JP6580443B2 - 水栓の開閉弁 - Google Patents

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本発明は、ボタンが操作されることにより、吐水及び止水を実行できるようにした水栓の開閉弁に関するものである。
特許文献1には、自閉水栓,いわゆるフラッシュバルブ用の自閉式開閉弁が開示されている。この特許文献1の開閉弁は、ボタンを押し込むことにより、副弁が開放され、自閉弁内の圧力バランスが変更されて、吐水が実行される。そして、吐水の進行にともなって前記圧力バランスが徐々に復帰して、吐水が所定量に達したときに、止水される。
特開2011−208718号公報
特許文献1の自閉弁においては、ボタンを1回押し込むだけで、所定の吐水量を得ることができるが、1回あたりの吐水量を少なくしたり、逆に多くしたり、あるいは連続吐水を得たりすることはできない。
本発明の目的は、ボタンに対する押し込み操作により、任意の吐水量を得ることができるようにした水栓の開閉弁を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明においては、ボタンが押し込み操作されることにより、吐水及び止水が行なわれるように切換えられる弁機構を備えた水栓の開閉弁において、前記ボタンと前記弁機構との間に、前記ボタンが1回目に押し込まれることにより、前記弁機構を吐水状態に保持し、前記ボタンが2回目に押し込まれることにより、前記弁機構を止水状態にする保持機構を備えたことを特徴とする。
以上の構成においては、ボタンが押し込まれた吐水状態において、弁機構は吐水状態に保持されて、その吐水状態が継続され、ボタンが再度押し込まれると、止水される。従って、吐水時間の長短を自在に決定できて、任意量の吐水を得ることができる。
本発明の水栓によれば、ボタンに対する単純な押し込み操作により、任意の量の吐水を得ることができる効果がある。
水栓の斜視図。 開閉弁部分の水栓本体を示す平断面図。 開閉弁を示す水栓本体の断面図。 開閉弁の分解斜視図。 止水時における開閉弁の断面図。 吐水時における開閉弁の断面図。 保持機構を示す説明図。
以下に、本発明を具体化した実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態は、水,湯及び水と湯との混合水(以下、単に水と総称する)を吐水できるようにした湯水混合水栓(以下、単に水栓という)において具体化したものである。
図1及び図2に示すように、水栓本体11は、水栓の外側面を形成するカバー30により覆われ、図3に示すように、水栓本体11の後部における給水口111及び給湯口112には、水側ソケット12及び湯側ソケット13がそれぞれ接続されている。それらの水側ソケット12及び湯側ソケット13は、給水源から延びる配管(図示しない)及び給湯源から延びる配管(図示しない)にそれぞれ連結されている。水栓本体11の後部のシャワー吐水口14には、シャワーホース(図示しない)が接続され、そのシャワーホースの先端にはシャワーヘッド(図示しない)が接続されている。図1に示すように、水栓本体11の下面のカラン吐出口(図示しない)には、カラン吐水管17が接続されている。図3に示すように、水栓本体11の右端内部には、吐水量調節弁15が設けられ、水栓本体11の左端内部には、温度調節弁16が設けられ、それらは、水栓本体11の外部の吐水量調節ハンドル18及び温度調節ハンドル19により調節動作される。
図3に示すように、水栓本体11の内部には、内壁31,32により、前記温度調節弁16の二次側と前記吐水量調節弁15の一次側との間に接続された第1通水路34が形成されるとともに、内壁32,33により前記吐水量調節弁15の二次側に接続された第2通水路36が形成されている。また、水栓本体11の内部には、内壁33と外壁35とにより、第3通水路38が形成されており、この第3通水路38は、区画壁37により、前記シャワー吐水口14に接続されたシャワー側室381と、前記カラン吐水口に接続されたカラン側室382とに区画されている。
図2及び図3に示すように、水栓本体11の前部右側には、前記カバー30の外部側のシャワー側操作ボタン41と対向するように、ボタン20を有するシャワー側開閉弁21が前記内壁33を貫通して内装され、第2通水路36とシャワー側室381内に位置している。水栓本体11の前部左側には、カバー30の外部側のカラン側操作ボタン42と対向するように、ボタン22を有するカラン側開閉弁23が内壁33を貫通して内装され、第2通水路36とカラン側室382内に位置している。後述のように、シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23は、1回目のボタン20,22に対する押し込みにより、同ボタン20,22が後退してその位置で保持され、2回目のボタン20,22に対する押し込みにより同ボタン20,22が前進された突出位置に復帰する。なお、本実施形態においては、図2及び図3の下側、図5及び図6の左側を開閉弁21の前側とする。
そして、シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23の各ボタン20,22が前方への突出状態にあるときには、シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23が閉鎖状態にあって、第2通水路36とシャワー側室381及びカラン側室382との間が遮断され、シャワーヘッド及びカラン吐水管17が止水状態にある。シャワー側開閉弁21のボタン20が押し込まれたときには、シャワー側開閉弁21が開放されて、前記第2通水路36とシャワー側室381とが連通状態になり、シャワーヘッドからのシャワー吐水が行なわれる。カラン側開閉弁23のボタン22が押し込まれたときには、カラン側開閉弁23が開放されて、前記第2通水路36とカラン側室382とが連通状態になり、カラン吐水管17からの吐水が行なわれる。従って、第2通水路36がシャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23の一次側となり、第3通水路38のシャワー側室381及びカラン側室382がシャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23の二次側となる。シャワー側及びカラン側の吐水の場合、前記吐水量調節ハンドル18の手動操作により、吐水量が調節される。また、温度調節ハンドル19の手動操作により、吐水の温度が調節される。
次に、前記シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23の構成及び作用を説明するが、シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23の構成及び作用は同じであるため、以下の説明においては、シャワー側開閉弁21の構成及び作用を中心に説明する。
図4〜図6に示すように、シャワー側開閉弁21のほぼ円筒状のアウタケース51には、前記内壁33に対応する内壁対応部52と、外壁35と対応する外壁対応部53とが形成され、それらの外周には内壁33及び外壁35との間をシールするための環状のシール部材54が設けられている。アウタケース51の後部には前記第2通水路36内に突出する有底筒状の収容部55が形成されている。前記内壁対応部52と外壁対応部53との間には二次側開口56が形成され、前記収容部55の内壁対応部52側には一次側開口57が形成されている。
前記アウタケース51の前部側の内部には環状のシール部材58を介して挿入部材76が挿入固定されている。その挿入部材76には、前記二次側開口56と連通する流路64が形成されている。この挿入部材76とアウタケース51とにより、弁ケースが構成されている。前記二次側開口56と一次側開口57との間において、挿入部材76には主弁座59が形成されており、その主弁座59内には、前記二次側開口56及び流路64と一次側開口57との間に位置する主弁口50が形成されている。アウタケース51の外側面にはストレーナ74が嵌着されており、このストレーナ74には二次側開口56と対向するように、ゴミ等の濾過用のメッシュ部741が形成されている(図4参照)。
収容部55内には、可動部材60がシール部材61を介してシャワー側開閉弁21の軸線C方向に移動可能に収容され、その内部と前記収容部55の内部とにより圧力室63が形成されている。可動部材60の外周には、主弁62が取付けられ、この主弁62は、可動部材60の移動により、前記主弁座59に対して開閉動作される。そして、主弁62の閉鎖時には前記二次側開口56及び流路64と一次側開口57との間の主弁口50が遮断され、主弁62の開放時には、その主弁口50が連通される。
前記可動部材60の内部には、副弁座66が取付けられている。この副弁座66と前記主弁座59とは、ゴム材により構成され、可動部材60の図示しない透孔内を通る架設部65を介して一体に形成されている(図4参照)。可動部材60の内部には、前記主弁62より受圧面積の小さな副弁67が副弁座66に対して開閉移動可能に収容されている。そして、副弁67の開放時には、可動部材60及び副弁座66の副弁口68を介して前記二次側開口56及び流路64が前記圧力室63と連通され、副弁67の閉鎖時にはその連通が遮断される。副弁67には、前記副弁口68内を遊挿されて、副弁口68から流路64内に突出する第1突出部70と、前記収容部55の底壁の突起69の孔71内に遊挿された第2突出部72とが一体形成されている。そして、前記圧力室63は、孔71の内周面と第2突出部72の外周面との間の隙間を介して、常時第2通水路36と連通されている。副弁67はコイルバネ73により閉弁方向に付勢されている。
本実施形態においては、主弁62及び主弁座59と、副弁67及び副弁座66とにより、ボタン20が押し込み操作されることに基づいて切換えられて、吐水及び止水が行なわれるようにした弁機構が構成されている。
前記挿入部材76の前端側の軸心位置には受け部材81が固定されており、その受け部材81及び挿入部材76の軸心位置には、支持孔82が貫設されている。支持孔82には、前記副弁67と対向するスピンドル83が軸方向移動可能に挿入支持され、スピンドル83の副弁67側の端部には大径部831が形成されている。
アウタケース51の前端部には、収容筒79が固定され、その前端にはフランジ状のストッパ80が形成されている。収容筒79には、前記ボタン20が出没移動可能に収容され、その外周のストッパ85が前記ストッパ80に対向している。ボタン20の内側には、取付部材86が取付けられており、その取付部材86の取付部861に前記スピンドル83の前端部が取付けられている。その取付部861と前記受け部材81との間には、コイルバネ87が介在されており、このコイルバネ87により、取付部材86,ボタン20及びスピンドル83が前方へ向かって付勢されている。
図5〜図7に示すように、前記挿入部材76のボタン20側の前端部には一対の平板部78が一体形成されている。両平板部78の外側面には、いわゆるハートカム形式の第1,第2カム部88,89がそれぞれ形成されている。前記取付部材86の前端には支持部862が形成されており、その支持部862には、ばね性を有する金属線材よりなるカムフォロワ90がその中間部901において回転可能に支持されている。カムフォロワ90の一端である第1端部902が前記第1カム部88に係合され、他端である第2端部903が第2カム部89に係合されている。
そして、図6及び図7に示すように、コイルバネ87の付勢力に抗したボタン20の押し込み移動により、第1カム部88及び第2カム部89の各カム面881,891の作用によりカムフォロワ90の第1端部902及び第2端部903が中間部901を中心に回転される。次いで、第2カム部89のカム面892の作用により、第2端部903が中間部901を中心に前記とは反対方向に回転されて、第2カム部89の凹部893に係合される。この反対方向への回転により、第1端部902が第1カム部88のカム面882に導かれて、凹部883に係合される。従って、この状態で、ボタン20が押し込み位置において保持される。
この押し込み状態において、ボタン20がさらに押し込まれると、カムフォロワ90の第1端部902及び第2端部903が両凹部883,893から後方へそれぞれ離脱し、第2カム部89のカム面894の作用によって凹部883,893との対向位置から退避される。従って、コイルバネ87の付勢力により、カムフォロワ90はボタン20とともに前方へ復帰される。
本実施形態においては、カム部88,89とカムフォロワ90とにより、ボタン20と前記弁機構との間において、前記ボタン20が1回目に押し込まれることにより、弁機構を後述の吐水状態に保持し、ボタン20が2回目に押し込まれることにより、前記弁機構を止水状態にする保持機構が構成されている。
次に、以上のように構成されたシャワー側開閉弁21の作用を説明する。
図5の状態は、ボタン20が前方の突出位置に配置されてストッパ80,85の係合によってその位置に保持されるとともに、スピンドル83が支持孔82内の前部側の没入位置に配置されて、大径部831と挿入部材76との係合によってその没入位置に保持された状態を示している。この状態では、副弁67が、コイルバネ73の付勢力と、圧力室63内の水圧,すなわち第2通水路36内の水圧とにより副弁座66に当接して、副弁口68が閉鎖された状態にある。また、主弁62が、同じくコイルバネ73の付勢力と、圧力室63内の水圧及び第2通水路36内の水圧とにより、主弁座59に当接して、主弁口50が遮断された状態にある。このため、第2通水路36と第3通水路38との間が遮断されて、止水状態にある。
この状態において、操作者によりシャワー側操作ボタン41が押されて、ボタン20が押し込められると、図6に示すように、第1カム部88及び第2カム部89の作用により、カムフォロワ90が同第1カム部88及び第2カム部89の凹部883,893に係合され、コイルバネ87の作用によってその位置で保持される。
また、前記ボタン20の押し込み移動により、取付部材86を介してスピンドル83が副弁67側に突出移動され、そのスピンドル83の大径部831が副弁67の第1突出部70に当接して、副弁67がコイルバネ73の付勢力に抗して副弁座66から離間する開放側に移動される。このため、副弁口68が開放されて、圧力室63内の水が流路64及びシャワー側室381内に流れ、圧力室63及び第2通水路36内の水圧がシャワー側室381内の水圧とほぼ等しくなる。
引き続き、スピンドル83によって可動部材60が押されて、主弁62が主弁座59から離間され、主弁口50が開放される。従って、第2通水路36内の水が主弁口50を介して第3通水路38のシャワー側室381内に流れ、シャワーから吐水される。
この吐水状態においては、副弁67及び可動部材60がスピンドル83に当接された位置に配置されている。
ボタン20が押し込み位置に保持された吐水状態において、ボタン20をさらに押し込むと、カムフォロワ90の第1,第2端部902,903が第1,第2カム部88,89の凹部883,893から外れる。このことにより、ボタン20及びスピンドル83に対する保持が解除され、それらは、コイルバネ73,87の付勢力により前方位置に復帰する。このため、スピンドル83の前方への復帰にともない、コイルバネ73の付勢力により、副弁67が副弁座66上の閉鎖位置に復帰して、副弁口68が閉鎖される。次いで、コイルバネ73の付勢力により可動部材60も前方位置に復帰し、主弁62が主弁座59に当接して閉鎖状態になり、第2通水路36とシャワー側室381との間が遮断される。このため、シャワー止水状態になる。そして、この止水状態においては、第2通水路36内の水圧が高い状態に復帰して、その水圧とコイルバネ73の付勢力とにより副弁67及び主弁62は閉鎖状態に保持される。
カラン側開閉弁23においても、ボタン22の操作により、第2通水路36と第3通水路38のカラン側室382との間において遮断と連通とが行われる。従って、シャワー側開閉弁21と同様な作用が実行される。
以上のように、本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)操作ボタン41,42の押し込み操作によって、ボタン20,22が押し込まれ、第1,第2カム部88,89及びカムフォロワ90を有する保持機構により、そのボタン20,22が押し込み状態に保持されて、開閉弁21,23が開放状態に維持される。また、操作ボタン41,42の再度の押し込み操作によって、ボタン20,22が押されて、止水状態になる。このため、操作者は、シャワーヘッドやカランからの吐水時間を任意に決定できて、所要の吐水量を得ることができる。しかも、このときに吐水量調節ハンドル18によって吐水量を調節したり、温度調節ハンドルによって吐水温度を調節したりすることができる。
(2)ボタン20,22が押し込まれると、まず、受圧面積が小さい副弁67が開放されて、第2通水路36と第3通水路38との間の圧力差が小さくなり、その状態で主弁62が開放動作されて、大量の水が吐水される。従って、給水圧が高い場合でも、ボタン20,22の押し込みにおいて強い力を要することはなく、ボタン20,22を容易に押し込めることができる。
(3)また、副弁67の開放によって第2通水路36内の水圧が低下した後に、主弁62を介して吐水される。従って、ボタン20,22の押し込みにともなって、大量の水が瞬間的に吐水されるようなことはなく、使いやすいものとなる。
(4)ボタン20,22の2度目の押し込みによる止水時には、副弁67が閉鎖された後に、主弁62が閉鎖される。従って、第2通水路36と第3通水路38との間の圧力差の上昇が2段階に分けられるため、瞬間的に圧力差が上昇する場合とは異なり、ウォータハンマーを低減できる。
(5)カム部88,89は一対の平板部78にそれぞれ設けられ、カムフォロワ90は、その両端部902,903においてそれぞれカム部88,89に係合されるとともに、その中間部901において取付部材86に回転可能に支持されている。従って、カムフォロワ90がその中間部901を中心に安定して回転され、保持機構としてスムーズな動作を得ることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・前記実施形態では、シャワー用,カラン用のためにそれぞれ開閉弁が設けられた水栓において本発明を具体化したが、開閉弁が1つの水栓において本発明を具体化すること。
・開閉弁21,23のボタン20,22を押し込み状態に保持する保持機構として、ボタン20,22及び挿入部材76の一方に設けられた回転子と、他方の設けられた固定子との間に、凹凸が連続された鋸刃状のカムを設けたカム機構を採用すること。
・副弁座66及び副弁67が設けられていない開閉弁において本発明を具体化すること。この構成においては、ボタン20,22の押し込みにより、主弁62が直接開閉される。
・シャワー側開閉弁21及びカラン側開閉弁23のボタン20,22を水栓本体11を覆うカバー30の前面に露出するようにして、カバー30の操作ボタン41,42を省略すること。
11…水栓本体、20…ボタン、21…シャワー側開閉弁、22…ボタン、23…カラン側開閉弁、62…主弁、67…副弁、88…第1カム部、89…第2カム部、90…カムフォロワ。

Claims (4)

  1. ボタンが押し込み操作されることにより、吐水及び止水が行なわれるように切換えられる弁機構を備えた水栓の開閉弁において、
    前記ボタンと前記弁機構との間に、前記ボタンが1回目に押し込まれることにより、前記弁機構を吐水状態に保持し、前記ボタンが2回目に押し込まれることにより、前記弁機構を止水状態にする保持機構を備え
    前記保持機構は、弁ケースと前記ボタンとの間に介在されており、
    前記弁ケースの内部には、可動部材が前記開閉弁の軸線方向に移動可能に収容されており、
    前記弁機構は、主弁と、前記主弁の受圧面積よりも受圧面積の小さな副弁とを有し、
    前記主弁は、前記可動部材の外周に取り付けられるとともに、前記副弁は、前記可動部材の内部に収容されている水栓の開閉弁。
  2. 前記開閉弁は、前記ボタンの1回目の操作により、前記副弁が開放された後に、前記主弁が開放されるように、主弁と副弁との位置関係を設定した請求項1に記載の水栓の開閉弁。
  3. 前記保持機構は、弁ケース側に設けられたカム部と、ボタン側に設けられたカムフォロワとを有する請求項1又は2に記載の水栓の開閉弁。
  4. 前記カム部は一対配置され、前記カムフォロワは両端において前記両カム部に係合する請求項に記載の水栓の開閉弁。
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