JP6191151B2 - 物理量センサ - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの錘がそれぞれバネに支持されて変位できるように構成された2自由度以上のバネマス系で構成される物理量センサに関するものであり、例えば角速度センサや加速度センサに適用すると好適である。
従来より、バネに支持された錘が物理量の印加に伴って変位することに基づき、その変位量から印加された物理量を検出するバネマス系の物理量センサがある。例えば、特許文献1では、バネマス系の物理量センサとして、基板に支持された固定電極と、基板に対してバネ(梁)を介して支持された錘に備えられた可動電極とを所望の間隔に対向配置したセンサを提案している。この物理量センサは、物理量の印加に伴って梁に支持された錘および可動電極が変位することで固定電極と可動電極との間の間隔が変わり、これらの間に構成される容量が変化することに基づいて、物理量を検出している。
特開2002−40044号公報
上記のようなバネマス系の物理量センサでは、過大な衝撃が外部から印加された際に、バネ定数や錘の質量、外部加速度から想定される変位量よりも大きな変位が生じることがある。その結果、錘が予め設けられた可動範囲を超えて変位してしまい、例えば可動電極と固定電極とが接触し、センサ誤出力を招くという問題を発生させる。
これに対して、物理量センサの周囲に防振部材を設けて衝撃そのものが物理量センサに伝わらなくする構造や、可動電極と固定電極との間の間隔を拡げることで対応することが可能である。しかしながら、前者では防振部材による装置の大型化やコスト増大、後者ではセンサ感度が低下するという問題を発生させることになる。
本発明は上記点に鑑みて、防振部材を用いることなく、かつ、センサ感度の低下を招くことなく、耐衝撃性能を向上させることができる物理量センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(10)に対して第1バネ(43b)を介して支持された駆動錘(33、34)と、駆動錘に対して第2バネ(41)を介して支持され、検出用可動電極(35b、36b)を備えた検出錘(35、36)と、検出用可動電極に対して対向配置された検出用固定電極(24b、25b)を備えた検出用固定部(24、25)とを有し、駆動錘を駆動振動させているときに物理量が印加されると、該物理量の印加に伴って検出用可動電極が検出錘と共に変位することで、検出用可動電極と検出用固定電極との間の間隔が変化することに基づいて物理量の検出を行う物理量センサにおいて、物理量の印加に伴って、駆動錘および検出錘が同方向に移動する同相モードの共振周波数をf1、駆動錘および検出錘が逆方向に移動する同相吸収モードの共振周波数をf3、nを整数とすると、nが共振周波数f1のn倍が共振周波数f3に最も近い周波数となる場合の整数であり、同相吸収モードの共振周波数f3が同相モードの共振周波数f1より大きく、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が、同相吸収モードの共振周波数f3を同相モードの共振周波数f1のn倍の値から乖離させる度合いを示す回避差Dを同相モードの共振周波数f1に対して掛けた値よりも大きくなる関係が成り立ち、かつ、回避差Dが0%より大きくされていることを特徴としている。
このように、絶対値Δf3が共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>n・f1×D)としつつ、少なくとも回避差Dが0%より大きくなるようにしている。これにより、共振干渉による振動励起が最大変位となることを避けることができる。
好ましくは、請求項2に記載したように回避差D>5%となるようにすることで、増幅率AをQ値にかかわらず低下させることが可能となり、ロバスト性を高めることができる。より好ましくは、請求項3に記載したように回避差D>10%となるようにすることで、増幅率Aをほぼ1桁まで低下させることができ、共振干渉による振動励起を非共振による振動励起や共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態に抑えることができる。
このような関係を満たす同相モードの共振周波数f1と同相吸収モードの共振周波数f3に設定されるような設計とすることにより、共振干渉による振動励起を低下させられる。したがって、防振部材を用いることなく、かつ、センサ感度の低下を招くことなく耐衝撃性能を向上させることが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかる振動型角速度センサの平面模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる振動型角速度センサの基本動作時の様子を示した模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる振動型角速度センサに角速度が印加された時の様子を示した模式図である。 静止状態に対する同相モードと同相吸収モードの動きを示した模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる振動型角速度センサに対して紙面左方向から衝撃が加えられたときの同相モードの動きを示した模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる振動型角速度センサに対して紙面左方向から衝撃が加えられたときの同相吸収モードの動きを示した模式図である。 各種振動励起について調べた結果を示す図である。 Q値を変化させときの数式1のグラフである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付して説明を行う。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、物理量センサとして振動型角速度センサ(ジャイロセンサ)を例に挙げて説明する。
本実施形態で説明する振動型角速度センサは、物理量として角速度を検出するためのセンサであり、例えば車両の上下方向に平行な中心線周りの回転角速度の検出に用いられるが、勿論、振動型角速度センサを車両用以外に適用することもできる。
図1は、本実施形態にかかる振動型角速度センサの平面模式図である。振動型角速度センサは、図1の紙面法線方向が車両の上下方向と一致するようにして車両に搭載される。振動型角速度センサは、板状の基板10の一面側に形成されている。基板10は、支持基板11と半導体層12とで図示しない犠牲層となる埋込酸化膜を挟み込んだ構造とされたSOI(Silicon on insulator)基板にて構成されている。このようなセンサ構造は、半導体層12側をセンサ構造体のパターンにエッチングしたのち埋込酸化膜を部分的に除去し、センサ構造体の一部がリリースされた状態にすることで構成される。
なお、半導体層12の表面に平行な面上の一方向であって紙面左右方向をx軸方向、このx軸方向に垂直な紙面上下方向をy軸方向、半導体層12の一面に垂直な方向をz軸方向として、以下の説明を行う。
半導体層12は、固定部20と可動部30および梁部40とにパターニングされている。固定部20は、少なくともその裏面の一部に埋込酸化膜が残されており、支持基板11からリリースされることなく、埋込酸化膜を介して支持基板11に固定された状態とされている。可動部30および梁部40は、振動型角速度センサにおける振動子を構成するものである。可動部30は、その裏面側の埋込酸化膜が除去されており、支持基板11からリリースされた状態とされている。梁部40は、可動部30を支持すると共に角速度検出を行うために可動部30をx軸方向およびy軸方向において変位させるものである。これら固定部20と可動部30および梁部40の具体的な構造を説明する。
固定部20は、可動部30を支持するための支持用固定部21、駆動用電圧が印加される駆動用固定部22、23、および、角速度検出に用いられる検出用固定部24、25とを有した構成とされている。
支持用固定部21は、例えば、固定部20のうちの他の部分(駆動用固定部22、23および検出用固定部24、25)や可動部30などのセンサ構造体の周囲を囲むように配置され、その内壁において梁部40を介して可動部30を支持している。ここでは、支持用固定部21がセンサ構造体の周囲全域を囲む構造を例に挙げているが、その一部のみに形成された構造であっても構わない。
駆動用固定部22、23は、後述するように外側駆動錘31と内側駆動錘33との間に配置された駆動用固定部22と、外側駆動錘32と内側駆動錘34との間に配置された駆動用固定部23とによって構成されている。これら駆動用固定部22、23は、基部22a、23aと櫛歯状の駆動用固定電極22b、23bを備えた構成とされている。
基部22a、23aは、y軸方向に延設されている。この基部22a、23aに対して複数の駆動用固定電極22b、23bが接続されており、基部22a、23aに備えられた図示しないボンディングパッドに接続されるボンディングワイヤを通じて、外部からDC電圧に加算したAC電圧(駆動用電圧)が印加できる構成とされている。この基部22a、23aに対して所望のAC電圧を印加することで、各駆動用固定電極22b、23bにも所望のAC電圧が印加できるようになっている。
駆動用固定電極22b、23bは、後述するように外側駆動錘31、32や内側駆動錘33、34に備えられた櫛歯状の駆動用可動電極31b、32b、33b、34bの各櫛歯と対向配置された櫛歯状の電極である。具体的には、駆動用固定電極22b、23bは、x軸方向に延設された複数の支持部22c、23cと、各支持部22c、23cからy軸方向に延設された複数の櫛歯状電極22d、23dにより構成されており、このような構造体が基部22a、23aのx軸方向両側においてy軸方向に沿って複数個並べられた構成とされている。
検出用固定部24、25は、後述するように内側駆動錘33、34に備えられた検出錘35、36内に配置されている。検出用固定部24、25は、基部24a、25aと検出用固定電極24b、25bとを有した構成とされている。
基部24a、25aには、図示しないボンディングパッドが備えられており、このボンディングパッドに接続されるボンディングワイヤを通じて、外部への信号取り出しを行うことが可能となっている。検出用固定電極24b、25bは、基部24a、25aからy軸方向に延設された複数の櫛歯状の電極であり、検出錘35、36に備えられた櫛歯状の検出用可動電極35b、36bの各櫛歯と対向配置されている。
可動部30は、角速度の印加に応じて変位する部分であり、外側駆動錘31、32と内側駆動錘33、34および検出錘35、36とを有した構成とされている。可動部30は、外側駆動錘31、検出錘35を備える内側駆動錘33、検出錘36を備える内側駆動錘34および外側駆動錘32が順にx軸方向に並べられたレイアウトとされている。つまり、検出錘35、36が内部に備えられた内側駆動錘33、34が2つ内側に並べられていると共に、それら2つの内側駆動錘33、34を挟み込むように両外側にさらに外側駆動錘31、32を配置した構造としている。
外側駆動錘31、32は、質量部31a、32aと駆動用可動電極31b、32bとを有した構成とされている。
質量部31a、32aは、y軸方向に延設されている。質量部31aは、駆動用固定部22の基部22aと対向配置され、質量部32aは、駆動用固定部23の基部23aと対向配置されている。この質量部31a、32aを錘として、外側駆動錘31、32がy軸方向に移動可能とされている。
駆動用可動電極31b、32bは、駆動用固定部22、23に備えられた櫛歯状の駆動用固定電極22b、23bの各櫛歯と対向配置された櫛歯状の電極である。具体的には、駆動用可動電極31b、32bは、x軸方向に延設された複数の支持部31c、32cと、各支持部31c、32cからy軸方向に延設された複数の櫛歯状電極31d、32dにより構成されており、このような構造体が質量部31a、32aのうち駆動用固定部22、23側においてy軸方向に複数個並べられた構成とされている。
内側駆動錘33、34は、質量部33a、34aと駆動用可動電極33b、34bとを有した構成とされている。
質量部33a、34aは、四角形状の枠体形状とされており、この質量部33a、34aを錘として、内側駆動錘33、34がy軸方向に移動可能とされている。四角形状で構成された各質量部33a、34aの相対する二辺がそれぞれx軸方向とy軸方向に平行とされ、y軸方向に平行とされた辺のうちの一辺が駆動用固定部22、23の基部22a、23aと対向配置されている。具体的には、質量部33a、34aのy軸方向に平行とされた辺のうちの一辺が駆動用固定部22、23の基部22a、23aと対向配置され、その基部22a、23aと対向配置された一辺に、駆動用可動電極33b、34bが備えられている。
駆動用可動電極33b、34bは、駆動用固定部22、23に備えられた櫛歯状の駆動用固定電極22b、23bの各櫛歯と対向配置された櫛歯状の電極である。具体的には、駆動用可動電極33b、34bは、x軸方向に延設された複数の支持部33c、34cと、各支持部33c、34cからy軸方向に延設された複数の櫛歯状電極33d、34dにより構成されており、このような構造体が質量部33a、34aのうち駆動用固定部22、23側においてy軸方向に複数個並べられた構成とされている。
検出錘35、36は、質量部35a、36aと検出用可動電極35b、36bとを有した構成とされている。
質量部35a、36aは、四角形状の枠体形状とされており、後述する梁部40のうちの検出梁41を介して内側駆動錘33、34の内壁面に支持されている。検出錘35、36は内側駆動錘33、34と共にy軸方向に移動させられるが、質量部35a、36aを錘として、検出錘35、36がx軸方向に移動可能な構成とされている。検出用可動電極35b、36bは、質量部35a、36aの内壁面からy軸方向に延設された複数の櫛歯状の電極であり、検出用固定部24、25に備えられた櫛歯状の検出用固定電極24b、25bの各櫛歯と対向配置されている。
梁部40は、検出梁41と、駆動梁42および支持部材43を有した構成とされている。
検出梁41は、第2バネを構成するもので、内側駆動錘33、34の質量部33a、34aの内壁面のうちx軸方向と平行とされた辺と検出錘35、36の質量部35a、36aの外壁面のうちx軸方向と平行とされた辺とを接続する梁である。検出梁41は、x軸方向において変位可能とされていることから、この検出梁41の変位に基づいて検出錘35、36が内側駆動錘33、34に対してx軸方向に移動可能となっている。
駆動梁42は、外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34を連結すると共に、これら外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34のy軸方向への移動を可能とするものである。一方の外側駆動錘31、一方の内側駆動錘33、他方の内側駆動錘34および他方の外側駆動錘32が順番に並べられた状態で駆動梁42によって連結されている。
具体的には、駆動梁42は、y軸方向の幅が所定寸法とされた直線状梁であり、y軸方向において、外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34を挟んだ両側に一本ずつ配置されており、それぞれ、外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34に接続されている。駆動梁42と外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34とは直接接続されていても良いが、例えば本実施形態では駆動梁42と内側駆動錘33、34とを連結部42aを介して接続している。
支持部材43は、外側駆動錘31、32や内側駆動錘33、34および検出錘35、36を支持するものである。具体的には、支持部材43は、支持用固定部21の内壁面と駆動梁42との間に備えられており、駆動梁42を介して上記各錘31〜36を支持用固定部21に支持する。
支持部材43は、回転梁43aと支持梁43bおよび連結部43cとを有した構成とされ、回転梁43aは、y軸方向の幅が所定寸法とされた直線状梁であり、その両端に支持梁43bが接続されていると共に、支持梁43bと反対側の中央位置に連結部43cが接続されている。この回転梁43aは、センサ駆動時に連結部43cを中心としてS字状に波打って撓む。支持梁43bは、第1バネを構成するもので、回転梁43aの両端を支持用固定部21に接続するものであり、本実施形態では直線状部材とされている。この支持梁43bは、衝撃などが加わった時に各錘31〜36がx軸方向に移動することを許容する役割も果たしている。連結部43cは、支持部材43を駆動梁42に接続する役割を果たしている。
以上のような構造により、外側駆動錘31、32や内側駆動錘33、34および検出錘35、36がそれぞれ2つずつ備えられた一対の角速度検出構造が備えられた振動型角速度センサが構成されている。そして、このように構成された振動型角速度センサにおいて、耐衝撃性能が得られるようにしている。このような効果が得られることについては、後で詳細に説明する。
続いて、このように構成された振動型角速度センサの作動について、図2および図3に示す振動型角速度センサの作動中の様子を示した模式図を参照して説明する。
まず、振動型角速度センサの基本動作時の様子について図2を参照して説明する。駆動用固定部22、23に対してDC電圧に加算したAC電圧を印加することにより、外側駆動錘31、32および内側駆動錘33、34との間に電位差を発生させると、その電位差に基づいてy軸方向に静電気力が発生する。この静電気力に基づいて、各駆動錘31〜34をy軸方向に振動させる。このとき、AC電圧の周波数を変えながら各駆動錘31〜34のy軸方向の振動をモニタし、AC電圧の周波数が駆動共振周波数fdとなるように調整している。例えば、外側駆動錘31、32と対向配置されるようにモニタ用の電極を設け、これらの間に形成される容量の変化に基づいて外側駆動錘31、32の変位を検出している。このとき、回路処理により、容量変化が大きいときを駆動共振周波数fdとして検知している。駆動共振周波数fdは、駆動梁42の幅などの振動子の構造によって決まるが、駆動共振周波数fdを数kHz〜数十kHzに設定すること、特に5kHz〜10kHzに設定することにより、振動型角速度センサの高感度化を図ることが可能となる。
このとき、駆動用固定部22に備えられた駆動用固定電極22bと外側駆動錘31に備えられた駆動用可動電極31bおよび内側駆動錘33に備えられた駆動用可動電極33bの配置により、図2に示すように、外側駆動錘31と内側駆動錘33とがy軸方向において互いに逆位相で振動させられるようにしている。また、駆動用固定部23に備えられた駆動用固定電極23bと外側駆動錘32に備えられた駆動用可動電極32bおよび内側駆動錘34に備えられた駆動用可動電極34bの配置により、図2に示すように、外側駆動錘32と内側駆動錘34とがy軸方向において互いに逆位相で振動させられるようにしている。さらに、2つの内側駆動錘33、34がy軸方向において逆位相で振動させられるようにしている。これにより、振動型角速度センサは、駆動モード形状にて駆動されることになる。
なお、このときには、駆動梁42がS字状に波打つことで各錘31〜34のy軸方向への移動が許容されるが、回転梁43aと駆動梁42とを接続している連結部43cの部分については振幅の節(不動点)となり、殆ど変位しない構造にしてある。
次に、振動型角速度センサに角速度が印加された時の様子について図3を参照して説明する。上記した図2のような基本動作を行っている際に振動型角速度センサにz軸回りの角速度が印加されると、コリオリ力により、図3に示すように検出錘35、36がx軸方向へ変位する。この変位により、検出錘35の検出用可動電極35bと検出用固定部24の検出用固定電極24bとによって構成されるキャパシタの容量値や、検出錘36の検出用可動電極36bと検出用固定部25の検出用固定電極25bとによって構成されるキャパシタの容量値が変化する。
このため、検出用固定部24、25のボンディングパッドからの信号取り出しに基づいてキャパシタの容量値の変化を読み取ることにより、角速度を検出することができる。例えば、本実施形態のような構成の場合、2つの角速度検出構造それぞれから取り出した信号を差動増幅してキャパシタの容量値の変化を読み取ることが可能であるため、より正確に角速度を検出することが可能となる。このようにして、本実施形態の振動型角速度センサにより、印加された角速度を検出することができる。
このような振動型角速度センサは、衝撃の印加に対して2つの共振モードの周波数f1、f3を有している。具体的には、図4において模式的に示すように、バネs1、s2に支持された2つの錘m1、m2が同方向へ揺れる同相モードの共振周波数f1と、2つの錘m1、m2が逆方向へ揺れる同相吸収モードの共振周波数f3がある。同相吸収モードの共振周波数f3は、同相モードの共振周波数f1よりも大きな周波数となる。
ここでは簡略化のために、図4の模式図を用いて同相モードと同相吸収モードの錘m1、m2の動きについて示したが、本実施形態の振動型角速度センサの場合、図5および図6に示される動きとなる。すなわち、図5に示すように、振動型角速度センサに対して紙面左方向から衝撃が加えられたとき、同相モードの共振周波数f1では、x軸方向において内側駆動錘33、34と検出錘35、36が同方向に揺れる。また、図6に示すように、振動型角速度センサに対して紙面左方向から衝撃が加えられたとき、同相吸収モードの共振周波数f3では、x軸方向において内側駆動錘33、34と検出錘35、36が逆方向に揺れる。
単純に設計されている物理量センサでは、共振周波数の位置関係を考慮していないため、共振周波数f1の整数倍(n倍)が共振周波数f3付近に位置している場合が多い。このため、過大な衝撃が印加された際に、共振周波数f1における同相モードの揺れと共振周波数f3における同相吸収モードの揺れが干渉し、想定よりも大きな変位が生じてしまう。その結果、例えば検出錘35、36に備えた検出用可動電極35b、36bの各櫛歯が検出用固定部24、25に備えられた検出用固定電極24b、25bに接触するなど、センサ誤出力を招くという問題を発生させる。
振動型角速度センサに衝撃が印加されると、(1)非共振による振動励起、(2)共振による振動励起、(3)共振干渉による振動励起、の3つの足し合わせにより各種駆動錘31〜34や検出錘35、36が変位するという変位メカニズムになっている。つまり、これら(1)〜(3)の振動励起が同時に足し合わされるように発生し、各種駆動錘31〜34や検出錘35、36が変位する。
(1)非共振による振動励起は、単純に慣性力とバネ力から算出される変位量である。また、(2)共振による振動励起は、物理量センサが持つ共振モード、主に同相モードの共振周波数f1と同じ周波数を持つ衝撃成分の印加時間と振動子固有のQ値(共振倍率のピーク値)から算出される励起量である。そして、(3)共振干渉による振動励起は、同相モードの共振周波数f1の整数倍(n倍)と同相吸収モードの共振周波数f3での干渉による励起量である。これら(1)〜(3)の振動励起について調べたところ、図7の結果が得られた。この図から分かるように、従来のように共振周波数の位置関係について考慮しておらず、同相モードの共振周波数f1の整数倍(n倍)が同相吸収モードの共振周波数f3付近に位置している場合には、(3)共振干渉による振動励起の寄与率が非常に大きい。つまり、(3)共振干渉による振動励起の影響について考慮していないため、この振動励起を低減するという手法をとるのではなく、防振部材を設けて衝撃そのものがセンサに伝わらなくする構造や、可動電極と固定電極との間の間隔を拡げることで対応していた。しかしながら、(3)共振干渉による振動励起を低減できれば、それが全振動励起中に占める寄与率を減少することが可能となり、耐衝撃性能向上を図ることが可能になると言える。
ここで、(3)共振干渉による振動励起の影響度合いに相当する増幅率Aは、次式によって表される。この数式は、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態よりもA倍変位することを意味している。
Figure 0006191151
なお、数式中のf1は同相モードの共振周波数f1、f3は同相吸収モードの共振周波数f3、nは整数、QはQ値を表している。
また、Q値を変化させて数式1をグラフ化したものが図8である。ここでいう回避差Dとは、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3の設定に用いられる値であって、同相吸収モードの共振周波数f3を同相モードの共振周波数f1のn倍の値から乖離させる度合いを示している。図8に示されるように、回避差D=0のとき、つまり同相吸収モードの共振周波数f3が同相モードの共振周波数f1のn倍の値と一致しているときに最も増幅率Aが大きくなる。このときには(3)共振干渉による振動励起が最も大きなピーク値として現れ、全振動励起中に占める寄与率も高くなる。
したがって、絶対値Δf3(=|f3−n・f1|)が同相モードの共振周波数f1と一致するような条件とならないように設計することにより、(3)共振干渉による振動励起を最も大きなピーク値とならず、全振動励起中に占める寄与率を減少させられる。つまり、絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>n・f1×D)において、少なくとも回避差Dが0%ではなく(D≠0)、0%より大きくなるようにすればよい。これにより、(3)共振干渉による振動励起が最大変位となることを避けることができる。
そして、回避差Dが5%より大きく(D>5%)なるように設計すれば、数式1中における分母のルート内の第1項が第2項よりも十分に大きな値となり、第2項に含まれるQ値にかかわらず増幅率Aを決めることができる。具体的には、図8に示すように、増幅率Aは20程度まで低下する。このように、Q値にかかわらず増幅率Aを設定することが可能になり、増幅率Aを十分に小さくできることから、ロバスト性を高めることが可能となる。
さらに、回避差Dが10%より大きく(D>10%)なるように設計すれば、図8に示すように、増幅率Aはほぼ1桁まで低下する。これにより、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態に抑えることができる。
なお、図8においては、Q値を50〜300において変化させた場合を一例として示したが、Q値の大きさについてはここに示した範囲に限るものではない。
以上の知見に基づき、本実施形態では、同相モードの共振周波数f1とそれよりも大きな同相吸収モードの共振周波数f3とについて、同相吸収モードの共振周波数f3と同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が以下の条件を満たすようにしている。すなわち、絶対値Δf3が同相モードの共振周波数f1に対して回避差Dを掛けた値よりも大きくなる関係(Δf3>n・f1×D)としつつ、少なくとも回避差Dが0%より大きくなるようにしている。これにより、(3)共振干渉による振動励起が最大変位となることを避けることができる。
好ましくは、回避差D>5%となるようにすることで、増幅率AをQ値にかかわらず低下させることが可能となり、ロバスト性を高めることができる。より好ましくは、回避差D>10%となるようにすることで、増幅率Aをほぼ1桁まで低下させることができ、(3)共振干渉による振動励起を(1)非共振による振動励起や(2)共振による振動励起と同等程度まで十分に低下させた状態に抑えることができる。
このような関係を満たす同相モードの共振周波数f1と同相吸収モードの共振周波数f3に設定されるような設計とすることにより、(3)共振干渉による振動励起を低下させられる。したがって、防振部材を用いることなく、かつ、センサ感度の低下を招くことなく耐衝撃性能を向上させることが可能となる。
なお、数式1で示したように、増幅率Aは、同相モードの共振周波数f1の整数倍(n倍)と同相吸収モードの共振周波数f3およびQ値によって定義されることから、数式1中のQ値を従来よりも低下させることによっても増幅率Aを低下させることができる。例えば、本実施形態のような振動型角速度センサは真空封止された状態になるが、そのときの真空度を低下させることでQ値を低下させられる。例えば、従来真空度を100pa程度にしているものを300pa程度まで低下させるとQ値が1/3になることを確認している。このようにQ値を従来と比較して低下させると、増幅率Aを低下させることが可能となり、より(3)共振干渉による振動励起を低下させることができる。また、Q値を低下させると、(2)共振による振動励起も低下させられることから、(3)共振干渉による振動励起と合せて低下させられ、更なる耐衝撃性能向上を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、基板10としてSOI基板を用いる場合について説明したが、これは基板10の一例を示したものであり、SOI基板以外のものを用いても良い。
また、外側駆動錘31、32や内側駆動錘33、34および検出錘35、36がそれぞれ2つずつ備えられた一対の角速度検出構造に限らず、それ以上の対となる角速度検出構造が備えられた振動型角速度センサについても本発明を適用できる。
さらに、物理量センサとして角速度センサを例に挙げて説明したが、その他の物理量センサ、例えば加速度センサについても本発明を適用することができる。
10 基板
20 固定部
21 支持用固定部
22、23 駆動用固定部
24、25 検出用固定部
24b、25b 検出用固定電極
30 可動部
31、32 外側駆動錘
33、34 内側駆動錘
35、36 検出錘
35b、36b 検出用可動電極
43 支持部材

Claims (4)

  1. 基板(10)と、
    前記基板に対して第1バネ(43b)を介して支持された駆動錘(33、34)と、
    前記駆動錘に対して第2バネ(41)を介して支持され、検出用可動電極(35b、36b)を備えた検出錘(35、36)と、
    前記検出用可動電極に対して対向配置された検出用固定電極(24b、25b)を備えた検出用固定部(24、25)とを有し、
    前記駆動錘を駆動振動させているときに物理量が印加されると、該物理量の印加に伴って前記検出用可動電極が前記検出錘と共に変位することで、前記検出用可動電極と前記検出用固定電極との間の間隔が変化することに基づいて前記物理量の検出を行い、
    物理量の印加に伴って、前記駆動錘および前記検出錘が同方向に移動する同相モードの共振周波数をf1、前記駆動錘および前記検出錘が逆方向に移動する同相吸収モードの共振周波数をf3、nを整数とすると、前記nが共振周波数f1のn倍が共振周波数f3に最も近い周波数となる場合の整数であり、前記同相吸収モードの共振周波数f3が前記同相モードの共振周波数f1より大きく、前記同相吸収モードの共振周波数f3と前記同相モードの共振周波数f1のn倍の値との差の絶対値Δf3が、前記同相吸収モードの共振周波数f3を前記同相モードの共振周波数f1のn倍の値から乖離させる度合いを示す回避差Dを前記同相モードの共振周波数f1に対して掛けた値よりも大きくなる関係が成り立ち、かつ、前記回避差Dが0%より大きくされていることを特徴とする物理量センサ。
  2. 前記回避差Dが5%以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の物理量センサ。
  3. 前記回避差Dが10%以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の物理量センサ。
  4. 前記駆動錘は、前記検出錘の周囲を囲むと共に前記第2バネに相当する検出梁(41)を介して前記検出錘を連結する一対の内側駆動錘(33、34)とされ、
    前記一対の内側駆動錘を挟んだ両側に配置された一対の外側駆動錘(31、32)と、
    前記内側駆動錘と前記外側駆動錘とを、互いに逆方向に振動させる静電引力を発生させる駆動用固定部(22、23)とを有し、
    前記内側駆動錘と前記外側駆動錘とが駆動梁(42)にて連結されていると共に、
    前記第1バネを含む支持部材(43)にて、前記外側駆動錘および前記検出錘が連結された前記内側駆動錘を前記基板に支持しており、
    前記駆動用固定部が発生させる静電引力に基づいて前記駆動梁を撓ませて前記外側駆動錘と前記内側駆動錘とを振動させるセンサ駆動を行い、該センサ駆動中に物理量として角速度が印加されると前記検出梁が撓むことによって前記検出錘が前記内側駆動錘の振動方向と垂直方向に移動させられ、前記検出用固定電極と前記検出用可動電極の容量が変化することに基づいて前記角速度を検出するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の物理量センサを角速度検出に適用した振動型角速度センサ。
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