JP3947364B2 - 切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓 - Google Patents

切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば流し台に設置されるワンホールスプレー混合栓Sとして、図10に示すように、混合栓本体90のホルダ91から湯水混合水供給用の可撓管(ホース)92を引き出すタイプのシャワヘッド93を備え、このシャワヘッド93に設けたボタン94操作により整流吐水とシャワ吐水との切替えができるものがある。
【0003】
一方、本出願人は、図11に示すように、円柱形状の胴部95、円筒形状のカバー体96および操作レバー97を備えた円筒形状の操作体98よりなる混合栓本体と、胴部95の上端部に連設された横断面円形の吐水管99とを有し、円柱をモチーフにしたシャープな外観形状を持つシングルレバー式の混合栓Tを提案している(特願2000−266116号明細書・図面参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記吐水管99に代えて図11の前記混合栓本体に図10の前記可撓管(ホース)92引き出しタイプのシャワヘッド93を組付けてスプレー混合栓とした場合、シャープな外観形状の図11の前記混合栓本体と湾曲形状が目立つ図10の前記シャワヘッド93の組み合わせはデザイン的にマッチしなかった。
【0005】
この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、円柱をモチーフにしたシャープな外観形状を持つ、切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓を提供することである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は、切替機構付シャワヘッドを保持する横断面円形のホルダが連設される一方、給湯管および給水管にそれぞれ連通する給湯流路および給水流路と前記シャワヘッドのホース内の導入流路に連通する湯水混合水の吐出流路を内蔵する円筒形状の胴部と、弁本体を横向き状態で内蔵し、かつ、前記胴部の周壁に横方向に固定される筒体と、前記弁本体に連結され、上下・左右方向に傾動操作される弁操作用のレバー体と、前記筒体の略全体を覆いながら、かつ、前記レバー体に隣接した状態で、前記周壁に横方向に固定される円筒形状のカバー体とを備え、更に、前記シャワヘッドは、ほぼ円筒形状で、その周壁に切欠部を有するシャワヘッド本体と、中央穴および散水口を有し、前記切欠部に着脱自在に装着されるシャワ板と、前記ホース内の前記導入流路に連通する連通穴を有し、前記シャワヘッド本体の上流端に設けたディスク部材と、整流吐水のための流路を内部に有し、前記シャワヘッド本体の上流端から前記シャワヘッド本体の軸心方向のまわりに回動可能なように前記シャワヘッド本体内に嵌め込まれ、整流吐水流路に前記連通穴が連通している整流吐水状態から所定角度回動したとき前記連通穴を介して前記導入流路に連通するシャワ吐水のための環状流路を前記シャワヘッド本体の内周面とで形成するよう整流吐水とシャワ吐水とに切替可能に構成された切替軸部と、この切替軸部が回動可能に挿通される挿通穴およびこの挿通穴の途中から分岐する分岐穴を有し、前記シャワヘッド本体内に位置決めされる整流器本体と、前記切替軸部の下流端に係合する係合軸部を有し、前記シャワヘッド本体の下流端に設けた切替部材とを備えている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1〜図8は、湯水混合水供給用の円筒形状のシャワヘッド本体が、円筒形状の胴部の上端部に連設された横断面円形のホルダに保持された状態と、ホースを介して前記ホルダから引き出された状態とに切換え可能に構成されているこの発明の第1の実施形態を示す。
【0010】
まず、図1〜図3において、1は、ワンホールスプレー混合栓で、後述するホース引き出しタイプの切替機構付シャワヘッド2と、混合栓本体3とよりなり、台所の流し台や洗面ボール、バスタブ等の水栓取付板部4に開設された貫通孔5を介して水栓取付板部4に取付足6を介して取付けられている。
【0011】
7は、樹脂成形された円筒形状の胴部で、給水用接続管8を介して上流の給水管(図示せず)に連通する例えばL型の給水流路iを形成する給水穴9と、給湯用接続管10を介して給湯管(図示せず)に連通する例えばL型の給湯流路jを形成する給湯穴11とを有するとともに、湯水混合水の吐出流路hを形成する吐出用穴12を有し、更に、正面視小判型の凹所13を周壁mに有する。前記胴部は、周壁mの外周面m1 にメッキ処理が施されている。例えばクロムメッキ処理が周壁mの外周面m1 に施されており光沢がよく、見栄えがする。
【0012】
また、例えば前記給水用接続管8は、胴部7の底面7aに形成された給水開口から給水穴9に嵌め込まれた接続管8aと、下流端が前記接続管8aに継手8cを介して接続され、上流端が抜け止め用のクリップ14を介して逆止弁8dに接続される可撓管8bよりなる。前記逆止弁8dは、前記給水管に連通する止水栓に接続されている。
【0013】
また、前記シャワヘッド2のヘッド本体41は、湯水混合水供給用の可撓管(ホース)16および接続管17a,17bを介して前記吐出流路hに連通している。すなわち、可撓管(ホース)16内には導入流路qが形成されており、上流側の前記吐出流路hは下流側の前記導入流路qに連通する。つまり、胴部7は、上下に貫通する貫通穴15を有し、この貫通穴15によって可撓管挿通空間を構成する可撓管挿通室Rが形成されている。そして、前記シャワヘッド2のヘッド本体(以下、シャワヘッド本体という)41は、可撓管16を介して前記吐出流路hに連通しており、可撓管16は、その上流端16bが接続管17bに接続された状態で一旦垂れ下がり、更に、上方に向かい、胴部7の底面7aに形成された吐出開口を通って可撓管挿通室Rに至り、胴部7の上端部19に連設されたホルダ22内を通ってシャワヘッド本体41に接続されている。なお、14’は、接続管17bと逆止弁8d’の抜けを防止する抜け止め用のクリップである。また、接続管17a,17bは、継手17cを介して接続されている。
【0014】
なお、可撓管16には、その一定位置にストッパ23が固着されており、このストッパ23の重みによって、ホルダ22から引き出された可撓管16を引き込んでシャワヘッド2をホルダ22に保持できる。
【0015】
24は、胴部7よりは遙に薄い樹脂製のカバー体である。このカバー体24は、円筒形状をなし、外周面fにメッキ処理が施されている。例えばクロムメッキ処理が外周面fに施されており光沢がよく、見栄えがする。
【0016】
カバー体24は、後述するシート部25と、セラミックディスクを有する弁本体27とを内蔵した筒体29(後述する)を覆う。前記カバー体24は、前記筒体29の大径部の外径に略等しい内径を有し、前記凹所13のまわりの前記周壁mに横方向にロー付け、あるいは、溶接により固定されている。この場合、カバー体24の外周面fと胴部7の周壁面mの外周面m1 は直交しており、シャープなシルエットを醸しだす。
【0017】
一方、前記シャワヘッド本体41を保持する前記ホルダ22は、胴部7の上端部30に連設されている。前記ホルダ22は、カバー体24と同様、薄く樹脂成形されており、横断面円形で、L字型をなす。前記ホルダ22は、外周面gにメッキ処理が施されている。例えばクロムメッキ処理が外周面gに施されており光沢がよく、見栄えがする。
【0018】
31は、前記弁本体27の栓棒で、回転軸32のまわりに回動する。
【0019】
前記シート部25は、ディスク状で、弁本体27に設けた水用弁孔、湯用弁孔および湯水混合水用弁孔とそれぞれ対応する水導入孔33、湯導入孔および湯水混合水導出孔34が開設されており、その各孔にそれぞれ嵌装される三つの弾性部材よりなるシール用パッキンを有する。
【0020】
そして、シート部25は、前記給水流路iおよび弁本体27内に形成された水導入流路を連通させ、前記給湯流路jおよび弁本体27内に形成された湯導入流路を連通させ、また、前記吐出流路hおよび弁本体27内に形成された湯水混合水導出流路を連通させる。
【0021】
35は、樹脂製のレバー体で、ピン36により前記栓棒31に係止されており、上下・左右方向の回動操作によって傾動操作される。
【0022】
前記筒体29は、前記弁本体27が内蔵された状態で前記シート部25に外嵌しており、シート部25とはねじ止めにより連結される。
【0023】
そして、シート部25を凹所13の底面にねじ止めし、続いて、弁本体27を内蔵した筒体29をシート部25にねじ止めして横方向に前記弁本体27を取付けた状態では、前記筒体29の小径部がカバー体24に覆われることなくカバー体24の外側開口よりも横方向外側に突出する。
【0024】
前記レバー体35は、平面視細長の矩形をした平板状のレバー部分56を有する。また、レバー体35は、前記筒体29における前記カバー体24で覆いきれなかった部分を覆う有底筒状の被覆部分(レバー体35のカバー体隣接部分)55を有する。この被覆部分55は、前記カバー体24と同径である。前記レバー体35を構成する前記レバー部分56および被覆部分55も、外周面wにメッキ処理が施されている。例えばクロムメッキ処理が外周面wに施されており光沢がよく、見栄えがする。しかも、レバー部分56と被覆部分55は直交している。すなわち、レバー体35は、レバー部分56から垂直に折れ曲がり被覆部分55に至るシャープな折れ曲がり形状を有する。
なお、胴部7、カバー体24、レバー体35およびホルダ22から混合栓本体が構成され、これにより、円柱をモチーフにしたシャープな外観形状を持つ上に、外周面にメッキ加工が施されているので高級感を醸しだす(湯水)混合栓本体が得られる。
【0025】
一方、図4は、前記シャワヘッド2の各構成部材を示し、図5は、前記シャワヘッド2の全体構成を示す。
【0026】
図4、図5において、前記シャワヘッド2は、樹脂製である。すなわち、前記シャワヘッド2は、ほぼ円筒形状で、その周壁(側面)Mに切欠部40を有する樹脂製の前記シャワヘッド本体41と、中央穴(整流吐水口)42および中央穴42を除くほぼ前面に多数の散水口(シャワ吐水口)43を有し、前記切欠部40に着脱自在に装着される樹脂製のシャワ板44と、前記シャワヘッド本体41の上流端に設けられ、前記湯水混合水供給用の可撓管(ホース)16内の前記導入流路qに連通する上下一対の連通穴45,45を有する樹脂製のディスク部材46と、整流吐水のための流路X1 を内部に有する一方、シャワ吐水のための環状流路X2 を前記シャワヘッド本体41の内周面41aとで形成する樹脂製の切替軸部47と、この切替軸部47が回動可能に挿通される挿通穴48およびこの挿通穴48の途中から下向きに分岐する分岐穴49を有し、前記シャワヘッド本体41内に位置決めされる樹脂製の整流器本体50と、前記切替軸部47の下流端に係合する係合軸51を有し、前記シャワヘッド本体41の下流端に設けた樹脂製の切替部材52と、整流器本体50の分岐穴49の外周に形成された雄ねじ89aに螺合する雌ねじ89bを有する円筒形状のキャップ89を主として備えている。
【0027】
而して、胴部7、カバー体24、ホルダ22、レバー体35の被覆部分(レバー体35のカバー体隣接部分)55およびシャワヘッド2を樹脂製にしたので、鋳造金型を用いて胴部を作成する従来の場合に比してコスト安で、かつ、給水流路i、給湯流路j、吐出流路hをシンプルにできる上、これら流路i,j,h、凹所13を樹脂成形加工するだけの容易な作業で形成できる。また、例えばステンレス製の棒材を用いて胴部を成形する場合に比してもコスト安にできる。
【0028】
更に、目に見える、胴部7、カバー体24およびレバー体35の被覆部分(レバー体35のカバー体隣接部分)55の外観形状を円筒形状とし、胴部7の上端部30に連設してあるホルダ22を横断面円形にするとともに、カバー体24の外周面fと胴部7の周壁面mの外周面m1 を直交させてシャープな折れ曲がり形状を構成し、更に、レバー体35のレバー部分56と被覆部分55も直交させてシャープな折れ曲がり形状を有するレバー体35を構成し、その上、シャワヘッド本体41の外観形状もほぼ円筒形状にしたので、円柱をモチーフにしたシャープな外観形状を持つワンホールスプレー混合栓1を提供できる。
【0029】
すなわち、外観形状がシャープな円筒形状を持つ前記混合栓本体と外観形状がほぼ円筒形状のシャワヘッド2の組み合わせはデザイン的にマッチする。
【0030】
以下、シャワヘッド2について詳述する。
【0031】
図4〜図8において、前記ディスク部材46は、外周に、一対の係止用大突起46a,46aおよび一対の係止用小突起46b,46bを有する。大突起46a,46a同士は円周角で180°離れた位置にある。小突起46b,46b同士も円周角で180°離れた位置にある。一方、シャワヘッド本体41は、内周面41aに、係止用小突起46b,46bがそれぞれはまり込む溝41b,41bおよび大突起46a,46aがそれぞれはまり込む溝41c,41cを有する。これにより、ディスク部材46は、連通穴45,45が上下に位置するようシャワヘッド本体41内に位置決め固定される。
【0032】
前記切替軸部47は、シャワヘッド本体41の上流端からシャワヘッド本体41の軸心方向(Y方向)のまわりに回動可能なようにシャワヘッド本体41内に嵌め込まれている。前記切替軸部47は、中央に一対の切欠56,56を有する。また、前記切替軸部47は、整流吐水流路X1 の入口に一対の導入穴53,53を有し、導入穴53,53に前記連通穴45,45が連通している整流吐水状態(図5参照)から90°角度回動したとき前記連通穴45,45を介して前記導入流路に連通するシャワ吐水のための前記環状流路X2 を形成するシャワ吐水状態(図7参照)に切替可能に構成されている。
【0033】
前記整流器本体50は、上面の前後位置に、位置決め用の上向き突出片50a,50bを有する。例えば、上向き突出片50aは、シャワヘッド本体41の内周面41aの上面で、Y方向に沿う方向に形成された中央リブ55の左右に形成された両側リブ56,56にガイドされながら中央リブ55に当接し(図6参照)、これにより、位置決めされる。
【0034】
前記切替部材52は、平面視円形の皿状で、整流吐水状態とシャワ吐水状態に切替軸部47を切替えるための操作つまみ56を有する。
【0035】
60は、シャワヘッド本体41の下流面部に形成されたガイド溝61にはめ込まれる板ばねである。この板ばね60は、正面視山型で、中央に突起部60aを有する一方、切替部材52は、内周面に、整流吐水状態とシャワ吐水状態に切替部材52を設定するための二つの位置決め用の溝63a,63bを有する。前記溝63a,63bは、円周角で90°離れている。例えば整流吐水状態では、突起部60aは溝63aにはまり込み、整流吐水状態から90°角度回動したとき突起部60bは溝63aにはまり込みシャワ吐水状態となる。
【0036】
85は、ばね等の弾性体86を介してシャワヘッド本体41の上流開口87側からシャワヘッド本体41内にはめ込まれた可撓管取付け部材である。
【0037】
図9は、シャワヘッドを使用しているときに手元で止水・吐水できるように構成したこの発明の第2の実施形態を示す。なお、図9において、図1〜図8に示した符号と同一のものは、同一または相当物である。
【0038】
この実施形態で示す可撓管(ホース)引き出しタイプの切替機構付シャワヘッド2’と上記第1の実施形態で示した可撓管(ホース)16引き出しタイプの切替機構付シャワヘッド2との相違点は、この実施形態のシャワヘッド2’が手元で止水・吐水操作できる簡易な止水・吐水機構を有する点である。
【0039】
すなわち、図9において、ほぼ円筒形状のシャワヘッド本体41は、止水・吐水操作可能な弁機構70を備えている。この弁機構70は、レバー体35を開状態にして可撓管(ホース)16内に水または湯水混合水を供給しているときに使用者は手元のボタンを押圧操作するだけでシャワ板44からの整流吐水あるいはシャワ吐水を、レバー体35をわざわざ閉操作することなく止水するためのものであって、例えば皿等の食器の汚れを流し取る際に使用する水または湯水混合水を効率よく節水できる。
【0040】
前記弁機構70は、前記切替部材52の前面Lに連設された、ばね等の弾性体75を収容する収容部76と、前記ディスク部材46、切替軸部47、切替部材52および収容部76の中央を貫通して軸心方向(Y方向)に移動可能に挿通設置された弁棒71と、前記可撓管取付け部材85に形成された導入流路qの出口部(シート部)72を閉塞するよう弁棒71の上流端に設けた弁体73と、弁棒71の下流端に設けた操作ボタン74とよりなる。前記弾性体75は弁棒71にはめ込まれており、この弾性体75によって、弁棒71は弁体73がシート部72から常時離間するよう付勢される。よって、使用者は、食器の汚れを流し取っている最中に操作ボタン74を押圧するだけの容易な操作で整流吐水あるいはシャワ吐水を止水でき、節水に寄与できる。
【0041】
【発明の効果】
この発明では、給湯管に連通する給湯流路、給水管に連通する給水流路および湯水混合水の吐出流路を内蔵した円筒形状の胴部と、弁機構を内蔵し、一端が前記胴部に固着され、他端が弁操作用のレバー体に隣接している円筒形状のカバー体と、前記胴部の上端部に連設された横断面円形のホルダと、側面に整流吐水口およびシャワ吐水口を有するとともに、前記吐出流路に連通する流路を有し、整流吐水とシャワ吐水との切替機構を備えているほぼ円筒形状のシャワヘッド本体とを備えているので、円柱をモチーフにしたシャープな外観形状を持つ、切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】 (A)は、上記実施形態で用いた胴部を示す構成説明図である。
(B)は、上記実施形態で用いた胴部とカバー体とシャワヘッドの位置関係を示す構成説明図である。
【図3】 (A)は、上記実施形態で用いたレバー体の動作を示す構成説明図である。
(B)は、上記実施形態で用いた胴部に形成される複数の流路およびホース貫通穴の位置関係を示す構成説明図である。
【図4】 上記実施形態における切替機構付シャワヘッドの分解斜視図である。
【図5】 上記実施形態における切替機構付シャワヘッドを示す構成説明図である。
【図6】 上記実施形態における切替機構付シャワヘッドの部材間の取り付け状態を説明するための図である。
【図7】 上記実施形態における切替機構付シャワヘッドの部材間の取り付け状態および動作を説明するための図である。
【図8】 上記実施形態における切替機構付シャワヘッドの要部構成説明図である。
【図9】 この発明の第2の実施形態で用いた切替機構付シャワヘッドを示す構成説明図である。
【図10】 従来のワンホールスプレー混合栓の一例を示す全体斜視図である。
【図11】 シャープな外観形状を持つシングルレバー式の混合栓を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1…ワンホールスプレー混合栓、2…切替機構付シャワヘッド、3…混合栓本体、7…円筒形状の胴部、16…可撓管(ホース)、24…円筒形状のカバー体、22…横断面円形のホルダ、35…レバー体、41…シャワヘッド本体、42…整流吐水口、43…シャワ吐水口、i…給水流路、j…給湯流路、h…吐出流路、q…吐出流路に連通する流路。

Claims (4)

  1. 切替機構付シャワヘッドを保持する横断面円形のホルダが連設される一方、給湯管および給水管にそれぞれ連通する給湯流路および給水流路と前記シャワヘッドのホース内の導入流路に連通する湯水混合水の吐出流路を内蔵する円筒形状の胴部と、弁本体を横向き状態で内蔵し、かつ、前記胴部の周壁に横方向に固定される筒体と、前記弁本体に連結され、上下・左右方向に傾動操作される弁操作用のレバー体と、前記筒体の略全体を覆いながら、かつ、前記レバー体に隣接した状態で、前記周壁に横方向に固定される円筒形状のカバー体とを備え、更に、前記シャワヘッドは、ほぼ円筒形状で、その周壁に切欠部を有するシャワヘッド本体と、中央穴および散水口を有し、前記切欠部に着脱自在に装着されるシャワ板と、前記ホース内の前記導入流路に連通する連通穴を有し、前記シャワヘッド本体の上流端に設けたディスク部材と、整流吐水のための流路を内部に有し、前記シャワヘッド本体の上流端から前記シャワヘッド本体の軸心方向のまわりに回動可能なように前記シャワヘッド本体内に嵌め込まれ、整流吐水流路に前記連通穴が連通している整流吐水状態から所定角度回動したとき前記連通穴を介して前記導入流路に連通するシャワ吐水のための環状流路を前記シャワヘッド本体の内周面とで形成するよう整流吐水とシャワ吐水とに切替可能に構成された切替軸部と、この切替軸部が回動可能に挿通される挿通穴およびこの挿通穴の途中から分岐する分岐穴を有し、前記シャワヘッド本体内に位置決めされる整流器本体と、前記切替軸部の下流端に係合する係合軸部を有し、前記シャワヘッド本体の下流端に設けた切替部材とを備えたことを特徴とする切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓。
  2. 前記円筒形状の胴部、円筒形状のカバー体、横断面円形のホルダおよびレバー体は、それぞれ樹脂製で、かつ、メッキ処理が外周面に施されている一方、前記ほぼ円筒形状のシャワヘッド本体は樹脂製である請求項に記載の切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓。
  3. 前記レバー体のカバー体隣接部分が前記カバー体と同径の円筒形状に形成されている請求項1または請求項2に記載の切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓。
  4. 前記シャワヘッドは、使用中に手元で止水・吐水可能な止水・吐水機構を有する請求項1ないし請求項のいずれかに記載の切替機構付シャワヘッドを備えたスプレー混合栓。
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