JP6143519B2 - ガス栓 - Google Patents

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この発明は、ガス栓、特に、過流出防止弁と、過流出防止弁をリセットするリセット機構を具備するガス栓に関する。
過流出防止弁を内蔵するガス栓として、特許文献1に示すものがある。
このものは、図7の(A)〜(C)に示すように、ガス配管が接続する接続ネジ部(31a)を有するケーシング(31)の下流側端部(図面では上方開放端部)に、ソケット(4)を接続させるためのプラグ部(3)を螺合接続させた構成であり、ケーシング(31)内に、一定流量以上のガスが流れるとガス流路を遮断する弁体(32)を有する過流出防止弁(33)と、過流出防止弁(33)の作動後に閉弁状態にある弁体(32)を元の状態に復帰させるリセット部(30)が収容されている。
プラグ部(3)内には、プラグ部(3)の下流側開放端を開閉する弁装置(34)が収容されており、弁装置(34)の上流側にリセット部(30)が連結されて、弁装置(34)、リセット部(30)及び過流出防止弁(33)が一直線上に並んで収容された構成となっている。
リセット部(30)は、板バネ(38)とピン(36)を具備し、ピン(36)の下流側端部は、下流側に向かって先細に形成されており、板バネ(38)は、上流側に開放する略コ字状に折り曲げた金属板からなり、その開放端相互を外方に屈曲させると共にその屈曲部相互を近接させて略三角形状に形成されている。
板バネ(38)が形成している前記三角形の底辺に相当する部分は、弁装置(34)のスライド栓(34a)内に取り付けられており、板バネ(38)は弁装置(34)と共に移動する。
図7の(A)は、不使用状態にあるガス栓の断面図である。プラグ部(3)は、弁装置(34)のスライド栓(34a)の外周面により閉塞されており、板バネ(38)はピン(36)から離反した状態にある。
図7の(B)は、プラグ部(3)に、配管(41)の端末に具備させたソケット(4)を接続させた状態にて、過流出防止弁(33)が作動した状態を示している。
ソケット(4)内の押込み軸(40)が弁装置(34)を押し込むことにより、スライド栓(34a)の外周面が上流側へ移動してプラグ部(3)の内周面から離反することによりガス栓が開弁される。このとき、板バネ(38)の両開放端が、図7の(C)に示すように、ピン(36)の先細の下流端に当接したあと、さらに、両開放端の間にピン(36)の先端が割り込むように板バネ(38)の両開放端が強制的に広げられていき、最終的には、図7の(B)に示すように、略コ字状の板バネ(38)内にピン(36)が入り込む態様となる。
なお、図7の(B)は、過流出防止弁(33)の弁体(32)が弁座(35)に圧接することにより、ケーシング(33)内のガス流路は遮断された様子を示している。
そして、図7の(C)は、(B)の状態からソケット(4)を取り外すことにより、プラグ部(3)内を一旦(A)の状態にした後に、再度、ソケット(4)を接続させる途中の状態を示している。
ソケット(4)を取り外すと、弁装置(34)は、バネ(39a)の付勢力により下流側へ移動させられることから、板バネ(38)内からピン(36)が脱出させられ、プラグ部(3)内は、図7の(A)の状態に戻るが、過流出防止弁(33)は(B)の閉弁状態のままである。
そこで、ソケット(4)を新たに接続させる。すると、弁装置(34)が再度押込み軸(40)で押されて上流側へ移動させられ、これに伴って、板バネ(38)の両開放端部がピン(36)を上流側へ押す。それによって、過流出防止弁(33)の押込み部(37)の中心軸がピン(36)で押されることにより上流側へ移動させられる。これにより、弁体(32)の弁軸(32a)が上流側へ押され、弁体(32)の弁座(35)への圧着が解除されると、弁体(32)はバネ(39b)の付勢力によって、弁受け部(44)側へ付勢されることとなり、過流出防止弁(33)は初期状態にリセットされる。
なお、プラグ部(2)へのソケット(4)の接続完了状態においては、板バネ(38)内にピン(36)が嵌り込む図7の(B)の状態となる。
特開平10−169812号公報
上記従来のガス栓では、長期の使用により、プラグ部(2)へのソケット(4)の脱着が繰り返し行われると、板バネ(38)の両開放端部でピン(36)の頂面から周面にかけて何度も摺擦されるため、リセット部(30)内にて板バネ(38)とピン(36)との間に摩擦粉が発生するといった問題がある。発生した摩擦粉が板バネ(38)に付着して板バネ(38)の形状が変形したり、バネ(39a)に付着してその弾性復帰力が弱まったりすると、ソケット(4)のプラグ部(2)への脱着に伴う弁装置(34)の移動がスムーズに行われ難くなったり、作動後の過流出防止弁(33)内の弁体(32)がリセットされ難くなったりする不都合がある。
本発明は、『ケーシングの上流側開放端にガス配管接続用の接続ネジ筒部が設けられ、下流側開放端にソケット接続用のプラグ部が接続されているガス栓であって、
ガス流路に一定以上のガスが流れたとき前記ガス流路を自動的に遮断する過流出防止弁と、
作動後の前記過流出防止弁を初期状態に復帰させるリセット部と、
前記プラグ部を開閉可能で且つ閉塞方向に付勢されている弁装置が備えられているガス栓』において、
プラグ部へのソケットの脱着を長期に渡って繰り返し行っても、プラグ部内やリセット部内にて摩擦粉が発生することなく、弁装置によるプラグ部の開閉動作や過流出防止弁の弁体のリセット動作がスムーズに且つ確実に行えるガス栓を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明のガス栓は、『前記弁装置は前記プラグ部の開閉方向に移動可能に収容され、
前記リセット部は、前記弁装置の移動に伴って同方向に移動するカム突起と、前記カム突起の移動に伴って回動するカム筒と、前記カム筒の底部の外面から上流側に突設する凸部とからなり、
前記過流出防止弁は、内部に収容された弁体がソケット装着状態で作動しうる状態となるように設定されていると共に、下流側に突出する方向に付勢されており且つ内部に押し込むことにより作動後の前記弁体を初期状態に復帰させるリセット体を有し、
前記弁装置が前記カム突起と共に前記プラグ部を閉塞する方向へ移動すると、前記カム筒が所定の方向に所定角度回動すると共に、前記凸部が前記リセット体を押込み可能な位置にまで移動し、
前記弁装置が前記カム突起と共に前記プラグ部を開放する方向に移動すると、前記カム筒が前記方向とは逆方向に前記所定角度回動すると共に、前記凸部は前記リセット体から離反するように設定されており、
前記カム筒は、前記プラグ部の上流側を包囲する有底の円筒体とし、
前記カム筒の内周面の所定位置には、前記底部に近い上流側端部から前記円筒体の開放部に近い下流側端部まで斜めに延びるカム溝が形成され、
前記カム筒の前記底部の外面の中心には回動軸が上流側に突設されていると共に、前記凸部は前記底部の周縁に沿った所定位置に突設され、
前記カム突起は、前記カム溝内に嵌め込まれると共に、前記弁装置の移動に伴って前記カム筒を回動させながら前記カム溝内を往復移動可能とし、
前記弁装置によって前記プラグ部が閉弁されているとき、前記カム突起は、前記カム溝の前記下流側端部に位置し、前記弁装置によって前記プラグ部が開弁されているとき、前記カム突起は前記カム溝の上流側端部に位置するように設定されている』ことを特徴とする。
上記技術的手段は次のように作用する。
過流出防止弁は、リセット体が下流側へ突出する方向に付勢された状態でケーシング内に収容され、プラグ部にソケットが装着された状態で作動し得るように設定されている。 そして、過流出防止弁の作動後、ソケットを取り外すと、前記弁装置がカム突起と共にプラグ部を閉塞する方向(下流側)に移動する。それに伴い、カム筒が所定の方向に所定角度回動し、最終回動位置にて、カム筒の底部に突設されている凸部が前記リセット体を押圧する位置に到達するように設定されている。
凸部によってリセット体が内部に押込まれると、作動後の過流出防止弁の弁体は元の初期状態に復帰させられ、過流出防止弁はリセットされる。
そして、下流側の異常が修復された後、プラグ部にソケットを接続させると、弁装置がカム突起と共にプラグ部を開放する方向(上流側)に移動し、それに伴って、前記カム筒が凸部と共に前記方向とは逆方向に同じ角度だけ回動する。これにより、凸部がリセット体から離反するため、リセット体の押込み状態が解除され、リセット体はケース体から突出する初期状態に復帰する。
そして、過流出防止弁の中心に位置するリセット部に、カム筒の底部外面の周縁に突設させた凸部が対応するように、カム筒の回動軸を過流出防止弁の中心から外れた位置にセットする。カム筒は、プラグ部の上流側部分に外嵌しており、プラグ部内の弁装置から延長するカム突起は、例えば、プラグ部の周壁を切り欠いて設けられているガス通路を介して、カム筒の内周壁に形成されたカム溝に嵌入する構成となっている。
ソケット接続中のプラグ部内の弁装置は、上流側に押されて位置していることから、カム突起もカム溝の上流側端部に位置しており、凸部はリセット体から外れた位置に位置している。その状態から、ソケットがプラグ部から取り外されると、弁装置はプラグ部を閉塞する方向、すなわち、下流側へ移動することとなり、弁装置の移動によりカム突起は、カム筒を所定の方向に回動させながら、カム溝の下流側端部に到達するまでカム溝内を移動する。カム筒の回動に伴って、凸部はリセット体が位置する箇所まで移動させられて前記リセット体を押圧する。これにより、作動後の過流出防止弁の弁体を元の初期状態に復帰させることができる。
そして、再度、プラグ部にソケットが接続されると、弁装置はカム突起と共に上流側に移動することにより、カム筒は、カム突起がカム溝内を前記下流側端部から上流側端部に向かって移動する際に、前記回動方向とは逆方向に回動させられる。これに伴い、凸部はリセット体から外れた位置まで移動させられるから、リセット体は初期の突出状態に復帰する。
請求項2の発明のものは、上記請求項1の発明のガス栓において、『カム筒の回動によって前記リセット体に当接する側の前記凸部の側面は斜面部とし、前記リセット部を押圧する頂面は平面部とした』もので、カム筒の回動により、凸部の斜面部がリセット部に先に当接し、斜面部によってリセット部は徐々に押圧されていく。カム突起がカム溝の下流側端部に当接した時点で、平面状に形成されている凸部の頂面(平面部)がリセット体を押圧することとなる。
請求項3の発明のように、『前記ケーシングは、前記接続ネジ筒部を有する上流側筒部と、前記プラグ部を接続させる下流側筒部とから構成されると共に、両者は前記接続ネジ筒部の軸線と前記プラグ部の軸線とが平行に位置するように連結され、
前記過流出防止弁は前記接続ネジ筒部の下流側にてそれと同軸上に位置するように前記上流側筒部内に収容されると共に、前記カム筒の回動軸は、前記プラグ部の軸線上にて且つ前記リセット体と並列するように設けられている』ものや、
請求項4の発明のように、『前記ケーシングは、前記接続ネジ筒部を有する上流側筒部と、前記プラグ部を接続させる下流側筒部とから構成されると共に、両者は前記接続ネジ筒部の軸線と前記プラグ部の軸線とが同軸上に位置するように連結され、
前記過流出防止弁は前記接続ネジ筒部の下流側にてその軸線に対して斜めに位置するように前記上流側筒部内に収容されると共に、前記カム筒の回動軸は前記同軸線上にて且つ前記リセット体と並列するように設けられている』ものであってもよい。
以上のように、本発明に係るガス栓によれば、プラグ部へのソケットの脱着を繰り返し行って、弁装置をプラグ部内にて何度も進退させても、スライド栓やリセット部において摺擦されるバネ等の部品は存在しないため、プラグ部内やリセット部内にて摩擦粉が発生することはない。よって、弁装置の移動や過流出防止弁の弁体のリセット動作が摩擦粉によって妨げられる問題はなく、各部のスムーズな動きを維持したまま、ガス栓を長期に渡って支障なく使用することが可能となる。
先行文献1に示されるようなリセット機構はソケットの再接続時に、作動した弁体を初期位置に復帰させる構造であるから、ソケットを装着するまでは弁体が弁座に圧接された状態となる。そのため、過流出防止弁が作動した際にソケットを外し、その後ソケットを長期間接続しない場合には弁体が弁座に食いついて、初期状態に復帰しないことがある。本発明のものでは、ソケットを外し、弁装置を閉弁したときに過流出防止弁のリセットが行われるから、上記のような過流出防止弁の食いつきによるリセット不良の問題が生じない。
特に、カム突起とカム筒とのカム機構によって、リセット体をカム筒の底部に設けた凸部によって押圧して、過流出防止弁のリセットを行えるようにしたから、部品点数が少なくて済み、点検や修理の際の分解作業や組み付け作業が容易である。
また、請求項2の発明のものでは、リセット体を凸部の斜面部によってスムーズに押圧できると共に、リセット体の押圧状態を維持する頂面は平面部であるから、リセット部は、凸部の頂面によって押圧状態に確実に維持される。
また、請求項3又は4の発明のものでは、ケーシングを接続ネジ筒部を有する上流側部と、プラグ部が接続される下流側部に分解できるように構成でき、組み立て又は分解が容易となる上に、各部品の点検や修理や交換を一層容易に行うことができるから、各作業の効率が向上する。
また、カム筒の回動軸を過流出防止弁のリセット体とを並列して配置されているものでは、ガス栓の長さを短くでき、全体を小型化することができる。
本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の通常の使用状態を示す断面図である。 本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の過流出防止弁がリセットされた状態を示す断面図である。 本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の通常の使用状態におけるリセット部の説明図である。 本発明の第1番目の実施の形態のガス栓の過流出防止弁がリセットされた状態におけるリセット部の説明図である。 本発明の実施の形態のガス栓に使用される過流出防止弁の説明図であり、(A)は通常時を、(B)は閉弁時を、(C)はリセット時の様子を示している。本発明の第2番目の実施の形態のガス栓の過流出防止弁がリセットされた状態を示す断面図である。 本発明の第2番目の実施の形態のガス栓の通常の使用状態を示す断面図である。 従来のガス栓の説明図であり、(A)は不使用時を、(B)は使用時に過流出防止弁が作動した状態を、(C)はリセット時の様子を示している。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の第1番目の実施の形態に係るガス栓の通常の使用状態を示す断面図である。
本発明の第1番目の実施の形態に係るガス栓(1A)を構成しているケーシング(10)は、上流端(図面では下端)に、ガス配管の継手(図示せず)が螺合接続される接続ネジ筒部(11a)が開放している上流側筒部(11)と、下流端(図面では上端)にプラグ部(2)が螺合接続される下流側筒部(12)とから構成されている。
上流側筒部(11)の接続ネジ筒部(11a)の下流側には、過流出防止弁(5)が、接続ネジ筒部(11a)と同軸上に密に収容されている。また、上流側筒部(11)の下流側端面(11b)は、その中心が、過流出防止弁(5)の中心より側方へずれて位置するように形成されている。
下流側端面(11b)の中心には、凹部(13)が形成され、その凹部(13)を囲むように環状溝部(14)が形成されている。
過流出防止弁(5)の中心から下流側に突出しているリセット体(55)はこの溝部(14)内に露出するようにセットされている。
下流側筒部(12)は、上述した下流側端面(11b)の中心を通る軸を中心軸とする筒体であり、その下流側開放端に形成されている雌ネジ部(19)に、プラグ部(2)の中間位置に形成されている雄ネジ部が螺合接続されると共に、作動後の過流出防止弁(5)をリセットさせるリセット部(20)が収容されている。
プラグ部(2)内には、ソケットの押込み軸(40)によって押込まれる補助弁(21a)と、補助弁(21a)に一体的に移動可能で且つ上流側へ開放する筒部(211)を有するスライド栓(21b)とからなる弁装置(21)が収容されている。
また、リセット部(20)として、プラグ部(2)の上流側の部分に外嵌するように、カム筒(22)がセットされており、カム筒(22)の底部(22a)の外面の中心から上流側に回動軸(23)が突設されている。
この回動軸(23)を、前記した下流側端面(11b)の中心に形成されている凹部(13)に嵌め込むことにより、カム筒(22)は回動軸(23)を中心に、下流側筒部(12)内で且つプラグ部(2)の外周側にて回転自在となる。なお、カム筒(22)の高さは、下流側筒部(12)によって形成される空間の高さに略一致させており、カム筒(22)の外径は、下流側筒部(12)の下流側開放端から収容可能な大きさに設定されている。
また、カム筒(22)の底部(22a)の外面の外周縁近傍には、カム筒(22)の回動と共に周方向に移動して、過流出防止弁(5)のリセット体(55)を押し込む凸部(26)が突設されており、回動軸(23)を凹部(13)に嵌めた状態にて、凸部(26)は、環状溝部(14)内に嵌る込むように設定されている。
なお、図示しないが、カム筒(22)の一部は切り欠かれて、下流側筒部(12)内のガスをプラグ部(2)へ送り込むガス通路が形成されている。また、プラグ部(2)にはガス通路のための切欠部(2a)が形成されている。
これにより、ガス栓(1A)の上流側から流れてくるガスは、上流側筒部(11)の接続ネジ筒部(11a)内から、初期状態にある過流出防止弁(5)を通って、下流側筒部(12)内に至り、さらに、カム筒(22)に形成された前記ガス通路を経て、プラグ部(2)の切欠部(2a)からプラグ部(2)内へと連通する構成となっている。
このガス通路は、図2に示すように、過流出防止弁(5)が作動したときと、弁装置(21)によってプラグ部(2)内の出口側流路が遮断されたときに閉塞される。
リセット部(20)は、上記したカム筒(22)と、スライド栓(21b)の筒部(211)内に嵌め込まれている筒体(211a)の開放端の一部分から、プラグ部(2)の切欠部(2a)を介してカム筒(22)の周壁に向かって突出する突片(28)の突出端に形成されている略L字状のカム突起(24)とからなり、カム筒(22)の周壁には、図3及び図4に示すように、上流側端部(25a)から下流側端部(25b)へ向かって、周壁の高さ方向に対して斜めに延長するカム溝(25)が貫通している。
なお、カム溝(25)のうち、上流側端部(25a)の近傍と下流側端部(25b)の近傍とは、カム筒(22)の高さ方向に沿って形成されて、上流側端部(25a)又は下流側端部(25b)に嵌り込んだカム突起(24)が不用意に移動しないように設定されている。
また、リセット部(20)の筒体(211a)の底面とプラグ部(2)の上流端に設けられたバネ受け(29)との間には、弁装置(21)をプラグ部(2)を閉塞させる方向へ付勢するバネ(27)が介在されている。
また、凸部(26)は、図3の(B)及び図4の(B)に示すように、斜面部(26a)と平面部(26b)とから構成されている。
図3の(A)は、図1の状態のガス栓(1A)におけるカム筒(22)の一部省略横断面図であり、(B)は、図1のカム筒(22)の概略左側面図である。すなわち、図1に示すように、弁装置(21)がソケットの押し込み軸(40)によってプラグ部(2)の奥に押し込まれている開弁状態においては、カム突起(24)は、カム溝(25)の上流側端部(25a)に位置しており、凸部(26)は、環状溝部(14)内にて、過流出防止弁(5)のリセット体(55)から外れた位置に突出した状態にある。
図4の(A)は、図2の状態のガス栓(1A)におけるカム筒(22)の一部省略横断面図であり、(B)は、図2のカム筒(22)の概略左側面図である。すなわち、図2に示すように、プラグ部(2)からソケットが外されることにより弁装置(21)がバネ(27)の付勢力によってプラグ部(2)を閉塞した状態においては、カム突起(24)は、カム溝(25)の下流側端部(25b)に位置しており、凸部(26)の平面部(26b)が、過流出防止弁(5)のリセット体(55)にちょうど対応する位置にあり、リセット体(55)を押さえ付けるように設定されている。
プラグ部(2)内に弁装置(21)を収容し、バネ(27)を挿入後、バネ受け(29)をプラグ部(2)の上流端に取り付ける。弁装置(21)のスライド栓(21b)の筒部(211)から延びるカム突起(24)がカム溝(25)に嵌り込むように、カム筒(22)をプラグ部(2)の上流側に外嵌させる。弁装置(21)はバネ(27)によってプラグ部(2)を閉弁する方向に付勢されるため、カム突起(24)は、カム溝(25)の下流側端部(25b)に嵌り込んだ状態でセットされる。カム筒(22)を装着したプラグ部(2)をケーシングの下流側筒部(12)から挿入し、下流側開放端の雌ネジ部(19)に螺合させる。
他方、上流側筒部(11)には、過流出防止弁(5)を接続ネジ筒部(11a)側から挿入し、下流側端面(11b)の環状の溝部(14)内にリセット体(55)を突出させる。
そして、下流側端面(11b)上の環状溝部(14)内にて、カム筒(22)の底部(22a)の外面に突出している凸部(26)を、その斜面部(26a)がリセット体(55)に近接する態様で、カム筒(22)の回動軸(23)を下流側端面(11b)の中心に位置する凹部(13)に差し込み、上流側筒部(11)と下流側筒部(12)とをOリング(15)を介して連結させれば、ガス栓(1A)が組み立てられる。
過流出防止弁(5)のケース体(50)内には、図5に示すように、ガス圧によって、下流側へ移動する弁体(52)が収容されている。通常時においては、図4の(A)に示すように、弁体(52)は、バネ(54a)によって、弁座(53)から離反された状態に付勢されている。
プラグ部(2)内のガス流路よりも下流側において、何らかの異常が発生してガスが過流出状態になると、過流出防止弁(5)が作動して、図5の(B)に示すように、弁体(52)が、バネ(54a)の付勢力に抗して下流側へ押されて移動し、弁座(53)に圧着する。これが、過流出防止弁(5)の閉弁状態である。このとき、弁体(52)と一体の弁軸(52a)が、ケース体(50)の下流側頂面から突出した状態に位置しているリセット体(55)の近傍にまで移動する。
この閉弁状態を解除するには、ケース体(50)の下流側頂面から突出しているリセット体(55)を内部へ押し込めばよい。リセット体(55)が押し込まれることにより、リセット体(55)によって弁軸(52a)が上流側へ押され、それに伴い、弁体(52)の弁座(53)への圧着が解除される。すると、図4の(C)に示すように、バネ(54a)によって、弁体(52)は、弁座(53)から離反された元の状態に復帰することとなる。
なお、図1に示すガス栓(1A)の過流出防止弁(5)は、図4の(A)の状態(開弁状態)にあり、図2の過流出防止弁(5)は、図4の(C)の状態(リセット状態)を示している。
ガス栓(1A)の使用中は、図1及び図3に示すように、カム突起(24)はカム溝(25)の上流側端部(25a)に位置しており、凸部(26)は、過流出防止弁(5)のリセット体(55)から外れた位置にある。
この状態にて過流出防止弁(5)が作動し、それより下流側へのガスの流れが止まると、ガス栓(1A)の下流側の異常を修復するために、安全面からソケットがプラグ部(2)から外される。すると、バネ(27)の付勢力によって、弁装置(21)はプラグ部(2)を閉弁する(図2の状態)。
このとき、筒体(211a)のカム突起(24)もカム溝(25)に嵌まったまま下流側に移動するから、カム突起(24)の移動に伴い、カム筒(22)は、カム溝(25)の上流側端部(25a)から下流側端部(25b)に至る角度だけ回動する。
カム筒(22)が回動することにより、凸部(26)が過流出防止弁(5)のリセット体(55)側へ移動し、リセット体(55)は、凸部(26)の斜面部(26a)によって徐々に押されながら、カム突起(24)がカム溝(25)の下流側端部(25b)に到達した時点で、図4の(B)に示すように、平面部(26b)によってリセット体(55)がケース体(50)内へ押し込まれた状態が維持される。
閉弁状態にある過流出防止弁(5)のリセット体(55)が、凸部(26)の平面部(26b)によってケース体(50)内へ押し込まれると、上記したように、弁軸(52a)がリセット体(55)によって押されて上流側に移動させられることによって、弁体(52)の弁座(53)への圧着が解除されると同時に、弁体(52)はバネ(54a)によってケース体(50)の底部(56)方向に付勢される。これにより、過流出防止弁(5)は初期状態にリセットされる(図4の(C)の状態)。
その後、再度ソケットをプラグ部(2)に接続させると、図1に示すように、ソケット内の押込み軸(40)によって補助弁(21a)が押し込まれると同時に、スライド栓(21b)はカム突起(24)と共に上流側(下方)に移動させられる。これにより、カム筒(22)は、前記回動方向とは逆方向に同じ角度だけ移動させられ、凸部(26)によるリセット体(55)の押圧は解除される。これにより、リセット体(55)は、バネ(54b)の付勢力によって、図4の(A)のごとく、ケース体(50)から突出する初期状態に復帰させられる。
図6は、第2番目の実施の形態のガス栓(1B)の通常の使用状態を示した断面図である。
この実施の形態に係るガス栓のケーシング(10a)も、上記した第1番目の実施の形態のものと同様に、図面では上側の下流側筒部(12)と下側の上流側筒部(16)とから構成されている。下流側筒部(12)と、それに接続させるプラグ部(2)及びプラグ部(2)内に収容させるリセット部(20)は上記した第1番目の実施の形態のものと同様なものが採用されている。
他方、上流側筒部(16)は、中心線に沿って、ガス配管継手が螺合接続される接続ネジ筒部(16a)と、カム筒(22)の底部外面から突設する凸部(23)が差し込まれる凹部(17)が形成されていると共に、接続ネジ筒部(16a)の下流側に連通し且つ過流出防止弁(5)が密に収容される小径筒部(18)は、前記中心線に対して斜めに形成されている。
これにより、過流出防止弁(5)のリセット体(55)は、凹部(17)に対してずれて位置することとなり、上流側筒部(16)の下流側端面(16b)上に凹部(17)に並列して位置する。
この実施の形態のガス栓(1B)では、カム筒(22)の回動軸(23)を凹部(17)に差し込んで、下流側筒部(12)と上流側筒部(16)とを連結させると、上流側筒部(16)の接続ネジ筒部(16a)と、下流側筒部(12)内のカム筒(22)及びプラグ部(2)とは同軸上に位置すると共に、過流出防止弁(5)が収容される小径筒部(18)は、前記軸線から外れて位置する態様となっている。
すなわち、上流側筒部(16)の下流側端面(16b)上において、凹部(17)から外れた位置に下流側開放部(18a)が開放しており、下流側開放部(18a)内に、過流出防止弁(5)のリセット体(55)が露出すると共に、リセット体(55)を押圧する凸部(26)が収容される態様となっている。このため、下流側開放部(18a)の大きさは、カム筒(22)の回動による凸部(26)の移動を妨げないように設定されている。
この実施の形態のガス栓(1B)では、図6の使用状態にて、過流出防止弁(5)が作動したあと、ソケットをプラグ筒(2)から外すと、上記した第1番目の実施の形態の場合と同様に、バネ(27)の付勢力によって、弁装置(21)は、リセット部(20)のカム突起(24)がカム溝(25)内を移動するのに伴って下流側に移動させられ、プラグ部(2)は、弁装置(21)のスライド栓(21b)の筒部(211)の外周面によって閉塞される。
このとき、カム筒(22)がカム突起(24)の移動に伴って回動することにより、凸部(26)が、小径筒部(18)の下流側開放部(18a)から斜めに突出している過流出防止弁(5)のリセット体(55)を上流側へ押し込み、閉弁状態にある過流出防止弁(5)を図5の(C)に示すような初期状態にリセットすることができる。
(1A) ・・・・・・・・・・・・ガス栓
(10)・・・・・・・・・・・・ケーシング
(11a) ・・ ・・・・・・・・ 接続ネジ筒部
(2) ・・・・・・・・・・・・プラグ部
(20)・・・・・・・・・・・・リセット部
(21)・・・・・・・・・・・・弁装置
(22)・・・・・・・・・・・・カム筒
(24)・・・・・・・・・・・・カム突起
(26)・・・・・・・・・・・・凸部
(5) ・・・・・・・・・・・・過流出防止弁
(55) ・・・・・・・・・・・リセット体

Claims (4)

  1. ケーシングの上流側開放端にガス配管接続用の接続ネジ筒部が設けられ、下流側開放端にソケット接続用のプラグ部が接続されているガス栓であって、
    ガス流路に一定以上のガスが流れたとき前記ガス流路を自動的に遮断する過流出防止弁と、
    作動後の前記過流出防止弁を初期状態に復帰させるリセット部と、
    前記プラグ部を開閉可能で且つ閉塞方向に付勢されている弁装置が備えられているガス栓において、
    前記弁装置は前記プラグ部の開閉方向に移動可能に収容され、
    前記リセット部は、前記弁装置の移動に伴って同方向に移動するカム突起と、前記カム突起の移動に伴って回動するカム筒と、前記カム筒の底部の外面から上流側に突設する凸部とからなり、
    前記過流出防止弁は、内部に収容された弁体がソケット装着状態で作動しうる状態となるように設定されていると共に、下流側に突出する方向に付勢されており且つ内部に押し込むことにより作動後の前記弁体を初期状態に復帰させるリセット体を有し、
    前記弁装置が前記カム突起と共に前記プラグ部を閉塞する方向へ移動すると、前記カム筒が所定の方向に所定角度回動すると共に、前記凸部が前記リセット体を押込み可能な位置にまで移動し、
    前記弁装置が前記カム突起と共に前記プラグ部を開放する方向に移動すると、前記カム筒が前記方向とは逆方向に前記所定角度回動すると共に、前記凸部は前記リセット体から離反するように設定されており、
    前記カム筒は、前記プラグ部の上流側を包囲する有底の円筒体とし、
    前記カム筒の内周面の所定位置には、前記底部に近い上流側端部から前記円筒体の開放部に近い下流側端部まで斜めに延びるカム溝が形成され、
    前記カム筒の前記底部の外面の中心には回動軸が上流側に突設されていると共に、前記凸部は前記底部の周縁に沿った所定位置に突設され、
    前記カム突起は、前記カム溝内に嵌め込まれると共に、前記弁装置の移動に伴って前記カム筒を回動させながら前記カム溝内を往復移動可能とし、
    前記弁装置によって前記プラグ部が閉弁されているとき、前記カム突起は、前記カム溝の前記下流側端部に位置し、前記弁装置によって前記プラグ部が開弁されているとき、前記カム突起は前記カム溝の上流側端部に位置するように設定されているガス栓。
  2. 請求項1に記載のガス栓において、カム筒の回動によって前記リセット体に当接する側の前記凸部の側面は斜面部とし、前記リセット部を押圧する頂面は平面部としたガス栓。
  3. 請求項1または2に記載のガス栓において、前記ケーシングは、前記接続ネジ筒部を有する上流側筒部と、前記プラグ部を接続させる下流側筒部とから構成されると共に、両者は前記接続ネジ筒部の軸線と前記プラグ部の軸線とが平行に位置するように連結され、
    前記過流出防止弁は前記接続ネジ筒部の下流側にてそれと同軸上に位置するように前記上流側筒部内に収容されると共に、前記カム筒の回動軸は、前記プラグ部の軸線上にて且つ前記リセット体と並列するように設けられているガス栓。
  4. 請求項1または2に記載のガス栓において、前記ケーシングは、前記接続ネジ筒部を有する上流側筒部と、前記プラグ部を接続させる下流側筒部とから構成されると共に、両者は前記接続ネジ筒部の軸線と前記プラグ部の軸線とが同軸上に位置するように連結され、
    前記過流出防止弁は前記接続ネジ筒部の下流側にてその軸線に対して斜めに位置するように前記上流側筒部内に収容されると共に、前記カム筒の回動軸は前記同軸線上にて且つ前記リセット体と並列するように設けられているガス栓。
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