JP6109492B2 - Nf平膜とその製造方法 - Google Patents
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さらに代表的なポリアミド系、あるいはポリイミド系の逆浸透膜やナノ濾過膜は耐熱性が低く加熱処理による熱水殺菌等を行いにくい問題があった。
段落0021には、液体分離膜の表面のゼータ電位(pH6−8)は負であることが好ましいと記載されている。
さらに本発明は、前記NF平膜を有する膜モジュール、前記NF平膜を有する膜モジュールを備えた水処理装置を提供することを課題とする。
基材とその上に形成されたスルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを含む混合物からなる層を有する平膜基材にカチオン性ポリマーが結合されたものである、NF平膜を提供する。
上記のNF平膜の製造方法であって、
基材上にスルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを含む混合物からかなる層を形成して平膜基材を得る工程と、
前記工程で得られた平膜基材とカチオン性ポリマーの水溶液を接触させる工程を有している、NF平膜の製造方法を提供する。
本発明の平膜型NF膜(NF平膜)は、基材とその上に形成されたスルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを含む混合物からなる層を有する平膜基材にカチオン性ポリマーが結合されたものである。
ここで「結合された」とは、前記平膜(平膜基材)に対してカチオン性ポリマーが単に付着されているものではなく、膜製造段階での水洗でも脱落せず、さらに長期運転でも濾過性能の減少が殆どない程度にまで強く結合された状態であることを意味する。
結合状態の詳細は不明であるが、スルホン化ポリエーテルスルホンのスルホ基とカチオン性ポリマーの間でイオン結合されている状態や、平膜(平膜基材)の細孔内にカチオン性ポリマーが浸透して保持されている状態が含まれると考えられる。
基材は、耐水性のほか、可撓性があるものが好ましく、不織布、織布、プラスチックシート等からなるものを使用することができる。基材の厚みは、80〜300μmが好ましく、100〜200μmがより好ましい。
スルホン化ポリエーテルスルホンのスルホン化度(置換度)は、0.04〜0.22が好ましく、0.06〜0.20がより好ましく、0.10〜0.18がさらに好ましい。スルホン化度が前記範囲内であると、内圧式の中空糸型NF膜にしたときの硬度成分の除去率と純水透過係数の両方を高めることができる。
両成分の割合が前記範囲内であると、NF平膜の硬度成分の除去率と純水透過係数の両方を高めることができる。
また、酸型のものを用いることにより、ドープ溶液中の異物ゲル量が減り、得られる中空糸膜の膜リークが少なくなる効果も得られる。
さらに、酸型のものの場合、平膜の膜強度が高まるため、長期使用においてもより安定性が向上した分離膜を得ることができる。
ポリジアリルジアルキルアンモニウム塩としては、ポリジアリルジアルキルアンモニウムクロリドが好ましい。
ポリジアリルジメチルアンモニウム塩の分子量は、5,000〜300,000の範囲が好ましい。
ポリジアリルジアルキルアンモニウム塩(ポリジアリルジアルキルアンモニウムクロリド)は、日東紡社製の品番PAS-H-1L(分子量8,500)、品番PAS-H-5L(分子量40,000)、品番PAS-H-10L(分子量200,000)等の市販品を使用することもできる。
=〔1−(透過液中の硬度成分量)/{(供給液中の硬度成分量+濃縮液中の硬度成分量)/2}〕
このため、硬度成分除去率と純水透過係数をバランス良く高いレベルで維持させる観点から、硬度成分除去率を40%以上に維持し、純水透過係数を5L/m2h・0.1MPa以上に維持することが好ましい。
本発明のNF平膜は、軟水製造器、海水淡水化の前処理装置、人工透析用等の医療用精製水製造の前処理装置、浄水器等に適用することができる。
製膜溶液は、スルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを溶媒に溶解させて調製する。
溶媒にスルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを一緒に添加して溶解させてもよいが、溶媒に先にスルホン化ポリエーテルスルホンを添加溶解させた後、ポリエーテルスルホンを添加溶解させることが望ましい。
溶媒は、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、N、N・ジメチルホルムアミド等を使用することができる。
スルホン化ポリエーテルスルホンは5〜20質量%が好ましく、8〜15質量%がより好ましく、
ポリエーテルスルホンは10〜30質量%が好ましく、15〜25質量%がより好ましく、
溶媒は合計で100質量%とする調整量である。
さらには、膜強度を高めるため、製膜溶液中の総ポリマー成分濃度(スルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンの合計濃度)が20〜40質量%であることが好ましく、25〜35質量%であることがより好ましい。
平膜基材は、基材(不織布等)に製膜溶液を塗布する方法、基材(不織布等)を製膜溶液中に浸漬する方法等を適用することができる。
塗布法を適用する場合、好ましくは脱泡した製膜溶液(必要に応じて加温する)を基材面積100cm2に対して1〜20ml程度塗布することができる。
浸漬法を適用する場合、好ましくは脱泡した製膜溶液(必要に応じて加温する)中に平膜基材が完全に浸かった状態で1〜30分間保持することができる。
塗布法、あるいは浸漬法によって得られた平膜基材は、直ちに加温した水中に浸漬することにより相分離法で膜分離機能層が形成され、その後、室温の純水に浸漬して、湿潤状態で次工程に備えることが好ましい。
カチオン性ポリマー水溶液中のカチオン性ポリマー濃度は、5〜50質量%の範囲にすることができる。
(I)平膜基材をカチオン性ポリマー水溶液中に浸漬する方法、
(II)カチオン性ポリマー水溶液を平膜基材で濾過する方法、
のいずれかの接触方法を適用することが好ましい。
前記水溶液中のカチオン性ポリマー濃度が高い場合と低い場合では、濃度が高いほど接触時間を短くすることができる。
前記温度が高い場合と低い場合では、温度が高いほど接触時間を短くすることができる。よって、室温(10〜30℃)よりも高い温度で接触させることが好ましい。
接触させる場合には、平膜基材の内部に含まれる空気を除くための減圧による脱泡処理をすることもできる。
水洗工程は、加熱工程後の平膜又は膜モジュール内の平膜を水洗して、未反応のカチオン性ポリマーを除去する工程である。
水洗方法は特に制限されるものではなく、流水洗浄、洗浄水を循環させる流水循環洗浄、浸漬洗浄、浸漬撹拌洗浄等を適用することができる。
浸漬洗浄を適用するときには、平膜の体積に対して30〜300倍量程度の水(水道水、イオン交換水等)中に、前記平膜を1〜20時間浸漬する方法を適用することができる。
本発明の膜モジュールは、上記したNF平膜を有するものであり、シート型、スパイラル型、回転平膜型等にすることができる。
具体的には、特開2004−8958号公報に記載されたスパイラル型のナノ濾過膜モジュール(図3)を挙げることができる。
本発明の水処理装置は、本発明のNF平膜を有する膜モジュールを備えた装置であり、前記膜モジュールと共に、他の膜装置(RO膜装置、UF膜装置等)、活性炭処理装置、プレフィルター、UV装置、凝集装置等の公知の水処理用の各種装置と組み合わせることができる。
例えば、特開2010−58101号公報に記載の低濃度海水の製造方法の発明を実施するための図1に示された装置、特開2002−292248号公報に記載のミネラル液の製造方法を実施するための図1〜図4に示された装置、特開2009−39696の医療用精製水の製造方法を実施するための図1に示された装置、特表平11−504564号公報に記載の水性溶液のナノ濾過方法を実施するための図1に示された装置のNF膜モジュールとして本願発明のNF平膜モジュールを使用することができる。
精製、乾燥後のスルホン化ポリエーテルスルホンを重水素化ジメチルスルホキシドに溶解し、600MHz H-NMR(BRUKER AVANCE 600)より測定した。1H- NMRスペクトルで得られた芳香環水素のピーク積分値及び下式(1)より、スルホン化度(置換度)(%)を算出した。
スルホン化度(置換度)(%)
={[8.2〜8.5ppmの積分値(図1中の(1))/{([6.8〜8.2ppmの積分値(図1中の(2)〜(5))-[8.2〜8.5ppmの積分値]×2]/4+[8.2〜8.5ppmの積分値])×10
純水透過係数(PWP)は攪拌式セル(ミリポア社製)を用いて測定した。セルの原水側から水道水を0.2MPaで供給し、約240分間運転して安定状態になった後、平膜から一定時間に透過する水道水の質量を測定した。この質量を採取時間(h)、平膜内表面の膜面積(m2)、圧力(0.2MPa)で除して、純水透過係数〔L/m2・h・0.1MPa〕を求めた。
硬度成分の除去率(脱塩率)は、攪拌式セル(メルクミリポア社製、Amicon8200型)を用いて測定した。セル容量は180ml、有効膜面積28.7cm2であり、このセルに20L原水タンクを接続して、連続通液運転した。
セルの原水タンクから水道水を0.2MPaで供給し、平膜から一定時間に透過する水道水の質量を測定した。
安定状態の下(前記の濾過条件で約240分間運転した後)、供給液、透過液及を採取し、全硬度分の測定により硬度を測定した。
全硬度分は、ドロップテスト(共立理化学研究所社製、WAD−TH)を用いて測定を行った。試料液それぞれの硬度測定値を用いて、下記式から硬度成分除去率(%)を求めた。
硬度成分除去率
=〔1−(透過液中の硬度成分量)/(供給液中の硬度成分量)〕
膜のゼータ電位は、ゼータ電位測定システムELSZ(大塚電子株式会社製)を用いて、電気泳動光散乱法により測定した。
具体的には,平板試料用セルユニット(大塚電子株式会社製)に膜を設置し、モニター粒子(大塚電子製)を分散させたpH=6〜7、10mMNaCI水溶液でセルを満たし電気泳動測定を行い,ゼータ電位を算出した。
(製膜溶液の調製工程)
ジメチルスルホキシド(DMSO)68質量%量にスルホン化度(置換度)0.18の酸型スルホン化ポリエーテルスルホン(SPES)9質量%量を加え、90℃で約1時間加熱して溶解させた。
次に、前記溶液にポリエーテルスルホン(PES)(住友化学(株)製,住化エクセル5003)23質量%量を加え、90℃で約6時間加熱溶解して、製膜溶液を得た。
その後、製膜溶液を90℃で15時間かけて脱泡した。
脱泡した製膜溶液10mlを60℃にして、基材となる不織布(日本バイリーン社製、MF90,厚さ150μm)300cm2にバーコーターにて室温で塗布した。製膜溶液を塗布した不織布を60℃の揖保川河川水の凝集沈殿後砂ろ過水に浸漬させて相分離法にて平膜基材を作製した。その後、室温の純水に浸して15時間静置した。平膜基材における分離膜機能層の厚みは、100μmであった。
平膜基材をポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド(DADMAC)(日東紡社製、PAS−H−5L)2.8質量%量の水溶液(80℃)中で3時間、平膜基材が前記水溶液に完全に浸かった状態で浸漬させた。
その後、流水(水道水)に30分浸して余剰のポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドを落として、さらにイオン交換水に15時間浸漬させた。
平膜基材を2.8質量%量の水溶液に40℃3時間に浸漬させたこと以外は実施例1と同様にして、NF平膜を作製した。
分子量200,000のポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド(DADMAC)(日東紡社製、PAS−H−10L)を使用した以外は実施例1と同様にして、NF平膜を作製した。
平膜基材を分子量200,000のポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド(DADMAC)1質量%量の水溶液に浸漬させたこと以外は実施例1と同様にして、NF平膜を作製した。
平膜基材をポリジアリルアミン塩酸塩(DAA−HCl)(日東紡社製、PAS−21CL)に浸漬させたこと以外は実施例1と同様にして、NF平膜を作製した。
実施例1で得た平膜基材を比較例1の平膜とした。
なお、実施例1において、流水で30分間洗浄し、さらにイオン交換水中に15時間浸漬して余剰のポリジアリルジメチルアンモニウムクロリド(DADMAC)を洗浄したことからも確認できるとおり、平膜基材とカチオン性ポリマーは強く結合されているものである。
実施例1〜4(カチオン性ポリマーとしてポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドを使用)と、実施例5(カチオン性ポリマーとしてポリジアリルアミン塩酸塩(DAA−HCl)を使用)では、実施例1〜4の方がPWPと脱塩率のバランスが良かった。
実施例3、5、比較例1のNF平膜を使用して、「(3)硬度成分の除去率(脱塩率)」で用いた平膜セルを用いて長期運転試験を行った。
長期運転試験で用いた原水は、兵庫県姫路市網干地区の水道水(硬度50)である。
実施例3のNF平膜を備えた膜モジュールを使用した長期濾過運転においても、安定した硬度成分除去率を示した。
実施例3(カチオン性ポリマーとしてポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドを使用)と、実施例5(カチオン性ポリマーとしてポリジアリルアミン塩酸塩を使用)では、実施例3の方が時間経過によるPWPと脱塩率の変化が小さかった。
この事実から、本発明のNF平膜では、平膜基材とポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドが強く結合されていることと、平膜基材とポリジアリルジメチルアンモニウムクロリドの結合力の方が、平膜基材とポリジアリルアミン塩酸塩との結合力よりも高いことが確認できる。
製膜溶液を次の方法で調製したほかは、実施例1と同様にして、NF平膜を作製した。 ジメチルスルホキシド(DMSO)65質量%量にスルホン化度(置換度)0.18の酸型スルホン化ポリエーテルスルホン(SPES)10質量%量を加えて加熱溶解させた。
次に、前記溶液にポリエーテルスルホン(PES)(住友化学(株)製,住化エクセル5003)25質量%量にして加熱溶解して製膜溶液を得た。
90℃の熱水中に、1時間、3時間、9時間浸漬した前記のNF平膜を使用して、脱塩率とPWPを測定した。結果を表3に示す。
Claims (2)
- 基材とその上に形成されたスルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンを含み、ポリビニルピロリドンを含まない混合物からなる層を有する平膜基材にカチオン性ポリマーが結合されたものである、NF平膜であって、
スルホン化ポリエーテルスルホンとポリエーテルスルホンの合計量中の含有割合が、スルホン化ポリエーテルスルホン20〜50質量%、ポリエーテルスルホン80〜50質量%であり、
スルホン化ポリエーテルスルホンのスルホン化度が0.10〜0.18であり、
カチオン性ポリマーが、ポリジアリルジアルキルアンモニウム塩、ポリジアリルアミン無機酸塩から選ばれるものである、NF平膜。 - 回収率10%の運転条件において、下記式から求められる硬度成分除去率が75%以上である、請求項1記載の内圧式のNF平膜。
硬度成分除去率
=〔1−(透過液中の硬度成分量)/{(供給液中の硬度成分量+濃縮液中の硬度成分量)/2}〕
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