JP6140984B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成されたシートを装置内に一時的に収容するシート収容部を有する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機等の画像形成装置においては、画像形成されたシートを装置内に一時的に収容するシート収容部を備えたものがある。
特許文献1には、装置本体の上面に設けられた複数のユーザーが共同して使用する通常の排紙トレイとは別に、装置内に複数のシート収容部を備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、ユーザー毎に異なるシート収容部へシートを振り分ける。シートを取り出す際には、ユーザーが画像形成装置に対して排出を指示することで、排出を指示したユーザーに対応するシート収容部からシートを取り出すことができる。これによりユーザーは、自分のシートと他人のシートが混載した排紙トレイから自分のシートを探す手間が無くなる。
特開平7−125909号公報
しかし、特許文献1のような装置内にシート収容部を設ける構成においては、スペースの都合上、収容できるシートの枚数に限界がある。そのため、ユーザーが1つのシート収容部に収容できる枚数より多くのシートの印刷を指示した場合、そのユーザーが印刷を指示したシートを複数のシート収容部にまたがって収容する場合がある。特許文献1に記載の画像形成装置では、装置内の複数のシート収容部に収容されたシートを取り出すために、ユーザーが複数回シート排出の指示を行う必要がある。ゆえに、ユーザーの取り出したいシートが収容されているシート収容部が複数ある場合は、それだけシート排出の指示を行う回数が多くなるため、シートを取り出すのに手間と時間がかかってしまう。これに対して、複数のシート収容部にまたがって収容されたシートを一度の排出指示に応じて同一の開口部に重ねて露出させると、シートを取り出す手間と時間を軽減することができる。
しかしこのように、複数のシート束を同一の開口部に重ねて露出させた場合、ユーザーが取り出したシート束を区別しづらくなる可能性がある。
本発明の目的は、画像形成装置内において複数のシート収容部に振り分けられたシート束を同一の開口部に重ねて露出させた場合であっても、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、開口部が形成された装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数のシート収容部と、前記シート収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出する状態まで前記シートを移動させ、前記状態で前記シートの移動を停止させるシート移動手段と、を有する画像形成装置において、前記シート収容部に収容されたシートに関する情報を記憶する記憶手段と、複数の前記シート収容部に収容されたシートを同一の前記開口部から重ねて露出させる場合、前記記憶手段に記憶された前記シートに関する情報に基づいて、複数の前記シート収容部に収容されたシートのそれぞれについて前記開口部から前記装置本体の外部へ露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させる制御と、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させる制御のいずれかを切り替えて実行するように、前記シート移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置内において複数のシート収容部に振り分けられたシート束を同一の開口部に重ねて露出させた場合であっても、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の全ての実施例における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の全ての実施例におけるシート収容装置の構成を示す図である。 本発明の全ての実施例におけるシート収容装置の斜視図である。 本発明の第1の実施例における画像形成装置の制御部と機能構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例におけるシート排出動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例におけるシート排出時の様子を示す図である。 本発明の第2の実施例における画像形成装置の制御部と機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施例におけるシート排出動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例におけるシート排出時の様子を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるシート排出時の様子を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるシート排出時の様子を示す図である。 本発明の第3の実施例におけるシート収容部の選択動作を示すフローチャートである。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。実施例1では、複数のシート収容部に振り分けられたシート束を同一の開口部に重ねて露出させた場合であっても、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の構成図)
図1は、本発明の第1の実施例に係るシート収容部を備えた画像形成装置の概略構造を示す図である。本実施例では、レーザビームプリンタの例を示している。
図1において、画像形成装置本体100には、画像形成部101と、紙等のシートSを画像形成部101に給送するシート給送部102と、シートSに形成された画像を定着する定着部103と、シート排出部104が設けられている。また、画像形成されたシートSを装置内に一時的に収容する複数のシート収容部201〜203を有するシート収容装置200が画像形成部101の上方に設けられている。
画像形成部101は、図1中で時計回りに回転する感光ドラム111と、感光ドラム111の表面を帯電する帯電ローラ112と、感光ドラムに光を照射して静電潜像を形成する露光装置113と、静電潜像にトナーを載せて、感光ドラム上にトナー像を形成する現像装置114と、トナー像を搬送されてきたシートSに転写する転写ローラ115を有している。画像形成部101は、このような画像形成プロセスによってシートS上にトナー像を形成する。さらに定着部103は、定着ローラ116と、定着ローラ116に下方から当接させた加圧ローラ117と、定着排紙ローラ118を有しており、シートSに転写されたトナー像をシートS上に定着させる。
シート給送部102は、画像形成に供されるシートSが複数枚、積層状態で収納されている給紙カセット105と、給紙ローラ107と、搬送ガイド109と、レジストレーションローラ110を有している。シート排出部104は、第1の切換え部材120と、正逆転可能な搬送ローラ121と、排紙ガイド122と、排紙ローラ123と、排紙トレイ124と、満載検知レバー125を有している。排紙トレイ124は画像形成装置本体100の上面に設けられており、複数のユーザーが共同して使用することができる。
なお、第1の切換え部材120は、画像形成後のシートSをシート収容装置200に向かわせる図1の実線で示した位置と、排紙トレイ124に排出する破線で示した位置に不図示のアクチュエータによって切換え可能な構成となっている。また、画像形成部101と、給紙カセット105の間には、シートSの表裏両面に対して画像形成する時に使用する両面再給紙搬送路126が設けられている。
シート収容装置200は、シート収容部201〜203と、各シート収容部へとシートSを搬送する搬送手段204〜206と、各シート収容部へとシートSをガイドする搬送ガイド128、207〜210と、搬送先を切換えるための第2の切換え部材211及び第3の切換え部材212を有している。第2の切換え部材211及び第3切換え部材212は、図1中の実線の位置と破線の位置に不図示のアクチュエータによって切換え可能な構成となっている。例えば、第1のシート収容部201にシートSを搬送する場合には、図1中の実線にて示された位置に第1〜3の切換え部材120、211、212をそれぞれ切換えて保持する。シートSは、搬送ガイド128から、搬送ガイド207、208の順に通過して、第1のシート収容部201に搬送される。また、第2のシート収容部202にシートSを搬送する場合には、第3の切換え部材212のみを破線にて示された位置に切換えて保持する。この場合、シートSは、搬送ガイド128、207、209の順に通過して、第2のシート収容部202に搬送される。
(シート収容装置の構成図)
図2は、シート収容装置200の構成を示した図である。本実施例のシート収容装置においては、複数段のシート収容部が上下に積み重ねられている。それぞれのシート収容部の構成は同じであり、ここでは、第1のシート収容部201の構成について説明する。
第1のシート収容部201は、シートを搬送し積載するための搬送手段204と、シートを積載し一時的に収容するための積載トレイ231と、積載トレイ上にシートが収容されているか否かを検知するシート有無センサ216と、収容されたシートの搬送方向上流側端部(シートの後端)を押圧し、収容されたシートの先端の一部を画像形成装置100の機外に露出させ、ユーザーがシートを受け取れる位置までシートを移動させるためのシート移動手段233と、シート移動手段233により移動されたシートを機外に露出するための1つの開口部234と、開口部234近傍に設置された機外に露出されたシートが取り除かれたことを検知するシート排出センサ213からなる。積載トレイ231は、第1のシート収容部201に収容しうる最大サイズのシートを積載した場合にも、シート先端が開口部234から露出しないような長さに設定されている。シート移動手段233は、第1のシート収容部201にシートが順次搬送されている場合には、シートの搬送/積載を邪魔しない図2中にて実線で示される積載位置に位置している。一方、収容されているシートを排出する時は、シート排出方向に沿って、開口部234に向かって移動し、破線で示されるシートを露出するための露出位置へと移動可能な構成となっている。
図3は、シート収容装置200の斜視図である。図3において、シート移動手段233は、積載位置と露出位置の間の位置にある。シート移動手段233は、シート幅方向にわたって2つのシート後端押圧部233a及び233bを有している。また、シート移動手段233は、一体的にラック237を有し、ラック237はピニオン238と噛みあい、ピニオン238は図3においては不図示の駆動手段であるアクチュエータ239に接続されている。アクチュエータ239を正方向又は逆方向に駆動させることによって、シート移動手段233は積載位置と露出位置の間で往復運動することができる。
(制御部と機能構成のブロック図)
図4は、本実施例における制御部と機能構成を示すブロック図である。画像形成装置100は制御部として画像形成装置制御部301を有しており、画像形成装置制御部301は、ビデオコントローラ302と画像形成装置制御CPU303を備えている。
ビデオコントローラ302は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データ(所定のプログラム言語に基づくコードデータ等の制御情報、イメージデータ等を含む)を受信する。また、ビデオコントローラ302は、シリアルI/Fによって画像形成装置制御CPU303に対して、印刷データから作成した印刷条件(排紙口等)を指定し、印刷指示を行う。また、ビデオコントローラ302は、操作表示部240から入力された情報、又は、画像形成装置に接続された外部機器上で入力された情報に基づいて、画像形成装置制御CPU303に対してシート収容装置200に収容されているシートの排出指示を行う。
画像形成装置制御CPU303は、ビデオコントローラ302から受信した印刷条件に従って、印刷を制御する他、ジャム検知センサ306からの情報をもとに画像形成装置100のジャムなどのエラーを検知し、ビデオコントローラ302に通知する。画像形成装置制御CPU303は、シート給送部102、シート排出部104からなるシート搬送機構304を制御してシートの供給や排出を行い、画像形成部101と定着部103を制御してシートに画像形成動作と定着動作を行う。また、画像形成装置制御CPU303は、搬送手段204〜206等からなるシート収容部制御機構305を制御し、画像形成されたシートをシート収容装置200へ搬送する。また、画像形成装置制御CPU303は、ビデオコントローラ302からの指示によりシート移動手段233を制御し、接続されたシート排出センサ213〜215の情報を用いてシート収容装置200に収容されているシートを露出させる制御を行う。
(シート収容装置の動作の説明)
次に、シート収容装置200の動作について説明する。ユーザーが外部機器300から装置本体100に対して印刷の指示を出す際、外部機器300上で、排紙トレイ124に排紙するか、シート収容部201〜203に一時的に収容するかを選択できる。ユーザーがシート収容部に収容することを選択した場合、画像形成装置制御部301は、各シート収容部に設けられたシート有無センサ216〜218の検知結果に基づいて、シートが収容されていないシート収容部を認識し、シートの搬送先を決定する。また、ユーザーはどのシート収容部に自分のジョブを収容するかを指定する必要はなく、シートはその都度空きがあるシート収容部に自動的に収容される。もちろん、ユーザーがシートを収容するシート収容部を指定することも可能である。
本実施例において、シート収容装置200に収容されているシートは、ユーザーの排出指示によってシート移動手段233により押し出され、排出動作が開始される。排出指示としては、装置本体に設けられた操作表示部240の排出動作開始ボタンを押す、画像形成装置に接続された外部機器上で排出動作開始命令を出す、などが挙げられる。本実施例においては、ユーザーが排出する対象となるシート収容部を選択することによってシートの排出が開始される。
シート排出指示を受けると、ビデオコントローラ302は、画像形成装置制御CPU303に対し該当するシート収容部に収容されているシートを排出する指示を出す。そして、画像形成装置制御CPU303は、アクチュエータ239を制御して、シート移動手段233を積載位置から露出位置へ移動させる。以上で、シート収容装置からシートを露出させる動作は完了する。
本実施例においては、各シート収容部に、それぞれのシート移動手段を駆動する個別のアクチュエータが設けられている。したがって、複数のシート収容部に同一ユーザーのジョブが収容されている場合にも、それぞれのアクチュエータを駆動させることでまとめてシートを受け取れるように排出させることも可能である。また、シート収容部に収容されたシートを排出する時、シート束の重心が開口部234を超えないようにシート束の露出量が設定されるのが望ましい。なぜならば、シート束の重心が開口部234を超える位置まで押し出されると、ユーザーが受け取る前にシート束が開口部234から滑り落ちてしまうからである。
また、シート排出センサ213〜215がオンの状態からオフの状態に変わることによってシート束が引き抜かれたことを検知すると、シート移動手段233は露出位置から積載位置へと移動する。さらに、シート有無センサ216〜218がシート収容部にシートが積載されていないことを検知することで、シート収容部は新たなシートを収容可能な状態となる
(複数のシート収容部から同一の開口部にシートを露出させる場合)
以上、説明した画像形成装置において、図5を用いて複数のシート収容部に収容されたシートを同一の開口部に露出させる場合について説明する。前提として、ユーザーは排出対象として複数のシート収容部を選択していることとする。また、以下の説明において露出量とは、シートが開口部から装置外に露出している長さのことを指す。
まず最下段のシート収容部から選択し(S501)、以下に説明するステップに従って開口部より露出する露出量を決定する。選択中のシート収容部に排紙要求があるか判断し(S502)、当該シート収容部に排紙要求があれば排出対象とする(S503)。直前に設定した露出量が存在しない場合(S504)、当該シート収容部の露出量はL1に設定する(S505)。直前に設定した露出量がL1である場合、当該シート収容部の露出量はL1と異なる露出量であるL2に決定し(S507)、直前に選択した露出量がL2である場合、当該シート収容部の露出量はL1とする(S508)。これを最上段のシート収容部に達するまで、1段ずつ上のシート収容部を選択するようにして繰り返す(S509、S510)。全てのシート収容部について排出対象であるかの判断と、排出対象の露出量が決定したら、排出対象となったシート収容部のシート移動手段を駆動させて排出する(S511)。
図5のフローチャートに従って画像形成装置を動作させると、開口部から排出される複数のシートの露出量はそれぞれL1、L2の値を交互にとることになる。本実施例の動作例を図6に示す。シート収容部201〜203に全てA4サイズのシートが積載されておりシート収容部201および203に排紙要求があった場合を例にする(図6(a))。まず最下段のシート収容部203を選択し、排紙要求があるかを判断する。シート収容部203には排紙要求があり、直前に設定した露出量が存在しないので、シートの露出量は4cmとする。続いてシート収容部202を選択する。シート収容部202に対しては排紙要求がないため排出対象としない。さらにシート収容部201を選択する。シート収容部201に対しては排紙要求があるため排出対象とし、露出量は直前に選択した露出量4cmとは異なる値である3cmとする。全てのシート収容部について判断が終了したら、排出対象としたシート収容部のシートを排出する(図6(b))。この場合、シート収容部203のシートが開口部から4cm露出し、シート収容部201のシートが3cm露出する。露出量は、シート排出センサ213〜215がシートの先端部分を検知して、シート移動手段の駆動量を制御することによって変えることができる。露出したシートをユーザーがまとめて取り出した時、それぞれのシート束は位置がずれているため、ユーザーが容易に判別可能となっている(図6(c))。
本実施例では、排出するシートの露出量をL1、L2の二つから交互に選択したが、上下に重なるシート束の露出量が異なるのであれば、3つ以上の値を選択してもよいし、排出対象とした全てのシート収容部で露出量が異なっていてもよい。また、ユーザーにとって取り出しやすいように、最下段のシート収容部の露出量を最も大きくして、上段に切り換わるにつれて露出量を小さく設定していくことも可能である。露出量の判断については最下段のシート収容部から順に決定していったが、最上段から決定していってもよい。また、シートを露出させる動作はシート排出センサ213〜215によってその量を制御するようにしているが、シート収容部に積載した用紙の長さと開口部までの距離をもとに、シート排出センサ213〜215の検知結果を使用することなく、シート移動手段の駆動量を制御してもよい。また、シート排出センサは3つ設けているが、シートの搬送路が合流する開口部付近に各シート収容部で共通の排出センサを1つ設けるような構成でもよい。
以上、説明したように本実施例の画像形成装置においては、複数のシート収容部に振り分けられたシート束を同一の開口部に重ねて露出させた場合であっても、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる。
(実施例2)
実施例1においては、異なるシート収容部に収容されたシートに異なる露出量を設定することで、収容されていたシート収容部の違いをユーザーに示していた。本実施例ではシート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザーやジョブ番号の情報を加味して、より詳細な制御を行う画像形成装置について説明する。主な部分の説明は第1の実施例と同様であり、ここでは第1の実施例と異なる部分のみを説明する。
(制御部と機能構成のブロック図)
図7は、本実施例における制御部と機能構成を示すブロック図である。実施例1の構成に加えて、IDカード読み取り手段241と画像形成装置制御CPU303の内部に記憶手段307を備えている。
本実施例においてビデオコントローラ302は、操作表示部240から入力されたユーザー情報、IDカード読み取り手段241によってIDカードから得たユーザー情報、もしくは、画像形成装置に接続された外部機器上で入力されたユーザー情報に基づいて、画像形成装置制御CPU303に対してシート収容装置200に収容されているシートの排出指示を行う。
画像形成装置制御CPU303は、シート収容部に収容されたシートを印刷したユーザー情報、ジョブ番号、シートサイズを記憶手段307に記憶する。本実施例において、記憶手段は画像形成装置制御CPU303が備えているとしたが、この記憶手段は画像形成装置制御部301の内部で別々に設けられていてもいいし、ビデオコントローラ302が備えていてもいい。
(シート収容装置の動作の説明)
本実施例におけるシート収容装置200の動作について説明する。シート収容装置200に収容されているシートは、ユーザーの排出指示によってシート移動手段233により押し出され、排出動作が開始される。排出指示としては、装置本体に設けられた操作表示部240の排出動作開始ボタンを押す、IDカード認証、画像形成装置に接続された外部機器上で排出動作開始命令を出す、などが挙げられる。操作表示部にて排出動作開始命令を出す具体的な方法としては、以下の方法がある。例えば、画像形成装置本体100に設けられた操作表示部240に、シート収容部にジョブを保存しているユーザー名やID番号などを表示し、ユーザーは表示された自分に対応する箇所を操作することで排出指示を出すことができる。あるいは、IDカードを用いてユーザーの認証を行う場合には、装置本体にIDカード読み取り手段241を取り付け、そこからID情報を取得することでシート排出指示を出すことができる。
シート排出指示の受付後、ビデオコントローラ302は、得られたユーザー情報と記憶手段307に記憶してあったユーザー情報が一致する場合に、画像形成装置制御CPU303に対し該当するユーザーのシートを排出する指示を出す。そして、画像形成装置制御CPU303は、アクチュエータ239を制御して、シート移動手段233を積載位置から露出位置へ移動させる。以上で、シート収容装置からシートを排出する動作は完了する。
また、本実施例においてユーザー認証でシートを排出する場合は、複数のユーザーのシートをまとめて排出することも可能である。この場合は操作表示部240やIDカード読み取り手段241などの受付手段にグループ情報を入力する。例えば、排出対象をAグループとすると、Aグループに属する複数のユーザーが印刷したシートをまとめて排出することができる。
(複数のシート収容部から同一の開口部に排出する場合)
以上、説明した画像形成装置において、図8を用いて複数のシート収容部に収容されたシートを同一の開口部に排出する場合について説明する。
まず最下段のシート収容部から選択し(S801)、以下に説明するステップに従って開口部より露出する露出量を決定する。選択中のシート収容部に排紙要求があるか判断し(S802)、当該シート収容部に排紙要求があれば排出対象とする(S803)。直前に設定した露出量が存在しない場合(S804)、当該シート収容部の露出量はL1に設定する(S805)。続いて記憶手段307に保持したユーザー情報、ジョブ番号、シートサイズを比較する。まず当該シート収容部に積載されたシートのユーザーが直前に排出対象としたシート収容部のユーザーと同じか比較する(S806)。同じであればさらにジョブ番号を比較し(S807)、これも同じである場合、直前に設定したシートの露出量と同じ露出量を設定する(S808)。ユーザーが異なる場合あるいはジョブ番号が異なる場合には、さらにシートサイズを比較する(S809)。シートサイズが異なる場合には直前と同じシートの露出量を設定する(S808)。シートサイズが同じ場合には直前に設定した露出量から判断する。直前に設定した露出量がL1である場合(S810)、当該シート収容部の露出量はL1と異なる露出量であるL2に設定し(S811)、直前に選択した露出量がL2である場合、当該シート収容部の露出量はL1とする(S812)。以上を最上段のシート収容部に達するまで、1段ずつ上のシート収容部を選択するようにして繰り返す(S813、S814)。全てのシート収容部で排出対象であるかとその露出量が決定したら、排出対象となったシート収容部のシート移動手段を駆動させて排出する(S815)。
図8のフローチャートに従って画像形成装置を動作させると、実施例1のようなシート収容部の違いではなく、印刷を指示したユーザー、ジョブ番号、シートサイズの違いで露出量を決定することができる。本実施例において、印刷したユーザー又はジョブ番号が異なり、シートサイズが同じである場合、開口部から排出された複数のシートの露出量はそれぞれL1、L2の値を交互にとる。印刷したユーザー又はジョブ番号が異なり、シートサイズが異なる場合は、シートの露出量を変化させていない。これは、シートサイズが異なるシート束が重なった場合には、シートの露出量を変化させなくても、シートの幅あるいは開口部から露出していないシートの後端部分の位置がずれて排出されるので、ユーザーが判別可能となるためである。ユーザーにとって開口部から露出したシート束の露出量が揃っていた方がよりシート束をまとめて取りやすく、取り残しを軽減する点で優れている。なお、本実施例において、シートサイズの判断(S809)は省略し、印刷したユーザーもしくはジョブ番号が異なればシートの露出量を変化させて(S808、S811、S812)出力してもよい。
本実施例の動作例を図9〜図11に示す。シート収容部201にはユーザー1(ジョブ番号3、LTRサイズ)のシートが収容され、シート収容部202にはユーザー2(ジョブ番号2、A4サイズ)のシート、シート収容部203にはユーザー1(ジョブ番号1、A4サイズ)のシートが積載されていた場合を例にする(図9(a)、図10(a))。
ユーザー1のシートに排出指示があった場合、図8のフローによって以下のように動作する。まず最下段のシート収容部203を選択し、排紙要求があるかを判断する。シート収容部203には排紙要求があり、直前に設定した露出量が存在しないので、シートの露出量は4cmとする。続いてシート収容部202を選択する。シート収容部202に対しては排紙要求がないため排出対象としない。さらにシート収容部201を選択する。シート収容部201に対しては排紙要求があるため排出対象とし、シート収容部201に収容されたシートを印刷したユーザーは直前のシート収容部203と同じであり、シートのジョブ番号は異なる。さらにシートサイズを判断し、シートサイズが異なるため、露出量は直前のシート収容部203と同じ4cmを選択する。全てのシート収容部について判断が終了したら、排出対象としたシート収容部のシートを排出する(図9(b))。排出動作については実施例1と同様である。この時の排出したシート束の様子を図9(c)に示す。
同様の積載状態で、全てのシート収容部に排出指示があった場合は以下のように動作する。まず最下段のシート収容部203を選択し、排紙要求があるかを判断する。シート収容部203には排紙要求があり、直前に設定した露出量が存在しないので、シートの露出量は4cmとする。続いてシート収容部202を選択する。シート収容部202には排紙要求があるので排出対象とし、直前に選択したシート収容部203とユーザーが異なり、シートサイズが同じため、露出量を3cmとする。続いて、シート収容部201を選択する。シート収容部201には排紙要求があるので排出対象とし、直前に選択したシート収容部202とユーザーが異なり、シートサイズも異なるため、露出量は直前のシート収容部202と同じ3cmを選択する。全てのシート収容部について判断が終了したら、排出対象としたシート収容部のシートを排出する(図10(b))。排出動作については実施例1と同様である。この時の排出したシート束の様子を図10(c)に示す。最下段のシート収容部203とその上段のシート収容部202は、シートの先端の露出量が異なっており、ユーザーの違いが識別できる。その上段のシート収容部201は、その下段のシート収容部202とシートの先端の露出量は同じであるが、シートサイズの違いからユーザーの違いを認識できる。
さらに、同一のジョブが複数のシート収容部にまたがって収容された場合の排出例を示す。シート収容部201にはユーザー1(ジョブ番号2、LTRサイズ)のシートが収容され、シート収容部202にはユーザー1(ジョブ番号1、A4サイズ)のシート、シート収容部203にはユーザー1(ジョブ番号1、A4サイズ)のシートが積載されていた場合を例にする(図11(a))。
ユーザー1のシートに排出指示があった場合、図8に示した動作フローによって排出動作を実行すると以下のように動作する。まず最下段のシート収容部203を選択し、排紙要求があるかを判断する。シート収容部203には排紙要求があり、直前に設定した露出量が存在しないので、シートの露出量は4cmとする。続いてシート収容部202を選択する。シート収容部202には排紙要求があるので排出対象とし、直前に選択したシート収容部203とユーザーが同じで、さらにジョブ番号も同じであるため、露出量は同じ4cmとする。続いて、シート収容部201を選択する。シート収容部201には排紙要求があるので排出対象とし、直前に選択したシート収容部202とユーザーが同じでジョブ番号が異なるが、シートサイズも異なるため、露出量は直前のシート収容部202と同じ4cmを選択する。全てのシート収容部について判断が終了したら、排出対象としたシート収容部のシートを排出する(図11(b))。排出動作については実施例1と同様である。この時の排出したシート束の様子を図11(c)に示す。同じユーザーで同じジョブ番号のシート収容部203及び202に収容されたシートの露出量は同じなので、ユーザーが取り出す時に一つのシート束となり同じジョブとして判別可能である。同じユーザーで異なるジョブ番号のシート収容部201に収容されたシートの露出量は他の二つと同様であるが、シートサイズの違いでジョブの違いを判別可能である。
以上、説明したように本実施例の画像形成装置においては、排出対象となった複数のシート収容部に収容されたシートを同一の開口部に重ねて露出させる場合に、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる。
(実施例3)
実施例2で述べたように、直前の排出対象のシートとシートサイズが異なる場合は、シートの露出量を同じにしてもシートを印刷したユーザーやジョブ番号の違いを認識することができる。つまり、シート束の区別がしやすくなる。シートの露出量を同じにすることの利点は、ユーザーにとってシート束が取り出しやすくなり、シートの取り残しを軽減することができる点である。本実施例ではこのような状況をつくるために、シートサイズが異なるシートを隣接するシート収容部に収容させる画像形成装置について説明する。
図12は本実施例におけるシート収容部の選択動作を示すフローチャートである。まず空いているシート収容部(シートが未収容のシート収容部)のうち最下段のシート収容部を選択する(S1101)。そして、次に収容しようとしているシートと、選択中のシート収容部の上下段に位置するシート収容部に収容されたシートとのシートサイズを比較する(S1102、S1103)。ともに異なれば当該シートの収容先を、選択しているシート収容部に決定する(S1104)。いずれかが同じ場合には、次の収容先を探すためにさらに上段の空いているシート収容部を選択して繰り返す(S1105、S1107)。上段側に空いているシート収容部がない場合、今まで選択したシート収容部から任意に一つを選択して収容先に決定する(S1106)。
また、図12のフローチャートにおいて、選択したシート収容部が装置に設けられたシート収容部の最下段のシート収容部である場合は、S1102をスルーさせた後、S1103において上段のシート収容部との比較のみ行う。選択したシート収容部が装置に設けられたシート収容部の最上段のシート収容部である場合は、通常通りS1102において下段のシート収容部との比較を行う。その後、S1103に進んだ場合はS1103をスルーさせ、S1104にて最上段のシート収容部を収容先に決定する。選択中のシート収容部の上段に位置するシート収容部にシートが収容されていない場合も同様に、通常通りS1102でシートサイズの比較を行う。その後、S1103に進んだ場合はS1103をスルーさせ、S1104にて選択中のシート収容部を収容先に決定する。
以上のように動作させることで、隣接するシート収容部に収容されたシートを同一の開口部に重ねて露出させる時に、シートサイズが異なっている状況が多くなる。そのため、シートの露出量をなるべく揃えて露出させることが可能となる。また、フローチャート上では触れていないが、同じジョブが一つのシート収容部に収まらなかった場合には、隣接するシート収容部を優先的に収容先として選択する。また、本実施例においては収容先を最下段のシート収容部から順に決定していったが、最上段から決定していってもよい。
以上、説明したように本実施例の画像形成装置においては、シートサイズが異なるシートを隣接するシート収容部に収容させることにより、ユーザーが取り出した複数のシート束を容易に区別することができる。
(変形例)
以上の実施例において、開口部は1つであり、全てのシート収容部において共通の開口部となっているが、複数の開口部を別途設けてもいい。その時は、複数ある内のどれか1つの開口部に複数のシート収容部のシートを重ねて露出させる場合に上記実施例の動作を適用することができる。
また、上記の説明では、3つのシート収容部が設けられている構成について説明したが、シート収容部の個数は3つに限定されるものではない。装置本体が使用される環境、共同して使用するユーザーの人数あるいは装置本体のスペックに合わせて、シート収容部の個数を設定すればよい。
また、上記の実施例においては、シート収容装置を画像形成装置の一部として同一のCPUによって制御を行う構成を示したが、シート収容装置として独立したCPUを有し、ビデオコントローラ302あるいは画像形成装置制御CPU303からの指示を受けて動作するような構成でもよい。
また、上記の実施例においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもいい。
100 画像形成装置
101 画像形成部
102 シート給送部
103 定着部
104 シート排出部
200 シート収容装置
201、202、203 シート収容部
213、214、215 シート排出センサ
216、217、218 シート有無センサ
234 開口部
240 操作表示部
302 ビデオコントローラ
303 画像形成装置制御CPU

Claims (13)

  1. 開口部が形成された装置本体と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数のシート収容部と、
    前記シート収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出する状態まで前記シートを移動させ、前記状態で前記シートの移動を停止させるシート移動手段と、を有する画像形成装置において、
    前記シート収容部に収容されたシートに関する情報を記憶する記憶手段と、
    複数の前記シート収容部に収容されたシートを同一の前記開口部から重ねて露出させる場合、前記記憶手段に記憶された前記シートに関する情報に基づいて、複数の前記シート収容部に収容されたシートのそれぞれについて前記開口部から前記装置本体の外部へ露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させる制御と、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させる制御のいずれかを切り替えて実行するように、前記シート移動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、前記シート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザー情報を記憶
    前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、露出させるシートの印刷を指示したユーザー情報が同じである場合、前記露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させ、前記ユーザー情報が異なる場合、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、前記シート収容部に収容されたシートのジョブ番号を記憶
    前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、露出させるシートのジョブ番号が同じである場合、前記露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させ、前記ジョブ番号が異なる場合、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は、前記シート収容部に収容されたシートのサイズを記憶
    前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、露出させるシートのサイズが同じである場合、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させ、前記サイズが異なる場合、前記露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記記憶手段は前記シート収容部に収容されたシートのサイズを記憶し、
    前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、露出させるシートの印刷を指示したユーザー情報又は露出させるシートのジョブ番号が異なる場合であって、かつ、露出させるシートのサイズが同じである場合、前記露出する長さが異なるようにそれぞれのシートを移動させ、前記サイズが異なる場合、前記露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 複数の前記シート収容部の中から2つ以上の前記シート収容部を選択する選択手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、前記選択手段で選択された2つ以上の前記シート収容部に収容されたシートを同一の前記開口部から重ねて露出させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記シート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザーが属するグループ情報を受け付ける受付手段と、を有し、
    前記記憶手段は、前記シート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザーが属するグループ情報を記憶し、
    前記受付手段で取得したグループ情報と、前記記憶手段に記憶されているグループ情報が一致する場合、前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、複数の前記シート収容部から前記グループ情報に属するユーザーのシートを前記開口部から露出させることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記シート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザー情報を受け付ける受付手段と、を有し、
    前記記憶手段は、前記シート収容部に収容されたシートの印刷を指示したユーザー情報を記憶し、
    前記受付手段で取得したユーザー情報と、前記記憶手段に記憶されているユーザー情報が一致する場合、前記制御手段は、前記シート移動手段を制御して、複数の前記シート収容部から該当するユーザーのシートを前記開口部から露出させることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成に関する情報の表示を行うとともに、ユーザーによる操作の入力を受け付ける操作表示部と、を有し、
    前記受付手段によるユーザー情報又はグループ情報の取得は、ユーザーが前記操作表示部にユーザー情報又はグループ情報を入力することにより行われる請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. IDカードを読み取るIDカード読み取り手段と、を有し、
    前記受付手段によるユーザー情報又はグループ情報の取得は、ユーザーが前記IDカード読み取り手段にIDカードを読み取らせることにより行われる請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 開口部が形成された装置本体と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数のシート収容部と、
    前記シート収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出する状態まで前記シートを移動させ、前記状態で前記シートの移動を停止させるシート移動手段と、を有する画像形成装置において、
    シートが未収容の第1のシート収容部に新たなシートを収容する際に、前記第1のシート収容部に隣接する第2のシート収容部に収容されたシートと前記新たなシートのサイズが異なる場合、前記第1のシート収容部に前記新たなシートを収容し、
    前記第1のシート収容部と前記第2のシート収容部を含む複数の前記シート収容部に収容されたシートを同一の前記開口部から重ねて露出させる場合、前記シート移動手段は、前記第1のシート収容部と前記第2のシート収容部に収容されたシートのそれぞれについて前記開口部から前記装置本体の外部へ露出する長さが同じになるようにそれぞれのシートを移動させることを特徴とする画像形成装置。
  12. シートが未収容の第1のシート収容部に新たなシートを収容する際に、前記第1のシート収容部に隣接する第2のシート収容部に収容されたシートと前記新たなシートのサイズが同じであって、かつ、前記第1のシート収容部とは別にシートが未収容の前記シート収容部が存在しない場合、前記第1のシート収容部に前記新たなシートを収容することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. シートが未収容の第1のシート収容部に新たなシートを収容する際に、前記第1のシート収容部に隣接する第2のシート収容部に収容されたシートと前記新たなシートのサイズが同じであって、かつ、ジョブ番号も同じである場合、前記第1のシート収容部に前記新たなシートを収容することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
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