JP6155228B2 - 車両のバンパビーム構造 - Google Patents

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本発明は、車体の端部にバンパビームを備え、バンパビームを変形させて衝撃荷重を吸収する車両のバンパビーム構造に関する。
車両のバンパビーム構造のなかには、車体の端部にビーム部が車幅方向に延出するように設けられ、ビーム部のうち車幅方向全域の部位からガセット部が車体の反対側に膨出されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、他のバンパビーム構造として、車体の端部にビーム部が車幅方向に延出し、かつ、ビーム部のうち両側の取付端部を除いた部位が湾曲状に膨出するように設けられ、湾曲状に膨出された部位からガセット部が車体の反対側に膨出されたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献1および特許文献2のバンパビーム構造によれば、バンパビーム構造に衝撃荷重が入力した場合に、衝撃荷重でガセット部を車両前後方向に潰すように変形させることにより、ガセット部で衝撃荷重を吸収することが可能である。
特開2007−261309号公報 特開2007−1358号公報
しかし、特許文献1のバンパビーム構造は、ビーム部のうち車幅方向全域の部位からガセット部が膨出されている。このため、特許文献1のガセット部が車幅方向に長くなり、そのことがバンパビーム構造の重量を抑える妨げになっていた。
また、特許文献2のバンパビーム構造は、ビーム部のうち両側の取付端部を除いた部位が湾曲状に膨出されることにより、ビーム部の長さ寸法が両側の取付部間の距離より大きくなる。よって、両側の取付部間の距離に対してビーム部の長さに余裕ができる。このため、ビーム部の湾曲状に形成された部分に入力した衝撃荷重でビーム部が荷重入力方向に変形しやすくなる。
本発明は、衝撃荷重を吸収でき、さらに、重量を抑えることができる車両のバンパビーム構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体の前端部、後端部の少なくとも一方において車幅方向両側部に設けられた一対の接続部材と、該一対の接続部材に設けられたバンパビームと、を備えた車両のバンパビーム構造であって、前記バンパビームは、前記一対の接続部材に架け渡されて車幅方向に延びるビーム部と、該ビーム部から前記車体の反対側に膨出されたガセット部と、を備え、前記ビーム部は、前記一対の接続部材から車幅方向内側に向かうにつれて前記車体と離れる方向に延びる一対の外側延出部と、該一対の外側延出部間に介在され、車幅方向へ向けて直線状に延びる中央延出部と、を有し、該中央延出部に前記ガセット部が設けられており、前記ガセット部は、前記中央延出部側に開口部を有するように断面略コ字状に形成され、前記開口部が前記中央延出部に嵌合された状態で該中央延出部の上部と下部に接合されるガセット本体と、該ガセット本体の車幅方向両端部を車体に対向する前記ビーム部の壁部に接合することで塞ぐ一対の側壁部と、を有し、前記ビーム部の前記中央延出部の端まで車幅方向に延びていることを特徴とする。
請求項は、前記ビーム部は、車幅方向に延びる補強用のビードを有することを特徴とする。
請求項は、前記ガセット部は、該一対の側壁部に設けられた一対のフランジと、をさらに有し、前記ビーム部は、車幅方向に延びる補強用のビードを有し、前記ビーム部に前記ビードを跨いで前記一対のフランジが接合されることを特徴とする。
請求項は、前記ビーム部は、前記外側延出部から車幅方向外側へ向けて直線状に延び、前記接続部材に取り付けられる取付部を有することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ビーム部に一対の外側延出部を備え、外側延出部を接続部材から車幅方向内側に向かうにつれて車体と離れる方向に延ばした。よって、一対の外側延出部間に介在させた中央延出部を車体から比較的大きく離すことができる。
さらに、中央延出部を車幅方向に直線状に延ばした。よって、中央延出部の長さ寸法が一対の外側延出部間の距離と同じに抑えられる。すなわち、中央延出部が最小の長さ寸法に抑えられている。
ここで、中央延出部を車両後方に向けて膨出するように湾曲状に形成した場合、中央延出部の長さ寸法が一対の外側延出部間の距離より大きくなる。このため、中央延出部に車両後方から入力した衝撃荷重で中央延出部が車両前方に向けて変形しやすくなる。中央延出部が変形することにより、衝撃荷重を一対の外側延出部に効率よく伝え難くなる。
これに対して、中央延出部の長さ寸法が一対の外側延出部間の距離と同じになるように小さく抑えられることにより、中央延出部を湾曲状に形成した場合と比べて、中央延出部の車体前方への変形を好適に抑制できる。
よって、中央延出部に入力した衝撃荷重で中央延出部を変形させることなく、一対の外側延出部に衝撃荷重を効率よく伝えることができる。これにより、一対の外側延出部を好適に変形させて、直線状に保たれた中央延出部を車体側に移動させることができる。このように、一対の外側延出部を好適に変形させることにより、衝撃荷重の一部(すなわち、初期荷重)を吸収できる。
さらに、中央延出部にガセット部を設けることにより、ガセット部に入力した衝撃荷重でガセット部を変形させることができる。ガセット部を変形させることにより、衝撃荷重の残りをガセット部で吸収できる。
このように、一対の外側延出部を変形させて衝撃荷重の一部を吸収し、さらに、ガセット部を変形させて残りの衝撃荷重を吸収することにより、ガセット部に入力した衝撃荷重を車体を変形させることなく効率よく受けることができる。
また、中央延出部の長さ寸法を一対の外側延出部間の距離と同じになるように小さく抑えることにより、ビーム部の重量を抑えることができる。さらに、ビーム部の中央延出部のみにガセット部が設けられている。よって、ガセット部の長さ寸法がビーム部より小さく抑えられ、ガセット部の重量を抑えることができる。
このように、ビーム部の重量を抑え、さらに、ガセット部の重量を抑えることにより、バンパビーム構造の重量を抑えることができる。
また、請求項に係る発明では、ガセット本体の車幅方向両端部を一対の側壁部で塞ぐことにより、ガセット本体を一対の側壁部で補強できる。よって、ガセット部の強度・剛性を確保できるので、ガセット部に入力した衝撃荷重をガセット部を経て一対の外側延出部に良好に伝えることができる。
これにより、ガセット部に入力した衝撃荷重で一対の外側延出部を好適に変形させることができ、衝撃荷重を一層効率よく受けることができる。
請求項に係る発明では、ビーム部にビードを形成し、ビードを車幅方向に延ばした。よって、ビーム部をビードで補強することができる。このように、補強したビーム部の一対の外側延出部を、ガセット部に入力した衝撃荷重で変形させることにより、衝撃荷重の一部を一対の外側延出部で一層好適に吸収できる。
請求項に係る発明では、ガセット本体の開口部を中央延出部に嵌合させてガセット本体を中央延出部に接合させた。さらに、一対の側壁部にフランジを設け、一対のフランジをビーム部にビードを跨いで接合させた。すなわち、ビーム部がガセット本体およびフランジで外側から囲むように接合されている。
よって、ビードによりビーム部の強度を向上できるとともに、ビードが衝撃荷重の入力により外側に開く方向に変形することを一対のフランジの接合により抑制でき、ビーム部の変形を好適に抑制できる。
これにより、ガセット部に入力した衝撃荷重をビーム部で好適に受けることができる。このビーム部の一対の外側延出部を、ガセット部に入力した衝撃荷重で変形させることにより、衝撃荷重の一部を一対の外側延出部で一層好適に吸収できる。
請求項に係る発明では、外側延出部から取付部を車幅方向外側に直線状に延ばし、取付部を接続部材に取り付けるようにした。取付部を車幅方向外側に直線状に延ばすことにより、取付部を接続部材に強固に取り付けることができる。
よって、ビーム部を一対の接続部材に強固に取り付けることができる。これにより、ガセット部に入力した衝撃荷重をバンパビーム構造で確実に(好適に)受けることができる。
本発明に係る車両のバンパビーム構造を備えた車両を示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3部拡大図である。 図1のバンパビーム構造を示す分解斜視図である。 図1の5−5線断面図である。 図4のビーム部を示す斜視図である。 図5の7部拡大図である。 図3の8−8線断面図である。 本発明に係るビーム部で後面衝突による衝撃荷重の一部を吸収する例を説明する図である。 本発明に係るビーム部で後面衝突による衝撃荷重の一部を一層好適に吸収する例を説明する図である。 本発明に係るガセット部で後面衝突による衝撃荷重の残りを吸収する例を説明する図である。 本発明に係るビーム部でオフセット衝突による衝撃荷重の一部を吸収する例を説明する図である。 本発明に係るガセット部でオフセット衝突による衝撃荷重の残りを吸収する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前(Fr)」、「後(Rr)」、「左(L)」、「右(R)」は運転者から見た方向にしたがう。
実施例に係る車両のバンパビーム構造20について説明する。以下、車両のバンパビーム構造20をバンパビーム構造20と略記する。
図1に示すように、車両10は、車体11の車幅方向の両側部11a,11bに設けられた左右のリヤサイドフレーム12と、左右のリヤサイドフレーム12の後端部12aから上方に立ち上げられた左右のリヤピラー13(左リヤピラー13は図2参照)と、左右のリヤサイドフレーム12の後端部12aに設けられたリヤパネル15(車体11の後端部)と、リヤパネル15の車幅方向両側部15a,15bに設けられたバンパビーム構造20とを含む。
バンパビーム構造20は、リヤパネル15の車幅方向両側部15a,15bのうち左側部15aに設けられた左接続部材21と、リヤパネル15の車幅方向両側部15a,15bのうち右側部15bに設けられた右接続部材22と、左接続部材21および右接続部材22に設けられたバンパビーム24とを備えている。
リヤパネル15は、左側部15aが左リヤサイドフレーム12の後端部12aに設けられ、右側部15bが右リヤサイドフレーム12の後端部12aに設けられている。
図2、図3に示すように、左接続部材21は、リヤパネル15の左側部15aに取り付けられる一対の脚部31と、一対の脚部31の後端部31aに設けられた連結部32とを有する。
一対の脚部31は、リヤパネル15の左側部15aを介して左リヤサイドフレーム12の後端部12aにボルト33・ナット34で取り付けられている。
右接続部材22は、左接続部材21と左右対称の部材である。よって、右接続部材22の構成部材に左接続部材21と同じ符号を付して右接続部材22の詳しい説明を省略する。
左リヤサイドフレーム12および右リヤサイドフレーム12は、車幅方向に所定間隔をおいて配置され、車体前後方向に延びる車両の骨格部材である。よって、左リヤサイドフレーム12の後端部12aに左接続部材21がリヤパネル15の左側部15aを介して強固に取り付けられている。また、右リヤサイドフレーム12の後端部12aに右接続部材22がリヤパネル15の右側部15bを介して強固に取り付けられている。
図4に示すように、左接続部材21および右接続部材22にバンパビーム24が設けられている。バンパビーム24は、左接続部材21および右接続部材22に架け渡されて車幅方向に延びるビーム部25と、ビーム部25から車体11の反対側(逆側)に膨出されたガセット部26とを備えている。
図5に示すように、ビーム部25は、車体11(具体的には、リヤパネル15)に対向するビーム壁部35と、ビーム壁部35の上端から折り曲げられたビーム上部36と、ビーム壁部35の下端から折り曲げられたビーム下部37と、ビーム上部36の前端から上方に折り曲げられた上フランジ38と、ビーム下部37の前端から下方に折り曲げられた下フランジ39とを有する。
ビーム壁部35が、リヤパネル15に対向するように略鉛直に形成されている。また、ビーム上部36が、ビーム壁部35の上端からリヤパネル15側に向けて水平に折り曲げられている。さらに、ビーム下部37が、ビーム壁部35の下端からリヤパネル15側に向けて水平に折り曲げられている。
ビーム壁部35、ビーム上部36およびビーム下部37でビーム部25が車幅方向の全域において断面略コ字状に形成されている。ビーム部25が断面略コ字状に形成されることにより、ビーム部25にビーム開口部41が形成され、ビーム開口部41が車体11に向けて開口されている。
図6に示すように、ビーム部25は、左接続部材21に取り付けられる左取付部44と、右接続部材22に取り付けられる右取付部45と、左取付部44に連結された左外側延出部46と、右取付部45に連結された右外側延出部47と、左外側延出部46および右外側延出部47間に介在された中央延出部48とを有する。
図3に示すように、左取付部44は、ビーム部25の左端部を形成する部位で、左外側延出部46の外端46aから車幅方向外側に直線状に延出されている。この左取付部44は、左接続部材21の連結部32を覆うように断面略コ字状に形成され、連結部32に左取付部44の壁部44aが重ね合わされている。この状態で、連結部32および壁部44aがボルト51・ナット(図示せず)で締結されることにより、左取付部44が左接続部材21に取り付けられている。
図6に戻って、右取付部45は、左取付部44と左右対称の部材である。よって、右取付部45の構成部材に左取付部44と同じ符号を付して右取付部45の詳しい説明を省略する。
左外側延出部46の外端46aから左取付部44が車幅方向外側に直線状に延出され、左取付部44が左接続部材21に取り付けられている。また、右外側延出部47の外端47aから右取付部45が車幅方向外側に直線状に延出され、右取付部45が右接続部材22に取り付けられている。
よって、左取付部44が左接続部材21に強固に取り付けられ、右取付部45が右接続部材22に強固に取り付けられている。これにより、ビーム部25が左接続部材21および右接続部材22を介してリヤパネル15の左右の側部15a,15b(すなわち、車体11の後端部)に強固に取り付けられている。
図2、図3に示すように、左外側延出部46は、リヤパネル15に向けて開口するように断面略コ字状に形成され、左取付部44の内端44bから車幅方向内側に向かうにつれて車体11と離れる方向に延出されている。
ここで、左取付部44の内端44bが左接続部材21の内端に隣接して配置されている。よって、左外側延出部46が左接続部材21の内端から車幅方向内側に向かうにつれて車体11と離れる方向に延出されている。
この左外側延出部46は、車両後方に向けて膨出するように湾曲状に形成されている。
図6に再度戻って、右外側延出部47は、左外側延出部46と左右対称の部材である。よって、右外側延出部47の構成部材に左外側延出部46と同じ符号を付して右外側延出部47の詳しい説明を省略する。
左外側延出部46および右外側延出部47間に中央延出部48が介在されている。
中央延出部48は、左外側延出部46の内端46bから右外側延出部47の内端47bまで車幅方向に向けて直線状に延出されている。この中央延出部48は、リヤパネル15に向けて開口するように断面略コ字状に形成されている。中央延出部48にガセット部26(図2参照)が車両後方から設けられている。
図2に示すように、中央延出部48が左外側延出部46の内端46bから右外側延出部47の内端47bまで車幅方向に直線状に延出されることにより、中央延出部48がリヤパネル15から車両後方に向けて比較的大きく距離L1だけ離されている。
中央延出部48が車幅方向に直線状に延ばされることにより、中央延出部48の長さ寸法L2が内端46bおよび内端47b間の距離と同じになるように小さく抑えられている。すなわち、中央延出部48が最小の長さ寸法L2に抑えられている。
ここで、中央延出部を車両後方に向けて膨出するように湾曲状に形成した場合、中央延出部の長さ寸法が内端46bおよび内端47b間の距離より大きくなる。このため、中央延出部に車両後方から入力した衝撃荷重で中央延出部が車両前方に向けて変形しやすくなる。中央延出部が変形することにより、衝撃荷重を左外側延出部46や右外側延出部47に効率よく伝え難くなる。
これに対して、中央延出部48は長さ寸法L2が内端46bおよび内端47b間の距離と同じになるように小さく抑えられている。よって、例えば、中央延出部48を湾曲状に形成した場合と比べて、中央延出部48が車体前方に変形することを好適に抑制できる。
これにより、中央延出部48に車両後方から入力した衝撃荷重F1で中央延出部48を変形させることなく、左外側延出部46や右外側延出部47に衝撃荷重F1を効率よく伝えることができる。したがって、左右の外側延出部46,47を好適に変形させて、直線状に保たれた中央延出部48をリヤパネル15(すなわち、車体11)側に距離L1だけ移動させることができる。
加えて、中央延出部48にガセット部26が設けられることにより、中央延出部48の剛性がガセット部26で好適に保たれている。よって、中央延出部48に入力した衝撃荷重F1で中央延出部48が変形することを一層好適に抑え、左外側延出部46や右外側延出部47に衝撃荷重F1を一層効率よく伝えることができる。
図6、図7に示すように、ビーム部25は、ビーム壁部35のうち、左外側延出部46、右外側延出部47および中央延出部48に相当する部位にビード55が形成されている。ビード55は、ビーム壁部35の上下方向略中央において、リヤパネル15に向けて膨出することによりビーム壁部35の車両後方側が凹状に形成されている。
ビーム壁部35は、上下方向略中央にビード55が形成されることにより、ビード55の上方に形成された上壁部35aと、ビード55の下方に形成された下壁部35bとを有する。上壁部35aおよび下壁部35bが車両前後方向において、一例として面一に形成されている。
このように、ビーム壁部35にビード55が形成され、ビード55が車幅方向に延出されることにより、ビーム壁部35(すなわち、ビーム部25)がビード55で補強されている。
図2、図3に示すように、ビーム部25の中央延出部48にガセット部26が設けられている。ガセット部26は、中央延出部48に接合されたガセット本体61と、ガセット本体61の左端部61aを塞ぐ左側壁部62と、左側壁部62の前端62aに設けられた左フランジ63と、ガセット本体61の右端部61bを塞ぐ右側壁部64と、右側壁部64の前端64aに設けられた右フランジ65とを有する。
図4、図7に示すように、ガセット本体61は、ビーム壁部35に対向するガセット壁部67と、ガセット壁部67の上端67aから折り曲げられたガセット上部68と、ガセット壁部67の下端67bから折り曲げられたガセット下部69とを有する。
ガセット壁部67は、ビーム部25のビーム壁部35に対向するように配置され、車両後方に向けて膨出するように平面視略湾曲状に形成されている(図2も参照)。ガセット壁部67が湾曲状に形成されることにより、ガセット本体61がバンパフェイス(ガセット壁部67の車両後方に設けられる外装部材)に沿わせられる。
また、ガセット上部68が、ガセット壁部67の上端67aからビーム上部36に向けて水平に折り曲げられている。さらに、ガセット下部69が、ガセット壁部67の下端67bからビーム下部37に向けて水平に折り曲げられている。
ガセット上部68の前縁68aが上フランジ38に沿って車幅方向に向けて直線状に延びている。ガセット下部69の前縁69aも、ガセット上部68の前縁68aと同様に、下フランジ39に沿って車幅方向に向けて直線状に延びている。
ガセット壁部67、ガセット上部68およびガセット下部69でガセット本体61が車幅方向の全域において断面略コ字状に形成されている。ガセット部26が断面略コ字状に形成されることにより、ガセット本体61にガセット開口部71が形成され、ガセット開口部71がビーム部25の中央延出部48に向けて開口されている。
ガセット開口部71が中央延出部48に車両後方から嵌合された状態で、ガセット上部68の前端部68bがビーム上部36に上方から重ね合わされ、ガセット下部69の前端部69bがビーム下部37に下方から重ね合わされる。
この状態において、ガセット上部68の前端部68bがビーム上部36にスポット溶接で接合され、ガセット下部69の前端部69bがビーム下部37にスポット溶接で接合されている。
すなわち、ガセット本体61の前端部61c(すなわち、ガセット上部68の前端部68bおよびガセット下部69の前端部69b)がビーム部25の中央延出部48に接合されている。
この状態において、ガセット本体61の前端部61cが上フランジ38および下フランジ39に隣接して設けられている。さらに、ガセット壁部67がビーム壁部35から車両後方に向けて比較的大きく距離L3だけ離された状態に配置されている。
これにより、ガセット部26に入力した衝撃荷重F2でガセット部26をビーム壁部35まで距離L3だけ移動するようにガセット部26を変形させることができる。
図3、図8に示すように、ガセット本体61の左端部61aが左側壁部62で塞がれている。すなわち、左側壁部62は、ガセット壁部67の左端67cからビーム壁部35に向けて折り曲げられている。さらに、左側壁部62の上部62bが上フラップ73に重ね合わされ、左側壁部62の下部62cが下フラップ74に重ね合わされている。
この状態において、左側壁部62の上部62bが上フラップ73にスポット溶接で接合され、左側壁部62の下部62cが下フラップ74にスポット溶接で接合されている。
上フラップ73は、ガセット上部68の左端部68cから下方に向けて折り曲げられている。また、下フラップ74は、ガセット下部69の左端部69cから上方に向けて折り曲げられている。これにより、ガセット本体61の左端部61aが左側壁部62で塞がれている。
図2に示すように、右側壁部64は、左側壁部62と左右対称の部材である。よって、右側壁部64の構成部材に左側壁部62と同じ符号を付して右側壁部64の詳しい説明を省略する。
このように、ガセット本体61の左端部61aが左側壁部62で塞がれ、ガセット本体61の右端部61bが右側壁部64で塞がれている。これにより、ガセット本体61が左側壁部62および右側壁部64で補強され、ガセット部26の強度・剛性が確保されている。
よって、ガセット部26に入力した衝撃荷重F2をガセット部26を経て左外側延出部46および右外側延出部47に良好に伝えることができる。これにより、ガセット部26に入力した衝撃荷重F2で左右の外側延出部46,47を好適に変形させることができる。
図3、図8に戻って、左側壁部62の前端62aに左フランジ63が設けられている。左フランジ63は、左側壁部62の前端62aから車幅方向外側に向けて、中央延出部48に相当するビーム壁部35の上壁部35aおよび下壁部35bに沿って張り出されている。この状態において、左フランジ63の上部63aが上壁部35aにスポット溶接で接合され、左フランジ63の下部63bが下壁部35bにスポット溶接で接合されている。
すなわち、左フランジ63が中央延出部48のビーム壁部35にビード55を跨いで接合されている。
図2に示すように、右フランジ65は、左フランジ63と左右対称の部材である。よって、右フランジ65の構成部材に左フランジ63と同じ符号を付して右フランジ65の詳しい説明を省略する。
このように、ガセット部26の左フランジ63および右フランジ65がビーム壁部35にビード55(図3参照)を跨いで接合されている。
また、図8に示すように、ガセット本体61のガセット開口部71が、ビーム部25の中央延出部48に車両後方から嵌合された状態でガセット本体61が中央延出部48に接合されている。
すなわち、断面略コ字状に形成されたビーム部25が、ガセット本体61および左右のフランジ63,65(右フランジ65は図2参照)で外側から囲むように接合されている。
これにより、ガセット部26に入力した衝撃荷重F2でビーム部25がビーム開口部41から外側に開く方向に変形することを、左右のフランジ63,65の接合により抑制される。
さらに、左右のフランジ63,65をビーム部25にビード55を跨いで接合させることにより、ビード55によりビーム部25の強度を向上できる。
このように、ビーム部25の外側に開く方向への変形や、ビード55によるビーム部25の補強により、ビーム部25の変形を好適に抑制できる。
図2に戻って、ビーム部25は、中央延出部48の長さ寸法L2が左外側延出部46の内端46bおよび右外側延出部47の内端47b間の距離と同じになるように小さく抑えられている。よって、ビーム部25の重量が抑えられている。
さらに、ビーム部25の中央延出部48のみにガセット部26が設けられている。よって、ガセット部26の長さ寸法L4がビーム部25の長さ寸法L5より小さく抑えられている。これにより、ガセット部26の重量が抑えられている。
このように、ビーム部25の重量を抑え、さらに、ガセット部26の重量を抑えることにより、バンパビーム構造20の重量が抑えられている。
つぎに、本発明に係るバンパビーム構造20で後面衝突の衝撃荷重を吸収する例を図9〜図11に基づいて説明する。
図9(a)に示すように、車両10が後面衝突されることによりガセット部26(具体的には、ガセット壁部67)の車幅方向中央部67dに衝撃荷重F3が入力する。入力した衝撃荷重F3でビーム部25の中央延出部48を変形させることなく、衝撃荷重F3が左外側延出部46および右外側延出部47に伝えられる。
ここで、ガセット部26の強度・剛性が左側壁部62および右側壁部64で確保されている。よって、入力した衝撃荷重F3をガセット部26を経て左外側延出部46および右外側延出部47に良好に伝えることができる。
左外側延出部46および右外側延出部47に衝撃荷重F3が伝えられることにより、左右の外側延出部46,47が衝撃荷重F3でリヤパネル15に向けて矢印Aの如く変形する。左外側延出部46および右外側延出部47が変形することにより中央延出部48がリヤパネル15に向けて矢印Bの如く移動する。
同時に、ガセット部26(具体的には、ガセット壁部67)がビーム壁部35に向けて矢印Cの如く変形を開始する。
図9(b)に示すように、中央延出部48が移動することにより、中央延出部48がリヤパネル15に当接する。このように、左外側延出部46および右外側延出部47が矢印A方向に変形することにより、衝撃荷重F3の一部(すなわち、初期荷重)を効率よく吸収できる。
この状態において、ガセット部26のビーム壁部35に向けた変形が継続した状態に保たれている。
ここで、ビーム部25がビード55(図10(a)参照)で補強されている。これにより、補強されたビーム部25の左外側延出部46および右外側延出部47を衝撃荷重F3で変形させることにより、左右の外側延出部46,47で衝撃荷重F3の一部を好適に吸収できる。
加えて、ガセット部26の左フランジ63および右フランジ65がビーム壁部35にビード55(図10(a)参照)を跨いで接合されている。また、ガセット本体61のガセット開口部71が中央延出部48に嵌合された状態でガセット本体61が中央延出部48に接合されている。
よって、図10(a),(b)に示すように、入力した衝撃荷重F3でビーム部25がビーム開口部41から開かれることが抑えられ、ビーム部25で衝撃荷重F3を好適に受けることができる。
この左外側延出部46および右外側延出部47を衝撃荷重F3で変形させることにより、左右の外側延出部46,47で衝撃荷重F3の一部を一層好適に吸収できる。
図10(a)に示すように、中央延出部48がリヤパネル15に当接した後、ガセット壁部67がビーム壁部35に当接するまで矢印C方向への移動を継続する。
図11に示すように、ガセット壁部67がビーム壁部35に当接することによりガセット部26の変形が完了する。このように、ガセット部26を変形させることにより、衝撃荷重F3の残りをガセット部26で吸収できる。
すなわち、バンパビーム構造20によれば、後面衝突の場合に、図9(b)に示すように、左外側延出部46および右外側延出部47を変形させて衝撃荷重F3の一部を吸収できる。さらに、図11に示すように、ガセット部26を変形させて衝撃荷重F3の残りを吸収できる。
これにより、車体11を変形させることなく、ガセット部26の車幅方向中央部67dに入力した衝撃荷重F3をバンパビーム構造20で効率よく受けることができる。
加えて、図9(a)に示すように、ビーム部25が左接続部材21および右接続部材22を介してリヤパネル15の左右の側部15a,15b(すなわち、車体11の後端部)に強固に取り付けられている。
これにより、ガセット部26に入力した衝撃荷重F3をバンパビーム構造20で一層確実に(好適に)受けることができる。
ついで、本発明に係るバンパビーム構造20でオフセット衝突の衝撃荷重を吸収する例を図12、図13に基づいて説明する。
図12(a)に示すように、車両10の後部にオフセット衝突されることによりガセット部26(具体的には、ガセット壁部67)の左端部近傍67eに衝撃荷重F4が入力する。
ここで、ガセット部26の強度・剛性が左側壁部62および右側壁部64(右側壁部64は図12(b)参照)で確保されている。よって、入力した衝撃荷重F4をガセット部26を経て左外側延出部46および右外側延出部47(右外側延出部47は図12(b)参照)に良好に伝えることができる。
これにより、入力した衝撃荷重F4でビーム部25の中央延出部48を変形させることなく、左外側延出部46および右外側延出部47を衝撃荷重F4で矢印Dの如く変形させることができる。左外側延出部46および右外側延出部47が変形することにより中央延出部48が矢印Eの如く移動する。
同時に、ガセット部26(具体的には、ガセット壁部67)がビーム壁部35に向けて矢印Fの如く変形を開始する。
図12(b)に示すように、中央延出部48が移動することにより、中央延出部48がリヤパネル15に当接する。このように、左外側延出部46および右外側延出部47が矢印D方向に変形することにより、衝撃荷重F4の一部(すなわち、初期荷重)を効率よく吸収できる。
この状態において、ガセット部26のビーム壁部35に向けた変形が継続した状態に保たれている。
図13(a)に示すように、中央延出部48がリヤパネル15に当接した後、ガセット壁部67がビーム壁部35に当接するまで矢印Fの如く移動を継続する。
図13(b)に示すように、ガセット壁部67がビーム壁部35に当接することによりガセット部26の変形が完了する。このように、ガセット部26を変形させることにより、衝撃荷重F4の残りをガセット部26で吸収できる。
すなわち、バンパビーム構造20によれば、オフセット衝突の場合に、図12(b)に示すように、左外側延出部46および右外側延出部47を変形させて衝撃荷重F4の一部を吸収できる。さらに、図13(b)に示すように、ガセット部26を変形させて衝撃荷重F4の残りを吸収できる。
よって、車体11を変形させることなく、ガセット部26の左端部近傍67eに入力した衝撃荷重F4をバンパビーム構造20で効率よく受けることができる。
これにより、ガセット部26の長さ寸法L4(図12(b)参照)がビーム部25より小さく抑えられていても、オフセット衝突の衝撃荷重F4を後面衝突の衝撃荷重F3と同様に吸収できる。
ガセット部26の長さ寸法L4を小さく抑えることにより、ガセット部26の重量、すなわち、バンパビーム構造20の重量が抑えられる。
なお、本発明に係る車両のバンパビーム構造は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、バンパビーム構造20(具体的には、左右の接続部材21,22)を車体11の後端部(すなわち、リヤパネル15)に設ける例について説明したが、これに限らないで、バンパビーム構造20を車体11の前端部に設けることも可能である。この場合にも実施例と同様の効果を得ることができる。
さらには、バンパビーム構造20を車体11の前端部および後端部の両方に設けることも可能である。
また、前記実施例では、ビーム部25の左外側延出部46および右外側延出部47を車体11から離す方向に湾曲状に延ばす例について説明したが、これに限らないで、左右の外側延出部46,47を車体11から離す方向に直線状(すなわち、傾斜状)に延ばすことも可能である。この場合にも実施例と同様の効果を得ることができる。
さらに、前記実施例では、ビーム部25を断面略コ字状に形成した例について説明したが、これに限らないで、ビーム部25を閉断面状などの他の形状に形成することも可能である。
また、前記実施例で示した車両、車体、リヤパネル、バンパビーム構造、左右の接続部材、バンパビーム、ビーム部、ガセット部、ビーム壁部、左右の取付部、左右の外側延出部、中央延出部、ビード、ガセット本体、左右の側壁部、左右のフランジおよびガセット開口部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、車体の前端部、後端部にバンパビームを備え、バンパビームで衝撃荷重を吸収する車両のバンパビーム構造を備えた自動車への適用に好適である。
10 車両
11 車体
15 リヤパネル(車体の後端部)
15a,15b リヤパネルの車幅方向両側部
20 車両のバンパビーム構造
21,22 左右の接続部材(一対の接続部材)
24 バンパビーム
25 ビーム部
26 ガセット部
35 ビーム壁部
44,45 左右の取付部(取付部)
46,47 左右の外側延出部(一対の外側延出部)
48 中央延出部
55 ビード
61 ガセット本体
61a,61b ガセット本体の左右の端部(ガセット本体の車幅方向両端部)
62,64 左右の側壁部(一対の側壁部)
63,65 左右のフランジ(一対のフランジ)
71 ガセット開口部(開口部)

Claims (4)

  1. 車体の前端部、後端部の少なくとも一方において車幅方向両側部に設けられた一対の接続部材と、
    該一対の接続部材に設けられたバンパビームと、を備えた車両のバンパビーム構造であって、
    前記バンパビームは、
    前記一対の接続部材に架け渡されて車幅方向に延びるビーム部と、
    該ビーム部から前記車体の反対側に膨出されたガセット部と、を備え、
    前記ビーム部は、
    前記一対の接続部材から車幅方向内側に向かうにつれて前記車体と離れる方向に延びる一対の外側延出部と、
    該一対の外側延出部間に介在され、車幅方向へ向けて直線状に延びる中央延出部と、を有し、
    該中央延出部に前記ガセット部が設けられており、
    前記ガセット部は、
    前記中央延出部側に開口部を有するように断面略コ字状に形成され、前記開口部が前記中央延出部に嵌合された状態で該中央延出部の上部と下部に接合されるガセット本体と、該ガセット本体の車幅方向両端部を車体に対向する前記ビーム部の壁部に接合することで塞ぐ一対の側壁部と、を有し、
    前記ビーム部の前記中央延出部の端まで車幅方向に延びていることを特徴とする車両のバンパビーム構造。
  2. 前記ビーム部は、車幅方向に延びる補強用のビードを有することを特徴とする請求項1記載の車両のバンパビーム構造。
  3. 前記ガセット部は、該一対の側壁部に設けられた一対のフランジと、をさらに有し、
    前記ビーム部は、車幅方向に延びる補強用のビードを有し、
    前記ビーム部に前記ビードを跨いで前記一対のフランジが接合されることを特徴とする請求項1記載の車両のバンパビーム構造。
  4. 前記ビーム部は、
    前記外側延出部から車幅方向外側へ向けて直線状に延び、前記接続部材に取り付けられる取付部を有することを特徴とする請求項1記載の車両のバンパビーム構造。
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