JP6909992B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓装置に関する。
従来より、台所や洗面所などで使用される水栓装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の水栓装置は、水栓装置の先端部に水を吐出する吐水部を設け、シャワー吐水を行う形態とストレート吐水を行う形態を切替可能に構成したものである。特許文献1の水栓装置では、上記2つの吐水形態をユーザが手動操作で切り替えるための切換機構を吐水部の中に設けている。
特許第4428343号公報
しかしながら、特許文献1の水栓装置では、吐水部の中に切換機構が設けられているため、吐水部の体積が大きくなってしまい、水栓装置のデザイン性という観点で改善の余地があった。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、デザイン性を向上させることができる水栓装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の水栓装置は、設置台に取り付けられる基部と、前記基部から延びる管部と、前記管部内に通される水を吐出するように前記管部に設けられる吐水部とを備える水栓装置であって、前記管部内に、前記基部側から前記吐水部に向かって前記管部に沿って延びる第1の流路と第2の流路と、前記第1および第2の流路に水を供給するように前記基部側から接続される上流側流路とが形成されており、前記水栓装置はさらに、前記上流側流路を前記第1の流路又は前記第2の流路のいずれかに択一的に接続するように切替可能な流路切替機構と、前記管部の先端部に設けられ、前記流路切替機構を操作可能とする操作部と、前記操作部による操作を前記流路切替機構に伝達するように前記管部内に通される伝達機構と、をさらに備える。
本発明の水栓装置によれば、デザイン性を向上させることができる。
実施の形態における水栓装置の概略斜視図(管部を引き出さない状態) 実施の形態における水栓装置の概略斜視図(管部を引き出した状態) 水栓装置における管部の周辺の側面図 水栓装置における管部の周辺の平面図 水栓装置における管部の周辺の横断面図(第1の位置:シャワー吐水) 水栓装置における管部の周辺の横断面図(第2の位置:ストレート吐水) 流路切替機機構および伝達機構の概略斜視図
本願発明者らは、鋭意検討した結果、水栓装置において吐水形態を切り替えるための流路切替機構を吐水部から離れた位置の管路内に設けることで、吐水部を小さく構成し、水栓装置のデザイン性を向上できるという知見を見出し、実施の形態の発明に至った。とりわけ、吐水部に向かって延びる2つの流路を管部内に設け、それぞれの流路への接続を択一的に切替可能な流路切替機構を設けることで、吐水部には切替機構を設けずに小さく構成しながら、管部の形状を細くし、デザイン性を向上させるものである。
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態)
図1、図2は、実施の形態における水栓装置2の概略構成を示す図である。図1は、水栓装置2の通常状態を示す概略斜視図であり、図2は、水栓装置2の管部の一部が前方に引き出された状態を示す概略斜視図である。
水栓装置2は、台所や洗面所などで使用される水栓設備であって、図1、図2に示すように、基部4と、レバー5と、管部6と、吐水部8と、操作部10とを備える。
基部4は、設置台3に立設するように取り付けられる筒状の部材である。基部4は、レバー5、管部6、吐水部8および操作部10を一体的に支持する土台部分である。基部4は、図示しない水源から供給される水を下流側である管部6に流すように水の流路(図示せず)を内部に有している。
基部4には、レバー5が取り付けられている。レバー5は、後述する吐水部8からの吐水を制御するための部材である。レバー5を操作することで、吐水部8からの吐水のON/OFF、および、吐水部8から吐出される水の量を調節することができる。
管部6は、基部4から流れてくる水を下流側に流す筒状の部材である。本実施の形態では、管部6は基部4から鉛直上方に延びた後、斜め上方に向かうように湾曲している。
管部6は、基端部6aと、先端部6bとを備える。基端部6aは、基部4の先端側に取り付けられる管部6の上流側端部である。先端部6bは、後述する吐水部8および操作部10が取り付けられる管部6の下流側端部である。
図1に示すように、管部6は、基端部6aから先端部6bにかけて先細りの形状(テーパ形状)を有する。特に本実施の形態では、管部6が延びる方向Tにおける管部6の全体が先細りの形状となっている。このような管部6の先細りの形状と、後述する吐水部8のコンパクトな形状によって、管部6にシャープな印象を持たせることができ、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
図2に示すように、管部6は2つの部分に分かれている。具体的には、管部6は、第1の筒状部12と、第2の筒状部14とを備える。第1の筒状部12が管部6の上流側パーツを構成し、第2の筒状部14は管部6の下流側パーツを構成する。図2に示すように、第1の筒状部12に対して第2の筒状部14が引出可能に構成されている。
第1の筒状部12は管部6の基端部6aを含み、第2の筒状部14は管部6の先端部6bを含む。
第1の筒状部12および第2の筒状部14の内部には、基部4からの水を通す管路13が設けられている(図2)。管路13は基部4側から延びる管状の部材であって、基部4および管部6内を通って吐水部8へ連通するように延びる。管路13内に通水される水は、吐水部8から吐出可能である。
吐水部8は、管路13から供給される水を外部へ吐出するように管部6の表面に設けられた部材である。本実施の形態では、吐水部8は管部6の先端部6bにおいて、管部6の表面から下方に僅かに突出した筒状部分である。吐水部8は、管部6の表面と一体的に構成されている。吐水部8の先端には水を吐出するための開口として吐出口8aが形成されている。
操作部10は、吐水部8から吐水される水の吐水形態を切り替えるようにユーザが操作するための部材である。操作部10は、管部6の先端部6bにおいて管部6が延びる方向Tに突出するボタンとして構成されている。操作部10を押す操作によって、吐水部8からの吐水形態をシャワー吐水とストレート吐水の間で切替可能である。
吐水形態の切替に関する詳細な機構について、図3−図6を用いて説明する。
図3は、管部6の第2の筒状部14の周辺の側面図である。図4は、管部6の第2の筒状部14の周辺の平面図である。図5A、5Bはともに、図4に関するより詳細な断面図(カバー18を省略した図)であり、図5Aは、シャワー吐水の状態を示し、図5Bは、ストレート吐水の状態を示している。図6は、図5A、5Bに示す部分周辺の分解斜視図である。
図3−図5Bに示すように、本実施の形態における管部6(第2の筒状部14)は、吐水ボディ16と、カバー18とを備える。
吐水ボディ16は、カバー18の内側に配置された筒状の部材である。吐水ボディ16は、図4、図5A、5Bに示すように、2つの流路として、第1の流路20と第2の流路22を形成する。
カバー18は、吐水ボディ16を覆うように設けられる筒状の部材である。カバー18は、第2の筒状部14の外郭を構成する。第2の筒状部14の外郭を構成するカバー18の表面は、図1、図2などに示すように一体的に滑らかに形成されている。カバー18の表面から突出した一部が吐水部8として構成されている(図3)。
吐水ボディ16における第1の流路20および第2の流路22の先端部は吐水部8の吐水口8aに接続されている。より具体的には、第1の流路20は、吐水部8の吐水口8aにおけるシャワー吐水用の複数の散水孔34(図5A、5B)に接続されており、第2の流路22は、散水孔34よりも大きなストレート吐水用の孔36に接続されている。
第1の流路20と第2の流路22の入口部分には、供給口20aおよび供給口22aがそれぞれ形成されている。供給口20aおよび供給口22aは、管路13が形成する上流側流路15に連通している。上流側流路15を流れる水が、供給口20aおよび供給口22aを介して第1の流路20および第2の流路22にそれぞれ通水可能である。
第1の流路20を流れるシャワー吐水の形態と、第2の流路22を流れるストレート吐水の形態を切替可能とする構成として、流路切替機構24が設けられている。水栓装置2はさらに、伝達機構26を備える。
流路切替機構24は、吐水部8による吐水形態を切り替えるように、第1の流路20へ通水する吐水形態と第2の流路22へ通水する吐水形態を切り替えるための機構である。流路切替機構24は特に、管路13が形成する上流側流路15を第1の流路20あるいは第2の流路22のいずれかに択一的に接続するように切替可能な機構である。
本実施の形態の流路切替機構24は、図5A、5Bに示すように、第1の流路20の供給口20aを塞ぐ第1の位置と、第2の流路22の供給口22aを塞ぐ第2の位置との間で移動可能である。
本実施の形態における流路切替機構24は、2つの突出部として、第1の突出部24aおよび第2の突出部24bを備える。第1の突出部24aは、第1の流路20の供給口20aに対応する位置に設けられており、供給口20aを塞ぐ閉塞部材として機能する。同様に、第2の突出部24bは、第2の流路22の供給口22aに対応する位置に設けられており、供給口22aを塞ぐ閉塞部材として機能する。本実施の形態における第1の突出部24aおよび第2の突出部24bはともに、ばね状のパッキンで構成されている。
第1の突出部24aおよび第2の突出部24bはともに、伝達機構26に取り付けられている。
伝達機構26は、前述した操作部10による操作を流路切替機構24に伝達する機構である。伝達機構26は、操作部10と流路切替機構24の間に接続されたリンク機構である。伝達機構26による伝達によって流路切替機構24の移動が制御される。
伝達機構26は、大きく3つの接続アームで構成されている。具体的には、伝達機構26は、第1の接続アーム26aと、第2の接続アーム26bと、第3の接続アーム26cとを備える。
第1の接続アーム26aおよび第2の接続アーム26bは、操作部10の一方側の端部と他方側の端部にそれぞれ接続された棒状の部材である。第1の接続アーム26aおよび第2の接続アーム26bは、操作部10に接続される部分とは反対側の端部において、第3の接続アーム26cの一方側の端部と他方側の端部にそれぞれ接続されている。
第3の接続アーム26cは、第1の接続アーム26aと第2の接続アーム26bの間に接続される板状の部材である。第3の接続アーム26cの中央部には、第1の突出部24aと第2の突出部24bが取り付けられている。伝達機構26における第3の接続アーム26cの移動によって、流路切替機構24における第1の突出部24aと第2の突出部24bを移動させて位置を変更することができる。
第3の接続アーム26cは、前述した管路13の内部に収まるように配置されている。この配置に関して、図6を用いてより詳細に説明する。
図6に示すように、管路13は2つの部分に分かれており、上流側管路部材13aと、下流側管路部材13bとを備える。第3の接続アーム26cは、上流側管路部材13aと下流側管路部材13bの間に配置される。
第3の接続アーム26cには、2つの封水パッキン28a、28bが設けられている。封水パッキン28a、28bは、第3の接続アーム26cと管路13の間を封止する部材であり、ゴムなどの弾性部材によって構成されている。
封水パッキン28a、28bが配置された状態で上流側管路部材13aと下流側管路部材13bを接続することにより、第3の接続アーム26cが管路13の内側に収まるように配置された状態で、接続部分が封止される。
封水パッキン28a、28bが弾性部材で構成されているため、封水パッキン28a、28bの中に配置された第3の接続アーム26cは、管路13との接続部分が封止された状態で移動可能となっている。
また、板状に形成された第3の接続アーム26cは、管路13の内部流路を一部塞ぐように配置されるため、上流側管路部材13aから流れてくる水は、第3の接続アーム26cを超えて下流側管路部材13bに流れることができる。
下流側管路部材13bは、上流側管路部材13aに接続される側とは反対側(下流側)において吐水ボディ16の周囲を囲むように配置される。下流側管路部材13bの先端にはOリング30が取り付けられている。Oリング30は、下流側管路部材13bが吐水ボディ16を囲むように取り付けられたときに、下流側管路部材13bと吐水ボディ16の間を封止するように機能する。
吐水ボディ16の先端にはパッキン32が設けられている。パッキン32は、前述した第1の流路20の供給口20aおよび第2の流路22の供給口22aに連通する2つの開口を有している(符号省略)。このように、第1の流路20の供給口20aおよび第2の流路22の供給口22aは、パッキン32の開口と吐水ボディ16内の2つの流路20、22によってそれぞれ形成されている。
上述した流路切替機構24および伝達機構26はともに、図3、図4などに示したカバー18によって覆われている。カバー18は前述したように第1の筒状部14の外郭を構成するものであって、その表面が一体的に滑らかな面で構成されている。これより、カバー18の表面のうち、流路切替機構24が配置される箇所の表面と伝達機構26が配置される箇所の表面は滑らかに繋がっている。これにより、それぞれの表面が滑らかに繋がっておらず、段差が形成される場合や入隈部が形成される場合などに比べて、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
次に、吐水部8からの吐水形態を切り替える操作について、図5A、5Bを用いて説明する。
前述したように、ユーザは操作部10を押すように操作することができる。図5Aに示す位置で操作部10を押した場合(矢印B)、伝達機構26が支点27を中心として移動する。これにより、伝達機構26における第1の接続アーム26aが上流側に押し込まれ、その一方で第2の接続アーム26bは逆方向の下流側に引き込まれる。これに連動して第3の接続アーム26cが移動し、第3の接続アーム26cに取り付けられた流路切替機構24も移動する。より具体的には、流路切替機構24のうち、第1の突出部24aは、第1の流路20の供給口20aから離れる方向に移動する一方で、第2の突出部24bは、第2の流路22の供給口22aを塞ぐ位置に移動する。このように、流路切替機構24は、第2の流路22の供給口22aを塞ぎ、第1の流路20の供給口20aにのみ管路13からの水を通水する位置(第1の位置)に移動する。
流路切替機構24が第1の位置にあるときには、管路13の上流側流路15が第1の流路20にのみ接続され、吐水部8からシャワー吐水が行われる。
このようにして、ユーザは操作部10を操作してシャワー吐水の形態に切り替えることができる。
一方で、図5Bに示す位置で操作部10を押した場合(矢印C)、図5Aに示す位置とは反対方向に、流路切替機構24および伝達機構26が移動する。具体的には、伝達機構26における第2の接続アーム26bが上流側に押し込まれる一方で、第1の接続アーム26aは下流側に引き込まれる。これに連動して第3の接続アーム26cに取り付けられた流路切替機構24も移動する。流路切替機構24のうち、第1の突出部24aは第1の流路20の供給口20aを塞ぐ位置に移動し、第2の突出部24bは第2の流路22の供給口22aから離れる方向に移動する。このように、流路切替機構24は、第1の流路20の供給口20aを塞ぎ、第2の流路22の供給口22aにのみ管路13からの水を通水する位置(第2の位置)に移動する。
流路切替機構24が第2の位置にあるときには、管路13の上流側流路15が第2の流路22にのみ接続され、吐水部8からストレート吐水が行われる。
このようにして、ユーザは操作部10を操作してストレート吐水に切り替えることができる。
上述したように、操作部10を押す位置によって、シャワー吐水とストレート吐水を相互に切り替えることができる。
上述した構成では、吐水形態を切り替えるための流路切替機構24が吐水部8から離れた上流側の位置に配置されている。特に、吐水部8と流路切替機構24の間には、管部6に沿って延びる第1の流路20および第2の流路22が設けられている。吐水部8およびその近傍には、吐水形態を切り替えるための切替機構は設けられていないため、吐水部8をコンパクトに構成することができる。これにより、吐水部8が管部6の表面から突出する長さ(突出量)を小さくすることができ、管部6の先端側の形状をシャープなものとし、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
上述したように、本実施の形態の水栓装置2は、設置台3に取り付けられる基部4と、基部4から延びる管部6と、管部6内に通される水を吐出するように管部6に設けられる吐水部8とを備える水栓装置である。水栓装置2において、管部6内に、基部4側から吐水部8に向かって管部6に沿って延びる第1の流路20と第2の流路22が形成されている。管部6内にはさらに、第1の流路20および第2の流路22に水を供給するように基部4側から接続される上流側流路15が形成されている。水栓装置2はさらに、操作部10と、流路切替機構24と、伝達機構26とを備える。操作部10は、管部6の先端部6bに設けられ、流路切替機構24を操作可能とする部材である。流路切替機構24は、上流側流路15を第1の流路20又は第2の流路22のいずれかに択一的に接続するように切替可能な部材である。伝達機構26は、操作部10による操作を流路切替機構24に伝達するように管部6内に通される部材である。
このような構成によれば、流路を切り替えるための流路切替機構24を吐水部8から離れた上流側の位置に配置することで、流路切替機構24を吐水部8の中あるいは吐水部8の近傍に設ける構成に比べて、吐水部8を小さく設計することができる。これにより、吐水部8の突出量を低く抑えることができ、管部6の先端側の形状が過度に大きくならず、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
また本実施の形態の水栓装置2によれば、管部6は、先端部6bに向かって先細りの形状を有する。このように管部6を先細りの形状とすることで、水栓装置2の先端部側にシャープな印象を持たせることができ、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
また本実施の形態の水栓装置2によれば、管部6の表面において、流路切替機構24が配置される箇所と、伝達機構26が配置される箇所は滑らかに繋がる。このように、流路切替機構24が配置される箇所と伝達機構26が配置される箇所での管部6の表面を滑らかに繋がるように構成することで、両者の間で管部6の表面が途切れるように構成される場合に比べて、デザイン性を向上させることができる。
また本実施の形態の水栓装置2によれば、操作部10は、管部6の先端部6bにおいて管部6が延びる方向Tに突出したボタンとして設けられている。このような構成によれば、操作部が管部6の外周面に設けられる場合に比べて、管部6にシャープな印象を持たせることができ、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。例えば、上記実施の形態では、流路切替機構24が第1の突出部24a、第2の突出部24bという2つの突出部により構成される場合について説明したが、このような場合に限らない。管路13の上流側流路15を第1の流路20あるいは第2の流路22のいずれかに択一的に接続するように切替可能な構成であれば、任意の流路切替機構を採用してもよい。
また、上記実施の形態では、管部6の全体が先端部6bに向かって先細りの形状である場合について説明したが、このような場合に限らず、部分的に先細りの形状としてもよく、あるいはそれ以外の任意の形状を採用してもよい。なお、管部6を先端部6bに向かって先細りの形状とする方が、水栓装置2のデザイン性を向上させることができる。
また、上記実施の形態では、操作部10による操作をプッシュ操作で行う場合について説明したが、このような場合に限らず、流路切替機構24の移動を操作可能であれば任意の操作方法であってもよい。例えば、管部6の先端部6bにおいて回転操作により吐水形態を切り替えられる機構を採用してもよい。
また、上記実施の形態では、伝達機構26として3つの接続アーム26a、26b、26cが設けられる場合について説明したが、このような場合に限らない。操作部10による操作を流路切替機構24に伝達するものであれば、任意の伝達機構を採用してもよい。
また、上記実施の形態では、吐水部8においてシャワー吐水とストレート吐水を行う場合について説明したが、このような場合に限らない。シャワー吐水とストレート吐水以外の吐水形態を実施するものであってもよい。また、シャワー吐水とストレート吐水という2つの吐水形態に限らず、3つ以上の吐水形態を切替可能に構成してもよい。この場合、第1の流路20および第2の流路22に加えて第3の流路を設けるとともに、流路切替機構24に第3の流路の供給口を塞ぐ突出部をさらに設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、管部6が第1の筒状部12と第2の筒状部14に分かれており、第1の筒状部12を第2の筒状部14から引き出し可能に構成する場合について説明したが、このような場合に限らない。引き出し機能を有しない一体的な管部としてもよい。
なお、上記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本発明は、水栓装置であれば適用可能である。
2 水栓装置
3 設置台
4 基部
6 管部
6a 基端部
6b 先端部
8 吐水部
8a 吐水口
10 操作部
12 第1の筒状部
13 管路
13a 上流側管路部材
13b 下流側管路部材
14 第2の筒状部
15 上流側流路
16 吐水ボディ
18 カバー
20 第1の流路
20a 供給口
22 第2の流路
22a 供給口
24 流路切替機構
24a 第1の突出部
24b 第2の突出部
26 伝達機構
26a 第1の接続アーム
26b 第2の接続アーム
26c 第3の接続アーム
28a、28b 封水パッキン
30 Oリング
32 パッキン
34 シャワー吐水用の散水孔
36 ストレート吐水用の孔

Claims (4)

  1. 設置台に取り付けられる基部と、前記基部から延びる管部と、前記管部内に通される水を吐出するように前記管部に設けられる吐水部とを備える水栓装置であって、
    前記管部内に、前記基部側から前記吐水部に向かって前記管部に沿って延びる第1の流路と第2の流路と、前記第1および第2の流路に水を供給するように前記基部側から接続される上流側流路とが形成されており、
    前記水栓装置はさらに、
    記管部内に設けられ、前記上流側流路を前記第1の流路又は前記第2の流路のいずれかに択一的に接続するように切替可能な流路切替機構と、
    前記管部の先端部に設けられ、前記流路切替機構を操作可能とする操作部と、
    前記操作部による操作を前記流路切替機構に伝達するように前記管部内に通される伝達機構と、をさらに備え、
    前記流路切替機構は、前記管部が延びる方向と垂直な方向において、前記吐水部と重ならず、かつ前記管部が延びる方向において、前記吐水部から離れた位置に設けられる、
    水栓装置。
  2. 前記管部は、前記先端部に向かって先細りの形状を有する、請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記管部の表面において、前記流路切替機構が配置される箇所と、前記伝達機構が配置される箇所は滑らかに繋がる、請求項1又は2に記載の水栓装置。
  4. 前記操作部は、前記管部の前記先端部において前記管部が延びる方向に突出したボタンとして設けられる、請求項1から3のいずれか1つに記載の水栓装置。
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