JP6152649B2 - 画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置、自動原稿搬送装置及び画像形成装置に関する。
画像読取装置には、シートスルー方式と称して、原稿を副走査方向に搬送し、搬送中の原稿を固定位置に置かれた読取部により読み取る方式のものがある。この方式によると、原稿は読み取りの際、コンタクトガラスに接触しながら通過するので、原稿の画像面側に付いたゴミ等のコンタクトガラス上への付着が避けられない。このような付着物がコンタクトガラスの読み取り位置に付着すると、読み取った画像信号にその影響が現れ、最終的に形成される画像が乱れることになり、画質を劣化させる。
もちろん、コンタクトガラス上への粉塵等の付着物は、シートスルー方式のみならずいずれの方式においても画像劣化につながる。しかし、原稿を固定し読取部を副走査させる方式の画像読み取り装置では、点として発生するだけである。これに対し、シートスルー方式の読み取り装置の場合、副走査方向につながるいわゆる縦スジの発生となってしまい、画質についての影響ははるかに大きい。
そのため、例えば特許文献1では原稿がコンタクトガラスに接触しないように搬送し、異物の付着を抑制する構成が開示されている。すなわち、コンタクトガラスから原稿を浮かした状態で搬送する目的で、画像読取位置より上流の段差部材とその対向部のローラでガラスから原稿を浮かした状態で搬送する方法が開示されている。しかし、このような非接触搬送を行う構成の場合、原稿後端がローラを抜けた後に原稿を規制するものが存在しない。そのため、段差部材からガラス面に落下してガラス上を搬送されてしまったり、逆にそれまでよりもガラスから離れた位置に搬送されてしまったりし、後端以外の部分と異なる位置で原稿を読み取ってしまうという問題がある。
また特許文献2には、非接触搬送を行う際に原稿読取部で安定した搬送を行う目的で、原稿読取部の近傍に段差部材を設け、対向部に配置したローラで原稿を挟んで搬送する構成が開示されている。しかし、原稿読取部で原稿に撓みが発生することで画像の読取品質が劣化したり、厚い原稿を搬送したりすることを想定して、段差部材に僅かな隙間を設ける必要があり、薄い原稿を通紙した場合に原稿の挙動が不安定になって読取品質が劣化してしまうという問題がある。
本発明は、画像読み取り位置上流の段差部材とその対向部のローラで原稿を浮かして非接触搬送を行う構成において、原稿後端部においてもそれ以外の領域と略同じ位置で画像の読取が行えるようにし、良好な画像を得られるようにすることを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、光源と縮小、もしくは等倍の光学系と撮像素子からなる原稿読取部と、原稿が接触しながらそのを通過するガラスと、白色基準部材を具備した段差部材と、前記段差部材の対向面に配置され、前記段差部材に加圧されている搬送ローラと、を有し、シェーディングを行う際には前記ガラスと前記段差部材が一体で移動する画像読取装置において、前記原稿読取部の対向面に可動ガイド板を配置し、原稿読み取り時と紙間時で前記ガラスの面と垂直方向に前記可動ガイド板の位置を変え、前記可動ガイド板が、原稿読み取り開始のタイミングを決めるセンサを備え、原稿の先端、もしくは後端を検知してから、所定時間後に、移動の動作を開始する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像読取部の対向面に可動式のガイド板を配置して原稿後端の搬送経路を構成し、原稿を浮かして非接触搬送を行う際に原稿後端部でもそれ以外の領域と略同じ位置で画像の読み取りが行え、良好な画像を得ることができる。
本発明の実施対象となる画像形成装置の一例として複写機の構造を概略的に示す断面図 図1の複写機における装置内部の要部を概略的に示す図 図1の複写機のタンデム部の構成を概略的に示す図 図1の複写機が備える自動原稿搬送装置(ADF)及びスキャナを示す斜視図 図1の複写機が備える自動原稿搬送装置(ADF)及びスキャナを示す断面図 ADF及び図1の複写機の制御系の構成を示すブロック図 図1の複写機の制御系の構成を示すブロック図 ADFの第2面読取搬送部が備える第2読取部の近傍の構成を示す概念図 ADFの白色部材を読み取った場合の主走査方向の分布をシェーディングデータとして処理する例を示す図 図で示すようなシェーディングデータが、主走査方向の中央近辺で照明深度特性にバラツキが発生している場合の図 第2読取部近傍について説明するための図 第2読取部近傍について説明するための図 第2読取部を拡大して示す図 シェーディング時の第2読取部の動作について示す図 原稿読み取り時の原稿後端の挙動について説明するための図 本発明の実施形態1の構成での原稿読み取り時の原稿後端の挙動について説明するための図 ガイド板の配置の他の例について説明するための図 ガイド板の移動タイミング検知について説明する図 実施形態2に係る第2読取部の詳細構成を示す図 実施形態2におけるシェーディング動作時に段差部材が移動する様子を示す図 段差の厚みとガラスから白色基準部材までの距離が略等しい場合を示す図 段差部材を移動させる駆動方法の一例を示す図 実施形態3における原稿読取部の構成例を示した図 実施形態3における原稿読取動作を示した図 実施形態3における段差部材の厚みの設定について示した図 実施形態3における原稿読取部の動作を示した図 実施形態3において弾性部材が水平に伸縮する方法を示した図 実施形態3における原稿読取部の構成例を示す図 実施形態3における原稿読取部の構成例を3つ示す図
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の実施形態に係る画像読取装置は、裏面読み取り時のシェーディング、及び原稿読み取り時の制御に際して、以下の特徴を有する。要するに、画像読取部の対向面に可動するガイド板を配置し、原稿後端がローラを抜けたときに、この可動ガイド板が原稿搬送面近傍に移動し、原稿の姿勢を規制することで、原稿後端も他の領域と略同じ位置で画像を読み取ることを可能としている。
<実施形態1>
図1〜図4は、本発明の実施対象となる画像形成装置の一例として電子写真方式の複写機の構造(ADF+スキャナ部+画像形成部+給紙部)について説明する図である。
図示の複写機の基本的な構成について説明する。図1に示した複写機は、画像形成手段たる画像形成部1と、白紙供給装置40と、原稿搬送読取装置50とを備えている。原稿搬送読取手段としての原稿搬送読取装置50は、画像形成部1の上に固定された原稿読取装置たるスキャナ150と、これに支持される自動原稿搬送装置(ADF)51とを有している。白紙供給装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設された2つの給紙カセット42、給紙カセット42から転写紙を送り出す送出ローラ43、送り出された転写紙を分離して給紙路44に供給する分離ローラ45等を有している。また、画像形成部1の給紙路37に転写紙を搬送する複数の搬送ローラ46等も有している。そして、給紙カセット内の転写紙を画像形成部1内の給紙路37内に給紙する。
図2は、画像形成部の内部構成の一部を拡大して示す部分拡大構成図である。
画像形成手段としての画像形成部1は、光書込装置2や、K、Y、M、C各色のトナー像を形成する4つのプロセスユニット3K、3Y、3M、3C、転写ユニット24、紙搬送ユニット28、レジストローラ対33、定着装置34、スイッチバック装置36、給紙路37等を備えている。そして、光書込装置2内に配設された図示しないレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の4つの感光体4K〜4Cに向けてレーザー光Lを照射する。なお、符号の後に付されたK、Y、M、Cという添字は、順に、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン用のものまたは仕様であることを示している。
このレーザー光Lの照射により、感光体4K〜4Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。プロセスユニット3K〜3Cは、それぞれ、感光体4K〜4Cとその周囲に配設される各種装置とを1つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、画像形成部1の本体に対して着脱可能になっている。
ブラック用のプロセスユニット3Kを例にして説明すると、感光体4Kの他、これの表面に形成された静電潜像をブラックトナー像に現像するための現像装置6Kを有している。また、後述するK用の1次転写ニップを通過した後の感光体4K表面に付着している転写残トナーをクリーニングするドラムクリーニング装置15なども有している。
図3にも示すように、図示の複写機では、4つのプロセスユニット3K〜3Cを、後述する中間転写ベルト25に対してその無端移動方向に沿って並べるように対向配設した、いわゆるタンデム型の構成になっている。なお、4つのプロセスユニット3K〜3Cは、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっているので、同図においては各符号に付すK、Y、M、Cという添字を省略している。以下の説明においても、特に必要がなければ添字を省略して記載する。
図3に示すように、プロセスユニット3は、感光体4の周りに、帯電装置5、現像装置6、ドラムクリーニング装置15、除電ランプ22等を有している。感光体4としては、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材の塗布による感光層を形成したドラム状のものを用いている。ただし、無端ベルト状のものを用いてもよい。
現像装置6は、図示しない磁性キャリアと非磁性トナーとを含有する2成分現像剤を用いて潜像を現像するようになっている。そして、内部に収容している2成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ12に供給する攪拌部7と、現像スリーブ12に担持された2成分現像剤中のトナーを感光体4に転移させるための現像部11とを有している。攪拌部7は、現像部11よりも低い位置に設けられており、互いに平行配設された2本の搬送スクリュウ8、これらスクリュウ間に設けられた仕切り板、現像ケース9の底面に設けられたトナー濃度センサ10などを有している。現像部11は、現像ケース9の開口を通して感光体4に対向する現像スリーブ12、これの内部に回転不能に設けられたマグネットローラ13、現像スリーブ12に先端を接近させるドクタブレード14などを有している。
現像スリーブ12は、非磁性の回転可能な筒状になっている。マグネットローラ13は、ドクタブレード14との対向位置からスリーブの回転方向に向けて順次並ぶ複数の磁極を有している。これら磁極は、それぞれスリーブ上の2成分現像剤に対して回転方向の所定位置で磁力を作用させる。これにより、攪拌部7から送られてくる2成分現像剤を現像スリーブ12表面に引き寄せて担持させるとともに、スリーブ表面上で磁力線に沿った磁気ブラシを形成する。磁気ブラシは、現像スリーブ12の回転に伴ってドクタブレード14との対向位置を通過する際に適正な層厚に規制されてから、感光体4に対向する現像領域に搬送される。そして、現像スリーブ12に印加される現像バイアスと、感光体4の静電潜像との電位差によってトナーを静電潜像上に転移させて現像に寄与する。さらに、現像スリーブ12の回転に伴って再び現像部11内に戻り、マグネットローラ13の磁極間に形成される反発磁界の影響によってスリーブ表面から離脱した後、攪拌部7内に戻される。攪拌部7内には、トナー濃度センサ10による検知結果に基づいて、2成分現像剤に適量のトナーが補給される。
なお、現像装置6として、2成分現像剤を用いるものの代わりに、磁性キャリアを含まない1成分現像剤を用いるものを採用してもよい。
ドラムクリーニング装置15としては、ポリウレタンゴム製のクリーニングブレード16を感光体4に押し当てる方式のものを用いているが、他の方式のものを用いてもよい。クリーニング性を高める目的で、本例では、外周面を感光体4に接触させる接触導電性のファーブラシ17を、図中矢印方向に回転自在に有する方式のものを採用している。このファーブラシ17は、図示しない固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取って微粉末にしながら感光体4表面に塗布する役割も兼ねている。ファーブラシ17にバイアスを印加する金属製の電界ローラ18を図中矢示方向に回転自在に設け、これにスクレーパ19の先端を押し当てている。ファーブラシ17に付着したトナーは、ファーブラシ17に対してカウンタ方向に接触して回転しながらバイアスが印加される電界ローラ18に転位する。そして、スクレーパ19によって電界ローラ18から掻き取られた後、回収スクリュウ20上に落下する。回収スクリュウ20は、回収トナーをドラムクリーニング装置15における図紙面と直交する方向の端部に向けて搬送して、外部のリサイクル搬送装置21に受け渡す。リサイクル搬送装置21は、受け渡されたトナーを現像装置6に送ってリサイクルする。
除電ランプ22は、光照射によって感光体4を除電する。除電された感光体4の表面は、帯電装置5によって一様に帯電せしめられた後、光書込装置2による光書込処理がなされる。なお、帯電装置5としては、帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体4に当接させながら回転させるものを用いている。感光体4に対して非接触で帯電処理を行うスコロトロンチャージャ等を用いてもよい。
図2において、4つのプロセスユニット3K〜3Cの感光体4K〜4Cには、これまで説明してきたプロセスによってK、Y、M、Cトナー像が形成される。4つのプロセスユニット3K〜3Cの下方には、転写ユニット24が配設されている。この転写ユニット24は、複数のローラによって張架した中間転写ベルト25を、感光体4K、Y、M、Cに当接させながら図中時計回り方向に無端移動させる。これにより、感光体4K〜4Cと中間転写ベルト25とが当接するK、Y、M、C用の1次転写ニップが形成されている。
K、Y、M、C用の1次転写ニップの近傍では、中間転写ベルト25のベルトループ内側に配設された1次転写ローラ26K〜26Cによって中間転写ベルト25を感光体4K〜4Cに向けて押圧している。これら1次転写ローラ26K〜Cには、それぞれ図示しない電源によって1次転写バイアスが印加されている。これにより、K、Y、M、C用の1次転写ニップには、感光体4K〜4C上のトナー像を中間転写ベルト25に向けて静電移動させる1次転写電界が形成されている。
図中時計回り方向の無端移動に伴ってK、Y、M、C用の1次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト25の表側(ベルトループの外側に向く側)の面には、各1次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて1次転写される。この重ね合わせの1次転写により、中間転写ベルト25の表側の面には4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
転写ユニット24の図中下方には、駆動ローラ30と2次転写ローラ31との間に、無端状の紙搬送ベルト29を掛け渡して無端移動させる紙搬送ユニット28が設けられている。そして、自らの2次転写ローラ31と、転写ユニット24の下部張架ローラ27との間に、中間転写ベルト25及び紙搬送ベルト29を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト25のおもて面と、紙搬送ベルト29のおもて面とが当接する2次転写ニップが形成されている。
2次転写ローラ31には図示しない電源によって2次転写バイアスが印加されている。一方、転写ユニット24の下部張架ローラ27は接地されている。これにより、2次転写ニップに2次転写電界が形成されている。この2次転写ニップの図中右側方には、レジストローラ対33が配設されており、ローラ間に挟み込んだ転写紙を中間転写ベルト25上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで2次転写ニップに送り出す。2次転写ニップ内では、中間転写ベルト25上の4色トナー像が2次転写電界やニップ圧の影響によって転写紙に一括して2次転写され、転写紙の白色と相まってフルカラー画像となる。2次転写ニップを通過した転写紙は、中間転写ベルト25から離間して、紙搬送ベルト29のおもて面に保持されながら、その無端移動に伴って定着装置34へと搬送される。
2次転写ニップを通過した中間転写ベルト25の表面には、2次転写ニップで転写紙に転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、中間転写ベルト25に当接するベルトクリーニング装置によって掻き取り除去される。
定着装置34に搬送された転写紙は、定着装置34内における加圧や加熱によってフルカラー画像が定着させしめられた後、定着装置34から排紙ローラ対35に送られた後、機外へと排出される。
図1に示すように、定着装置34の下には、スイッチバック装置36が配設されている。これにより、片面に対する画像定着処理を終えた転写紙が、切換爪で転写紙の進路を転写紙反転装置側に切り替えられ、そこで反転されて再び2次転写ニップに進入する。そして、もう片面にも画像の2次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ上に排紙される。
画像形成部1の上に固定されたスキャナ150は、固定読取部や移動読取部152を有している。移動読取部152は、原稿Pに接触するようにスキャナ150のケーシング上壁に固定された透明部材である図示しない第2コンタクトガラスの直下に配設されており、光源や、反射ミラーなどからなる光学系を図中左右方向に移動させることができる。そして、光学系を図中左側から右側に移動させていく過程で、光源から発した光を第2コンタクトガラス155上に載置された図示しない原稿で反射させた後、複数の反射ミラーを経由させて、スキャナ本体に固定された画像読取センサ153で受光する。
一方、固定読取部は、スキャナ150の内部に配設された第1面固定読取部151と、ADF51内に配設された第2面固定読取部95(図2参照)とを有している。光源、反射ミラー、CCD等の画像読取センサなどを有する第1面固定読取部151は、原稿Pに接触するようにスキャナ150のケーシング上壁に固定された第1コンタクトガラス154(図4参照)の直下に配設されている。そして、後述するADF51によって搬送される原稿Pが第1コンタクトガラス上を通過する際に、光源から発した光を原稿面で順次反射させながら、複数の反射ミラーを経由させて画像読取センサ153で受光する。これにより、光源や反射ミラー等からなる光学系を移動させることなく、原稿Pの第1面を走査する。
また、第2面固定読取部95は、第1面固定読取部151を通過した後の原稿Pの第2面を走査する。スキャナ150の上に配設されたADF51は、本体カバー52に、読取前の原稿Pを載置するための原稿載置台53、原稿Pを搬送するための搬送ユニット54、読取後の原稿Pをスタックするための原稿スタック台55などを保持している。
図4に示すように、スキャナ150に固定された蝶番159によって上下方向に揺動可能に支持されている。そして、その揺動によって開閉扉のような動きをとり、開かれた状態でスキャナ150の上面の第1コンタクトガラス154や第2コンタクトガラス155を露出させる。原稿Pの束の片隅を綴じてある本等の片綴じ原稿の場合には、原稿を1枚ずつ分離することができないため、ADFによる搬送を行うことができない。そこで、片綴じ原稿の場合には、ADF51を図4に示すように開いた後、読み取らせたいページが見開かれた片綴じ原稿を下向きにして第2コンタクトガラス155上に載せた後、ADFを閉じる。そして、スキャナ150の図1に示した移動読取部152によってそのページの画像を読み取らせる。
一方、互いに独立した複数の原稿Pを単に積み重ねた原稿束の場合には、その原稿PをADF51によって1枚ずつ自動搬送しながら、スキャナ150内の第1面固定読取部151やADF51内の第2面固定読取部95に順次読み取らせていくことができる。この場合、原稿P((またはその束:以下、単葉でも束でも単に原稿Pと記載する))を原稿載置台53上にセットした後、コピースタートボタン158(図4参照)を押す。すると、ADF51が、原稿載置台53上に載置された原稿束の原稿Pを上から順に搬送ユニット54内に送り、それを反転させながら原稿スタック台55に向けて搬送する。この搬送の過程で、原稿Pを反転させた直後にスキャナ150の第1面固定読取部151の真上に通す。このとき、原稿Pの第1面の画像がスキャナ150の第1面固定読取部151によって読み取られる。
図5はADF及びスキャナの構成を示す断面図である。図6はADF及び図1の複写機の制御系の構成を示すブロック図、図7は図1の複写機の制御系の構成を示すブロック図である。
図示のADF51は、読み取り対象である原稿を固定の読取装置部に搬送し、所定の速度で搬送しながら画像読み取りを行う装置に用いられる。図示の装置は、光学的に読み取る対象となる原稿または原稿束をセットする原稿セット部A、セットされた両面原稿束から一枚毎に原稿を分離して給送する分離給送部B、給送された原稿の表面を1次突き当て整合する働きと、整合後の原稿を引き出し搬送する働きのレジスト部C、搬送される原稿をターンさせて原稿の第1面を読みとり側(下方)に向けて搬送するターン部D、原稿の第1面を、搬送させながら透明部材であるコンタクトガラスの下方より読み取りを行わせる第1面読取搬送部E、原稿の第2面を第2読取装置により上方より読み取りを行わせる第2面読取搬送部F、第1、第2の読み取り完了後に原稿を搬送して機外に排出する排出部G、読み取り完了後の原稿を積載保持する排紙部J、これら搬送動作の駆動を行う駆動部101〜105、さらに一連の動作を制御するコントローラ100から構成されている。
読み取りを行う原稿Pをセットするのは、可動原稿テーブル603を含む原稿テーブル602上で、原稿Pの読み取ろうとする面を上向きの状態でセットする。さらに、原稿Pの幅方向を、図示しないサイドガイドによって搬送方向と垂直方向の位置決めを行う。原稿Pのセットはセットフィラー604、セットセンサ605により検知され、I/F部107により本体制御部111に送信される。
さらに、原稿テーブル面に設けられた原稿長さ検知センサ630、631(反射型センサまたは、原稿P枚にても検知可能なアクチェーター・タイプのセンサが用いられる)により、原稿Pの搬送方向長さの概略が判定される。そのため、少なくとも同一原稿サイズの縦か横かを判断可能なセンサを配置することが必要である。
可動原稿テーブル603は底板上昇モータ105により図中に示すa、b方向に上下動可能な構成になっている。そして、原稿Pがセットされたことをセットフィラー604、セットセンサ605により検知すると、底板上昇モータ105を正転させて最上位の原稿Pの上面がピックアップローラ607と接触するように可動原稿テーブル603を上昇させる。ピックアップローラ607は、ピックアップモータ101によりカム機構で図に示すc、d方向に動作する。また、可動原稿テーブル603が上昇し、可動原稿テーブル603上の原稿上面により押されてc方向に上がり、テーブル上昇検知センサ608により上限を検知可能となっている。
そして本体操作部108よりプリントキーが押下され、本体制御部111からI/F部107を介してコントローラ100に原稿給紙信号が送信される。すると、ピックアップローラ607は給紙モータ102の正転によりコロが回転駆動し、原稿テーブル602上の数枚(理想的には1枚)の原稿Pをピックアップする。回転方向は、最上位の原稿Pを給紙口に搬送する方向である。給紙ベルト609は給紙モータ102の正転により給紙方向に駆動される。リバースローラ610は給紙モータ102の正転により給紙と逆方向に回転駆動される。すると最上位の原稿Pとその下の原稿Pが分離され、最上位の原稿Pのみが給紙される。
さらに詳しく説明する。リバースローラ610は給紙ベルト609と所定圧で接する。給紙ベルト609との直接接しているとき、または原稿P枚を介して接している状態では、給紙ベルト609の回転につられて反時計方向につれ回りする。2枚以上の原稿Pが給紙ベルト609とリバースローラ610の間に侵入したときは、連れ回り力はリバースローラ610が備えるトルクリミッターの規定のトルクよりも低くなるように設定されている。このためリバースローラ610は本来の駆動方向である時計方向に回転し、余分な原稿Pを押し戻し、重送が防止される。
給紙ベルト609とリバースローラ610との作用により1枚に分離された原稿Pは、給紙ベルト609によってさらに送られる。そして突き当てセンサ611によって先端が検知され、さらに進み、停止しているプルアウトローラ612に突き当たる、その後、突き当てセンサ611の検知から所定量定められた距離だけ送られる。そして結果的には、プルアウトローラ612に所定量撓みを持って押し当てられた状態で給紙モータ102を停止させることにより給紙ベルト609の駆動が停止する。
このとき、ピックアップモータ101を回転させることでピックアップローラ607を原稿Pの上面から退避させ、原稿Pを給紙ベルト609の搬送力のみで送る。このことにより、原稿Pの先端は、上下一対のローラからなるプルアウトローラ612のニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
プルアウトローラ612は、前記スキュー補正機能を有するとともに、分離後にスキュー補正された原稿を中間ローラ614まで搬送するためのローラである。給紙モータ102の逆転により駆動される。また給紙モータ102逆転時、プルアウトローラ612と中間ローラ614は駆動されるが、ピックアップローラ607と給紙ベルト609は駆動されていない。
原稿幅センサ613は図5の紙面奥行き方向に複数個並べられ、プルアウトローラ612により搬送された原稿Pの搬送方向に直行する幅方向のサイズを検知する。また、原稿Pの搬送方向の長さは、原稿Pの先端、後端を突き当てセンサ611で読み取り、原稿Pを送るピックアップモータ101に供給されるモータパルスから原稿Pの長さを検知する。
プルアウトローラ612及び中間ローラ614の駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿が搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第1面読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定して原稿Pを読取部へ送り込む処理時間の短縮が図られている。原稿Pの先端が読み取り入口センサ615により検出されると、読み取り入口ローラ616の上下ローラ対のニップに原稿Pの先端が進入する前に、原稿Pの搬送速度を読み取り搬送速度と同速にするために減速を開始する。それと同時に、読み取りモータ103を正転駆動して読み取り入口ローラ616、読み取り出口ローラ623、第2読取部出口ローラ627を駆動する。原稿Pの先端をレジストセンサ617にて検知すると、所定の搬送距離をかけて減速し、読み取り位置620の手前で一時停止するとともに本体制御部111にI/F部107を介してレジスト停止信号を送信する。続いて本体制御部111より読み取り開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿Pは読み取り位置に原稿先端が到達するまでに所定の搬送速度に立ち上がるように増速されて搬送される。
そして読み取りモータ103のパルスカウントにより検出された原稿Pの先端が読取部に到達するタイミングで、本体制御部111に対して第1面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が第1読取部を原稿後端が抜けるまで送信される。第1面読取搬送部Eを通過した原稿は第2面読取搬送部Fへ搬送される。原稿Pは、第2面読取搬送部Fで第2面の読み取りを終了した後、排紙部Hを経て排紙部Jへ搬送される。この際、排紙センサ624により原稿Pの先端を検知すると、排紙モータ104を正転駆動して排紙ローラ628を反時計方向に回転させる。また、排紙センサ622による原稿の先端検知からの排紙モータパルスカウントにより、原稿Pの後端が排紙ローラ628の上下ローラ対のニップから抜ける直前に排紙モータ104の駆動速度を減速させる。排紙トレイ629上に排出される原稿Pが排紙トレイ629から飛び出さないように制御するものである。図中625は第2読取部、626は搬送ローラである。
図8〜図10により、第2面読取搬送部Fが備える第2読取部の近傍の構成及びシェーディング処理について説明する。
等倍結像系の光学系では、光路が短く光源からの光の集光度が高いため原稿が浮いた場合の出力レベル変化が大きい。読取部と原稿の距離による出力レベルの変化量を照明深度特性と定義する。読取部を固定し、原稿を搬送して読み取る構成の装置の場合、読部取と背景の間に最大紙厚の原稿が通るだけの隙間をあける必要がある。最大紙厚が厚い仕様の装置ほど、前記隙間は大きくする必要がある。
一般的に白基準データ生成用の白色部材は読取部に対向する位置に常に配置されている。必要なときに読取部に対向する位置に移動する構成となっている装置もある。どちらの場合も、原稿搬送時の原稿のばたつきにより、読取部と白色部材の距離と読取部と原稿の距離は常に同一にはならない。読取部と白色部材間の距離は一定、読取部と原稿の距離はばらつくためである。
図8〜図10で白色部材が読取部に対向する位置にある場合で、照明深度の影響で画像スジが発生する理由を説明する。
図8は読取部がCIS(Contact Image Sensor)の場合の図である。光源302から照射される光はガラス305を通って白色部材301または原稿Pに照射され、その拡散光がSLA(セルホックレンズアレー)303を介してセンサ基板304のセンサICに受光され、光電変換されることでアナログ画像信号に変換される。白色部材301はCISガラス面からAの距離で読まれ、原稿PはCISガラス面からBの距離で読まれることから白色部材301と原稿Pの読み取り位置はCISガラス面からの高さが変わることになる。
画像読取装置では読み取った画像は光源のムラ、センサ感度ムラを含んでいるため、一般的にシェーディング補正を行う必要がある。シェーディング補正は下記式の演算が行われる。
Dout=(Din−Bk)/(Dsh−Bk)×(2n−1)
ここで、
Dout:シェーディング後の出力画像データ
Din:原稿読み取り時の画像データ
Dsh:白色部材読み取り時の画像データ(シェーディングデータ)
Bk:黒レベル(光が入らないときの画像データレベル)
である。
図9は白色部材301を読み取った場合の主走査方向の分布をシェーディングデータとして表記している。また原稿Pを読み取った場合の主走査方向の分布を原稿データと表記している。シェーディングデータをDsh、原稿データをDinとして前記式の演算を行うと、図9に示すように、主走査の全画素位置でDshとDinの出力比率が同じであればシェーディング後はフラットな画像データとして出力される。なお前記で読み取っている原稿は均一濃度の原稿とする。
ここで、照明深度特性が主走査の位置によってばらつく場合を図10で説明する。
図10は主走査方向の中央近辺で照明深度特性にバラツキが発生している場合の図である。中央部以外と中央部では図8に示す距離Aでの読み取りレベルと距離Bでの読み取りレベルの差が異なっていることを示している。この場合、均一濃度の原稿を読み取った場合でも、シェーディング補正後の画像データがフラットにならない。これが副走査方向に連続するために、画像としては縦スジが発生してしまうという課題がある。
図11、12は、第2読取部近傍について説明するための図、図13は、第2読取部を拡大して示す図、図14は、シェーディング動作について説明するための図である。
第2読取部125は、光源と等倍や縮小の光学系、及び撮像素子からなる読取モジュールである画像読取部401、コンタクトガラス402、コンタクトガラス402に対して原稿を非接触で搬送するための段差部材403、白色基準部材404、搬送ローラ405、凸部506から構成されている。搬送ローラ405は段差部材403の段差面407に対し加圧した状態となっており、両者の間を原稿が通過し搬送される。原稿は凸部506に当たった状態で搬送されて読取出口ローラ127に到達する。読取出口ローラ127のニップは、段差部材403の段差面407よりも上方(画像読取部側)に配置されており、搬送ローラ405よりも若干単位時間当たりの搬送量が大きくなっている。これは、ローラの径を若干大きくしたり、回転数を若干早めたりすることで調整可能である。この構成で搬送すると、原稿は常に若干引っ張られた状態で搬送されるため、その姿勢は段差面407と凸部506で決まることになる。この場合、原稿の画像を読み取る側で原稿の姿勢を決めているため、紙厚が変わった場合でも、画像を読み取る位置は変わらない。そのため、紙厚によらず安定して良好な画像を読み取ることが可能となる。
シェーディングを行うときには、コンタクトガラス402、及び段差部材403が一体で原稿搬送方向と略平行に動き、画像読み取り位置に白色基準部材404が来たところで折り返し、元の位置に戻る(図14(a)〜(c))。この際、白色基準部材404の複数ラインを読み取ったデータからシェーディングデータを生成する。白色基準部材404はコンタクトガラス402と段差部材403で密閉された状態となっているため、ゴミなどで白色基準部材404が汚れてシェーディングデータが劣化するのを防止できる。また、白色基準部材404は段差面407と同じ高さに配置されており、シェーディングデータは段差面と同じ高さで取得されることになる。この際、凸部材の高さを段差面407と略同一にしておくと、原稿の搬送面も段差面407と略同一になるため、シェーディングデータと画像データが同じ位置で読まれることになり、より良好な画像となる。
図15は、原稿読み取り時の原稿後端の挙動について説明するための図、図16は、本発明の実施形態1の構成での原稿読み取り時の原稿後端の挙動について説明する図である。
先に述べたように、原稿が読み取り出口ローラに到達した後は、搬送ローラ405と読み取り出口ローラ127の線速差により原稿が若干引っ張られ、張られた状態で搬送されるため、読み取り位置では安定して原稿が搬送される(図15(a))。しかし、原稿後端が搬送ローラ405を抜けると、引っ張られた状態が解消されるため、原稿がガラスから離れる方向に逃げてしまう(図15(b)、(c))。
これに対し、本発明の実施形態1では、画像読取部の対向面に可動するガイド板408を配置し、原稿後端が搬送ローラ405を抜けたときに、このガイド板408が原稿搬送面近傍に移動する構成としたものである。この構成にすると、原稿は搬送ローラ405で送っているときには段差面407と凸部506で姿勢が決まるが、搬送ローラ405を抜けた後は、ガイド板408と凸部506で姿勢が決まることとなる。原稿が搬送ローラ405を抜けた後のガイド板408の位置を、略段差面と同じ位置にすることで、原稿後端部もそれ以外の領域と略同じ位置で画像を読み取ることができるため、読み取り位置の違いに起因した画質の劣化を最小限に抑えることが可能となる。(図16(a)〜(d))。
一般にシェーディングは素子の感度バラツキや光量分布の影響を補正するために行うが、経時による光量変動の影響を吸収するため、紙間毎にシェーディングを実施することが多い。特にカラー機では、色味の変化も加わりより変化に敏感となるため、その傾向が強い。しかしながら、シェーディングを行うための時間を確保するために紙間をあけると生産性が落ちるため、極力紙間はあけないことが望ましい。
そこで、紙間時はシェーディングを行わず、代わりにガイド板408の出力を読み取ることで光量変動を予測し、補正を行う構成とすることができる。この構成にすると、毎紙間でシェーディングを行わないため、生産性を落とさずにある程度の光量変動を補正することが可能となる。ただし、毎回シェーディングを行う場合に比べると補正の精度は落ちるため、例えば補正量に閾値を設けておき、その閾値を超えた場合にはシェーディングを行うような制御にすれば、補正の精度をある一定以上に保つことができる。この際、ガイド板408の画像読取部に対向している面は白色基準部材404と同程度の白色とするのが望ましい。また、紙間でのガイド板408の位置は、段差面407と略同一にすると、画像読み取り時やシェーディング時と同じ位置でガイド板の出力も読めるため、照明深度の浅いCISなどでも光源の影響を受けずに精度よく補正することが可能となる。すなわち、段差部材403の厚みが原稿読取手段の表面から白色基準部材404までの距離と同一であるように構成すれば、シェーディング動作時の読取距離と原稿読取の距離を同一にでき、精度のよいシェーディングが可能となるのである。
図17は、ガイド板の配置の他の例について説明するための図である。
この構成は、紙間での光量補正が終了してから次原稿が読み取り位置に到達するまでの間に、ガイド板408をガラスから離れる方向に退避させたものである。つまり、原稿読み取り時にはガイド板408はガラスから離れた位置に退避しており(図17(a))、原稿後端が搬送ローラを抜けるときに段差面407まで移動する(図17(b))。そのままの位置で光量補正まで行い(図17(c))、次原稿が読み取り位置に到達する前に再度退避する(図17(d))。このようにすることで、原稿後端以外の部分とガイド板408が接触することがなくなるため、ガイド板408が汚れるのを抑制することが可能となり、安定した光量補正が可能となる。
図18は、ガイド板の移動タイミング検知について説明する図である。
この例では、ガイド板408の動作タイミングを決めるセンサを、第2読取部125の読み取り開始のタイミングを決めているセンサと同一にしたものである。原稿先端が排紙センサ123Sを通過したことを検知し、第2読取部125の読み取り開始時にそのタイミングを決めているが、その読み取り開始より前にガイド板408の退避動作が完了するよう制御を行う。その後、原稿後端が排紙センサ123Sを通過したことを検知したら、原稿後端が搬送ローラから抜けるタイミングを計算し、その計算した所定時間後にガイド板408が所定の位置に移動が完了できるよう制御を行う。この構成にすると、いずれの場合も専用でタイミングを計る手段が不要となるため、より安価な構成にすることが可能となる。
<実施形態2>
シェーディング補正は、ジョブの開始前やジョブの間に白色基準部材を読み取ることにより行う。このとき白色基準部材は、読取部の対向位置にある必要があるが、汚れてしまうと正確なシェーディング補正を行えない。そのため、極力原稿等に接しない構成であることが求められる。そのためシェーディング部材をDカット形状を持つローラ形状にし、原稿搬送時は、シェーディングローラがDカット部になるように、停止させて、原稿に接触させないなどの工夫を行っている構成が既に知られている(特許文献3参照)。
しかし、従来のDカット白色ローラでシェーディングを行う構成の場合には、シェーディングに使うローラ面は、搬送時には原稿に触れないが、ローラ面が密閉されていないため、異物の付着を完全に防げないことがある。
そこで本実施形態では、シェーディング補正を行う白色板を、密閉空間に配置することにより、汚れや異物の付着を防止し、正確なシェーディング補正を行えるようにする。すなわち、シェーディングを行うための白色基準部材を、ガラスと段差部材に囲まれた密閉空間に配置する。このことで、汚れや異物の付着を防止し、正確なシェーディング補正を行える。
本実施形態は、ガラス表面に粘着性異物を付着させないで、かつシェーディング白色基準部材を配置した読取部の構成、動作に際して、以下の特徴を有する。要するに、ガラス上の原稿読取位置上流に段差部材を設けることにより、ガラスへの原稿の接触を防ぎ、かつその段差部材がシェーディングデータ取得時にガラス上を移動し、段差部材に構成された白色基準部材でシェーディング動作を行うことが特徴になっている。
図19は、実施形態2に係る第2読取部125の詳細構成を示す図である。
読取モジュールである画像読取部401、コンタクトガラス402は一体構造であり、コンタクトガラス402上の、読取部が上流に段差部材403が構成されている。シェーディングのための白色基準部材404は段差部材403に貼付されており、コンタクトガラス402、段差部材403に囲まれた密閉空間に配置されている。
図20は実施形態2におけるシェーディング動作時に段差部材403が移動する様子を示す図である。
原稿読み取り時は段差部材403は図で左側の位置にあるが、シェーディング時は図示しない駆動手段によりコンタクトガラス402上を移動し、図で右側の位置になる。このとき白色基準部材404は読取位置にあり、移動時も含め常に密閉空間にあるので白色基準部材は汚れが付着せず、正確なシェーディング動作を行うことができる。
図19、図20では、白色基準部材404は、段差部材403に貼り付けられた構成を示しているが、段差部材自身がシェーディング動作を行うのに必要十分な白色であれば、別部材である必要はない。この場合でもシェーディングを行う「面」は密閉空間であるため、汚れが付着する可能性はない。また、図21のように段差の厚みaとガラスから白色基準部材404までの距離bが略等しいと、シェーディングを行う位置と原稿が読取位置を通過する位置が略等しくなるため、より正確な、シェーディング補正を行うことができる。
図22は段差部材403の移動を駆動する方法の一例を示す図である。
段差部材403の移動は単独の駆動源を持っていてもよいが、図22のように読取入口ローラ123を回転させる駆動源と同じであれば、コストダウン、重量軽減になる。駆動源410の駆動はプーリ411を介してローラの駆動に、プーリ412を介して段差部材403の駆動になる。この場合では、駆動源410が反時計方向に回転すると読取入口ローラ123の回転、時計方向に回転するとクランク機構により、段差部材403の移動を行うことができる。このように駆動源の回転方向により駆動切り替えを行えば、クラッチ等の機構を使わずにすむため、コストダウン、重量軽減になる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3について説明する。本実施形態は、薄い紙と厚い紙のどちらを読み取る場合でも、読取手段からの距離が一定となり、紙厚によらない良好な原稿読取を可能とし、原稿読取部で原稿に撓みを発生させずに良好な原稿読取を行えることを目的としている。要するに、読取位置の上流側に配置された段差部材にローラで軽い圧をかけ、原稿が搬送されてきた際にはその紙の厚みによってローラの位置が押し下げられる。また、読取部上流のローラに対して下流のローラによる原稿の搬送量が多くなるように設定する。このことで、原稿が引っ張られるような状態になり、原稿が張った状態で搬送されることが特徴になっている。
図23は本実施形態における原稿読取部の構成例を示した図、図24は本実施形態における原稿読取動作を示した図である。
第2読取部125は、先の実施形態のものと同様の構成であり、この第2読取部125に対しては、弾性部材502により圧が軽く付加されている。そのため、搬送されてくる原稿の厚みに応じて弾性部材502が縮み、コロが下側に押し下げられる。したがって、原稿の厚みが変わっても、原稿読取位置に変化が生じないため、安定した原稿の読取が可能となる。
また、読取入口ローラ123に対して、読取出口ローラ(CIS出口ローラ)127の搬送量を大きめに設定することにより、原稿が下流側に引っ張られて搬送されるようになるので、紙の撓み量を低減することができ、安定した原稿搬送が可能となる。搬送量の調整は、同一駆動を用いた場合でも、ギア比の調整により読取出口ローラ127の回転速度を読取入口ローラ123よりも早く設定したり、読取出口ローラ127の径を大きめに設定したりすることで、新たに部材を増やすことなく対応することができる。
本実施形態の原稿搬送動作を説明する。
図24(a)に示すように読取入口ローラ123により搬送されてきた原稿が、段差部材500とコロ501のニップ位置まで到達すると、図24(b)に示すように、コロ501が押し下げられ、弾性部材502が縮む。その後、原稿が読取出口ローラ127のニップに到達し、原稿の後端が段差部材500とコロ501のニップを抜けると、図24(c)に示すように、弾性部材502が元の長さまで伸び、コロ501は元の位置に戻る。
図25は本実施形態における段差部材の厚みの設定について示した図である。図示のように、第2読取部125表面からの距離を段差部材500とコロ501のニップ位置までの距離と白色基準部材503の読取面までの距離とを合わせる。このことで、原稿搬送時の原稿読取距離とシェーディング動作時の白色基準部材読取距離を合わせることができるので、精度のよいシェーディングを行うことができる。
図26は、本実施形態における原稿読取部の動作を示した図、図27は、本実施形態において弾性部材が水平に伸縮する方法を示した図である。
コロ501を保持する軸と白色基準部材503を保持する部材とを一体につなげる合成部材504と合成部材504が上下にスライドするように形成されたスライド部材505が配置されている。スライド部材505は合成部材504に対して僅かな隙間が設けられている。このようなスライド部材505を設けることで、コロ501が押し下げられた場合に、白色基準部材503を押し上げる方向にモーメントがかかっても回転することなく、水平にコロ501と白色基準部材503を押し下げることが可能となる。
この構成でのシェーディング動作及び原稿搬送動作を説明する。
図26(a)に示すように、シェーディング動作時は、第2読取部125に対して白色基準部材503の高さと段差部材500とコロ501のニップ高さが同じの状態でシェーディングを行うことができる。図26(b)に示すように、原稿搬送動作時は、読取入口ローラ123により搬送されてきた原稿が段差部材500とコロ501のニップ位置まで到達すると、コロ501と白色基準部材503が搬送されてくる紙厚分だけ押し下げられ、弾性部材502が縮む。そうすることで、原稿読取距離がシェーディング時の白色基準部材503の読取距離と同じになる。その後、図26(c)に示すように、原稿が読取出口ローラ127のニップに到達し、原稿の後端が段差部材500とコロ501のニップを抜けると、弾性部材502が元の長さまで伸び、コロ501及び白色基準部材503は元の位置に戻る。このような動作を行うことで、紙厚によらずシェーディング動作と原稿読取時の読取距離を同じにすることができ、良好な画像読取及びシェーディング補正(画像補正)が可能となる。
図28、図29は本実施形態における原稿読取部の構成例を示す図である。
第2読取部125の下流側に凸部506を設ける。また原稿が凸部506に接するように読取出口ローラ127のニップを凸部506よりも読取面側(図15では上部)になるように構成する。この構成とすることで、搬送する原稿を短い間隔で保持することができる。この構成では、凸部506がない場合に比べて、原稿読取時の紙の撓み量をより小さくすることができる。そのため、安定した原稿搬送ができ、良好な画像読取が可能となる。すなわち、凸部506に接触するように原稿を搬送することで、原稿を3箇所で保持することができ、原稿を保持する距離が短くなり、より安定した原稿搬送が可能となるのである。
すなわち、図29(a)のように凸部506がない構成の場合には、段差部材500とコロ501のニップと読取出口ローラ127のニップでのみ搬送する原稿を挟持している。図29(b)では、段差部材500とコロ501のニップと読取出口ローラ127のニップに加え、凸部506でも原稿を支えることができるため、図29(a)の構成よりも短い間隔で原稿を抑えられるようになる。そのため原稿の撓みなどが発生しづらくなり、原稿読取部における原稿の挙動が安定する。そして、より良好な原稿読取が可能になる。
図29(c)の構成では、凸部506の高さを段差部材500の高さと同じにすることで、第2読取部125の読取面に対して、原稿が水平に搬送することができる。CIS等のラインセンサは、R(RED)、G(GREEN)、B(BLUE)それぞれの読取ラインを細かく並べて構成される。そのため、原稿が読取面に対して斜めに入ってくるとR、G、Bの読取ライン毎に僅かな読取距離の差が生じる。これにより、画像の品質が劣化する恐れがある。本実施形態の構成であれば、読取面に対して原稿が水平に搬送されるためR、G、Bの読取距離のずれは発生しない。そのため、良好な原稿読取が可能となる。
なお以上説明してきた各実施形態において、段差部材と白色基準部材を同一物質からなるものとすれば、新たに白板を貼付する必要がないため、コストダウンとなる。また白色基準部材と原稿読取面が同一になるようにすると、より正確なシェーディング補正を行える。また搬送手段を駆動する駆動手段と段差部材を移動させる駆動手段を同一の手段で構成すれば、段差部材の移動に新たな駆動源が不要のため、コストダウン、重量の軽減化を図れる。また、駆動手段が駆動の切り替えにクラッチが不要のものを用いれば、これによってもコストダウン、重量低減化を図れる。
また本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :画像形成部
2 :光書込装置
3 :プロセスユニット
4 :感光体
5 :帯電装置
6 :現像装置
7 :攪拌部
8 :搬送スクリュウ
9 :現像ケース
10 :トナー濃度センサ
11 :現像部
12 :現像スリーブ
13 :マグネットローラ
14 :ドクタブレード
15 :ドラムクリーニング装置
16 :クリーニングブレード
17 :ファーブラシ
18 :電界ローラ
19 :スクレーパ
20 :回収スクリュウ
21 :リサイクル搬送装置
22 :除電ランプ
24 :転写ユニット
25 :中間転写ベルト
26 :1次転写ローラ
27 :下部張架ローラ
28 :紙搬送ユニット
29 :紙搬送ベルト
30 :駆動ローラ
31 :2次転写ローラ
34 :定着装置
36 :スイッチバック装置
37 :給紙路
40 :白紙供給装置
41 :ペーパーバンク
42 :給紙カセット
43 :送出ローラ
44 :給紙路
45 :分離ローラ
46、47 :搬送ローラ
50 :原稿搬送読取装置
52 :本体カバー
53 :原稿載置台
54 :搬送ユニット
55 :原稿スタック台
95 :第2面固定読取部
100 :コントローラ
101 :ピックアップモータ
102 :給紙モータ
103 :読み取りモータ
104 :排紙モータ
105 :底板上昇モータ
106 :原稿
107 :I/F部
108 :本体操作部
111 :本体制御部
123 :読取入口ローラ
123S :排紙センサ
125 :第2読取部
127 :読取出口ローラ
150 :スキャナ
151 :第1面固定読取部
152 :移動読取部
153 :画像読取センサ
154 :第1コンタクトガラス
155 :第2コンタクトガラス
158 :コピースタートボタン
159 :蝶番
301 :白色部材
302 :光源
304 :センサ基板
305 :ガラス
P :原稿
401 :画像読取部
402 :コンタクトガラス
403 :段差部材
404 :白色基準部材
405 :搬送ローラ
407 :段差面
408 :ガイド板
410 :駆動源
411 :プーリ
412 :プーリ
500 :段差部材
501 :コロ
502 :弾性部材
503 :白色基準部材
504 :合成部材
505 :スライド部材
506 :凸部
602 :原稿テーブル
603 :可動原稿テーブル
604 :セットフィラー
605 :セットセンサ
607 :ピックアップローラ
608 :テーブル上昇検知センサ
609 :給紙ベルト
610 :リバースローラ
611 :突き当てセンサ
612 :プルアウトローラ
613 :原稿幅センサ
614 :中間ローラ
615 :読み取り入口センサ
616 :読み取り入口ローラ
617 :レジストセンサ
620 :読み取り位置
622 :排紙センサ
623 :読み取り出口ローラ
624 :排紙センサ
625 :第2読取部
626 :搬送ローラ
627 :第2読取部出口ローラ
628 :排紙ローラ
629 :排紙トレイ
630 :検知センサ
A :原稿セット部
B :分離給送部
C :レジスト部
D :ターン部
E :第1面読取搬送部
F :第2面読取搬送部
G :排出部
H :排紙部
P :原稿
特許3134773号公報 特開2003−92662号公報 特開2011−030174号公報

Claims (9)

  1. 光源と縮小、もしくは等倍の光学系と撮像素子からなる原稿読取部と、
    原稿が接触しながらそのを通過するガラスと、
    白色基準部材を具備した段差部材と、
    前記段差部材の対向面に配置され、前記段差部材に加圧されている搬送ローラと、
    を有し、
    シェーディングを行う際には前記ガラスと前記段差部材が一体で移動する画像読取装置において、
    前記原稿読取部の対向面に可動ガイド板を配置し、原稿読み取り時と紙間時で前記ガラスの面と垂直方向に前記可動ガイド板の位置を変え
    前記可動ガイド板が、原稿読み取り開始のタイミングを決めるセンサを備え、原稿の先端、もしくは後端を検知してから、所定時間後に、移動の動作を開始する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    紙間で前記可動ガイド板の画像を読み取り、光量分布の補正を行う、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像読取装置において、
    前記ガラスに近づいたときの前記可動ガイド板の位置が、前記段差部材と前記搬送ローラが接する面と同一である、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像読取装置において、
    原稿読み取り開始時に前記可動ガイド板が前記ガラスから離れる方向に退避する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 原稿を搬送し、読み取り位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読み取り位置を搬送される原稿の画像を光学的に読み取る原稿読取手段と、
    前記読み取り位置を搬送される原稿と前記原稿読取手段との間に配置された透明部材と、
    前記透明部材下であって前記原稿を読み取る位置よりも原稿搬送方向で上流側に配置した所定の厚みを有する段差部材と、
    を備えた画像読取装置において、
    前記段差部材に、シェーディングを行うための白色基準部材が設けてあり、
    シェーディング時は前記白色基準部材が読取位置の対向位置に来るように前記段差部材が移動し、
    前記原稿読取手段の対向面に可動ガイド板を配置し、原稿読み取り時と紙間時で前記透明部材の面と垂直方向に前記可動ガイド板の位置を変え、
    前記可動ガイド板が、原稿読み取り開始のタイミングを決めるセンサを備え、原稿の先端、もしくは後端を検知してから、所定時間後に、移動の動作を開始する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 原稿を搬送し、読取位置を通過させる原稿搬送手段と、
    前記読み取り位置を通過する原稿の画像を光学的に読み取る原稿読取手段と、
    シェーディングを行うための白色基準部材を有し、前記原稿読取手段上であって前記原稿の読み取り位置に対して上流側で該位置に近づけて配置した所定の厚みを有する段差部材と、
    を備えた画像読み取り装置において、
    前記原稿読取手段より、原稿搬送方向で上流側に配置されている搬送ローラと、原稿搬送方向で下流側に配置されている搬送ローラとを備え、前記下流側の搬送ローラの原稿搬送量を前記上流側の搬送ローラよりも大きく設定し、
    前記段差部材の対面にコロを配置して備え、
    該コロが前記段差部材に対して圧を掛け得るように前記コロを保持する軸に、原稿の厚さに応じて前記コロを押し下げる弾性部材を配置し、
    前記原稿読取手段の対向面に可動ガイド板を配置し、原稿読み取り時と紙間時で前記原稿読取手段の面と垂直方向に前記可動ガイド板の位置を変え、
    前記可動ガイド板が、原稿読み取り開始のタイミングを決めるセンサを備え、原稿の先端、もしくは後端を検知してから、所定時間後に、移動の動作を開始する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像読取装置において、
    前記段差部材の厚みが、前記原稿読取部の表面から前記白色基準部材までの距離と同一であることを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする自動原稿搬送装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の画像読取装置又は請求項8に記載の自動原稿搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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