JP4926791B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取装置に関する。
従来、流し読み(シートスルー)と呼ばれる、原稿を搬送しながら読み取りを行う画像読取装置が多く出回っている。この種の画像読取装置として、副走査方向の読み取り位置を変更することで、読み取り部分に付着したゴミ等による異常画像の発生を回避し、良好な画像を得るものが知られている(特許文献1参照)。
また、表面および裏面の双方に専用の読取ユニットを設け、両面同時読み取り可能な画像読取装置も知られている。この種の画像読取装置として、裏面用流し読みユニットにコンタクトガラスを設けるとともに、このコンタクトガラス上に白板を設け、シェーディング補正を行うことで、白板の上にゴミが付着することを考慮したものが知られている(特許文献2参照)。
特許第3337993号公報 特開2005−129986号公報
しかしながら、上記従来の画像読取装置では、以下に掲げる問題があった。表面用および裏面用からなる一対の読取ユニットのうち、一方の読取ユニットを用いて一面のみ読み取り動作を行う場合、他方の使用されていない読取ユニットに対する動作が配慮されていなかった。このため、使用されている読取ユニットに対してのみ、その面に付着したゴミの回避が行われていた。
しかし、使用されていない読取ユニット(例えば、裏面用読取ユニット)にも用紙は搬送されてくるので、次にその使用されていない読取ユニットを用いて読み取り動作を行う場合、その面に付着したゴミが画像に影響を与え、画質を低下させるおそれがあった。
このような画質の低下を防ぐために、前回の読み取り動作で使用されなかった読取ユニットの読み取り動作に先立って、裏面用読取ユニットのゴミ回避を行うと、その分、画像読取時の初期動作が遅延する。この結果、読み取った画像を即座に出力するプリンタと組み合わせてシステム化した場合、ファーストコピータイム(FCOT)が長くなるなどの懸念があった。
そこで、本発明は、前回の読み取り動作で使用されなかった読取ユニット(第2の画像読取手段)を用いて、次回の読み取り動作を行う際、初期動作を遅延させることなく、良好な画質で画像を読み取ることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取装置は、原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記原稿の表面を第1ガラスを介して読み取る第1の画像読取手段と、前記搬送手段により搬送される前記原稿の裏面を第2ガラスを介して読み取る第2の画像読取手段と、前記第1の画像読取手段の読取位置を移動させる第1移動手段と、前記原稿の搬送方向における前記第2の画像読取手段と前記第2ガラスの相対位置を変更させる第2移動手段と、前記第1の画像読取手段からの読取データに対して第1異常画像検出処理を行い、該第1異常画像検出処理の結果に応じて前記第1の画像読取手段の読取位置を決定する第1回避処理、および、前記第2の画像読取手段からの読取データに対して第2異常画像検出処理を行い、該第2異常画像検出処理の結果に応じて前記相対位置の変更量を決定する第2回避処理を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第1および第2の画像読取手段を用いて前記原稿の表面および裏面を読み取る両面読取モードが指定された場合は、前記制御手段は連続して読み取りが行われる複数の原稿の間および該複数の原稿の読取終了後に前記第1および第2回避処理を実行させ、前記第2の画像読取手段は用いず前記第1の画像読取手段を用いて前記原稿の表面を読み取る片面読取モードが指定された場合は、前記制御手段は連続して読み取りが行われる複数の原稿の間は前記第2回避処理は実行させず前記第1回避処理を実行させ、該複数の原稿の読取終了後は前記第1および第2回避処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、前回の読み取り動作で使用されなかった第2の画像読取手段を用いて、次回の読み取り動作を行う際、初期動作を遅延させることなく、良好な画質で画像を読み取ることができる。
また、最初の画像読み取りまでにかかる時間が短くなるので、読み取った画像を即座に出力するプリンタと組み合わせてシステム化した場合、ファーストコピータイム(FCOT)を短縮させることができる。
本発明の画像読取装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像読取装置はスキャナ装置単体に適用される。
(画像読取装置の内部構成)
図1は実施の形態における画像読取装置の内部構成を示す縦断面図である。この画像読取装置は、自動原稿搬送装置(ADF)100、リーダ部200およびコントローラ400から構成される。
自動原稿搬送装置100は、少なくとも1枚以上のシートからなる原稿束Sを載置する原稿トレイ30、原稿トレイ30より下流側に突出し、原稿の搬送開始前に原稿束Sの下流への進出を規制する分離パッド21および給紙ローラ1を有する。
給紙ローラ1は、原稿トレイ30に載置された原稿束Sの最上面に落下し、回転する。これにより、最上面の原稿が給紙される。給紙ローラ1によって給送された原稿は、分離ローラ2と分離パッド21の協調動作によって1枚だけ分離される。
この分離された原稿は、搬送ローラ対3によってレジストローラ4に搬送され、原稿の先端がレジストローラ4に突き当てられる。これにより、原稿はループを形成し、原稿搬送における斜行が矯正される。
レジストローラ4の下流側には、レジストローラ4を通過した原稿を、リーダ部200内の流し読みガラス201側に搬送する給紙パス22が配置されている。給紙パス22に送られた原稿は、大ローラ7および給送ローラ5により流し読みガラス201上に送られる。
大ローラ7は、流し読みガラス201の極近傍に位置する。大ローラ7により給送された原稿は、搬送ローラ6を通過し、ローラ16と移動ガラス18の間を移動し、排紙フラッパ20および排紙ローラ8を経由して原稿排紙トレイ31に排出される。この搬送中、原稿裏面読取部17は原稿の裏面を読み取り可能である。
一方、排紙ローラ8に原稿の端部を一旦噛ませた状態で、排紙ローラ8を逆転させ、かつ排紙フラッパ20を切り替えることにより、原稿は反転パス19に移動する。反転パス19を経て原稿の先端がレジストローラ4に突き当てられると、再び原稿はループを形成し、原稿搬送における斜行が矯正される。
この後、給送ローラ5および大ローラ7により再び原稿を流し読みガラス201に移動させることで、原稿の裏面を流し読みガラス201を通して読み取ることも可能である。
また、原稿トレイ30には、載置された原稿束を主走査方向(原稿の搬送方向に直交する方向)にスライド自在なガイド規制板(図示せず)が設けられている。また、このガイド規制板と連動して原稿幅を検出する原稿幅検知センサ(図示せず)が設けられている。また、搬送ローラ対3の手前には、分離ローラ2を通過する原稿を検知するレジ前センサ11が設けられている。
この原稿幅検知センサとレジ前センサ11の検知結果の組み合わせにより、原稿トレイ30に載置された原稿束の原稿サイズが判別可能である。また、搬送パス内に設けられた原稿長検知センサ(図示せず)により、搬送中の原稿の先端が検知されてから後端が検知されるまでの搬送距離から原稿長が検出される。この検出された原稿長と原稿幅検知センサの検知結果との組み合わせからも、原稿サイズは判別可能である。
リーダ部200は、原稿に記録された画像情報を光学的に読み取り、光電変換を行って画像データを取得する。このリーダ部200は、流し読みガラス201、プラテンガラス202、ランプ203およびミラー204を有するスキャナユニット209、ミラー205、206、レンズ207、CCDセンサ208等を有する。プラテンガラス202には、白レベルを表わす所定の濃度を有する白板210(白基準部材)が設けられている。この白板210は、後述するシェーディング補正を行う際、白レベルの基準データ(白基準値)を作成するために使用される。
図2は原稿裏面読取部17の構成およびその原稿読取動作を示す図である。原稿裏面読取部17は、一対のランプ305および受光センサ308を有する。また、裏面読取導入パス950と裏面読取排出パス951の間には、移動ガラス18が設けられている。原稿Sは図中矢印Dに示すように、裏面読取導入パス950および裏面読取排出パス951に沿って搬送され、受光センサ308はこの原稿の搬送と同期して原稿を読み込む。このとき、受光センサ308は移動ガラス18越しに原稿を読み込むことで、ゴミの侵入を防ぐことができる。
一方、移動ガラス18を介して原稿裏面読取部17と対向するローラ16は、僅かなギャップを持って移動ガラス18と近接し、原稿の削れを防ぎながら原稿を押さえる。
ここで、受光センサを動かすことは、接続される束線の多さやそれに伴う調整などから装置が大掛かりになるので、本実施形態では、受光センサ308を固定し、移動ガラス18を動かすようにしている。
また、移動ガラス18の用紙搬送面には、白レベルを表わす所定濃度を有する白板947(白基準部材)が取り付けられており、後述するように、原稿Sと同じ条件で読み取られ、シェーディング補正に用いられる。また、本実施形態では、白板947は搬送方向上流側に取り付けられている。これは、搬送方向下流側に取り付けられた場合、搬送される原稿Sがそこで引っかかるおそれがあるので、それを避けるためである。
原稿裏面読取部17の下流側には、移動モータ(ステップモータ)943によって駆動される移動ローラ945が設けられている。この移動ローラ945が回転すると、移動ガラス18は図中矢印a、b方向に移動する。また、移動ガラス18が基準位置にあるか否かによってON/OFFを行うHPセンサ941が配置されており、後述するCPU300は、HPセンサ941のON/OFFを検知することによって、移動ガラス18の位置を制御する。
具体的に、移動ガラス18が図中矢印a方向に移動し、HPセンサ941がONになると、CPU300は移動モータ943を停止し、移動ローラ945の回転が止まる。こうして、CPU300は、移動ガラス18の位置を制御する。
このように、原稿の裏面を読み取る場合、移動ガラス18を図2の位置に移動させ、図中矢印D方向に搬送される原稿を所定のタイミングで読み込む動作が行われる。
図3は原稿裏面読取部17におけるシェーディング補正動作を示す図である。原稿裏面読取部17においてシェーディング補正を行う場合、白板947が移動ガラス越しに受光センサ308と対向するように、移動ガラス18が図3の位置に移動される。そして、ランプ305が点灯し、白板947からの反射光を受光センサ308が検出することで、シェーディング補正が行われる。
なお、本実施形態では、移動ガラス18を図中矢印a、b方向に移動させる場合を示したが、移動ガラス18の代わりに、受光センサ308を矢印a、b方向に移動させてもよい。そして、この受光センサ308の位置に応じて、シェーディング補正動作や原稿の読取動作が行われるようにしてもよい。
(画像読取装置のハードウェア構成)
図4は画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。画像読取装置のハードウェアは、自動原稿搬送装置100内の制御部、リーダ部200内の制御部、およびコントローラ400の3つのブロックに分割されている。
自動原稿搬送装置100内の制御部には、中央演算処理装置(CPU)300、リードオンリメモリ(ROM)301、ランダムアクセスメモリ(RAM)302および画像処理部309がバスを介して接続されている。ROM301には、制御用プログラムが格納されている。RAM302には、入力データや作業用データが格納される。
CPU300の出力ポートには、各種搬送用のローラを駆動するモータ303、裏面画像読取部17内のランプ305、ソレノイド306、クラッチ307等が接続されている。また、CPU300の入力ポートには、各種センサ304や受光センサ308が接続されている。
CPU300は、ROM301に格納された制御プログラムを実行し、原稿の搬送を制御する。また、CPU300は、通信ライン351を介して、リーダ部200内の後述する中央演算処理装置(CPU)321とシリアル通信を行い、リーダ部200との間で制御データの授受を行う。また、CPU300は、画像データ先端の基準となる画先信号も通信ライン351を通してリーダ部200に通知する。
また、裏面画像読取部17内の受光センサ(CIS:Contact Image Sensor)308によって読み取られた画像データは、画像処理部309に転送される。画像処理部309で画像処理が行われた画像データは、通信ライン354を介してリーダ部200内の画像メモリ329に格納される。
リーダ部200内の制御部には、CPU321、RAM323、ROM322、紙間補正部324、画像処理部325、モータ部326およびランプ203がバスを介して接続されている。また、画像処理部325には、CCD208および画像メモリ329が接続されている。
CPU321は、ROM322に格納された制御プログラムに従って、リーダ部200全体の制御を行う。RAM323はワークエリアとして使用される。モータ部326は光学系駆動モータおよびこれを駆動するドライバ回路を有する。紙間補正部324は原稿の搬送間隔の補正を行う。
原稿からの反射光がレンズ207を介してCCD208によって検出され、CCD208からの画像信号がデジタル画像データに変換されると、画像処理部325は、デジタル画像データに対して各種の画像処理を行い、画像メモリ329に書き込む。また、自動原稿搬送装置100内の画像処理部309で処理された画像データも、通信ライン354を通って、画像メモリ329に保持される。画像メモリ部329に書き込まれたデータは、コントローラIF部352を通じてコントローラ400に順次送信される。
また、CPU321は、所定のタイミングで画像データ先端の基準となる画先信号を、コントローラIF部353を通じてコントローラ400に通知する。また、CPU321は、自動原稿搬送装置100から通信ライン351を通じて通知される画先信号も、同様に所定のタイミングで、コントローラIF部353を通じてコントローラ400に通知する。
コントローラ400には、制御回路401、増幅回路402、補正回路404、画像メモリ405および操作部407がバスを介して接続されている。
原稿の画像を走査する際、1ライン毎に読み取られたアナログ画像信号がCCD208およびCIS308から出力されると、それぞれ画像処理部325、309を経由してコントローラ400に送られる。これらの信号は、増幅回路402で増幅された後、補正回路404に入力される。補正回路404は、入力した画像信号に対して補正処理を行い、画像メモリ405に書き込む。このような処理が原稿画像領域分行われると、画像メモリ405には、原稿の読取画像が生成される。
なお、本実施形態では、自動原稿搬送装置100の裏面画像読取部17にCIS308が使用され、リーダ部200の表面画像読取部にCCD208が使用されているが、特に画像読取センサの種類は限定されるものではない。
上記構成を有する画像読取装置の動作を示す。画像読取装置は、画像読取モードとして、原稿固定読みモード、原稿流し読みモードおよび原稿反転流し読みモードを有する。さらに、原稿流し読みモードには、片面読みモードおよび両面同時読みモードがある。
(原稿固定読みモード)
原稿固定読みモードは、片面に印刷された原稿(片面原稿)を読み取る際、スキャナユニット209を副走査方向に移動させながら原稿を読み取るモードである。
図5および図6は原稿固定読みモードにおけるリーダ部200内のスキャナユニット209の状態を示す図である。コントローラ400からリーダ部200に対し、画像読取開始が指示されると、リーダ部200内のスキャナユニット209は、白板210の直下に移動する(図5(A)参照)。この状態で、リーダ部200は、スキャナユニット209を用いて主走査方向の白レベル基準(白基準値)を検出し、主走査方向の配光補正を行う。
スキャナユニット209は、図5(B)に示す位置に移動する。この位置は、読取走査に際して、スキャナユニット209を加速させるのに十分な距離となる位置である。スキャナユニット209は、図5(B)の位置から図6(C)の矢印a方向(副走査方向)に移動し、ランプ203で原稿Sを照射しながら、CCD208によりその反射光を検出する。原稿Sの右端部まで原稿の読み取りが終了すると、ランプ203を消灯させ、スキャナユニット209は、図6(D)の矢印b方向に移動する。
(原稿流し読みモード)
原稿流し読みモードは、原稿を読み取る際、スキャナユニット209を固定し、原稿を移動させながら読み取るモードである。
図7、図8、図9および図10は原稿流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。コントローラ400から自動原稿搬送装置(ADF)100に対し、原稿の給送開始が指示されると、スキャナユニット209は白板210の直下に移動し、前述したシェーディング補正動作を行う(図7(A)参照)。これと同時に、裏面画像読取部17も、移動ガラス18上の白板947を用いてシェーディング補正動作を行う。
そして、給紙ローラ1が原稿束の最上面に落下し、分離ローラ2および給紙ローラ3の協調動作により、原稿トレイ30上に載置された原稿束からその最上面にある1枚の原稿だけを分離し、レジストローラ4まで給送する。このとき、スキャナユニット209は、図中R点の直下に移動する(図7(B)参照)。
レジストローラ4が回転すると、原稿は給紙パス22を経由して流し読みガラス201上に導かれる(図8(C)参照)。原稿は、図中R点を所定の速度で搬送されながら、R点の下方に待機しているスキャナユニット209によって読み取られる。このとき、原稿の先端がR点を通過するタイミングで、読取開始の信号(画先信号)がリーダ部200に通知される。
両面同時読みモードの場合、原稿の表面をスキャナユニット209で読み取っている最中に、裏面画像読取部17で原稿の裏面が読み取られる(図8(D)、図9(E)参照)。
裏面画像読取部17が裏面の後端まで読み終わると(図9(F)参照)、読み取られた原稿はそのまま図中右方向に搬送され、排紙ローラ8を経由して自動原稿搬送装置100の機外に排出される。
また、N枚目の原稿の後端が給紙ローラ3を通過し、R点でその原稿が読み取られている間、原稿トレイ30上に載置されている原稿束から(N+1)枚目の原稿の給送が開始される。この原稿も、同様に、流し読みガラス201に搬送され、画像の読取動作が行われる。
また、原稿がレジストローラ4に突き当てられた状態で、レジストローラ4の起動タイミングを操作することにより、R点で読み取り中の先行する原稿との搬送間隔が適時調整され、流し読みガラス201には、所定の間隔で原稿が搬送される。原稿の読み込みおよび排紙が全て完了すると、スキャナユニット209は矢印a方向に移動する(図10(G)参照)。
(原稿反転流し読みモード)
原稿反転流し読みモードは、原稿の表裏を反転させて画像を読み取るモードである。図11、図12および図13は原稿反転流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。原稿反転流し読みモードでは、原稿流し読みモードにおける一連の動作(図7(A)〜図10(G))と同じ動作により、原稿を排紙ローラ8に挟持した状態で停止させる(図11(A)参照)。ただし、N枚目の原稿が読み取られている最中には、(N+1)枚目の原稿の給送は行われず、かつ裏面画像読取部は使用されない。
排紙ローラ8を原稿排紙の場合と逆の方向に回転させることにより、図11(B)の矢印c方向に原稿を移動させる。そして、原稿の後端がセンサ13によって検知されると、排紙ローラ8が停止する。原稿の裏面をR点で読み取りながら、原稿を搬送し(図12(C)参照)、排紙ローラ8に再度原稿を噛ませた状態で停止させる(図12(D)参照)。
そして、排紙ローラ8を逆転させ、図13(E)の矢印c方向に原稿を移動させ、原稿の表裏を反転させる。原稿反転後、原稿トレイ30上に排紙しながら(図13(F)参照)、次の原稿の分離を開始する。
(全体制御)
図14は画像読取装置全体の制御処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは制御回路401内のROMに格納されており、画像形成装置の電源ONによって制御回路401内のCPUがこの処理プログラムを実行することにより、コントローラ400は以下の動作を行う。
ここで、両面同時読みモードでは、リーダ部200および原稿裏面読取部17の双方でジョブ実行中に原稿読取部分のゴミ回避動作が行われる。一方、その他のモード(片面流し読みモードおよび原稿反転流し読みモード)では、リーダ部200のみでジョブ実行中に原稿読取部分のゴミ回避動作が行われる。このように、ジョブ実行中に原稿裏面読取部17を使わない場合、ゴミ回避を行う必要がないので、ジョブ実行中にゴミ回避動作は行われない。しかし、片面流し読みモードおよび原稿反転流し読みモードの場合、原稿裏面読取部17を使わなくても、原稿は原稿裏面読取部17を通過するので、原稿に付着しているゴミ等が移動する等、状況の変化が予想される。また、シェーディング条件も当然変化する。従って、これらのジョブが終了した後、次に両面同時読みモードで動作させる場合に備え、ゴミ回避やシェーディング補正などの調整動作が行われる(補正値調整手段)。
まず、コントローラ400は、初期動作としてリーダ部200および原稿裏面読取部17に対し、ゴミ回避動作およびシェーディング補正を指示する(ステップS1)。この指示により、リーダ部200および原稿裏面読取部17はゴミ回避動作およびシェーディング補正動作を行う。なお、初期動作を早くする場合、ステップS1の処理は省かれてもよい。コントローラ400は、その他の初期設定を行った後、スタンバイ状態となる(ステップS2)。
コントローラ400は、ポーリング動作を行い、操作部407からの指示あるいは接続された外部装置(図示せず)から読取開始指示が入力されたか否かを判別する(ステップS3)。読取開始指示が入力されていない場合、ステップS2の処理に戻る。
一方、読取開始指示が入力された場合、コントローラ400は、原稿裏面読取部17を使用しているか否かを判別する(ステップS4)。動作モードが同時両面読取モードである場合、コントローラ400は、原稿裏面読取部17を使用するので、ジョブ実行中、リーダ部200および原稿裏面読取部17に対し、ゴミ回避動作を指示する(ステップS5)。この指示により、リーダ部200および原稿裏面読取部17は、紙間(搬送される先行の原稿の後端と後続の原稿の先端との間)において、ゴミ回避動作を行う。
一方、ステップS4で片面流し読みモードあるいは原稿反転流し読みモードである場合、コントローラ400は、原稿裏面読取部17を使用しないので、ジョブ実行中、リーダ部200に対し、ゴミ回避動作のみを指示する(ステップS6)。この指示により、リーダ部200は、紙間において、ゴミ回避動作のみを行う。なお、ステップS5、6では、画像読取部のゴミ回避動作だけが行われ、シェーディング補正動作は指示されないので行われない。
S5、S6の処理後、コントローラ400は、リーダ部200(同時両面読取モードの場合、リーダ部200および原稿裏面読取部17)に対し、原稿の読み取りおよび保存を指示する(ステップS7)。この指示により、リーダ部200(同時両面読取モードの場合、リーダ部200および原稿裏面読取部17)は、ゴミ回避動作で得られた原稿の読取位置で原稿の読み取り動作を行い、読み取られた原稿の画像データは画像メモリ329に保存される。
そして、コントローラ400は、ジョブが終了したか否かを判別する(ステップS8)。ジョブが終了していない場合、ステップS4の処理に戻る。一方、原稿が無くなったり、ジャムが発生したりして、ジョブの終了(中断)が検知されると、コントローラ400は、リーダ部200および原稿裏面読取部17双方に対し、ゴミ回避動作を指示する(ステップS9)。この指示により、リーダ部200および原稿裏面読取部17は、原稿の読取位置を調整することによるゴミ回避動作を行う(読取位置調整手段)。さらに、コントローラ400は、ゴミ回避動作に加え、リーダ部200および原稿裏面読取部17双方に対し、シェーディング補正動作を指示する。この指示により、リーダ部200および原稿裏面読取部17は、シェーディング補正動作を行う。この後、ステップS2の処理に戻り、コントローラ400は、スタンバイ状態に移行する。
このように、S1の初期動作およびS9のジョブ終了後のゴミ回避およびシェーディング補正動作では、ある程度時間にゆとりがあるので、画像読取装置は、ゴミ回避およびシェーディング補正の両方の動作を行う。一方、先行する原稿が読取位置を通過してから後続の原稿の先端が読取位置へ到達するまでの時間では、ゴミ回避およびシェーディング補正の両方の動作を行うことが困難である。従って、画像読取装置は、ゴミ回避動作よりも実行頻度が低くても良いシェーディング補正を行わず、ゴミ回避動作のみを行う。
(ゴミ回避動作)
ゴミ回避動作は、以下の手順で行われる。画像読取装置は、所定の読取位置(移動ガラスと受光センサの相対位置)で受光センサによって原稿を読み取る。この読み取った画像に異常が発生した場合、読取位置を所定の距離だけ移動させる。そして、再度原稿を読み取る。このような動作を所定回数行うことで、異常画像が発生しない場所(原稿の読取位置)を記憶し、実際の原稿の読み取りに備える。このゴミ回避動作は、リーダ部200および原稿裏面読取部17のそれぞれで原稿を読み取る際に行われる。
また、上記読取位置の移動は、リーダ部200内のスキャナユニット209の移動、あるいは原稿裏面読取部17における移動ガラス18の移動に相当する。また、上記原稿の読取は、リーダ部200内のCCD208および原稿裏面読取部17における受光センサ(CIS)308でそれぞれ行われる。また、上記原稿の読取位置は、リーダ部200内のRAM323の所定領域、あるいは原稿裏面読取部17で読み取る場合、RAM302の所定領域に記憶される。
図15はステップS1、S5、S6、S9の指示に従って行われるゴミ回避動作の処理手順を示すフローチャートである。前述したように、ゴミ回避動作は、リーダ部200および原稿裏面読取部17の双方において行われる。リーダ部200では、ROM322にこの処理プログラムが格納されており、CPU321によって実行される。一方、原稿裏面読取部17では、ROM301にこの処理プログラムが格納されており、CPU300によって実行される。これらの動作は同様であるので、リーダ部200の動作だけを説明する。
リーダ部200内のCPU321がROM322に格納された処理プログラムを実行することにより、リーダ部200は、以下の動作を行う。
まず、リーダ部200は、コントローラ400からゴミ回避動作の指示を受けると、スキャナユニット209を初期位置に移動する(ステップS11)。リーダ部200はその位置で原稿を読み取る(ステップS12)。リーダ部200は読み取った原稿の画像から、ゴミ等による異常画像が検知されたか否かを判別する(ステップS13)。ここで、異常画像の検知方法としては、例えば、原稿の地肌レベルと画像データのレベル差によりゴミ画像を検知する方法やある主走査位置に一定濃度の画像が連続して出力されていることを検知する方法など、周知の方法を用いればよい。
リーダ部200は、ゴミ等による異常画像が検知された場合、その異常の度合いとともに、その位置をRAM323に記憶する(ステップS14)。そして、リーダ部200はスキャナユニット209による読取位置を所定距離だけ移動させる(ステップS15)。
リーダ部200は、ステップS12の原稿の読取回数が所定回数を越えたか否かを判別する(ステップS16)。所定回数を越えていない場合、リーダ部200は、ステップS12の処理に戻り、所定回数を越えるまで所定距離移動させ、原稿の読み取り動作を繰り返す。
一方、所定回数を越えても、異常画像が検知された場合、リーダ部200は、これまでRAM323に記憶された読取位置を検索し、最も異常度合いが少ない(例えば、ゴミの数が少ない)位置を原稿の読取位置として記憶する(ステップS17)。この後、本処理を終了する。
一方、ステップS13で異常画像が検知されない場合、つまり正常画像が検知された場合、リーダ部200はその位置を原稿の読取位置としてRAM323に記憶し(ステップS18)、本処理を終了する。なお、原稿裏面読取部17では、移動ガラス18を移動させることにより、受光センサ(CIS)308による読取位置が変更される。
このように、ゴミ等の画像に影響を与える場所を検知し、その場所での原稿読取を回避することができる。従って、原稿読取時に正常な画像を読み取ることができる。
(シェーディング補正動作)
リーダ部200および原稿裏面読取部17でシェーディング補正動作を行う際、ゴミ回避動作が行われる。このゴミ回避動作は、所定の読取位置(白板と受光センサとの相対位置)でシェーディング補正動作を行う際、受光センサによって読み取られる画像に異常が発生した場合に行われる。異常が発生した画像部分を記憶し、その部分を正常な画像部分で補正することで、不適切なデータによるシェーディング補正が防止される。白板の読取は、リーダ部200内のCCD208および原稿裏面読取部17における受光センサ308でそれぞれ行われる。
図16はステップS1、S9の指示に従って行われるシェーディング補正動作の処理手順を示すフローチャートである。前述したように、シェーディング補正動作は、リーダ部200および原稿裏面読取部17の双方において行われる。リーダ部200では、ROM322にこの処理プログラムが格納されており、CPU321によって実行される。一方、原稿裏面読取部17では、ROM301にこの処理プログラムが格納されており、CPU300によって実行される。これらの動作は同様であるので、リーダ部200の動作だけを説明する。
リーダ部200内のCPU321がROM322に格納された処理プログラムを実行することにより、リーダ部200は、以下の動作を行う。
まず、リーダ部200は、コントローラ400からシェーディング補正動作の指示を受けると、スキャナユニット209を初期位置(白板210の真下)に移動させる(ステップS21)。リーダ部200は、スキャナユニット209を用いてその位置で画像を読み取る(ステップS22)。リーダ部200は、読み取った画像から、ゴミ等による異常画像が検知されたか否かを判別する(ステップS23)。ここで、異常画像の検知方法は、図15のステップS13と同様である。
ゴミ等による異常画像が検知されなかった場合、つまり正常な画像が検知された場合、リーダ部200は、その位置の画像データを白基準値に決定する(ステップS24)。一方、ゴミ等による異常画像が検知された場合、リーダ部200は、ゴミ等による異常画像の位置をRAM323に記憶し、その位置の画像データをその周囲の画像データで置き換え、これを白基準値に決定する(ステップS25)。
S24、S25の処理後、リーダ部200は、決定された白基準値を用いて、シェーディング補正を行う(ステップS26)。このシェーディング補正は、リーダ部200内の画像処理部325を用いて行われ、CCD208で読み取られる画像信号の輝度ムラを無くし、画像全体が平均的に一様な明るさとなるように、輝度が調整される。なお、原稿裏面読取部17においても、同様に、シェーディング補正は、画像処理部309を用いて行われ、受光センサ(CIS)308で読み取られる画像信号の輝度が調整される。この後、リーダ部200は、本処理を終了する。
このように、ゴミ等の画像に影響を与える場所を検知し、その場所の画像を用いて白規準値を決定することを回避することができる。従って、良好なシェーディング補正を行うことができる。
以上示したように、本実施形態の画像読取装置によれば、前回の読取動作で使用されなかった読取ユニットを用いて、次回の読み取り動作を行う際、初期動作を遅延させることなく、良好な画質で画像を読み取ることができる。
また、前回の読み取り動作で使用されなかった読取ユニットを用いて、次回の読み取り動作を行う際、調整動作を行う必要がないので、最初の読み取りまでにかかる時間を短かくすることができる。この結果、読み取った画像を即座に出力するプリンタと組み合わせてシステム化した場合、ファーストコピータイム(FCOT)を短縮させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記実施形態では、スキャナ装置単体に適用された場合を示したが、本発明の画像読取装置は、スキャナ機能を必要とするファクシミリ装置、コピー装置、コピー機能およびスキャナ機能を有する複合機(MFP)等に適用されてもよいことは勿論である。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
実施の形態における画像読取装置の内部構成を示す縦断面図である。 原稿裏面読取部17の構成およびその原稿読取動作を示す図である。 原稿裏面読取部17におけるシェーディング補正動作を示す図である。 画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 原稿固定読みモードにおけるリーダ部200内のスキャナユニット209の状態を示す図である。 図5につづく原稿固定読みモードにおけるリーダ部200内のスキャナユニット209の状態を示す図である。 原稿流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 図7につづく原稿流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 図8につづく原稿流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 図9につづく原稿流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 原稿反転流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 図11につづく原稿反転流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 図12につづく原稿反転流し読みモードにおけるスキャナユニット209の状態を示す図である。 画像読取装置全体の制御処理手順を示すフローチャートである。 ステップS1、S5、S6、S9の指示に従って行われるゴミ回避動作の処理手順を示すフローチャートである。 ステップS1、S9の指示に従って行われるシェーディング補正動作の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
17 原稿裏面読取部
100 自動原稿搬送装置
200 リーダ部
210、947 白板
209 スキャナユニット
308 受光センサ
400 コントローラ

Claims (2)

  1. 原稿を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記原稿の表面を第1ガラスを介して読み取る第1の画像読取手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記原稿の裏面を第2ガラスを介して読み取る第2の画像読取手段と、
    前記第1の画像読取手段の読取位置を移動させる第1移動手段と、
    前記原稿の搬送方向における前記第2の画像読取手段と前記第2ガラスの相対位置を変更させる第2移動手段と、
    前記第1の画像読取手段からの読取データに対して第1異常画像検出処理を行い、該第1異常画像検出処理の結果に応じて前記第1の画像読取手段の読取位置を決定する第1回避処理、および、前記第2の画像読取手段からの読取データに対して第2異常画像検出処理を行い、該第2異常画像検出処理の結果に応じて前記相対位置の変更量を決定する第2回避処理を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記第1および第2の画像読取手段を用いて前記原稿の表面および裏面を読み取る両面読取モードが指定された場合は、前記制御手段は連続して読み取りが行われる複数の原稿の間および該複数の原稿の読取終了後に前記第1および第2回避処理を実行させ、
    前記第2の画像読取手段は用いず前記第1の画像読取手段を用いて前記原稿の表面を読み取る片面読取モードが指定された場合は、前記制御手段は連続して読み取りが行われる複数の原稿の間は前記第2回避処理は実行させず前記第1回避処理を実行させ、該複数の原稿の読取終了後は前記第1および第2回避処理を実行させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1と第2回避処理のそれぞれは、
    前記第1の画像読取手段または前記第2の画像読取手段それぞれからの読取データから異常画像の検出処理を行い、異常画像が検出された場合は、異常度合いと読取位置を記憶し、該読取位置を移動させて前記検出処理を行い、
    所定回数を越えても、異常画像が検出された場合には、前記記憶された読取位置のうち前記異常度合いが少ない読取位置を読取位置と決定することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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