JPH0755431B2 - 板材加工機に対するワーク搬出入方法及び装置 - Google Patents

板材加工機に対するワーク搬出入方法及び装置

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JPH0755431B2
JPH0755431B2 JP29218390A JP29218390A JPH0755431B2 JP H0755431 B2 JPH0755431 B2 JP H0755431B2 JP 29218390 A JP29218390 A JP 29218390A JP 29218390 A JP29218390 A JP 29218390A JP H0755431 B2 JPH0755431 B2 JP H0755431B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばパンチプレス等のごとき板材加工機
に対して板状のワークの搬入および板材加工において加
工された製品の搬出を行なうワーク搬出入方法および装
置に係り、さらに詳細には、板材加工機の一側方におい
てワークの搬入および製品の搬出を行なうワーク搬出入
方法および装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えばタレットパンチプレス等のごとき板材加工
機に対する板状のワークの搬入は、板材加工機の一側方
に配置したワーク搬入装置で行ない、板材加工機におい
て加工された製品の搬出は、板材加工機の他側方に配置
した製品搬出装置で行なう構成が一般的である。
上記構成においては、ワーク搬入装置,板材加工機およ
び製品搬出装置の3者の配置的関係が直線的であるの
で、比較的広い設置面積が必要であるという問題があ
る。
また、板材加工機の一側方にワーク搬入装置と製品搬出
装置との2者を配置した構成として、例えば特公昭61−
54492号公報(以下単に先行例と称す)がある。この先
行例においては、板材加工機に対して一側方からワーク
の搬入および製品の搬出を行なう構成であるので、設置
面積が比較的狭くなる効果がある。
しかし、ワーク搬入装置は、製品搬出装置に隣接して配
置された素材パレット上からワークを吸着して持上げた
後、製品搬出装置の上方位置にワークを移動し、この位
置において板材加工機へワークを搬入する構成である。
(発明が解決しようとする課題) したがって、先行例においては、ワーク搬入装置の構成
が複雑であるという問題がある。
また先行例においては、種々の形状、寸法のワークおよ
び製品を区分して貯蔵することが困難であり、他品種少
量生産の無人化が困難であるという問題がある。
また一般的に、従来は、板材加工機に対してワークを搬
入するときに、ワークを保持して搬入する保持装置と、
板材加工機から製品をクランプして搬出するクランプ装
置とが個別に設けられており、構成が複雑化するという
問題がある。
この発明は上述のごとき従来の問題に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、板材加工機に対して板材加工
機の一側方からワークの搬入,製品の搬出を簡単な構成
でもって容易に行なうことのできるワーク搬出入方法及
び装置を提供することである。
この発明の第2の目的は、種々の形状,寸法のワークお
よび製品を区分して貯蔵することができ、多品種少量生
産の無人化を図ることのできるワーク搬出入方法及び装
置を提供することである。
この発明のその他の目的は、後述する実施例の説明を参
照することにより明らかになるであろう。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき目的を達成するために、この発明の方法
は、板状のワークの加工を行なう板材加工機の一側方
に、板材加工機に対してワークの搬入および板材加工機
において加工された製品の搬出を行なう搬出入ステーシ
ョンを設け、この搬出入ステーションを間にして、搬出
入ステーションの一側方に第1ステーションを、他側方
に第2ステーションを設け、上記搬出入ステーションと
第1ステーション又は第2ステーションとの間を往復動
される素材パレットが搬出入ステーションに位置すると
きに、搬出入ステーションに設けられたワーク搬出入移
送装置により、素材パレット上に積載された複数のワー
クから少なくとも1枚のワークを分離して板材加工機へ
搬入し、上記ワークを板材加工機において加工中に、搬
出入ステーションから第1ステーション又は第2ステー
ションへ素材パレットを移動すると共に、第2ステーシ
ョン又は第1ステーションに位置する製品パレットを搬
出入ステーションへ移動し、前記板材加工機において加
工された製品を前記ワーク搬出入移送装置により搬出入
ステーションに位置決めされた前記製品パレット上に搬
出して積載した後、製品パレットを第2ステーション又
は第1ステーションへ戻すと共に素材パレットを搬出入
ステーションへ再び移動し、素材パレット上の次のワー
クを板材加工機へ搬出してワークの加工を行うことを繰
り返すものである。
また、この発明の装置は、板状のワークの加工を行なう
板材加工機に対してワークの搬出入を行なう装置にし
て、板材加工機へ搬入するワークを積載した複数の素材
パレットおよび板材加工機において加工された製品を積
載した複数の製品パレットを収納する複数のパレット収
納棚を上下に複数段に備え、かつ板材加工機の一側方に
配置されたワーク貯蔵装置と;板材加工機に対してワー
クの搬入および板材加工機によって加工された製品を板
材加工機から搬出すべくワーク貯蔵装置の下部に設けら
れた搬出入ステーションにおいて素材パレットあるいは
製品パレットを上下動する第1リフター装置と;前記ワ
ーク貯蔵装置の適宜のパレット収納棚から素材パレット
又は製品パレットを取り出して前記第1リフター装置上
へ移送し、或は第1リフター装置上の素材パレット又は
製品パレットをワーク貯蔵装置の適宜のパレット収納棚
へ移送すべく、搬出入ステーションの一側方に設けられ
た第1ステーションに上下動自在に設けられたエレベー
タ装置と;上記エレベータ装置から第1リフター装置上
へ素材パレット又は製品パレットを移送するときに、第
1リフター装置上に予め載置してあった製品パレット又
は素材パレットを一時的に支持すべく、前記搬出入ステ
ーションの他側方に設けられた第2ステーションに上下
動自在に設けられた第2リフター装置と;前記搬出入ス
テーションの第1リフター装置に支持された素材パレッ
ト上のワークを少なくとも1枚毎分離して板材加工機へ
搬入すると共に、板材加工機において加工された製品を
第1リフター装置上に移送された製品パレットの位置ま
で搬出するワーク搬出入移送装置と;を備えてなるもの
である。
(実施例) 第1図,第2図を参照するに、板状のワークWの加工を
行なう板材加工機1として、本実施例においてはタレッ
トパンチプレスが例示されている。ここに例示したタレ
ットパンチプレス1の構成は公知であるが、その概略的
な構成について説明すると、タレットパンチプレス1の
フレーム本体3はC型あるいは門型を成している。この
フレーム本体3には、多数のパンチを支承した上部タレ
ットおよび多数のダイを支承した下部タレットを上下に
対向して備えたタレット装置5が水平に回転自在に装着
されていると共に、加工位置に割出し位置決めされたパ
ンチを打圧するストライカー7が上下動自在に備えられ
ている。
さらにタレットパンチプレス1のフレーム本体3に固定
した固定テーブル9の左右両側には、可動テーブル11A,
11Bが前後方向(Y軸方向)へ移動自在に備えられてお
り、両可動テーブル11A,11Bは、左右方向(X軸方向)
に延伸したキャリッジベース13によって一体的に連結し
てある。このキャリッジベース13には、キャリッジ15が
X軸方向へ移動自在に支承されており、このキャリッジ
15には、ワークWをクランプする複数のワーククランプ
17が装着されている。
さらに、キャリッジベース13には、一方の可動テーブル
11Aの上方においてY軸方向に延伸した支持バー19が設
けられており、この支持バー19の先端側には、固定テー
ブル9,可動テーブル11A上に載置されたワークWを前記
ワーククランプ17の方向へ移動して当接せしめるワーク
プッシャー21がY軸方向へ移動自在に支承されている。
また、支持バー19の基部側には、前記ワークWを吸着し
てX軸およびY軸に対して交差する方向(第1図におい
ては左下方向)へ移動せしめる原点位置決め装置23が装
着されている。この原点位置決め装置23は、X軸および
Y軸に対して交差する方向へワークWが移動せしめて、
Y軸方向の基準位置へ予め位置決めされている前記ワー
ククランプ17および可動テーブル11AのX軸方向の端部
にテーブル面に対して出没自在に備えたX軸基準ピン25
へワークWを当接し、原点位置へワークWを位置決めす
る作用をなすものである。
上記構成のごときタレットパンチプレスは、前述したよ
うに公知であるので、さらに詳細な構成の説明および作
用の説明は省略する。
次に、前記タレットパンチプレス等のごとき板材加工機
1に対してワークWを搬入し、かつ板材加工機1におい
て加工された製品を搬出するワーク搬出入装置27の詳細
について説明する。
第1図,第2図より理解されるように、ワーク搬出入装
置27は、板材加工機1の一側方(左側)に配置されてい
る。このワーク搬出入装置27には、板材加工機1へ搬入
するワークWを積載した複数のパレットP(素材パレッ
ト)および板材加工機1において加工された製品Gを積
載した複数のパレットP(製品パレット)を収納する複
数のパレット収納棚29(第2図,第3図参照)を上下に
複数段に備えたワーク貯蔵装置31が備えられている。
より詳細には、上記ワーク貯蔵装置31は、例えばチャン
ネル材等よりなる複数本の支柱33を立設し、かつ各支柱
33を複数本の水平なビーム部材によって連結した枠体フ
レーム35に構成してある。
そして、第2図,第3図に示されるように、各パレット
Pの左右両側に備えた複数の車輪を案内支持すべく、枠
体フレーム35の内側には、断面形状がL字形状のガイド
レール37が左右に対向して設けられている。上記ガイド
レール37を上下に複数設けることによって、枠体フレー
ム35の上部側内部を、パレットPを収納する複数のパレ
ット収納棚29に区画してある。また、上記枠体フレーム
35の下部には、パレ トPに積載されたワークWを前記
板材加工機1へ搬入し、かつ板材加工機1において加工
された製品Gを搬出してパレットPに積載する領域とし
て、搬出入ステーションST−0(第3図,第1図参照)
が設けられている。
より詳細には、枠体フレーム35の下部の搬出入ステーシ
ョンST−0には、第3図に示されるように、パレットP
を支持して上下動する第1リフター装置39が配置されて
いる。この第1リフター装置39は、X字形状の一対のリ
ンクでもって支持テーブル41を水平に支持し、流体圧シ
リンダによって上記リンクを作動して支持テーブル41を
上下動する構成であって、通常の一般的なリフター装置
の構造と同様の構造であるので、第1リフター装置39の
構成についての詳細な説明は省略する。
前記第1リフター装置39に支持された素材パレットPに
積載されたワークWを1枚毎分離して板材加工機1へ搬
入するために、また板材加工機1において加工された製
品Gを第1リフター装置39に支持された製品パレットP
上に搬出するために、第1リフター装置39の上方位置に
は、ワーク搬出入移送装置43が設けられている。
より詳細には、第2図,第3図より理解されるように、
枠体フレーム35の内側の一一側には、前記板材加工機1
の上方にまで延伸した支持ビーム45が水平に設けられて
おり、この支持ビーム45に移送ローダ47が往復動自在に
支承されている。詳細な図示は省略するが、上記移送ロ
ーダ47にはモータ49が装着してあり、このモータ49によ
って回転されるピニオン(図示省略)が支持ビーム45に
設けたラック(図示省略)に噛合してある。
したがって、上記モータ49を正回転あるいは逆回転する
ことにより、支持ビーム45に沿って移送ローダ47をX軸
方向(第2図において左右方向)に往復動することがで
きるものである。
上記移送ローダ47の下部には、第3図より理解されるよ
うに、Y軸方向(第3図においては左右方向)に延伸し
たクランプホルダ51が片持式に支持されており、このク
ランプホルダ51には、ワークWの端縁部をクランプする
複数のワーククランプ53が取付けてある。
したがって、上記ワーククランプ53によりワークWをク
ランプして板材加工機1の方向へ移動することにより、
ワークWを板材加工機1へ搬入することができる。ま
た、板材加工機1において加工された製品Gを上記ワー
ククランプ53によりクランプした後に、元の位置へ復帰
することにより、板材加工機1から製品Gを搬出するこ
とができるものである。
既に理解されるように、ワーク搬出入移送装置43は、搬
出入ステーションST−0から板材加工機1へワークWを
搬入する搬入装置と、板材加工機1から製品Gを搬出す
る搬出装置とを兼ねるものである。
前記搬出入ステーションST−0において第1リフター装
置39上のパレットP上からワークWを1枚毎分離するた
めに、搬出入ステーションST−0には、ワークWの端部
付近を吸着して持上げる吸着持上げ装置55が設けられて
いる。すなわち、第2図,第3図に示されるように、搬
出入ステーションST−0には、枠体フレーム35に上下動
自在にシリンダ57が装着してあり、このシリンダ57に上
下動自在に支持されたパッドホルダ59に複数の吸着パッ
ド61が垂設してある。
したがって、前記シリンダ57を作動してパッドホルダ59
を上下動せしめることにより、第1リフター装置39上に
支持されたワークWの端部付近を吸着パッド61により吸
着し、下側のワークから分離して持上げることができる
ものである。
前記吸着持上げ装置55によって持上げられたワークWを
水平に支持し、かつ板材加工機1に対して搬出入するた
めに、搬出入ステーションST−0にはスラットコンベア
63(第2図参照)が設けられている。このスラットコン
ベア63は、枠体フレーム35に回転自在に支承された複数
のチェンスプロケット65にエンドレス状の一対のチェン
67を掛回し、上記チェン67の適宜範囲に亘って複数のパ
イプローラ69が回転自在に支承されている。上記チェン
67は、適宜位置に設けたモータ71によって走行駆動され
るものである。
上記構成により、前記吸着持上げ装置55によってワーク
Wの一端部側を吸着して持上げた後に、モータ71の駆動
により、第2図においてチェン67を時計回り方向へ走行
せしめて、複数のパイプローラ69を上側に位置せしめる
と、ワークWは複数のパイプローラ69によって水平に支
持されることとなる。
したがって、ワークWの一端部を前記ワーククランプ53
でもってクランプした後、前記移送ローダ47を第2図に
おいて右方向へ移動すると共に前記チェン67を時計回り
方向へ走行せしめることにより、ワークWを板材加工機
1へ搬入することができるものである。
逆に、前記ワーククランプ53が板材加工機1において加
工された製品をクランプして、第2図の左方向に移動す
るとき、前記複数のパイプローラ69でもって製品を支持
することができるものである。そして、ワーククランプ
53に製品の一端部がクランプされた状態にあるときに、
前記チェン67を、第2図において反時計回り方向へ回動
せしめて、複数のパイプローラ69を側方へ移動すること
により、第1リフター装置39の上方が開放されるので、
製品を第1リフター装置39上のパレットP上に落下し積
載することができるものである。
前記ワーク貯蔵装置31のパレット収納棚29から適宜のパ
レットPを取り出して前記第1リフター装置39上へ移送
するために、或いは第1リフター装置39上のパレットP
をパレット収納棚29へ収納するために、前記搬出入ステ
ーションST−0のY軸方向の一側方に設けた第1ステー
ションST−1にエレベータ装置73が上下動自在に設けら
れている。
より詳細には、上記エレベータ装置73は、前記枠体フレ
ーム35の支柱33に設けた垂直なガイドレール(図示省
略)に案内されて上下動するもので、このエレベータ装
置73には、枠体フレーム35の上部に装着したウィンチ装
置75におけるスプロケット75Sに掛回されて上下動され
るチェン77が連結してある。
上記構成により、ウィンチ装置75の駆動によりエレベー
タ装置73を適宜に上下動することができ、エレベータ装
置73を、各パレット収納棚29に対応した高さ位置および
第1リフター装置39に対してパレットPの送り出し等を
行なう高さ位置に位置決めすることができるものであ
る。
前記パレット収納棚29および第1リフター装置39に対し
てパレットPの送り出し及び引込みを行なうために、前
記エレベータ装置73には、パレット移送装置77が第3図
において左右方向へ往復動自在に備えられている。
より詳細には、エレベータ装置73には、パレットPを支
持するために、前記パレット収納棚29の複数のガイドレ
ール37と同幅の位置に一対のガイドレール79を水平に備
えている。さらにエレベータ装置73には、前記パレット
移送装置77を案内する一対のガイドレール81が水平に設
けてあると共にラック83が水平に設けてある。そして、
パレット移送装置77には、パレットPの端部に備えた係
合突出部PPと係脱自在な係合爪部材85が上下移動自在に
設けられていると共にモータ87が装着されている。この
モータ87によって回転されるピニオン89が前記ラック83
に噛合してある。
上記構成により、モータ87を適宜に駆動することによ
り、パレット移送装置77が第3図において左右方向に移
動されるものである。また、係合爪85をパレットPの係
合突出部PPに係合して移動することにより、各パレット
収納棚29,第1リフター装置39に対してパレットPの送
り込み及び引出しを行なうことができるものである。
前記エレベータ装置73側から第1リフター装置39の位置
へパレットPを送り出すとき、第1リフター装置39に予
め支持されていたパレットPを一時的に退避するため
に、前記搬出入ステーションST−0の他側方に設けた第
2ステーションST−2に、第2リフター装置91が上下動
自在に配置されている。
上記第2リフター装置91は、前記第1リフター装置39と
同様の機構によって上下動するものである。この第2リ
フター装置91において上下動自在な支持テーブル93上に
は、第1リフター装置39に対してパレットPの送り出し
及び引き込みを行なうために、前記エレベータ装置73に
備えられたパレット移送装置77等と同様の装置,機構が
対象形に設けられている。
したがって説明が重複することとなるので、エレベータ
装置73における各構成部材と同一機能を奏する構成部材
には同一符号を付することとして、詳細な説明は省略す
る。なお、符号95はミニシリンダで、係合爪部材85を上
下動するためのものである。
以上のごとき構成において、先ず、エレベータ装置73を
適宜位置のパレット収納棚29の高さ位置に上昇せしめ
て、このパレット収納棚29から空のパレットPを引出
し、最下降位置まで下降する。エレベータ装置73が最下
降位置に位置すると、エレベータ装置73のガイドレール
79と搬入ステーションST−0における下部ガイドレール
97(第3図参照)との高さが一致する。
したがって、第1リフター装置39の支持テーブル41を下
部ガイドレール97より下降せしめておくことにより、エ
レベータ装置73から上記下部ガイドレール97上へ空のパ
レットPを送り出すことができる。
上述のごとく下部ガイドレール97上に空のパレットPを
送り出すと、第2ステーションST−2における第2リフ
ター装置91が下降作動して、第2リフター装置91のガイ
ドレール79上に空のパレットPを引き込む。
前述のごとく、エレベータ装置73から空のパレットP
を、搬出入ステーションST−0の下部ガイドレール97上
に送り出した後、エレベータ装置73は上昇され、任意の
パレット収納棚29に対応する高さ位置に位置決めされ、
このパレット収納棚29からワークWを積載してあるパレ
ットP(以下素材パレットPと称す)を引き出し、前述
のように最下降位置に下降する。そして、素材パレット
Pを前記下部ガイドレール97上に送り出す。
上述のごとく素材パレットPが下部ガイドレール97上に
送りだされると、第1リフター装置39が適宜に上昇し、
素材パレットP上の最上部のワークWが所定の高さ位置
となるように、素材パレットPを押し上げる。
素材パレットPが所定高さに押し上げられると、吸着持
上げ装置55における吸着パッド61が下降され、最上部の
ワークWの一端側を吸着した後に持上げられる。吸着持
上げ装置55によってワークWの一端側が持上げられる
と、スラットコンベア63における複数のパイプローラ69
でワークWを支持すべく、複数のパイプローラ69が上部
側へ移動される。
ワークWがスラットコンベア63によって水平に支持され
ると、ワーク搬出入移送装置43のワーククランプ53がワ
ークWの端部へ接近するように移動され、ワークWの端
部をクランクプする。
上述のごとく、ワーク搬出入移送装置43のワーククラン
プ53でワークWの端部をクランプした後、ワーク搬出入
移送装置43のみの移動あるいはワーク搬出入移送装置43
とスラットコンベア63との移動により、ワークWを板材
加工機1の可動テーブル11A上に搬入する。
可動テーブル11A上にワークWが搬入されると、ワーク
プッシャー21および原点位置決め装置23の作用によっ
て、ワークWは板材加工機1の原点位置に位置決めされ
ると共に、板材加工機1におけるワーククランプ17に把
持され、かつX軸,Y軸方向へ移動位置決めされ、適宜の
加工が行われる。
前述のごとく、板材加工機1へワークWを搬入した後、
前記ワーク搬出入移送装置43は、板材加工機1とワーク
搬出入装置27との間に配置された中間テーブルT(第1
図,第2図参照)の位置に待機される。
また、前述のごとく板材加工機1においてワークWの加
工が行なわれている間に、搬出入ステーションST−0に
おける前記素材パレットPを第1ステーションST−1の
前記エレベータ装置73上に引き戻すと共に、第2ステー
ションST−2において第2リフター装置91に支持されて
いた空のパレットP(以後製品パレットPと称す)を、
搬出入ステーションST−0における上部ガイドレール99
(第3図参照)あるいは前記下部ガイドレール)に移動
する。
前記板材加工機1においてワークWの加工が終了する
と、待機状態にあるワーク搬出入移送装置43が板材加工
機1側へ移動し、そのワーククランプ53でもって加工さ
れた製品Gの一端部をクランプした後、上記製品Gを板
材加工機1から搬出する。
ワーク搬出入移送装置43が製品Gを把持して元の位置に
復帰すると、製品Gは前記製品パレットPの上方位置に
おいてスラットコンベア63の複数のパイプローラ69に水
平に支持された状態にある。したがって、スラットコン
ベア63における複数のパイプローラ69を側方へ移動し
て、製品パレットPの上方を開放すると共にワーククラ
ンプ53によるクランプを解除することにより、製品Gは
製品パレットP上に落下して載置されることとなる。
上述のごとく、製品パレットP上に製品Gを載置した
後、製品パレットPを第2ステーションST−2の第2リ
フター装置91へ再び戻すと共に、第1ステーションST−
1のエレベータ装置73上の素材パレットPを搬出入ステ
ーションST−0に再び戻し、板材加工機1に対してワー
クWの搬入を再開する。
すなわち、搬出入ステーションST−0と第1ステーショ
ンST−1との間において素材パレットPの往復動を行な
い、かつ搬出入ステーションST−0と第2ステーション
ST−2との間において製品パレットPの往復動を行なっ
て、板材加工機1に対するワークWの搬入と、板材加工
機1において加工された製品Gの搬出とを交互に行なう
ことを繰り返す。
そして、素材パレットP上にワークWが無くなり、全て
の製品Gが製品パレットPに積載された後には、上記製
品パレットPを、上部ガイドレール99を経てエレベータ
装置73へ移送し、エレベータ装置73を上昇せしめて、空
のパレット収納棚29に上記製品パレットPを収納する。
また、空になった前記素材パレットPを第2リフター装
置91上に移送して、次の製品パレットPとする。
次に、エレベータ装置73により、次に加工すべきワーク
Wを積載した次の素材パレットPをパレット収納棚29か
ら取り出して、前述したように、搬出入ステーションST
−0の下部ガイドレール97の位置へ送り出し、前述した
ようにワークWの加工を再開することにより、ワーク貯
蔵装置31における各パレット収納棚29に予め収納してあ
るワークWを次々に加工することができる。
すなわち、この実施例によれば、ワーク搬出入装置27を
板材加工機1の一側方に配置でき、比較的狭い領域に設
置できる。また、種々の形状,寸法のワークWを次々に
加工することができると共に加工された製品を収納する
ことができ、多品種少量生産の無人化を図ることができ
るものである。
第4図,第5図は、ワーク搬出入装置の第2実施例を概
略的に示すものである。この第2図実施例に係るワーク
搬出入装置101が前述したワーク搬出入装置27と大きく
異なるところは、第2ステーションを省略し、搬出入ス
テーションST−0においてパレットPを支持するパレッ
ト支持装置103を設け、このパレット支持装置103を、パ
レットPを支持する支持姿勢位置と、パレットPの上下
動を許容すべくパレットPの支持を回避する支持回避位
置へと位置変更自在に設けてなることである。
なお、その他の構成は、同様の構成であり、前述のワー
ク搬出入装置27における各構成部材と同様の機能を奏す
るものであるから、第4図,第5図は概略的な図示にと
どめ、第1実施例に示したワーク搬出入装置27と同一機
能を奏する構成部材には同一符号を示すこととして、よ
り詳細な説明は省略する。
さて、前記パレット支持装置103は、第1ステーションS
T−1のエレベータ装置73から搬出入ステーションST−
0に搬送されるパレットPを案内支持するパレットガイ
ド部材105を上下に回動自在に備えている。
より詳細には、上記パレットガイド部材105は、枠体フ
レーム35に取付けたブラケット106に枢軸を介して上下
に回動自在に支承されているものである。上記パレット
ガイド部材105を上下に回動するために、枠体フレーム3
5に装着したシリンダ107のピストンロッド107の先端部
がパレットガイド部材105に枢支連結してある。
したがってパレットガイド部材105は、上記シリンダ107
の作用により、パレットPを支持する水平な支持姿勢位
置と、ほぼ垂直でパレットPの支持を回避した支持回避
位置とへ位置を変更されるものである。
この第2実施例においては、リフター装置39に例えば素
材パレットPを支持し、リフター装置39により素材パレ
ットPを所定高さ位置に押し上げ、ワーク搬出入移送装
置43に最上部のワークWを受け渡した後、前記パレット
ガイド部材105をほぼ垂直状の支持回避位置にして、素
材パレットPをパレットガイド部材105よりも低位置に
下降させる。
前記ワーク搬出入移送装置43によってワークWが板材加
工機1へ搬入されて加工されている間に、前記パレット
ガイド部材105を水平な支持姿勢位置に変更すると共
に、第1ステーションST−1におけるエレベータ装置73
から製品パレットPを前記パレットガイド部材105上に
移送し、待機する。
そして、板材加工機1において加工された製品Gをワー
ク搬出入移送装置43により板材加工機1から前記製品パ
レットP上に搬出し載置する。
製品パレットP上に製品Gを載置した後、製品パレット
Pをエレベータ装置73に戻し、パレットガイド部材105
をほぼ垂直な支持回避位置にし、リフター装置39により
素材パレットPを再び上昇せしめて、前述と同様にワー
ク搬出入移送装置43により次のワークWを板材加工機1
へ搬入して加工することを繰り返す。
そして、素材パレットP上にワークWが無くなり、全て
の製品Gが製品パレットPに積載された後、エレベータ
装置73により製品パレットPを適宜のパレット収納棚29
に収納する。また、空になった素材パレットPをエレベ
ータ装置73へ移送して適宜のパレット収納棚29に一旦収
納した後、次に加工すべきワークWを積載した素材パレ
ットPを任意のパレット収納棚29からエレベータ装置73
に取出し、この素材パレットPをリフター装置39に受け
渡した後に、エレベータ装置73に空のパレットPを取出
して製品パレットとすることにより、ワーク貯蔵装置31
に予じめ貯蔵された種々の形状、寸法のワークWを次々
に加工することができるものである。
すなわち、この第2実施例に係る装置においても、第1
実施例に示した装置と同様の効果を奏し得るものであ
る。
なお、この第2実施例においては、リフター装置39に素
材パレットを、エレベータ装置に製品パレットを配置し
て説明したが、素材パレットと製品パレットの配置を逆
にすることも可能なものである。
第6図は第3実施例を示すもので、第1図〜第3図を例
示した第1実施例の装置における搬出入ステーションST
−0に、第4図,第5図に例示した第2実施例における
パレット支持装置103を追加した構成である。したがっ
て、説明が重複することとなるので、第1実施例および
第2実施例にて説明した各構成部材と同様の機能を奏す
る構成部材には同一符号を付することとして詳細な説明
は省略する。
この第3実施例においては、パレット支持装置103又は
第1リフター装置39で素材パレット又は製品パレットを
支持し、第2ステーションST−2の第2リフター装置91
とパレット支持装置103との間を製品パレット又は素材
パレットを往復動せしめて、板材加工機に対する板材の
搬入および加工され製品の積載を行なうものである。
すなわち、パレット支持装置103(あるいは上昇せしめ
た第1リフター装置39)に支持された素材パレットから
板材を取出して板材加工機へ搬入した後、パレット支持
装置103上の素材パレットを第2ステーションST−2の
第2リフター装置91上へ移動する(或は第1リフター装
置39を下降せしめて、素材パレットをパレット支持装置
103より下降せしめる)。
次に、第1リフター装置39を上昇せしめて、支持してい
る製品パレットをパレット支持装置103より上昇せしめ
る(或は第2リフター装置91からパレット支持装置103
上に製品パレットを移動する)。そして、板材加工機に
おいて加工された製品を搬出して上記製品パレット上に
積載する。
上述のごとく、搬出入ステーションST−0と第2ステー
ションST−2の間でパレットの移動を行なって、板材が
加工機に対する板材の搬入および加工された製品の積載
を行なっている間に、第1ステーションST−1のエレベ
ータ装置73を利用して、パレット収納棚29に対する素材
パレットの補給あるいはパレット収納棚29からの製品パ
レットの取出し等を行なうことができる。
すなわち、この第3実施例においては、板材の加工中
に、エレベータ装置73を別の用途に使用可能なものであ
る。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この
発明によれば、板材加工機に対してワークの搬出入を行
なう装置を板材加工機の一側方に配置して、簡単な構成
でもってワークの搬出入が行なわれ得ると共に、種々の
ワークおよび製品を区分して貯蔵することができ、多種
少量生産の無人化を図ることが容易なものである。
また、板材加工機に対してワークの搬出入を行なうワー
ククランプを搬入用および搬出用に兼ねることができ、
構成がより簡単になるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図は本実施
例に係る装置と板材加工機との位置的関係を示した平面
図である。 第2図は同上の正面図である。 第3図は第2図におけるIII−III線の矢視図の側面図で
ある。 第4図は第2実施例を示す概略的な正面図である。 第5図は同上の右側面図である。 第6図は第3実施例を示すもので、第2図と同様の正面
図である。 1……板材加工機 27……ワーク搬出入装置 29……パレット収納棚 39……第1リフター装置 31……ワーク貯蔵装置 43……ワーク搬出入移送装置 73……エレベータ装置 91……第2リフター装置 ST−0……搬出入ステーション ST−1……第1ステーション ST−2……第2ステーション P……パレット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状のワークの加工を行なう板材加工機の
    一側方に、板材加工機に対してワークの搬入および板材
    加工機において加工された製品の搬出を行なう搬出入ス
    テーションを設け、この搬出入ステーションを間にし
    て、搬出入ステーションの一側方に第1ステーション
    を、他側方に第2ステーションを設け、上記搬出入ステ
    ーションと第1ステーション又は第2ステーションとの
    間を往復動される素材パレットが搬出入ステーションに
    位置するときに、搬出入ステーションに設けられたワー
    ク搬出入移送装置により、素材パレットに積載された複
    数のワークから少なくとも1枚のワークを分離して板材
    加工機へ搬入し、上記ワークを板材加工機において加工
    中に、搬出入ステーションから第1ステーション又は第
    2ステーションへ素材パレットを移動すると共に第2ス
    テーション又は第1ステーションに位置する製品パレッ
    トを搬出入ステーションへ移動し、前記板材加工機にお
    いて加工された製品を前記ワーク搬出入移送装置により
    搬出入ステーションに位置決めされた前記製品パレット
    上に搬出して積載した後、製品パレットを第2ステーシ
    ョン又は第1ステーションへ戻すと共に素材パレットを
    搬出入ステーションへ再び移動し、素材パレット上の次
    のワークを板材加工機へ搬入してワークの加工を行なう
    ことを繰り返すことを特徴とする板材加工機に対するワ
    ークの搬出入方法。
  2. 【請求項2】板状のワークの加工を行なう板材加工機に
    対してワークの搬出入を行なう装置にして、板材加工機
    へ搬入するワークを積載した複数の素材パレットおよび
    板材加工機において加工された製品を積載した複数の製
    品パレットを収納する複数のパレット収納棚を上下に複
    数段に備え、かつ板材加工機の一側方に配置されたワー
    ク貯蔵装置と、 板材加工機に対してワークの搬入および板材加工機によ
    って加工された製品を板材加工機から搬出すべくワーク
    貯蔵装置の下部に設けられた搬出入ステーションにおい
    て素材パレットあるいは製品パレットを上下動する第1
    リフター装置と、 前記ワーク貯蔵装置の適宜のパレット収納棚から素材パ
    レットまたは製品パレットを取り出して前記第1リフタ
    ー装置上へ移送し、或は第1リフター装置上の素材パレ
    ット又は製品パレットをワーク貯蔵装置の適宜のパレッ
    ト収納棚へ移送すべく、搬出入ステーションの一側方に
    設けられた第1ステーションに上下動自在に設けられた
    エレベータ装置と、 上記エレベータ装置から第1リフター装置上へ素材パレ
    ットまたは製品パレットを移送するときに、第1リフタ
    ー装置上に予め載置してあった製品パレット又は素材パ
    レットを支持すべく、前記搬出入ステーションの他側方
    に設けられた第2ステーションに上下動自在に設けられ
    た第2リフター装置と、 前記搬出入ステーションの第1リフター装置に支持され
    た素材パレット上のワークを少なくとも1枚毎分離して
    板材加工機へ搬入すると共に、板材加工機において加工
    された製品を第1リフター装置上に移送された製品パレ
    ットの位置まで搬出するワーク搬出入移送装置と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機に対するワー
    クの搬出入装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項に記載の装置にし
    て、エレベータ装置および第2リフター装置は、第1リ
    フター装置に対して素材パレット又は製品パレットの送
    出し及び引込みを行なうパレット移送装置を往復動自在
    に備えていることを特徴とする板材加工機に対するワー
    クの搬出入装置。
  4. 【請求項4】板状のワークの加工を行なう板材加工機の
    一側方に、板材加工機に対してワークの搬入および板材
    加工機において加工された製品の搬出を行なう搬出入ス
    テーションを設け、この搬出入ステーションを間にし
    て、搬出入ステーションの一側方に第1ステーション
    を、他側方に第2ステーションを設け、前記搬出入ステ
    ーションに、ワークを積載した素材パレット又は製品を
    積載する製品パレットを上下動する第1リフター装置お
    よび素材パレット又は製品パレットを一時的に支持する
    パレット支持装置を設けると共に、素材パレットに積載
    されたワークを1枚毎分離して板材加工機へ搬入すると
    共に板材加工機において加工された製品を製品パレット
    上に積載するワーク搬出入移送装置を設け、前記搬出入
    ステーションの側方に設けられた第2ステーションにお
    いて上下動自在な第2リフター装置から前記パレット支
    持装置に対して素材パレット又は製品パレットを移送自
    在に設けてなり、第1リフター装置に素材パレット又は
    製品パレットの一方を支持したときに前記第2リフター
    装置に製品パレット又は素材パレットの他方を支持し
    て、第1リフター装置に支持された素材パレットあるい
    は第2リフター装置からパレット支持装置に移送された
    素材パレット上からワーク搬出入移送装置によりワーク
    を板材加工機へ搬入し、板材加工機において上記ワーク
    の加工中に、パレット支持装置から素材パレットを第2
    リフター装置へ戻して第1リフター装置に支持された製
    品パレットを適宜に上昇せしめ或は第1リフター装置に
    支持された素材パレットを下降せしめて第2リフター装
    置からパレット支持装置へ製品パレットを移送し、前記
    板材加工機において加工された製品を前記ワーク搬出入
    移送装置により製品パレット上に搬出して積載すること
    を特徴とする板材加工機に対するワークの搬出入方法。
  5. 【請求項5】板状のワークの加工を行なう板材加工機に
    対してワークの搬出入を行なう装置にして、板材加工機
    へ搬入するワークを積載した複数の素材パレットおよび
    板材加工機において加工された製品を積載した複数の製
    品パレットを収納する複数のパレット収納棚を上下に複
    数段に備え、かつ板材加工機の一側方に配置されたワー
    ク貯蔵装置と、 板材加工機に対してワークの搬入および板材加工機によ
    って加工された製品を板材加工機から搬出すべくワーク
    貯蔵装置の下部に設けられた搬出入ステーションにおい
    て素材パレットあるいは製品パレットを一時的に支持す
    るパレット支持装置及びパレットを上下動する第1リフ
    ター装置と、 前記ワーク貯蔵装置の適宜のパレット収納棚から素材パ
    レットまたは製品パレットを取り出して前記パレット支
    持装置又は第1リフター装置上へ移送し、或は第1リフ
    ター装置又はパレット支持装置上の素材パレット又は製
    品パレットをワーク貯蔵装置の適宜のパレット収納棚へ
    移送すべく、搬出入ステーションの一側方に設けられた
    第1ステーションに上下動自在に設けられたエレベータ
    装置と、 上記エレベータ装置からパレット支持装置又は第1リフ
    ター装置上へ素材パレットまたは製品パレットを移送す
    るときに、パレット支持装置又は第1リフター装置上に
    予め載置してあった製品パレット又は素材パレットを一
    時的に退避すべく、前記搬出入ステーションの他側方に
    設けられた第2ステーションに上下動自在に設けられた
    第2リフター装置と、 前記搬出入ステーションのパレット支持装置又は第1リ
    フター装置に支持された素材パレット上のワークを少な
    くとも1枚毎分離して板材加工機へ搬入すると共に、板
    材加工機において加工された製品をパレット支持装置又
    は第1リフター装置上に移送された製品パレットの位置
    まで搬出するワーク搬出入移送装置と、 を備えてなることを特徴とする板材加工機に対するワー
    クの搬出入装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項に記載の装置にし
    て、パレット支持装置は、パレットを案内支持するパレ
    ットガイド部材を備えてなり、このパレットガイド部材
    は、パレットを支持する支持姿勢位置と、パレットの上
    下動を許容すべくパレットの支持を回避する支持回避位
    置とへ位置変更自在に設けてなることを特徴とする板材
    加工機に対するワークの搬出入装置。
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