JP6164545B1 - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】脱穀装置に設けられた係止部の剛性を高めて、脱穀装置に収納位置にあるグレンタンクを確実に係止することができるコンバインを提供する。【解決手段】脱穀装置(4)の上壁(4E)の前部右側に右下がり傾斜部(4G)を形成し、脱穀装置(4)の上壁(4E)と略同じ高さに位置するグレンタンク(7)の左壁(7A)の前部に前側と左側が開口され、排気浄化装置(17)を収容する凹み部(30)を形成し、傾斜部(4G)に前後方向に延在する係止ピン(57)を有する第1係止部(51)を設け、左壁(7A)に係止ピン(57)に係合する係合部材(63)を有する第2係止部(52)を設け、揚穀筒(20)と第1係止部(51)を前後方向に延在する第1連結部材(56)で連結した。【選択図】図5

Description

本発明は、排気浄化装置を備えたコンバインに関するものである。
従来のコンバインでは、脱穀装置の右側上部の傾斜部とグレンタンクの左壁の凹み部によって形成される空間に排気浄化装置を配置する技術が知られている。(特許文献1)
特開2015―123051号公報
しかし、特許文献1の技術では、脱穀装置とグレンタンクの係止部の剛性が低いために係止部が変形して脱穀装置とグレンタンクの係合が外れるという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、脱穀装置に設けられた係止部の剛性を高めて、脱穀装置に収納位置にあるグレンタンクを確実に係止することができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の上部左側に刈取後の穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設け、前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に排気ガス中の不純物を浄化する排気浄化装置(17)を設け、該排気浄化装置(17)の後側に脱穀装置(4)によって脱穀された穀粒をグレンタンク(7)へ搬送する揚穀筒(20)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)の上壁(4E)の前部右側に右下がり傾斜部(4G)を形成し、前記脱穀装置(4)の上壁(4E)と略同じ高さに位置する前記グレンタンク(7)の左壁(7A)の前部に前側と左側が開口され、前記排気浄化装置(17)を収容する凹み部(30)を形成し、前記傾斜部(4G)に前後方向に延在する係止ピン(57)を有する第1係止部(51)を設け、前記左壁(7A)に係止ピン(57)に係合する係合部材(63)を有する第2係止部(52)を設け、前記揚穀筒(20)と第1係止部(51)を前後方向に延在する第1連結部材(56)で連結し、前記凹み部(30)を左側上部から右側下部に向かって延在する第1壁(32)と、該第1壁(32)の下端から下側に向かって延在する第2壁(33)と、該第2壁(33)の下端から左側下部に向かって延在する第3壁(34)で形成し、正面視で前記第2壁(33)をグレンタンク(7)の搬送螺旋(46)よりも右側に位置させ、前記第1壁(32)を前記機体フレーム(1)の上面に対して45度傾斜して形成し、前記グレンタンク(7)の前壁(7C)と後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結し、前記第2連結部材(25)を第2壁(33)よりも右側で、且つ、第2壁(33)の上端部よりも上側に配置したことを特徴とするコンバインである。
請求項2記載の発明は、前記排気浄化装置(17)に近接させて排気ガス中の窒素酸化物を浄化する尿素浄化装置(18)を並設した請求項1記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、記第3壁(34)を前記機体フレーム(1)の上面に対して30度傾斜して形成した請求項1又は2記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、前記第1壁(32)の下面に下側に向かって延在する前壁延在部(37)を設け、該前壁延在部(37)と前記グレンタンク(7)の後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、前記グレンタンク(7)の第2壁(33)と右壁(7B)を左右方向に延在する第3連結部材(27)で連結した請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置(4)の上壁(4E)の前部右側に右下がり傾斜部(4G)を形成し、脱穀装置(4)の上壁(4E)と略同じ高さに位置するグレンタンク(7)の左壁(7A)の前部に前側と左側が開口され、排気浄化装置(17)を収容する凹み部(30)を形成し、傾斜部(4G)に前後方向に延在する係止ピン(57)を有する第1係止部(51)を設け、左壁(7A)に係止ピン(57)に係合する係合部材(63)を有する第2係止部(52)を設け、揚穀筒(20)と第1係止部(51)を前後方向に延在する第1連結部材(56)で連結し、凹み部(30)を左側上部から右側下部に向かって延在する第1壁(32)と、第1壁(32)の下端から下側に向かって延在する第2壁(33)と、第2壁(33)の下端から左側下部に向かって延在する第3壁(34)で形成し、正面視で第2壁(33)をグレンタンク(7)の搬送螺旋(46)よりも右側に位置させ、第1壁(32)を機体フレーム(1)の上面に対して45度傾斜して形成し、グレンタンク(7)の前壁(7C)と後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結し、第2連結部材(25)を第2壁(33)よりも右側で、且つ、第2壁(33)の上端部よりも上側に配置したので、第1係止部(51)の剛性が高まり、第1係止部(51)の変形による第1係止部(51)の係止ピン(57)と第2係止部(52)の係合部材(63)の離間を防止することができる。また、脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に排気浄化装置(17)を配置する大きな空間を形成することができる。
脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に、排気浄化装置(17)を配置する、より大きな空間を形成することができる。また、揚穀筒(20)によって搬送された穀粒がグレンタンク(7)内で滞留することなく搬送螺旋(46)に落下する。さらに、グレンタンク(7)の剛性が高まり、グレンタンク(7)の変形を防止することができる。また、第2連結部材(25)を連結する別部材を設ける必要がない。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、排気浄化装置(17)に近接させて排気ガス中の窒素酸化物を浄化する尿素浄化装置(18)を並設したので、排気浄化装置(17)と尿素浄化装置(18)を接続する排気管の長さを短くすることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加えて、3壁(34)を機体フレーム(1)の上面に対して30度傾斜して形成したので、揚穀筒(20)によって搬送された穀粒がグレンタンク(7)内で滞留することなく搬送螺旋(46)により落下する。
請求項記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、第1壁(32)の下面に下側に向かって延在する前壁延在部(37)を設け、前壁延在部(37)とグレンタンク(7)の後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結したので、グレンタンク(7)の剛性が高まり、グレンタンク(7)の変形を防止することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、グレンタンク(7)の第2壁(33)と右壁(7B)を左右方向に延在する第3連結部材(27)で連結したので、グレンタンク(7)の剛性がさらに高まり、グレンタンク(7)の変形を防止することができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 エンジンルームとグレンタンクの左側面図である。 グレンタンクの左側面図である。 脱穀装置とグレンタンクの正面図である。 グレンタンクの平面図である。 連結部材を備えたグレンタンクの正面図である。 連結部材の種々の配置形態を説明したグレンタンクの正面図である。
本発明について図面を参照しつつ説明する。なお、操縦者から見て、前方を前側、後方を後側、右手側を右側、左手側を左側として便宜的に方向を示して説明する。
図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を収穫する刈取装置3が設けられ、刈取装置3の後側左部に刈取装置3で収穫された穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後側右部に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側にエンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側に脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側に穀粒を外部に排出する排出筒8が設けられている。排出筒8は、グレンタンク7の後側下部に下部を連通して上下方向に延在する縦排出筒8Aと、縦排出筒8Aの上部に後部を連通して前後方向に延在する横排出筒8Bから形成されている。
エンジンEの吸気口には、浄化された外気を供給する吸気管が接続され、エンジンEの排気口には、エンジンE内で燃焼された排気ガスを外部に排気する排気管12が接続されている。
吸気管には、外気を濾過しながら吸気するプレクリーナと吸気された外気中の不純物を除去するエアクリーナが接続されている。また、排気管12には、排気ガス中の不純物を浄化する排気浄化装置(DPF)17と排気浄化装置17から排気される排気ガス中の窒素酸化物を浄化する尿素浄化装置(SCR)18が接続されている。なお、排気浄化装置17は、上流側の酸化触媒(DOC)と、下流側のパティキュレートフィルタ(DPF)を内装している。
図3〜6に示すように、脱穀装置4とグレンタンク7の間に排気浄化装置17と尿素浄化装置18に配置される。また、機体フレーム1に設けられた支持部材15の左部に排気浄化装置17が固定され、支持部材15の右部には、尿素浄化装置18が並置して固定されている。なお、排気浄化装置17の排気口と尿素浄化装置18の吸気口は中間排気管12Bで接続され、尿素浄化装置18の排気口には下流側排気管12Cが接続されている。
脱穀装置4の上壁4Eは、グレンタンク7の上壁7Eよりも下側に位置し、上壁4Eの右側前部にはグレンタンク7側に下り傾斜して前後方向に延在する傾斜部4Gが形成されている。なお、正面視において、排気浄化装置17と尿素浄化装置18は傾斜部4Gの右側に並設している。
グレンタンク7は、左壁7Aと、右壁7Bと、前壁7Cと、後壁7Dと、上壁7Eと、底壁7Fから形成されている。また、上壁7Eの後部には、後下がり傾斜して左右方向に延在する傾斜壁7Gが形成されている。
脱穀装置4の右壁4Bの下部とグレンタンク7の左壁7Aの上部は、脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒をグレンタンク7に搬送する揚穀筒20で連結されている。また、グレンタンク7の後側右部は、機体フレーム1に上下方向に立設されたピン(図示省略)に回転自在に支持されている。これにより、グレンタンク7の前部をピンを中心として右側方向に回動させてグレンタンク7のメンテナンスを容易に行なうことができる。
グレンタンク7の左壁7Aの前部の上下方向の略中間部には、前側と右側に開口部を有する凹み部30が形成されている。これにより、排気浄化装置17と尿素浄化装置18を左右方向に並設して脱穀装置4とグレンタンク7の間に配置することができる。なお、グレンタンク7の左壁7Aの前部とは、側面視において、揚穀筒20よりも前側に位置する左壁7Aの部分をいう。
正面視において、左壁7Aの前部は、上壁7Eの左端部から下側に延在した上垂直壁31と、上垂直壁31の下端部から右側に下り傾斜した右下傾斜壁(請求項における「第1壁」)32と、右下傾斜壁32の下端部から下側に延在した中間垂直壁(請求項における「第2壁」)33と、中間垂直壁33の下端部から左側に下り傾斜した左下傾斜壁(請求項における「第3壁」)34と、左下傾斜壁34の下端部から下側に延在した下側垂直壁35で形成されている。また、下側垂直壁35の下端部は、グレンタンク7の底壁7Fの左側端部に至っており、底壁7Fには、縦オーガ8Aに穀粒を搬送する前後方向に延在する搬送螺旋46が設けられている。
右下傾斜壁32は、水平面に対して、すなわち、機体フレーム1の上面に対して45度の下り傾斜角度に形成され、中間垂直壁33は、搬送螺旋46の上側よりも右側に偏倚した位置に形成され、左下傾斜壁34は、水平面に対して、すなわち、機体フレーム1の上面に対して30度の下り傾斜角度に形成されている。これにより、揚穀筒20によってグレンタンク7に搬送された穀粒を効率良く搬送螺旋46に落下させることができる。
グレンタンク7の左壁7Aの中間部、すなわちは、側面視において、揚穀筒20と対向するグレンタンク7の左壁7Aの部分は、正面視において、上壁7Eの左端部から下側に延在した垂直壁36で形成されている。また、垂直壁36の下端部は、グレンタンク7の底壁7Fの左側端部に至っている。
グレンタンク7の左壁7Aの後部、すなわちは、側面視において、揚穀筒20よりも後側に位置するグレンタンク7の左壁7Aの部分には、脱穀装置4に向かって突出する膨出部41が形成されている。これにより、グレンタンク7の貯留容量が増加してグレンタンク7に多量の穀粒を貯留することができる。
膨出部41は、左壁41Aと、前壁41Cと、後壁41Dと、上壁41Eと、底壁41Fから形成されている。正面視において、上壁41Eは、上垂直壁31の下端部に形成され、上壁41Eの左端部から下側に延在した左壁41Aは、脱穀装置4の右壁4Bに近接して形成され、左壁41Aの下端部から右側に下り傾斜した底壁41Fは、底壁7Fと平行に形成されている。
平面視において、前壁41Cは、揚穀筒20の後側から左後側に傾斜して形成され、左壁41Aは、前壁41Cの左端部から後側に延在し、後壁41Dは、左壁41Aの後端部から右後側に傾斜して形成されグレンタンク7の後壁7Dに至っている。
<係止装置>
次に、脱穀装置4とグレンタンク7の係止装置50について説明する。図4,5に示すように、係止装置50は、脱穀装置4の傾斜部4Gに設けられた係止部(請求項における「第1係止部」)51と、グレンタンク7の上垂直壁31の前部に設けられた係止部(請求項における「第2係止部」)52から形成されている。
係止部51は、傾斜部4Gに固定された下側支持部54と、下側支持部54の上部に固定された上側支持部55から構成されている。
下側支持部材54は、傾斜部4Gから排気浄化装置17の上側に向かって突出する前側脚部と、後側脚部と、前側脚部と後側脚部の上端部を繋ぐ連結部から形成されている。また、下側支持部材54の上部は、連結部材(請求項における「第1連結部材」)56を介して揚穀筒20に固定されている。これにより、下側支持部材54の剛性が高まり係止部51と係止部52を確実に係止することができる。なお、本実施形態においては、連結部材56の前部は、下側支持部材54の前側脚部と後側脚部に挿通されている。
上側支持部55は、下側支持部材54の連結部に固定される連結部と、連結部の前端部から上側に向かって突出する前側脚部と、連結部の後端部から上側に向かって突出する後側脚部から形成され、前側脚部と後側脚部の右側上部には前後方向に延在する係止ピン57が架設されている。
係止部52は、上垂直壁31に固定された右側支持部61と、右側支持部61の右面に固定されて係止部51に突出する左側支持部62から構成されている。
右側支持部61の上部は、上垂直壁31に固定され、右側支持部61の下部は、上垂直壁31の下端部から凹み部30に垂下している。また、右側支持部61の前部には、グレンタンク7の前壁7C、すなわち上垂直壁31と右下傾斜壁32の前面に係合する係合部61Aが形成されている。これにより、右側支持部61の剛性が高まり係止部51と係止部52を確実に係止することができる。
左側支持部62は、右側支持部61の右面に固定される基板と、基板から係止部51に向かって突出する前側突出部と後側突出部から形成されている。また、前側突出部と後側突出部に架設された前後方向に延在する支軸には、係止ピン57に係合・離間可能な係合部材63が支持されている。これにより、グレンタンク7の前部をピンを中心として左側方向に回動させて収納位置にした場合に、係止ピン57に係合部材63を係合させて収納位置を確実に維持することができる。また、グレンタンク7のメンテナンスを行なう場合には、係止ピン57から係合部材63を離間してグレンタンク7の前部をピンを中心として右側方向に回動させて開放位置にすることができる。
<支持部材を備えるグレンタンク>
次に、連結部材(請求項における「第2連結部材」)25によって補強されたグレンタンク7ついて説明する。図7に示すように、右下傾斜壁32の下面に固定され、下側に向かって延在する前壁延在部37とグレンタンク7の後壁7Dに、丸綱、丸綱パイプから形成された前後方向に延在する連結部材25を架設する。これにより、グレンタンク7の前壁7Cと後壁7Dの変形が防止されてグレンタンク7の剛性が高まりグレンタンク7を収納位置から開放位置等にスムーズに回動することができる。
次に、連結部材25の他の架設形態について説明する。図8(a)は、連結部材25を中間垂直壁33よりも右側で、且つ、中間垂直壁33の上端部よりも上側に配置した第1形態を図示し、図8(b)は、連結部材25を中間垂直壁33よりも右側で、且つ、中間垂直壁33の上下方向の中間部に配置した第2形態を図示し、図8(c)は、連結部材25を中間垂直壁33よりも右側で、且つ、中間垂直壁33の下端部よりも下側に配置した第3形態を図示している。なお、第1〜3形態においては、グレンタンク7の前壁7Cと後壁7Dの間に連結部材25を架設している。これにより、連結部材25が揚穀筒20で搬送された穀粒の落下の大きな障害にならず、搬送螺旋46に穀粒を効率よく落下させることができる。また、連結部材25を架設する部品を設ける必要がなく部品点数を削減することができる。
図8(d)は、連結部材25を中間垂直壁33の右面の上下方向の中間部に配置した第4形態を図示し、図8(e)は、連結部材25を左下傾斜壁34の下面の上端部に配置した第5形態を図示し、図8(f)は、連結部材25を右下傾斜壁32の下面の下端部に配置した第6形態を図示し、図8(g)は、連結部材25を中間垂直壁33の右面の上下方向の中間部に配置し、且つ、右下傾斜壁32の下端部から右側に下り傾斜した案内部材26を設けた第7形態を図示している。これにより、第4,7形態では中間垂直壁33の変形を防止し、第5形態では左下傾斜壁34の変形を防止し、第6形態では右下傾斜壁32の変形を防止しすることができる。また、第7形態では案内部材26を設けているので右下傾斜壁32の上面を滑り落ちる穀粒が連結部材25の上部に堆積するのを防止することができる。
図8(h)は、連結部材25を中間垂直壁33よりも右側で、且つ、中間垂直壁33の上端部よりも上側に配置して、更に、グレンタンク7の右壁7Bと中間垂直壁33に、丸綱、丸綱パイプから形成された左右方向に延在する連結部材(請求項における「第3連結部材」)27を架設した第8形態を図示し、図8(i)は、連結部材25を中間垂直壁33よりも右側で、且つ、中間垂直壁33の上下方向の中間部に配置して、更に、グレンタンク7の右壁7Bと中間垂直壁33に、左右方向に延在する連結部材27を架設した第9形態を図示している。これにより、連結部材25が揚穀筒20で搬送された穀粒の落下の大きな障害にならず、搬送螺旋46に穀粒を効率よく落下させることができる。また、右壁7Bと中間垂直壁33の変形を防止することができる。なお、連結部材27は、中間垂直壁33の前後方向の中心部に架設するのが好適である。
1 機体フレーム
4 脱穀装置
4E 上壁
4G 傾斜部
7 グレンタンク
7A 左壁
7B 右壁
7C 前壁
7D 後壁
17 排気浄化装置
18 尿素浄化装置
20 揚穀筒
25 連結部材(第2連結部材)
27 連結部材(第3連結部材)
30 凹み部
32 右下傾斜壁(第1壁)
33 中間垂直壁(第2壁)
34 左下傾斜壁(第3壁)
37 前壁延在部
46 搬送螺旋
51 係止部(第1係止部)
52 タンク側係止部(第2係止部)
56 連結部材(第1連結部材)
57 係止ピン
63 係合部材

Claims (5)

  1. 機体フレーム(1)の上部左側に刈取後の穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設け、前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に排気ガス中の不純物を浄化する排気浄化装置(17)を設け、該排気浄化装置(17)の後側に脱穀装置(4)によって脱穀された穀粒をグレンタンク(7)へ搬送する揚穀筒(20)を設けたコンバインにおいて、
    前記脱穀装置(4)の上壁(4E)の前部右側に右下がり傾斜部(4G)を形成し、
    前記脱穀装置(4)の上壁(4E)と略同じ高さに位置する前記グレンタンク(7)の左壁(7A)の前部に前側と左側が開口され、前記排気浄化装置(17)を収容する凹み部(30)を形成し、
    前記傾斜部(4G)に前後方向に延在する係止ピン(57)を有する第1係止部(51)を設け、前記左壁(7A)に係止ピン(57)に係合する係合部材(63)を有する第2係止部(52)を設け、
    前記揚穀筒(20)と第1係止部(51)を前後方向に延在する第1連結部材(56)で連結し
    前記凹み部(30)を左側上部から右側下部に向かって延在する第1壁(32)と、該第1壁(32)の下端から下側に向かって延在する第2壁(33)と、該第2壁(33)の下端から左側下部に向かって延在する第3壁(34)で形成し、正面視で前記第2壁(33)をグレンタンク(7)の搬送螺旋(46)よりも右側に位置させ、
    前記第1壁(32)を前記機体フレーム(1)の上面に対して45度傾斜して形成し、
    前記グレンタンク(7)の前壁(7C)と後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結し、
    前記第2連結部材(25)を第2壁(33)よりも右側で、且つ、第2壁(33)の上端部よりも上側に配置したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記排気浄化装置(17)に近接させて排気ガス中の窒素酸化物を浄化する尿素浄化装置(18)を並設した請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記第3壁(34)を前記機体フレーム(1)の上面に対して30度傾斜して形成した請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記第1壁(32)の下面に下側に向かって延在する前壁延在部(37)を設け、該前壁延在部(37)と前記グレンタンク(7)の後壁(7D)を前後方向に延在する第2連結部材(25)で連結した請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
  5. 前記グレンタンク(7)の第2壁(33)と右壁(7B)を左右方向に延在する第3連結部材(27)で連結した請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンバイン。
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