JP6191917B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、揉み玉を有するマッサージ機に関する。
従来のマッサージ機の一例として、特許文献1に記載のマッサージ機が挙げられる。このマッサージ機の制御部は、揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性を変更することにより、揉み玉の柔軟性を変更する柔軟性制御を実行している。このため、被施療者に多様なマッサージを行うことができる。
特開2008−79731号公報
上記マッサージ機の制御部は、揉み玉を動作位置に移動させる移動動作制御を実行した後、マッサージ動作制御を実行する。
移動動作制御においては、所定の速度により揉み玉を移動する。このため、被施療者は移動動作制御からマッサージ動作制御に移行したとき、移動動作制御中の揉み玉の硬さとマッサージ動作制御中の揉み玉の硬さが異なるといった違和感を受けやすくなる。
本発明の目的は、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの被施療者の違和感を抑制することができるマッサージ機を提供することである。
〔1〕本マッサージ装置の独立した一形態は、揉み玉と、前記揉み玉に人体に対して移動させるための力を付与するアクチュエーターと、前記揉み玉の変位に応じた信号を出力する変位検出部と、前記揉み玉に加わる力の大きさに応じた信号を出力する力検出部と、前記アクチュエーターを制御する制御部とを備えるマッサージ機であって、前記制御部は、前記揉み玉を動作位置に移動させる移動動作制御と、前記動作位置にある前記揉み玉に前記アクチュエーターから力を付与し、人体にマッサージを行うマッサージ動作制御と、前記マッサージ動作制御の実行時において、前記変位検出部からの信号、および、前記力検出部からの信号を用いて、前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つを付与することにより前記揉み玉の柔軟性を制御する柔軟性制御とを実行し、前記移動動作制御の実行中において、前記柔軟性制御において設定される前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つから演算される柔軟性目標値と、前記力検出部からの信号に基づいて演算される柔軟性検出値との差に基づいて前記移動動作制御を中断する。
〔2〕本マッサージ装置の独立した一形態は、揉み玉と、前記揉み玉に人体に対して移動させるための力を付与するアクチュエーターと、前記揉み玉の変位に応じた信号を出力する変位検出部と、前記揉み玉に加わる力の大きさに応じた信号を出力する力検出部と、前記アクチュエーターを制御する制御部とを備えるマッサージ機であって、前記制御部は、前記揉み玉を動作位置に移動させる移動動作制御と、前記動作位置にある前記揉み玉に前記アクチュエーターから力を付与し、人体にマッサージを行うマッサージ動作制御と、前記マッサージ動作制御の実行時において、前記変位検出部からの信号、および、前記力検出部からの信号を用いて、前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つを付与することにより前記揉み玉の柔軟性を制御する柔軟性制御とを実行し、前記移動動作制御の実行中において、前記柔軟性制御において設定される前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つから演算される柔軟性目標値と、前記変位検出部からの信号に基づいて演算される柔軟性検出値との差に基づいて前記移動動作制御を中断する。
〔3〕前記マッサージ機に従属する一形態は、前記制御部は、前記柔軟性検出値と前記柔軟性目標値との差が、所定の範囲内になったとき、前記移動動作制御を中断する。
〔4〕前記マッサージ機に従属する一形態は、前記制御部は、前記力検出部からの信号に基づいて前記柔軟性検出値としての前記揉み玉に加わる力検出値を演算し、前記力検出値が基準値以下のとき、前記揉み玉が前記動作位置に移動を完了するまで前記移動動作制御を継続し、前記力検出値が前記基準値を超えるとき、前記移動動作制御を中断する。
本マッサージ機は、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの被施療者の違和感を抑制する。
第1実施形態のマッサージ機の全体構造を示す斜視図。 第1実施形態の施療部の平面図。 第1実施形態の施療部の模式的な側面図。 第1実施形態の電気的な構成を示すブロック図。 第1実施形態の揉み玉の柔軟性を説明する模式図。 第1実施形態の柔軟性制御を説明するブロック図。 第1実施形態のマッサージコースの実行態様を示すブロック図。 第1実施形態のマッサージコースの実行態様を示すタイミングチャート。 変形例の柔軟性制御を説明するブロック図。
(第1実施形態)
図1を参照して、マッサージ機1の構成について説明する。
マッサージ機1は、本体10、施療部20、操作部30、制御部40、および、駆動検出部50(図5参照)を有する。
本体10は、被施療者の臀部を支持する座部11、被施療者の背面を支持する背もたれ12、および、被施療者の下肢を支持するオットマン13を有する。
背もたれ12の内部には、背もたれ12の縦方向に沿うレール12Aが配置されている。レール12Aには、施療部20がレール12A上を移動可能に取り付けられている。
図2を参照して、施療部20の構成について説明する。
施療部20は、施療ブロック21、アーム25、および、揉み玉26を有する。
施療ブロック21は、縦移動機構22、横移動機構23、および、突出機構24を有する。
施療ブロック21は、縦移動機構22を介してレール12Aに取り付けられている。縦移動機構22は、軸方向が横方向Xに沿う回転軸22Bを有する。回転軸22Bは、例えばピニオンとして構成され、レール12A上に形成されるラック上を移動可能にレール12Aに取り付けられている。回転軸22Bには、縦移動モーター22Aが接続されている。縦移動モーター22Aが駆動するとき、施療ブロック21は、縦移動モーター22Aの回転方向に応じてレール12A上を縦方向Yに移動する。
アーム25は、横移動機構23、および、突出機構24を介して施療ブロック21に取り付けられている。
横移動機構23は、背もたれ12の縦方向Yと直交する横方向Xに延びる回転軸23Bを有する。横移動機構23は、例えばボールねじとして構成されている。回転軸23Bには、横移動モーター23Aが接続されている。横移動モーター23Aが駆動するとき、アーム25は、ボールねじにより横方向Xに移動する。
突出機構24は、横方向Xに延びる回転軸24Bを有する。回転軸24Bの外周には、歯車部分24Cが形成されており、この歯車部分24Cがアーム25と接続されている。回転軸24Bには、回転モーター24Aが接続されている。回転モーター24Aが駆動するとき、回転軸24Bの回転が、アーム25を回転軸23B回りに回転させる。なお、縦移動モーター22A、横移動モーター23A、および、回転モーター24Aは、「アクチュエーター」に相当する。
図3に示されるように、アーム25の回転軸23B側とは反対側の端部には、揉み玉26が取り付けられている。揉み玉26は、アーム25の回転軸23B回りの回転にともなって被施療者側に突出する。これにより、揉み玉26は、被施療者にマッサージを行う。
図4を参照して、操作部30の構成について説明する。
操作部30は、硬さ操作部31、および、コース開始ボタン32を有する。
硬さ操作部31は、揉み玉26を硬くするための硬ボタン31A、および、揉み玉26を柔らかくするための柔ボタン31Bを有する。このため、被施療者は、硬ボタン31A、および、柔ボタン31Bを操作して、揉み玉26の硬さ(柔軟性)を変更することができる。
コース開始ボタン32は、マッサージコースを開始させるためのボタンとして構成されている。マッサージコースは、身体の複数の部位に対して、複数の種類のマッサージ手技、例えば、もみ、指圧、さすり、および、叩きを組み合わせたマッサージを含む。なお、コース開始ボタン32は、複数の種類のマッサージコースを選択できるものでもよい。また、操作部30は、マッサージ手技、および、マッサージをする身体の部位を選択できるボタンを備えていてもよい。
図5を参照して、マッサージ機1の電気的な構成について説明する。
駆動検出部50は、力検出部51、縦変位検出部52、横変位検出部53、および、突出変位検出部54を有する。
力検出部51は、揉み玉26にかかる力に応じた信号を制御部40に出力する。力検出部51は、例えば揉み玉26とアーム25との間に配置されるロードセルとして構成される。
縦変位検出部52は、施療部20の縦方向Yの位置に応じた信号を制御部40に出力する。縦変位検出部52は、例えば回転軸22Bの回転量を検出するロータリーエンコーダーとして構成される。
横変位検出部53は、アーム25の横方向Xの位置に応じた信号を制御部40に出力する。横変位検出部53は、例えば回転軸23Bの回転量を検出するロータリーエンコーダーとして構成される。
突出変位検出部54は、アーム25の回転量、すなわち突出方向Zの位置に応じた信号を制御部40に出力する。突出変位検出部54は、例えば回転軸24Bの回転量を検出するロータリーエンコーダーとして構成される。
制御部40は、力検出部51からの信号に基づいて、揉み玉26にかかる力(以下、「力検出値F」)を演算する。制御部40は、縦変位検出部52からの信号に基づいて、揉み玉26の縦方向Yの位置(以下、「縦位置PY」)を演算する。制御部40は、横変位検出部53からの信号に基づいて、揉み玉26の横方向Xの位置(以下、「横位置PX」)を演算する。制御部40は、突出変位検出部54からの信号に基づいて、揉み玉26の突出方向Zの位置(以下、「回転位置PZ」)を演算する。
制御部40は、コース開始ボタン32が押されたとき、施療部20の各モーター22A,23A,24Aを制御してマッサージを行う。また、制御部40は、操作部30からの信号、および、駆動検出部50からの信号に基づいて、揉み玉26の柔軟性を変更する。
図5を参照して、揉み玉26の柔軟性について説明する。
揉み玉26の柔軟性は、揉み玉26の仮想的な慣性、仮想的な粘性、および、仮想的な慣性を変更することにより、仮想的に変更することができる。揉み玉26の柔軟性を柔らかくするとき、被施療者は、揉み玉26が柔らかくなったと感じ、揉み玉26の柔軟性を硬くするとき、被施療者は、揉み玉26が硬くなったと感じる。
制御部40は、線形モデルで表現した下記(1)式を用いて揉み玉26の仮想的な慣性、仮想的な粘性、および、仮想的な弾性特性を変更することにより揉み玉26の柔軟性を変更する。
「f」は、揉み玉26の目標の力ベクトルを示す。
「Md」は、慣性特性行列を示す。
「Dd」は、粘性特性行列を示す。
「Kd」は、弾性特性行列を示す。
「x」は、回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXに基づいた揉み玉26の変位ベクトルを示す。
「xd」は、揉み玉26の目標の縦方向Yの位置、横方向Xの位置、および、突出方向Z(弾性要素の仮想の自然長)の位置を含む変位ベクトルを示す。
なお、特性行列Md,Dd,Kdは、柔軟性を決定するパラメータであり、「0」を含めて任意に設定可能である。慣性特性行列Mdを大きくすれば、揉み玉26は加速をしにくくなる。粘性特性行列Ddを大きくすれば、揉み玉26は速度を出しにくくなる。弾性特性行列Kdを大きくすれば、揉み玉26は変位をしにくくなる。
図6を参照して、柔軟性制御について説明する。
制御部40は、回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXを用いて、揉み玉26の所定時間当たりの変位ベクトルxを演算する。次に、所定時間当たりの変位ベクトルxから揉み玉26の速度、および揉み玉26の加速度を演算する。そして、上記(1)式を用いて、所望の慣性特性行列Md、粘性特性行列Dd、および、弾性特性行列Kdを実現する目標の力ベクトルfを演算する。制御部40は、力検出値Fが目標の力ベクトルfを実現するようにモーター22A,23A,24Aをフィードバック制御する。
制御部40は、予め身体の部位、および、手技ごとに収容位置SP、突出位置GP、揉み玉26の軌道を記憶している。また、制御部40は、柔軟性制御における慣性特性行列Md、粘性特性行列Dd、および、弾性特性行列Kdの各成分の初期値を記憶している。
制御部40は、硬ボタン31Aが押された旨の信号が入力されたときは、上記(1)式の慣性特性行列Md、粘性特性行列Dd、および、弾性特性行列Kdの各成分の少なくとも1つを大きくする。このため、揉み玉26の柔軟性は硬くなる。
制御部40は、柔ボタン31Bが押された旨の信号が入力されたときは、慣性特性行列Md、粘性特性行列Dd、および、弾性特性行列Kdの各成分の少なくとも1つを小さくする。このため、揉み玉26の柔軟性を柔らかくできる。
図7を参照して、マッサージコースについて説明する。
制御部40は、コース開始ボタン32が押されたとき、移動動作制御が実行される移動動作フェーズと、柔軟性制御を含むマッサージ動作制御が実行されるマッサージ動作フェーズとを繰り返し実行する。
マッサージ動作制御においては、各モーター22A,23A,24Aの駆動を介して、動作位置に移動された揉み玉26を動作させ、揉み、さすり、指圧、および、叩き等のマッサージ手技により被施療者の身体をマッサージする。
図3を参照して、マッサージ動作の一例を説明する。揉み玉26は、縦移動機構22と突出機構24とが組み合わせて駆動されることにより、図3に実線で示される収容位置SPから、収容位置SPよりも突出方向Zの前方(被施療者側)に移動し、図3に二点鎖線で示される突出位置GPに移動し、突出位置GPから収容位置SPに戻る。すなわち、マッサージ動作において、揉み玉26は、収容位置SPから突出位置GPで折り返して収容位置SPに戻る周期的な動作を行う。
揉み玉26が収容位置SPから突出位置GPに移動するとき、被施療者の身体に付与される圧力が増加する。なお、揉み玉26に被施療者からの荷重がかかるため、収容位置SPの実際の位置、および、突出位置GPの実際の位置は、揉み玉26に被施療者から力がかからない無負荷状態とは異なる。
移動動作制御においては、各モーター22A,23A,24Aの駆動を介して、揉み玉26を次のマッサージ動作制御における動作位置に移動させる。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fを演算する。そして、力検出値F、次回のマッサージ動作フェーズの柔軟性制御に用いる弾性特性行列Kd、および、目標の変位ベクトルxdを用いた下記(2)式に基づいてマッサージ動作制御に移行する。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fが基準値FX以下のとき、すなわち、被施療者側から揉み玉26にかかる力が十分に小さいとき、揉み玉26を動作位置に移動させ、移動動作制御を終了して、マッサージ動作制御に移行する。なお、基準値FXとしては「0」を採用することができる。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fが基準値FXよりも大きいとき、上記(2)式を用いて力検出値Fと上記(2)式の右辺の値(以下、「力目標値FK」)とを比較する。力検出値Fが力目標値FK以上になったとき、制御部40は、移動動作制御を中断し、マッサージ動作制御に移行する。力検出値Fが力目標値FK以下を維持する場合、揉み玉26を動作位置に移動させ、移動動作制御を終了して、マッサージ動作制御に移行する。なお、力検出値Fは、「柔軟性検出値」に相当する。また、力目標値FKは、「柔軟性目標値」に相当する。
図8の実線を参照して、回転モーター24Aにより揉み玉26を突出方向に移動させる移動動作フェーズにおいて、途中で力検出値Fが力目標値FK以上になるときのマッサージコースの実行態様の一例について説明する。
時刻t10は、マッサージ動作制御の終了にともなって移動動作制御が開始される時刻を示す。このとき、揉み玉26が突出方向Zの前方に向かって突出する。このため、時刻10以降において、力検出値Fが時間とともに増加する。
時刻t11は、力検出値Fが力目標値FKを超えた時刻を示す。このとき、移動動作制御が中断され、回転モーター24Aの駆動が停止される。そして、マッサージ動作制御により、回転モーター24Aの駆動が開始される。
図8の破線を参照して、回転モーター24Aにより揉み玉26を突出方向に移動させる移動動作フェーズにおいて、移動動作制御を中断しない仮想のマッサージ機のマッサージコースの実行態様の一例について説明する。
時刻t10は、マッサージ動作制御の終了にともなって移動動作制御が開始される時刻を示す。このとき、揉み玉26が突出方向Zの前方に向かって突出する。このため、時刻10以降において、力検出値Fが時間とともに増加する。
時刻t11は、力検出値Fが力目標値FKを超えた時刻を示す。仮想のマッサージ機においては、時刻t11以降も、揉み玉26が動作位置(収容位置SP)に移動するまで移動動作制御を継続する。このため、時刻11以降において、力検出値Fが時間とともに増加する。
時刻t12は、揉み玉26が動作位置に移動した時刻を示す。このとき、移動動作制御が終了され、回転モーター24Aの駆動が停止される。そして、マッサージ動作制御により、回転モーター24Aの駆動が開始される。
マッサージ機1の作用について説明する。
図8の破線で示される仮想のマッサージ機においては、力検出値Fが力目標値FKを超えて以降も、揉み玉26が動作位置(収容位置SP)に移動するまで移動動作制御を継続する。このため、力検出値F、すなわち揉み玉26から被施療者に付与される圧力が過度に大きくなるおそれがある。
また、マッサージ動作制御が開始されることにともなって柔軟性制御が実行されるとき、揉み玉26の仮想の弾性が大きい状態が形成されている。このため、柔軟性制御において、揉み玉26の仮想の弾性を設定されている仮想の弾性に急激に変更されるために、揉み玉26の動作が不安定になるおそれがある。
マッサージ機1は、力検出値Fが力目標値FK以上になったとき、移動動作制御を中断している。このため、移動動作制御において揉み玉26から被施療者に付与される圧力が過度に大きくなるおそれを低減できる。また、柔軟性制御において、揉み玉26の仮想の弾性を設定されている仮想の弾性にスムーズに変更することができる。このため、揉み玉26の動作が不安定になるおそれを低減できる。また、移動動作制御中の揉み玉26の硬さとマッサージ動作制御中の揉み玉26の硬さが異なるといった違和感を与えることを低減できる。
本実施形態のマッサージ機1は以下の効果を奏する。
(1)制御部40は、力検出値Fが力目標値FK以上になったとき、移動動作制御を中断し、マッサージ動作制御に移行する。このため、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの揉み玉26の仮想の弾性の変化が大きくなることを抑制できる。このため、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの被施療者の違和感を抑制することができる。
(2)制御部40は、力目標値FKを仮想の弾性のみを用いて演算している。このため、仮想の弾性、仮想の粘性、および、仮想の慣性の全ての値を用いる場合と比較して、制御部40の演算負荷を小さくできる。また、仮想の弾性は、仮想の粘性、および仮想の慣性よりも被施療者が感じる揉み玉26の柔軟性に大きく関わっている。このため仮想の粘性、および仮想の慣性のみを用いる場合と比較して、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの違和感を抑制することができる。
(3)制御部40は、力検出値Fが「0」のとき、動作位置に移動させ、移動動作制御を終了してから、マッサージ動作制御に移行する。すなわち、揉み玉26にかかる力が小さいときには、移動動作制御を中断せずに、揉み玉26を動作位置まで移動させる。このため、力検出値Fが「0」のとき、(2)式の演算を省略することができる。
(4)マッサージ機1は、揉み玉26の部材の変更、または、揉み玉26の粘性を変更する空気圧機器、または、揉み玉26の弾性を変更するばね等の部材を用いずに、仮想的な慣性、仮想的な粘性、および、仮想的な弾性を変更する。このため、簡便に揉み玉26の柔軟性を変更することができる。
(第2実施形態)
本実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態のマッサージ機1と比較して次の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。すなわち、マッサージ機1は、移動動作制御の中断を、仮想の弾性、仮想の粘性、および仮想の慣性に基づいて決定している。なお、第2実施形態のマッサージ機1の説明は、第1実施形態のマッサージ機1と共通する構成に対して、第1実施形態のマッサージ機1と同一の符号を付している。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fを演算し、力検出値Fと、次回のマッサージ動作フェーズの柔軟性制御に用いる弾性特性行列Kd、粘性特性行列Dd、慣性特性行列Md、および、目標の変位ベクトルxdを用いた下記(3)式に基づいてマッサージ動作制御に移行する。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fが基準値FX以下のとき、すなわち、被施療者側から揉み玉26にかかる力が十分に小さいとき、揉み玉26を動作位置に移動させ、移動動作制御を終了して、マッサージ動作制御に移行する。なお、基準値FXとしては「0」を採用することができる。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、力検出値Fが基準値FXよりも大きいとき、上記(3)式を用いて力検出値Fと上記(3)式の右辺の値(以下、「力目標値FF」)とを比較する。力検出値Fが力目標値FF以上になったとき、制御部40は、移動動作制御を中断し、マッサージ動作制御に移行する。力検出値Fが力目標値FF以下を維持する場合、揉み玉26を動作位置に移動させ、移動動作制御を終了して、マッサージ動作制御に移行する。
本実施形態のマッサージ機1は、第1実施形態の(1)、(3)、および、(4)の効果に加えて、以下の効果を奏する。
(5)制御部40は、力目標値FFを、仮想の粘性、および、仮想の慣性の全てを用いて演算している。すなわち、柔軟性制御に用いる全ての特性を用いた力目標値FFに基づいて、移動動作制御を中断している。このため、移動動作制御からマッサージ動作制御に移行するときの違和感を抑制することができる。
(その他の実施形態)
本マッサージ機は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本マッサージ機のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。
・上記第2実施形態において、(3)式から、弾性特性行列Kdの項、粘性特性行列Ddの項、および、慣性特性行列Mdの項のうちの、1つまたは2つを省略することもできる。
・上記各実施形態において、(1)式から、弾性特性行列Kdの項、粘性特性行列Ddの項、および、慣性特性行列Mdの項のうちの、1つまたは2つを省略することもできる。
・上記各実施形態の制御部40は、移動動作制御が終了したとき、および、移動動作制御が中断されたとき、モーター22A,23A,24Aの駆動を停止せずに、マッサージ動作制御に移行することもできる。
・上記各実施形態の制御部40は、力検出値Fが力目標値FKよりも所定値以上大きい値になったときに、移動動作制御を中断するように変更することもできる。また、上記各実施形態の制御部40は、力検出値Fが力目標値FKよりも所定値小さい値を超えたときに、移動動作制御を中断するように変更することもできる。
・上記各実施形態の制御部40は、柔軟性制御を以下の態様で行うこともできる。すなわち、変形例の制御部40は、図9に示されるように、力検出値Fから、(1)式を用いて所望の慣性特性行列Md、粘性特性行列Dd、および、弾性特性行列Kdを実現する揉み玉26の目標の変位ベクトルxdを演算する。次に、制御部40は、回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXが、目標の変位ベクトルxdを実現するようにモーター22A,23A,24Aをフィードバック制御する。
また、この変形例においては、移動動作制御を、次の条件により中断および継続することもできる。すなわち、制御部40は、移動動作制御の実行時において、変位ベクトルxと目標の変位ベクトルxdとの差が基準値以下のとき、すなわち、被施療者側から揉み玉26にかかる力が十分に小さいとき、揉み玉26を動作位置まで移動して、移動動作制御を終了し、マッサージ動作制御に移行する。なお、基準値としては「0」を採用することができる。
制御部40は、移動動作制御の実行時において、変位ベクトルxと目標の変位ベクトルxdとの差が基準値よりも大きいとき、上記(2)式、または、(3)式を用いて変位ベクトルxと上記(2)式の右辺から得られる目標の変位ベクトルxdを比較する。変位ベクトルxが目標の変位ベクトルxdよりも所定値以上小さくなったとき、制御部40は、移動動作制御を中断し、マッサージ動作制御に移行する。変位ベクトルxが目標の変位ベクトルxdよりも所定値以上小さくならない状態を維持する場合、揉み玉26を動作位置に移動させ、移動動作制御を終了して、マッサージ動作制御に移行する。なお、変位ベクトルxは、「柔軟性検出値」に相当する。また、目標の変位ベクトルxdは、「柔軟性目標値」に相当する。
・上記各実施形態の柔軟性制御は、回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXを用いて、目標の力ベクトルfを演算したが、回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXの1または2つを用いて、目標の力ベクトルfを演算することもできる。すなわち、演算を行う回転位置PZ、縦位置PY、および、横位置PXと対応する揉み玉26の動作方向においてのみ、揉み玉26の柔軟性を変更する。
・上記各実施形態の制御部40は、揉み玉の柔軟性を単純な線形モデルで表現した(1)式を用いて柔軟性制御を実行しているが、非線形モデル等のその他のモデルを用いた式を用いてもよい。
・上記各実施形態の揉み玉26の移動方向は適宜変更することができる。例えば、縦方向Y、横方向X、および、突出方向Zのうちの1または2つの方向に移動する施療部20の機構に変更することもできる。また、突出機構24を、アーム25が突出方向Zに平行移動する機構に変更することもできる。
・上記各実施形態の揉み玉26は、突出方向Zに移動することにより、被施療者の身体にマッサージを行うが、縦方向Y、または、横方向Xに移動することにより被施療者の身体にマッサージを行ってもよい。縦方向Yのマッサージは、例えば肩よりも上方から、下方に向かって揉み玉26を移動させることにより、マッサージを行う。横方向Xのマッサージは、例えば臀部の外側から、臀部に向かって揉み玉26を移動させることにより、マッサージを行う。
・上記各実施形態のマッサージ機1の本体10をクッション形状のものに変更することもできる。要するに、揉み玉26を有し、被施療者の身体にマッサージを行うマッサージ機であれば、いずれの構成の本体10を採用することもできる。
(実施形態の記載に基づく付記事項)
上記実施形態に記載の事項を上位概念化した事項を以下に記載する。
(付記1)
前記マッサージ機は、複数のアクチュエーターを有し、前記アクチュエーターは、揉み玉をそれぞれ異なる方向に移動させるものであり、前記制御部は、前記移動動作制御の実行中において、前記揉み玉の全ての移動方向について、前記柔軟性目標値と前記柔軟性検出値との差に基づいて移動動作制御を中断する。
1…マッサージ機、22A…縦移動モーター(アクチュエーター)、23A…横移動モーター(アクチュエーター)、24A…回転モーター(アクチュエーター)、26…揉み玉、40…制御部、51…力検出部、52…縦位置検出部、53…横位置検出部、54…回転位置検出部。

Claims (4)

  1. 揉み玉と、
    前記揉み玉に人体に対して移動させるための力を付与するアクチュエーターと、
    前記揉み玉の変位に応じた信号を出力する変位検出部と、
    前記揉み玉に加わる力の大きさに応じた信号を出力する力検出部と、
    前記アクチュエーターを制御する制御部とを備えるマッサージ機であって、
    前記制御部は、前記揉み玉を動作位置に移動させる移動動作制御と、
    前記動作位置にある前記揉み玉に前記アクチュエーターから力を付与し、人体にマッサージを行うマッサージ動作制御と、
    前記マッサージ動作制御の実行時において、前記変位検出部からの信号、および、前記力検出部からの信号を用いて、前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つを付与することにより前記揉み玉の柔軟性を制御する柔軟性制御とを実行し、
    前記移動動作制御の実行中において、前記柔軟性制御において設定される前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つから演算される柔軟性目標値と、前記力検出部からの信号に基づいて演算される柔軟性検出値との差に基づいて前記移動動作制御を中断する
    マッサージ機。
  2. 揉み玉と、
    前記揉み玉に人体に対して移動させるための力を付与するアクチュエーターと、
    前記揉み玉の変位に応じた信号を出力する変位検出部と、
    前記揉み玉に加わる力の大きさに応じた信号を出力する力検出部と、
    前記アクチュエーターを制御する制御部とを備えるマッサージ機であって、
    前記制御部は、前記揉み玉を動作位置に移動させる移動動作制御と、
    前記動作位置にある前記揉み玉に前記アクチュエーターから力を付与し、人体にマッサージを行うマッサージ動作制御と、
    前記マッサージ動作制御の実行時において、前記変位検出部からの信号、および、前記力検出部からの信号を用いて、前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つを付与することにより前記揉み玉の柔軟性を制御する柔軟性制御とを実行し、
    前記移動動作制御の実行中において、前記柔軟性制御において設定される前記揉み玉の仮想的な弾性、仮想的な慣性、および、仮想的な粘性の少なくとも1つから演算される柔軟性目標値と、前記変位検出部からの信号に基づいて演算される柔軟性検出値との差に基づいて前記移動動作制御を中断する
    マッサージ機。
  3. 前記制御部は、前記柔軟性検出値と前記柔軟性目標値との差が、所定の範囲内になったとき、前記移動動作制御を中断する
    請求項1または2に記載のマッサージ機。
  4. 前記制御部は、前記力検出部からの信号に基づいて前記柔軟性検出値としての前記揉み玉に加わる力検出値を演算し、前記力検出値が基準値以下のとき、前記揉み玉が前記動作位置に移動を完了するまで前記移動動作制御を継続し、前記力検出値が前記基準値を超えるとき、前記移動動作制御を中断する
    請求項2を引用する請求項3に記載のマッサージ機。
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