JP6194694B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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この発明は電力変換装置に関し、特に、第1の交流電圧を全波整流して直流電圧を出力する全波整流器と、チョークインプット形のLCフィルタと、LCフィルタの出力にスイッチングを行って第2の交流電圧に変換するインバータとを備える装置に関する。
下掲の非特許文献1には、直流リンクから電解コンデンサなどの平滑回路を排除した電力変換装置が紹介されている。このような構成では入力電流の波形改善のため、交流電源側にインダクタとコンデンサで構成される交流フィルタが設けられる。
下掲の特許文献1では、ダイオードブリッジとインバータとの間の直流リンク部にチョークインプット型のLCフィルタを設けた構成が開示されている。
特許第4067021号公報 特許第4750553号公報 特開2010−252410号公報
飯盛、篠原、室屋、北中、「誘導電動機駆動用平滑回路なし電圧形インバータのコンバータ電流制御法とその運転特性」、電気学会論文誌D、平成11年2月、第119巻2号、p.133−141
電源電圧に歪みや変動が発生した場合、それが加振源となって、LCフィルタによって決定される共振周波数以上の周波数で、直流リンク部の電圧が振動する。
特許文献1ではLCフィルタを構成するインダクタンス素子の両端電圧に基づいて、インバータを制御し、以て直流電圧の振動を抑制しつつ、入力電流のひずみを抑制する技術が開示されている。特許文献2では、直流リンク電圧に基づいてインバータを制御している。
このような制御の帯域が狭い場合に(例えばインバータのスイッチング周波数が低い場合)、制御に用いる操作量が高周波で振動すると、制御系としての安定性が低下する。制御系としての安定性が低下すると発振現象を招来する。
かかる制御系としての安定性を維持するには、インダクタンス素子の両端電圧や、直流リンク電圧の共振周波数成分だけを制御に帰還させることが考えられる。これは、例えばバンドパスフィルタ等を用い、補償したい周波数成分だけを取り出すことで実現されるであろう。
しかしそのような特定の周波数成分を取り出すには、LCフィルタを構成する素子のインダクタや静電容量、更には電源インピーダンスについて、ばらつくことを考慮しなければならない。このようなばらつきは共振周波数のばらつきを招来し、特定の周波数成分を取り出すことは容易ではない。
また、高次の周波数についてはローパスフィルタを用いて除去することも考えられる。しかし共振周波数と振動成分とが十分に離れていない場合には、必要な成分まで除去してしまう可能性がある。また、位相遅れが大きくなることで、制御系の不安定を招来する。
特許文献3では、制御に用いる操作量を制限することで、操作量が過大とならないようにし、制御の安定性を防いでいると考えられる。しかし、その操作量の制限について、具体的な指針は示されていない。また特許文献3は負荷の変動に対応する技術であり、電源電圧のひずみや変動に対応していない。
上記の事情に鑑み、この発明は、インバータのスイッチング周波数を高めることなく、電源電圧変動に起因した制御不安定を回避することを目的とする。
この発明にかかる電力変換装置は、電源(E1)から入力する第1の交流電圧を全波整流して直流電圧を出力する全波整流器(1)と、インダクタ(L1)と、コンデンサ(C1)とを有し、前記直流電圧の高域側を減衰させて出力する、チョークインプット形のLCフィルタ(2)と、前記LCフィルタの出力にスイッチングを行って第2の交流電圧に変換するインバータ(3)と、前記LCフィルタの出力に対する前記第2の交流電圧の振幅の比を制御して、前記インバータに前記スイッチングを行わせる制御部(4)とを備える。
そして前記制御部は、前記インダクタの両端電圧(VL)、前記インダクタに入力する電流(iL)、前記コンデンサの両端電圧(Vdc)の少なくともいずれか一つに基づく修正量(Δk)で前記比を修正する修正部(41)と、前記電源のインピーダンス及び前記第1の交流電圧の歪みがない場合の前記修正量の最大値以上の所定値を上限として、前記修正量を定める修正値決定部(42)とを有する。
望ましくは、前記修正値決定部(42)は、前記電源のインピーダンス及び前記第1の交流電圧の歪みがない場合の前記修正量の最小値以下の所定値を以て、前記修正量の下限値を定める。
インバータのスイッチング周波数を高めることなく、電源電圧変動に起因した制御不安定が回避される。
実施の形態にかかる電力変換装置の構成を例示する回路図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 操作量の時間的変化を示すグラフである。 リアクタ電圧に基づいて修正量を設定した場合の諸量を示すグラフである。 リアクタ電圧に基づいて修正量を設定した場合の諸量を示すグラフである。
図1は、この実施の形態にかかる電力変換装置の構成を例示する回路図である。当該電力変換装置は、全波整流を行う全波整流器1と、LCフィルタ2と、インバータ3と、制御部4とを備えている。
全波整流器1は交流電源E1から入力されるN(Nは自然数)相交流電圧を全波整流して、直流電圧を直流線LH,LLの間に出力する。図1ではN=3の場合、即ち全波整流器1は、三相交流電圧を入力する三相の整流回路として例示される。ただし全波整流器1に入力される交流電圧の相数、即ち全波整流器1の相数は三相に限らず適宜に設定されればよい。
図1では全波整流器1はダイオードブリッジとして例示される。ただし全波整流器1はダイオードブリッジに限定されない。例えば、他励式整流回路であってもよく、あるいは自励式整流回路であってもよい。他励式整流回路としては例えばサイリスタブリッジ整流回路を採用でき、自励式整流回路としては例えばPWM(Pulse-Width-Modulation:パルス幅変調)方式のAC−DCコンバータを採用できる。
LCフィルタ2はチョークインプット形のローパスフィルタである。LCフィルタ2はコンデンサC1とリアクタ(インダクタ)L1とを有する。
コンデンサC1は直流線LH,LLの間に設けられている。コンデンサC1は例えばフィルムコンデンサである。このようなコンデンサC1は電解コンデンサに比べて安価である。一方で、コンデンサC1の静電容量は電解コンデンサの静電容量に比べて小さく、直流線LH,LLの間の直流電圧Vdcを十分に平滑しない。言い換えれば、コンデンサC1は全波整流器1が全波整流した整流電圧の脈動を許容する。よって直流電圧VdcはN相交流電圧の全波整流による脈動成分(即ちN相交流電圧の周波数の2N倍の周波数を有する脈動成分)を有する。図1の例示では、三相交流電圧を全波整流するので、直流電圧Vdcは三相交流電圧の周波数の6倍の周波数で脈動することとなる。
リアクタL1はコンデンサC1よりも全波整流器1側において、直流線LH又は直流線LL(図1の例示では直流線LH)に設けられる。
図1では、交流電源E1と全波整流器1との間の電源インピーダンスを、抵抗とインダクタンスとの直列接続体9で示している。
コンデンサC1の静電容量は上述の通り小さいので、このLCフィルタの共振周波数は高くなる傾向にある。同様にリアクタL1のインダクタンスを小さくすればするほど、共振周波数は更に高くなる傾向にある。例えば図1においてコンデンサC1の静電容量が40μFであり、リアクタL1のインダクタンスが0.5mHである場合、共振周波数は約1.125kHz程度になる。
インバータ3は直流線LH,LLの間の直流電圧(コンデンサC1が支持する直流電圧)Vdcを入力する。そしてインバータ3は、制御部4からのスイッチング信号Sに基づいて直流電圧Vdcを交流電圧に変換し、この交流電圧を誘導性負荷M1へと出力する。
図1では、例えばインバータ3は直流線LH,LLの間で互いに直列に接続される一対のスイッチング部を、三相分有している。図1の例示では、一対のスイッチング部Sup,Sunが互いに直列に接続され、一対のスイッチング部Svp,Svnが互いに直列に接続され、一対のスイッチング部Swp,Swnが互いに直列に接続される。そして各相の一対のスイッチング部Sxp,Sxn(xはu,v,wを代表する、以下同様)の間の接続点が出力線Pxを介して誘導性負荷M1に接続される。これらのスイッチング部Sxp,Sxnが適切なスイッチング信号Sに基づいて導通/非導通することで、インバータ3は直流電圧Vdcを三相交流電圧に変換してこれを誘導性負荷M1へと出力する。
誘導性負荷M1は例えば回転機(例えば誘導機又は同期機)であってもよい。また図1の例示では三相の誘導性負荷M1が例示されているものの、その相数はこれに限らない。換言すれば、インバータ3は三相の電力変換器に限らない。以下では、インバータ3が出力する交流電圧を出力電圧とも呼ぶ。
インバータ3は、スイッチング信号Sを介して、電圧制御率kに基づいて制御される。電圧制御率kとは直流電圧Vdc(これはLCフィルタ2の出力と把握することができる)に対するインバータ3の出力電圧の振幅Vmの比(=Vm/Vdc)である。つまり電圧制御率kは、直流電圧Vdcに対してどの程度の割合で交流電圧を出力するかを示す値となる。
直流電圧Vdcは電源電圧の歪み、変動の影響を受ける。その場合においても電圧制御率kを維持する制御を行っていると、振幅Vmにも電源電圧の歪み、変動の影響が及ぶ。かかる振幅の変動は、制御不安定を招来する。
もちろん、かかる変動の周波数と比較して高い周波数で制御を行うことができれば、換言すれば広い帯域で制御が可能であれば、かかる変動を回避するための制御を適時に行うことも考えられる。しかしそのような広い帯域での制御、換言すればインバータ3のスイッチング周波数を高めることは、電源の変動、歪みの周波数が高いことを考慮すれば容易ではない。
そこで、このような影響から振幅Vmの変動を回避するために、電圧制御率kを補正する。より詳細には、リアクタL1の両端電圧(リアクタ電圧)VL、リアクタL1に入力する電流iL、コンデンサC1の両端電圧たる直流電圧Vdcの少なくともいずれか一つに基づく修正量Δkで電圧制御率kを低減する補正を行う。
電力変換装置にはコンデンサ電圧検出部5とリアクタ電圧検出部6が設けられる。コンデンサ電圧検出部5はコンデンサC1の両端電圧(直流電圧Vdc)を検出し、例えばこれにアナログ/デジタル変換を施して、制御部4に出力する。
リアクタ電圧検出部6はリアクタ電圧VLを検出し、例えばこれにアナログ/デジタル変換を施して、制御部4に出力する。ここでは一例として、リアクタ電圧VLはリアクタL1の両端の電位のうちコンデンサC1側の電位を基準とした電圧である。
リアクタ電流検出部7はリアクタL1の電流(リアクタ電流)iLを検出し、例えばこれにアナログ/デジタル変換を施して、制御部4に出力する。ここでは一例として、リアクタ電流iLは全波整流器1からインバータ3へ向かう方向を正とする電流である。
入力電流検出部8は誘導性負荷M1に対して出力線Pxから与えられる電流Ixを検出し、例えばこれにアナログ/デジタル変換を施して、制御部4に出力する。
修正量Δkを用いた電圧制御率kの修正それ自体は、例えば上述の特許文献1〜3等で公知である。以下、簡単に説明する。
図2は制御部4の構成を示すブロック図である。制御部4は、第1ブロック401、第2ブロック402、第3ブロック403、減算器14を有している。
第1ブロック401には電流Ixが入力し、誘導性負荷M1の動作情報、例えば回転機の回転角周波数ωと、例えば回転軸座標系における電流Id,Iqを出力する。これらの出力は回転角周波数ωの指令値ω*に対する偏差Δωと共に第2ブロック402に入力する。
第2ブロック402は例えば回転軸座標系における電圧指令値Vd*,Vq*を第3ブロック403に出力する。第3ブロック403は電圧指令値Vd*,Vq*と、修正された電圧制御率k’とに基づいて、スイッチング信号Sを生成する。
電圧制御率k’は、減算器14によって電圧制御率kと修正量Δkとの差として求められる。つまり、減算器14は修正量Δkで電圧制御率kを修正する修正部として機能する。
以上のことから、制御部4は、電圧制御率k(あるいは電圧制御率k’)を制御して、インバータ3にスイッチングを行わせる機能を有している。
さて、制御部4は修正量Δkを決定する修正値決定部42を有する。修正値決定部42は制御ゲインGkを有する増幅部42aと、制限部42bとを有する。増幅部42aは、リアクタ電圧VL、リアクタ電流iL、直流電圧Vdcの少なくともいずれか一つを入力し、これに制御ゲインGkを乗じて出力する。制限部42bは修正量Δkの上限値と下限値とを決定する。そして制限部42bは増幅部42aの出力が上限値と下限値との間の値をとれば、これを修正量Δkとして出力する。制限部42bは増幅部42aの出力が上限値以上であれば上限値を修正量Δkとして出力する。制限部42bは増幅部42aの出力が下限値以下であれば下限値を修正量Δkとして出力する。
さて、LCフィルタ2に入力する電流が急激に変化するほど、リアクタ電圧VL、リアクタ電流iL、直流電圧Vdcの共振周波数成分は大きくなる。よって電源インピーダンスが無い場合が、最も共振周波数成分の振幅が大きい。
よって、電源インピーダンスが無い場合における、共振抑制制御の操作量、つまり修正量Δkの値に基づいて、その上限値と下限値とを決定する。これにより、電源電圧に歪みや変動が無い場合において、共振抑制制御の操作量が影響を受けることはない。
よって修正量Δkの上限は、電源電圧にひずみが無く、かつ電源インピーダンスが無い場合における修正量Δkの最大値以上の所定値に設定する。同様に、修正量Δkの下限は、電源電圧にひずみが無く、かつ電源インピーダンスが無い場合における修正量Δkの最小値以下の所定値に設定する。
図3は操作量Δkの時間的変化を示すグラフである。電源インピーダンスのインダクタンス成分lが0.0mH、0.2mH、0.4mHをとる場合の各々について、操作量Δkの時間的変化を示した。操作量Δkは時間に対して周期的に変動し、上述のようにインダクタンス成分が小さくなるほど変動量は増大する。
l=0.0mHの場合(これは電源インピーダンスが無い場合に相当する)における操作量Δkの最大値QM及び最小値Qmを示した。操作量Δkの上限ΔkMは(QM−Qm)×a+QMで(a≧0)、下限ΔkmはQm−(QM−Qm)×bで(b≧0)、それぞれ設定される。例えばa=b=0.1である。
このような上限ΔkM、下限Δkmは予め実測、あるいはシミュレーションによって求めておき、制限部42bに記憶させておくことができる。
制御部4は例えばマイクロコンピュータと記憶装置を含んで構成される。マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップ(換言すれば手順)を実行する。上記記憶装置は、例えばROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、書き換え可能な不揮発性メモリ(EPROM(Erasable Programmable ROM)等)、ハードディスク装置などの各種記憶装置の1つ又は複数で構成可能である。当該記憶装置は、各種の情報やデータ等を格納し、またマイクロコンピュータが実行するプログラムを格納し、また、プログラムを実行するための作業領域を提供する。なお、マイクロコンピュータは、プログラムに記述された各処理ステップに対応する各種手段として機能するとも把握でき、あるいは、各処理ステップに対応する各種機能を実現するとも把握できる。また、制御部4はこれに限らず、制御部4によって実行される各種手順、あるいは実現される各種手段又は各種機能の一部又は全部をハードウェアで実現しても構わない。
図4及び図5はいずれもリアクタ電圧VLに基づいて修正量Δkを設定した場合の諸量を示すグラフである。いずれも三相の電源電圧Vr,Vs,Vtにパルス状の歪みが生じた場合の諸量の振る舞いを示している。但し、図4は操作量Δkの上限ΔkM及び下限Δkmを設定しない場合を示し、図5は操作量Δkの上限ΔkM及び下限Δkmを設定した場合を示す(但しa=b=0.1に設定した)。
図5と図4を比較して理解されるように、直流電圧Vdc及びリアクタ電流iLの振幅は、操作量Δkの上限ΔkM及び下限Δkmを設けることで低減される。なお、比較しやすいように、図5では直流電圧Vdc及びリアクタ電流iLの最大値と最小値を示す破線の他、図4で示された直流電圧Vdc及びリアクタ電流iLの最大値と最小値を示す破線も追記した。
図5で示された操作量Δkの最大値と最小値(破線で示す)の差も、図4で示された操作量Δkと比較して顕著に低減していることが判る。
以上のように、操作量Δkの上限ΔkM及び下限Δkmを上述のように設定することにより、インバータ3のスイッチング周波数を高めることなく、電源電圧の変動に起因した制御不安定が回避される。
なお、特許文献1〜3や非特許文献1で示された公知技術に鑑みれば、リアクタ電流iL、直流電圧Vdcに基づいて修正量Δkを設定した場合においても、操作量Δkの上限ΔkM及び下限Δkmを上述のように設定することにより、リアクタ電圧VLに基づいて修正量Δkを設定した場合と同様の効果が得られることは自明である。また、リアクタ電流iL、直流電圧Vdc、リアクタ電圧VLの複数を組み合わせて修正量Δkを設定しても同様である。
また、操作量Δkの上限ΔkMと下限Δkmの両方ではなく、いずれか一方のみを設定しても、相応の効果が得られることも自明である。
1 全波整流器
2 LCフィルタ
3 インバータ
4 制御部
41 修正部
42 修正値決定部
C1 コンデンサ
L1 インダクタ

Claims (2)

  1. 電源(E1)から入力する第1の交流電圧を全波整流して直流電圧を出力する全波整流器(1)と、
    インダクタ(L1)と、コンデンサ(C1)とを有し、前記直流電圧の高域側を減衰させて出力する、チョークインプット形のLCフィルタ(2)と、
    前記LCフィルタの出力にスイッチングを行って第2の交流電圧に変換するインバータ(3)と、
    前記LCフィルタの出力に対する前記第2の交流電圧の振幅の比を制御して、前記インバータに前記スイッチングを行わせる制御部(4)と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記インダクタの両端電圧(VL)、前記インダクタに入力する電流(iL)、前記コンデンサの両端電圧(Vdc)の少なくともいずれか一つに基づく修正量(Δk)で前記比を修正する修正部(41)と、
    前記電源のインピーダンス及び前記第1の交流電圧の歪みがない場合の前記修正量の最大値以上の所定値を上限として、前記修正量を定める修正値決定部(42)と
    を有する、電力変換装置。
  2. 前記修正値決定部(42)は、前記電源のインピーダンス及び前記第1の交流電圧の歪みがない場合の前記修正量の最小値以下の所定値を以て、前記修正量の下限値を定める、請求項1記載の電力変換装置。
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