JP6127717B2 - X線分析装置 - Google Patents

X線分析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6127717B2
JP6127717B2 JP2013110011A JP2013110011A JP6127717B2 JP 6127717 B2 JP6127717 B2 JP 6127717B2 JP 2013110011 A JP2013110011 A JP 2013110011A JP 2013110011 A JP2013110011 A JP 2013110011A JP 6127717 B2 JP6127717 B2 JP 6127717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection
detector
detection elements
sample
ray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013110011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014228474A (ja
JP2014228474A5 (ja
Inventor
哲弥 米田
哲弥 米田
隆雄 丸井
隆雄 丸井
正之 松尾
正之 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2013110011A priority Critical patent/JP6127717B2/ja
Priority to CN201410063011.4A priority patent/CN104181181B/zh
Publication of JP2014228474A publication Critical patent/JP2014228474A/ja
Publication of JP2014228474A5 publication Critical patent/JP2014228474A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6127717B2 publication Critical patent/JP6127717B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

本発明は、試料にX線を照射することにより分析を行うためのX線分析装置に関するものである。
X線分析装置には、例えば試料にX線を照射するためのX線源と、試料において回折したX線を検出する検出器とが備えられている。この種のX線分析装置の中には、X線源及び検出器を、試料を中心とする基準円(いわゆるディフラクトメータ円)上で相対移動させて分析を行うようになっているものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
図5Aは、従来のX線分析装置の構成例を示した概略図である。この例では、検出器102が、所定幅のスリットを有するスリット板121を備えている。これにより、試料Sにおいて回折したX線のうち、スリット板121のスリットを通過したX線のみが検出器102で検出されるようになっている。試料Sを中心とするディフラクトメータ円C上には、X線源101及び検出器102のスリット板121(スリット)が位置している。
分析時には、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線として、例えば試料Sが所定の角速度で回転(いわゆるθ回転)することにより、試料Sの表面に対するX線の入射角が変化する。このとき、検出器102は、回転軸線を中心にθ回転の2倍の角速度で回転(いわゆる2θ回転)する。これにより、試料Sに対するX線の入射角と、試料Sにおいて回折したX線のスリットへの入射角とが、一定の関係を維持した状態で、回折情報が得られるようになっている。
このようなX線分析装置を用いて分析を行う場合には、スリット板121を断続的に移動させることにより、スリットをディフラクトメータ円C上で移動させることとなる。しかしながら、このようにスリット板121を断続的に移動させて、各スリット位置を通過したX線を検出器102で検出する場合には、分析に時間がかかるという問題がある。そこで、近年では、複数の検出素子を有する検出器が、ディフラクトメータ円C上で移動するような構成を備えたX線分析装置が知られている。
図5Bは、従来のX線分析装置の他の構成例を示した概略図である。この例では、複数の検出素子221を基板222上に1列に配置した検出器202が用いられている。試料Sを中心とするディフラクトメータ円C上には、X線源201及び検出器202が位置している。分析時には、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線として、上述のような態様で試料S及び検出器202が回転することとなる。
検出器202は、ディフラクトメータ円Cの接線C1上に各検出素子221が並ぶように設けられている。このようなX線分析装置では、試料Sにおいて回折したX線を複数の検出素子221で一度に検出することができるため、分析時間を短縮することができる。
特開2000−35409号公報
しかしながら、上記のように複数の検出素子221をディフラクトメータ円Cの接線C1上に設けた構成では、精度よく分析を行うことができないおそれがあった。具体的には、各検出素子221のうち、ディフラクトメータ円Cと検出器202との接点C2上にある検出素子221以外は、ディフラクトメータ円C上に位置していないため、試料Sにおいて回折したX線を焦点とは異なる位置で検出することとなる。そのため、各検出素子221で検出されるX線強度に誤差が生じ、正確な回折情報を得ることができないおそれがあった。
このような問題は、上記接点C2から離れた検出素子221ほど生じやすいため、接線C1上に設けた検出素子221の数が多くなるほど、分析の精度が低下することとなる。したがって、検出器202における検出素子221の数をあまり多くすることはできず、分析時間の短縮にも限度があった。すなわち、従来のX線分析装置では、分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことは困難であった。
また、各検出素子221で検出されるX線強度に基づいて回折情報を得る際には、各検出素子221の位置情報が、回転軸線を中心とするディフラクトメータ円C上の角度情報に変換されることとなる。このとき、上記接点C2から離れた検出素子221ほど、ディフラクトメータ円Cから離間しているため、変換後の角度情報にずれが生じやすい。したがって、精度よく分析を行うためには、正確な角度補正を行う必要があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができるX線分析装置を提供することを目的とする。また、本発明は、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができるX線分析装置を提供することを目的とする。
本発明に係るX線分析装置は、試料にX線を照射するためのX線源と、複数の検出素子を有し、試料において回折したX線を各検出素子で検出する検出器と、前記X線源及び前記検出器を、試料を中心とする基準円上で相対移動させて分析を行うための移動分析機構とを備え、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円に沿って円弧上に位置しており、前記複数の検出素子を相対移動させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更するための円弧曲率変更機構と、前記X線源及び前記検出器を相対移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保ちながら、前記基準円の径を変更するための基準円変更機構とをさらに備え、前記円弧曲率変更機構は、前記基準円変更機構により前記基準円の径を変更させるのに対応させて、変更された前記基準円の曲率に対応するように、前記複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更することを特徴とする。
このような構成によれば、複数の検出素子の各検出面が基準円(ディフラクトメータ円)に沿って円弧上に位置しているため、各検出素子により、試料において回折したX線を焦点位置で検出することができる。これにより、各検出素子で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため、より正確な回折情報を得ることができる。したがって、試料において回折したX線を複数の検出素子で検出することにより分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができる。
また、複数の検出素子の各検出面が基準円に沿って円弧上に位置しているため、各検出素子の位置情報を角度情報に変換する際に、角度補正を行う必要がない。したがって、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができる。 さらに、複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更し、試料において回折したX線の各検出面に対する入射態様を変更することができるため、より幅広い態様で分析を行うことができる。
また、基準円の径を変更させるのに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更することができる。例えば、分解能を高めたい場合には、基準円の径を大きくし、これに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率半径を大きくすることができる。一方、X線強度を高めたい場合には、基準円の径を小さくし、これに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率半径を小さくすることができる。このように、各種の分析態様に応じて、複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を適切に変更し、精度よく分析を行うことができる。
前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円の中心を向いていてもよい。
このような構成によれば、試料において回折したX線が、複数の検出素子の各検出面に対して垂直に入射する。これにより、各検出素子で検出されるX線強度に誤差が生じるのをさらに効果的に防止することができるため、より精度よく分析を行うことができる。
前記検出器は、フレキシブル基板上に前記複数の検出素子を1列に配置することにより構成されていてもよい。この場合、前記フレキシブル基板を湾曲させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円に沿って円弧上に位置していてもよい。
このような構成によれば、フレキシブル基板を湾曲させるだけで、複数の検出素子の各検出面を基準円に沿って円弧上に配置し、かつ、各検出面が基準円の中心を向いた状態とすることができる。したがって、精度よく分析を行うことができるような構成を容易に実現することができる。
本発明に係る別のX線分析装置は、試料にX線を照射するためのX線源と、複数の検出素子を有し、試料において回折したX線を各検出素子で検出する検出器と、前記X線源及び前記検出器を、試料を中心とする基準球面上で相対移動させて分析を行うための移動分析機構とを備え、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面に沿って球面上に位置しており、前記複数の検出素子を相対移動させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更するための球面曲率変更機構と、前記X線源及び前記検出器を相対移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保ちながら、前記基準球面の径を変更するための基準球面変更機構とをさらに備え、前記球面曲率変更機構は、前記基準球面変更機構により前記基準球面の径を変更させるのに対応させて、変更された前記基準球面の曲率に対応するように、前記複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更することを特徴とする。
このような構成によれば、複数の検出素子の各検出面が基準球面(ディフラクトメータ球)に沿って球面上に位置しているため、各検出素子により、試料において回折したX線を焦点位置で検出することができる。これにより、各検出素子で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため、より正確な回折情報を得ることができる。したがって、試料において回折したX線を複数の検出素子で検出することにより分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができる。
また、複数の検出素子の各検出面が基準球面に沿って球面上に位置しているため、各検出素子の位置情報を角度情報に変換する際に、角度補正を行う必要がない。したがって、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができる。 さらに、複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更し、試料において回折したX線の各検出面に対する入射態様を変更することができるため、より幅広い態様で分析を行うことができる。 また、基準球面の径を変更させるのに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更することができる。例えば、分解能を高めたい場合には、基準球面の径を大きくし、これに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率半径を大きくすることができる。一方、X線強度を高めたい場合には、基準球面の径を小さくし、これに対応させて、複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率半径を小さくすることができる。このように、各種の分析態様に応じて、複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を適切に変更し、精度よく分析を行うことができる。
前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面の中心を向いていてもよい。
このような構成によれば、試料において回折したX線が、複数の検出素子の各検出面に対して垂直に入射する。これにより、各検出素子で検出されるX線強度に誤差が生じるのをさらに効果的に防止することができるため、より精度よく分析を行うことができる。
前記検出器は、フレキシブル基板上に前記複数の検出素子を格子状に配置することにより構成されていてもよい。この場合、前記フレキシブル基板を湾曲させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面に沿って球面上に位置していてもよい。
このような構成によれば、フレキシブル基板を湾曲させるだけで、複数の検出素子の各検出面を基準球面に沿って球面上に配置し、かつ、各検出面が基準球面の中心を向いた状態とすることができる。したがって、精度よく分析を行うことができるような構成を容易に実現することができる。
本発明によれば、試料において回折したX線を複数の検出素子で検出することにより分析時間を短縮することができ、かつ、各検出素子で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため精度よく分析を行うことができる。
本発明の一実施形態に係るX線分析装置の構成例を示した概略図である。 図1の検出器の構成例を示した概略図である。 図1の検出器の他の構成例を示した概略図である。 本発明の別の実施形態に係るX線分析装置の構成例を示した概略図である。 図3の検出器の構成例を示した概略図である。 従来のX線分析装置の構成例を示した概略図である。 従来のX線分析装置の他の構成例を示した概略図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るX線分析装置の構成例を示した概略図である。このX線分析装置には、試料SにX線を照射するためのX線源1と、試料Sにおいて回折したX線を検出するための検出器2とが備えられている。
X線源1及び検出器2は、試料Sを中心とするディフラクトメータ円(基準円)C上に位置している。X線源1は、ディフラクトメータ円C上に位置するX線焦点11からX線を放射するようになっている。検出器2は、基板22上に複数の検出素子21を有しており、試料Sにおいて回折したX線を各検出素子21で検出することができる。
この例では、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線として、試料S及び検出器2がそれぞれ回転可能となっている。試料S及び検出器2は、それぞれ移動分析機構3により回転され、これにより、X線源1及び検出器2をディフラクトメータ円C上で相対移動させて分析を行うことができるようになっている。移動分析機構3は、例えばモータ(図示せず)などの駆動源を備えた構成であり、試料S及び検出器2を同期させて回転させることができる。
具体的には、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線として、例えば試料Sが所定の角速度で回転(いわゆるθ回転)することにより、試料Sの表面に対するX線源1からのX線の入射角が変化する。このとき、検出器2は、回転軸線を中心にθ回転の2倍の角速度で回転(いわゆる2θ回転)する。これにより、試料Sに対するX線源1からのX線の入射角と、試料Sにおいて回折したX線の検出器2への入射角とが、一定の関係を維持した状態で、回折情報が得られるようになっている。
ただし、移動分析機構3は、静止したX線源1に対して試料S及び検出器2を回転させるような構成に限られるものではない。例えば、試料Sを静止させた状態で、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線としてX線源1及び検出器2を回転させるような構成や、検出器2を静止させた状態で、ディフラクトメータ円Cの中心Aを回転軸線として試料S及びX線源1を回転させるような構成などであってもよい。このような場合であっても、試料Sに対するX線源1からのX線の入射角と、試料Sにおいて回折したX線の検出器2への入射角とを、上記のような一定の関係を維持した状態で、回折情報を得ることができる。
X線源1は、X線距離変更機構12により、ディフラクトメータ円Cの中心Aに対して径方向に、X線源1を移動させることができるようになっている。これにより、試料Sに対するX線源1(X線焦点11)の距離を変更することができる。また、検出器2は、検出距離変更機構23により、ディフラクトメータ円Cの中心Aに対して径方向に、検出器2を移動させることができるようになっている。これにより、試料Sに対する検出器2の距離を変更することができる。
X線距離変更機構12及び検出距離変更機構23は、例えばモータ(図示せず)などの駆動源を備えた構成であり、X線源1及び検出器2を同期させて移動させることにより、試料Sに対するX線源1及び検出器2の距離を同一に保つことができる。これにより、ディフラクトメータ円Cの径を変更することができる。すなわち、X線距離変更機構12及び検出距離変更機構23は、X線源1及び検出器2を相対移動させることにより、ディフラクトメータ円Cの径を変更するための基準円変更機構として機能することとなる。
ただし、基準円変更機構は、静止した試料Sに対してX線源1及び検出器2を移動させるような構成に限られるものではない。例えば、X線源1を静止させた状態で、試料S及び検出器2を移動させるような構成や、検出器2を静止させた状態で、試料S及びX線源1を移動させるような構成などであってもよい。このような場合であっても、試料Sに対するX線源1及び検出器2の距離が同一に保たれるような構成であれば、ディフラクトメータ円Cの径を変更することが可能である。
本実施形態では、図1に示すように、検出器2の各検出素子21がディフラクトメータ円Cに沿って配置された構成となっている。以下では、その具体的な構成例について、図2A及び図2Bを参照して詳細に説明する。
図2Aは、図1の検出器2の構成例を示した概略図である。この例では、検出器2の基板22が、フレキシブル基板により構成されている。フレキシブル基板は、可撓性を有する材料により形成された基板であり、外力を加えることにより変形させ、湾曲させることができるようになっている。
複数の検出素子21は、基板22上に1列に配置されている。基板22上には、検出素子21を任意の数だけ配置することができる。各検出素子21は、試料Sにおいて回折したX線が入射する検出面21aを有しており、基板22が平坦な状態では、各検出面21aが同一面内に位置している。各検出素子21の検出面21aの幅は、例えば50μm程度である。
この例では、基板22がフレキシブル基板により構成されているため、基板22を湾曲させることにより、複数の検出素子21の各検出面21aの相対位置を変化させることができる。具体的には、基板22が湾曲されることにより、複数の検出素子21の各検出面21aが、ディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置している。この状態では、図2Aに示すように、複数の検出素子21の各検出面21aが、ディフラクトメータ円Cの中心Aを向いている。すなわち、各検出面21aが、ディフラクトメータ円Cの接線に沿って延びるように位置している。
分析時には、検出器2を移動させることにより、複数の検出素子21をディフラクトメータ円C上で断続的又は連続的に移動させ、各検出素子21の検出面21aに入射したX線強度に基づいて回折情報を得ることができる。このとき、試料Sにおいて回折したX線を複数の検出素子221で一度に検出することができるため、分析時間を短縮することができる。各検出素子21で検出されるX線強度に基づいて回折情報を得る際には、各検出素子21の位置情報が、回転軸線を中心とするディフラクトメータ円C上の角度情報に変換されることとなる。
このように、本実施形態では、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置しているため、各検出素子21により、試料Sにおいて回折したX線を焦点位置で検出することができる。これにより、各検出素子21で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため、より正確な回折情報を得ることができる。したがって、試料Sにおいて回折したX線を複数の検出素子21で検出することにより分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができる。
また、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置しているため、各検出素子21の位置情報を角度情報に変換する際に、角度補正を行う必要がない。したがって、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができる。
さらに、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ円Cの中心Aを向いているため、試料Sにおいて回折したX線が、複数の検出素子21の各検出面21aに対して垂直に入射する。これにより、各検出素子21で検出されるX線強度に誤差が生じるのをさらに効果的に防止することができるため、より精度よく分析を行うことができる。
特に、本実施形態では、フレキシブル基板により構成される基板22を湾曲させるだけで、複数の検出素子21の各検出面21aをディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に配置し、かつ、各検出面21aがディフラクトメータ円Cの中心Aを向いた状態とすることができる。したがって、精度よく分析を行うことができるような構成を容易に実現することができる。
図2Aに示すように、本実施形態では、検出器2の基板22の湾曲量を変化させることにより、複数の検出素子21を相対移動させるための基板変形機構24が、検出器2に取り付けられている。この基板変形機構24は、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率を変更するための円弧曲率変更機構として機能することとなる。
基板変形機構24の構成としては、例えば基板22の端部側を静止させた状態で中央部側を変位させる構成や、基板22の中央部側を静止させた状態で端部側を変位させる構成などが挙げられる。この場合、例えば機械的又は電気的な変位機構を用いて基板22の中央部側又は端部側を変位させることができる。
上記機械的又は電気的な変位機構としては、例えばピエゾ素子などを用いることができるが、これに限らず、ソレノイドなどのアクチュエータを用いることも可能である。また、ピエゾ素子やアクチュエータを用いた構成に限らず、例えば基板22の中央部側を真空状態で保持し、圧力変化により基板22の中央部側を変位させるような構成など、他のあらゆる態様で基板22の湾曲量を変化させることができる。
基準円変更機構を構成するX線距離変更機構12及び検出距離変更機構23により、X線源1及び検出器2が相対移動され、ディフラクトメータ円Cの径が変更された場合には、これに対応するように基板変形機構24が動作するようになっている。具体的には、変更されたディフラクトメータ円Cの曲率に対応するように、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率を変更し、ディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に各検出面21aが位置する状態を維持するようになっている。
このように、本実施形態では、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率を変更し、試料Sにおいて回折したX線の各検出面21aに対する入射態様を変更することができるため、より幅広い態様で分析を行うことができる。
特に、本実施形態では、ディフラクトメータ円Cの径を変更させるのに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率を変更することができる。例えば、分解能を高めたい場合には、ディフラクトメータ円Cの径を大きくし、これに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率半径を大きくすることができる。一方、X線強度を高めたい場合には、ディフラクトメータ円Cの径を小さくし、これに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率半径を小さくすることができる。このように、各種の分析態様に応じて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する円弧の曲率を適切に変更し、精度よく分析を行うことができる。
図2Bは、図1の検出器2の他の構成例を示した概略図である。この例では、検出器2の基板22が、ガラスエポキシ基板などのリジッド基板により構成されている。
複数の検出素子21は、基板22上に1列に配置されている。基板22上には、検出素子21を任意の数だけ配置することができる。基板22の表面には、各検出素子21の取付位置に対応付けて複数の段差面22aが形成されている。各段差面22aは、互いに平行な平坦面により形成されており、基板22の両端側から中央側に向かって徐々に低くなるように形成されている。
これにより、基板22の各段差面22aに取り付けられた各検出素子21の検出面21aは、高さが段階的に異なるように平行に配置される。この例では、複数の検出素子21の各検出面21aが、ディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置している。ここで、各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置するという概念には、図2Aに例示されるように、各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って滑らかに円弧上に位置する構成だけでなく、図2Bに例示されるように、各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って段階的に位置する構成も含まれる。
この図2Bに例示されるような構成であっても、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置しているため、各検出素子21により、試料Sにおいて回折したX線を焦点位置で検出することができる。これにより、各検出素子21で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため、より正確な回折情報を得ることができる。したがって、試料Sにおいて回折したX線を複数の検出素子21で検出することにより分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができる。
また、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ円Cに沿って円弧上に位置しているため、各検出素子21の位置情報を角度情報に変換する際に、角度補正を行う必要がない。したがって、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができる。
図3は、本発明の別の実施形態に係るX線分析装置の構成例を示した概略図である。このX線分析装置には、上記実施形態と同様に、試料SにX線を照射するためのX線源1と、試料Sにおいて回折したX線を検出するための検出器2とが備えられている。
本実施形態では、X線源1及び検出器2が、試料Sを中心とするディフラクトメータ球(基準球面)C´上に位置している。X線源1は、ディフラクトメータ球C´上に位置するX線焦点11からX線を放射するようになっている。この例では、ディフラクトメータ球C´の中心A´を回転中心として、試料S及び検出器2がそれぞれ三次元で回転可能となっている。
試料S及び検出器2は、それぞれ移動分析機構3により回転され、これにより、X線源1及び検出器2をディフラクトメータ球C´上で相対移動させて分析を行うことができるようになっている。移動分析機構3は、例えばモータ(図示せず)などの駆動源を備えた構成であり、試料S及び検出器2を同期させて回転させることができる。移動分析機構3によるX線源1及び検出器2の相対移動の態様は、上記実施形態と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図4は、図3の検出器2の構成例を示した概略図である。検出器2は、基板22上に複数の検出素子21を有しており、試料Sにおいて回折したX線を各検出素子21で検出することができる。この例では、検出器2の基板22が、フレキシブル基板により構成されている。
複数の検出素子21は、例えば矩形状の基板22上に格子状に配置されている。基板22上には、検出素子21を任意の数だけ配置することができる。各検出素子21は、試料Sにおいて回折したX線が入射する検出面21aを有しており、基板22が平坦な状態では、各検出面21aが同一面内に位置している。各検出素子21の検出面21aの幅は、例えば50μm程度である。
この例では、基板22がフレキシブル基板により構成されているため、基板22を湾曲させることにより、複数の検出素子21の各検出面21aの相対位置を変化させることができる。具体的には、図3に示すように、基板22が湾曲されることにより、複数の検出素子21の各検出面21aが、ディフラクトメータ球C´上に沿って球面上に位置している。この状態では、複数の検出素子21の各検出面21aが、ディフラクトメータ球C´の中心A´を向いている。
このように、本実施形態では、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ球C´に沿って球面上に位置しているため、各検出素子21により、試料Sにおいて回折したX線を焦点位置で検出することができる。これにより、各検出素子21で検出されるX線強度に誤差が生じるのを防止することができるため、より正確な回折情報を得ることができる。したがって、試料Sにおいて回折したX線を複数の検出素子21で検出することにより分析時間を短縮し、かつ、精度よく分析を行うことができる。
また、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ球C´に沿って球面上に位置しているため、各検出素子21の位置情報を角度情報に変換する際に、角度補正を行う必要がない。したがって、角度補正を行うことなく、精度よく分析を行うことができる。
さらに、複数の検出素子21の各検出面21aがディフラクトメータ球C´の中心A´を向いているため、試料Sにおいて回折したX線が、複数の検出素子21の各検出面21aに対して垂直に入射する。これにより、各検出素子21で検出されるX線強度に誤差が生じるのをさらに効果的に防止することができるため、より精度よく分析を行うことができる。
特に、本実施形態では、フレキシブル基板により構成される基板22を湾曲させるだけで、複数の検出素子21の各検出面21aをディフラクトメータ球C´に沿って球面上に配置し、かつ、各検出面21aがディフラクトメータ球C´の中心A´を向いた状態とすることができる。したがって、精度よく分析を行うことができるような構成を容易に実現することができる。
図3においては図示しないが、本実施形態においても、図1の場合と同様にX線距離変更機構12及び検出距離変更機構23が設けられている。この場合、X線源1は、X線距離変更機構12により、ディフラクトメータ球C´の中心A´に対して径方向に、X線源1を移動させることができる。これにより、試料Sに対するX線源1(X線焦点11)の距離を変更することができる。また、検出距離変更機構23により、ディフラクトメータ球C´の中心A´に対して径方向に、検出器2を移動させることができる。これにより、試料Sに対する検出器2の距離を変更することができる。
この場合、X線距離変更機構12及び検出距離変更機構23は、X線源1及び検出器2を相対移動させることにより、ディフラクトメータ球C´の径を変更するための基準球面変更機構として機能することとなる。
また、図3においては図示しないが、本実施形態においても、図2Aの場合と同様に検出器2の基板22の湾曲量を変化させるための基板変形機構24が設けられている。この場合、基板変形機構24は、複数の検出素子21を相対移動させることにより、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率を変更するための球面曲率変更機構として機能することとなる。
基準球面変更機構を構成するX線距離変更機構12及び検出距離変更機構23により、X線源1及び検出器2が相対移動され、ディフラクトメータ球C´の径が変更された場合には、これに対応するように基板変形機構24が動作するようになっている。具体的には、変更されたディフラクトメータ球C´の曲率に対応するように、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率を変更し、ディフラクトメータ球C´に沿って球面上に各検出面21aが位置する状態を維持するようになっている。
このように、本実施形態では、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率を変更し、試料Sにおいて回折したX線の各検出面21aに対する入射態様を変更することができるため、より幅広い態様で分析を行うことができる。
特に、本実施形態では、ディフラクトメータ球C´の径を変更させるのに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率を変更することができる。例えば、分解能を高めたい場合には、ディフラクトメータ球C´の径を大きくし、これに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率半径を大きくすることができる。一方、X線強度を高めたい場合には、ディフラクトメータ球C´径を小さくし、これに対応させて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率半径を小さくすることができる。このように、各種の分析態様に応じて、複数の検出素子21の各検出面21aが位置する球面の曲率を適切に変更し、精度よく分析を行うことができる。
ただし、検出器2の基板22は、フレキシブル基板により構成されたものに限らず、図2Bの場合と同様にリジッド基板により構成されたものであってもよい。この場合、例えば矩形状の基板22の角部側から中央部側に向かって徐々に低くなるように複数の段差面を形成し、各段差面に検出素子21を取り付けることにより、複数の検出素子21の各検出面21aをディフラクトメータ球C´に沿って球面上に配置することができる。
1 X線源
2 検出器
3 移動分析機構
11 X線焦点
12 X線距離変更機構
21 検出素子
21a 検出面
22 基板
22a 段差面
23 検出距離変更機構
24 基板変形機構
S 試料
A 中心
A´ 中心
C ディフラクトメータ円
C´ ディフラクトメータ球

Claims (8)

  1. 試料にX線を照射するためのX線源と、
    複数の検出素子を有し、試料において回折したX線を各検出素子で検出する検出器と、
    前記X線源及び前記検出器を、試料を中心とする基準円上で相対移動させて分析を行うための移動分析機構とを備え、
    前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円に沿って円弧上に位置しており、
    前記複数の検出素子を相対移動させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更するための円弧曲率変更機構と、
    前記X線源及び前記検出器を相対移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保ちながら、前記基準円の径を変更するための基準円変更機構とをさらに備え、
    前記円弧曲率変更機構は、前記基準円変更機構により前記基準円の径を変更させるのに対応させて、変更された前記基準円の曲率に対応するように、前記複数の検出素子の各検出面が位置する円弧の曲率を変更することを特徴とするX線分析装置。
  2. 前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円の中心を向いていることを特徴とする請求項1に記載のX線分析装置。
  3. 前記検出器は、フレキシブル基板上に前記複数の検出素子を1列に配置することにより構成されており、
    前記フレキシブル基板を湾曲させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準円に沿って円弧上に位置していることを特徴とする請求項2に記載のX線分析装置。
  4. 前記基準円変更機構は、前記X線源及び前記検出器を同期させて移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保つことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のX線分析装置。
  5. 試料にX線を照射するためのX線源と、
    複数の検出素子を有し、試料において回折したX線を各検出素子で検出する検出器と、
    前記X線源及び前記検出器を、試料を中心とする基準球面上で相対移動させて分析を行うための移動分析機構とを備え、
    前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面に沿って球面上に位置しており、
    前記複数の検出素子を相対移動させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更するための球面曲率変更機構と、
    前記X線源及び前記検出器を相対移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保ちながら、前記基準球面の径を変更するための基準球面変更機構とをさらに備え、
    前記球面曲率変更機構は、前記基準球面変更機構により前記基準球面の径を変更させるのに対応させて、変更された前記基準球面の曲率に対応するように、前記複数の検出素子の各検出面が位置する球面の曲率を変更することを特徴とするX線分析装置。
  6. 前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面の中心を向いていることを特徴とする請求項に記載のX線分析装置。
  7. 前記検出器は、フレキシブル基板上に前記複数の検出素子を格子状に配置することにより構成されており、
    前記フレキシブル基板を湾曲させることにより、前記複数の検出素子の各検出面が、前記基準球面に沿って球面上に位置していることを特徴とする請求項に記載のX線分析装置。
  8. 前記基準球面変更機構は、前記X線源及び前記検出器を同期させて移動させることにより、試料に対する前記X線源及び前記検出器の距離を同一に保つことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載のX線分析装置。
JP2013110011A 2013-05-24 2013-05-24 X線分析装置 Active JP6127717B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013110011A JP6127717B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 X線分析装置
CN201410063011.4A CN104181181B (zh) 2013-05-24 2014-02-24 X射线分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013110011A JP6127717B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 X線分析装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014228474A JP2014228474A (ja) 2014-12-08
JP2014228474A5 JP2014228474A5 (ja) 2015-12-17
JP6127717B2 true JP6127717B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=51962404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013110011A Active JP6127717B2 (ja) 2013-05-24 2013-05-24 X線分析装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6127717B2 (ja)
CN (1) CN104181181B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106680865B (zh) * 2017-03-08 2018-11-06 沈阳东软医疗系统有限公司 一种射线源组件的漏射线测试方法及设备
JP2018169276A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 株式会社島津製作所 X線分析装置
EP3425377B1 (en) * 2017-07-05 2022-06-01 Rigaku Corporation X-ray detector and technique of controlling the x-ray detector
CN110618148B (zh) * 2019-09-19 2021-07-06 西安交通大学 基于单色x射线单晶应力测量的调节装置及其方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8300419A (nl) * 1983-02-04 1984-09-03 Philips Nv Roentgen analyse apparaat.
JPH01285845A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Fuji Electric Co Ltd 回折x線測定装置
JPH01291148A (ja) * 1988-05-17 1989-11-22 Fuji Electric Co Ltd 回折x線測定装置
JP2973566B2 (ja) * 1991-04-25 1999-11-08 株式会社島津製作所 X線回折装置
JPH05188019A (ja) * 1991-07-23 1993-07-27 Hitachi Ltd X線複合分析装置
JPH05281161A (ja) * 1992-04-03 1993-10-29 Mc Sci:Kk X線回折装置
JP3364042B2 (ja) * 1995-04-13 2003-01-08 三菱重工業株式会社 高速x線ctシステムの検出器位置決め装置
JPH0968507A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Shimadzu Corp X線回折装置
US5724401A (en) * 1996-01-24 1998-03-03 The Penn State Research Foundation Large angle solid state position sensitive x-ray detector system
JPH1114566A (ja) * 1997-06-23 1999-01-22 Rigaku Corp X線回折測定及び蛍光x線測定のためのx線装置
JPH11258186A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Kansai Shingijutsu Kenkyusho:Kk X線による応力測定方法及び装置
JP3703125B2 (ja) * 1998-07-17 2005-10-05 株式会社リガク X線装置及びx線測定方法
JP2000258366A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Rigaku Corp 微小部x線回折装置
JP3548556B2 (ja) * 2001-12-28 2004-07-28 株式会社リガク X線回折装置
KR20050019620A (ko) * 2003-08-20 2005-03-03 삼성전자주식회사 마이크로 회절 시스템 및 이를 이용한 시료 분석방법
JP2005121528A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Rigaku Corp 2次元イメージ素子及びそれを利用した2次元イメージ検出装置並びにx線分析装置
CN100485373C (zh) * 2004-07-14 2009-05-06 西南技术工程研究所 短波长x射线衍射测量装置和方法
CN101175439B (zh) * 2005-05-12 2010-05-26 皇家飞利浦电子股份有限公司 执行超短扫描和对最新数据的更强加权的连续计算机层析成像
CN101113961A (zh) * 2006-07-27 2008-01-30 上海英迈吉东影图像设备有限公司 一种具有x射线背散射和断层扫描的成像系统

Also Published As

Publication number Publication date
CN104181181B (zh) 2017-07-14
JP2014228474A (ja) 2014-12-08
CN104181181A (zh) 2014-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6127717B2 (ja) X線分析装置
US20200337659A1 (en) X-ray phase imaging apparatus
JP6308997B2 (ja) X線検出器およびx線システム
JP5479236B2 (ja) ロータリーエンコーダ
JP5692584B2 (ja) サーボモータ製造方法、サーボモータ製造装置、サーボモータ、エンコーダ
JP2007093581A (ja) 波長分散型x線分光器
US9835571B2 (en) X-ray analyzer
US9252644B2 (en) Servomotor production method, servomotor production device, servomotor, and encoder
US11169009B2 (en) Encoder apparatus, robot apparatus, and method for measuring gap
EP2657655A2 (en) Encoder, lens apparatus, and camera
JP2017073890A (ja) 並進駆動装置、像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP5294009B2 (ja) 絶対位置検出装置および絶対位置検出装置を搭載したモータ
EP3128295A1 (en) Reflective encoder
JP2006013362A (ja) 露光装置、露光方法及び露光用マスク
JP2013164409A (ja) ポジショニングシステム、および、その方法とそれを使用する照準パターン
JP4392617B2 (ja) 免震構造物の水平変位計測装置
US10401729B2 (en) Roller mold manufacturing apparatus and method
US9366975B2 (en) Stage transferring device and position measuring method thereof
JP4955593B2 (ja) 駆動信号生成装置及び描画装置
JP2014215130A (ja) 線状体振れ測定装置および方法
JP2018169276A (ja) X線分析装置
JP5212732B2 (ja) 光学式エンコーダ
CN112013768B (zh) 用于位移测量的信号携带体装置、系统及设备
JP2007140137A (ja) 位置決め装置
JP2013088605A (ja) 位置検出装置、光学機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151029

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170327

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6127717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151