JPH08222871A - 基板の固定方法 - Google Patents
基板の固定方法Info
- Publication number
- JPH08222871A JPH08222871A JP4484695A JP4484695A JPH08222871A JP H08222871 A JPH08222871 A JP H08222871A JP 4484695 A JP4484695 A JP 4484695A JP 4484695 A JP4484695 A JP 4484695A JP H08222871 A JPH08222871 A JP H08222871A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- screw
- screws
- fixing seat
- hole
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 電気機器の内部に設けた固定座１と基板３と
の間、およびねじ５の頭部６と基板３との間にそれぞれ
上側、下側緩衝材８、１２を介挿するとともに、基板３
のねじ貫通孔４の内面とねじ５との隙間を、上側緩衝材
８の厚み程度にし、かつ上側緩衝材８に、ねじ５の径よ
りも小さいねじ貫通部９を設けるとともに、このねじ貫
通部９の周囲に複数の切り込み１０を形成して複数の舌
片１１を設け、基板３を固定座１に固定する際に、舌片
１１を基板３のねじ貫通孔４内に入れ込むようにしたも
の。 【効果】 電気機器が落下しても、衝撃が直接基板に伝
わることはなく、基板上に実装している電気素子等の損
傷を防ぐことができる。
の間、およびねじ５の頭部６と基板３との間にそれぞれ
上側、下側緩衝材８、１２を介挿するとともに、基板３
のねじ貫通孔４の内面とねじ５との隙間を、上側緩衝材
８の厚み程度にし、かつ上側緩衝材８に、ねじ５の径よ
りも小さいねじ貫通部９を設けるとともに、このねじ貫
通部９の周囲に複数の切り込み１０を形成して複数の舌
片１１を設け、基板３を固定座１に固定する際に、舌片
１１を基板３のねじ貫通孔４内に入れ込むようにしたも
の。 【効果】 電気機器が落下しても、衝撃が直接基板に伝
わることはなく、基板上に実装している電気素子等の損
傷を防ぐことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器の内部に設け
た固定座に基板を固定する基板の固定方法に関するもの
である。
た固定座に基板を固定する基板の固定方法に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来の基板の固定方法は、図５に示すよ
うに、図示しない電気機器内部に設けた固定座２１に基
板２２を直接接触させ、この基板２２に形成したねじ貫
通孔２３にねじ２４を通して、このねじ２４を前記固定
座２１に締め付けることにより行っていた。図におい
て、２５は前記ねじに通した座金である。
うに、図示しない電気機器内部に設けた固定座２１に基
板２２を直接接触させ、この基板２２に形成したねじ貫
通孔２３にねじ２４を通して、このねじ２４を前記固定
座２１に締め付けることにより行っていた。図におい
て、２５は前記ねじに通した座金である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、基板を直接固定座に固定しているため、電気機器を
誤って落下させたときに、落下の衝撃が、固定座を介し
て基板に伝わってしまい、基板上に実装されている電気
素子等が損傷するという問題があった。
は、基板を直接固定座に固定しているため、電気機器を
誤って落下させたときに、落下の衝撃が、固定座を介し
て基板に伝わってしまい、基板上に実装されている電気
素子等が損傷するという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、電気機器の内部に設けた固定座に、基板
のねじ貫通孔に通したねじを締め付けて基板を固定する
基板の固定方法において、前記固定座と前記基板との
間、および前記ねじの頭部と前記基板との間にそれぞれ
上側、下側緩衝材を介挿するとともに、前記基板のねじ
貫通孔の内面と前記ねじとの隙間を、前記上側緩衝材の
厚み程度にし、かつ前記上側緩衝材に、前記ねじの径よ
りも小さいねじ貫通部を設けるとともに、このねじ貫通
部の周囲に複数の切り込みを形成して複数の舌片を設
け、前記基板を前記固定座に固定する際に、前記舌片を
前記基板のねじ貫通孔内に入れ込むようにしたものであ
る。
め、本発明は、電気機器の内部に設けた固定座に、基板
のねじ貫通孔に通したねじを締め付けて基板を固定する
基板の固定方法において、前記固定座と前記基板との
間、および前記ねじの頭部と前記基板との間にそれぞれ
上側、下側緩衝材を介挿するとともに、前記基板のねじ
貫通孔の内面と前記ねじとの隙間を、前記上側緩衝材の
厚み程度にし、かつ前記上側緩衝材に、前記ねじの径よ
りも小さいねじ貫通部を設けるとともに、このねじ貫通
部の周囲に複数の切り込みを形成して複数の舌片を設
け、前記基板を前記固定座に固定する際に、前記舌片を
前記基板のねじ貫通孔内に入れ込むようにしたものであ
る。
【０００５】
【作用】上記手段により、基板を固定座に固定するにあ
たって、基板は、固定座との間、およびねじの頭部との
間のみでなく、基板のねじ貫通孔の内面とねじとの間に
も緩衝材を介挿することができるので、電気機器が落下
しても、衝撃が直接基板に伝わることはない。
たって、基板は、固定座との間、およびねじの頭部との
間のみでなく、基板のねじ貫通孔の内面とねじとの間に
も緩衝材を介挿することができるので、電気機器が落下
しても、衝撃が直接基板に伝わることはない。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図１は本発明の実施例を示す斜視図、図２はねじ締
め付け部を示す拡大断面図である。図において、１は図
示しない電気機器内部に設けた固定座で、ねじ穴２を設
けている。３は基板で、例えば四隅にねじ貫通孔４を形
成している。５はねじで、前記固定座１のねじ穴２に螺
合するようになっている。６はこのねじ５の頭部、７は
このねじ５に通した座金である。８は上側緩衝材で、前
記ねじ５の頭部６と前記基板３との間に介挿される。こ
の上側緩衝材８は、図３に示すように、前記ねじの径よ
りも小さいねじ貫通部９を有し、このねじ貫通部９の周
囲に複数の切り込み１０を形成して、複数の舌片１１を
設けている。前記基板３のねじ貫通孔４は、前記ねじ５
を通したときに、ねじ５との間に前記上側緩衝材８の厚
み程度の隙間があく大きさに設定している。１２は下側
緩衝材で、ねじ貫通孔１３を有し、前記基板３と前記固
定座１との間に介挿される。このような構成において、
基板３の固定座１への固定は、つぎのようにして行う。
まず、ねじ５を上側緩衝材８のねじ貫通部９に通す。こ
のとき、ねじ貫通部９の大きさはねじ５の径よりも小さ
く設定されているので、舌片１１は、下側に向かって、
つまり基板３側に向かってねじ５の周囲に張り付くよう
な状態になる。つぎに、この状態で、ねじ５を基板３の
ねじ貫通孔４に通す。これにより、ねじ５と基板３のね
じ貫通孔４との間に、上側緩衝材８の舌片１１が入り込
む。そして、この状態で、ねじ５を下側緩衝材１２のね
じ貫通孔１３に通して、固定座１のねじ穴２に螺合さ
せ、ねじ５を締めて基板３を固定座１に固定する。固定
座１に固定された基板３は、上面においては、ねじ５の
頭部６との間に、正確には座金７との間に上側緩衝材８
を介挿し、また、下面においては、固定座１との間に下
側緩衝材１２を介挿し、さらに、ねじ貫通孔４の内面と
ねじ５との間に上側緩衝材８の舌片１１を介挿している
ので、電気機器が落下しても、衝撃が直接基板３に伝わ
ることはなく、基板３上に実装している図示しない電気
素子等の損傷を防ぐことができる。なお、上側緩衝材８
は、図４に示すように、ねじ貫通部９を孔形状にして、
その周囲に複数の切り込み１０を形成するようにしても
よい。また、切り込み１０の数は、複数であればいくつ
でもよい。
る。図１は本発明の実施例を示す斜視図、図２はねじ締
め付け部を示す拡大断面図である。図において、１は図
示しない電気機器内部に設けた固定座で、ねじ穴２を設
けている。３は基板で、例えば四隅にねじ貫通孔４を形
成している。５はねじで、前記固定座１のねじ穴２に螺
合するようになっている。６はこのねじ５の頭部、７は
このねじ５に通した座金である。８は上側緩衝材で、前
記ねじ５の頭部６と前記基板３との間に介挿される。こ
の上側緩衝材８は、図３に示すように、前記ねじの径よ
りも小さいねじ貫通部９を有し、このねじ貫通部９の周
囲に複数の切り込み１０を形成して、複数の舌片１１を
設けている。前記基板３のねじ貫通孔４は、前記ねじ５
を通したときに、ねじ５との間に前記上側緩衝材８の厚
み程度の隙間があく大きさに設定している。１２は下側
緩衝材で、ねじ貫通孔１３を有し、前記基板３と前記固
定座１との間に介挿される。このような構成において、
基板３の固定座１への固定は、つぎのようにして行う。
まず、ねじ５を上側緩衝材８のねじ貫通部９に通す。こ
のとき、ねじ貫通部９の大きさはねじ５の径よりも小さ
く設定されているので、舌片１１は、下側に向かって、
つまり基板３側に向かってねじ５の周囲に張り付くよう
な状態になる。つぎに、この状態で、ねじ５を基板３の
ねじ貫通孔４に通す。これにより、ねじ５と基板３のね
じ貫通孔４との間に、上側緩衝材８の舌片１１が入り込
む。そして、この状態で、ねじ５を下側緩衝材１２のね
じ貫通孔１３に通して、固定座１のねじ穴２に螺合さ
せ、ねじ５を締めて基板３を固定座１に固定する。固定
座１に固定された基板３は、上面においては、ねじ５の
頭部６との間に、正確には座金７との間に上側緩衝材８
を介挿し、また、下面においては、固定座１との間に下
側緩衝材１２を介挿し、さらに、ねじ貫通孔４の内面と
ねじ５との間に上側緩衝材８の舌片１１を介挿している
ので、電気機器が落下しても、衝撃が直接基板３に伝わ
ることはなく、基板３上に実装している図示しない電気
素子等の損傷を防ぐことができる。なお、上側緩衝材８
は、図４に示すように、ねじ貫通部９を孔形状にして、
その周囲に複数の切り込み１０を形成するようにしても
よい。また、切り込み１０の数は、複数であればいくつ
でもよい。
【０００７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、基
板を固定座に固定するにあたって、基板は、固定座との
間、およびねじの頭部との間のみでなく、基板のねじ貫
通孔の内面とねじとの間にも緩衝材を介挿することがで
きるので、電気機器が落下しても、衝撃が直接基板に伝
わることはなく、基板上に実装している電気素子等の損
傷を防ぐことができる。
板を固定座に固定するにあたって、基板は、固定座との
間、およびねじの頭部との間のみでなく、基板のねじ貫
通孔の内面とねじとの間にも緩衝材を介挿することがで
きるので、電気機器が落下しても、衝撃が直接基板に伝
わることはなく、基板上に実装している電気素子等の損
傷を防ぐことができる。
【図１】本発明の実施例を示す基板と固定装置の斜視図
である。
である。
【図２】本発明の実施例を示すねじ部のねじ締め付け部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図３】本発明の実施例を示す上側緩衝材を示す平面図
である。
である。
【図４】本発明の他の実施例を示す上側緩衝材の平面図
である。
である。
【図５】従来の技術を示す斜視図である。
１ 固定座 ２ ねじ穴 ３ 基板 ４ ねじ貫通孔 ５ ねじ ６ ねじの頭部 ７ 座金 ８ 上側緩衝材 ９ ねじ貫通部 １０ 切り込み １１ 舌片 １２ 下側緩衝材 １３ ねじ貫通孔
Claims (1)
- 【請求項１】電気機器の内部に設けた固定座に、基板の
ねじ貫通孔に通したねじを締め付けて基板を固定する基
板の固定方法において、 前記固定座と前記基板との間、および前記ねじの頭部と
前記基板との間にそれぞれ上側、下側緩衝材を介挿する
とともに、前記基板のねじ貫通孔の内面と前記ねじとの
隙間を、前記上側緩衝材の厚み程度にし、かつ前記上側
緩衝材に、前記ねじの径よりも小さいねじ貫通部を設け
るとともに、このねじ貫通部の周囲に複数の切り込みを
形成して複数の舌片を設け、前記基板を前記固定座に固
定する際に、前記舌片を前記基板のねじ貫通孔内に入れ
込むことを特徴とする基板の固定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4484695A JPH08222871A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 基板の固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4484695A JPH08222871A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 基板の固定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08222871A true JPH08222871A (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=12702851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4484695A Pending JPH08222871A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 基板の固定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08222871A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100767198B1 (ko) * | 2006-06-24 | 2007-10-18 | 오경문 | 길이 조절이 용이한 전기 전자 기기용 간격유지구 |
| JP2014032393A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光学デバイス、光学デバイスを製造する方法、及び光学デバイス組立方法 |
| US9168660B2 (en) | 2013-10-28 | 2015-10-27 | Seiko Epson Corporation | Scara robot |
| KR20170081063A (ko) * | 2015-12-31 | 2017-07-11 | 엘지디스플레이 주식회사 | 디스플레이 장치 |
| CN106954336A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 南京市罗奇泰克电子有限公司 | 一种用于电路板基板的铝基板材定位装置 |
| US9910461B2 (en) | 2015-10-09 | 2018-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit board attachment structure and electronic device adopting the same |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP4484695A patent/JPH08222871A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100767198B1 (ko) * | 2006-06-24 | 2007-10-18 | 오경문 | 길이 조절이 용이한 전기 전자 기기용 간격유지구 |
| JP2014032393A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光学デバイス、光学デバイスを製造する方法、及び光学デバイス組立方法 |
| US9168660B2 (en) | 2013-10-28 | 2015-10-27 | Seiko Epson Corporation | Scara robot |
| US9910461B2 (en) | 2015-10-09 | 2018-03-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Circuit board attachment structure and electronic device adopting the same |
| KR20170081063A (ko) * | 2015-12-31 | 2017-07-11 | 엘지디스플레이 주식회사 | 디스플레이 장치 |
| CN106954336A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 南京市罗奇泰克电子有限公司 | 一种用于电路板基板的铝基板材定位装置 |
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