JP2008240324A - 水栓装置 - Google Patents

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康史 植村
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Abstract

【課題】2つの吐水経路におけるそれぞれ所要の吐水量を一つの流量調整弁で得ることが出来る水栓装置を提供する。
【解決手段】本発明による水栓装置によれば、水栓本体(1)と、第1開閉弁(7)及び第2開閉弁(11)と、操作する毎に第1開閉弁及び第2開閉弁を吐水状態或いは止水状態とする第1押しボタン(6)及び第2押しボタン(10)と、第1開閉弁及び第2開閉弁へとそれぞれ湯水を供給する第1吐水経路(32)及び第2吐水経路(34)と、第1吐水経路及び第2吐水経路のそれぞれの上流側端部が接続されるメイン流路(36)と、メイン流路の流量調整弁(30)と、流量調整弁を調整する流量調整操作部(12)と、メイン流路の流量調整弁より上流側と第1吐水経路とを連通させるバイパス流路(40)と、このバイパス流路の第1吐水経路への接続部(44)と第1吐水経路の上流側端部との間に設けられた逆止弁(50)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、水栓装置に係り、特に、2つの吐水経路を有する水栓装置に関する。
従来、カラン及びシャワーの2つの吐水経路を有する水栓装置が知られている(例えば、特許文献1)。このような装置には、2つのタッチボタンでカラン及びシャワーの吐水或いは止水をそれぞれ行うものがあり、カラン及びシャワーの吐水経路のそれぞれに流量調整弁を備えている。
特開2004−208787号公報
ここで特許文献1に開示されているような水栓装置において、その水栓装置をコンパクト化し、或いは、デザインを向上させるために、流量調整弁を一つだけ設け、2つの吐水経路で共用することが考えられる。しかしながら、各吐水経路では、所要の吐水量が異なる場合がある。このような場合、そのような装置では、吐水経路を切り替えた際に所要の吐水量を得るために、その都度、流量調整弁を操作する必要があり、非常に使い勝手が悪いものとなってしまう。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、2つの吐水経路におけるそれぞれ所要の吐水量を、一つの流量調整弁を各人の好みに合わせて一度操作することによって、その後は都度調整することなくバランスよく得ることが出来る水栓装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明による水栓装置によれば、開閉弁の開閉により吐水状態と止水状態を切り替える水栓装置であって、水栓本体と、この水栓本体に取り付けられ開閉弁をなす第1開閉弁及び第2開閉弁と、水栓本体に第1開閉弁及び第2開閉弁に対応して取り付けられ、押圧操作する毎に第1開閉弁及び第2開閉弁をそれぞれ開いて吐水状態とするか、或いは、第1開閉弁及び第2開閉弁をそれぞれ閉じて止水状態とする第1押し釦及び第2押し釦と、第1開閉弁へと湯水を供給する第1吐水経路と、第2開閉弁へと湯水を供給する第2吐水経路と、第1吐水経路の上流側端部及び第2吐水経路の上流側端部がそれぞれ接続され、第1吐水経路及び第2吐水経路へ湯水を供給するメイン流路と、このメイン流路の途中に取り付けられ、このメイン流路の流量を調整可能となっている流量調整弁と、水栓本体に取り付けられ、この第1を調整するための流量調整操作部と、メイン流路の流量調整弁より上流側の部分と、第1吐水経路とを連通させるバイパス流路と、このバイパス流路の第1吐水経路への接続部と、第1吐水経路の上流側端部との間に設けられた逆止弁と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、第1吐水経路及び第2吐水経路へ湯水を供給するメイン流路が設けられ、そのメイン流路に設けた流量調整弁が一定の開度だとしても、第1吐水経路と第2吐水経路とそれぞれ異なる流量を得ることが出来る。即ち、メイン流路の流量調整弁より上流側の部分と、第1吐水経路とを連通させるバイパス流路を設けることにより、第1吐水経路への流量が多くなるようにし、さらに、バイパス流路の第1吐水経路への接続部と第1吐水経路の上流側端部との間に逆止弁を設けることにより、そのバイパス流路の湯水が第2吐水経路或いはメイン流路に逆流することがないので、第2吐水経路よりも第1吐水経路の方が流量が多くなるようにすることが出来る。
また、本発明において、好ましくは、バイパス流路は、バイパス流路から第1吐水経路への流量を調整する簡易流量調整弁を有する。これは、第1吐水経路と第2吐水経路との吐水量のバランスを、主に水栓装置の施工時に施工現場の水圧などに応じて調整するための初期設定用のものであり、入浴の際に日常的に使用するものではない。従って、簡易流量調整弁は通常は水栓装置の外観部に露出する必要はなく、水栓装置内部に隠蔽されていてもよい。
このように構成された本発明においては、使用者の好みや使用環境に応じて第1吐水経路と第2吐水経路の所望の流量のバランスを調整することが出来る。
また、本発明において、好ましくは、第1押し釦、第1吐水経路及びバイパス流路はカラン用に設けられ、第2押し釦及び第2吐水経路はシャワー用に設けられている。
本発明によれば、2つの吐水経路におけるそれぞれ所要の吐水量を、一つの流量調整弁を各人の好みに合わせて一度操作することによって、その後は都度調整することなくバランスよく得ることが出来る。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
先ず、図1により、本発明の一実施形態による水栓装置の外観構成について説明する。図1は、本発明の水栓装置の一実施形態を斜め上方から見た斜視図である。
図1に示すように、水栓装置1は、水栓本体2を有する。この水栓本体2には、その前方部分の下面から下方に延びるカラン(或いはスパウト)4が形成されている。また、この水栓本体2の上面の手前側且つ右側には、使用者によって押圧され、その押圧の度にカラン4からの吐水及び止水のオンオフを行わせるカラン用タッチボタン(第1タッチ釦)6が取り付けられている。
また、水栓本体2には、その右側側面にシャワー(シャワーホース)8が取り付けられている。また、この水栓本体2の上面の手前側且つ左側には、使用者によって押圧され、その押圧の度にシャワーホース8からの吐水及び止水のオンオフを行わせるシャワー用タッチボタン(第2タッチ釦)10が取り付けられている。
次に、水栓本体2には、その右側側面で且つシャワーホース8より手前側に、カラン4及びシャワーホース8から吐出される湯水の流量を調整するための使用者によって操作される流調ハンドル(流量調整操作部)12が取り付けられている。また、水栓本体2には、その左側側面に、カラン4及びシャワーホース8から吐出される湯水の温度を調整するための使用者によって操作される温調ハンドル(温度調整操作部)14が取り付けられている。
次に、図2により、本発明の一実施形態による水栓装置の流路構成について説明する。図2は、本発明の水栓装置の一実施形態による流路構成を示すブロック図である。
図2に示すように、先ず、水を供給する水管20及び湯を供給する湯管22が、サーもユニット24に接続されている。使用者が上述した温調ハンドル14を回すことにより、水管20からの水及び給管22からの湯が所定の割合で混合されて、所定の温度を有する水或いは湯が供給されるようになっている。
サーモユニット24には、メイン流路26が接続されている。このメイン流路26の途中には、流量調整弁30が設けられている。この流量調整弁30は、上述した流調ハンドル12により操作される。このメイン流路26の下流側の端部には、それぞれ、カラン用吐水経路(第1吐水経路)32及びシャワー用吐水経路(第2吐水経路)34の上流側端部が接続されている。これらのカラン用吐水経路32及びシャワー用吐水経路34の下流端部には、それぞれ、カラン(スパウト)4及びシャワー(シャワーホース)8が接続されている。
また、カラン用吐水経路32及びシャワー用吐水経路34には、その途中に、それぞれ、上述したカラン用タッチボタン6により開閉されるカラン用開閉弁7、及び、シャワー用タッチボタン10により開閉されるシャワー用開閉弁11がそれぞれ設けられており、カラン用吐水経路32及びシャワー用吐水経路34を流れるそれぞれの湯水の吐水或いは止水のオンオフが可能となっている。
ここで、仮にこれまで説明した構成のみで水栓装置が構成されるとすると、メイン流路26を流れる湯水の流量が、流量調整弁30で調整され、カラン用タッチボタン6及びシャワー用タッチボタン10が押されていれば、それぞれ、同量の流量が、カラン4及びシャワー8に流れるようになる。このように、流量調整弁が一つだけの水栓装置では、カラン及びシャワーの吐水量が同じになってしまう。これに対し、通常は、カラン及びシャワーで異なる流量が使用者により要望されるので、使用者にとって、カラン及びシャワーを切り替える都度、流量調整弁を操作する必要が出てきてしまう。
そこで、本発明の実施形態では、以下に説明する構成をとっている。即ち、図2に示すように、メイン流路26の流量調整弁30の上流側には、バイパス流路40が接続されている。なお、符号42がその接続部を示す。このバイパス流路40は、上述したカラン用吐水経路32のカラン用タッチボタン6の上流側に接続されている。なお、符号44がその接続部を示す。本発明の実施形態では、このようにして、サーモユニット24から流れ出た湯水がバイパス流路40を通ってカラン4に流れるようになっている。
そして、そのバイパス流路40のカラン用吐水経路32への接続部44より上流側には、逆止弁46が設けられている。この逆止弁46は、バイパス流路40からカラン用吐水経路32に流れる湯水が、その接続部44から上流側のメイン流路26やシャワー用吐水経路34に向けて流れないようにするものである。即ち、流量調整弁30からカラン用吐水経路32には湯水が流れるが、その逆には流れないようになっている。
なお、本発明の実施形態では、バイパス流路40の途中に、簡易流量調整弁50が設けられている。これは、本実施形態の水栓装置を実際に施工するときに、流量を初期設定するためのものであり、通常は、水栓本体2の裏側に隠れており、施工後は、一定の流路断面を有するいわゆる絞りとして機能するようになっている。なお、予め施工状況が分かっている場合など、この簡易流量調整弁50を設けなくても良い場合もある。また、簡易流量調整弁としては、給水圧の変動によっても一定の流量を流すことができる定流量弁を用いてもよい。
本発明の実施形態の作用効果を説明する。
先ず、シャワー側(符号8)には、流量調整弁30により調整されメイン流路26を流れる湯水の一部が、シャワー用タッチボタン10を介して流れる。一方、カラン側(符号4)にも、流量調整弁30により調整されメイン流路26を流れる湯水の一部が、カラン用タッチボタン6を介して流れる。これらの流量は、ほぼ同等である。
そして、本発明の実施形態によれば、メイン流路26からカラン用吐水経路32までバイパス流路40が設けられている。従って、カラン側(符号4)には、上述した流量調整弁30により調整されメイン流路26を流れる湯水の一部に加え、このバイパス流路40を流れる湯水も加わる。そして、この加えられた湯水は、逆止弁46によりメイン流路26側へ逆流しないようになっている。
これらの結果、カランとシャワーとを切り替えた場合、流量調整弁30が同じ開度だとしても、カラン4から吐出する湯水の流量が、シャワー8から吐出する湯水の流量よりも多くなる。このようにして、使用者が望むようにそれぞれ所望の流量を得ることが出来る。例えば、シャワー8は通常、使用者が浴びるために用いられるが、カラン4は、桶に湯水を溜めたり、バスタブに湯水を溜めたりする。従って、本発明の実施形態によれば、より多くの流量を得て、より早く湯水を溜めることが出来るので、使用者にとって都合の良いものとなる。なお、要望によっては、水栓装置を、カラン側よりシャワー側の方が流量が大きくなるように構成しても良い。
また、本発明の実施形態によれば、バイパス流路40の途中に簡易流量調整弁50が設けられているので、使用者の好みや使用環境に応じて、カラン4とシャワー8の所望の流量のバランスを調整することが出来る。
本発明の水栓装置の一実施形態を斜め上方から見た斜視図である。 本発明の水栓装置の一実施形態による流路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 水栓装置
2 水栓本体
4 カラン(スパウト)
6 カラン用タッチボタン
7 カラン用開閉弁
8 シャワー
10 シャワー用タッチボタン
11 シャワー用開閉弁
12 流調ハンドル
14 温調ハンドル
20 水管
22 湯管
24 サーモユニット
26 メイン流路
30 流量調整弁
32 カラン用吐水経路
34 シャワー用吐水経路
40 バイパス流路
42 メイン流路とバイパス流路の接続部
44 バイパス流路とカラン用吐水経路の接続部
46 逆止弁
50 簡易流量調整弁(定流量弁)

Claims (3)

  1. 開閉弁の開閉により吐水状態と止水状態を切り替える水栓装置であって、
    水栓本体と、
    この水栓本体に取り付けられ上記開閉弁をなす第1開閉弁及び第2開閉弁と、
    上記水栓本体に上記第1開閉弁及び第2開閉弁に対応して取り付けられ、押圧操作する毎に上記第1開閉弁及び第2開閉弁をそれぞれ開いて吐水状態とするか、或いは、上記第1開閉弁及び第2開閉弁をそれぞれ閉じて止水状態とする第1押し釦及び第2押し釦と、
    上記第1開閉弁へと湯水を供給する第1吐水経路と、
    上記第2開閉弁へと湯水を供給する第2吐水経路と、
    上記第1吐水経路の上流側端部及び上記第2吐水経路の上流側端部がそれぞれ接続され、上記第1吐水経路及び上記第2吐水経路へ湯水を供給するメイン流路と、
    このメイン流路の途中に取り付けられ、このメイン流路の流量を調整可能となっている流量調整弁と、
    上記水栓本体に取り付けられ、この流量調整弁を調整するための流量調整操作部と、
    上記メイン流路の上記流量調整弁より上流側の部分と、上記第1吐水経路とを連通させるバイパス流路と、
    このバイパス流路の上記第1吐水経路への接続部と、上記第1吐水経路の上流側端部との間に設けられた逆止弁と、
    を有することを特徴とする水栓装置。
  2. 上記バイパス流路は、上記バイパス流路から上記第1吐水経路への流量を調整する簡易流量調整弁を有する請求項1に記載の水栓装置。
  3. 上記第1押し釦、上記第1吐水経路及び上記バイパス流路はカラン用に設けられ、上記第2押し釦及び上記第2吐水経路はシャワー用に設けられている請求項1又は請求項2に記載の水栓装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018124454A1 (ko) * 2016-12-26 2018-07-05 나현준 냉온수 공급 조절기

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