JP6112399B2 - コネクタ及びコネクタの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタ及びコネクタの製造方法に関する。
特許文献1には従来のコネクタが開示されている。このものは、端子金具を挿入可能な前後方向に延びるキャビティを有するとともに、キャビティと連通して前後方向と交差する三方に開口するリテーナ装着部(特許文献1では「溝部」と呼称)を有するハウジングと、リテーナ装着部内に挿入され、キャビティ内に正規挿入された端子金具を抜け止め状態で係止可能なリテーナとを備えている。また、ハウジングは、リテーナ装着部を挟んだ前後両側に前部及び後部を有し、且つリテーナ装着部の上方に位置して、前部及び後部との間に架設された連結部を有している。具体的には、リテーナ装着部は、ハウジングの下面及び両側面の三面に開口している。このため、ハウジングからリテーナ装着部の両側面を覆う側壁が省略され、その分、ハウジングを幅狭にすることが可能となっている。なお、特許文献1の場合は、前部と後部との間に、リテーナ装着部の両側面を部分的に覆うブリッジ部が架設されている。
特許第4100255号公報
ところで、上記従来のコネクタにおいて、仮に、ブリッジ部が無いと、ハウジングを樹脂成形する際に、キャビティを成形するためのキャビティ成形用金型が後方に引き抜かれることにより、そのキャビティ成形用金型に後部が引きずられて、後部が連結部を支点として前部から離れる向きに開き変形するおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジングが成形時に開き変形するのを防止することを目的とする。
本発明のコネクタは、端子金具を挿入可能な前後方向に延びるキャビティを有するとともに、前記キャビティと連通して前後方向と交差する三方に開口するリテーナ装着部を有するハウジングと、前記リテーナ装着部内に挿入され、前記キャビティ内に正規挿入された前記端子金具を抜け止め状態に係止可能なリテーナとを備え、前記ハウジングは、前記リテーナ装着部を挟んだ前後両側に位置する前部及び後部と、前後方向に関して前記リテーナ装着部と同じ位置にあって前記前部及び後部をつなぐ連結部とを有し、前記後部の外面には、前記キャビティの延出方向である前後方向と交差する方向に凹むとともに、前記キャビティを避けた位置に凹部が設けられ、前記リテーナ装着部は、前記ハウジングの幅方向両端に位置する一対の側面と両側面と交差する端面とにおいて開口し、前記凹部は、前記端面の幅方向両端部に開口し、前記後部の前記端面の幅方向中央部には、幅方向に延びる突条の操作部が突設され、前記操作部の突出方向の先端面に幅方向に延びる凹所が開口しているところに特徴を有する。
ハウジングの成形時に、凹部と対応する形状をなす凹部成形用金型をセットした状態で、キャビティ成形用金型を後方に引き抜いてキャビティを成形すれば、凹部成形用金型がキャビティ成形用金型の抜き方向の力に抗するため、後部がキャビティ成形用金型に引きずられて前部に対して開き変形するのを防止することができる。
実施例1のコネクタにおけるハウジングの平面図である。 ハウジングの側面図である。 図1のA−A線断面図である。 コネクタの側面図である。 コネクタの断面図である。 ハウジングを成形する金型の断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記凹部は、幅方向に複数並列に配置された前記キャビティを挟んだ幅方向両側に対をなして配置されている。これにより、ハウジングの幅方向両端部におけるデッドスペースを有効に活用することができる。
前記凹部は、前記ハウジングの前記一対の側面と前記端面とにまたがって開口する形態とされている。したがって、凹部がキャビティを避けた位置に支障なく設置されるとともに、ハウジングの幅方向両端部におけるデッドスペースをより有効に活用することができる。
上記コネクタの製造方法であって、前記ハウジングを樹脂成形するに際し、成形空間に前記キャビティを成形するためのキャビティ成形用金型と、前記凹部に対応する凹部成形ピン及び前記凹所に対応する凹所成形ピンを有する凹部成形用金型とを互いに交差して設置して、前記成形空間に樹脂を充填し、その後、前記キャビティ成形用金型を後方に引き抜いて前記キャビティを成形し、次いで、前記凹部成形用金型を前後方向と交差する方向に引き抜いて前記凹部及び前記凹所を成形する。キャビティ成形用金型を後方に引き抜いてキャビティを成形する際には、キャビティ成形用金型と交差する凹部成形用金型によって後部が固定されているため、キャビティ成形用金型の引き抜きに追従して後部が開き変形するのを確実に防止することができる。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図6によって説明する。実施例1のコネクタは、ハウジング10と、ハウジング10に装着されるリテーナ60とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、図3を除く各図の左側を前方とし、上下方向については、図1を除く各図を基準とする。
ハウジング10はいわゆるサブハウジングとして構成され、図示しないフレームに複数収容され、その状態で図示しない相手ハウジングに嵌合可能とされている。具体的には、ハウジング10は合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように、略角ブロック状のハウジング本体11を有している。ハウジング本体11の前後方向中央部には、リテーナ装着部12が設けられている。リテーナ装着部12は、ハウジング本体11の両側面(幅方向両端に位置する一対の側面)と上面(両側面と交差(詳細には直交)する方向)の三面にまたがって開口する形態とされている。図2に示すように、リテーナ装着部12の前後方向の開口幅は、上下方向にほぼ一定とされている。
また、図2に示すように、ハウジング本体11は、リテーナ装着部12を挟んだ前後両側に位置する前部13及び後部14と、前後方向に関してリテーナ装着部12と同じ位置にあって前部13及び後部14の両下端部に連結される連結部15とを有している。前部13及び後部14は、互いにほぼ同一の前後長を有する角ブロック状の形態とされ、連結部15は、リテーナ装着部12の深さ分、前部13及び後部14よりも低背の角ブロック状の形態とされている。
また、図5に示すように、ハウジング本体11の内部には、複数のキャビティ16、17が設けられている。各キャビティ16、17は、幅方向及び高さ方向に複数並列に配置され、最下段に位置する一群のキャビティ(以下、第1キャビティ16)と、各第1キャビティ16を除く一群のキャビティ(以下、第2キャビティ17)との2種類で構成されている。図3に示すように、第1キャビティ16は、第2キャビティ17よりも大きい開口寸法を有している。そして、図5に示すように、第1キャビティ16は、前部13、連結部15及び後部14を前後方向に全長に亘って貫通する形態とされ、第2キャビティ17は、リテーナ装着部12を介して前部13及び後部14を前後方向に同軸上に貫通する形態とされている。また、第1キャビティ16も連結部15においてリテーナ装着部12と連通する位置に配置され(図1を参照)、これによって全キャビティ16、17がリテーナ装着部12と連通している。
図5に示すように、前部13における各キャビティ16、17の内面には、撓み可能なランス18が設けられている。各ランス18は、前方に向けて片持ち状に突出する形態とされ、各第2キャビティ17の内壁下面に突成されているとともに、図3に示すように、各第1キャビティ16の内壁上面に突成されている。また、各キャビティ16、17内には後方から端子金具30が挿入されるようになっている。
端子金具30は導電金属製であって前後方向に細長く延びる形態とされ、図5に示すように、筒状の箱部31と、箱部31の前端から前方に突出するピン状のタブ32と、箱部31の後方に連なるオープンバレル状のバレル部33とを有している。箱部31には抜止突起34が設けられ、抜止突起34にランス18が弾性的に引っ掛け係止されることで、端子金具30がキャビティ16、17内に一次的に抜け止めされるようになっている。また、箱部31の後端は、上下方向にほぼ沿った抜止縁35とされ、抜止縁35には後述するリテーナ60の抜止部64が係止可能とされている。タブ32は、端子金具30がキャビティ16、17内に正規挿入された状態で、ハウジング本体11の前端から前方に突出して配置され、相手ハウジングとの嵌合時に、図示しない相手端子金具に接続可能とされている。また、バレル部33は、電線90の端末部に圧着により接続され、接続された電線90はハウジング本体11の後端から後方に引き出されている。
また、図1に示すように、ハウジング本体11の両側面のうち、リテーナ装着部12の開口縁部と対応する部分は、前部13の前側の両側面及び後部14の後側の両側面よりも一段落ちたリテーナ装着面21とされている。前部13の後側の側面及び後部14の前側の側面と、リテーナ装着面21との間には、リテーナ装着面21を外側から臨むようにオーバハング状にせり出す段付き面22が位置している。また、前部13及び後部14のリテーナ装着面21には、リテーナ装着部12を挟んだ前後両縁部に、リテーナ60に対する係止突起23が設けられている。さらに、リテーナ装着面21と面一で連なる前部13の下端両側面には、フレームに抜け止め状態で係止可能な一対のフレームロック部24が突設されている(図2及び図3を参照)。
リテーナ60は合成樹脂製であって、幅方向に延びる格子状のリテーナ本体61(図5を参照)と、リテーナ本体61の幅方向両端部に連なる一対の板状の側板62(図4を参照)とを有している。リテーナ60はリテーナ装着部12内に上方から挿入され、これによってリテーナ本体61がリテーナ装着部12内に嵌合され、且つ両側板62が両リテーナ装着面21に沿って配置されるようになっている。また、リテーナ60は、リテーナ本体61の上端部がハウジング本体11の上面から上方に突き出る仮係止位置と、仮係止位置からリテーナ装着部12内に深く挿入されて、リテーナ本体61の上端部がハウジング本体11の上面とほぼ面一で連なる本係止位置とに、上下方向に移動可能とされている。
両側板62の内面には、図示しない係止部が設けられおり、この係止部がリテーナ装着面21の係止突起23に弾性的に係止されることにより、リテーナ60が仮係止位置と本係止位置とにそれぞれ留め置かれるようになっている。また、リテーナ60がリテーナ装着部12内に挿入されると、両側板62の前後両縁が段付き面22に摺接可能に配置され、段付き面22に沿ってリテーナ60の移動が案内されるようになっている。
図5に示すように、リテーナ本体61には、リテーナ60が本係止位置にあるときに、各第2キャビティ17と連通する複数の貫通孔63が形成されている。そして、各貫通孔63の内壁上面には抜止部64が突設されている。また、抜止部64は、リテーナ本体61の下面における各貫通孔63と対向する位置にも突設されている。ここで、リテーナ60が仮係止位置にある場合には、各抜止部64が対応するキャビティ16、17内から退避して配置され、これによって各キャビティ16、17内への端子金具30の挿入動作が許容される。一方、リテーナ60が本係止位置に押し込まれると、各抜止部64が対応するキャビティ16、17内に進入して、各キャビティ16、17内に正規挿入された端子金具30の抜止縁35に抜止部64が係止可能に配置され、これによって端子金具30が各キャビティ16、17内に二次的に抜け止めされるようになっている。
前部13の両側面及び後部14の両側面には、高さ方向に関して互いに同じ位置に、前後方向に延びる1対ずつのリブ25が突設されている(図1ないし図3を参照)。リブ25は、断面アリ状の形態とされ、相手ハウジングとの嵌合時に図示しないフレームの溝にアリ嵌合されるようになっている。
また、図1に示すように、ハウジング本体11の後部14の後端における上面の幅方向中央部には、操作部26が突設されている。操作部26は、幅方向に延びる突条の形態をなし、その上面に凹所27が形成されている。凹所27は、平面視して幅方向に延びる長円形の形状とされている。ハウジング10の組み付けに際し、操作部26を手押しすることにより、フレーム内にハウジング10を押し込むことが可能となっている。この場合、凹所27によって指先の引っ掛かりが作られる。
さらに、ハウジング本体11の後部14の後端部における上面の幅方向両端部には、一対の凹部28が開設されている。両凹部28は、図3に示すように、各キャビティ16、17とは連通しないものの、高さ方向に関して最上段の各第2キャビティ17と重なる深さを有し、最上段の各第2キャビティ17を挟んだ幅方向両側に配置されている。また、両凹部28は、ハウジング本体11の後部14の上面に加えて、ハウジング本体11の後部14の両側面にも開口する形態とされ、言い換えれば、ハウジング本体11の後部14の上面から両側面にまたがって開口する形態とされている。なお、凹部28の前後方向及び幅方向の開口幅は、上下方向にほぼ一定とされている。また、図2に示すように、操作部26及び後部14のリブ25は、前後方向に関して凹部28と重なる位置としている。
次に、実施例1のコネクタにおけるハウジング10の製造方法及び作用について説明する。
図6に示すように、ハウジング10を射出成形するに際し、リテーナ装着部12及び凹部28を成形するための可動型(以下、凹部成形用金型51)と、各キャビティ16、17を成形するための可動型(以下、キャビティ成形用金型52)とが、成形空間53にセットされる。
この場合、凹部成形用金型51には、リテーナ装着部12の凹形状に対応する凸形状をなすリテーナ装着部成形ピン54と、凹部28の凹形状に対応する凸形状をなす一対の凹部成形ピン55と、凹所27の凹形状に対応する凸形状をなす図示しない凹所成形ピンとが、下方に突出して一体に形成されている。また、キャビティ成形用金型52には、各キャビティ16、17の凹形状に対応する凸形状をなす複数のキャビティ成形ピン56が、前後方向に延出して形成されている。
リテーナ装着部成形ピン54、両凹部成形ピン55及び凹所成形ピンは、成形空間53に上下方向に沿って配置され、各キャビティ成形ピン56は、成形空間53に前後方向に沿って配置される。つまり、凹部成形用金型51とキャビティ成形用金型52とは、成形空間53内で互いに交差している。
凹部成形用金型51とキャビティ成形用金型52とがセットされた状態で、成形空間53に樹脂が充填される。その後、キャビティ成形用金型52が後退して、各キャビティ成形ピン56が後方にスライドして引き抜かれる。このとき、各キャビティ成形ピン56に樹脂が食い付き、それに伴って後部14が後方に引きずられ、もって後部14が連結部15を支点として前部13から離れるように開き変形するおそれがある。しかし、実施例1の場合、各キャビティ成形ピン56が後方に引き抜かれる間、凹部成形用金型51が可動せずに留め置かれ、両凹部成形ピン55及び凹所成形ピンが各キャビティ成形ピン56の引き抜き方向と交差(詳細には直交)する方向に突出して後部14を係止する状態にあるため、後部14が各キャビティ成形ピン56に引きずられるのが防止され、ひいては後部14が前部13に対して開き変形するのが防止される。そして、キャビティ成形用金型52が後退して各キャビティ成形ピン56が引き抜かれることにより、ハウジング10に各キャビティ16、17が成形される。この場合、後部14が開き変形せずに前部13との間に適正な位置関係を保つことにより、各第2キャビティ17がリテーナ装着部12を介して前後方向の同軸上の位置に適性に形成されることになる。
続いて、凹部成形用金型51が上昇して、両凹部成形ピン55及び凹所成形ピンが上方にスライドして引き抜かれ、これによって両凹部28及び凹所27が成形される。さらに全体の型開きによってハウジング10が取り出される。こうして成形されるハウジング10のリテーナ装着部12内にはリテーナ60が挿入され、各キャビティ16、17内には端子金具30が挿入される。各キャビティ16、17内に端子金具30が挿入された後、リテーナ60が本係止位置に押し込まれ、その状態で、ハウジング10が図示しないフレームに収容される。さらに、フレームに収容されたハウジング10は、図示しない相手ハウジングに嵌合され、もって端子金具30が図示しない相手端子金具と導通接続されるようになっている。
以上説明したように、実施例1によれば、凹部28が各キャビティ16、17を避けてハウジング10の後部14の上面に開口する形態とされているため、キャビティ成形用金型52の各キャビティ成形ピン56が後方に引き抜かれたときに、その引き抜き方向の力に抗するように、凹部成形用金型51の凹部成形ピン55が後部14に係止され、これにより、後部14が前部13に対して開き変形するのが防止される。
また、凹部28が幅方向に複数並列に配置された各第2キャビティ17を挟んだ幅方向両側に対をなして配置されているため、ハウジング10の幅方向両端部におけるデッドスペースが有効に活用される。しかも、凹部28がハウジング10の両側面にも開口する形態とされているため、凹部28がキャビティ16、17を避けた位置に支障なく設置され、ハウジング10の幅方向両端部におけるデッドスペースがより有効に活用される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)凹部は、ハウジング本体の両側面には開口せず、ハウジング本体の上面のみに開口する形態であってもよい。
(2)リテーナは、本係止位置へ向けて斜め前方に押し込まれる構成であってもよい。この場合、リテーナによって半挿入状態の端子金具がキャビティ内の正規挿入位置に押し込まれる構成であるとなおよい。
(3)リテーナ装着部は、ハウジング本体の前後方向中央部よりも前側又は後側に偏った位置に配置されるものであってもよい。
(4)ハウジングは、ロックアーム又はロック突起を有し、フレームに収容されること無く相手ハウジングに直接嵌合され、ロックアーム又はロック突起によって相手ハウジングとの嵌合状態が保持される構成であってもよい。
10…ハウジング
11…ハウジング本体
12…リテーナ装着部
13…前部
14…後部
15…連結部
16…第1キャビティ(キャビティ)
17…第2キャビティ(キャビティ)
27…凹所
28…凹部
30…端子金具
51…凹部成形用金型
52…キャビティ成形用金型
53…成形空間
54…リテーナ装着部成形ピン
55…凹部成形ピン
56…キャビティ成形ピン
60…リテーナ

Claims (4)

  1. 端子金具を挿入可能な前後方向に延びるキャビティを有するとともに、前記キャビティと連通して前後方向と交差する三方に開口するリテーナ装着部を有するハウジングと、
    前記リテーナ装着部内に挿入され、前記キャビティ内に正規挿入された前記端子金具を抜け止め状態に係止可能なリテーナとを備え、
    前記ハウジングは、前記リテーナ装着部を挟んだ前後両側に位置する前部及び後部と、前後方向に関して前記リテーナ装着部と同じ位置にあって前記前部及び後部をつなぐ連結部とを有し、
    前記後部の外面には、前記キャビティの延出方向である前後方向と交差する方向に凹むとともに、前記キャビティを避けた位置に凹部が設けられ、
    前記リテーナ装着部は、前記ハウジングの幅方向両端に位置する一対の側面と両側面と交差する端面とにおいて開口し、
    前記凹部は、前記端面の幅方向両端部に開口し、
    前記後部の前記端面の幅方向中央部には、幅方向に延びる突条の操作部が突設され、前記操作部の突出方向の先端面に幅方向に延びる凹所が開口していることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記凹部は、幅方向に複数並列に配置された前記キャビティを挟んだ幅方向両側に対をなして配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記凹部は、前記ハウジングの前記一対の側面と前記端面とにまたがって開口する形態とされていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタの製造方法であって、
    前記ハウジングを樹脂成形するに際し、成形空間に前記キャビティを成形するためのキャビティ成形用金型と、前記凹部に対応する凹部成形ピン及び前記凹所に対応する凹所成形ピンを有する凹部成形用金型とを互いに交差して設置して、前記成形空間に樹脂を充填し、その後、前記キャビティ成形用金型を後方に引き抜いて前記キャビティを成形し、次いで、前記凹部成形用金型を前後方向と交差する方向に引き抜いて前記凹部及び前記凹所を成形することを特徴とするコネクタの製造方法。
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