JP2010220133A - 画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿画像の読み取り動作と並行して、読み取り位置におけるごみ検出処理を迅速に行えるようにする。
【解決手段】2つの読取り部117,133によって原稿の両面の読み取りと読み取り位置におけるごみ読み取りとを行い、読み取った原稿画像データとごみ読み取り画像データとをメモリ制御部11bによってメモリ11cへ書き込む。画像処理部11dによって画像処理を行う場合は、メモリ制御部11bがメモリ11cから画像データを取り出して、ごみ読み取り画像データに対してはごみ検知処理を行い、原稿画像データに対しては各種画像処理をそれぞれ行うため、原稿画像データの読み取り動作と並行して、読み取り位置におけるごみ検出処理を行うことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像読取装置および画像形成装置に関し、より詳しくは、原稿の画像読み取り処理を行うと共に、その読み取り位置におけるごみ検知処理を行う画像読取装置および画像形成装置に関する。
従来の特許文献1によれば、原稿読み取りと次の原稿読み取りとの間の時間(いわゆる、紙間時間)を使い、読み取り位置におけるごみ検知処理を行うことによって、ごみ検知を行うために別途時間を費やすこと無く、ごみ検知処理を行うことができることが開示されている。
また、特許文献2によれば、ごみ検知処理を行うための白基準板を読み取った後の画像読取手段の読み取り位置を複数位置に設定可能とすることによって、ごみが検知された場合でも読み取り位置を変更することで、迅速にごみ等を回避した読み取りを行うことができることが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1にあっては、紙間時間を使ってごみ検知処理を行うため、原稿の搬送スピードを上げたり、原稿の紙間時間を短くしたりして、高速読み取りを行う画像読取装置の場合、紙間での処理時間が限られ、紙間時間だけではごみ検知を行うことが困難になりつつあるという問題があった。
また、上記特許文献2にあっては、ごみ検知処理を行うための白基準板の読み取り位置を複数位置に設定可能とすることにより、ごみ検知処理にかかる時間をある程度短縮することはできるが、複数位置でのごみ検知を行うことになると、時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、原稿画像の読み取り動作と並行して、読み取り位置におけるごみ検出処理を迅速に行うことが可能な画像読取装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原稿を搬送しながら原稿の両面の読み取りを行うと共に、それぞれの読み取り位置におけるごみ検知を行う2つの読取り手段と、前記2つの読取り手段が読取った原稿画像データおよびごみ読み取り画像データを記憶させるメモリ手段と、前記メモリ手段に記憶した前記原稿画像データおよび前記ごみ読み取り画像データを取り出して、それぞれの画像処理を行う画像処理手段と、前記メモリ手段に対して前記原稿画像データおよび前記ごみ読み取り画像データの書き込み制御と読み取り制御とを行うメモリ制御手段と、を備え、前記画像処理手段は、前記メモリ制御手段が前記メモリ手段から取り出した前記ごみ読み取り画像データに対してごみ検知処理を行うと共に、前記原稿画像データに対して各種画像処理をそれぞれ行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、上記画像読取装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、2つの読取り手段によって原稿の両面の読み取りと読み取り位置におけるごみ検知とを行い、読み取った原稿画像データとごみ読み取り画像データとをメモリ制御手段によってメモリ手段へ書き込む。画像処理手段によって画像処理を行う場合は、メモリ制御手段がメモリ手段から画像データを取り出して、ごみ読み取り画像データに対してはごみ検知処理を行い、原稿画像データに対しては各種画像処理をそれぞれ行うため、原稿画像データの読み取り動作と並行して、読み取り位置におけるごみ検出処理を迅速に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1の画像形成装置におけるADFを含めた原稿を読み取る画像読取部の断面構成を示す図である。 図3は、図1の画像読取部と画像形成部の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、第1読取り部と第2読取り部が読み取った原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートである。 図5は、第1読取り部と第2読取り部が読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートである。 図6は、第2の実施の形態にかかる画像処理部の構成ブロック図である。 図7は、第2の実施の形態にかかる第1読取り部と第2読取り部が読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートである。 図8は、第3の実施の形態におけるラインデータの間引き処理を説明する図である。 図9−1は、第4の実施の形態においてラインデータの間引き割合をAとした場合の説明図である。 図9−2は、第4の実施の形態においてラインデータの間引き割合をBとした場合の説明図である。 図10は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置においてごみ読み取り時間が長い場合の設定例を示す図である。 図11は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置においてごみ読み取り時間が短い場合の設定例を示す図である。 図12は、背景物が板である場合の背景物の移動手段の一例を説明する断面図である。 図13は、背景物がローラである場合の背景物の移動手段の一例を説明する断面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像読取装置および画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示すブロック図である。以下、図1を用いて、この画像形成装置の構成および機能について説明する。図1に示す画像形成装置10は、画像読取部11(2つの読取り手段、メモリ手段、画像処理手段、メモリ制御手段を含む)、ADF(Auto Document Feeder:自動原稿送り装置)12、操作表示部13、画像形成部14、両面ユニット15、排紙仕分け装置(ソータ)16、給紙カセット17、拡張部18、および利用者制限機器19などにより構成されている。
画像読取部11は、光源を原稿に照射し、その反射光を光電変換する読取デバイスにより電気信号に変換し、量子化処理、シェーディング補正処理、MTF(Modulation Transfer Function)補正処理、および変倍処理などを行うものである。第1の実施の形態では、画像読取部11に異なるデバイスによる2つの読取り部を備えている。画像読取部11における量子化処理は、CCDにより電気信号に変換されたアナログデータを2値あるいは多値データに変換する処理である。変倍処理は、画像の読み取り密度を変化させて、読み取った画像データを用いてデータ補間を行う処理である。また、シェーディング補正処理は、原稿を照射する光源の照射ムラおよびCCDの感度のばらつきに対する補正処理である。MTF補正は、光学系によるボケを補正する処理である。
ADF12は、画像読取部11の上部に設けられ、原稿を自動送りするものである。また、画像読取部11の上部に設けられた操作表示部13は、画像形成装置の状態を表示すると共に、操作画面を表示してユーザが各種指示を入力できるようにしたものである。
画像形成部14は、両面ユニット15と、排紙仕分け装置(ソータ)16と、給紙カセット17とを有し、電気信号で送信された画像イメージを電子写真、感熱、熱転写、インクジェットなどの手段により、普通紙や感熱紙などの画像を形成する部位である。
拡張部18は、画像形成装置において実現できる拡張機能(アプリケーション)を制御する部位である。
利用者制限機器19は、利用者を特定、限定、および管理するための機器である。例えば、コインラック、キーカウンター、キーカード、プリペイドカードなどがあげられる。特に、電子写真プロセスを使用している画像形成装置の場合は、電気消費量が多いため、使用を制限する機会が多い。また、利用者を制限するために暗証コードなどを使用する場合がある。
図2は、図1の画像形成装置におけるADFを含めた原稿を読み取る画像読取部の断面構成を示す図である。以下、図2を用いて、ADFと画像読取部の構成および動作について説明する。
図2に示すように、スキャナ110のコンタクトガラス111上に置かれた原稿は、照明ランプ112により照明され、原稿の反射光(画像光)が第1ミラー113で副走査方向yと平行に反射される。照明ランプ112および第1ミラー113は、副走査方向yに定速駆動される第1キャリッジに搭載されている。この第1キャリッジと同方向にその1/2の速度で駆動される第2キャリッジには、第2ミラー114および第3ミラー115が搭載されている。そして、第1ミラー113が反射した画像光は、第2ミラー114で下(z)方向に反射され、第3ミラー115で副走査方向yに反射されて、レンズ116により集束され、CCD117に照射され、電気信号に変換される。
上記した第1および第2キャリッジは、走行体モータ118を駆動源として、y方向に往(原稿走査),復(リタ−ン)駆動される。このように、スキャナ110は、コンタクトガラス111上の原稿をランプ112および第1ミラー113で走査し、原稿画像をCCD117に投影するフラットベッド方式の原稿スキャナである。また、このスキャナ110は、シートスルー読み取りも可能なように、第1キャリッジがホームポジション(HP:待機位置)で停止しているときの第1ミラー113の読み取り視野位置に、シートスルー読み取り窓であるガラス120がある。そして、このガラス120の上方には、ADF(自動原稿供給装置)12が装着されていて、ADF12の搬送ドラム(プラテン)124がガラス120に対向している。
ADF12の原稿トレイ121に積載された原稿は、ピックアップローラ122およびレジストローラ対123で搬送ドラム124と押さえローラ125の間に送り込まれて、搬送ドラム124に密着して読み取りガラス120の上を通過し、排紙ローラ126,127で、原稿トレイ121の下方の圧板兼用の排紙トレイ128上に排出される。
原稿の表面の画像は、原稿読取窓である読み取りガラス120を通過する際に、その直下に移動している照明ランプ112により照射され、原稿の表面の反射光は、第1ミラー113以下の光学系を介してCCD117に照射され光電変換される。すなわち、RGBの各色画像信号に変換される。搬送ドラム124の表面は、読み取りガラス120に対向する白色背板であり、白基準面となるように白色である。
また、原稿の裏面の画像は、光源および撮像素子を内蔵する撮像装置133で読み取られ、光電変換される。すなわち、RGBの各色画像信号に変換される。撮像装置133に対向する白色背板134があり、撮像装置133と白色背板134の間を原稿が通過する。
さらに、読み取りガラス120と原稿始端の位置決め用のスケール132との間には、基準白板119、ならびに、第1キャリッジを検出する基点センサ129がある。準白板119は、照明ランプ112の個々の発光強度のばらつき、主走査方向のばらつき、CCD117の画素毎の感度ムラ等を原因として、一様な濃度の原稿を読み取ったにもかかわらず、読み取りデータがばらつく現象を補正(シェーディング補正)するために用意されている。
ADF12の基体128は、奥側(図2の紙面に対して奥行き方向)においてスキャナ110の基体にヒンジ結合(蝶番連結)されていて、基体128の手前側(図2の紙面に対して手前方向)に取っ手130があり、ADF12の基体128を引き上げることによって、ADF12を開くことができる。ADF12の基体128の奥側には、ADF12の開閉を検出するスイッチがある。ADF12の、コンタクトガラス111に対向する圧板131がADF12の底面部に装着されており、ADF12が閉じると、圧板131の下面が、図2に示すように、コンタクトガラス111の上面に密着するように構成されている。
図3は、図1の画像読取部と画像形成部の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、2つの読取り手段としての第1読取り部117および第2読取り部133は、原稿の両面をスキャンすることにより、原稿の両面画像データを生成する構成部である。また、この第1読取り部117および第2読取り部133は、原稿をスキャンしない間に読み取り位置に付着したごみ、汚れ、埃など検知する目的で、白色背板を介して読み取り位置の画像を読み取ったごみ読み取り画像データを出力するごみ検知機能も備えている。なお、ここでは、第1読取り部が図2に示すCCD117に相当し、第2読取り部が図2の撮像装置133に相当する。
この第1読取り部117および第2読取り部133で読み取った画像データは、画像データ受取り部11aに入力する。画像データ受取り部11aでは、受け取った画像データの特性に基づいてスキャナ処理が行われる。具体的には、光量分布の歪みにより発生する画像濃度のばらつきを補正するシェーディング補正、あるいは原稿地肌に応じて地肌濃度を調整する等の処理をそれぞれの画像データごとに行う。
画像データ受取り部11aでスキャナ処理された画像データは、次段のメモリ制御手段としてのメモリ制御部11bに入力される。このメモリ制御部11bでは、受け取ったそれぞれの画像データをメモリ手段としてのメモリ11cにフレームごとに蓄積する。フレームごとに蓄積された画像データは、例えば第1読取り部117で読み取った画像データをフレームごとに取り出して、次段の画像処理手段としての画像処理部11dに送る。
画像処理部11dでは、様々な画像処理を行った後、バスを介してメモリユニット20に送られる。このメモリユニット20には、大量に画像データを扱う目的でHDD等のストレージ21が接続されている。そして、そのストレージ21に画像データを蓄え、次の入力画像を受け取ったり、あるいはハードコピーを行ったりするために蓄積してあった画像データを画像処理部11dに送出したりする。このようにメモリユニット20は、ストレージ21を用いて画像データの蓄積処理と、ストレージ21からの画像データの取り出しをコントロールする機能を持っている。
この第1の実施の形態では、第1読取り部117からの画像データを先に処理したので、次に扱う画像データは、第2読取り部133からの画像データを処理する。第2読取り部133からの画像データは、第1読取り部117からの画像データと同様に処理され、要求に応じてストレージ21から画像データを取り出して、画像処理部11dに送る。メモリユニット20から画像データを受け取った画像処理部11dは、次段の画像形成部14を構成する書き込み画像処理部14aに画像データを送る。
この書き込み画像処理部14aでは、ハードコピーを行うために適した画像処理が行われ、次段のVDC14bに画像データを送る。このVDC14bでは、次段のVDB14cでの処理に適した画像フォーマットに変える等の前段処理を行なった上で、次段のVDB14cに画像データを送る。VDB14cでは、受け取った画像データをレーザダイオード発光、あるいはその他の書き込み処理を行った後、転写処理によって転写紙に画像を転写し、ハードコピーを得る。
なお、図3の例において、第1読取り部117と第2読取り部133のそれぞれで読み取った画像データの特性の違いは画像処理部11dに与える、それぞれの画像データに応じた設定データの切り替えによって吸収するようにする。
図4は、第1読取り部と第2読取り部が読み取った原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートである。図4の(A)は、第1読取り部117で読み取った画像データの入力例であり、原稿読み取り領域のタイミングで(B)に示す読み取り画像データが入力される。読み取った読み取り画像データは、図3に示す画像データ受取り部11aでのスキャナ処理を経て、メモリ制御部11bによりメモリ11cに対してデータを蓄積する。このデータの蓄積タイミングを示したのが図4の(C)および(D)である。(C)に示すメモリライト区間において、原稿を読み取ってメモリ制御部11bに送られた読み取り画像データを(D)のタイミングでメモリ11cに書き込むようにする。
次に、図4の(E)および(F)は、第2読取り部133にて読み取った画像データの入力例である。なお、本第1の実施の形態では、第2読取り部133の読み取り画像データの入力が、図2に示すように原稿搬送路上の第1読取り部117の下流側に位置しているため、タイミング上は第1読取り部117の入力タイミングから遅れて入力されている。
入力された画像データは、第1読取り部117で読み取った画像データと同様に、画像データ受取り部11aを経て、メモリ制御部11bにてメモリ11cにデータを蓄積する。このデータの蓄積タイミングを示したのが図4の(G)および(H)である。
上記処理例では、2つの読取り部117,133が読み取った画像データをメモリ制御11bによってメモリ11cに蓄積するように処理される。このように、それぞれの読取り部117,133で読み取られた画像データは、一旦メモリ11cに蓄積され、次の処理としてメモリ制御11bによってメモリ11cからデータを取り出して、次段処理部に出力される。このメモリ11cからのデータの取り出しと出力処理のタイミングを示したのが、図4の(I)および(J)と、(K)および(L)である。
また、ここでは、第1読取り部117と第2読取り部133で読み取った画像データをメモリ制御部11bで一旦メモリ11cに蓄積し、その蓄積画像データの中からそれぞれの読み取りデータを順番に処理する構成としている。画像読取装置における生産性は、両面原稿を読み取る時間、次の原稿を搬送する時間、および原稿を排紙する時間内にメモリ制御部11bにて画像データを取り出して、2つの画像データを順番に処理することが必要となる。仮に、メモリ11cからの画像データの取り出し時間と、その取り出した画像データの処理に時間がかかると、その処理時間が生産性を決めることになる。このため、メモリ11cに対するデータ蓄積時間は、読取り部の読み取り時間と同じとし、メモリ11cからの取り出しについては高速で行う必要がある。本第1の実施の形態では、約2倍程度の処理を想定して図4に示している。また、ここでの処理速度が遅い場合は、各読取り部から取得したフレームデータの切り替え時間が短くなるため、この切り替え時間内でさまざまな設定を行なう必要がある。
本第1の実施の形態の画像形成装置は、上記のように構成されており、以下その動作について説明する。本発明の特徴であるごみ検知処理とは、原稿を搬送させながら原稿画像の読み取りを行う際に、その読み取り位置に不必要な異物の付着の有無を検知することである。仮に、読み取り位置に異物が付着していて、ライン単位で読み取りを行う場合は、ライン毎に毎回同じ位置で異物を読み取るため、副走査方向の縦線画像となって現れる。このような不具合要因を検出するためには、読み取り位置でのごみ付着の有無を検出するごみ検知処理が必要となる。
このごみ検知処理は、原稿が搬送されていない状態で、読み取り位置における画像データ(ごみ読み取り画像データ)を読み取り、そのごみ読み取り画像データ中に読み取りを阻害する異物が無いかどうかを検知するものである。
まず、図2に示すように、原稿搬送しながら第1読取り部であるCCD117を使って原稿の表面を読み取る場合は、ガラス120を通して原稿の画像データを読み取る。また、原稿が搬送されない状態での読み取り位置におけるごみ検知は、このガラス120の読み取り位置の画像データを読み取って、ゴミ付着の有無を検出するものである。ごみ検知を行う場合、原稿が搬送されない状態の読み取り位置の背景は搬送ドラム124の白色を利用している。
次に、第2読取り部である撮像装置408を使って原稿の裏面を読み取る。図2の撮像装置408は、固定されていて移動しないため、この固定位置で原稿が搬送されていない時間帯に異物の付着の有無を検出するごみデータの読み取りを行う。原稿が搬送されない状態での読み取り背景は、ここでは白色背板134を用いている。ごみ検知処理のタイミングについては、図5を用いて説明する。
図5は、第1読取り部と第2読取り部が読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートであり、図4のタイミングチャートごみ検知処理のタイミングを加えたものである。図5の(A)は、第1読取り部117で読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データの入力例であり、原稿読み取り領域のタイミングで(B)に示すごみ読み取り画像データbと原稿画像データとが入力される。読み取ったごみ読み取り画像データ(図中のb)と原稿画像データは、図3に示す画像データ受取り部11aでのスキャナ処理を経て、メモリ制御部11bによりメモリ11cに対してデータを蓄積する。このデータの蓄積タイミングを示したのが図5の(C)および(D)である。(C)に示すそれぞれのメモリライト区間において、ごみと原稿とを読み取ってメモリ制御部11bに送られたごみ読み取り画像データ(図中のd)と原稿画像データとを(D)のタイミングでメモリ11cに書き込むようにする。ここでは、原稿読み取り前にごみ読み取りを行っているが、必ずしもこれに限定されず、逆の順序で行っても良い。
次に、図5の(E)および(F)は、第2読取り部133にて読み取ったごみ読み取り画像データ(図中のf)と原稿画像データの入力例である。なお、本第1の実施の形態では、第2読取り部133の読み取り画像データの入力が、図2に示すように原稿搬送路上の第1読取り部117の下流側に位置しているため、タイミング上は第1読取り部117の入力タイミングから遅れて入力されている。
入力されたごみ読み取り画像データと原稿画像データとは、第1読取り部117で読み取った画像データと同様に、画像データ受取り部11aを経て、メモリ制御部11bにてメモリ11cにデータを蓄積する。このデータの蓄積タイミングを示したのが図5の(G)および(H)である。
上記処理例では、2つの読取り部117,133が読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データをメモリ制御11bによってメモリ11cに蓄積するように処理される。このように、それぞれの読取り部117,133で読み取られたごみ読み取り画像データと原稿画像データは、一旦メモリ11cに蓄積され、次の処理としてメモリ制御11bによってメモリ11cからデータを取り出して、次段処理部である画像処理部11dに出力される。この画像処理部11dには、原稿画像を処理する各種画像処理部の他、ごみ検知処理を行うごみ検知処理部を備えている。そして、このメモリ11cからのデータの取り出しと出力処理のタイミングを示したのが、図5の(I)および(J)と、(K)および(L)である。ここでは、第1読取り部117で読み取った画像データを取り出した後に、第2読取り部133で読み取った画像データを取り出している。この順番は、あくまでも一例であり、処理要求によってどちらを先に取り出しても良い。
このように、第1の実施の形態によれば、2つの読取り部117,133を用いて原稿の両面読み取りを行うと共に、それぞれの読取り部117,133を用いてごみ検知処理も行うため、読み取り位置におけるごみ検出処理を迅速に行うことができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の特徴は、メモリ制御部11bによりメモリ11cに蓄積した原稿画像データとごみ読み取り画像データとを取り出す際に、第1の実施の形態では、ごみ読み取り画像データを取り出し、そのデータを画像処理部11dに出力してゴミ検知処理を実施した上で、原稿画像データを取り出して画像処理を行っていたが、これを一度の取り出し処理で行うようにした点にある。
図6は、第2の実施の形態にかかる画像処理部の構成ブロック図であり、図7は、第2の実施の形態にかかる第1読取り部と第2読取り部が読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データの処理タイミングを説明するタイミングチャートである。まず、図7の(A)〜(H)までは図5の(A)〜(H)と同様であるが、図7の(I)および(J)に示すように、ごみ読み取り画像データと原稿画像データとを連結させて取り出していることがわかる。これはメモリ制御部11bがメモリ11cにデータを蓄積する際に、ごみ読み取り画像データとその後に読み取る原稿画像データの蓄積アドレスを連続させることにより、ひとつのフレームデータとして取り扱うことが可能となり、画像データの取り出し時にごみ読み取り画像データが設定数分のライン数が有り、その後に連続的に原稿画像データを続けることができる。
このように、ごみ読み取り画像データと原稿画像データが連続したフレームデータは、図7の(K)および(L)に示すように、次段の画像処理部11dに出力されて、ごみ読み取り画像データに対してはごみ検知処理が行われ、その後の原稿画像データに対しては各種処理が行われる。この画像処理部11dは、図6に示すように、原稿画像データの各種処理を行う各種画像処理部31と、ごみ読み取り画像データのごみ検知処理を行うごみ検知処理部32と、読み取りデータの中からごみ読み取り画像データを除いた原稿画像データを各種画像処理部31に出力する画像データオフセットカット処理部30とを備えている。この画像データオフセットカット処理部30は、次段以降の処理においてごみ読み取り画像データが不要となるため、ここで除去して以降の処理に対してごみ読み取り画像データを送らないようにする。検知処理部32は、ごみ検知処理を行って、その結果に基づいてごみの有無を判断する。
このように、第2の実施の形態によれば、2つの読取り部117,133を用いて読み取ったごみ読み取り画像データと原稿画像データとをメモリ11cに蓄積する際に、1つのファイルに連結させることによって、1つのタイミングでメモリ11cから連結したファイルを取り出すことが可能となり、メモリから画像データを取り出す処理時間を短縮することができるため、ごみ検出処理等を迅速に行うことができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の特徴は、2つの読取り部の少なくとも一方において、ごみ読み取り画像データの読み取り時に、読み取りライン数からラインデータを間引くことによって、メモリ制御部11bにてメモリ11cに蓄積するライン数を絞るようにした点にある。
図8は、第3の実施の形態におけるラインデータの間引き処理を説明する図である。2つの読取り部117,133の少なくとも一方において、ごみ読み取り画像データを読み取る際に、読み取りライン数からラインデータを間引くようにする。例えば、100ライン分のゴミデータ読み取り領域とすると、その領域データを間引いて取り込む。単純に1/10のライン数にする場合は、読み取ったラインデータのうち、有効にするのは10ラインに1回の割合とし、間引き処理後のデータをメモリ制御11bによってメモリ11cに蓄積する。図8の場合は、ごみ読み取り画像データを読み取る際に、1/3のライン数となるようにラインデータを間引いた例である。
このように、第3の実施の形態によれば、2つの読取り部のうち少なくとも一方でごみ読み取り画像データを読み取る際に、読み取りライン数からラインデータを間引く間引き処理を行い、メモリ11cに蓄積し、間引き処理後のデータによりごみ検知処理を行うことにより、メモリ11cからデータを取り出す際のライン数を減らすことができると共に、ごみ検知処理の処理ライン数を少なくすることができるため、その分の処理時間をさらに短縮することが可能となり、ごみ検出処理等を迅速に行うことができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の特徴は、上記第3の実施の形態における間引き処理をさらに発展させ、読み取りライン数に応じて間引き割合を替えるようにした点にある。
図9−1は、第4の実施の形態においてラインデータの間引き割合をAとした場合の説明図であり、図9−2は、第4の実施の形態においてラインデータの間引き割合をBとした場合の説明図である。まず、2つの読取り部117,133のうち少なくとも一方でごみ読み取り画像データを読み取る際に、読み取りライン数からラインデータを間引く間引き処理を行うが、その間引き割合は一定ではなく、ごみデータの読み取りライン数に応じて間引き割合を切り替えるようにする。
例えば、図9−1に示した読み取りライン数の場合は、間引き割合をA(1/3のライン数となるように間引く)とし、図9−2に示した読み取りライン数の場合は、間引き割合をB(1/5のライン数となるように間引く)とする。
このように、第4の実施の形態によれば、2つの読取り部のうち少なくとも一方でごみ読み取り画像データを読み取る際に、ごみデータの取得に要する領域のライン数に応じて間引き割合を切り替えることによって、メモリから取り出したデータを処理するにあたって、ごみデータを取得する領域の大きさに関わらず、一定のライン数で処理することが可能となる。例えば、ライン間引き処理を行った後のごみ検知サンプルデータをメモリなどに記憶させておき、その後の処理において、ごみ検知処理の処理ライン数を少なくすることによって、ごみ検知データの読み取りライン数が増大したとしても、メモリから画像データを取り出す際の処理時間を短縮することが可能となる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態の特徴は、原稿搬送処理において、目標とする読み取り生産性を得るために1枚あたりの原稿読み取りに要する時間を一定に保つように処理する点にある。
図10は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置においてごみ読み取り時間が長い場合の設定例を示す図であり、図11は、第5の実施の形態にかかる画像形成装置においてごみ読み取り時間が短い場合の設定例を示す図である。例えば、原稿紙間では各種の設定を切り替える場合があるが、その設定の切り替えに対して別の要因で切り替え時間が不足する場合がある。このように、限られた時間内で処理を終了させるには、原稿紙間で行なうゴミデータの読み取り処理に要する読み取り領域を調整して、読み取りライン数を減らすことによって、原稿紙間を一定に保つようにする。
目標とする読み取り処理時間を達成するため、2つの読取り部のうち少なくとも一方でごみ読み取り画像データを読み取る際に、紙間時間の増減処理が行なわれた場合は、その状態に鑑みて、紙間におけるごみ検知データの読み取りライン数を可変させるようにする。例えば、図10に示すように、紙間時間の中でゴミ読み取り時間に許される時間が長い場合は、ごみ読み取り時間を長くするように、ごみ検知データの読み取りライン数を決定し、紙間時間を一定に保つようにする。また、図11に示すように、紙間時間の中でゴミ読み取り時間に許される時間が短い場合は、これに対応させてごみ読み取り時間を短くするようにごみ検知データの読み取りライン数を決定し、紙間時間を一定に保つようにする。
このように、第5の実施の形態によれば、2つの読取り部のうち少なくとも一方でごみ読み取り画像データを読み取る際に、紙間時間の増減状況に応じて紙間におけるごみ検知データの読み取りライン数を可変させることにより、常に目標とする読み取り処理時間(生産性)を得ることができる。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態の特徴は、メモリ制御部11bによってメモリ11cからごみ読み取り画像データを取り出してゴミ検知処理を行なう際に、さらに処理時間を短縮するように処理する点にある。
例えば、メモリ11cに蓄積した全てのごみ読み取り画像データに対して、ゴミ検知処理を行っている途中でゴミ有りと判断された場合は、まだ処理されていない残りのごみ読み取り画像データに対してごみ検知処理を行わなくても、既に処理結果が得られているため、残りのごみ読み取り画像データのごみ検知処理を終了する。そして、メモリ制御部11bは、メモリ11cからのデータの取り出しを原稿画像データに切り替えるように制御することにより、無駄なデータ処理時間を削ることが可能となり、処理時間を大幅に短縮することができる。ごみ読み取り画像データから原稿画像データに切り替える場合については、メモリ制御部11bにおいて、原稿データのスタートアドレスに切り替えることにより、容易に実施することができる。
このように、第6の実施の形態によれば、メモリ制御部11bによってメモリ11cに蓄積されているごみ読み取り画像データを読み出し、画像処理部11dにてごみ検知処理を行っている途中でゴミ有りと判断すると、残りのごみ読み取り画像データのごみ検知処理を終了し、メモリ11cからのデータの取り出しを原稿画像データに切り替えるように制御するため、無駄なごみ検知処理時間を削ることによって、処理時間を大幅に短縮することができる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態の特徴は、目標とする読み取りの生産性を得るために、ごみ検知処理に割り当てられた処理時間に基づいて、ごみ検知に要するライン数を設定する点にある。
第7の実施の形態では、メモリ11cに蓄積されているごみ読み取り画像データをメモリ制御部11bによって読み出して、画像処理部11dにおいてごみ検知処理を行う場合に、目標とする読み取りの生産性を得る必要がある場合は、ゴミ検知処理に割り当てられた処理時間から逆算して、検知に要するライン数の設定を行うことにより、ゴミ検知に要する時間を増減させるものである。そして、その設定されたライン数の中でごみ検知処理を行うようにする。例えば、この処理を行うことによって、原稿1枚当たりに配分される所要時間内で処理を行うことが可能となる。
このように、第7の実施の形態によれば、メモリ11cに蓄積されているごみ読み取り画像データをメモリ制御部11bによって読み出し、画像処理部11dでごみ検知処理を行う場合に、画像処理部11dは、ごみ検知処理の処理ライン数を目標とする読み取り処理時間に応じて増減させることによって、1ファイルの処理に許される処理時間内で処理を完了することができるため、目標とする読み取り処理時間を達成することができる。
(第8の実施の形態)
第8の実施の形態の特徴は、メモリ11cに蓄積されているごみ読み取り画像データをメモリ制御部11bによって読み出してごみ検知処理を行なう場合に、処理時間を短くしてもゴミ検知の検知品質を落とさないようにする点にある。
2つの読取り部117,133のうち、少なくとも一方の読取り部を使って、読み取り位置のごみ読み取り画像データを取得する際に、白背景物などを使って画像の読み取りが行われる。しかし、その背景物に汚れがあると、ゴミ検知処理を行う際に、読み取り位置にごみがあると誤判定するおそれがある。そのため、背景物に付着している部分的な汚れによって、誤判定をしないようにする必要がある。
第8の実施の形態の場合、背景物の部分的な汚れは、読み取り位置におけるごみデータと異なり、読み取ったラインデータの同じ主走査位置に現れるものではないことに着目している。すなわち、背景物を移動させながら、複数ラインの読み取りを行うことによって、そのごみ候補とされる部分の主走査位置が動いたり、消えたりする場合については、読み取り位置におけるごみとは異なり、背景の汚れであると判断することができる。
図12は、背景物が板である場合の背景物の移動手段の一例を説明する断面図であり、図13は、背景物がローラである場合の背景物の移動手段の一例を説明する断面図である。例えば、図12に示すように、背景物が板119である場合は、この板119を水平方向で紙の搬送の妨げとならない副操作方向に動かしながら、ごみ検知を行うようにする。なお、この板119を水平方向に移動させる背景物移動手段については、不図示のモータを使って移動させている。また、図13に示すように、背景物が搬送ドラム(ローラ)124である場合は、この搬送ドラム(ローラ)124を矢印方向に回転させながら、ごみ検知を行うようにする。
このように、第8の実施の形態によれば、ごみ検知を行う際に用いる背景物に汚れなどがあったとしても、読み取り位置におけるごみと容易に区別することができるので、ごみ検知の誤検知を防止することができる。
11 画像読取部
11b メモリ制御部
11c メモリ
11d 画像処理部
22 CPU
23 CPUメモリ
117 第1読取り部
133 第2読取り部
特開2001−238050号公報 特開2006−246060号公報

Claims (9)

  1. 原稿を搬送しながら原稿の両面の読み取りを行うと共に、それぞれの読み取り位置におけるごみ検知を行う2つの読取り手段と、
    前記2つの読取り手段が読取った原稿画像データおよびごみ読み取り画像データを記憶させるメモリ手段と、
    前記メモリ手段に記憶した前記原稿画像データおよび前記ごみ読み取り画像データを取り出して、それぞれの画像処理を行う画像処理手段と、
    前記メモリ手段に対して前記原稿画像データおよび前記ごみ読み取り画像データの書き込み制御と読み取り制御とを行うメモリ制御手段と、
    を備え、前記画像処理手段は、前記メモリ制御手段が前記メモリ手段から取り出した前記ごみ読み取り画像データに対してごみ検知処理を行うと共に、前記原稿画像データに対して各種画像処理をそれぞれ行うことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記メモリ制御手段は、前記2つの読取り手段が読取ったそれぞれの読み取り位置における前記原稿画像データと前記ごみ読み取り画像データとを1つのファイルに連結して前記メモリ手段に記憶させると共に、1つのファイルとして取り出すことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記2つの読取り手段の少なくとも一方の読取り手段は、ごみ読み取り画像データのデータ読み取り時にライン間引き処理を行い、
    前記メモリ制御手段は、前記メモリ手段に対してライン間引き処理を行ったごみ読み取り画像データを記憶させると共に、これを取り出して前記画像処理手段にてごみ検知処理を行わせることを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記2つの読取り手段の少なくとも一方の読取り手段は、ごみ読み取り画像データのデータ読み取り時に、読み取りライン数に応じてライン間引きの間引き量を切り替えることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記2つの読取り手段の少なくとも一方の読取り手段は、紙間においてごみ読み取り画像データを読み取る際に、目標とする読取り処理時間と紙間時間とに基づいて、ごみ検知データの読み取りライン数を可変させ、読み取り処理時間を一定に保つことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  6. 前記画像処理手段は、前記メモリ手段に記憶されているごみ読み取り画像データのごみ検知処理の途中でごみを検知するとごみ検知処理を終了し、原稿画像データの各種画像処理に切り替えることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  7. 前記画像処理手段は、目標とする読取り処理時間に基づいて、前記メモリ手段から取り出したファイル毎の処理で行うごみ検知処理の処理ライン数を増減させて、1ファイルの処理に許される処理時間内で処理することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  8. 前記2つの読取り手段の少なくとも一方の読取り手段は、ごみ検知データの読み取り時にごみを検出するための白背景物を副走査方向に移動させる背景物移動手段を備え、
    前記背景物移動手段によって白背景物を移動させながらごみ読み取り画像データの読み取りを行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  9. 前記請求項1〜8のいずれか一つに記載の画像読取装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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