JP6179349B2 - スカラロボット - Google Patents

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Description

本発明は、スカラロボットに関する。
ロボットの旋回可動部材が、可動範囲を超えて回転しようとした場合に、旋回可動部材に接触することで、その回転を機械的に停止させるストッパ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平5−228882号公報
しかし、上記のようなストッパ装置では、旋回可動部材(アーム)が接触した際に、ストッパ装置を固定する固定部に局所的にせん断応力が掛かり、例えば、ストッパ装置を固定するボルトが破断してしまう場合があった。
本発明の一つの態様は、上記の問題点に鑑みて成されたものであって、アームの回動を機械的に規制する装置が破損することを抑制できるスカラロボットを提供することを目的の一つとする。
本発明のスカラロボットの一つの態様は、基台と、前記基台に連結され、前記基台に対して第1軸回りに回動可能な第1アームと、前記第1アームに連結され、前記第1軸と離間した第2軸回りに回動可能な第2アームと、前記第1アームに設けられ、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動を規制する第1回動規制部材と、前記第1アームに設けられ、前記第2アームの前記第2軸回りの回動を規制する第2回動規制部材と、を備え、前記第1アームは、前記第1軸及び前記第2軸の軸方向に貫通する孔部が形成された壁部を備える筐体と、前記筐体の内部に設けられた梁と、を備え、前記第1回動規制部材と前記第2回動規制部材との少なくとも一方は、接触部と、固定部と、前記接触部と前記固定部とを接続する接続部と、を備え、前記第1回動規制部材の前記接触部は、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動が規制される際に、前記基台と接触し、前記第2回動規制部材の前記接触部は、前記第2アームの前記第2軸回りの回動が規制される際に、前記第2アームと接触し、前記固定部は、前記梁に固定され、前記接続部は、前記孔部に、前記孔部の内壁と離間して挿通され、前記接触部と前記筐体との間と、前記接続部と前記孔部の内壁との間と、のうち少なくとも一方の間には、抵抗部材が設けられることを特徴とする。
本発明のスカラロボットの一つの態様によれば、回動規制部材の接触部が、基台または第2アームに接触した際に、まず固定部に曲げ応力が発生する。そして、その曲げ応力によって回動規制部材、より詳細には、接続部が曲げ変形し、回動規制部材の接続部が孔部の内壁と接触すると、接続部にせん断応力が発生する。すなわち、回動規制部材に、基台または第2アームが接触することによって加えられる力を、回動規制部材の2箇所に分散させて受けることができる。また、接触部と筐体との間と、接続部と孔部との間とのうち少なくとも一方の間に、抵抗部材が設けられているため、固定部に曲げ応力が発生してから、回転抑制部材が曲げ変形して接続部が孔部の内壁と接触するまでの間に、せん断応力のエネルギーが抵抗部材によって緩和され、接続部に加えられるせん断応力を低減することができる。これにより、本発明のスカラロボットの一つの態様によれば、アームの回動を機械的に規制する回動規制部材が破断することを抑制できるスカラロボットが得られる。
前記第2アームは、接触面を有する前記第1アーム側の面から前記第1アーム側に突出する凸部を備え、前記第2回動規制部材の接触部は、前記第2アームの回動を抑制する際に、前記凸部の前記接触面と接触する構成としてもよい。
この構成によれば、第2アームは、第2回動規制部材の接触部と接触面で接触するため、第2アームによって第2回動規制部材に加えられる力の向きや大きさを安定化できる。
前記梁の前記軸方向の長さは、前記壁部の前記軸方向の長さよりも大きい構成としてもよい。
この構成によれば、第1回動規制部材及び第2回動規制部材の梁に対する固定を強固にしつつ、第1アームの重量を軽量化することができる。
前記基台の前記接触部が接触する箇所には、弾性部が設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、回動規制部材に加えられる力をより低減することができる。
本発明のスカラロボットの一つの態様は、基台と、前記基台に連結され、前記基台に対して第1軸回りに回動可能な第1アームと、前記第1アームに連結され、前記第1アームに対して、前記第1軸と平行であって前記第1軸と離間した第2軸回りに回動可能な第2アームと、前記第1アームに設けられ、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する第1回動規制部材と、前記第1アームに設けられ、前記第1アームに対する前記第2アームの前記第2軸回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する第2回動規制部材と、を備え、前記第1アームは、前記第1軸及び前記第2軸の軸方向に貫通する孔部が形成された壁部を備える筐体と、前記筐体の内部に設けられた梁と、を備え、前記第2アームは、接触面を有する前記第1アーム側の面から前記第1アーム側に突出する凸部を備え、前記基台には、弾性部が設けられ、前記第1回動規制部材及び前記第2回動規制部材は、それぞれ、接触部と、固定部と、前記接触部と前記固定部とを接続する接続部と、を備え、前記第1回動規制部材の前記接触部は、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動が規制される際に、前記基台の前記弾性部と接触し、前記第2回動規制部材の前記接触部は、前記第1アームに対する前記第2アームの前記第2軸回りの回動が規制される際に、前記第2アームの前記凸部の接触面と接触し、前記固定部は、前記第1アームの前記梁に固定され、前記接続部は、前記筐体の前記壁部に形成された前記孔部に、前記孔部の内壁と離間するようにして挿通され、前記接触部と前記筐体との間と、前記接続部と前記孔部の内壁との間と、には、前記回動規制部材の前記孔部に対する相対的な移動に対して、前記第1回動規制部材及び前記第2回動規制部材に抵抗力を与える抵抗部材が設けられ、前記梁の前記軸方向の長さは、前記壁部の前記軸方向の長さよりも大きく、前記第1回動規制部材の前記接続部の前記軸方向の長さは、前記第2回動規制部材の前記接続部の前記軸方向の長さよりも大きいことを特徴とする。
本発明のスカラロボットの一つの態様によれば、接触した際に第2回動規制部材よりも大きい力が加えられやすい第1回動規制部材が破断することをより抑制できる。
本実施形態のスカラロボットを示す側面図である。 本実施形態のスカラロボットを示す平面図である。 本実施形態のスカラロボットの第1アームを示す、図2におけるIII−III断面図である。 回動規制部材に加えられる力について説明するための断面図である。 回動規制部材に加えられる力について説明するための断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るスカラロボットについて説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
図1及び図2は、本実施形態のスカラ(SCARA:Selective Compliance Assembly Robot Arm)ロボット(水平多関節ロボット)100を示す図である。図1は、側面図である。図2は、平面図である。
なお、以下の説明においてはXYZ座標系を設定し、このXYZ座標系を参照しつつ各部材の位置関係を説明する。この際、鉛直方向をZ軸方向、水平方向で、かつ、基台110(図1,2参照)の長さ方向をY軸方向、水平方向で、かつ、基台110の幅方向をX軸方向とする。
また、以下の説明においては、図2に示す姿勢、すなわち、基台110、第1アーム120、及び第2アーム130の長手方向がY軸と平行な線上に並ぶような姿勢を、基準姿勢と称する。
本実施形態のスカラロボット100は、図1に示すように、基台110と、第1アーム120と、第2アーム130と、作業ヘッド140と、エンドエフェクター150と、配線引き回し部160と、第1回動規制部材180と、第2回動規制部材181とを備えている。
基台110は、例えば、図示しない床面にボルト等によって固定されている。基台110の上端部には第1アーム120が連結している。第1アーム120は、基台110に対して鉛直方向(Z軸方向)に沿う第1軸J1回りに回動可能となっている。
基台110内には、第1アーム120を回動させる第1モーター111と、第1減速機112とが設置されている。第1減速機112の入力軸は、第1モーター111の回転軸に連結され、第1減速機112の出力軸は、第1アーム120に連結されている。そのため、第1モーター111が駆動し、その駆動力が第1減速機112を介して第1アーム120に伝達されると、第1アーム120が基台110に対して第1軸J1回りに水平面(XY面)内で回動する。
基台110は、弾性部114を備えている。弾性部114は、図2に示すように、第1弾性部114aと第2弾性部114bとを含む。第1弾性部114aと第2弾性部114bとは、基台110の上端部(+Z軸端部)における幅方向の両端部(±X側端部)にそれぞれ設けられている。
弾性部114は、弾性を有する材質で構成されている。弾性を有する材質としては、例えば、ニトリルゴム(NBR:Nitril Butadiene Rubber)を選択できる。詳細は後述するが、弾性部114は、基台110に対する第1アーム120の回動が規制される際に、第1回動規制部材180の接触部182が接触する部分である。
図3は、第1アーム120を示す図であって、図2におけるIII−III断面図である。
第1アーム120は、図3に示すように、中空の筐体121と、筐体121の内部に設けられた梁122とを備えている。
ここで、本実施形態において、「梁」とは、第1アーム120内に設けられ、後述する第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181を第1アーム120に固定できる部材を意味するものとし、その範囲内において、どのような形状を有していてもよい。
筐体121の鉛直方向下側(−Z側)の下側壁部(壁部)121aには、鉛直方向(Z軸方向)に貫通する孔部123が形成されている。筐体121の鉛直方向上側(+Z側)の上側壁部(壁部)121bには、鉛直方向(Z軸方向)に貫通する孔部124が形成されている。
孔部123には、樹脂部材(抵抗部材)192が挿入されている。樹脂部材192は、管状であり、鉛直方向下側(−Z側)の端部における管の縁部が広がったフランジ部が設けられている。フランジ部は、筐体121の鉛直方向下側(−Z側)の表面と接触している。
孔部124には、樹脂部材(抵抗部材)193が挿入されている。樹脂部材193は、管状であり、鉛直方向上側(+Z側)の端部における管の縁部が広がったフランジ部が設けられている。フランジ部は、筐体121の鉛直方向上側(+Z側)の表面と接触している。
梁122には、孔部123と同軸の雌ネジ部125と、孔部124と同軸の雌ネジ部126とが形成されている。
第1アーム120の厚みW1(Z軸方向長さ)は、例えば、92mmである。筐体121の下側壁部121aの厚みW2(Z軸方向長さ)は、例えば、4mmである。筐体121の上側壁部121bの厚みW3(Z軸方向長さ)は、例えば、6mmである。梁122の厚みW4(Z軸方向長さ)は、例えば、12mmである。
梁122の厚みW4は、後述する第1回動規制部材180の固定部184及び第2回動規制部材181の固定部187の軸方向(Z軸方向)長さと等しい。
梁122の厚みW4は、筐体121の下側壁部121aの厚みW2及び上側壁部121bの厚みW3よりも大きい。
第1アーム120の先端部には、第2アーム130が連結している。第2アーム130は、第1アーム120に対して鉛直方向(Z軸方向)に沿う第2軸J2回りに回動可能となっている。
第2アーム130内には、第2アーム130を回動させる第2モーター131と、第2減速機132とが設置されている。第2減速機132の入力軸は、第2モーター131の回転軸に連結され、第2減速機132の出力軸は、第1アーム120に連結固定されている。そのため、第2モーター131が駆動し、その駆動力が第2減速機132を介して第1アーム120に伝達されると、第2アーム130が第1アーム120に対して第2軸J2回りに水平面(XY面)内で回動する。
第2アーム130は、鉛直方向下側(−Z側)の面から、鉛直方向下側(−Z側)に突出する凸部134が設けられている。凸部134は、本実施形態においては、第2アーム130の長さ方向(図1ではY軸方向)に延在する直方体形状である。凸部134は、図2に示すように、第2アーム130の回動が規制される際に、第2回動規制部材181の接触部185と接触する接触面134a及び接触面134bを備えている。凸部134の接触面134a及び接触面134bは、水平面(XY面)と垂直に交差する面である。
第2アーム130の先端部には、作業ヘッド140が配置されている。作業ヘッド140は、第2アーム130の先端部に同軸的に配置されたスプラインナット141およびボールネジナット142と、スプラインナット141およびボールネジナット142に挿通されたスプラインシャフト143とを有している。スプラインシャフト143は、第2アーム130に対して、鉛直方向(Z軸方向)に沿う軸J3回りに回転可能であり、かつ、上下方向に移動(昇降)可能となっている。
スプラインシャフト143の先端部(下端部)には、エンドエフェクター150が連結されている。エンドエフェクター150としては、特に限定されず、例えば、被搬送物を把持するもの、被加工物を加工するものなどが挙げられる。
第2アーム130内に配置された各電子部品(例えば、第2モーター131等)に接続される複数の配線170は、第2アーム130と基台110とを連結する管状の配線引き回し部160内を通って基台110内まで引き回されている。さらに、複数の配線170は、基台110内でまとめられることによって、第1モーター111に接続される配線とともに、基台110の外部に設置され、スカラロボット100を統括制御する図示しない制御装置まで引き回される。
第1回動規制部材180と第2回動規制部材181とは、図1から図3に示すように、第1アーム120に設けられている。
第1回動規制部材180は、図2に示すように、第1回動規制部材180aと、第1回動規制部材180bとを含む。
第1回動規制部材180は、基台110に対する第1アーム120の第1軸J1回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する部材である。
第2回動規制部材181は、第1アーム120に対する第2アーム130の第2軸J2回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する部材である。
第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181は、それぞれ、第1アーム120及び第2アーム130の回動を規制できる範囲内において、特に限定されず、本実施形態においては、例えば、ボルトである。第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181として用いられるボルトは、例えば、M10のボルトである。
第1回動規制部材180は、図3に示すように、接触部182と、接続部183と、固定部184とを備える。第2回動規制部材181は、接触部185と、接続部186と、固定部187とを備える。固定部184及び固定部187には、雄ネジが形成されている。
なお、本実施形態において、「接触部」とは、回動規制部材における、規制する対象となるアーム、または基台と接触する部分を意味する。「固定部」とは、回動規制部材における、梁に固定されている部分を意味する。「接続部」とは、固定部と、接触部との間の部分を意味する。
第1回動規制部材180は、孔部123から、樹脂部材192とワッシャー(抵抗部材)190とを介して、第1アーム120に挿入され、固定部184が雌ネジ部125に螺合されることによって、第1アーム120に締結固定されている。第1回動規制部材180の締結力によって、樹脂部材192とワッシャー190とは、圧縮力を受け弾性変形した状態となる。これにより、樹脂部材192とワッシャー190との間には、垂直抗力が生じ、接触部182に力が加えられた際に、樹脂部材192とワッシャー190との間に摩擦力が生じる。
接続部183は、筐体121の鉛直方向下側(−Z側)に形成された孔部123に、孔部123の内壁と離間した状態で挿通されている。本実施形態においては、孔部123には、樹脂部材192が設けられているため、孔部123の内部に位置する接続部183の接触部側端部183aと、孔部123の内壁との間には、樹脂部材192が設けられている。
接触部182は、本実施形態のように回動規制部材がボルトである場合には、ボルトのヘッド部である。接触部182は、筐体121の表面から鉛直方向下側(−Z側)に突出した状態となっている。本実施形態において、接触部182は、平面視(XY面視)で、円形状である。接触部182と、筐体121の鉛直方向下側(−Z側)の表面との間には、ワッシャー190と、樹脂部材192とが挟持された状態となっている。
第2回動規制部材181は、孔部124から、樹脂部材193とワッシャー(抵抗部材)191とを介して、第1アーム120に挿入され、固定部187が雌ネジ部126に螺合されることによって、第1アーム120に固定される。
接続部186は、筐体121の鉛直方向上側(+Z側)に形成された孔部124に、孔部124の内壁と離間した状態で挿通されている。第1回動規制部材180と同様に、接続部186の接触部側端部186aと、孔部124の内壁との間には、樹脂部材193が設けられている。
接触部185は、接触部182と同様に、本実施形態においては、ボルトのヘッド部である。接触部185は、筐体121の表面から鉛直方向上側(+Z側)に突出した状態となっている。本実施形態において、接触部185は、平面視(XY面視)で円形状である。接触部185と、筐体121の鉛直方向上側(+Z側)の表面との間には、ワッシャー191と、樹脂部材193とが挟持された状態となっている。
本実施形態においては、第1回動規制部材180の接続部183の軸方向(Z軸方向)長さW5は、第2回動規制部材181の接続部186の軸方向(Z軸方向)長さW6よりも大きい。第1回動規制部材180の接続部183の長さW5は、例えば、58mmである。第2回動規制部材181の接続部186の長さW6は、例えば、34mmである。
接続部183の長さW5及び接続部186の長さW6は、固定部184及び固定部187の軸方向(Z軸方向)長さ、すなわち、梁122の厚みW4よりも大きい。
第1アーム120の第1軸J1回りの回動は、第1回動規制部材180によって規制される。すなわち、図2に示すように、第1アーム120の平面視(XY面視)における第1軸J1に対する時計回りの回動は、第1回動規制部材180aの接触部182が基台110の第1弾性部114aと接触することで規制される。第1アーム120の平面視(XY面視)における第1軸J1に対する反時計回りの回動は、第1回動規制部材180bの接触部182が基台110の第2弾性部114bと接触することで規制される。
これにより、第1アーム120の回動可能範囲は、基準姿勢に対して第1軸J1回り角度±θ1の範囲となるように規制される。角度θ1は、例えば、150°である。
第2アーム130の第2軸J2回りの回動は、第2回動規制部材181によって規制される。すなわち、第2アーム130の平面視における第2軸J2に対する時計回りの回動は、第2アーム130の接触面134aが、第2回動規制部材181aの接触部185と接触することで規制される。第2アーム130の平面視における第2軸J2に対する反時計回りの回動は、第2アーム130の接触面134bが、第2回動規制部材181bの接触部185と接触することで規制される。
これにより、第2アーム130の回動可能範囲は、基準姿勢に対して第2軸J2回り角度±θ2の範囲となるように規制される。角度θ2は、例えば、130°である。
本実施形態によれば、第1アーム120及び第2アーム130の回動を機械的に規制する第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181が破断することを抑制できるスカラロボットが得られる。以下、詳細に説明する。
図5は、アームの筐体に直接、回動規制部材が固定されている場合において、回動規制部材に加えられる力を説明するための断面図である。
図5に示すアーム220は、筐体221を備えている。筐体221には、雌ネジ223が形成され、回動規制部材280の固定部284が螺合されることによって固定されている。
回動規制部材280の接触部282に、第2アームまたは基台が接触して力Fが加えられると、筐体221との固定されている部分である固定部284に反力Fr4が発生する。その結果、回動規制部材280の固定部284にせん断応力が集中してかかり、回動規制部材280が破断してしまう場合があった。
これに対して、本実施形態によれば、第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181に加えられる力Fを2箇所に分散させて受けることができる。
図4(A)〜(C)は、第1回動規制部材180に加えられる力を説明するための断面図である。以下の説明においては、図4(A)〜(C)を用いて代表して第1回動規制部材180について説明するが、第2回動規制部材181についても同様である。
まず、図4(A)に示すように、接触部182に基台110が接触して力Fが加えられると、梁122に固定された固定部184に力Fと反対向きの反力Fr1が発生する。これにより、図示反時計回りの曲げモーメントMが発生する。
また、ワッシャー190と樹脂部材192との間には、上述したように第1回動規制部材180の締結力によって垂直抗力が生じているため、力Fと反対向きの摩擦力(抵抗力)Ffが生じる。接続部183には、孔部123に挿通している接触部側端部183aにおいて、樹脂部材192から力Fと反対向きの弾性力(抵抗力)Feが加えられる。
図4(B)に示すように、曲げモーメントMによって、接続部183は曲げられ、接続部183における接触部側端部183aは、孔部123の内壁に接近していく。
そして、図4(C)に示すように、接続部183が孔部123の内壁と接触すると、接続部183には、力Fと反対向きの反力Fr2が生じ、梁122においては、固定部184に、力Fと同じ向きの反力Fr3が生じる。力Fと反力Fr2とによって、接続部183の接触部側端部183aには、せん断応力が生じる。
なお、本実施形態においては、接続部183と孔部123の内壁との間に樹脂部材192が設けられているため、接続部183と孔部123の内壁とは、直接的には接触せず、樹脂部材192を介して接触することとなる。この場合において、樹脂部材192は、それ以上、弾性変形を生じない状態となっている。
以上に説明したように、本実施形態によれば、接触部182に力Fが加えられた直後においては、梁122に固定された固定部184に反力Fr1が生じる。そして、接続部183の接触部側端部183aが孔部123の内壁、すなわち、筐体121に接触すると、接続部183の接触部側端部183aに反力Fr2が生じる。そのため、接触部182に加えられる力Fを、固定部184と接続部183の接触部側端部183aとの2箇所で受けることができる。
また、接続部183の接触部側端部183aが、孔部123の内壁に接触するまでの間、ワッシャー190及び樹脂部材192によって、力Fと反対向きの摩擦力Ff及び弾性力Feが生じる。これにより、接触によるエネルギーを低減させることができ、接続部183の接触部側端部183aが、孔部123の内壁に接触した際に生じるせん断応力を緩和することができる。
以上により、本実施形態によれば、第1回動規制部材180に加えられる力Fが局所的にかかることを抑制できると共に、接続部183に生じるせん断応力を緩和することができるため、第1回動規制部材180が破断することを抑制できるスカラロボットが得られる。
また、本実施形態によれば、上記のようにして、第1アーム120に設けられた第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181が、分散して力Fを受けることによって、第1アーム120及び第2アーム130の回動を規制できる。そのため、基台110及び第2アーム130が破損することを抑制することができる。すなわち、第1アーム120及び第2アーム130の回動が、第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181によって機械的に規制された場合であっても、モーターや減速機が搭載された基台110及び第2アーム130の破損による交換の手間を低減することができる。
また、本実施形態によれば、梁122の厚みW4が、下側壁部121aの厚みW2及び上側壁部121bの厚みW3よりも大きいため、第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181の梁122に対する固定を強固なものとしつつ、第1アーム120全体の重量を軽量化できる。
また、本実施形態によれば、第2回動規制部材181の接触部185が、第2アーム130に設けられた凸部134の接触面134a及び接触面134bに接触する。そのため、第2アーム130によって第2回動規制部材181に加えられる力の向きや大きさを安定化できる。
また、本実施形態によれば、第1回動規制部材180の接続部183の長さW5が、第2回動規制部材181の接続部186の長さW6よりも大きくなるように設定されている。そのため、第2回動規制部材181に比べて、第1回動規制部材180の方が、力Fが加えられる接触部182から固定部184までの距離が長くなる。その結果、モーメントアームが大きくなり、力Fによって生じる曲げモーメントMが大きくなる。したがって、第1回動規制部材180に加えられる力Fによるエネルギーを、接続部183の曲げによってより緩和することができ、接続部183の接触部側端部183aが筐体121に接触した際に生じるせん断応力をより低減できる。
第1アーム120に対する第2アーム130の回動を規制する場合における第2回動規制部材181に加えられる力Fは、第2アーム130の重量と、回転速度とによって決まる。これに対して、基台110に対する第1アーム120の回動を規制する場合における第1回動規制部材180に加えられる力Fは、第1アーム120及び第2アーム130の重量と、それぞれの回転速度とによって決まる。そのため、第2回動規制部材181に加えられる力Fよりも、第1回動規制部材180に加えられる力Fの方が大きくなる場合が多い。したがって、上記のような構成にすることによって、本実施形態によれば、第1アーム120の厚みW1が大きくなることを抑制しつつ、より効率的に第1回動規制部材180及び第2回動規制部材181の破断を抑制することができる。
また、本実施形態においては、基台110における第1回動規制部材180が接触する部分に、弾性部114が設けられているため、基台110と第1回動規制部材180とが接触した場合における第1回動規制部材180に加えられる力Fを低減することができる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
本実施形態においては、第1回動規制部材180と第2回動規制部材181とのうち、いずれか一方が、本実施形態の回動規制部材の構成と異なる構成であってもよい。すなわち、第1回動規制部材180と第2回動規制部材181とのうち、いずれか一方が、例えば、図5において示したような回動規制部材280のような構成であってもよい。
また、本実施形態においては、ワッシャー190,191は、直接筐体121の表面と接触してもよい。この場合においては、樹脂部材192,193は、設けられていなくてもよいし、接続部183,186と、孔部123,124との間のみに設けられていてもよい。
また、本実施形態においては、ワッシャー190,191は、設けられていなくてもよい。
また、本実施形態においては、樹脂部材192,193は、ワッシャー190,191と筐体121の表面との間のみに設けられていてもよいし、接続部183,186と孔部123,124との間のみに設けられていてもよい。
樹脂部材192,193が、接続部183,186と孔部123,124との間に設けられていない場合においては、第1アーム120及び第2アーム130の回動が規制される際に、接続部183,186は、直接、孔部123,124の内壁と接触する。
また、上記本実施形態においては、抵抗部材として、ワッシャー190,191及び樹脂部材192,193を用いたが、これに限られない。抵抗部材としては、接続部183の接触部側端部183aの孔部123に対する相対的な移動を抑制する抵抗力を、第1回動規制部材180に与えることができる部材である範囲内において、特に限定されず、例えば、弾性変形する部材であってもよいし、塑性変形する部材であってもよい。
また、上記説明した実施形態においては、第1回動規制部材180の接触部182は、基台110の弾性部114に接触するような構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、例えば、基台110が、基台110に直接固定された別部材、例えば、ボルト等を備え、第1回動規制部材180の接触部182が、その固定された別部材と接触するような構成であってもよい。
また、本実施形態においては、基台110の弾性部114は、設けられていなくてもよい。
また、上記説明した実施形態においては、第2回動規制部材181の接触部185は、第2アーム130に備えられた凸部134と接触する構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、例えば、凸部134の代わりに、第2アーム130に直接ボルトを固定し、第2回動規制部材181の接触部185がそのボルトのヘッド部と接触するような構成としてもよい。
Fe…弾性力(抵抗力)、Ff…摩擦力(抵抗力)、J1…第1軸、J2…第2軸、W5…長さ(第1回動規制部材の接続部の軸方向の長さ)、W6…長さ(第2回動規制部材の接続部の軸方向の長さ)、100…スカラロボット、110…基台、114…弾性部、120…第1アーム、121…筐体、121a…下側壁部(壁部)、121b…上側壁部(壁部)、122…梁、123,124…孔部、130…第2アーム、134…凸部、134a,134b…接触面、180,180a,180b…第1回動規制部材、181,181a,181b…第2回動規制部材、182,185…接触部、183,186…接続部、184,187…固定部、190,191…ワッシャー(抵抗部材)、192,193…樹脂部材(抵抗部材)

Claims (5)

  1. 基台と、
    前記基台に連結され、前記基台に対して第1軸回りに回動可能な第1アームと、
    前記第1アームに連結され、前記第1軸と離間した第2軸回りに回動可能な第2アームと、
    前記第1アームに設けられ、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動を規制する第1回動規制部材と、
    前記第1アームに設けられ、前記第2アームの前記第2軸回りの回動を規制する第2回動規制部材と、
    を備え、
    前記第1アームは、前記第1軸及び前記第2軸の軸方向に貫通する孔部が形成された壁部を備える筐体と、前記筐体の内部に設けられた梁と、を備え、
    前記第1回動規制部材と前記第2回動規制部材との少なくとも一方は、接触部と、固定部と、前記接触部と前記固定部とを接続する接続部と、を備え、
    前記第1回動規制部材の前記接触部は、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動が規制される際に、前記基台と接触し、
    前記第2回動規制部材の前記接触部は、前記第2アームの前記第2軸回りの回動が規制される際に、前記第2アームと接触し、
    前記固定部は、前記梁に固定され、
    前記接続部は、前記孔部に、前記孔部の内壁と離間して挿通され、
    前記接触部と前記筐体との間と、前記接続部と前記孔部の内壁との間と、のうち少なくとも一方の間には、抵抗部材が設けられることを特徴とするスカラロボット。
  2. 前記第2アームは、接触面を有する前記第1アーム側の面から前記第1アーム側に突出する凸部を備え、
    前記第2回動規制部材の接触部は、前記第2アームの回動を抑制する際に、前記凸部の前記接触面と接触する、請求項1に記載のスカラロボット。
  3. 前記梁の前記軸方向の長さは、前記壁部の前記軸方向の長さよりも大きい、請求項1または2に記載のスカラロボット。
  4. 前記基台の前記接触部が接触する箇所には、弾性部が設けられている、請求項1から3のいずれか一項に記載のスカラロボット。
  5. 基台と、
    前記基台に連結され、前記基台に対して第1軸回りに回動可能な第1アームと、
    前記第1アームに連結され、前記第1アームに対して、前記第1軸と平行であって前記第1軸と離間した第2軸回りに回動可能な第2アームと、
    前記第1アームに設けられ、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する第1回動規制部材と、
    前記第1アームに設けられ、前記第1アームに対する前記第2アームの前記第2軸回りの回動を、回動可能範囲が所定の範囲となるように規制する第2回動規制部材と、
    を備え、
    前記第1アームは、前記第1軸及び前記第2軸の軸方向に貫通する孔部が形成された壁部を備える筐体と、前記筐体の内部に設けられた梁と、を備え、
    前記第2アームは、接触面を有する前記第1アーム側の面から前記第1アーム側に突出する凸部を備え、
    前記基台には、弾性部が設けられ、
    前記第1回動規制部材及び前記第2回動規制部材は、それぞれ、接触部と、固定部と、前記接触部と前記固定部とを接続する接続部と、を備え、
    前記第1回動規制部材の前記接触部は、前記基台に対する前記第1アームの前記第1軸回りの回動が規制される際に、前記基台の前記弾性部と接触し、
    前記第2回動規制部材の前記接触部は、前記第1アームに対する前記第2アームの前記第2軸回りの回動が規制される際に、前記第2アームの前記凸部の接触面と接触し、
    前記固定部は、前記第1アームの前記梁に固定され、
    前記接続部は、前記筐体の前記壁部に形成された前記孔部に、前記孔部の内壁と離間するようにして挿通され、
    前記接触部と前記筐体との間と、前記接続部と前記孔部の内壁との間と、には、前記回動規制部材の前記孔部に対する相対的な移動に対して、前記第1回動規制部材及び前記第2回動規制部材に抵抗力を与える抵抗部材が設けられ、
    前記梁の前記軸方向の長さは、前記壁部の前記軸方向の長さよりも大きく、
    前記第1回動規制部材の前記接続部の前記軸方向の長さは、前記第2回動規制部材の前記接続部の前記軸方向の長さよりも大きいことを特徴とするスカラロボット。
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