JP2016132523A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の収容部の全てにシートが収容されている場合に、他のユーザが複数の収容部のうちの一部を使用することができるようにする画像形成装置を提供する。【解決手段】 本発明の画像形成装置は、開口部を形成する装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数の収容部と、前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した露出状態で前記シートを停止させる第1のシート移動手段と、を有する画像形成装置において、前記収容部に収容されたシートの全てを前記収容部とは異なる収容部へ移動可能な第2のシート移動手段を有することを特徴とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、画像が形成されたシートを一旦収容するシート収容部を有する画像形成装置に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像が形成された自分のシートのみを取り出せるようにするため、シートを装置本体の内部に一旦収容するシート収容部を備えたものがある。
特許文献1には、装置本体の上面に設けられた複数のユーザが共同して使用する通常の排出トレイとは別に、画像が形成されたシートを装置本体の内部に一旦収容する複数の収容部を備えた画像形成装置が記載されている。この収容部に収容されたシートを取り出すためには、例えばIDカードを用いてユーザ認証を行う。ユーザが装置に設けられたIDカード読み取り手段に自分のIDカードを読み取らせることによって、ユーザ認証が行われる。ユーザ認証が正常に行われると、シートの取り出しを指示したユーザのシートが装置本体の外部に露出される。これによりユーザは、画像が形成された自分のシートのみを取り出すことができ、自分のシートと他人のシートが混載した排出トレイから自分のシートを探す手間が無くなる。
特開2014−114164号公報
ところで、特許文献1のような装置本体の内部に収容部を設ける構成においては、収容部に収容できるシートの枚数に制限がある。また、収容部に収容されたシートを取り出す際にはIDカードによるユーザ認証が必要で、そのシートの印刷を指示したユーザ以外がシートを取り出すことはできない。そのため、全ての収容部にシートが収容された後、ユーザがそのシートを収容部から取り出すことを忘れてしまうと、他のユーザが収容部を使用することができない状態が継続する。
本発明の目的は、複数の収容部の全てにシートが収容されている場合に、他のユーザが複数の収容部のうちの一部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、開口部を形成する装置本体と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数の収容部と、前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した露出状態で前記シートを停止させる第1のシート移動手段と、を有する画像形成装置において、前記収容部に収容されたシートの全てを前記収容部とは異なる収容部へ移動可能な第2のシート移動手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の収容部の全てにシートが収容されている場合に、他のユーザが複数の収容部のうちの一部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施例における画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の実施例1乃至5におけるシート収容ユニットの構成を示す図である。 本発明の実施例におけるシート収容部の斜視図である。 本発明の実施例における画像形成装置の制御部と機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施例におけるシート収容ユニット制御部の詳細図である。 本発明の実施例におけるシート印刷時のフローチャートである。 本発明の実施例におけるシート露出時のシート収容ユニットの様子を示す図である。 本発明の実施例におけるシート露出時の画像形成装置の斜視図である。 本発明の実施例1乃至4におけるシート収容ユニットの様子を示す図である。 本発明の実施例1におけるフローチャートである。 本発明の実施例2におけるフローチャートである。 本発明の実施例3におけるフローチャートである。 本発明の実施例4におけるフローチャートである。 本発明の実施例5におけるフローチャートである。 本発明の実施例6におけるシート収容ユニットの構成を示す図である。 本発明の実施例6におけるフローチャートである。
(実施例1)
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
(画像形成装置の構成図)
図1は、本発明の第1の実施例に係る収容部を備えた画像形成装置100の構成を示した図である。なお、本実施例では画像形成装置として、レーザビームプリンタの例を示す。
装置100は、画像形成部101と、シートSを画像形成部101に供給する供給部102と、装置本体103と、画像形成部101によって画像が形成されたシートSを排出する排出部104を有している。ここで、シートSとは画像形成部101によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート、布等が含まれる。また、装置100は、画像が形成されたシートSを一旦収容する複数のシート収容部201〜203を備えたシート収容ユニット200を有している。さらに装置100は、画像が形成されたシートSをユニット200の各収容部201〜203へ振り分けて搬送する搬送部105を有している。
画像形成部101は、図1において時計回り(CW方向)に回転する感光ドラム111と、ドラム111の表面を帯電する帯電ローラ112と、ドラム111に光を照射して静電潜像を形成する露光ユニット113を有している。さらに画像形成部101は、静電潜像にトナーを付着させて、ドラム111にトナー像を形成する現像ユニット114と、搬送されてきたシートSにトナー像を転写する転写ローラ115を有している。さらに画像形成部101は、定着ローラ116と、ローラ116に当接した加圧ローラ117と、定着排出ローラ118を有しており、シートSに転写されたトナー像をシートSに定着させる。画像形成部101は、このような電子写真画像形成プロセスによってシートSにトナー像を形成する。
ここで、本実施例の装置100においては、ドラム111、ローラ112、ユニット114、トナーを収容するトナー収容部(不図示)がカートリッジCとして一体化されており、装置本体103に対して着脱可能になっている。ユーザはトナーがなくなると、カートリッジCを新しいカートリッジCと交換することができる。これによって、サービスマンによらずに、ユーザ自身で装置100のメンテナンスを行うことができる。また、本発明はこのようなカートリッジタイプの装置100に限定されず、ドラム111、ローラ112、ユニット114等の部材が装置本体103に据え付けられた構成(部材の交換が不要なタイプ)にも適用することができる。
供給部102は、画像形成に用いられるシートSが複数枚、積層状態で収納されている供給カセット106と、供給ローラ107と、搬送ガイド109と、レジストレーションローラ110を有している。また、ローラ110の近傍にレジストレーションセンサ119が設けられており、センサ119によって搬送されるシートの先端を検知されたことに応じて画像形成部101によって画像形成を開始するタイミングが決定される。センサ119は、不図示のフラグとフォトインタラプタから構成され、搬送されるシートによってフラグが作動することにより、フォトインタラプタからオン/オフ信号が出力される構成である。
排出部104は、第1の切り換え部材120と、搬送ローラ121と、排出ガイド122と、排出ローラ123と、排出トレイ124(積載部)を有している。切り換え部材120は、画像形成後のシートSをユニット200へ導く図1の実線で示した位置と、トレイ124へ導く破線で示した位置に不図示のアクチュエータによって切り換え可能な構成となっている。トレイ124は装置本体103の上面に設けられており、複数のユーザが共同して使用することができる。トレイ124には画像が形成された面(表面)が下向きの状態(フェイスダウン)でシートが排出され、積載される。
搬送部105は、シートSの搬送先を切り換えるための第2の切り換え部材133、第3の切り換え部材134、そして各収容部201〜203へとシートSをガイドする搬送ガイド128〜132を有している。ここで、切り換え部材133と切り換え部材134は、図1中の実線の位置と破線の位置に不図示のアクチュエータによって切り換え可能な構成となっている。例えば、収容部201にシートSを搬送する場合には、切り換え部材133と切り換え部材134をそれぞれ図1中の実線にて示された位置に位置させる。シートSは、ガイド128、129、130の順に通過して、収容部201に搬送される。また、収容部202にシートSを搬送する場合には、切換え部材134のみを破線にて示された位置に切り換える。この場合、シートSは、ガイド128、129、131の順に通過して、収容部202に搬送される。なお、トレイ124と同様に、各収容部201〜203にもシートSはフェイスダウンの状態で収容される。
(シート収容ユニットの構成図)
図2は、ユニット200の構成を示した図である。本実施例のユニット200においては、複数の収容部201〜203が鉛直方向に積み重なって配置されている。それぞれの収容部の構成は同じであり、ここでは、主に収容部201の構成について説明する。
収容部201は、シートSを搬送するための搬送ローラ211と、シートSを装置本体103の内部に積載し一旦収容するための積載トレイ221と、トレイ221上にシートSが収容されているか否かを検知するシート有無センサ231を有している。さらに収容部201は、内部に収容されたシートSの後端(シートSの搬送方向の上流側の端部)を押圧し、収容されたシートSの一部を装置本体103の外部に露出させるシート移動手段241を有している。移動手段241はユーザがシートSを受け取ることができる位置まで、すなわち、シートSの先端(シートSの搬送方向の下流側の端部)が開口部250を通過するまで、シートSを移動させる。開口部250は装置本体103によって形成される。これにより、シートSを装置本体103の外部に所定の長さ、露出させることができる。なお、シートSを装置本体103の外部に露出させる所定の長さは、本実施例では30mmに設定している。この所定の長さは一例であり、ユーザが露出したシートSを掴むことができ、かつ、シートSが大きくたわまないような長さに設定すればよい。
また、トレイ221は、収容部201に収容しうる最大サイズのシートSを積載した場合にも、シートSの先端が開口部250から露出しないような長さに設定されている。トレイ221にシートSが積載されて、積載されたシートSによってセンサ231を破線の位置まで倒すと、センサ231はオンの状態となる。移動手段241によりシートSが移動されて、センサ231が実線の位置まで戻ると、センサ231はオフの状態となる。また、移動されたシートSの先端が、開口部250付近に設置されている開口部センサ236を破線の位置まで倒すことによって、センサ236はオンの状態となる。装置本体103の外部に露出されたシートSが取り除かれて、センサ236が実線の位置まで戻ると、センサ236はオフの状態となる。移動手段241は、収容部201にシートSが順次搬送されている場合には、実線で示した積載位置に位置している。一方、収容されたシートSを露出させる時は、移動手段241がシートSの搬送方向に沿って開口部250に向かって移動し、破線で示した露出位置へと移動可能な構成となっている。露出位置の場所、すなわち移動手段241の移動する距離はシートSを露出させる長さとシートSの搬送方向のサイズに応じて決定される。
図3は、収容部201の斜視図である。図3において収容部201のトレイ221は、221aと221bの2つに分割されており、図3においては不図示のアクチュエータを正逆転駆動させることで、白の矢印で示した方向に開いたり閉じたりできる。図3(A)はトレイ221を最も閉じた状態であり、幅の狭いシートSを一時的に収容する場合に用いる。図3(B)はトレイ221を少し開いた状態であり、幅の広いシートSを一時的に収容する場合に用いる。図3(C)はトレイ221を最も開いた状態であり、一時的に収容したシートSを下方に落下させる場合に用いる。落下したシートSは、鉛直方向において下側に配置された収容部202に収容される。また、図3において収容部201の移動手段241は、シートSの幅方向において2つのシート後端押圧部241a及び241bを有している。図3においては不図示のアクチュエータを正逆転駆動させることで、移動手段241は黒の矢印で示した方向に移動することができ、積載位置と露出位置の間で往復運動する。また、押圧部241a及び241bはトレイ221が開閉されることに伴い、白の矢印で示した方向にも移動することができるようになっている。すなわち、押圧部241a及び241bはトレイ221が開閉されることに伴って移動する。
収容部202と収容部203の構成も収容部201と同じである。すなわち、収容部202は、搬送ローラ212と、積載トレイ222と、シート有無センサ232と、シート移動手段242を有している。また、収容部203は、搬送ローラ213と、積載トレイ223と、シート有無センサ233と、シート移動手段243を有している。さらに、トレイ222は2つに分割されており、トレイ222を開くことでトレイ222に積載されたシートSを下方に落下させることができる。落下したシートSは、鉛直方向において下側に配置された収容部203に収容される。一方、トレイ223はユニット200において最下段のトレイのため、シートSを下方に落下させることが可能な構成にはなっていない。
(制御部と機能構成のブロック図)
図4は、本実施例における制御部と機能構成を示すブロック図である。装置100は制御部として画像形成装置制御部301を有しており、制御部301は、コントローラ302、エンジン制御部303、シート収容ユニット制御部304を備えている。
コントローラ302は、ホストコンピュータ等の外部機器300と通信を行って印刷データ352を受信し、受信した印刷データ352を、メモリ305(例えば、RAM等)に記憶する。コントローラ302は、メモリ305に記憶した印刷データ352を解析して印刷条件を作成する。印刷条件とは、シートSの供給枚数、画像が形成されたシートSの搬送先(トレイ124又はユニット200)、印刷する画像濃度等を示す情報である。そして、コントローラ302はシリアルI/Fにより、制御部303に対してデータ352から作成した印刷条件を指定する。制御部303は、コントローラ302から受信した印刷条件に従って各機構を制御する。具体的には、画像形成部101を制御してシートSに画像を形成し、供給部102や排出部104を制御してシートSの供給や排出を行う。
また、コントローラ302は、メモリ305に記憶したデータ352を解析して各収容部201〜203の収容条件や排出条件を作成する。そして、コントローラ302はシリアルI/Fにより、制御部304に対してデータ352から作成した収容条件や排出条件を指定する。収容条件とは、画像が形成されたシートSの収容先、収容するシートSの枚数等の情報である。また、排出条件とは、開口部250からシートSを露出させるために移動手段241〜243を移動させる距離等の情報である。制御部304は、コントローラ302から受信した収容条件や排出条件に従って各機構を制御する。具体的には、搬送部105を制御して画像形成されたシートを各収容部201〜203へ搬送し、移動手段241〜243を含むユニット200を制御して各収容部201〜203に収容されたシートを開口部250まで移動させる。また、操作表示部コントローラ306は、ユーザが操作表示部307にて各種設定や、排出指示を行ったものをコントローラ302に通知する制御を行う。操作表示部307は、ユーザに関する情報(例えば、各ユーザのID番号、各ユーザのパスワード等)を外部から入力可能な入力手段として機能する。IDカード読み取り手段308は読み取ったIDカードから得たユーザ情報をコントローラ302に通知する。このようにIDカード読み取り手段308も、ユーザに関する情報を外部から入力可能な入力手段として機能する。
(シート収容ユニット制御部の詳細)
図5は、本実施例における制御部304の詳細図である。制御部304はCPU350を有しており、シリアル通信手段351を介してコントローラ302と通信する。通信手段351は、CPU350とコントローラ302を複数の信号線で接続する。本実施例では、以下に説明する搬入予告信号353、収容先信号354、排出指示信号357送信するための3本の信号線を有している。
ユニット200にシートSを収容する際の制御について説明する。外部機器300を通じてデータ352がコントローラ302に通知されると、コントローラ302はメモリ305にデータ352を一旦記憶する。その後、コントローラ302は記憶したデータ352を解析し、通信手段351を介して信号353、信号354をCPU350に通知する。CPU350は通知された信号をもとに後述する各アクチュエータを制御し、印刷したシートSを各収容部201〜203へ搬送する。
次に、ユニット200からシートSを露出させる際の制御について説明する。ユーザが外部機器300又は操作表示部307、読み取り手段308にて収容部に収容されたシートSの排出を指示すると、信号357がコントローラ302に通知される。コントローラ302は排出する収容部を決定した後、通信手段351を介してCPU350に信号357を通知し、該当する収容部に収容されたシートSの排出を指示する。CPU350は通知された収容部のシートSを開口部250から装置外に露出させるように後述する各アクチュエータを制御する。
次にCPU350に接続される各アクチュエータについて説明する。
CPU350の出力端子には、モータドライバ358が接続されている。ドライバ358は搬送モータ359を駆動する。モータ359が回転することにより、ローラ211、212、213が回転し、シートSを各収容部201〜203へ搬送する。
CPU350の出力端子には、モータドライバ360が接続されている。ドライバ360は排出モータ361を駆動する。モータ361を時計回り(CW方向)に回転させると、移動手段241は開口部250に向かって移動する。モータ361を反時計回り(CCW方向)に回転させると、移動手段241は開口部250とは反対の方向に向かって移動する。また同様に、CPU350の出力端子には、モータドライバ362、364が接続されており、それぞれ排出モータ363、365を駆動する。モータ363は移動手段242を制御し、モータ365は移動手段243を制御する。
センサ231は、プルアップ抵抗366を使用し、バッファ367を介して収容部201にシートSが収容されているか否かの情報をCPU350に入力する。また同様に、センサ232は収容部202にシートSが収容されているか否かの情報をCPU350に入力し、センサ233は収容部203にシートSが収容されているか否かの情報をCPU350に入力する。
センサ236は、プルアップ抵抗375を使用し、バッファ376を介して開口部250から装置本体103の外部にシートSが露出されているか否かの情報をCPU350に入力する。
CPU350の出力端子には、切り換え部材133を切り換えるアクチュエータ(不図示)が接続されている。アクチュエータがONの状態では、シートSがガイド129の方向へ導かれるように切り換え部材133が切り換わる。アクチュエータがOFFの状態では、シートSがガイド132の方向へ導かれるように切り換え部材133が切り換わる。また、同様にCPU350の出力端子には切り換え部材134を切り換えるアクチュエータ(不図示)が接続される。アクチュエータがONの状態では、シートSがガイド130の方向へ導かれるように、OFFの状態ではガイド131の方向へ導かれるように切り換え部材134が切り換わる。CPU350はコントローラ302から通知される信号354に基づいて、切り換え部材133と134を切り換える。
CPU350の出力端子には、アクチュエータ370とアクチュエータ371が接続されている。アクチュエータ370によってトレイ221を開閉することができ、収容部201に収容されたシートSを収容部202にまとめる(移動させる)ことができる。アクチュエータ371によってトレイ222を開閉することができ、収容部202に収容されたシートSを収容部203にまとめる(移動させる)ことができる。したがって、アクチュエータ370は収容部201に収容されたシートSの全てを収容部202へ移動させるシート移動手段として機能する。そして、アクチュエータ371は収容部202に収容されたシートSの全てを収容部203へ移動させるシート移動手段として機能する。
(シート収容ユニットの動作の説明)
以上、説明した装置100において、ユーザは外部機器300又は操作表示部307から、ユニット200にシートSを一旦収容させるバッファモード、又はトレイ124にシートSを排出させる通常モードのどちらか一方を選択することができる。選択されたモードはメモリ305に記憶される。ユーザがシートSの印刷を指示した時のフローチャートを図6に示す。なお、これらのフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、ユーザが外部機器300を通じてシートSの印刷を指示すると、データ352がコントローラ302に送信される(S401)。データ352を受信すると、コントローラ302はメモリ305に記憶されている情報を参照し、バッファモードが選択されているかを確認する(S402)。バッファモードが選択されている場合、コントローラ302はユニット200にシートSを一旦収容させる(S403)。通常モードが選択されている場合、コントローラ302はトレイ124にシートSを排出させる(S404)。以上で本フローチャートの制御は終了する。また、図6のフローチャートにおいては、予めユーザがモードを選択する構成を前提としていたがこれに限定されない。例えば、ユーザが印刷を指示する度に、どちらのモードで動作するかユーザに決定させる構成であってもよい。
ユニット200にシートSを収容する際は、所定の規則に従って各収容部201〜203へシートSを振り分ける。本実施例においては、シートSのジョブ番号毎に異なる収容部へシートSを振り分ける。また、ユニット200からシートSを露出させる際は、シートSの排出を指示したユーザのシートSを開口部250から装置本体103の外部に露出させる。ユーザは外部機器300又は操作表示部307に、予め設定しておいたパスワードを入力することによって排出指示を出すことができる。または、IDカード読み取り手段308に自分のIDカードを読み取らせ、ユーザ認証を行うことによって排出指示を出すこともできる。本実施例においては上記の通り、各収容部201〜203にそれぞれの移動手段241〜243を駆動する個別のアクチュエータが設けられている。したがって、複数の収容部に同じユーザのシートSが収容されている場合にも、それぞれのアクチュエータを駆動させることで、ユーザがまとめてシートSを受け取ることが可能である。また、シートSのジョブ番号やシートSの印刷を指示したユーザの情報等はコントローラ302に設けられたメモリ305に記憶されている。コントローラ302はユーザが排出を指示するのに応じて、メモリ305を参照して排出対象のシートSを特定してユニット200に対して排出を指示する。
図7は、ユニット200の動作例を示す図である。図7の(a)において、収容部201にはユーザAのシートSが収容されており、収容部202と203にはユーザBのシートSが収容されている。収容部202には、ユーザBが印刷を指示したシートの内、ジョブ番号2のシートSが収容されており、収容部203にはジョブ番号1のシートSが収容されている。図7の(b)において、ユーザBのシートSの排出が指示されると、移動手段242及び243が開口部250に向かって移動し、シートの束SBを開口部250から露出させて停止する。このように、シートの一部が装置本体103の内部にあり、シートが開口部250から装置本体103の外部に露出している状態を露出状態と定義する。
図8に、このときの装置100の斜視図を示す。開口部250からは収容部202と203から露出されたシートの束SBの先端SB2が露出している。ユーザは、この装置本体103の外部に露出した先端SB2を掴んで引き抜くことでシートの束SBを取り出すことができる。
ここで、ユニット200はシートSを搬送するための搬送口(不図示)と収容したシートSを露出させるための開口部250を除いて、周囲を囲まれている。そして、ユニット200の周囲を囲む部材は不透明な材質でできている。従って、各収容部201〜203に収容されている状態では、各収容部のシートSに印刷された情報はユーザには見ることができない。これによって、ユーザは自分のシートSに印刷された情報を他のユーザに見られることがなくなり、情報の機密性を高めることができる。
一方、情報の機密性を高めるという意味では、IDカード等によってユーザ認証を行った後に画像形成を開始する画像形成装置が存在する。しかし、このような装置と比べて本実施例の装置100は、既に画像が形成されたシートSを各収容部201〜203から露出させる動作だけでよい。従って、ユーザ認証を行った後、画像が形成される時間を待つことなく素早くシートSを取り出すことができる。
さらに、ユーザが装置100に対して排出を指示すると、自分のシートのみを取り出すことができる。これにより、ユーザは自分のシートと他人のシートが混載したトレイ124から自分のシートを探す手間が無くなる。
(複数のシート収容部に収容されたシートをまとめる制御)
次に、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている場合に、1つの収容部にシートSをまとめて空きの収容部をつくることで、新たなシートSをユニット200に収容できるようにする制御について説明する。本実施例では、各収容部201〜203に収容できるシートSの上限枚数は20枚と設定している。
まず、表1および図9の説明を行う。図9はユニット200の構成を簡略化して示しており、それぞれの状態は表1の記載内容に対応している。状態1においては収容部201にユーザAのシートSが10枚、収容部202にユーザBのシートSが10枚、収容部203にユーザBのシートが10枚収容されている。すなわち、状態1において、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている。ここで表1および図9は、バッファモードで新たにユーザCのシートSが10枚印刷された場合を想定している。本実施例では、このような場合に、コントローラ302が収容部202と収容部203に同じユーザBのシートSが収容されていることを判断して、収容部202のトレイ222を開放させる。これによって、収容部202に収容されていたシートSが収容部203に落下し、収容部203にユーザBのシートSをまとめることができる。このようなシートSをまとめる制御によって、収容部202に空きを作った状態が、状態2である。そして、空いた収容部202に新たなユーザCのシートSを一時的に収容させ(状態3)、ユーザCの排出指示に応じて開口部250からシートSを露出させる(状態4)。これによって、ユーザCが自分のシートSを受け取ることが可能となる。
Figure 2016132523
図10のフローチャートにて、本実施例における複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御について説明する。なお、これらのフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、コントローラ302はバッファモードで新たなシートSを印刷する場合、収容部201〜203に空きがあるかどうか確認する(ステップS601)。空きがある場合、コントローラ302は新たに印刷されたシートSを空きの収容部に収容させる(ステップS604)。そして、コントローラ302はユーザの排出指示に応じて、収容部に収容されたシートSを開口部250から露出させる(ステップS605)。
空きがない場合、コントローラ302は上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されているかどうか確認する(ステップS602)。ここで、上下の収容部とは、鉛直方向において上下に並んで配置されている複数の収容部のことで、本実施例においては収容部201と収容部202、または収容部202と収容部203が該当する。同じユーザのシートSが上下の収容部に収容されていれば、コントローラ302は上の収容部(鉛直方向において上側に位置する収容部)のトレイを開いて、下の収容部(鉛直方向において下側に位置する収容部)にシートSを落下させる。これによって、上の収容部に収容されていたシートSを下の収容部にまとめることができる(ステップS603)。そして、コントローラ302は新たに印刷されたシートSを空きとなった上の収容部に収容させる(ステップS604)。そして、コントローラ302はユーザの排出指示に応じて、収容部に収容されたシートSを開口部250から露出させる(ステップS605)。
もし、上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されていなければ、シートSをまとめることができない。そのため、コントローラ302は外部機器300または操作表示部307の画面上にシートSをユニット200に収容できない旨のメッセージを表示させる(ステップS606)。この場合、コントローラ302は、新たに印刷したシートSをトレイ124へ排出するか、またはユーザAあるいはユーザBによってシートSが取り出され、ユニット200に空きの収容部ができるのを待つかユーザに選択させるようにしてもよい。
以上説明したように、全ての収容部201〜203にシートSが収容されていたとしても、同じユーザのシートSを1つの収容部にまとめて空きの収容部をつくることで、新たなシートSをユニット200に収容できるようにすることができる。したがって、全ての収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することができる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。同様の構成要素については、同一符号を付することで説明を省略する。
実施例1では、同じユーザのシートSを1つの収容部にまとめた例に対して、実施例2では同じグループのシートSを1つの収容部にまとめた例である。
まず、表2および図9の説明を行う。図9はユニット200の構成を簡略化して示しており、それぞれの状態は表2の記載内容に対応している。ここで、グループとは、会社の部署ごとに総務部門をグループ1、経理部門をグループ2、販売部門をグループ3などと割り振るなど、装置100を使用するユーザ環境によって自由に設定する。同じグループに属するユーザBのシートSをユーザCが取り出した場合、ユーザCがユーザBに取り出したシートSを手渡すことが可能である。状態1においては収容部201にユーザA(グループ1)のシートSが10枚、収容部202にユーザB(グループ2)のシートSが10枚、収容部203にユーザC(グループ2)のシートが10枚収容されている。すなわち、状態1において、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている。ここで表2および図9は、バッファモードで新たにユーザD(グループ3)のシートSが10枚印刷された場合を想定している。本実施例では、ユーザは異なるものの、コントローラ302が収容部202と収容部203に同じグループ2のシートSが収容されていることを判断して、収容部202のトレイ222を開放させる。これによって、収容部202に収容されていたシートSが収容部203に落下し、収容部203にグループ2のシートSをまとめることができる。このようなシートSをまとめる制御によって、収容部202に空きを作った状態が、状態2である。そして、空いた収容部202に新たなユーザD(グループ3)のシートSを一時的に収容させ(状態3)、ユーザDの排出指示に応じて開口部250からシートSを露出させる(状態4)。これによって、ユーザDが自分のシートSを受け取ることが可能となる。
Figure 2016132523
図11のフローチャートにて、本実施例における複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御について説明する。ステップS601〜S606については、実施例1と同様の制御で同じ番号を割り付けているので説明を省略する。実施例2ではステップS701〜S702を追加している。以下、図10のフローチャートと異なる制御について説明する。
上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されていなければ、コントローラ302は上下の収容部に同じグループのシートSが収容されているかどうか確認する(ステップS701)。そして同じグループのシートSが上下の収容部に収容されていれば、コントローラ302は上の収容部のトレイを開いて、下の収容部にシートSを落下させる。これによって、上の収容部に収容されていたシートSを下の収容部にまとめることができる(ステップS702)。一方、上下の収容部に同じユーザのシートSも、同じグループのシートSも収容されていなければ、シートSをまとめることができない。そのため、コントローラ302は外部機器300または操作表示部307の画面上にシートSをユニット200に収容できない旨のメッセージを表示させる(S606)。
以上説明したように、全ての収容部201〜203にシートSが収容されていたとしても、同じグループのシートSを1つの収容部にまとめて空きの収容部をつくることで、新たなシートSをユニット200に収容できるようにすることができる。したがって、全ての収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することができる。
(実施例3)
次に本発明の実施例3について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。同様の構成要素については、同一符号を付することで説明を省略する。
実施例1では、同じユーザのシートSを1つの収容部にまとめた例に対して、実施例3では同じ種類のシートSを1つの収容部にまとめた例である。
まず、表3および図9の説明を行う。図9はユニット200の構成を簡略化して示しており、それぞれの状態は表3の記載内容に対応している。ここで、シートSの種類とは、表面性や厚み、坪量などに基づいて決定されるいわゆる紙種のことで、具体的には薄紙、普通紙、厚紙、グロス紙などの種類がある。状態1においては収容部201にユーザAのシートS(厚紙)が10枚、収容部202にユーザAのシートS(薄紙)が10枚、収容部203にユーザAのシートS(薄紙)が10枚収容されている。すなわち、状態1において、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている。ここで表3および図9は、バッファモードで新たにユーザBのシートS(普通紙)が10枚印刷された場合を想定している。本実施例では、コントローラ302が収容部202と収容部203に同じ薄紙のシートSが収容されていることを判断して、収容部202のトレイ222を開放させる。これによって、収容部202に収容されていたシートSが収容部203に落下し、収容部203に薄紙のシートSをまとめることができる。このようなシートSをまとめる制御によって、収容部202に空きを作った状態が、状態2である。そして、空いた収容部202に新たなユーザBのシートS(普通紙)を一時的に収容させ(状態3)、ユーザBの排出指示に応じて開口部250からシートSを露出させる(状態4)。これによって、ユーザBが自分のシートSを受け取ることが可能となる。
Figure 2016132523
図12のフローチャートにて、本実施例における複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御について説明する。ステップS601及びS604〜S606については、実施例1と同様の制御で同じ番号を割り付けているので説明を省略する。実施例3ではステップS602〜S603をステップS801〜S802に置き換えている。以下、図10のフローチャートと異なる制御について説明する。
S601において収容部201〜203に空きがない場合、コントローラ302は上下の収容部に同じ種類のシートSが収容されているかどうかを確認する(ステップS801)。同じ種類のシートSが収容されていれば、コントローラ302は上の収容部のトレイを開いて、下の収容部にシートSを落下させる。これによって、上の収容部に収容されていたシートSを下の収容部にまとめることができる(S802)。そして、コントローラ302は新たに印刷されたシートSを空きとなった上の収容部に収容させる(ステップS604)。そして、コントローラ302はユーザの排出指示に応じて、収容部に収容されたシートSを開口部250から露出させる(ステップS605)。
本実施例では、シートSの種類のみに基づいてシートSをまとめるかどうか判断する例とした。もちろん、実施例1や実施例2と組み合わせて、優先順位をつけてシートSをまとめるように制御してもよい。すなわち、同じユーザでかつ同じ種類のシートSを第1、同じユーザで異なる種類のシートSを第2、同じグループで同じ種類のシートSを第3、同じグループで異なる種類のシートSを第4と優先順位をつける。そして、その順位に従ってシートSをまとめるように制御してもよい。
以上説明したように、全ての収容部201〜203にシートSが収容されていたとしても、同じ種類のシートSを1つの収容部にまとめて空きの収容部をつくることで、新たなシートSをユニット200に収容できるようにすることができる。したがって、全ての収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することができる。
(実施例4)
次に本発明の実施例4について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。同様の構成要素については、同一符号を付することで説明を省略する。
実施例1では、同じユーザのシートSを1つの収容部にまとめた例に対して、実施例4では同じサイズのシートSを1つの収容部にまとめた例である。
まず、表4および図9の説明を行う。図9はユニット200の構成を簡略化して示しており、それぞれの状態は表3の記載内容に対応している。状態1においては収容部201にユーザAのシートS(A4サイズ)が10枚、収容部202にユーザAのシートS(LETTERサイズ)が10枚、収容部203にユーザAのシートS(LETTERサイズ)が10枚収容されている。すなわち、状態1において、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている。ここで表4および図9は、バッファモードで新たにユーザBのシートS(A4サイズ)が10枚印刷された場合を想定している。本実施例では、コントローラ302が収容部202と収容部203に同じLETTERサイズのシートSが収容されていることを判断して、収容部202のトレイ222を開放させる。これによって、収容部202に収容されていたシートSが収容部203に落下し、収容部203にLETTERサイズのシートSをまとめることができる。このようなシートSをまとめる制御によって、収容部202に空きを作った状態が、状態2である。そして、空いた収容部202に新たなユーザBのシートS(A4サイズ)を一時的に収容させ(状態3)、ユーザBの排出指示に応じて開口部250からシートSを露出させる(状態4)。これによって、ユーザBが自分のシートSを受け取ることが可能となる。
Figure 2016132523
図13のフローチャートにて、本実施例における複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御について説明する。ステップS601及びS604〜S606については、実施例1と同様の制御で同じ番号を割り付けているので説明を省略する。実施例3ではステップS602〜S603をステップS901〜S902に置き換えている。以下、図10のフローチャートと異なる制御について説明する。
S601において収容部201〜203に空きがない場合、コントローラ302は上下の収容部に同じサイズのシートSが収容されているかどうかを確認する(ステップS901)。同じサイズのシートSが収容されていれば、コントローラ302は上の収容部のトレイを開いて、下の収容部にシートSを落下させる。これによって、上の収容部に収容されていたシートSを下の収容部にまとめることができる(S902)。そして、コントローラ302は新たに印刷されたシートSを空きとなった上の収容部に収容させる(ステップS604)。そして、コントローラ302はユーザの排出指示に応じて、収容部に収容されたシートSを開口部250から露出させる(ステップS605)。
本実施例では、シートSのサイズのみに基づいてシートSをまとめるかどうか判断する例とした。もちろん、実施例1や実施例2と組み合わせて、優先順位をつけてシートSをまとめるように制御してもよい。すなわち、同じユーザでかつ同じサイズのシートSを第1、同じユーザで異なるサイズのシートSを第2、同じグループで同じサイズのシートSを第3、同じグループで異なるサイズのシートSを第4と優先順位をつける。そして、その順位に従ってシートSをまとめるように制御してもよい。
以上説明したように、全ての収容部201〜203にシートSが収容されていたとしても、同じサイズのシートSを1つの収容部にまとめて空きの収容部をつくることで、新たなシートSをユニット200に収容できるようにすることができる。したがって、全ての収容部にシートが収容されている場合に、他のユーザが収容部を使用することができるようにする画像形成装置を提供することができる。
(実施例5)
次に本発明の実施例5について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。同様の構成要素については、同一符号を付することで説明を省略する。
実施例1では、同じユーザのシートSを1つの収容部にまとめた例に対して、実施例5では2つの収容部に収容されているシートSの積載枚数を考慮した例である。
まず、表5および図9の説明を行う。図9はユニット200の構成を簡略化して示しており、それぞれの状態は表3の記載内容に対応している。状態1においては収容部201にユーザAのシートSが15枚、収容部202にユーザAのシートSが10枚、収容部203にユーザAのシートSが10枚収容されている。これまで、図9の状態1においては収容部201にシートSが10枚収容されているとして説明を行ったが、本実施例においては15枚収容されている。しかし本実施例においても便宜上同じ図9を使用する。すなわち、状態1において、ユニット200の全ての収容部201〜203にシートSが収容されている。ここで表5および図9は、バッファモードで新たにユーザBのシートSが10枚印刷された場合を想定している。本実施例では、コントローラ302が収容部202と収容部203にそれぞれ収容されているシートSの合計枚数が20枚以下であることを判断して、収容部202のトレイ222を開放させる。これによって、収容部202に収容されていたシートSが収容部203に落下し、収容部203にLETTERサイズのシートSをまとめることができる。このようなシートSをまとめる制御によって、収容部202に空きを作った状態が、状態2である。そして、空いた収容部202に新たなユーザBのシートSを一時的に収容させ(状態3)、ユーザBの排出指示に応じて開口部250からシートSを露出させる(状態4)。これによって、ユーザBが自分のシートSを受け取ることが可能となる。
Figure 2016132523
図13のフローチャートにて、本実施例における複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御について説明する。ステップS601及びS604〜S606については、実施例1と同様の制御で同じ番号を割り付けているので説明を省略する。実施例3ではステップS602〜S603をステップS1001〜S1002に置き換えている。以下、図10のフローチャートと異なる制御について説明する。
S601において収容部201〜203に空きがない場合、コントローラ302は上下の収容部にそれぞれ収容されたシートSの合計枚数が、下の収容部が収容可能なシートSの上限枚数以下であるかどうかを確認する(ステップS1001)。本実施例では、収容部201と202のシートSの合計枚数は25枚となって、上限枚数をこえてしまう。そのため、コントローラ302は収容部201と202のシートSをまとめることができないと判断する。収容部202と203のシートSの合計枚数は20枚となって、上限枚数以下である。そのため、コントローラ302は収容部202と203のシートSをまとめることができると判断する。
そして、上下の収容部のシートSの合計枚数が上限枚数以下である場合、コントローラ302は上の収容部のトレイを開いて、下の収容部にシートSを落下させる。これによって、上の収容部に収容されていたシートSを下の収容部にまとめることができる(S1002)。そして、コントローラ302は新たに印刷されたシートSを空きとなった上の収容部に収容させる(ステップS604)。そして、コントローラ302はユーザの排出指示に応じて、収容部に収容されたシートSを開口部250から露出させる(ステップS605)。また、上下の収容部のシートSの合計枚数が上限枚数を超える場合、コントローラ302は外部機器300または操作表示部307の画面上にシートSをユニット200に収容できない旨のメッセージを表示させる(ステップS606)。
本実施例では、シートSの合計枚数が超えないことを考慮してシートSをまとめるかどうか判断する例とした。シートSの枚数のかわりに、シートSの厚み(積載した時の高さ)でシートSをまとめるかどうか判断しても良い。たとえば、厚紙は普通紙2枚分の厚みを有し、薄紙は普通紙の0.5枚分の厚みを有する場合、それぞれのシートSを積載した時の合計の高さが収容部の許容範囲を超えないように、シートSをまとめると、より好適である。この場合、ステップS1001およびS1002の判断を「シートSの合計枚数」から「シートSの合計の高さ」に置き換えることで、シートSのまとめ制御が可能となる。さらに、本実施例を上記の実施例と組み合わせてもよい。例えば、同じユーザのシートSであったとしても、合計枚数が収容部の上限枚数をこえるため、シートSをまとめないように制御してもよい。
以上説明したように、本実施例においては、複数の収容部に収容されているシートSの合計枚数が1つの収容部に収容できるシートSの上限枚数を超えるか否かを事前に確認する。これによって、上限枚数よりも多くの枚数のシートSが収容部にまとめられることを未然に防ぐ画像形成装置を提供できる。
(実施例6)
次に、本発明の実施例6について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。同様の構成要素については、同一符号を付することで説明を省略する。
実施例6は、シートSを1つの収容部にまとめる機会が増えるように、あらかじめ、収容部へのシートSの収容手順を工夫しておく例である。
実施例6では、図14に示すようにシート収容部を5つ有する。図14は、実施例6のシート収容ユニット200の断面図であり、実施例1で説明した図2に対して、シート収容部が3つから5つに増えている。すなわち、本実施例において、ユニット200はシート収容部201〜205を有する。それぞれの機能は、実施例1と同じにつき、説明を省略する。
表6を使って、収容部201〜205へのシートSの収容手順が重要なことを説明する。表6において、状態1では収容部201〜205のいずれにもシートSは収容されていない。本実施例において、ユーザAから10枚のシートS、ユーザBから10枚のシートS、ユーザBから10枚のシートS、ユーザAから10枚のシートSの印刷指示が順番に通知されたとする。このとき、印刷の順番通りに、ユニット200の上からシートSを収容させていくと、表6の状態2となる。ここで、新たなユーザCが5枚のシートSを印刷したい場合、上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されていないので、シートSをまとめることができない。そのため、ユニット200への新たなシートSが収容できない状態に陥る。そのため、あらかじめ、収容部201〜205へのシートSの収容手順の工夫が必要である。
Figure 2016132523
表7を使って、シートSを1つの収容部にまとめる機会が増えるように、あらかじめ、収容部へのシートSの収容手順を工夫した制御方法を説明する。本実施例では、各収容部201〜205がシートSを収容できる上限枚数は20枚と設定した。
まず、表6の状態1で示したように、表7の状態1においても各収容部201〜205はすべて空きの状態である。最初の印刷であるユーザAのシートSを10枚、最も上段に位置する収容部201に収容する(状態2)。次に、ユーザBは既にシートSが収容されているユーザAとは異なるため、ユーザBのシートSを10枚、最も下段に位置する収容部205に収容する(状態3)。続いて、ユーザAのシートSを10枚、すでにユーザAのシートSが収容されている収容部201の下段に位置する収容部202に収容する(状態4)。続いて、ユーザBのシートSを10枚、すでにユーザBのシートSが収容されている収容部205の上段に位置する収容部204に収容する(状態5)。続いて、ユーザAのシートSを10枚、すでにユーザAのシートSが収容されている収容部201と202の下段に位置する収容部203に収容する(状態6)。表7における状態6は、表6における状態2と異なり、ユーザAのシートSが収容部201〜203と上下に収容され、ユーザBのシートSが収容部204、205と上下に収容されている。したがって、ユーザ毎にシートSをまとめることが可能である。ゆえに、新たなユーザCのシートSを5枚印刷してユニット200に収容させたい場合、表7における状態7のようにユーザBのシートSをまとめて、収容部204に空きを作る。そして、表7における状態8のようにユーザCのシートSを空きの収容部204に収容させ、表7における状態9のようにユーザCのシートSを開口部250から露出させることができるようになる。
Figure 2016132523
図16のフローチャートにて、本実施例における制御について説明する。なお、これらのフローチャートに基づく制御は、図4で説明したコントローラ302等がメモリ305に記憶されているプログラムに基づき実行する。
まず、コントローラ302はバッファモードで新たなシートSを印刷する場合、収容部201〜205に空きがあるかどうか確認する(ステップS1301)。空きがない場合、コントローラ302は実施例1乃至実施例5のいずれかのシートSをまとめる制御を実行する。空きがある場合、コントローラ302はいずれかの収容部201〜205に新たなシートSの印刷を指示したユーザ(今回のユーザ)のシートSが既に収容されているか否かを確認する(ステップS1302)。今回のユーザのシートSがまだ収容されていない場合は、コントローラ302はまず最上段に位置する収容部201が空いているか確認し(ステップS1303)、空いていれば新たなシートSを収容部201に収容させる(ステップS1304)。最上段の収容部201が空いていない場合、コントローラ302は最下段に位置する収容部205が空いているか確認し(ステップS1305)、空いていれば新たなシートSを収容部205に収容させる(ステップS1306)。最下段の収容部205も空いていない場合、コントローラ302は新たなシートSを空いている適当な収容部に収容させる(ステップS1307)。
一方、今回のユーザのシートSがすでに収容されている場合、コントローラ302は今回のユーザのシートSが収容されている収容部(該当する収容部)の上または下の収容部に空きがあるかどうか確認する(ステップS1308)。空きがあれば、コントローラ302は新たなシートSをその上または下の空いている収容部に収容させる(ステップS1309)。これによって、上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されるようになり、上下の収容部に収容されたシートSをまとめることが可能な状態となる。もし、該当する収容部の上または下の収容部に空きがなければ、コントローラ302は新たなシートSを空いている適当な収容部に収容させる(ステップ1310)。
本実施例では、ユーザ毎に、最上段に位置する収容部から下方向に並ぶようにシートSを収容させるパターンと、最下段に位置する収容部から上方向に並ぶようにシートSを収容させるパターンの2種類を採用した。さらに、第3のユーザに対してちょうどまん中の収容部から上下方向に並ぶようにシートSを収容させても良い。
また、本実施例では、同じユーザのシートSが上下の収容部に収容されるように制御したが、同じグループ、同じ種類、同じサイズのシートSが上下の収容部に収容されるように制御してもよい。また、既に収容されているシートSと新たに収容されるシートSの合計枚数が、収容部の上限枚数を超えている場合は条件を満たしていても対象の収容部にシートSを収容させないように制御してもよい。
以上説明したように、シート収容ユニット200にシートSを収容させる際に、上下の収容部に同じユーザのシートSが収容されるようにシートSの収容手順を工夫することで、シートSをまとめる機会を増やすことが可能な画像形成装置を提供することができる。
(変形例)
上記の実施例においては、アクチュエータ370又は371によって、トレイ221又は222をそれぞれ開閉させることによって、ある収容部に収容されたシートSの全てを異なる収容部へ移動させる構成について説明した。しかし、これに限定されない。例えば、収容部201に収容されたシートSをローラ211によってニップし、ローラ211を逆回転させることによって、収容部201に収容されたシートSをガイド130に引き込む。そして、両面搬送路を使い、ガイド128よりも上流側の位置まで引き込んだシートSを異なる収容部(収容部202又は収容部203)に再度搬送することによって、収容部201に収容されたシートSの全てを異なる収容部に移動させる構成であってもよい。この構成によれば、鉛直方向において上下に並んだ収容部(収容部201に対しては収容部202)だけでなく、上下に並んでいない収容部(収容部201に対しては収容部203)にもシートSを移動させることができる。
また、上記の実施例においては、シートSに関する情報として、そのシートSを印刷する指示を出したユーザ、またはそのユーザが属するグループ、またはシートSの種類、サイズ等の情報に基づいて、複数の収容部に収容されたシートSをまとめる制御を行った。しかしこれに限定されない。例えば、シートSに関する情報を印刷モードとしてもよい。すなわち、帳票を印刷するモード、写真を印刷するモード、文書を印刷するモードと分けて、同じモードによって印刷されたシートSをまとめるように制御してもよい。さらに、シートSに関する情報を印刷方法としてもよい。すなわち、片面印刷されたシート、両面印刷されたシートに分けて、同じ印刷方法によって印刷されたシートSをまとめるように制御してもよい。さらに、同じ印刷物を複数の部数印刷し、部数毎に異なる収容部へ搬送された場合、同じ印刷物を後からまとめるように制御してもよい。さらに、シートSに関する情報をセキュリティレベルとしてもよい。すなわち、セキュリティレベルの高いシート、セキュリティレベルの低いシートに分けて、同じレベルをもつシートSをまとめるように制御してもよい。このようにどの情報に基づいて、シートSをまとめる制御を行うか、外部機器300や操作表示部307からユーザが設定できるように構成してもよい。
また、上記の実施例では、2つの収容部に収容されたシートSを1つの収容部にまとめる制御について説明したが、3つ以上の収容部に収容されたシートSを1つの収容部にまとめるように制御してもよい。すなわち、収容部201に収容されたシートSを収容部202に落下させ、収容部202にまとめる。その後、収容部202に収容されたシートSを収容部203に落下させ、収容部203にまとめる。以下、これを繰り返すことで、複数の空きの収容部を用意することができる。
また、上記の実施例においては、各収容部のシート移動手段について個別のアクチュエータを有しているため、それらを同時に駆動させることで、複数の収容部に収容されたシートを重ねて露出させることができる。一方で、アクチュエータを収容部の数よりも少ない数だけ設け、例えばクラッチ(不図示)等の駆動伝達切り換え手段を設けることで、1つのアクチュエータで複数のシート移動手段を選択的に移動させる構成としてもよい。
また、上記の実施例においては、コントローラ302にメモリ305が設けられていた。しかし、メモリ305はエンジン制御部303、シート収容ユニット制御部304に設けられていてもよい、又は画像形成装置制御部301内で独立して設けられていてもよい。
また、上記の実施例においては、エンジン制御部303とシート収容ユニット制御部304を分けて構成していたが、エンジン制御部303のみの構成としてもよい。その場合は、エンジン制御部303が搬送部105とシート収容ユニット200を制御すればよい。
また、本実施例においては、各収容部の下流側でシートの搬送路が合流しており、開口部を1つだけ有する構成を説明したが、複数の開口部を別途設けてもよい。そして、各収容部に収容されたシートをそれぞれ別の開口部から露出させる構成でもよい。
また、上記の実施例においては、3つの収容部が設けられている構成について説明したが、収容部の個数は3つに限定されるものではない。画像形成装置100が使用される環境、共同して使用するユーザの人数あるいは画像形成装置100のスペックに合わせて、収容部の個数を設定すればよい。
また、上記の実施例においては、シート収容ユニット200が画像形成装置100と一体となって構成されている例について説明した。一方で、シート収容ユニット200が画像形成装置100に対して着脱可能な状態で設けられていてもよい。その場合は、画像形成装置100に設けられた制御部がシート収容ユニット200の動作を制御してもよい。また、シート収容ユニット200に独立した制御部を設けて、画像形成装置100に設けられた制御部と通信して動作を制御してもよい。
また、上記の実施例においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
100 画像形成装置
101 画像形成部
103 装置本体
201、202、203 収容部
221、222、223 積載トレイ
241、242、243 シート移動手段
250 開口部
301 画像形成装置制御部
370、371 アクチュエータ

Claims (16)

  1. 開口部を形成する装置本体と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像が形成されたシートを前記装置本体の内部に収容する複数の収容部と、
    前記収容部に収容されたシートを移動させ、前記シートの一部が前記開口部から前記装置本体の外部に露出した露出状態で前記シートを停止させる第1のシート移動手段と、を有する画像形成装置において、
    前記収容部に収容されたシートの全てを前記収容部とは異なる収容部へ移動可能な第2のシート移動手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の収容部は第1の収容部と第2の収容部を含み、前記第1の収容部は前記第2の収容部に対して鉛直方向において上側に並んで配置されており、
    前記第2のシート移動手段は、前記第1の収容部に設けられた、シートが積載されるトレイを開放することによって、前記第1の収容部に収容されたシートを前記第2の収容部へ落下させ、前記第2の収容部にシートを移動させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の収容部に第1のシート、前記第2の収容部に第2のシートがそれぞれ収容されている状態で、前記第2のシート移動手段は、前記第1のシートに関する情報と前記第2のシートに関する情報に基づいて、前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させるか、又は移動させないかを判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像が形成されたシートを複数の前記収容部へ振り分けて搬送する搬送部を有し、
    前記搬送部によって画像が形成された新たなシートが搬送される時に前記第2のシート移動手段は前記判断を行い、前記第2のシート移動手段によって前記第1のシートが前記第2の収容部へ移動された場合、前記搬送部は空いた前記第1の収容部へ前記新たなシートを搬送することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成部によって画像が形成され、前記収容部を介さずに前記装置本体の外部に搬送されたシートを積載する積載部を有し、
    前記搬送部によって画像が形成された新たなシートが搬送される時に前記第2のシート移動手段は前記判断を行い、前記第2のシート移動手段によって前記第1のシートが前記第2の収容部へ移動されなかった場合、前記搬送部は前記積載部へ前記新たなシートを搬送することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1のシートの印刷を指示したユーザと、前記第2のシートの印刷を指示したユーザが同じである場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させ、それぞれの前記ユーザが異なる場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のシートの印刷を指示したユーザが属するグループと、前記第2のシートの印刷を指示したユーザが属するグループが同じである場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させ、それぞれの前記グループが異なる場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1のシートのサイズと、前記第2のシートのサイズが同じである場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させ、それぞれの前記サイズが異なる場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1のシートの種類と、前記第2のシートの種類が同じである場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させ、それぞれの前記種類が異なる場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させないことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のシートの枚数と前記第2のシートの枚数の合計枚数が、前記第2の収容部に収容可能なシートの上限枚数以下である場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させ、前記合計枚数が前記第2の収容部の前記上限枚数をこえている場合、前記第2のシート移動手段は前記第1のシートを前記第2の収容部へ移動させないことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像が形成されたシートを複数の前記収容部へ振り分けて搬送する搬送部を有し、
    前記第1の収容部に第1のシートが収容されており、前記第2の収容部にシートが収容されていない状態で、前記搬送部によって画像が形成された新たなシートが搬送される場合、前記搬送部は、前記第1のシートに関する情報と前記新たなシートに関する情報に基づいて、前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送するか、又は前記第2の収容部とは異なる収容部へ搬送するかを判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  12. 前記第1のシートの印刷を指示したユーザと、前記新たなシートの印刷を指示したユーザが同じである場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送し、それぞれの前記ユーザが異なる場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記異なる収容部へ搬送することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第1のシートの印刷を指示したユーザが属するグループと、前記新たなシートの印刷を指示したユーザが属するグループが同じである場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送し、それぞれの前記グループが異なる場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記異なる収容部へ搬送することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  14. 前記第1のシートのサイズと、前記新たなシートのサイズが同じである場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送し、それぞれの前記サイズが異なる場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記異なる収容部へ搬送することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  15. 前記第1のシートの種類と、前記新たなシートの種類が同じである場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送し、それぞれの前記種類が異なる場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記異なる収容部へ搬送することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  16. 前記第1のシートの枚数と前記新たなシートの枚数の合計枚数が、前記第2の収容部に収容可能なシートの上限枚数以下である場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記第2の収容部へ搬送し、前記合計枚数が前記第2の収容部の前記上限枚数をこえている場合、前記搬送部は前記新たなシートを前記異なる収容部へ搬送することを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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