JP2007050499A - ストッパ構造,ストッパ部材固着構造及びストッパ部材取付け構造 - Google Patents

ストッパ構造,ストッパ部材固着構造及びストッパ部材取付け構造 Download PDF

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Abstract

【課題】多関節型ロボットのアームの回動を規制するものにおいて、第1ストッパ部材を固定するためのボルトのせん断を防止できるストッパ構造を提供する。
【解決手段】 ストッパブロック21の基部21aに対してボルト13を挿通するための挿通穴22に、第1挿通部24よりも径大となる第2挿通部25を形成し、第2アーム4の回動によりストッパ12とストッパブロック21の当接部21bとが所定値以上の荷重を以って当接し、第1アーム3の先端部3aに対して基部21aが摺動した場合に、挿通穴22に設けられた第2挿通部25の空間内においてボルト13を変形させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有し、前記アームの可動範囲を規制するためストッパ構造、及びそのストッパにおける第1ストッパ部材を固着又は取付けする構造に関する。
多関節型ロボットのアームは、複数のアームが関節構造を介して連結されており、各アームは関節を中心として回動変位するようになっている。そして、そのアームが回動する範囲を機構的に規制するために、ストッパが設けられている。図9は、6軸の垂直多関節型ロボットのアーム外観を示す斜視図である。
図9(a)に示すように、ロボット本体1は、ベース2上に、第1〜第6アーム3〜8を、第1〜第6関節を介して順に連結して構成されている。この場合、第1〜第6の各関節(各軸)は、全て回転機構で構成されている。具体的には、ベース2上には、第1アーム3が、垂直方向の回転軸J1を有する第1関節により回動(旋回)可能に設けられ、その第1アーム3の先端には、第2アーム4が、水平方向の回転軸J2を有する第2関節により回動可能に設けられ、その第2アーム4の先端に、第3アーム5が、水平方向の回転軸J3を有する第3関節により回動可能に設けられている。
さらに、その第3アーム5の先端面部に、第4アーム6が、回転軸J4を有する第4関節により同軸回転可能に設けられ、第4アーム6の先端には、第5アーム7が、回転軸J5を有する第5関節により回転可能に設けられ、第5アーム7の先端面に第6アーム8が、回転軸J6を有する第6関節により同軸回転可能に設けられて構成されている。尚、図示の都合上、第5アーム7,第6アーム8については一体で示している。
そして、第2アーム4と、その回動中心となる第2関節、即ち第1アーム3の先端部3aとの間には、夫々ストッパブロック11、ストッパ12が設けられている。尚、これらの配置部分の拡大図を図9(b)に示す。ストッパブロック11は、矩形状をなす基部11aが第2アーム4に対して5本のボルト13により5点止めされて固着されている。その基部11aが第1アーム3の先端部3a側に対する一辺より、当接部11bが延設されている。また、ストッパ12は、例えばボルトと同様の構造であり、先端部3aに対して捩じ込みされた状態で固着されている。
以上のようなストッパ構造においては、第2アーム4が時計回り方向に回動した場合、ストッパブロック11の当接部11bがストッパ12に当接することで、第2アーム4の回動範囲が規制されるようになっている。尚、図9と同様のストッパ構造は、例えば特許文献1などに開示されている。
特開平5−228882号公報
しかしながら、図9に示すストッパ構造では、ロボットの動作制御が適切に行なわれず、第2アーム4が所定速度を超えて回動した状態でストッパブロック11とストッパ12とが当接した場合には、ストッパブロック11を固定しているボルト13が荷重に耐えられず、ストッパブロック11内に挿通されている部分と、第2アーム4側に捩じ込みされている先端部との間で剪断してしまう場合があった。
図10は、上記のようにボルト13が剪断した状態を、ストッパブロック11の基部11aの一部を破断して示す図である。ボルト13は、ストッパブロック11に形成されている挿通穴14を介してその先端部が第2アーム4側に捩じ込まれており、ストッパ12が当接部11bの図9中下端側に当接すると、第2アーム4に対して基部11aが図5中下方側に摺動するため、その荷重によってボルト13が剪断される。また、図11は、図10のように一部のボルト13が剪断した結果、当接部11bの先端部がストッパ12を乗り越えてしまった状態を示す斜視図である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、多関節型ロボットのアームの回動を規制するものにおいて、第1ストッパ部材を固着するためのボルトのせん断を防止できるストッパ構造,及びそのストッパにおける第1ストッパ部材を固着又は取付けする構造を提供することにある。
請求項1記載のストッパ構造によれば、第1ストッパ部材の基部に対してボルトを挿通するための挿通穴に変形許容空間を備えるので、アームの回動により第2ストッパ部材と第1ストッパ部材の当接部とが所定値以上の荷重を以って当接し、回動基準部に対して基部が摺動した場合でも、挿通穴に設けられた変形許容空間内でボルトを変形させることができる。即ち、一般に、ボルトによって部材を固着させるため当該部材に形成される挿通穴は、ボルトを挿通させて支持することが目的であるから、その穴径は、ボルトの径よりも極僅かに径大となるように設定されるのが通常である。その結果、そのような挿通穴を介して先端側が他の部材に捩じ込まれて固定されているボルトに対し、所定値以上の外力が加えられた場合には、ボルトが挿通穴の内部で変形する余地がないことから、剪断が発生し易い状態にあった。
そこで、本発明では、所定値以上の荷重が加えられた場合に敢えてボルトを変形させて衝撃を吸収させることで、従来のようにボルトに剪断が発生することを回避できるようにした。従って、第1ストッパ部材の固定位置が大きくずれてアームの回動阻止が不能となってしまうことはなく、ストッパとしての機能を確実に果すことができる。
請求項2記載のストッパ構造によれば、変形許容空間を、当接部と第2ストッパ部材とが当接した場合に、ボルトの先端側が変形しようとする方向側に形成する。即ち、アームが回動する方向と、第1,第2ストッパ部材の配置関係より、当接部と第2ストッパ部材とが当接した場合に、第1ストッパ部材側においてボルトが変形しようとする方向は決定される。従って、その方向について変形許容空間を設けるようにすれば、第1ストッパ部材における基部の構造強度を確保することができる。
請求項3記載のストッパ構造によれば、第1ストッパ部材の基部に対してボルトを挿通するための挿通穴を、その途中部位から、ボルトが挿入される側の穴径よりも径大となるように構成する。斯様に構成すれば、ボルトの先端側における挿通穴には、第1ストッパ部材の当接部と第2ストッパ部材とが当接した場合に、請求項1と同様な、ボルトの先端側の変形を許容する空間が形成されることになる。従って、第1ストッパ部材の基部に所定値以上の荷重が加えられた場合に、ボルトを変形させて衝撃を吸収させることができ、従来のように第1ストッパ部材の固定位置が大きくずれてアームの回動阻止が不能となってしまうことはなく、ストッパとしての機能を確実に果すことができる。
請求項4記載のストッパ構造によれば、第1ストッパ部材の基部に対してボルトを挿通するための挿通穴に、ボルトが挿入される先端側に、座繰りと同様の形状をなす加工部を備えるように構成する。即ち、ボルトの挿通穴に形成される「座繰り」は、通常、ボルトの頭がそのボルトの取付け面より突出しないように、ボルトの頭の径寸法よりも径大となる穴を形成して、ボルトの頭が取付け面以下まで沈み込むように締め付けを行なうため形成されるものである。
その「座繰り」と同様の形状をなす加工部をボルトが挿入される先端側にも設けることで、第1ストッパ部材の当接部と第2ストッパ部材とが当接した場合に、その部分が請求項1又は3と同様な、ボルトの先端側の変形を許容する空間が形成されることになる。従って、第1ストッパ部材の基部に所定値以上の荷重が加えられた場合に、ボルトを変形させて衝撃を吸収させることができ、従来のように第1ストッパ部材の固定位置が大きくずれて脱落してアームの回動阻止が不能となってしまうことはなく、ストッパとしての機能を確実に果すことができる。
請求項5記載のストッパ部材固着構造によれば、アーム若しくは回動基準部の一方において、第1ストッパ部材を固着するためのボルトが螺合される部分に変形許容空間を備えるので、アームの回動により第2ストッパ部材と第1ストッパ部材の当接部とが所定値以上の荷重を以って当接し、回動基準部に対して基部が摺動した場合でも、ボルトが螺合される側に形成した変形許容空間内でボルトを変形させることができる。従って、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項6記載のストッパ部材固着構造によれば、請求項5の構造において、請求項2と同様の効果が得られる。
請求項7記載のストッパ部材固着構造によれば、第1ストッパ部材が固着される側においてボルトが螺合される部分に、座繰りと同様の形状をなす加工部を備えるので、請求項4と同様の効果が得られる。
請求項8記載のストッパ部材取付け構造によれば、アーム若しくは回動基準部の一方において、第1ストッパ部材が固定される部分に変形許容空間を備えるので、アームが回動することで第2ストッパ部材と第1ストッパ部材とが所定値以上の荷重を以って当接した場合でも、第1ストッパ部材を変形させて当該部材にせん断が発生することを回避できる。従って、請求項1,5と同様の効果を得ることができる。
請求項9記載のストッパ部材取付け構造によれば、変形許容空間を、第1ストッパ部材と第2ストッパ部材とが当接した場合に、第1ストッパ部材の後端側が変形しようとする方向側に形成するので、請求項8の構造において請求項2,6と同様の効果が得られる。
請求項10記載のストッパ部材取付け構造によれば、第1ストッパ部材が取付けられるアーム若しくは回動基準部の一方において、前記部材の取り付け部分に、座繰りと同様の形状をなす加工部を設けるので、請求項4,7と同様の効果が得られる。
請求項11記載のストッパ部材取付け構造によれば、第1ストッパ部材をボルトで構成し、そのボルトの先端側をアーム若しくは回動基準部の一方に螺合して固定するので、第1ストッパ部材の取り付け並びに固定が容易であり、ストッパを簡単に構成することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1乃至図3を参照して説明する。尚、図9乃至図11と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例におけるストッパ構造では、ストッパブロック(第1ストッパ部材)21の構成がストッパブロック11と異なっている。
図3は、ストッパブロック21の(a)正面図,(b)側面図,(c)背面図であり、一例として構造寸法も示してる。ストッパブロック21の基部21aに形成されているボルト13の挿通穴22は、図3(b)に示すように、その途中から図中右方向にかけて、穴径がより大きくなる部分を備えている。即ち、挿通穴22は、基部21aの厚さ寸法26mmに対して、表面側より5mmの深さで直径9.5mmの座繰り23が形成されており、そこから10mmの長さで直径5.5mmの第1挿通部24が形成されている。
そして、それに続く11mmの長さで、第1挿通部24よりも径大となる直径8.5mmの第2挿通部(変形許容空間,加工部)25が形成されている。即ち、第2挿通部25は、座繰りと同様の形状をなすように(但し寸法は同じではない)、ボルト13の先端側から加工を施している。ボルトの挿通穴に形成される「座繰り」は、通常、ボルトの頭がそのボルトの取付け面より突出しないように、ボルトの頭の径寸法よりも径大となる穴を形成して、ボルトの頭が取付け面以下まで沈み込むように締め付けを行なうため形成される。挿通穴22には、その「座繰り」と同様の形状をなすように加工を施した第2挿通部25を、ボルト13が挿入される先端側に設けている。
ちなみに、従来のストッパブロック11に形成されている挿通穴14は、座繰り23と同じ寸法の座繰りと、直径5.5mmの挿通部とで構成されている。
また、基部21aの横幅は38mm,高さは27.63mmである。基部21aより図3中上方に向けて延設されている当接部21bの上端は、半径74mmで中心角28度の円弧状をなしており、基部21aを含む当接部21bの最低位置までの高さは50.5mm、当接部21bの厚さは14mmである。
次に、本実施例の作用について図1及び図2も参照して説明する。上記形状をなす挿通穴22に5mm径のボルト13を挿通してストッパブロック21を第2アーム4に固着させる。そして、例えばデバッグ中のプログラムでロボット本体1を動作させた場合に、不適切な制御が行われた結果、第2アーム4が第1アーム3の先端部3aを回動基準部として所定値を超えた速度で回動することで、ストッパブロック21の当接部21bが、先端部3a側に固着されているストッパ(第2ストッパ部材)12に当接したとする。
すると、ストッパブロック21に過大な荷重が加わり、基部21aは、第2アーム4との接触面上を摺動する。この時、挿通穴22には、第1挿通部24よりも径大となる第2挿通部25が形成されているので、その第2挿通部25の空間が、ボルト13の変形を許容することになる。従って、図1及び斜視図である図2に示すように、基部21aが図中下方側に摺動したとしてもボルト13は変形するだけに留まり、従来のように剪断が発生することは回避される。
即ち、一般に、ボルトを挿通するために形成される穴は、その挿通に支障がない程度に、ボルト径よりも極僅かに径大となるように形成される。その結果、ボルトに過大な荷重が印加され場合は、先端側が他の部材に捩じ込まれて固定されているボルトの変形を許容する余地がないため、ボルトの剪断が発生し易い状態にあった。これに対して本実施例では、挿通穴22の一部に、ボルト13の変形を許容する空間をなす第2挿通部25を設けることで、過大な荷重が印加された場合は敢えてボルト13を変形させて衝撃を吸収させ、剪断の発生防止を図っている。
以上のように本実施例のストッパ構造によれば、ストッパブロック21の基部21aに対してボルト13を挿通するための挿通穴22に、第1挿通部24よりも径大となる第2挿通部25を形成したので、第2アーム4の回動によりストッパ12とストッパブロック21の当接部21bとが所定値以上の荷重を以って当接し、第1アーム3の先端部3aに対して基部21aが摺動した場合でも、挿通穴22に設けられた第2挿通部25の空間内においてボルト13を変形させることができる。従って、ストッパブロック21の固定位置画大きくずれて第2アーム4の回動阻止が不能となってしまうことはなく、ストッパとしての機能を確実に果すことができる。
(第2実施例)
図4は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分についてのみ説明する。第2実施例におけるストッパブロック(第2ストッパ部材)26の基部26aに形成されている挿通穴27は、座繰り28及び第1挿通部29については、第1実施例の座繰り23及び第1挿通部24と同様に形成されている。そして、第2挿通部(変形許容空間,加工部)30は第1挿通部29に対して同心に形成されておらず、その穴径は7mmとなっている。
即ち、図中における第2挿通部30の下端位置は、第1挿通部29の下端位置に一致しており、第2挿通部30の上端方向に、ボルト13の変形を許容する空間が形成されている。つまり、ロボット本体1の構造上、第2アーム4が回動する方向と、ストッパ12,ストッパブロック26の配置関係より、当接部26bとストッパ12とが当接した場合に、ストッパブロック26側においてボルト13が変形しようとする方向は決定されるので、その方向についてだけ変形を許容する空間を形成すれば十分だからである。
以上のように第2実施例によれば、ストッパブロック26の基部26aに形成されている挿通穴27第2挿通部30を、当接部26bとストッパ12とが当接した場合に、ボルト13の先端側が変形しようとする方向側に変形許容空間を形成したので、基部26aの構造強度を確保することができる。
(第3実施例)
図5は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例では、図10に示す従来のストッパブロック11よりも、長さが短い基部11’aを有するストッパブロック(第1ストッパ部材)11’を用いる。従って、挿通穴14’の長さもストッパブロック11より短くなっている。そして、ボルト13が螺合される第2アーム31側に、変形許容空間32(加工部)が形成されている。
この変形許容空間32は、第1実施例ではストッパブロック21側に設けていた第2挿通部25に替わるもので、ボルト13が螺合されるねじ穴33よりも径大となることで座繰りと同様の形状をなすように加工されている。
従って、第1実施例と同様に、不適切な制御が行われた結果第2アーム31が所定値を超えた速度で回動し、ストッパブロック11’の当接部11’bがストッパ12に当接してストッパブロック11’に過大な荷重が加わり、基部11’aが第2アーム31との接触面上を摺動すると変形許容空間32がボルト13の変形を許容するので、ボルト13に剪断が発生することは回避される。
以上のように第3実施例によれば、ロボットの第2アーム31側に変形許容空間32を形成したので、第1実施例と同様の効果が得られる。
(第4実施例)
図6は本発明の第4実施例であり、第4実施例は、第3実施例に対して第2実施例と同様の構造を適用したものである。即ち、第2アーム34の変形許容空間35は、ねじ穴33に対して同心に形成されておらず、図中における下方側にのみ形成されている。以上のように構成される第4実施例によれば、第2アーム34に形成する変形許容空間35をより小さくすることができる。
(第5実施例)
図7及び図8は本発明の第5実施例を示すものである。第5実施例では、ロボット本体36において、ストッパがベース2Aと第1アーム3Aとの間に設けられている。ベース2Aは、外周の一部に張り出すようにして円筒型のボルト支持部37が形成されており、そのボルト支持部37に対してボルト(第1ストッパ部材)38が螺合されるようになっている。一方、第1アーム3A側には、やはり外周側に突出するように一体成形されたストッパ部(第2ストッパ部材)39を備えている。尚、第1アーム3Aは、アルミ鋳物によって形成されている。
そして、第1アーム3Aが規制範囲を超えて図7中で上方から見て時計回り方向に回動しようとした場合は、図7に示しているようにストッパ部39がボルト38の頭部38aに当接することで、その回動を規制するようになっている。即ち、第5実施例では、ボルト38自体がストッパを構成している。
図8は、ボルト38が取付けられた状態のボルト支持部37の断面構造を示す。ボルト支持部37は、第3実施例の第2アーム31に形成された変形許容空間32と同様の構造となる変形許容空間40(加工部)を備えている。即ち、変形許容空間40は、ボルト38の軸部38bの先端部分が螺合されるねじ穴41よりも径大となることで、座繰りと同様の形状をなすように加工されている。
次に、第5実施例の作用について説明する。第1実施例と同様に不適切な制御が行われた結果、第1アーム3Aがベース2Aを回動基準部として所定値を超えた速度で回動することで、ストッパ部39がボルト38の頭部38aに当接したとする。すると、ボルト38に過大な荷重が加わるが、この時、ボルト支持部37には変形許容空間40が形成されているので、その空間40がボルト38の変形を許容することになる。従って、図8に示すように、右方よりストッパ部39が頭部38aに当接すると、頭部38aは、空間40の内部で左方に向って変形するようになる。
以上のように第5実施例によれば、ベース2Aにボルト38を螺合して固定するボルト支持部37に変形許容空間40を備えるので、アーム3Aが回動することでストッパ部39とボルト38とが所定値以上の荷重を以って当接した場合でも、ボルト38を変形させてボルト38にせん断が発生することを回避できる。従って、第3実施例等と同様の効果が得られる。また、ストッパ部材の一方をボルト38で構成したので、その取り付け並びに固定が容易となり、ストッパを簡単に構成することができる。
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形又は拡張が可能である。
図3に示す寸法例は一例であり、個別の設計に応じて具体数値を適宜変更して実施すれば良い。
例えば第1実施例において、第1アーム3,第2アーム4との間で、ストッパ12とストッパブロック21とを逆に配置しても良い。
第1アーム3,第2アーム4との間に限らず、その他のアームとその回動中心が位置する回動基準部との間についても同様のストッパ構造を適用しても良い。
変形許容空間の形状は、円形に限ることなく、例えば矩形等であっても良い。また、ボルトの先端方向に向って次第に拡がるような漏斗状に形成しても良い。
例えば、第1ストッパ部材の複数の挿通穴において、荷重の印加状態によって剪断が発生するボルトの位置が決まっている場合には、そのボルトに対応する挿通穴だけに、第1,第2実施例のような挿通穴22,27の構成を採用すれば良い。
第5実施例において、変形許容空間を、第4実施例と同様に、ボルト38の頭部38aが変形しようとする方向側にだけ形成しても良い。
また、第5実施例において、ベース2A側にストッパ部39に相当する部分を一体となるように形成しておき、第1アーム3A側にボルト支持部37に相当する部分を形成しても良い。
また、第5実施例において、第1ストッパ部材はボルト38に限ることなく、ねじ山が切られていないピン状の部材であっても良く、部材の先端部が、支持部側に設けられる嵌合用の穴に挿入されることで固定された状態で、その部材の後端部(頭部)が第2ストッパ部材と当接する構成でも良い。
6軸構成の垂直多関節型ロボットに限ることなく、多関節型ロボットであれば水平型でも、軸数が異なるものでも適用が可能である。
本発明の第1実施例であり、ボルトが変形した状態を、ストッパブロックにおける基部の一部を破断して示す図 図1の状態を示す外観斜視図 (a)はストッパブロックの正面図、(b)は同側面図、(c)は同背面図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 本発明の第4実施例を示す図4相当図 本発明の第5実施例であり、6軸垂直多関節型ロボットのアーム外観を示す斜視図 ボルトが取付けられた状態のボルト支持部の断面構造図 従来技術を示す図7相当図 ストッパブロックのボルトが剪断した状態を示す図1相当図 図2相当図
符号の説明
図面中、2Aはベース(回動基準部)、3,3Aは第1アーム、3aは先端部(回動基準部)、4は第2アーム、11’はストッパブロック(第1ストッパ部材)、11’aは基部、12はストッパ(第2ストッパ部材)、13はボルト、21はストッパブロック(第1ストッパ部材)、21aは基部、21bは当接部、22は挿通穴、25は第2挿通部(変形許容空間,加工部)、26はストッパブロック(第2ストッパ部材)、26aは基部、26bは当接部、27は挿通穴、30は第2挿通部(変形許容空間,加工部)、31は第2アーム、32は変形許容空間(加工部)、34は第2アーム、35は変形許容空間(加工部)、37はボルト支持部、38はボルト(第1ストッパ部材)、39はストッパ部(第2ストッパ部材)、40は変形許容空間(加工部)を示す。

Claims (11)

  1. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材は、基部が複数のボルトにより固着され、前記基部より延設される当接部に対し、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパ構造において、
    前記第1ストッパ部材の基部に対して前記ボルトを挿通するための挿通穴は、前記アームが回動することで前記第2ストッパ部材と前記当接部とが所定値以上の荷重を以って当接した場合に、当該基部が摺動して前記ボルトを変形させることで、当該ボルトにせん断が発生することを回避可能な程度の大きさを有する変形許容空間を、その一部に備えていることを特徴とするストッパ構造。
  2. 前記変形許容空間は、前記当接部と前記第2ストッパ部材とが当接した場合に、前記ボルトの先端側が変形しようとする方向側に形成されていることを特徴とする請求項1記載のストッパ構造。
  3. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材は、基部が複数のボルトにより固着され、前記基部より延設される当接部に対し、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパ構造において、
    前記第1ストッパ部材の基部に対して前記ボルトを挿通するための挿通穴は、その途中部位から、前記ボルトが挿入される側の穴径よりも径大となるように構成されていることを特徴とするストッパ構造。
  4. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材は、基部が複数のボルトにより固着され、前記基部より延設される当接部に対し、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパ構造において、
    前記第1ストッパ部材の基部に対して前記ボルトを挿通するための挿通穴は、前記ボルトが挿入される先端側に、座繰りと同様の形状をなす加工部を有していることを特徴とするストッパ構造。
  5. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材は、基部が複数のボルトにより固着され、前記基部より延設される当接部に対し、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパについて、前記第1ストッパ部材を固着する構造であって、
    前記第1ストッパ部材が固着される前記アーム若しくは前記回動基準部の一方は、前記ボルトが螺合される部分に、前記アームが回動することで前記第2ストッパ部材と前記当接部とが所定値以上の荷重を以って当接すると当該基部が摺動して前記ボルトを変形させることで、当該ボルトにせん断が発生することを回避可能な程度の大きさを有する変形許容空間を備えていることを特徴とするストッパ部材固着構造。
  6. 前記変形許容空間は、前記当接部と前記第2ストッパ部材とが当接した場合に、前記ボルトの先端側が変形しようとする方向側に形成されていることを特徴とする請求項5記載のストッパ部材固着構造。
  7. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に固定される第1ストッパ部材及び他方に固定される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材は、基部が複数のボルトにより固着され、前記基部より延設される当接部に対し、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパについて、前記第1ストッパ部材を固着する構造であって、
    前記第1ストッパ部材が固着される前記アーム若しくは前記回動基準部の一方は、前記ボルトが螺合される部分に、座繰りと同様の形状をなす加工部を有していることを特徴とするストッパ部材固着構造。
  8. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に先端側が固定される第1ストッパ部材及び他方に形成される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材の後端部側に、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパについて、前記第1ストッパ部材を固着する構造であって、
    前記第1ストッパ部材が取付けられる前記アーム若しくは前記回動基準部の一方は、前記アームが回動することで前記第2ストッパ部材と前記第1ストッパ部材とが所定値以上の荷重を以って当接した場合に、前記第1ストッパ部材を変形させることで、当該部材にせん断が発生することを回避可能な程度の大きさを有する変形許容空間を備えていることを特徴とするストッパ部材取付け構造。
  9. 前記変形許容空間は、前記第1ストッパ部材と前記第2ストッパ部材とが当接した場合に、前記第1ストッパ部材の後端側が変形しようとする方向側に形成されていることを特徴とする請求項8記載のストッパ部材取付け構造。
  10. 多関節型ロボットのアームとそのアームの回動中心が位置する回動基準部との一方に先端側が固定される第1ストッパ部材及び他方に形成される第2ストッパ部材を有するもので、
    前記第1ストッパ部材の後端側に、前記第2ストッパ部材が当接することで当該アームの可動範囲を規制するように構成されるストッパについて、前記第1ストッパ部材を取付ける構造であって、
    前記第1ストッパ部材が取付けられる前記アーム若しくは前記回動基準部の一方は、前記部材の取り付け部分に、座繰りと同様の形状をなす加工部を有していることを特徴とするストッパ部材取付け構造。
  11. 前記第1ストッパ部材は、ボルトで構成され、当該ボルトの先端側が前記アーム若しくは前記回動基準部の一方に螺合されて固定されることを特徴とする請求項8乃至10の何れかに記載のストッパ部材取付け構造。

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