JP5733297B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン Download PDF

Info

Publication number
JP5733297B2
JP5733297B2 JP2012285377A JP2012285377A JP5733297B2 JP 5733297 B2 JP5733297 B2 JP 5733297B2 JP 2012285377 A JP2012285377 A JP 2012285377A JP 2012285377 A JP2012285377 A JP 2012285377A JP 5733297 B2 JP5733297 B2 JP 5733297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
exhaust
cover
pipe
grain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012285377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014124170A (ja
Inventor
里路 久幸
久幸 里路
白方 幹也
幹也 白方
山本 次郎
次郎 山本
上路 嘉隆
嘉隆 上路
西崎 宏
西崎  宏
二神 伸
伸 二神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2012285377A priority Critical patent/JP5733297B2/ja
Priority to KR1020130007510A priority patent/KR101512682B1/ko
Priority to TW102102444A priority patent/TWI578895B/zh
Priority to CN2013201284942U priority patent/CN203167581U/zh
Priority to CN2013201273331U priority patent/CN203308554U/zh
Priority to CN201310089462.0A priority patent/CN103355055B/zh
Priority to CN201310089294.5A priority patent/CN103355056B/zh
Priority to TW102125917A priority patent/TWI554197B/zh
Priority to KR1020130085880A priority patent/KR101512683B1/ko
Publication of JP2014124170A publication Critical patent/JP2014124170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5733297B2 publication Critical patent/JP5733297B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Threshing Machine Elements (AREA)

Description

本発明は、コンバインに関するものである。
従来、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を浄化する排気浄化装置(ディーゼル・パーティキュレート・フィルタ。以下「DPF」と略称する。)を、脱穀装置とグレンタンクの間に形成される空間に配置する構成が提案されている。
この例として、特許文献1には、グレンタンクの底部に形成した傾斜壁の下方にDPFを配置し、この排気浄化装置の流出口に排気管の下端部を接続し、この排気管を一番揚穀装置に沿わせて上方へ延設する技術が開示されている。
また、特許文献2および特許文献3には、このような排気管の上端部を、脱穀装置の上面よりも高い位置まで延設する技術が開示されている。
特開2011−135846号公報 特開2007−247472号公報 特開2010−209813号公報
通常、コンバインのエンジンは、機体フレーム上に防振ゴムを介してマウントされている。
そして、上記特許文献1に開示された技術では、DPFが機体フレームに固定され、エンジンの排気ヘッドと排気浄化装置の流入口は、剛性の高い鋼管で接続されている。
このため、エンジン始動時や機体の走行時に、エンジンと排気浄化装置が互いに異なる振動を生じ、排気浄化装置の流入口と鋼管の接続部分や、鋼管と排気マニホールドの接続部分などに応力が繰り返して掛かり、金属疲労による破壊が早期に生じ易く、耐久性が低下する問題がある。
また、上記特許文献1,2,3に開示された技術では、排気管の上端部が、脱穀装置の上面よりも高く、グレンタンクの上面よりも低い位置に配置されている。このため、この排気管の上端部から排出される高温の排気ガスが、グレンタンクにおける脱穀装置側の側壁に当たることを回避せねばならず、排気管の上端部における排気ガスの排出方向は、グレンタンクの側壁に向かう方向を除いた範囲に制限されてしまう。
そこで、本発明の主たる課題は、かかる問題点を解消することができるコンバインを提案することにある。
この発明は、上述の課題を解決するために、次の技術的手段を講じる。
即ち、請求項1記載の発明は、機体の左右一側に穀稈を脱穀する脱穀装置(5)を備え、機体の左右他側には穀粒を貯留するグレンタンク(6)を備え、該グレンタンク(6)の前側には弾性部材(9a)を介して支持されたエンジン(9)を備え、前記脱穀装置(5)とグレンタンク(6)の間に、脱穀装置(5)によって脱穀され一番受樋に回収された穀粒をグレンタンク(6)へ搬送する揚穀装置(14)と、二番受樋に回収された枝梗付着粒を二番処理室へ搬送する第2揚穀装置(15)を備えたコンバインにおいて、前記グレンタンク(6)の底部に、脱穀装置(5)側に向けて上がり傾斜する傾斜壁(23B)を設け、前記エンジン(9)の排気ガスから粒子状物質を除去する排気浄化装置(40)を前記傾斜壁(23B)の下方の空間に配置し、該排気浄化装置(40)の流入口を、可撓性を有した接続管(50)を介してエンジン(9)の排気マニホールド(30B)に接続し、前記排気浄化装置(40)の流出口には、該流出口から排出されるガスを機外へ案内する排気管(61)の下端部を接続し、前記グレンタンク(6)の左壁の上部に有した垂直壁(23A)には、前記揚穀装置(14)と第2揚穀装置(15)を配置する上下方向の凹部(22A)を形成し、前記排気管(61)の下部を傾斜壁(23B)に形成した第2凹部(22B)に配置すると共に、該排気管(61)の上部を、前記揚穀装置(14)と平行な姿勢で前記凹部(22A)内における揚穀装置(14)の前側の部位に配置し、該排気管(61)を前記揚穀装置(14)に沿わせて上方へ延設して該排気管(61)の上部を揚穀装置(14)に支持したことを特徴とするコンバインとしたものである。
請求項2記載の発明は、前記排気浄化装置(40)をカバー(88)で覆い、該カバー(88)の上側に該排気浄化装置(40)の内部圧力を検出する圧力センサー(89)を取り付け、前記排気管(61)を、排気浄化装置(40)の流出口に接続する下部の第1排気管(61A)と、該第1排気管(61A)の上端部に連通する上部の第2排気管(61B)から構成し、前記第2排気管(61B)の下端部の内径を前記第1排気管(61A)の上端部の外径よりも大きく形成し、該第1排気管(61A)の上端部を第2排気管(61B)の下端部に挿入した状態で、該第1排気管(61A)の上端部の外周面と第2排気管(61B)の下端部の内周面の間に、第1排気管(61A)から第2排気管(61B)へ排出される排気ガスの流れによって外気を引き込んで排気浄化装置(40)の周辺の雰囲気を吸い出す隙間が形成される構成とした請求項1記載のコンバインとしたものである。
請求項3記載の発明は、前記排気管(61)の上端部に、該排気管(61)の上端部から上向きに排出されるガスを横向きに案内するカバー(62)を配置し、該カバー(62)の基部を筒状に形成し、該カバー(62)の基部の内径を前記排気管(61)の上端部の外径よりも大きく形成し、該カバー(62)の基部を排気管(61)の上端部に被せて取り付け、該カバー(62)の基部の内周面と排気管(61)の上端部の外周面との間に、排気管(61)の上端部からカバー(62)側へ排出される排気ガスの流れによって外気を吸い込むディフューザとして形成される隙間を備えた請求項2記載のコンバインとしたものである。
請求項4記載の発明は、前記揚穀装置(14)の上端部に支持部材(83)を介してプレクリーナ(32)を支持し、前記支持部材(83)の中間部を、前記グレンタンク(6)に備えた穀粒排出用の排出オーガ(8)の横移送筒(8B)を支持する第2支持部材(8D)に連結し、前記カバー(62)の開口部(62A)における上下方向の中心位置を、プレクリーナ(32)の吸気口よりも高い位置に配置すると共に、該カバー(62)の開口部(62A)をプレクリーナ(32)の存在する側とは反対の側に向けて開口させた請求項3記載のコンバインとしたものである。
請求項5記載の発明は、前記脱穀装置(5)の上側におけるキャビン(7)の左後部に隣接した位置に、外気を濾過してエンジン(9)に供給するエアクリーナ(33)を配置し、該エアクリーナ(33)を脱穀装置(5)の上面に支持し、前記キャビン(7)の左側面に形成した側面窓を塞ぐ透明板(84)を、上部の支点(Q)を中心として左側方へ開閉自在に設け、前記エアクリーナ(33)をこの透明板(84)よりも後側に配置し、該透明板(84)を開放してキャビン(7)の側面窓からエアクリーナ(33)のメンテンスを行なう構成とした請求項4記載のコンバインとしたものである。
請求項1記載の発明によれば、エンジン(9)を弾性部材(9a)を介して支持し、排気浄化装置(40)の流入口を、可撓性を有した接続管(50)を介してエンジン(9)の排気マニホールド(30B)に接続しているので、エンジン(9)の始動時や機体の走行時に、このエンジン(9)と排気浄化装置(40)が互いに異なる振動を生じても、排気浄化装置(40)の流入口と接続管(50)の接続部分や、接続管(50)と排気マニホールド(30B)の接続部分などに掛かる応力が減少し、排気流入側の管路の金属疲労が生じにくくなって耐久性が向上する。
また、排気浄化装置(40)を、グレンタンク(6)の底部に設けた傾斜壁(23B)の下方の空間に配置しているので、この排気浄化装置(40)からの放熱によってグレンタンク(6)に貯留された穀粒の乾燥が促進され、穀粒排出時におけるグレンタンク内部での穀粒の詰まりが生じにくくなる。
また、排気浄化装置(40)の流出口に接続した排気管(61)を、揚穀装置(14)に沿わせて上方へ延設しているので、排気管(61)の上端部から排気ガスが排出されても、この高温の排気ガスが、機体下部に堆積しがちな藁屑に向かいにくくなる。
また、グレンタンク(6)の底部の傾斜壁(23B)に形成した第2凹部(22B)に排気浄化装置(40)の排気管(61)の下部を配置し、グレンタンク(6)の左壁の上部に形成された垂直壁(23A)の凹部(22A)に高温状態の排気管(61)の上部を配置することによって、グレンタンク(6)に貯留された穀粒の乾燥が促進され、穀粒の排出を能率良く行なうことができる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明による効果に加えて、第1排気管(61A)と第2排気管(61B)の間の隙間から外気を引き込み、第2排気管(61B)内の排気ガスの温度を低下させることができる。
また、排気浄化装置(40)の周辺の高温の雰囲気を機外へ吸い出し、排気浄化装置(40)の内部圧力を検出する圧力センサー(89)の故障を防ぐことができる。
また、排気浄化装置(40)に接続された下部の第1排気管(61A)と、揚穀装置(14)に沿って設けられた上部の第2排気管(61B)が互いに異なる振動を生じても、排気浄化装置(40)と第1排気管(61A)の接続部分などへ応力が繰り返し掛かりにくく、排気管路の金属疲労が生じにくくなって耐久性が向上する。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項2記載の発明による効果に加えて、カバー(62)の基部の内周面と排気管(61)の上端部の外周面との間の隙間から外気が吸い込まれ、カバー(62)の開口部(62A)から排出される排気ガスの温度が更に低下する。
請求項4記載の発明によれば、上記請求項3記載の発明による効果に加えて、排気管(61)の上端部に設けたカバー(62)の開口部(62A)における上下方向の中心位置が、プレクリーナ(32)の吸気口よりも高い位置に配置されているので、排気管(61)から排出された排気ガスがプレクリーナ(32)によって吸気されにくくなる。
更に、この開口部(62A)が、プレクリーナ(32)の存在する側とは反対の側に向けて開口しているので、このカバー(62)によって排出案内された排気ガスがプレクリーナ(32)に吸い込まれにくくなる。
請求項5記載の発明によれば、上記請求項4記載の発明による効果に加えて、大型のエアクリーナ(33)を脱穀装置(5)の上側に配置し、エンジン(9)の吸気効率を高めることができる。
また、キャビン(7)の左側面に形成した側面窓を塞ぐ透明板(84)を左側方へ開放して、側面窓からエアクリーナ(33)のメンテナンスを行なうことができる。
コンバインの正面図である。 コンバインの要部説明用の側面図である。 コンバインの要部説明用の平面図である。 コンバインの要部説明用の背面図である。 排気管周辺の側面図である。 コンバインの要部説明用の側面図である。 作用状態を示すコンバインの正面図である。 作用状態を示すコンバインの要部説明用の背面図である。 コンバインのキャビン部分の背面図である。 コンバインの要部の説明用の側面図である。 グレンタンクを脱穀装置側から視た状態での要部説明図である。 グレンタンクにおける脱穀装置側の側壁に対する揚穀筒と排気管の配置を示す説明用平面図である。 吸気系および排気系周辺の正面図である。 吸気系および排気系周辺の斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態について添付図面を参照しつつ詳説する。なお、理解を容易にするため、便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
コンバイン1は、図1〜図4に示すように、圃場を走向する左右一対のクローラからなる走行装置3と、機体の前端位置で圃場から穀桿を刈取る刈取装置4と、その後方で穀桿の脱穀・選別を行なう脱穀装置5と、脱穀装置5の右側に並設され脱穀・選別された穀粒を貯留するグレンタンク6とを備え、グレンタンク6の前側で刈取装置4の背面に臨む部位に、操作者が搭乗するキャビン7を備えている。
また、グレンタンク6の後側には、貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガ8を縦軸中心に旋回自在に備え、キャビン7の下方のエンジンルームEの内部には、ディーゼルエンジン9を備えている。
(脱穀装置)
刈取装置4によって刈取られた穀稈は、脱穀装置5に供給され、脱穀装置5によって脱穀・選別される。脱穀装置5は、上部に穀稈の脱穀を行う扱室を備え、下部に穀稈の選別を行なう選別室を備えている。扱室には、前後方向に複数の扱歯を有する扱胴が軸支され、選別室には、揺動選別装置から漏下する穀粒を回収する一番受樋と、枝梗等が付着した穀粒を回収する二番受樋が設けられている。
一番受樋によって回収された穀粒は、脱穀装置5の右側に配置された第1揚穀装置(請求項における揚穀装置)14によって上方へ搬送され、グレンタンク6に投入されて一時的に貯留される。第1揚穀装置14の基部は、脱穀装置5の右側下部に形成された排出口に連通し、第1揚穀装置14の上部は、グレンタンク6の投入口に連通している。
また、第1揚穀装置14は、脱穀装置5とグレンタンク6によって挟まれた空間Sを基部から先端部に向かい前上がり傾斜して設置されている。
二番受樋によって回収された枝梗等が付着した穀粒は、脱穀装置5の右側に設置された第2揚穀装置15によって二番処理室(図示省略)に揚送される。第1揚穀装置14の基部の後方に位置する第2揚穀装置15の基部は、脱穀装置5の右側下部に形成された排出口に連通し、第2揚穀装置15の上部は、二番処理室の投入口に連通している。また、第2揚穀装置15は、脱穀装置5とグレンタンク6によって挟まれた空間Sを基部から先端部に向かい前上がり傾斜して設置されている。
(グレンタンク)
第1揚穀装置14によって上方へ搬送された穀粒は、グレンタンク6に貯留される。グレンタンク6は、前後方向に間隔をおいて配置した前壁および後壁と、左右方向に間隔をおいて配置した右壁および左壁と、天井壁と、底壁で構成される。左壁の上部には穀粒を投入する投入口が形成され、グレンタンク6の底部には排出オーガ8に穀粒を移送する排出螺旋が設けられている。
また、グレンタンク6の左壁の上部は、多量の穀粒を貯留するために、上下方向に垂直に延在する垂直壁23Aに形成される。左壁の下部から下方へ連続するグレンタンク6の底部には、貯留された穀粒を能率良く排出螺旋に取り込ませるために、左側から右側に安息角度を持って傾斜した傾斜壁23Bが形成されている。この傾斜壁23Bは、機体前後方向で高さが異なる段差部を有している。
尚、排出オーガ8は、グレンタンク6の後側に縦軸回動自在に立設した揚穀チューブ(揚穀筒)8Aと、この揚穀チューブ8Aの上端部に横軸回動自在に接続した横送りチューブ8Bから構成している。横送りチューブ8Bは、脱穀装置5の上面に固定した支持部材(第2支持部材)8Dに載置した収納位置から、機体側方へ張り出した排出作業位置にわたって、旋回自在に構成されている。
脱穀装置5とグレンタンク6との間に形成された空間Sを有効に活用するために、左壁の垂直壁23Aには、第1揚穀装置14と、第2揚穀装置15を配置する凹部22Aが形成され、左壁の傾斜壁23Bには、後述するディーゼル微粒子捕集フィルタであるDPFユニット(請求項における排気浄化装置)40の排気管60を配置する凹部(第2凹部)22Bが形成されている。なお、左壁の傾斜壁23Bの凹部22Bに、高温状態のDPFユニット40の排気管60を配置することによって、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥が促進され穀粒の搬送を能率良く行なうことができる。
(エンジン)
エンジン9は、マウントゴム(請求項における弾性部材)9aを介して機体フレーム2に取付けられている。エンジン9には、エンジン9に空気を過給する吸気タービン30Aとエンジン9から排気ガスを排出する排気マニホールド30Bを有する過給器30が設けられている。
吸気タービン30Aには、接続管35を介して吸気された空気中の不純物を除去するエアクリーナ33が接続され、エアクリーナ33には接続管34を介して外気を濾過しながら吸気するプレクリーナ32が接続され、排気マニホールド30には、接続管50を介して排気ガス中の不純物を除去するDPFユニット40の吸気口(請求項における流入口)が接続されている。
(DPFユニット)
DPFユニット40は、吸気口(流入口)側の酸化触媒(DOC)40Aと、排気口(流出口)側のパティキュレートフィルタ(DPF)40Bが内設されており、エンジン9から排出される排気ガス中の未燃燃料はDOC40Aによって酸化され、排気ガス中の粒状化物質はDPF40Bの濾過作用によって除去される。
DPFユニット40は、図2等に示すように、取付け構造を簡易にするために、マウントゴム9aを介さずに機体フレーム2に固定される。このDPFユニット40は、エンジン9から排出される排気ガスの温度低下を防止するために、エンジン9の近傍に配置することが望ましいため、エンジン9の背面と第1揚穀装置14の基部の間に配置している。また、DPFユニット40の前端部をグレンタンク6の前壁と略同一位置に配置し、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥を促進させる構成としている。
DPFユニット40は、図3,4に示すように、DPFユニット40からの放熱によってグレンタンク6内に貯留された穀粒を乾燥させるために、グレンタンク6の左右方向の略中央部分の下側に配置され、平面視において、グレンタンク6の底部の傾斜壁23Bのシルエットの下側に配置されている。DPFユニット40の排気口も、傾斜壁23Bの下側に位置する。
図2に示すように、DPFユニット40の吸気口は、接続管50を介して排気マニホールド30Bに接続され、DPFユニット40の排気口には、不純物等が除去された排気ガスを外部に排出する排気管60が接続されている。
接続管50は、鋼管からなる第1接続管51と、エンジン9の振動の伝播を低減する可撓性を有するステンレス管からなるフレキシブルチューブ52と、鋼管からなる第2接続管53によって構成されている。この接続管50の全体またはフレキシブルチューブ52を、ゴムなどの可撓性を有する素材で形成してもよい。
エンジン9の始動時や機体の走行時に、このエンジン9とDPFユニット40が互いに異なる振動を生じても、DPFユニット40の吸気口と接続管50の接続部分や、接続管50と排気マニホールド30Bの接続部分などに掛かる応力が減少し、排気流入側の管路の金属疲労が生じにくくなって耐久性が向上する。
図2に示すように、側面視において、第1接続管51は、排気マニホールド30から略下側に向かって延在し、フレキシブルチューブ52は、第1接続管51の先端部から略下側に向かって延在し、第2接続管53は、フレキシブルチューブ52の先端部から略90度湾曲した後、後方に延在してDPFユニット40の吸気口に接続されている。
背面視において、第1接続管51は、排気マニホールド30から略90度湾曲した後、下方へ延在し、フレキシブルチューブ52は、第1接続管51の先端部から下方へ向かって延在し、第2接続管53は、フレキシブルチューブ52の先端部から下方へ向かって延在した後、後方に向かって略90度湾曲し、DPFユニット40の吸気口に接続されている。
排気管60は、鋼管からなる排気管(テープパイプ)61と、排気管61への雨水等の浸入を防止する湾曲形状または屈折形状に形成されたカバー62よって構成されている。
排気管61の基部(排気管61の下部)は、側面視において、DPFユニット40の排気口(請求項における流出口)から上側に向かって延在した後、段差を有する傾斜壁23Bにおける高い側の傾斜壁23Bの下面に沿って左側前方上方に向かって傾斜して延在している。排気管61の上部は、排気管61の基部の先端部から前上がりに急傾斜して延在し、カバー62は、排気管61の上端部に形成された排気口の上側に、開口部62Aを後方に向けて取付けられている。カバー62は、排気管61の上端部に、ステーを介して取り付ける構成としているが、第1揚穀装置14の上端部に取り付ける構成としてもよい。カバー62は、縦断面形状が半円弧状に形成され、このカバー62の基部(下部)は筒状に形成され、この筒状部の内径は、排気管61の上端部の外径よりも大きく形成されている。カバー62を排気管61の上端部に被せるように取り付けることで、このカバー62の外側のカバー体の下部の内周面と排気管61の上端部の外周面との間には所定の隙間が形成される。この隙間においては、排気管61の上端部からカバー62側へ排出される排気ガスの流れによってディフューザ効果が発生し、外気が吸い込まれ、開口部62Aから排出される排気ガスの温度が更に低下する。
図2、図11に示すように、脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、排気管61の上部は、第1揚穀装置14を配置するグレンタンク6の垂直壁23Aに形成された上下方向の凹部22Aに、第1揚穀装置14と平行な姿勢で、この第1揚穀装置14の前方に配置されている。排気管61の上部は、第1揚穀装置14に対してステーを介して支持されている。このように、グレンタンク6の垂直壁23Aの凹部22Aに、高温状態の排気管60の上部を配置することによって、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥が促進され穀粒の搬送を能率良く行なうことができる。
排気管61から機外に排出された排気ガスがプレクリーナ32によって吸気されるのを防止するために、カバー62の開口部62Aにおける上下方向の中心位置を、プレクリーナ32の吸気口よりも高い位置に配置している。なお、排気管61の上部の上端部に形成された排気口をプレクリーナ32の吸気口よりも高い位置に配置するのがより好適である。
また、図3に示すように、機外に排気ガスを能率良く排出するために、カバー62による開口部62Aからの排気ガスの排出案内方向は、排出オーガ8の横送りチューブ(横移送筒)8Bがコンバインの機体上の収納状態にある状態で、この横送りチューブ8Bと略平行に設定されている。
脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、排気管61の基部は、グレンタンク6の傾斜壁23Bの段差によって形成された凹部22B内に配置され、排気管61の上部は、第1揚穀装置14が配置されているグレンタンク6の垂直壁23Aの凹部22Aに第1揚穀装置14の前側に並列して配置されている。
DPFユニット40の排気口の外径に対して、排気管61の基部の内径を大径に形成してもよい。これによってディフューザ効果が得られ、DPFユニット40から排気管61に排出される排気ガスの流出によりDPFユニット40と排気管61の基部の隙間から空気を引込み排気管61内の排気ガスの温度を低下させることができ、また、カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を該隙間から機外に排水することもできる。また、DPFユニット40周辺の高温の雰囲気を機外へ吸い出し、DPFユニット40の周辺に設けるセンサー類の故障を防ぐことができる。
(排気管の他の実施例)
図5に示すように、前述した排気管61を、鋼管からなる下部の排気管(請求項における第1排気管)61Aと、この排気管61Aよりも大径な鋼管からなる上部の排気管(請求項における第2排気管)61Bで構成してもよい。
側面視において、下部の排気管61Aは、DPFユニット40の排気口から上側に向かって延在した後、前方上側に向かって傾斜して延在している。上部の排気管61Bは、排気管61Aの上端部から前方の上側に向かって排気管61Aよりも急傾斜して延在し、排気管61Bの上端部に形成された排気口には、上述のカバー62が取付けられている。
脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、上部の排気管61Bは、第1揚穀装置14を配置するグレンタンク6の垂直壁23Aに形成された凹部22A内に配置され、第1揚穀装置14と平行な姿勢で、第1揚穀装置14の前方に配置されている。
カバー62は、排出管61Bの上端部から機外に排出された排気ガスがプレクリーナ32によって吸気されるのを防止するために、カバー62の開口部62Aにおける上下方向の中心位置を、プレクリーナ32の吸気口32Aよりも高い位置に配置している。また、機外に排気ガスを能率良く排出するために、カバー62による排気ガスの排出案内方向は、収納状態にある排出オーガ8の横送りチューブ8Bと略平行に設定されている。
図示は省略するが、背面視において、下部の排気管61Aは、DPFユニット40の排気口から上側に向かって延在した後、左上側に向かって傾斜して延在し、上部の排気管61Bは、下部の排気管61Aの上端部から前側上方に向かって延在し、排気管61Bの上端部に形成された排気口には、上述のカバー62が取付けられている。
脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、下部の排気管61Aは、グレンタンク6の傾斜壁23Bの凹部22B内に配置され、上部の排気管61Bは、第1揚穀装置14が配置されているグレンタンク6の垂直壁23Aの凹部22A内に、第1揚穀装置14と並列して配置されている。
下部の排気管61Aの上端部の外径よりも、上部の排気管61Bの下端部の内径は大径に形成されている。排気管61Aの上端部を排気管61Bの下端部に挿入した状態で、排気管61Aの上端部の外周面と排気管61Bの下端部の内周面の間に所定の隙間が形成される。これによって、排気管61Aから排気管61Bに排出される排気ガスの流出によって、排気管61Aと排気管61Bの隙間から外気を引込み、排気管61B内の排気ガスの温度を低下させることができる。また、カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を該隙間から機外に排水することもできる。また、DPFユニット40周辺の高温の雰囲気を機外へ吸い出し、DPFユニット40の周辺に設けるセンサー類の故障を防ぐことができる。また、DPFユニット40に接続された下部の排気管61Aと、第1揚穀装置14に沿って設けられた上部の排気管61Bが互いに異なる振動を生じても、DPFユニット40と排気管61Aの接続部分などへ応力が繰り返し掛かりにくく、排気管路の金属疲労が生じにくくなって耐久性が向上する。なお、排藁等の不純物の排気管61B内への浸入を防止するために、排気管61Aと排気管61Bの隙間にネットを張設するのが好適である。
(排気浄化装置および排気管の他の実施例)
図6に示すように、DPFユニット40には、吸気口側のDOC40Aと、中央部のDPF40Bと、排気口側に接続された尿素SCR40Cが設けられており、エンジン9から排出される排気ガス中の未燃燃料はDOC40Aによって酸化され、排気ガス中の粒状化物質はDPF40Bによって濾過して除去され、排気ガス中の窒素酸化物は尿素SCR40Cで浄化される。
DPFユニット40の吸気口は、接続管50を介して排気マニホールド30Bに接続され、DPFユニット40の排気口には、不純物等が除去された排気ガスを外部に排出する排気管60が接続されている。
接続管50は、鋼管からなる第1接続管51と、エンジン9の振動の伝播を低減する可撓性を有するステンレス管からなるフレキシブルチューブ52と、鋼管からなる第2接続管53によって構成されている。
排気管60は、鋼管からなる排気管71と、排気管71への雨水等の浸入を防止する湾曲形状に形成されたカバー62よって構成されている。
側面視において、排気管71の基部は、DPFユニット40の排気口から上側に向かって延在した後、前方上側に向かって傾斜して延在し、排気管71の上部は、排気管71の基部の先端部から前方上側に向かって急傾斜して延在し、カバー62は、排気管71の上部の先端部に形成された排気口に開口部62Aを後方に向けて取付けられている。
背面視において、排気管71の基部は、DPFユニット40の排気口から上側に向かって延在した後、左上側に向かって傾斜して延在し、排気管71の上部は、排気管71の基部の先端部から上側に向かって延在し、カバー62は、排気管71の上端部に形成された排気口に開口部62Aを後方に向けて取付けられている。
脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、排気管71の基部は、グレンタンク6の傾斜壁23Bの凹部22Dに配置され、排気管71の上部は、第2揚穀装置15が配置されているグレンタンク6の垂直壁23Aの凹部内において、第2揚穀装置15の後側に並列して配置されている。
DPFユニット40の排気口の外径よりも排気管71の基部の内径は大径に形成されている。これによってディフューザ効果が得られ、DPFユニット40から排気管71に排出される排気ガスの流出によりDPFユニット40と排気管71の基部の隙間から空気を引込み排気管71内の排気ガスの温度を低下させることができ、また、カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を該隙間から機外に排出することもできる。
(エアクリーナおよびプレクリーナの配置)
エンジン9に供給される外気を濾過する大型のエアクリーナ33を脱穀装置5の上側に配置し、エンジン9の吸気効率を高めている。
図1〜図3、図7〜図10に示すように、このエアクリーナ33は、脱穀装置5の上側において、キャビン7の左側後部の左側方に隣接した位置に、前後方向に沿って配置されている。エアクリーナ33は、脱穀装置5の上面に設けた支持部材80によって支持している。
図7、図8に示すように、支持部材80は、脱穀装置5の上面を覆う上部カバー81のうち、開閉する部分を避けて固定側のカバー82に取り付けているので、上部カバー81を開閉操作しても支障がない。
図10に示すように、プレクリーナ32は、支持部材83を介して第1揚穀装置14の上端部に支持している。この支持部材83の中間部は、横送りチューブ8Bを支持する支持部材8Dに連結されている。
図8に示すように、プレクリーナ32は、エアクリーナ33よりも高い位置に配置され、背面視においてキャビン7のシルエット内に配置されているので、横送りチューブ8Bとの干渉を防止できる。
図1〜図4、図8に示すように、エアクリーナ33を収納位置にある横送りチューブ8Bの下側に入り込ませている。
図7、図8に示すように、キャビン7の左側面に側面窓を形成し、この側面窓を塞ぐ透明板84を、上部支点(上部の支点)Qを中心に左側方へ開放自在に設けている。エアクリーナ33は、この透明板84よりも後側に配置されており、この透明板84を左側方へ開放すると、側面窓からエアクリーナ33のメンテナンスが行える。
図9に示すように、予めエアクリーナ33の上部とプレクリーナ32の下部を接続管34で接続して一体化しておき、この一体化したエアクリーナ33とプレクリーナ32を、支持部材80と支持部材83を介して機体側に取り付けることができる。
図9に示すように、キャビン7の後面には後面窓を形成し、この後面窓を塞ぐ透明板86を、上部支点Rを中心に後方へ開放自在に設けている。プレクリーナ32は、透明板86の開閉に支障がないように、透明板86よりも左側に偏倚した位置に配置されている。この透明板86を後方へ開放すると、キャビン7の後面窓からプレクリーナ32のメンテナンスが行える。
エアクリーナ33とエンジン9の吸気マニホールドは、接続管35で接続している。
図11に示すように、プレクリーナ32と排気管61の上端部に配置したカバー62は、略同じ高さに配置され、左右方向においても略同じ位置に配置されるが、カバー62の開口部62Aは、プレクリーナ32の存在する側とは反対側を向けて開口している。これによって、カバー62によって排出案内された排気ガスが、プレクリーナ32に吸い込まれにくいものとしている。
図11、図12に示す実施例では、第1揚穀装置14と第2揚穀装置15と排気管61を、グレンタンク6の左壁の垂直壁23Aに形成した凹部22A内に配置している。
図11、図13、図14に示すように、DPFユニット40は、下面を開放したカバー88で覆い、このカバー88の上側に、DPFの内部圧力を検出する圧力センサー89等のセンサー類を取り付けている。
5 脱穀装置
6 グレンタンク
キャビン
排出オーガ
8B 横送りチューブ(横移送筒)
8D 支持部材(第2支持部材)
9 エンジン
9a マウントゴム(弾性部材)
14 第1揚穀装置(揚穀装置)
15 揚穀装置(第2揚穀装置)
22A 凹部
22B 凹部(第2凹部)
23A 垂直壁
23B 傾斜壁
30B 排気マニホールド
32 プレクリーナ
33 エアクリーナ
40 DPFユニット(排気浄化装置)
50 接続管
61 排気管
61A 下部の排気管(第1排気管)
61B 上部の排気管(第2排気管)
62 カバー
62A 開口部
83 支持部材
84 透明板
88 カバー
89 圧力センサー
上部支点(上部の支点)

Claims (5)

  1. 機体の左右一側に穀稈を脱穀する脱穀装置(5)を備え、機体の左右他側には穀粒を貯留するグレンタンク(6)を備え、該グレンタンク(6)の前側には弾性部材(9a)を介して支持されたエンジン(9)を備え、前記脱穀装置(5)とグレンタンク(6)の間に、脱穀装置(5)によって脱穀され一番受樋に回収された穀粒をグレンタンク(6)へ搬送する揚穀装置(14)と、二番受樋に回収された枝梗付着粒を二番処理室へ搬送する第2揚穀装置(15)を備えたコンバインにおいて、前記グレンタンク(6)の底部に、脱穀装置(5)側に向けて上がり傾斜する傾斜壁(23B)を設け、前記エンジン(9)の排気ガスから粒子状物質を除去する排気浄化装置(40)を前記傾斜壁(23B)の下方の空間に配置し、該排気浄化装置(40)の流入口を、可撓性を有した接続管(50)を介してエンジン(9)の排気マニホールド(30B)に接続し、前記排気浄化装置(40)の流出口には、該流出口から排出されるガスを機外へ案内する排気管(61)の下端部を接続し、前記グレンタンク(6)の左壁の上部に有した垂直壁(23A)には、前記揚穀装置(14)と第2揚穀装置(15)を配置する上下方向の凹部(22A)を形成し、前記排気管(61)の下部を傾斜壁(23B)に形成した第2凹部(22B)に配置すると共に、該排気管(61)の上部を、前記揚穀装置(14)と平行な姿勢で前記凹部(22A)内における揚穀装置(14)の前側の部位に配置し、該排気管(61)を前記揚穀装置(14)に沿わせて上方へ延設して該排気管(61)の上部を揚穀装置(14)に支持したことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記排気浄化装置(40)をカバー(88)で覆い、該カバー(88)の上側に該排気浄化装置(40)の内部圧力を検出する圧力センサー(89)を取り付け、前記排気管(61)を、排気浄化装置(40)の流出口に接続する下部の第1排気管(61A)と、該第1排気管(61A)の上端部に連通する上部の第2排気管(61B)から構成し、前記第2排気管(61B)の下端部の内径を前記第1排気管(61A)の上端部の外径よりも大きく形成し、該第1排気管(61A)の上端部を第2排気管(61B)の下端部に挿入した状態で、該第1排気管(61A)の上端部の外周面と第2排気管(61B)の下端部の内周面の間に、第1排気管(61A)から第2排気管(61B)へ排出される排気ガスの流れによって外気を引き込んで排気浄化装置(40)の周辺の雰囲気を吸い出す隙間が形成される構成とした請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記排気管(61)の上端部に、該排気管(61)の上端部から上向きに排出されるガスを横向きに案内するカバー(62)を配置し、該カバー(62)の基部を筒状に形成し、該カバー(62)の基部の内径を前記排気管(61)の上端部の外径よりも大きく形成し、該カバー(62)の基部を排気管(61)の上端部に被せて取り付け、該カバー(62)の基部の内周面と排気管(61)の上端部の外周面との間に、排気管(61)の上端部からカバー(62)側へ排出される排気ガスの流れによって外気を吸い込むディフューザとして形成される隙間を備えた請求項2記載のコンバイン。
  4. 前記揚穀装置(14)の上端部に支持部材(83)を介してプレクリーナ(32)を支持し、前記支持部材(83)の中間部を、前記グレンタンク(6)に備えた穀粒排出用の排出オーガ(8)の横移送筒(8B)を支持する第2支持部材(8D)に連結し、前記カバー(62)の開口部(62A)における上下方向の中心位置を、プレクリーナ(32)の吸気口よりも高い位置に配置すると共に、該カバー(62)の開口部(62A)をプレクリーナ(32)の存在する側とは反対の側に向けて開口させた請求項3記載のコンバイン。
  5. 前記脱穀装置(5)の上側におけるキャビン(7)の左後部に隣接した位置に、外気を濾過してエンジン(9)に供給するエアクリーナ(33)を配置し、該エアクリーナ(33)を脱穀装置(5)の上面に支持し、前記キャビン(7)の左側面に形成した側面窓を塞ぐ透明板(84)を、上部の支点(Q)を中心として左側方へ開閉自在に設け、前記エアクリーナ(33)をこの透明板(84)よりも後側に配置し、該透明板(84)を開放してキャビン(7)の側面窓からエアクリーナ(33)のメンテンスを行なう構成とした請求項4記載のコンバイン。
JP2012285377A 2012-03-29 2012-12-27 コンバイン Active JP5733297B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012285377A JP5733297B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 コンバイン
TW102102444A TWI578895B (zh) 2012-03-29 2013-01-23 Combine harvesters
KR1020130007510A KR101512682B1 (ko) 2012-03-29 2013-01-23 콤바인
CN2013201273331U CN203308554U (zh) 2012-03-29 2013-03-20 发动机的排气结构
CN2013201284942U CN203167581U (zh) 2012-03-29 2013-03-20 联合收割机
CN201310089462.0A CN103355055B (zh) 2012-03-29 2013-03-20 联合收割机
CN201310089294.5A CN103355056B (zh) 2012-03-29 2013-03-20 联合收割机
TW102125917A TWI554197B (zh) 2012-07-27 2013-07-19 Combine harvesters
KR1020130085880A KR101512683B1 (ko) 2012-07-27 2013-07-22 콤바인

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012285377A JP5733297B2 (ja) 2012-12-27 2012-12-27 コンバイン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014124170A JP2014124170A (ja) 2014-07-07
JP5733297B2 true JP5733297B2 (ja) 2015-06-10

Family

ID=51404218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012285377A Active JP5733297B2 (ja) 2012-03-29 2012-12-27 コンバイン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5733297B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6504866B2 (ja) * 2015-03-13 2019-04-24 株式会社クボタ コンバイン
JP6164545B1 (ja) * 2016-07-27 2017-07-19 井関農機株式会社 コンバイン

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350316U (ja) * 1976-10-01 1978-04-27
JPH0311374Y2 (ja) * 1984-09-05 1991-03-19
JP3007787B2 (ja) * 1994-04-04 2000-02-07 株式会社クボタ 作業車のエンジン排気構造
JP2007244308A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Yanmar Co Ltd コンバイン
JP5461170B2 (ja) * 2009-12-29 2014-04-02 三菱農機株式会社 コンバイン
JP5452553B2 (ja) * 2011-07-28 2014-03-26 ヤンマー株式会社 コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014124170A (ja) 2014-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI578895B (zh) Combine harvesters
JP6016122B2 (ja) コンバイン
JP2015208242A (ja) コンバイン
JP5733297B2 (ja) コンバイン
JP5505389B2 (ja) コンバイン
JP5549947B2 (ja) コンバイン
JP6137386B2 (ja) コンバイン
JP6142777B2 (ja) 排気ガス冷却装置を備えたコンバイン
JP2008072927A (ja) エンジン吸気構造
JP6555319B2 (ja) コンバイン
JP2014193122A (ja) コンバイン
JP5945937B2 (ja) コンバイン
JP5679350B2 (ja) コンバイン
JP6319482B2 (ja) コンバイン
JP6409903B2 (ja) コンバイン
JP6409902B2 (ja) コンバイン
TWI554197B (zh) Combine harvesters
JP5489007B2 (ja) コンバイン
JP6194946B2 (ja) コンバイン
JP6652188B2 (ja) コンバイン
JP6652187B2 (ja) コンバイン
JP6536980B1 (ja) コンバイン
JP2013202027A5 (ja)
JP2015086781A (ja) 作業車輌およびこの作業車輌としてのコンバイン
JP6868224B2 (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150330

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5733297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150