JP6124990B2 - 放熱構造及び光送受信器 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体光素子を搭載するステム、及び当該ステムにおいて当該半導体光素子を覆う円筒部を有する光分配器の熱を放熱する放熱構造、当該光分配器及び放熱構造を備えた光送受信器に関するものである。
光通信を行うデバイス(光分配器)では、性能向上とサイズダウンの市場ニーズに応えるため発熱密度が増加し、光分配器の熱を放熱する放熱構造が課題となっている。
そこで、例えば特許文献1に開示された技術では、樹脂と金属の熱伝導率の差を利用した放熱構造を光分配器に取り付けている。この放熱構造では、光分配器のステムを樹脂の伝熱部材で上下から挟み込み、ステム及び伝熱部材よりも熱膨張率が小さい金属のフレームにより上下の伝熱部材を連結することで、発熱時に樹脂が膨張するのを金属のフレームで抑えている。これにより、発熱時にステムと伝熱部材とが密着し、熱抵抗を減らすことで放熱効率を増加させている。
特開2007−273497号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、伝熱部材と筐体との接触面積が小さいために放熱効率が悪いという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光分配器の熱を効率的に放熱することができる放熱構造及び光送受信器を提供することを目的としている。
この発明に係る放熱構造は、ステム及び円筒部の側面に沿った曲面形状であり当該ステム及び当該円筒部を嵌め込み可能な受熱面、及び第1の突没部が設けられた放熱面を有する伝熱部材と、光分配器及び伝熱部材を搭載し、第1の突没部と噛み合う第2の突没部が設けられた受熱面を有する筐体とを備え、第1の突没部と前記第2の突没部との間隙間に放熱用部材を有するものである。
また、この発明に係る放熱構造は、ステム及び円筒部の側面に沿った曲面形状であり当該ステム及び当該円筒部を嵌め込み可能な受熱面、及び溝部が設けられた放熱面を有する伝熱部材と、光分配器及び伝熱部材を搭載し、溝部と噛み合う突起部が設けられた受熱面を有する筐体とを備え、第1の突没部と第2の突没部との間隙間に放熱用部材を有するものである。
この発明によれば、上記のように構成したので、伝熱部材と筐体との接触面積が増大することで放熱効率が増大し、光分配器の熱を効率的に放熱することができる。その結果、光分配器の高発熱密度化と筐体の小型化、高温化に対する動作温度範囲の拡大が実現できる。
この発明の実施の形態1に係る放熱構造の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る放熱構造の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る放熱構造の別の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態1における伝熱部材及び筐体の突没部の別の形状を示す図である。 この発明の実施の形態1における伝熱部材及び筐体の突没部の別の形状を示す図である。 この発明の実施の形態1における伝熱部材と筐体との隙間を説明する図であり、(a)上面図であり、(b)正面図である。 この発明の実施の形態2に係る放熱構造の構成を示す斜視図である。 図7のA−A線拡大断面図である。 この発明の実施の形態3に係る放熱構造の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る放熱構造の構成を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る放熱構造の構成を示す斜視図である。 図11のB−B線拡大断面図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る放熱構造2の構成を示す斜視図であり、図2は分解斜視図である。図1では、放熱構造2に光分配器1が収納された状態を示している。
まず、光分配器1の構成について説明する。
光分配器1は、CAN型のパッケージを有するものであり、発熱する半導体光素子(不図示)を内蔵している。この半導体光素子としては、例えば半導体レーザ素子(レーザダイオード)等が挙げられる。また、光分配器1は受光素子を内蔵してもよい。
この光分配器1は、図1,2に示すように、半導体光素子を搭載するための円板状のステム11と、ステム11において半導体光素子を覆う金属製の円筒部12とを有している。また、ステム11には、半導体光素子への駆動電流の供給(または、受光素子からの信号の取り出し)等に用いられる複数のリードピン13が、一部を除き当該ステム11を貫通して設けられている。
放熱構造2は、光分配器1において発生する熱を、当該光分配器1及び放熱構造2が搭載される装置(光送受信器等)の外部へ放出するための構造である。この放熱構造2は、図1,2に示すように、伝熱部材21及び筐体22から構成されている。
伝熱部材21は、光分配器1のステム11及び円筒部12を覆う大きさのブロック状の部材であり、単一部材又は複数部材から構成されている。単一の伝熱部材21を備える場合には、例えば図1に示すような構成となる。また、複数の伝熱部材21を備える場合には、例えば図3に示すような構成となる。
また、伝熱部材21は、ステム11の側面111に沿った曲面形状の受熱面211aと、円筒部12の側面121に沿った曲面形状の受熱面211bとから成る内壁を有している。この受熱面211a,211bは、光分配器1のステム11及び円筒部12を嵌め込み可能に構成されている。なお、受熱面211aとステム11の側面111との間及び受熱面211bと円筒部12の側面121との間には、接着剤や放熱グリス等の放熱用部材が介在するか、又は溶接等による金属結合が施される。
また、伝熱部材21は、受熱面211a,211bとは反対側の面(外壁)に、放熱面212a〜212cが設けられている。放熱面212a〜212cは、筐体22に、直接又は放熱グリス等を介して接触し、光分配器1で発生した熱を筐体22に伝えるための面である。また、筐体22を設けず、光分配器1及び伝熱部材21が搭載される装置(例えば光送受信器)、あるいは前記装置に搭載される部品が、放熱面212a,212bと互い違いに噛み合う突没部を含む筐体22と同様の形状であってもよい。この場合、放熱面212a〜212cは、前記装置、あるいは前記部品に直接又は放熱グリス等を介して接触し、光分配器1で発生した熱を前記装置、あるいは前記部品に伝えるための面となる。
さらに、放熱面212a,212bには、筐体22の受熱面222a,222bと互い違いに噛み合う突没部(第1の突没部)213a,213bが設けられている。この突没部213a,213bは、図1,2に示すように、ステム11及び円筒部12の軸心方向に沿った断面が凹凸形状に構成されている。
一方、筐体22は、光分配器1及び伝熱部材21を搭載するものであり、略コの字型の搭載部221が設けられている。また、この搭載部221の内壁には、伝熱部材21の放熱面212a〜212cと対向する部分に、受熱面222a〜222cが設けられている。さらに、受熱面222a,222bには、伝熱部材21の放熱面212a,212bの突没部213a,213bと互い違いに噛み合う突没部(第2の突没部)223a,223bが設けられている。この突没部223a,223bは、図1,2に示すように、ステム11及び円筒部12の軸心方向に沿った断面が凹凸形状に構成されている。
ここで、伝熱部材21の放熱面212a,212b及び筐体22の受熱面222a,222bに、互い違いに噛み合う突没部213a,213b,223a,223bを設けることで、伝熱部材21と筐体22とが接触する表面積が増加し、伝熱部材21の放熱面積と筐体22の受熱面積とが増加する。
そして、一般的に単位時間当たりに接触面を通過する熱量(Q)は、両接触面の温度(T_放熱面−T_受熱面)差と表面積(B)とに比例すると考えられる。そして、比例係数をhとすれば、熱量(Q)は下式(1)で表される。
Q=h・(T_放熱面−T_受熱面)・B (1)
したがって、上記突没部213a,213b,223a,223bを設けることで、伝熱部材21と筐体22との接触面を通過する熱量が増え、放熱効率の増加が見込める。
なお、突没部213a,213b,223a,223bは、伝熱部材21と筐体22とが噛み合い、接触面積が増加する形態であればよい。よって、突没部213a,213b,223a,223bは、図2に示すような凹凸形状に限らず、例えば図4に示すようなジグザグ形状や、図5に示すような波線形状に構成してもよい。
また、ステム11の側面111及び円筒部12の側面121と、伝熱部材21の受熱面211a,211bには上記のような突起部は設けず、伝熱部材21の放熱面212a,212bと、筐体22の受熱面222a,222bとに突没部213a,213b,223a,223bを設けることで、光分配器1の形状を変更することなく、放熱効率の増加を見込むことができる。
なお、放熱構造2において、発熱するステム11及び当該ステム11に接する円筒部12と、筐体22とを直接接触させる構造とすれば、伝熱部材21と筐体22との間に生じる隙間(空気)による放熱の妨げを減らすことができる。しかしながら、そのような構造をとることが難しい場合がある。
すなわち、光分配器1が光軸調整を要する場合、光分配器1の箱型部分(本体部分)14に対してステム11及び円筒部12を軸心方向に垂直な方向(図2に示すx軸方向、y軸方向)に動かす必要があり、この箱型部分14に対するステム11及び円筒部12の位置ずれを考慮する必要があるからである。この位置ずれは、通常の寸法公差によるずれより大きくなる。寸法公差とは、基準寸法と全く同じ寸法で加工することが不可能な場合に、実際の寸法として許される最大値と最小値との差である。そして、上記位置ずれを考慮した上で、光分配器1と筐体22とを組み立て可能とするためには、光分配器1と筐体22との間に隙間が必要となる。しかし、この隙間は、接着剤や放熱グリス等で埋めるには大きすぎる。
一方、上記位置ずれが発生しても、ステム11及び円筒部12の形状は変化しない。そこで、本発明では、光分配器1と筐体22との間に伝熱部材21を配置し、ステム11及び円筒部12と伝熱部材21との間に、可能な限り隙間ができないように構成した。これにより、隙間(空気)による放熱の妨げを減らすことができ、放熱効果を高めることができる。
なお、光軸調整による上記位置ずれ、及び各部(光分配器1、伝熱部材21及び筐体22)の寸法公差を考慮して、上記位置ずれ及び各部の寸法公差が最大値であっても、各部を組み立て可能とする必要がある。そこで、図6に示すように、伝熱部材21と筐体22との間に隙間を設けるように構成した。なお、隙間は、上記位置ずれ及び各部の寸法公差が最大値であっても各部同士がぶつからない値とする。
ここで、図6(a)に示すz軸方向の隙間は、上記各部を組み立て可能とするための隙間である。また、図6に示すx軸、y軸方向の隙間は、ステム11と円筒部12の光軸調整公差(上記各部を組み立て可能とするための隙間も兼ねる)である。また、隙間は、放熱グリス等の放熱用部材により埋められる。
そして、放熱面212a〜212cが筐体22と直接接触する場合とは、光軸調整公差、寸法公差(組立公差)が最大値(下限/上限値)の場合である。なお、放熱面212a〜212cが筐体22と接触した場合には、熱が通りやすくなるため、放熱効率が上がる。
これにより、光分配器1の箱型部分14と筐体22との位置は一定に保ちつつ、箱型部分14に対してステム11及び円筒部12の位置がずれる光分配器1を組み立て可能とすることができる。
一方、光軸調整が不要な光分配器1であれば、本発明を用いず、ステム11及び円筒部12と筐体22とを直接接触させて、放熱効果を上げることも可能かとも考えられる。しかしながら、光軸調整が不要な光分配器1にて必要な光送信パワーを得るためには、一般的に部品サイズを大きくし、高価な光分配器とする必要がある。つまり、サイズダウンという市場ニーズに答えることができない。
それに対して、本発明の構成を適用することで、必要な光送信パワーを得るために光軸を調整する小型の光分配器1を用いた光送受信器を得ることができる。これにより、光送受信機のサイズダウンを実現可能となる。
さらには、光分配器1はペルチェ素子を有することが一般的である。ペルチェ素子は、電力を消費する。それに対し、放熱構造2により放熱効率を上げることができる本発明を用いることで、ペルチェ素子を用いた冷却による消費電力を削減することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、ステム11及び円筒部12の側面111,121に沿った曲面形状であり当該ステム11及び当該円筒部12を嵌め込み可能な受熱面211a,211b、及び突没部213a,213bが設けられた放熱面212a,212bを有する伝熱部材21と、光分配器1及び伝熱部材21を搭載し、当該伝熱部材21の突没部213a,213bと噛み合う突没部223a,223bが設けられた受熱面222a,222bを有する筐体22とを備えるよう構成したので、伝熱部材21と筐体22との接触面積が増大することで放熱効率が増大し、光分配器1の熱を効率的に放熱することができる。その結果、光分配器1の高発熱密度化と筐体22の小型化、高温化に対する動作温度範囲の拡大が実現できる。
実施の形態2.
実施の形態2では、ステム11及び円筒部12が円筒形状であることを利用して、伝熱部材21の突没部213a,213b及び筐体22の突没部223a,223bを当該円筒形状に合わせた曲面形状とした場合について示す。
図7はこの発明の実施の形態2に係る光分配器1の放熱構造2の構成を示す斜視図であり、図8は図7のA−A線拡大断面図である。図7,8において、図1,2に示す実施の形態1に係る放熱構造2と同様の構成については同一の符号を付して、異なる箇所についてのみ説明を行う。
実施の形態2における伝熱部材21の突没部213a,213bは、図8に示すように、ステム11及び円筒部12の軸心に略垂直な断面が、当該ステム11及び円筒部12の側面111,121に沿った曲面形状に構成されている。また、実施の形態2における筐体22の突没部223a,223bも同様に、ステム11及び円筒部12の軸心に略垂直な断面が、当該ステム11及び円筒部12の側面111,121に沿った曲面形状に構成されている。
これにより、実施の形態1の構成に対し、図8に示す斜線部5a,5bの分だけ放熱面積が拡大するため、放熱効率の増加が見込める。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、伝熱部材21の放熱面212a,212b及び筐体22の受熱面222a,222bに突没部213a,213b,223a,223bを設けた場合について示した。それに対して、実施の形態3では、伝熱部材21の放熱面212cに溝部214a,214bを設け、筐体22の受熱面222cに当該溝部214a,214bと噛み合う突起部224a,224bを設けた場合について示す。
図9はこの発明の実施の形態3に係る光分配器1の放熱構造2の構成を示す分解斜視図である。なお図9では光分配器1の図示を省略している。図9において、図1,2に示す実施の形態1に係る放熱構造2と同一構成については同一の符号を付して、異なる箇所についてのみ説明を行う。
実施の形態3における伝熱部材21には、突没部213a,213bに代えて、図9に示すように、放熱面212cに溝部214a,214bが設けられている。また、実施の形態3における筐体22には、突没部223a,223bに代えて、受熱面222cに溝部214a,214bと噛み合う突起部224a,224bが設けられている。
これにより、伝熱部材21の溝部214aと筐体22の突起部224aとが噛み合い、溝部214bと突起部224bとが噛み合う。その結果、実施の形態1と同様に、伝熱部材21と筐体22との接触面積が増大することで放熱効率が増大し、光分配器1の熱を効率的に放熱することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3の構成において、ステム11と伝熱部材21とを接着した場合、接着剤の塗布状況により、伝熱効率が落ちる場合がある。また、接着剤が乾燥するまでに時間がかかるため、生産性が悪いという課題がある。そこで、実施の形態4では、図10に示すように、板バネ31を用いて円筒部12を伝熱部材21とともに挟み込んで固定することで、ステム11を固定するようにした。
板バネ31は、伝熱部材21に取り付け可能に構成され、円筒部12を伝熱部材21とともに挟み込んで固定することで、ステム11を固定するものである。この板バネ31は、図10に示すように、板部材をL字に折り曲げたものであり、長手方向の両端辺に伝熱部材21の係り部215a,215bに引っ掛かる曲げ部311a,311bが設けられている。
また、伝熱部材21には、板バネ31の曲げ部311a,311bが引っ掛けられる係り部215a,215bが設けられている(図12参照)。
図11に板バネ31装着時の斜視図を示し、図12に図11のB−B線拡大断面図を示す。板バネ31は、円筒部12が収納された伝熱部材21に取り付けられる。この際、板バネ31の曲げ部311a,311bを、伝熱部材21の係り部215a,215bに引っ掛ける。これにより、板バネ31は、円筒部12を伝熱部材21とともに挟み込んで固定する。なお、板バネ31を取り付けた際に伝熱部材21と当該板バネ31とで形成される空間が、光分配器1の円筒部12の直径より公差最悪時にも小さくなるように設計する。これにより、板バネ31が撓み、常に円筒部12に荷重を与えた状態で伝熱部材21と密着させることができるため、伝熱効率が安定する。また、接着剤のように乾燥する時間が要らないため、生産性が向上する。
なお、板バネ31は、伝熱部材21に取り付けた際に撓んで円筒部12に荷重を与える役目と、円筒部12の熱を伝熱部材21へ放熱する役目も持っているため、金属であることが望ましい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る放熱構造及び光送受信器は、光分配器の熱を効率的に放熱することができ、半導体光素子を搭載するステム、及び当該ステムにおいて当該半導体光素子を覆う円筒部を有する光分配器の熱を放熱する放熱構造、当該光分配器及び放熱構造を備えた光送受信器等に用いるのに適している。
1 光分配器、2 放熱構造、5a,5b 斜線部、11 ステム、12 円筒部、13 リードピン、14 箱型部分、21 伝熱部材、22 筐体、31 板バネ、111,121 側面、211a,211b,222a〜222c 受熱面、212a〜212c 放熱面、213a,213b,223a,223b 突没部(第1,2の突没部)、224a,224b 突起部、214a,214b 溝部、215a,215b 係り部、221 搭載部、311a,311b 曲げ部。

Claims (8)

  1. 半導体素子を搭載するステム、及び当該ステムにおいて当該半導体素子を覆う円筒部を有する光分配器の熱を放熱する放熱構造であって、
    前記ステム及び前記円筒部の側面に沿った曲面形状であり当該ステム及び当該円筒部を嵌め込み可能な受熱面、及び第1の突没部が設けられた放熱面を有する伝熱部材と、
    前記光分配器及び前記伝熱部材を搭載し、前記第1の突没部と噛み合う第2の突没部が設けられた受熱面を有する筐体とを備え、
    前記第1の突没部と前記第2の突没部との間隙間に放熱用部材を有する
    ことを特徴とする放熱構造。
  2. 前記第1,2の突没部は、前記ステム及び前記円筒部の軸心方向に沿った断面が凹凸形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  3. 前記第1,2の突没部は、前記ステム及び前記円筒部の軸心方向に沿った断面がジグザグ形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  4. 前記第1,2の突没部は、前記ステム及び前記円筒部の軸心方向に沿った断面が波線形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  5. 前記第1,2の突没部は、前記ステム及び前記円筒部の軸心に略垂直な断面が、当該ステム及び当該円筒部の側面に沿った曲面形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  6. 前記光分配器は、本体部分に対して前記ステム及び前記円筒部が軸心方向に略垂直な方向に動くことで光軸調整を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の放熱構造。
  7. 半導体素子を搭載するステム、及び当該ステムにおいて当該半導体素子を覆う円筒部を有する光分配器と、当該光分配器の熱を放熱する放熱構造とを備えた光送受信器であって、
    前記放熱構造は、
    前記ステム及び前記円筒部の側面に沿った曲面形状であり当該ステム及び当該円筒部を嵌め込み可能な受熱面、及び第1の突没部が設けられた放熱面を有する伝熱部材と、
    前記光分配器及び前記伝熱部材を搭載し、前記第1の突没部と噛み合う第2の突没部が設けられた受熱面を有する筐体とを備え、
    前記第1の突没部と前記第2の突没部との間隙間に放熱用部材を有する
    ことを特徴とする光送受信器。
  8. 前記光分配器は、本体部分に対して前記ステム及び前記円筒部が軸心方向に略垂直な方向に動くことで光軸調整を行う
    ことを特徴とする請求項記載の光送受信器。
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