JP6183005B2 - 歩行型耕耘機 - Google Patents
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Description
請求項1記載の発明は、左右一対の走行車輪の前側に耕耘爪を備える歩行型耕耘機において、
耕耘爪の上方を耕耘カバーで覆い、
走行車輪と耕耘爪にそれぞれ伝動する伝動ケースを左右の走行車輪間の左右中央部に設け、
走行車輪と耕耘爪の間に平板状の畝立板を設け、
畝立板は伝動ケースの左右両側部にそれぞれ設け、左右の畝立板の左右内側には、左右対称形状の内盛用の畝成形部をそれぞれ形成し、
左右の畝立板はそれぞれ耕耘カバーの後部に取り付け、左右の畝立板を連結部材で連結して横軸芯に回動する構成とし、畝立作業時の姿勢、又は耕耘作業時の姿勢に切換可能に構成し、
伝動ケースの後方に、畝立板で成形した畝の上面を均す畝均し体を設け、畝均し体は伝動ケースに取り付けると共に、横軸心に回動する構成とし、畝立作業時の姿勢、又は耕耘作業時の姿勢に切換可能に構成し、
畝均し体は、円弧上に形成する剛性の均し体と、多数の切れ目を形成する弾性部材と、剛性の均し体を支持する均し体支持フレームを備え、畝均し体回動軸により横軸芯回りに回動自在に構成し、
畝立作業時には、畝立板と畝均し体を垂下する姿勢とし、
耕耘作業時には、畝立板を伝動ケースの下端部より上位置にあって、畝立板の正面側が下方に対向すべく前後方向に延びる姿勢で位置固定すると共に、畝均し体を上方に回動させて位置固定する構成とすることを特徴とする。
また、畝立板で形成した畝の上面をきれいに均すことができる。
また、畝立作業時には、左畝立板(11L)と右畝立板(11R)の間が伝動ケース(7)により離間されており、伝動ケース(7)が形成される畝(U)の上面に当接するため、伝動ケース(7)の後方の畝均し体(22)で畝(U)の上面を均し、畝(U)の形状を良好にし、畝均し体(22)の均し体(24)が畝(U)の上面に沿って前進すると共に、弾性部材(23)が畝(U)の上面で均し作用により後方に向かって折れ曲がることで、均し体(24)で畝(U)の上面を均した後にさらに均し作用がなされることにより、良好な内盛の畝(U)が形成される。
耕耘爪(5)で耕耘され、耕耘された土が後方に送られて盛り上がる土が畝立板(11)により整地作用がなされる。
また、耕耘作業機には、耕耘爪(5)で耕耘され、耕耘された土が後方に送られて盛り上がる土が畝立板(11)により整地作用がなされることができる。
エンジン1及び燃料タンク2を機体フレーム3に搭載し、左右一対の走行車輪4を設け、走行車輪4の前方には多数の耕耘爪5からなり、耕耘軸5aにより回転する耕耘部Kを設け、耕耘部Kの上方を耕耘カバー6で覆う。エンジン1の動力を走行車輪4及び耕耘爪5へ伝動する伝動装置(図示せず)を、伝動ケース7に内装し、伝動ケース7は走行車輪4間の左右中央ぶに設けている。走行車輪4に伝動する側の伝動ケース7の下端部7aは走行車輪4の車軸30よりも低い位置にあり、後端部7bは走行車輪4の車軸30よりも後方位置にある。伝動ケース7の後部から斜め後方向に操作ハンドル8が延びる構成とし、操作ハンドル8に沿うように変速レバー31を設けている。耕耘爪5の前方には案内輪9を設け、案内輪9は上下高さ調節機構10により上下高さ位置を調節する構成である。
左畝立板11Lには回動操作具16の一端を操作具取付プレート32を介して取り付け、回動操作具16の他端を回動ブラケット17に取り付ける。回動ブラケット17は畝立板回動軸18に対して回動する構成とし、回動ブラケット17には畝立板11の位置固定用のピン19を取り付けている。畝立板回動軸18は機体フレーム3に取り付ける機体ブラケット20に取り付ける。機体ブラケット20にはピン19を挿入する位置決め用の孔21を形成する。位置決め用の孔21は畝立作業用の孔21aと耕耘作業用の孔21bを設けている。
畝立作業時には、機体ブラケット20の畝立作業用の孔21aにピン22を挿入して畝立板11を垂下する姿勢とし、かつ、畝均し体22を垂下する姿勢とする。そして、エンジン1を駆動し、走行車輪4と耕耘爪5を駆動して耕耘作業を開始する。耕耘爪5で耕耘され、耕耘された土が後方に送られて盛り上がる土を、畝立板11の畝形成部Sで畝Uを形成する。畝Uは走行車輪4間に形成されるいわゆる内盛りの畝Uである。本実施の形態では、左畝立板11Lと右畝立板11Rの間が伝動ケース7により離間されており、伝動ケース7が形成される畝Uの上面に当接するため、伝動ケース7の後方の畝均し体22で畝Uの上面を均し、畝Uの形状を良好にする。畝均し体22は均し体24が畝Uの上面に沿って前進すると共に、弾性部材23が畝Uの上面で均し作用により後方に向かって折れ曲がることで、均し体24で畝Uの上面を均した後にさらに均し作用がなされる。以上により良好な内盛の畝Uが形成される。
回動操作具16を畝立板11に取り付ける操作具取付プレート32に長孔33を形成することで、図8に示すように畝立板11が上下方向に揺動可能に構成している。そのため、畝立板11が土の作用に追従し、整地作用がなされる。左ヒンジ14L及び右ヒンジ14Rが車軸30の軸芯位置より若干上方に位置し、畝立板11の下端部(後端部)が車軸30より若干下位置にあるため、耕耘作業時の畝立板11は後下がり姿勢となっている。そのため、耕耘爪5により後方に送られた土が順次下方に案内されて整地される。畝均し体22は退避姿勢となっているため、整地面には作用しない。以上により、良好な耕耘整地面にすることができる。
本実施の形態の畝立板11は耕耘カバー6に畝立板取付ブラケット13を介して取り付けられる構成であるが、耕耘カバー6を車軸30の高さ位置まで延長して畝立板11を取り付けても良い。
5 耕耘爪
6 耕耘カバー
7 伝動ケース
11 畝立板
12 連結部材(連結フレーム)
16 操作具
22 畝均し体
23 弾性部材
24 (剛性の)均し体
25 均し体支持フレーム
28 畝均し体回動軸
S 畝成形部
Claims (1)
- 左右一対の走行車輪の前側に耕耘爪を備える歩行型耕耘機において、
耕耘爪の上方を耕耘カバーで覆い、
走行車輪と耕耘爪にそれぞれ伝動する伝動ケースを左右の走行車輪間の左右中央部に設け、
走行車輪と耕耘爪の間に平板状の畝立板を設け、
畝立板は伝動ケースの左右両側部にそれぞれ設け、左右の畝立板の左右内側には、左右対称形状の内盛用の畝成形部をそれぞれ形成し、
左右の畝立板はそれぞれ耕耘カバーの後部に取り付け、左右の畝立板を連結部材で連結して横軸芯に回動する構成とし、畝立作業時の姿勢、又は耕耘作業時の姿勢に切換可能に構成し、
伝動ケースの後方に、畝立板で成形した畝の上面を均す畝均し体を設け、畝均し体は伝動ケースに取り付けると共に、横軸心に回動する構成とし、畝立作業時の姿勢、又は耕耘作業時の姿勢に切換可能に構成し、
畝均し体は、円弧上に形成する剛性の均し体と、多数の切れ目を形成する弾性部材と、剛性の均し体を支持する均し体支持フレームを備え、畝均し体回動軸により横軸芯回りに回動自在に構成し、
畝立作業時には、畝立板と畝均し体を垂下する姿勢とし、
耕耘作業時には、畝立板を伝動ケースの下端部より上位置にあって、畝立板の正面側が下方に対向すべく前後方向に延びる姿勢で位置固定すると共に、畝均し体を上方に回動させて位置固定する構成とすることを特徴とする歩行型耕耘機。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013136687A JP6183005B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 歩行型耕耘機 |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2013136687A Expired - Fee Related JP6183005B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 歩行型耕耘機 |
Country Status (1)
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2013
- 2013-06-28 JP JP2013136687A patent/JP6183005B2/ja not_active Expired - Fee Related
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