JP6746280B2 - 画像形成装置及びシート収容ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、画像が形成されたシートを一旦収容する収容部を有する画像形成装置及びシート収容ユニットに関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像が形成された自分のシートのみを取り出せるようにするため、シートを装置本体の内部に一旦収容する収容部を備えたものがある。
特許文献1には、装置本体の上面に設けられた複数のユーザが共同して使用する通常の排出トレイとは別に、画像が形成されたシートを装置本体の内部に一旦収容する複数の収容部を備えた画像形成装置が記載されている。この収容部に収容されたシートを取り出すためには、例えばIDカードを用いてユーザ認証を行う。ユーザが装置に設けられたIDカード読み取り手段に自分のIDカードを読み取らせることによって、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が正常に行われると、シートの取り出しを指示したユーザのシートが装置本体の外部に露出される。これによりユーザは、画像が形成された自分のシートのみを取り出すことができ、自分のシートと他人のシートが混載した排出トレイから自分のシートを探す手間が無くなる。
特開2014−114164号公報
ところで、特許文献1のような装置本体の内部に収容部を設ける構成においては、収容部に収容できるシートの枚数に上限がある。また、収容部に収容されたシートを取り出す際にはIDカードによるユーザ認証が必要で、そのシートの印刷を指示したユーザ以外がシートを取り出すことはできない。そのため、全ての収容部にシートが収容された後、ユーザがそのシートを収容部から取り出すことを忘れてしまうと、他のユーザが収容部を使用することができない状態が継続する。
本発明の目的は、収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用できるようになるまでの時間を短くすることである。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、開口部が形成された装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する収容部と、前記装置本体の外部へ排出されたシートを積載する積載部と、前記収容部に収容されたシートを移動させるシート移動手段と、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させる第1のモードと、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させる第2のモードを切り換えて制御する制御部を有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するための本発明のシート収容ユニットは、シートに画像を形成する画像形成装置で用いられ、開口部が形成されたユニット本体と、画像が形成されたシートを前記ユニット本体の内部に収容する収容部と、前記ユニット本体の外部へ排出されたシートを積載する積載部と、前記収容部に収容されたシートを移動させるシート移動手段と、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させる第1のモードと、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させる第2のモードを切り換えて制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用できるようになるまでの時間を短くすることができる。
本発明の実施例における画像形成装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施例におけるシート収容ユニットの構成を示す断面図である。 本発明の実施例におけるシート収容部の斜視図である。 本発明の実施例における画像形成装置の制御部と機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例におけるシート印刷時のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるシート露出時の様子を示すシート収容ユニットの断面図である。 本発明の実施例1におけるシート露出時の様子を示す画像形成装置の斜視図である。 本発明の実施例1における動作に関するフローチャートである。 本発明の実施例1におけるシート強制排出時の様子を示すシート収容ユニットの断面図である。 本発明の実施例1におけるシート強制排出時の様子を示す画像形成装置の斜視図である。 本発明の実施例2における動作に関するフローチャートである。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置の断面図である。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置の斜視図である。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置及びシート収容ユニットの断面図である。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置及びシート収容ユニットの斜視図である。 本発明のその他の装置構成における収容部の上面図である。 本発明のその他の装置構成における収容部の上面図である。 本発明のその他の装置構成における収容部の上面図である。 本発明のその他の装置構成における収容部の上面図である。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置及びシート収容ユニットの断面図である。 本発明のその他の装置構成における画像形成装置及びシート収容ユニットの斜視図である。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
(画像形成装置の構成図)
図1は、本発明の第1の実施例に係る収容部を備えた画像形成装置100の構成を示した断面図である。なお、本実施例では画像形成装置として、レーザビームプリンタの例を示す。
装置100は、画像形成部101と、シートSを画像形成部101に供給する供給部102と、装置本体103(筐体ともいう)と、画像形成部101によって画像が形成されたシートSを排出する排出部104を有している。ここで、シートSとは画像形成部101によって画像が形成されるものであって、例えば、記録紙(普通紙、厚紙、薄紙)やOHPシート等が含まれる。また、装置100は、画像が形成されたシートSを一旦収容する複数のシート収容部201〜203を備えたシート収容ユニット200を有している。さらに装置100は、画像が形成されたシートSをユニット200の各収容部201〜203へ振り分けて搬送する搬送部105を有している。さらに装置100は、装置本体103の外部へ排出されたシートを積載する排出トレイ260を有している。排出トレイ260について詳しくは後述する。
画像形成部101は、図1において時計回り(CW方向)に回転する感光ドラム111と、ドラム111の表面を帯電する帯電ローラ112と、ドラム111に光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット113を有している。さらに画像形成部101は、静電潜像にトナーを付着させて、ドラム111にトナー像を形成する現像ユニット114と、搬送されてきたシートSにトナー像を転写する転写ローラ115を有している。さらに画像形成部101は、定着ローラ116と、ローラ116に当接した加圧ローラ117と、定着排出ローラ118を有しており、シートSに転写されたトナー像をシートSに定着させる。画像形成部101は、このような電子写真画像形成プロセスによってシートSにトナー像を形成する。
ここで、本実施例の装置100においては、ドラム111、ローラ112、ユニット114、トナーを収容するトナー収容部(不図示)がカートリッジCとして一体化されており、装置本体103に対して着脱可能になっている。ユーザはトナーがなくなると、カートリッジCを新しいカートリッジCと交換することができる。これによって、サービスマンによらずに、ユーザ自身で装置100のメンテナンスを行うことができる。また、本発明はこのようなカートリッジタイプの装置100に限定されず、ドラム111、ローラ112、ユニット114等の部材が装置本体103に据え付けられた構成(部材の交換が不要なタイプ)にも適用することができる。
供給部102は、画像形成に用いられるシートSが複数枚、積層状態で収納されている供給カセット106と、ピックアップローラ107と、フィードローラ108と、搬送ガイド109と、レジストレーションローラ110を有している。また、ローラ110の近傍にレジストレーションセンサ119が設けられており、センサ119によって搬送されるシートの先端を検知されたことに応じて画像形成部101によって画像形成を開始するタイミングが決定される。センサ119は、不図示のフラグとフォトインタラプタから構成され、搬送されるシートによってフラグが作動することにより、フォトインタラプタからオン/オフ信号が出力される構成である。
排出部104は、第1の切り換え部材120と、搬送ローラ121と、排出ガイド122と、排出ローラ123と、排出トレイ124を有している。切り換え部材120は、画像形成後のシートSをユニット200へ導く図1の実線で示した位置と、トレイ124へ導く破線で示した位置に不図示のアクチュエータによって切り換え可能な構成となっている。トレイ124は装置本体103の上面に設けられており、複数のユーザが共同して使用することができる。トレイ124には画像が形成された面(表面)が下向きの状態(フェイスダウン)でシートが排出される。
搬送部105は、シートSの搬送先を切り換えるための第2の切り換え部材133、第3の切り換え部材134、そして各収容部201〜203へとシートSをガイドする搬送ガイド128〜132を有している。ここで、切り換え部材133と切り換え部材134は、図1中の実線の位置と破線の位置に不図示のアクチュエータによって切り換え可能な構成となっている。例えば、収容部201にシートSを搬送する場合には、切り換え部材133と切り換え部材134をそれぞれ図1中の実線にて示された位置に位置させる。シートSは、ガイド128、129、130の順に通過して、収容部201に搬送される。また、収容部202にシートSを搬送する場合には、切換え部材134のみを破線にて示された位置に切り換える。この場合、シートSは、ガイド128、129、131の順に通過して、収容部202に搬送される。なお、トレイ124と同様に、各収容部201〜203にもシートSはフェイスダウンの状態で収容される。
(シート収容ユニットの構成図)
図2は、ユニット200の構成を示した断面図である。本実施例のユニット200においては、複数の収容部201〜203が鉛直方向に積み重なって配置されている。それぞれの収容部の構成は同じであり、ここでは、主に収容部201の構成について説明する。
収容部201は、シートSを搬送するための搬送ローラ211と、シートSを装置本体103の内部に積載し一旦収容するための積載トレイ221と、トレイ221上にシートSが収容されているか否かを検知するシート有無センサ231を有している。さらに収容部201は、内部に収容されたシートSの後端(シートSの搬送方向の上流側の端部)を押し、収容されたシートSの一部を装置本体103の外部に露出させるシート押し出し手段241を有している。押し出し手段241はユーザがシートSを受け取ることができる位置まで、すなわち、シートSの先端(シートSの搬送方向の下流側の端部)が開口部250を通過するまで、シートSを移動させる。開口部250は装置本体103に形成されている。これにより、シートSを装置本体103の外部に所定の長さ、露出させることができる。また、開口部250のすぐ上流には不図示のアクチュエータによって互いに当接離間可能な排出ローラ対251が配置されている。図2においてはローラ対251が互いに当接した状態が記載されている。押し出し手段241によってシートSを移動させ、開口部250からシートSを露出させる時にはローラ対251は離間する。ローラ対251の役割について詳しくは後述する。なお、シートSを装置本体103の外部に露出させる所定の長さは、本実施例では30mmに設定している。この所定の長さは一例であり、ユーザが露出したシートSを掴むことができ、かつ、シートSが大きくたわまないような長さに設定すればよい。
また、トレイ221は、収容部201に収容しうる最大サイズのシートSを積載した場合にも、シートSの先端が開口部250から露出しないような長さに設定されている。トレイ221にシートSが積載されて、積載されたシートSによってセンサ231を破線の位置まで倒すと、センサ231はオンの状態となる。押し出し手段241によりシートSが移動されて、センサ231が実線の位置まで戻ると、センサ231はオフの状態となる。また、移動されたシートSの先端が、開口部250付近に設置されている開口部センサ236を破線の位置まで倒すことによって、センサ236はオンの状態となる。装置本体103の外部に露出されたシートSが取り除かれて、センサ236が実線の位置まで戻ると、センサ236はオンの状態からオフの状態に変化する。押し出し手段241は、収容部201にシートSが順次搬送されている場合には、実線で示した積載位置に位置している。一方、収容されたシートSを露出させる時は、押し出し手段241がシートSの搬送方向に沿って開口部250に向かって移動し、破線で示した露出位置へと移動可能な構成となっている。露出位置の場所、すなわち押し出し手段241の移動する距離はシートSを露出させる長さとシートSの搬送方向のサイズに応じて決定される。
図3は、収容部201の斜視図である。図3において、押し出し手段241は、積載位置と露出位置との間に位置している。押し出し手段241は、シートSの幅方向において2つの押し出し爪241a及び241bを有している。また、押し出し手段241は、一体的にラック246を有し、ラック246はピニオン247と噛みあい、ピニオン247は図3においては不図示の駆動手段であるアクチュエータに接続されている。アクチュエータを正方向又は逆方向に駆動させることによって、押し出し手段241は積載位置と露出位置の間で往復運動することができる。
収容部202と収容部203の構成も収容部201と同じである。すなわち、収容部202は、搬送ローラ212と、積載トレイ222と、シート有無センサ232と、シート押し出し手段242を有している。また、収容部203は、搬送ローラ213と、積載トレイ223と、シート有無センサ233と、シート押し出し手段243を有している。
(制御部と機能構成のブロック図)
図4は、本実施例における制御部と機能構成を示すブロック図である。装置100は制御部として画像形成装置制御部301を有しており、制御部301は、コントローラ302、エンジン制御部303、シート収容ユニット制御部304を備えている。そしてこれらの制御部はCPUを有している。
コントローラ302は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データ352を受信し、受信した印刷データ352を、メモリ305(例えば、RAMやROM等)に記憶する。コントローラ302は、メモリ305に記憶した印刷データ352を解析して印刷条件を作成する。印刷条件とは、シートSの供給枚数、画像が形成されたシートSの搬送先(トレイ124又はユニット200)、印刷する画像濃度等を示す情報である。そして、コントローラ302はシリアルI/Fにより、制御部303に対してデータ352から作成した印刷条件を指定する。制御部303は、コントローラ302から受信した印刷条件に従って各機構を制御する。具体的には、画像形成部101を制御してシートSに画像を形成し、供給部102や排出部104を制御してシートSの供給や排出を行う。
また、コントローラ302は、メモリ305に記憶したデータ352を解析して各収容部201〜203の収容条件や移動条件を作成する。そして、コントローラ302はシリアルI/Fにより、制御部304に対してデータ352から作成した収容条件や移動条件を指定する。収容条件とは、画像が形成されたシートSの収容先、収容するシートSの枚数等の情報である。また、移動条件とは、開口部250からシートSを露出させるために押し出し手段241〜243を移動させる距離等の情報である。制御部304は、コントローラ302から受信した収容条件や移動条件に従って各機構を制御する。具体的には、搬送部105を制御して画像形成されたシートを各収容部201〜203へ搬送し、押し出し手段241〜243を含むユニット200を制御して各収容部201〜203に収容されたシートを開口部250まで移動させる。また、操作表示部コントローラ306は、ユーザが操作表示部307にて各種設定や、露出指示(移動指示)を行ったものをコントローラ302に通知する制御を行う。操作表示部307は、ユーザに関する情報(例えば、各ユーザのID番号、各ユーザのパスワード等)を外部から入力可能な入力手段として機能する。IDカード読み取り手段308はIDカードから得たユーザ情報をコントローラ302に通知する。このようにIDカード読み取り手段308も、ユーザに関する情報を外部から入力可能な入力手段として機能する。
(シート収容ユニットの動作の説明)
以上、説明した装置100において、ユーザは外部機器300又は操作表示部307から、ユニット200にシートSを一旦収容させるバッファモード、又はトレイ124にシートSを排出させる通常モードのどちらか一方を選択することができる。選択されたモードはメモリ305に記憶される。ユーザがシートSの印刷を指示した時のフローチャートを図5に示す。なお、このフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、ユーザが外部機器300を通じてシートSの印刷を指示すると、データ352がコントローラ302に送信される(S401)。データ352を受信すると、コントローラ302はメモリ305に記憶されている情報を参照し、バッファモードが選択されているかを確認する(S402)。バッファモードが選択されている場合、コントローラ302はユニット200にシートSを一旦収容させる(S403)。通常モードが選択されている場合、コントローラ302はトレイ124にシートSを排出させる(S404)。以上で本フローチャートの制御は終了する。また、図5のフローチャートにおいては、予めユーザがモードを選択する構成を前提としていたがこれに限定されない。例えば、ユーザが印刷を指示する度に、どちらのモードで動作するかユーザに決定させる構成であってもよい。
ユニット200にシートSを収容する際は、所定の規則に従って各収容部201〜203へシートSを振り分ける。本実施例においては、シートSのジョブ番号毎に異なる収容部へシートSを振り分ける。また、ユニット200からシートSを露出させる際は、シートSの露出を指示したユーザのシートSを開口部250から装置本体103の外部に露出させる。ユーザは外部機器300又は操作表示部307に、予め設定しておいたパスワードを入力することによって露出指示を出すことができる。または、IDカード読み取り手段308に自分のIDカードを読み取らせ、ユーザ認証を行うことによって露出指示を出すこともできる。本実施例においては上記の通り、各収容部201〜203にそれぞれの押し出し手段241〜243を駆動する個別のアクチュエータが設けられている。したがって、複数の収容部に同じユーザのシートSが収容されている場合にも、それぞれのアクチュエータを駆動させることで、ユーザがまとめてシートSを受け取ることが可能である。また、シートSのジョブ番号やシートSの印刷を指示したユーザの情報等はコントローラ302に設けられたメモリ305に記憶されている。コントローラ302はユーザが露出を指示するのに応じて、メモリ305を参照して露出対象のシートSを特定してユニット200に対して露出を指示する。
図6は、ユニット200の動作例を示す図である。図6の(a)において、収容部201にはユーザAのシートSが収容されており、収容部202と203にはユーザBのシートSが収容されている。収容部202には、ユーザBが印刷を指示したシートの内、ジョブ番号2のシートSが収容されており、収容部203にはジョブ番号1のシートSが収容されている。図6の(b)において、ユーザBのシートSの露出が指示されると、押し出し手段242及び243が開口部250に向かって移動し、シートの束SBを開口部250から露出させて停止する。このとき、ローラ対251は互いに離間している。このように、シートの一部が装置本体103の内部にあり、シートが開口部250から装置本体103の外部に露出している状態を露出状態と定義する。
図7に、このときの装置100の斜視図を示す。開口部250からは収容部202と203から露出されたシートの束SBの先端SB2が露出している。ユーザは、この装置本体103の外部に露出した先端SB2を掴んで引き抜くことでシートの束SBを取り出すことができる。
ここで、ユニット200はシートSを搬送するための搬送口(不図示)と収容したシートSを露出させるための開口部250を除いて、周囲を囲まれている。そして、ユニット200の周囲を囲む部材は不透明な材質でできている。従って、各収容部201〜203に収容されている状態では、各収容部のシートSに印刷された情報はユーザには見ることができない。これによって、ユーザは自分のシートSに印刷された情報を他のユーザに見られることがなくなり、情報の機密性を高めることができる。
一方、情報の機密性を高めるという意味では、IDカード等によってユーザ認証を行った後に画像形成を開始する画像形成装置が存在する。しかし、このような装置と比べて本実施例の装置100は、既に画像が形成されたシートSを各収容部201〜203から露出させる動作だけでよい。従って、ユーザ認証を行った後、画像が形成される時間を待つことなく素早くシートSを取り出すことができる。
さらに、ユーザが装置100に対して露出を指示すると、自分のシートのみを取り出すことができる。これにより、ユーザは自分のシートと他人のシートが混載したトレイ124から自分のシートを探す手間が無くなる。
(強制排出モードの説明)
次に、バッファモードでユニット200に収容されたシートSを、装置本体103の外部へ強制的に排出させるモードについて説明する。ユニット200に収容できるシートの枚数は限られており、ユーザがシートSを取り忘れるなどしてユニット200にシートSが長時間放置されたままとなると、他のユーザがユニット200を使用することができない。そのため、本実施例においては、コントローラ302が新たな収容指示を受けた時に、長時間ユニット200に放置されたシートSをトレイ260へ強制的に排出させる。ここで、収容指示とは、バッファモードを使用した印刷指示のことを指す。
本実施例における強制排出モードを実行する際のフローチャートを図8に示す。なお、このフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、バッファモードでシートSの印刷が指示されると、コントローラ302に収容指示が出される(S501)。コントローラ302はユニット200に含まれる複数の収容部201〜203のいずれかに空きがあるかどうかを判断する(S502)。空きがある場合、コントローラ302は新たなシートSの印刷を開始させ、搬送部105によって空きの収容部にシートSを搬送させる(S503)。
一方、空きがない場合、コントローラ302はユニット200内に所定時間(例えば30分)以上放置されたシートSがあるかどうかを判断する(S504)。この所定時間は操作表示部307などにおいてユーザが自由に設定できるようにしても良い。所定時間以上放置されたシートSがある場合、コントローラ302は放置時間が最も長いシートSから順にトレイ260へ排出させる(S505)。つまり、放置時間が最も長いシートSが収容されている収容部からシートSを装置本体103の外部へ排出する。これによって、ユニット200内に空きの収容部をつくることができる。なお、シートSが強制排出されたことを外部機器300を介して、そのシートSの印刷を指示したユーザに通知させるようにしても良い。そして、コントローラ302は新たなシートSの印刷を開始させ、搬送部105によって空きの収容部にシートSを搬送させる(S506)。
所定時間以上放置されたシートSがない場合、コントローラ302は外部機器300を介し、印刷指示を出したユーザにユニット200に空きがないことを通知する(S507)。ここでバッファモードから通常モードに切り換えて、トレイ124にシートSを排出するようにユーザが選択できるようにしてもよい。或いは、自動的にトレイ124にシートSが排出されるようにし、S507において通知する情報はシートSの搬送先(排出先)が変更になったことだけにしてもよい。
強制的にシートSをトレイ260へ排出させる際の動作を図9及び図10を用いて説明する。図9はユニット200の動作例を示す図であり、図10はシートSがトレイ260へ排出された時の装置100の斜視図である。
図9の(a)は図6の(a)と同じ状態を示しており、収容部201にはユーザAのシートS、収容部202と203にはユーザBのシートSが収容されている。ここでユーザBのシートSをトレイ260へ強制的に排出する場合、図6の(b)で示した動作と同様にまずは押し出し手段242と243によってユーザBのシートSの後端を押し出す(図9の(b))。このとき、ローラ対251は互いに離間しており、回転もしていない。シート束SBの先端が開口部250を通過し、露出状態となった後、図9の(c)で示すようにローラ対251が露出状態にあるシート束SBに当接する。そして、ローラ対251がシート束SBに当接した状態で図の矢印方向に回転することにより、露出状態にあるシート束SBを装置本体103の外部へ排出させる。この結果、図10に示すようにシート束SBの後端が開口部250を通過し、シート束SBはトレイ260へ排出される。また、ローラ対251の回転を停止させるタイミングはセンサ236によってシート束SBの後端を検知したタイミングに基づいて制御してもよい。これらの動作によって、収容部202と203が空きの収容部となり、新たにシートSを収容できる状態となる。
以上より本実施例によれば、収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用できるようになるまでの時間を短くすることができる。
なお、本実施例においては、S505でシートSが強制排出されたことを外部機器300を介してユーザに通知させる構成について説明したが、単にその情報を操作表示部307に表示させておくだけでもよい。または、ユーザが操作表示部307又はIDカード読み取り手段から露出指示を出した時に、操作表示部307にその情報を表示させるようにしても良い。また、ジョブ毎に強制排出が不可となるようにユーザが設定できるようにしても良い。
また、本実施例においては、各収容部201〜203に収容されたシートSをトレイ260へ排出するために、押し出し手段241〜243とローラ対251を用いる構成について説明した。しかしこれに限定されない。押し出し手段241〜243の可動範囲を広げ、押し出し手段241〜243のみによって各収容部201〜203に収容されたシートSをトレイ260へ排出する構成であっても良い。
また、本実施例においては、図9で説明した通り、収容部202と203に収容されているシートSをトレイ260へ強制排出する例を説明した。しかしこれに限定されず、強制排出の対象はもちろん1つの収容部であってもよい。コントローラ302は新たに搬送されるシートを収容できる分だけ、必要最低限の数の収容部からシートSを強制排出させるようにしても良い。
また、本実施例においては、図8のフローチャートで説明した通り、コントローラ302が新たな収容指示を受けた時に、長時間ユニット200に放置されたシートSをトレイ260へ強制的に排出させていた。しかしこれに限定されない。S504の判断フローを省略し、コントローラ302が新たな収容指示を受けた時にユニット200に空きの収容部がなければ、自動的に放置時間が長いシートSを強制排出させるようにしても良い。これによって、常に他のユーザがユニット200を使用できるようになる。
(実施例2)
実施例1では、コントローラ302が新たな収容指示を受けた時に、長時間ユニット200に放置されたシートSをトレイ260へ強制的に排出させる制御について説明した。すなわち、強制排出を行うタイミングは他のユーザによって印刷指示(収容指示)が出されたタイミングに基づいていた。本実施例では、定期的にユニット200の空き状況を監視し、他のユーザからの印刷指示の有り無しに関わらず自動的に強制排出を行う制御について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
本実施例における強制排出モードを実行する際のフローチャートを図11に示す。なお、このフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
コントローラ302は、定期的にユニット200に含まれる複数の収容部201〜203のいずれかに空きがあるかどうかを監視する(S601)。空きがない場合、コントローラ302はユニット200内に所定時間以上放置されたシートSがあるかどうかを判断する(S602)。所定時間以上放置されたシートSがある場合、コントローラ302は放置時間が最も長いシートSから順にトレイ260へ排出させる(S603)。つまり、放置時間が最も長いシートSが収容されている収容部からシートSを装置本体103の外部へ排出する。これによって、ユニット200内に空きの収容部をつくることができる。
以上より本実施例によれば、実施例1の効果に加えて以下の効果がある。実施例1では、他のユーザの印刷指示を受けてから空きの収容部をつくるのに対し、本実施例では印刷指示を受ける前に空きの収容部をつくることができる。そのため、バッファモードを選択し、ユニット200を介して自分のシートSを取り出せるまでの時間を実施例1に比べて短縮することができる。
なお、本実施例においては、コントローラ302がユニット200に空きの収容部があるかどうかを判断してから、所定時間以上放置されたシートSをトレイ260へ強制的に排出させていた。しかしこれに限定されない。S601の判断フローを省略し、ユニット200に空きの収容部がある場合であったとしても、所定時間以上放置されたシートSがあれば、トレイ260へ強制的に排出させるようにしても良い。
(その他の装置構成)
実施例1及び実施例2の制御を適用することができる画像形成装置100及びシート収容ユニット200の構成は、図1乃至図3で説明した構成に限らない。以下、その他の装置構成について説明する。
・排出トレイ260を有さない構成
本構成の装置100は、図1などに記載された排出トレイ260を有していない。その代わり、収容部201〜203に収容されたシートSを装置本体103の外部へ強制排出するために、収容部201〜203から排出トレイ124までシートSを導く搬送ガイドが別途設けられている。図12に本構成の断面図、図13に本構成の斜視図を示す。図1または図7と同じ個所には同じ符号をつけている。
図12に示す通り、装置100は収容部201〜203に収容されたシートSをトレイ124へ導く搬送ガイド254を有している。ガイド254は途中でガイド122に合流している。また、ユニット200は、収容部201〜203から移動されたシートSが開口部250またはガイド254へ搬送されるように切り換え可能な第4の切り換え部材253を有している。さらにユニット200は搬送ローラ対252を有している。
収容部201〜203からシートSを露出させる場合には、ローラ対251及び252を不図示のアクチュエータによって離間させる。そして、切り換え部材253は図12にて破線で示されている位置に切り換わる。収容部201〜203に収容されたシートSは押し出し手段241〜243によって押し出され、開口部250から露出される。
一方、収容部201〜203からシートSを強制的に排出する場合には、切り換え部材253は図12にて実線で示されている位置に切り換わる。排出されるシートSは、押出し手段241〜243によって少なくとも先端がローラ対252の当接ラインを越えるまで押し出される。その後、ローラ対252がシートSに当接し、ローラ対252およびガイド254に設けられたローラ対によって搬送される。シートSはガイド122を通過し、最終的には排出トレイ124上に排出される。
このように、ユニット200から強制排出されたシートSもトレイ124へ排出するように構成することで、新たに開口部250付近にトレイ260を設ける必要がない。トレイ260を設けないことで、カセット106、操作表示部307、及びIDカード読み取り手段308をユーザが操作しやすく、開口部250から露出されたシートSにもアクセスしやすいという効果が得られる。
・シート収容ユニット200がオプションとなる構成
上記の構成では、シート収容ユニット200が画像形成装置100と一体になって構成されている例について説明した。本構成ではユニット200はオプションであり、装置100に対して着脱可能な状態で設けられている。図14に本構成の断面図、図15に本構成の斜視図を示す。図1または図7と同じ個所には同じ符号をつけている。
図14に示す通り、ユニット200は装置100の上部に着脱可能な状態で設けられている。さらにユニット200の上部に原稿読取装置140が設けられている。なお、原稿読取装置140は設けられていなくても良い。
図15に示す通り、ユニット本体が開口部250を形成している。ここで、本構成はカセット106の引き出し方向に対して、シートSが供給される方向または排出される方向が直交する、所謂サイドオリエント構成を示している。サイドオリエント構成では装置正面から見て左右方向にシートSが搬送される。もちろん、図7に示したようなカセット106の引き出し方向に対して、シートSが供給される方向または排出される方向が同じになる、所謂フロントオリエント構成でも良い。フロントオリエント構成では装置正面から見て前後方向にシートSが搬送される。
本構成においては、装置100に設けられた制御部がユニット200の動作を制御してもよい。また、ユニット200に独立した制御部を設けて、装置100に設けられた制御部と通信して動作を制御してもよい。
・シート収容ユニット200に収容されたシートを2つの方向に移動させることができる構成
上記の構成では、収容部201〜203に収容されたシートSを移動させる方向は一方向だけであった。本構成では、収容部201〜203に収容されたシートSを互いに直交する2つの方向に移動させることができる。それぞれの収容部の構成は同じであり、ここでは、主に収容部201の構成について図16乃至図19を用いて説明する。図16乃至図19は収容部201を上面から見た図である。
図16は収容部201にシートSが収容されていない状態を示している。図16において、積載トレイ221の上には可動トレイ700がトレイ221に対して移動可能な状態で設けられている。また、可動トレイ700には、第1の押し出し爪701と、第2の押し出し爪702が設けられている。さらに、可動トレイ700は係合穴703を形成している。
駆動ユニット704は、第1のプーリ705、第2のプーリ706、無端ベルト707、無端ベルト707に一体的に固定されたリンク部材708、および、各プーリの軸を繋ぐ連結部分を備えたベースプレート709で構成されている。また、リンク部材708は先述の係合穴703と係合している。不図示のアクチュエータによって第1のプーリ705を回転させることで、無端ベルト707が駆動される。さらに駆動ユニット704は、不図示のアクチュエータによって第1のプーリ705を軸として回転可能に設けられている。
図17は収容部201にシートSが収容されている状態を示している。シートSは搬送ローラ211によって図17の矢印方向に沿って搬送され、収容部201に収容される。ここで、シートSは可動トレイ700上に載置されている。
図18はローラ211によってシートSが搬送された方向に対して直交する方向にシートSを移動させた時の様子を示す図である。図18に示すように、駆動ユニット704が、第1のプーリ705を軸として、図17の状態から時計方向に回転している。このとき、無端ベルト707は固定されており、リンク部材708が係合穴703内を滑りながら、可動トレイ700を矢印方向に押している。これにより、可動トレイ700が図18の矢印方向に向かって移動する。それに伴い、第1の押し出し爪701がシートSを図18の矢印方向に移動させる。
図19はローラ211によってシートSが搬送された方向と同じ方向にシートSを移動させた時の様子を示す図である。図19に示すように、シートSを図19の矢印方向へ移動させるために、無端ベルト707が時計周り方向に不図示のアクチュエータによって回転する。それに伴い、無端ベルト707に一体的に固定されたリンク部材708が、矢印方向に沿って移動する。リンク部材708は係合穴708の内部を矢印方向に沿って移動する。この時点では、可動トレイ700は移動しない。リンク部材708がさらに移動すると、係合穴708の左端と突き当たり、その後は、リンク部材708の移動に合わせて可動トレイ700も矢印方向に沿って移動する。それに伴い、第2の押し出し爪702がシートSを図19の矢印方向に移動させる。
ここで、可動トレイ700が移動する際には、排出ローラ対251は互いに離間している。シートSの先端が図19に示すように、排出ローラ対251のニップラインを超えるまで移動された後、排出ローラ251がシートSに当接し、回転することによってさらにシートSを移動させることができる。
図20に本構成の断面図、図21に本構成の斜視図を示す。図14または図15と同じ個所には同じ符号をつけている。これらの図で示す通り、ユニット本体は開口部250と開口部270を形成している。図18で説明した第1の押し出し爪701によってシートSが露出される開口部が250であり、図19で説明した第2の押し出し爪702、排出ローラ対251によってシートSが排出される開口部が270である。開口部270の近くには、強制排出されたシートSを積載するための排出トレイ260が設けられている。
このように、ユニット200に収容されたシートSを開口部250とは異なる面に形成された開口部270から強制排出させるようにすることによって、開口部250付近にトレイ260を設ける必要がない。トレイ260を開口部250の近くに設けないことで、カセット106、操作表示部307、及びIDカード読み取り手段308をユーザが操作しやすく、開口部250から露出されたシートSにもアクセスしやすいという効果が得られる。
(変形例)
上記の実施例においては、各収容部のシート押し出し手段について個別のアクチュエータを有しているため、それらを同時に駆動させることで、複数の収容部に収容されたシートを重ねて露出させることができる。一方で、アクチュエータを収容部の数よりも少ない数だけ設け、例えばクラッチ(不図示)等の駆動伝達切り換え手段を設けることで、1つのアクチュエータで複数のシート押し出し手段を選択的に移動させる構成としてもよい。
また、上記の実施例においては、コントローラ302にメモリ305が設けられていた。しかし、メモリ305はエンジン制御部303、シート収容ユニット制御部304に設けられていてもよい、又は画像形成装置制御部301内で独立して設けられていてもよい。また、上記の実施例において、シートSを搬送する収容部の決定及びシートSを露出させる収容部の決定はコントローラ302が行っているが、エンジン制御部303、シート収容ユニット制御部304など別の制御部が行ってもよい。
また、上記の実施例においては、エンジン制御部303とシート収容ユニット制御部304を分けて構成していたが、エンジン制御部303のみの構成としてもよい。その場合は、エンジン制御部303が搬送部105とシート収容ユニット200を制御すればよい。
また、本実施例においては、各収容部の下流側でシートの搬送路が合流しており、開口部を1つだけ有する構成を説明したが、複数の開口部を別途設けてもよい。そして、各収容部に収容されたシートをそれぞれ別の開口部から露出させる構成でもよい。
また、上記の実施例においては、3つの収容部が設けられている構成について説明したが、収容部の個数は3つに限定されるものではない。画像形成装置100が使用される環境、共同して使用するユーザの人数あるいは画像形成装置100のスペックに合わせて、収容部の個数を設定すればよい。
また、上記の実施例においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
100 画像形成装置
101 画像形成部
103 装置本体
201、202、203 収容部
241、242、243 シート押し出し手段
250 開口部
124、260 排出トレイ

Claims (13)

  1. 開口部が形成された装置本体と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する収容部と、
    前記装置本体の外部へ排出されたシートを積載する積載部と、
    前記収容部に収容されたシートを移動させるシート移動手段と、を有する画像形成装置において、
    前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させる第1のモードと、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させる第2のモードを切り換えて制御する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記収容部に第1のシートが収容されている状態で前記第1のシートの移動指示を受けると、前記シート移動手段によって前記第1のモードで前記第1のシートを移動させ、前記収容部に前記第1のシートが収容されている状態で第2のシートを前記収容部へ収容させる収容指示を受けると、前記シート移動手段によって前記第2のモードで前記第1のシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記収容指示を受けたタイミングにおいて、前記収容部に前記第1のシートが収容されてから所定時間が経過していない場合、前記シート移動手段によって前記第2のモードで前記第1のシートを移動させず、前記タイミングにおいて、前記収容部に前記第1のシートが収容されてから前記所定時間が経過している場合、前記シート移動手段によって前記第2のモードで前記第1のシートを移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2のモードで前記第1のシートが移動された後、空いた前記収容部へ前記第2のシートが収容されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記収容部に第1のシートが収容されている状態で前記第1のシートの移動指示を受けると、前記シート移動手段によって前記第1のモードで前記第1のシートを移動させ、前記収容部に前記第1のシートが収容されている状態で所定時間が経過した場合、前記シート移動手段によって前記第2のモードで前記第1のシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のモードで前記第1のシートが移動されたことをユーザに通知する通知手段を有することを特徴とする請求項2又は請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記積載部は、前記開口部を通過して前記装置本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第2のモードにおいて、前記シート移動手段は前記第1のモードと同じ方向に前記シートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記積載部は、前記画像形成部によって画像が形成され、前記収容部を介することなく前記装置本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第2のモードにおいて、前記シート移動手段は前記開口部を通過させることなく前記シートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 第1の開口部と第2の開口部が前記装置本体に形成され、
    前記シート移動手段は第1のシート移動部と第2のシート移動部を含み、
    前記積載部は、前記第2の開口部を通過して前記装置本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第1のモードにおいて、前記第1のシート移動部は前記シートを所定の方向に移動させ、前記シートの一部が前記第1の開口部から前記装置本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させ、前記第2のモードにおいて、前記第2のシート移動部は前記シートを前記所定の方向と直交する方向に移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成装置で用いられるシート収容ユニットにおいて、
    開口部が形成されたユニット本体と、
    画像が形成されたシートを前記ユニット本体の内部に収容する収容部と、
    前記ユニット本体の外部へ排出されたシートを積載する積載部と、
    前記収容部に収容されたシートを移動させるシート移動手段と、
    前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記ユニット本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させる第1のモードと、前記シート移動手段によって前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させる第2のモードを切り換えて制御する制御部を有することを特徴とするシート収容ユニット。
  11. 前記積載部は、前記開口部を通過して前記ユニット本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第2のモードにおいて、前記シート移動手段は前記第1のモードと同じ方向に前記シートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項10に記載のシート収容ユニット。
  12. 前記積載部は、前記画像形成装置によって画像が形成され、前記収容部を介することなく前記ユニット本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第2のモードにおいて、前記シート移動手段は前記開口部を通過させることなく前記シートを移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項10に記載のシート収容ユニット。
  13. 第1の開口部と第2の開口部が前記ユニット本体に形成され、
    前記シート移動手段は第1のシート移動部と第2のシート移動部を含み、
    前記積載部は、前記第2の開口部を通過して前記ユニット本体の外部へ排出されたシートを積載できる位置に配置されており、
    前記第1のモードにおいて、前記第1のシート移動部は前記シートを所定の方向に移動させ、前記シートの一部が前記第1の開口部から前記ユニット本体の外部に露出した状態で前記シートを停止させ、前記第2のモードにおいて、前記第2のシート移動部は前記シートを前記所定の方向と直交する方向に移動させ、前記シートを前記積載部へ排出させることを特徴とする請求項10に記載のシート収容ユニット。
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