部40bとを一体に備えている。
各挟持板40の後面は、縦横のフレームによりなる支え部材42によって垂直に支持されている。なお、挟持板40は荷Cの大きさや形状などに応じて交換することが可能である。支え部材42の下部の両側には水平な脚部43が後方へ突き出ている。各脚部43の前後各位置にはスライド部材44が設けられており、機台10上の設置された第2レール12上に各スライド部材44が摺動自由に支持されている。
各脚部43上には、往復動機構41を構成するラック45が取り付けられ、各ラック45にピニオンギヤ46が噛み合っている。各ピニオンギヤ46は、機台10上に水平に支持された駆動軸47の両端部に装着されている。駆動軸47は機台10上に取り付けられたモータ48により正逆各方向に駆動される。支え部材42はピニオンギヤ46の回転方向に応じて前進または後退し、これにより挟持板40が接近または離間する。なお、往復動機構41はモータを駆動源とした上記の構成のものに限らず、エアシリンダ、油圧シリンダなどのシリンダ機構を駆動源としたものであって、ピストンロッドにより挟持板を直接駆動するものであってもよい。
この実施例では、荷Cの大きさに応じて挟持板40の移動量、すなわち前進させる位置をあらかじめ決めた値に設定しているが、これに限らず、挟持板40の表面に距離センサーや圧力センサーなどを設け、距離の検出値がゼロになったときや圧力の検出値が所定のしきい値に達したとき、挟持板40の前進を停止させるようにしてもよい。
交換作業領域S1を中央に挟んで回収作業領域S2と供給作業領域S3とが一直線上に設定されている。回収作業領域S2には、第1可動台2により運ばれてきた第1パレットP1を第1可動台2のパレット支持テーブル22上より回収するパレット回収機構7が配置されている。また、供給作業領域S3には、第2可動台20のパレット支持テーブル22上へ第2パレットP2を供給するパレット供給機構8が配置されている。
図4〜図6には、パレット回収機構7およびパレット供給機構8の各構成が示してある。なお、図4は、説明の便宜上、回収作業領域S2に第1可動台2が、供給作業領域S3に第2可動台20が、それぞれ位置している状態を示している。
また、図5および図6は、パレットの回収および供給と直接関係しない構成については図示を省略している。
パレット回収機構7は、図4および図5に示すように、パレット保持機構70、第1,第2のガイドレール13,14、パレット支持体72、および昇降機構73を備えている。パレット保持機構70は、回収作業領域S2において、上方のパレット保持空間Qに、回収した第1パレットP1を複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な構成のものである。回収された第1パレットP1は、パレット保持機構70により保持されている最下段の第1パレットP1の下方に追加されて保持される。
パレット支持体72は、第1可動台2上の回収された第1パレットP1を下方より支持するためのものであり、昇降動作が可能であり、待機状態においてパレット保持空間Qと第1可動台2の待機位置との間に位置する。昇降機構73は、固定フレーム15に設けられた第1ガイドレール13に沿ってパレット支持体72を昇降動作させる。
パレット保持機構70は、パレット保持空間Qに第1パレットPを複数段にわたって上下に積層した状態で保持するための複数個(本実施形態では4個)の保持爪71と、各保持爪71を閉じる方向へ付勢するばね(図示せず)とを備えている。保持爪71は、第1パレットP1の四隅位置を支持するように、機台10に設けられた側壁101に取り付けられている。各保持爪71は、パレット支持体72が押し上げた第1パレットP1に当たって押し開かれ、その後にばね力で閉成することによって第1パレットP1に各保持爪71が係合し、第1パレットP1が保持される。
第1ガイドレール13は、少なくともパレット保持空間Qと第1可動台2との待機位置との間であって、機台1の端部に設けられた固定フレーム15に上下方向に沿って左右に2本設けられている。パレット支持体72は、第1可動台2の幅とほぼ同じ長さの基端部72aと、基端部72aの両端部から第1可動台2の移動方向に沿って延びる一対のアーム72b、72bとを備えている。各アーム72b、72bは、第1パレットP1を支持することが可能な長さを有するとともに、第1パレットP1を支持することが可能な間隔、具体的には、第1可動台2のローラコンベヤ5の長さより大きくかつ第1パレットP1の長さより短い間隔に設定されている。
パレット支持体72の基端部72aの後面にはスライド部材72cが取り付けられている。スイド部材72cには断面形状がT字状の溝が形成されている。このスライド部材72cの溝に、その溝に対応する形状を有する第1ガイドレール13のレール部分が係入され、これにより第1ガイドレール13に沿ってパレット支持体72が上下方向に摺動可能となっている。
昇降機構73は、チェン74と、チェン74を上下各方向に走行させることが可能な駆動装置76とを含んでいる。チェン74の一端はパレット支持体72の基端部72aに取り付けられ、他端にはバランスウェート75が取り付けられている。バランスウェート75は、固定フレーム15に上下方向に沿って設けられた第2ガイドレール14にスライド自由に支持されている。この昇降機構73によってパレット支持体72は水平な姿勢を保持したまま昇降動作する。パレット支持体72は、待機状態のとき、第1可動台2のパレット支持テーブル22の下方位置まで下降し、パレット支持体72のアーム72bはローラコンベヤ5の両端のローラ51の外側の空間に入り込む。
図7(1)〜(6)は、上記したパレット回収機構7の動作を示している。
第1パレットP1の回収に待機している状態においては、パレット支持体72は最も下降した位置にあり、第1可動台2が交換作業領域S1から回収作業領域S2へ移動するに伴い、パレット支持体72のアーム72bは第1可動台2のローラコンベヤ5の両端のローラ51の外側の空間に入り込む。
第1可動台2上には第1パレットP1が載置されており、パレット支持体72を上昇させると、第1パレットP1はパレット支持体72のアーム72bに支持されて第1パレットP1の積層体の位置まで上昇する(図7(1))。このとき、パレット保持機構70の保持爪71は積層体の最下段の第1パレットP1の上板を保持している。
つぎに、パレット支持体72をわずかに上昇させ、保持爪71が回動することが可能な状態に設定した後(図7(2))、保持爪71を開動作させ(図7(3))、パレット支持体72を第1パレットP1の厚み分上昇させる(図7(4))。つぎに保持爪71を閉動作させると、保持爪71により第1パレットP1が保持可能な状態となるので(図7(5))、パレット支持体72を下降させることにより、最下段に追加された第1パレットP1が保持爪71により保持される(図7(6))。
つぎに、パレット供給機構8は、図4および図6に示すように、パレット保持機構80、第1,第2のガイドレール16,17、パレット支持体82、および昇降機構83を備えている。パレット保持機構80は、供給作業領域S3において、上方に設定されたパレット保持空間Rに、供給すべき第2パレットP2を複数段にわたって上下に積層した状態で保持することが可能な構成のものである。最下段の第2パレットP2はその上段の第2パレットP2から分離して保持状態を解除することが可能である。
パレット支持体82は、供給すべき第2パレットP2を下方より支持するためのものであり、昇降動作が可能であり、待機状態においてパレット保持空間Rと第2可動台20の待機位置との間に位置する。昇降機構83は、後述する固定フレーム18に設けられた第1ガイドレール16に沿ってパレット支持体82を昇降動作させる。
パレット保持機構80は、パレット保持空間Rに第2パレットP2を複数段にわたって上下に積層した状態で保持するための複数個(本実施形態では4個)の保持爪81と、各保持爪81を開閉動作させる駆動機構(図示せず)とを含む。保持爪81は、第2パレットPの四隅位置を支持するように、機台1に設けられた側壁102に取り付けられている。各保持爪81は、上昇してきたパレット支持体82に当たって押し開かれ、それによって最下段の第2パレットP2と各保持爪81との係合が解除されるとともに、その上段の第2パレットP2に各保持爪81が係合して第2パレットP2が保持される。
第1ガイドレール16は、少なくともパレット保持空間Rと第2可動台20との待機位置との間であって、機台1の端部に設けられた固定フレーム18に上下方向に沿って左右に2本設けられている。パレット支持体82は、第2可動台20の幅とほぼ同じ長さの基端部82aと、基端部82aの両端部から第2可動台20の移動方向に沿って延びる一対のアーム82b、821bとを備えている。
各アーム82b、82bは、第2パレットP2を支持することが可能な長さを有するとともに、第2パレットP2を支持することが可能な間隔、具体的には、第2可動台20のローラコンベヤ5の長さより大きくかつ第2パレットP2の長さより短い間隔に設定されている。パレット支持体82の基端部82aの後面にはスライド部材82cが取り付けられている。スライド部材82cには断面形状がT字状の溝が形成されている。このスライド部材82cの溝に、その溝に対応する形状を有する第1ガイドレール16のレール部分が係入され、これにより第1ガイドレール16に沿ってパレット支持体82が上下方向に摺動可能となっている。
昇降機構83は、チェン84と、チェン84を上下各方向に走行させることが可能な駆動装置86とを含んでいる。チェン84の一端はパレット支持体82の基端部82aに取り付けられ、他端にはバランスウェート85が取り付けられている。バランスウェート85は、固定フレーム18に上下方向に沿って設けられた第2ガイドレール17にスライド自由に支持されている。この昇降機構83によってパレット支持体82は水平な姿勢を保持したまま昇降動作する。パレット支持体82は、第2可動台20のパレット支持テーブル22の下方位置まで下降し、パレット支持体82のアーム82bはローラコンベヤ5の両端のローラ51の外側の空間に入り込む。
図8(1)〜(6)は、上記したパレット供給機構8の動作を示している。
交換すべき第2パレットP2を第2可動台20のパレット支持テーブル22上に供給するには、まず、パレット支持体82をパレット保持機構80の高さまで上昇させ、第2パレットP2の積層体を支持する(図8(1))。このとき、保持爪81は最下段の第2パレットP2の上板を保持しており、つぎに、パレット支持体82をわずかに上昇させて、保持爪81を回動可能な状態に設定する(図8(2))。
つぎに、駆動機構により保持爪81を開動作させた後(図8(3))、パレット支持体82を第2パレットP2の厚み分降下させる(図8(4))。この状態で保持爪81を閉動作させると、保持爪81により下から2段目の第2パレットP2が保持可能な状態となる(図8(5))。パレット支持体82を下降させると、最下段の第2パレットP2のみがパレット支持体82上に支持され、残りの第2パレットP2の積層体は保持爪81により保持される(図8(6))。パレット支持体82を第2可動台20のパレット支持テーブル22の下方位置まで降下させ、パレット支持体82のアーム82bをローラコンベヤ5の両側のローラ51の外側の空間に入り込ませることにより第2パレットP2は第2可動台20上に載せられる。
つぎに、上記した構成のパレット交換装置1によるパレット交換作業の流れを図9−1〜図9−4に基づいて説明する。
パレット交換作業の開始に先立ち、交換作業領域S1に第1可動台2を待機させる(図9−1(1))。このとき、パレット搬入機構6のローラコンベヤ61と第1可動台2のローラコンベヤ5とは上面が同一高さに揃っている。また、供給作業領域S3には、第2可動台20が第2パレットP2の供給に待機している。
つぎに、パレット搬入機構6のローラコンベヤ61と第1可動台2のローラコンベヤ5と同期して同方向(荷搬入方向)に回転させると、荷Cを載せた第1パレットP1がパレット搬入機構6より第1可動台2のパレット支持テーブル22上に搬入される。図示しないセンサが第1パレットP1の搬入を検知すると、同期回転しているローラコンベヤ61,50は回転を停止する(図9−1(2))。
つぎに、第1可動台2の昇降機構23が駆動し、荷Cを載せた第1パレットP1をパレット支持テーブル22とともに所定の高さ位置hまで上方へ変位させると、荷Cは荷拘束機構4の対向する挟持板40の垂直板部40a,40aの中間に位置する(図9−1(3))。このとき、挟持板40の傾斜板部40bの先端縁は、第1パレットP1と荷Cとの境目位置に位置する。
つぎに、荷拘束機構4の往復動機構41を駆動し、各挟持板40を接近させることにより垂直板部40a,40aにより荷Cの周面が両側から挟持されるとともに、傾斜板部40b,40bにより荷Cの底面が支持され、これにより荷Cは拘束され、拘束された高さ位置hに定位する(図9−2(4))。
一方、供給作業領域S3では、第2可動台20のパレット支持テーブル22上に交換すべき第2パレットP2が供給される。
つぎに、第1可動台2の昇降機構23を駆動し、第1パレットP1をパレット支持テーブル22とともに下方へ変位させると、荷Cから第1パレットP1が引き離される(図9−2(5))。この場合、荷Cと第1パレットP1との間には摩擦力が作用しないので、荷Cの下面が擦られることはない。
つぎに、第1移動機構3を駆動し、パレット支持テーブル22上に第1パレットP1が支持された第1可動台2を交換作業領域S1から回収作業領域S2へ移動させるとともに、第2移動機構30を駆動し、パレット支持テーブル22上に第2パレットP2が支持された第2可動台20を供給作業領域S3から交換作業領域S1に移動させる(図9−2(6))。
つぎに、第2可動台20の昇降機構23を駆動し、第2パレットP2をパレット支持テーブル22とともに荷Cを拘束した高さ位置hまで変位させる(図9−3(7))。これにより第2パレットP2の上面が荷Cの底面に当接し、第2パレットP2による荷Cの支持が可能となる。
つぎに、荷拘束機構4の往復動機構41を駆動して各挟持板40,40を離間させることにより荷Cの拘束を解き、荷Cを第2パレットP2上に載せる(図9−3(8))。一方、回収作業領域S2では、第1可動台2のパレット支持テーブル22上より第1パレットP1が回収される。
つぎに、荷Cを載せた第2パレットP2をパレット支持テーブル22とともに下方へ変位させる(図9−3(9))。このとき、パレット搬出機構60のローラコンベヤ61と第2可動台20のローラコンベヤ5とは上面が同一高さに揃っている。
つぎに、パレット搬出機構60のローラコンベヤ61と第2可動台20のローラコンベヤ5と同期して同方向(荷搬出方向)に回転させると、荷Cを載せた第2パレットP2が第1可動台2のパレット支持テーブル22上からパレット搬出機構60に搬出される(図9−4(10))。その後、第1移動機構3を駆動し、第1可動台2を回収作業領域S2から交換作業領域S1へ移動させるとともに、第2移動機構30を駆動し、第2可動台20を交換作業領域S1から供給作業領域S3に移動させる。
1 パレット交換装置
2 第1可動台
20 第2可動台
3 第1移動機構
30 第2移動機構
4 荷拘束機構
40 挟持板
40a 垂直板部
40b 傾斜板部
5 ローラコンベヤ
6 パレット搬入機構
60 パレット搬出機構
7 パレット回収機構
8 パレット供給機構
C 荷
P1 第1パレット
P2 第2パレット
S1 交換作業領域
S2 回収作業領域
S3 供給作業領域

Claims (5)

  1. 荷を載せた第1パレットを第2パレットに交換するパレット交換装置であって、第1パレットを支持するパレット支持テーブルおよびパレット支持テーブルを昇降動作させる昇降機構を備える第1可動台と、第1可動台をパレット交換のための交換作業領域と第1パレットを回収するための回収作業領域との間で往復移動させる第1移動機構と、第2パレットを支持するパレット支持テーブルおよびパレット支持テーブルを昇降動作させる昇降機構を備える第2可動台と、第2可動台を前記交換作業領域と第2パレットを供給するための供給作業領域との間で往復移動させる第2移動機構と、前記交換作業領域の上方位置に対向させて配置される一対の挟持部材および少なくとも一方の挟持部材を往復動させて他方の挟持部材に対して接近、離間させる往復動機構を備える荷拘束機構とを備えてなるパレット交換装置。
  2. 前記各挟持部材は、金属製または合成樹脂製の板材であって、垂直板部と、垂直板部の下端に連続し斜め下方へ延びる傾斜板部とを一体に備えている請求項1に記載のパレット交換装置。
  3. 前記第1可動台および第2可動台は、パレット支持テーブルに設けられるパレット搬送用のローラコンベヤと、ローラコンベヤを正逆両方向へ駆動させるローラ駆動機構とを含んでいる請求項1に記載のパレット交換装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のパレット交換装置であって、前記回収作業領域において第1可動台のパレット支持テーブル上より第1パレットを回収するパレット回収機構と、前記供給作業領域において第2可動台のパレット支持テーブル上へ第2パレットを供給するパレット供給機構とをさらに備えているパレット交換装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のパレット交換装置であって、荷を載せた第1パレットを前記交換作業領域に搬入するパレット搬入機構と、荷を載せた第2パレットを前記交換作業領域より搬出させるパレット搬出機構とをさらに備えているパレット交換装置。
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